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人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>@24 トラヴィス

さあ……じゃねえんじゃ。
食えんならいいけど」
「余らせてゴミにすんのは勿体ないってだけだ。食ったらすぐ行くからお構いなく」

言われた通り、席には座る。少年がそっけないのは誰にでもそうだ。それに加え、あなたの雰囲気や物腰にはどこか不慣れそうな、居心地が悪そうにもしている。

「む……っ!?」

食べるのに夢中だったか、流れるように自然と伸ばされる手に拒否をするのも忘れていたか、頭を撫でるのは容易かった。耳をなぞる感触にびくりと肩が跳ねる。スキンシップが留まらないと察した刹那、反射的に体は動く。
──驚いてあらぬ方向へ放ったフォーク
──宙に舞う寿司
──風を切る少年のてのひら。いわゆるビンタ。
あなたに反射神経があるのなら、きっと避けられる程度の。

「──な」
「な、な、……なにすんだよ!この……ドスケベ!」


喧騒の中へと吸い込まれる叫び。
思わず出た手が避けられようが、避けられまいが、あわてて立ち上がり、少年は顔を真っ赤にした。過剰ともいえる反応。
(69) 2021/10/16(Sat) 3:48:51

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>67 ユピテル

「ゴミから集めて作ったような服しか許されてねえって、ずいぶん下賤なご身分だね。物乞いでもするんならちょうどいい服だな」

パーティ会場で物乞いをする人はさすがに見たことはない。
だから少年にそのつもりがなくとも、ただの嫌味にしかならなかった。

「試しに今外に出てみればいい。ホントに帰れねえからな。ずっと昼間だし、奇妙な館だよ」

その口ぶりは、何度か試したことがあるようだった。
出られないのは、少なくとも、少年が滞在している数週間の話だ。
それより前の話は、知る由もない。滞在している間だって逃している可能性もあった。
(70) 2021/10/16(Sat) 3:54:49

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>72 ユピテル

「……そうかよ。しないで済むんならそれがいい」

期間限定、よくわからんなと怪訝にはするが、初対面の相手に多くはたずねなかった。

「アンタにはお月さまが見えてんのか。それと出口、逆」

逆方向へ行く、つぎはぎだらけの服をつまんで引っ張った。
(73) 2021/10/16(Sat) 4:24:58

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>@26 トラヴィス

経験上、手なんて出してしまえばやりかえされると思っていたが、あなたの態度は変わらない。
宙に舞った寿司はまるで拍子抜けした少年の心境を表すようにぽとりと皿の上に落ちた。

「……かっ……」


文句を言いそうになった口を噤んで、大人しく座った。
確かに頬を叩いた感触が残る手は、しずかにフォークを握る。

「今度オレに勝手に触ったら、こうだからな」

力を込めて、再び寿司に突き刺されるフォーク。
何故そんなに楽しそうなのかと、眉間のシワをよりいっそう深めて食べる様は拗ねた幼い子供のようだった。

「変な色してるくせにうまい!!!!」

寿司にも愚痴った。
(76) 2021/10/16(Sat) 5:28:21

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>74 ユピテル

あなたの言葉に眉をひそめる。
言葉でそう言うのは簡単だ、と言わんばかりに。

「……ゾズマ」

ぶっきらぼうに名を答え、出口を指し示した。
果たして軽く示しただけでたどり着くのかはやや心配だ。

「巫女って何。アンタのこと?偉いヤツ?だから、自分が来た道もわかんねえの」
(77) 2021/10/16(Sat) 5:40:41

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>78 ユピテル

「……偉かったらそんなボロい服着てねえか」

さっきの言葉は、偏見以外の何ものでもない。
あなたの言葉の温度に合わせたわけでもなく、淡々と返す少年は元々誰に対しても愛想がない。

「来た道くらい覚えてる。少なくともこの館の出口くらいはな!」

アンタみたいに逆方向に行ったりしない、と少しムキになる。
帰り方は、わからない。だから今は、来た道を知っていても意味がない。
館の外に出ることはできても、元の世界には戻れない。

「じゃあな、方向音痴巫女さん」

向かう背を一度見送った──が、途中で戻ってきそうな気配を
察したのか、結局後を着いていって、そっちじゃない、こっちだ、あーだこーだ指摘がはじまる。
不本意ではあったが、結局道案内をすることになったのだろう。

来たばかりの人が広い館の道を覚えるなんてきっと難しい。
(79) 2021/10/16(Sat) 6:58:47
 

そこには 誰もいません。
 

 

けど ナニカ はいます。
 

 

……やーめた。今きれいにしても、意味なかったや
 

 

ナニカ はどこかへ 行きました。
 

「きっと館の主様も探偵と殺人鬼の組み合わせを見てみたかったのかなァ。そうでもないとこんな偶然有り得ないよ。まあ、『愉しみ』は違えど今暫くは夢の饗宴共演といこうじゃあないか」

囁きが途絶えてからキエは告げられた名前を下の上で転がした。この声が聞こえる観客達へ向けて、胸中で事足りる思考を敢えて口にする。

「ミズガネ君が言っているらしい妙な事と彼が何か調べている可能性。ふゥむ、確かに気になるな。しかしそれを此方が一方的に知っている以上有利なのは現時点で僕らだ。…特に僕ァまだ彼の捜査網にかかっていないからねェ。
 
いざとなったら2人には囮になってもらおうか。


 ーーーくく。朗報だねェ、
怪しげな人物がもう二人もいるよ


キエは愉悦を享受すると一度瞬きをした。そして一種の静寂が訪れる。


……
………

「俺の気に入っている給仕がそういう噂をしていたから」

最悪な理由だった。

「火のないところに煙は立たないと言うだろう?お前、何が目的でここの下女を志望しているんだ?折角客人として招かれたのだから、わざわざ働かなくてもいいだろう」

 

「 
いっけないんだ〜
 」
 

 

「 
せーんせーにー いっちゃーおー♪
 」
 

 

「 
いや、せんせーとかいないんですけどね
 」
 

「あ、あたしは……。ただ……」

「グズでノロマでダメな女だから。
 誰かの役に立てるようになりたかっただけです。
 で、でもきっと。ダメだったんですね、あたし。

 きっと嫌われちゃったんだ。
 だから、ヘンな噂が立ってる……」

「ね、ねぇ。あの。あなたに会いに行っても良いですか?
 こんな、テレパシーじゃ。きっと気持ちも表情も伝わらない」

「…………。
 おい、やめろ。それ以上卑下するのはよせ」

自虐を聞きたくないと言わんばかりに口を開く。

「お前まだここに来てそこまで経ってないだろう。噂はともかく、嫌われたなんて話は聞いていない。ダメと決めつけるには早すぎるし、そもそもダメかどうかは周りが判断する事だ。
 そこでぐすぐすしてる暇があったら挽回する為に動け、いいな?」

慰めなのかそうでないのか。非常に分かりにくいが、貴方に嫌悪を抱いているわけではないのは確かだ。

「構わないが、酒の一つや二つ……お前そもそも成人しているのか?あー……素焼きのナッツとドライフルーツ。手土産に持ってこい。そうしたら歓迎してやる」

「…………。あなたが疑ったんでしょ。
 あ、あなたにとって、あたしは、怪しい人物の筈なのに……」

届く声色は、困惑と、……少しの喜色。
それから、意気込んだ声に変わる。

「わ、分かりました! い、いいお酒を持ってきます!」

……もし、あなたが本当に女を疑っているのなら。
決して気を緩めてはならない。

ひょっとしたら、
薬のひとつでも入れられているかもしれないのだから。

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>@28 トラヴィス

「イヤだね。他を当たれよ」

食べるのに集中していると思いきや、跳ねるように顔を上げ即答する。触れられることに嫌悪を示すも、あなたの態度がなんか面白くないという子供っぽい理由。

「……何で頭なんか撫でたがるんだ。
 オレはかわいがられるような女子供でも犬猫でもない」

タダじゃ許可しない。
びしりと、フォークの先をあなたに突き付ける。

「摘み取られるような花でもない。お人形みてえな扱いされんなら見向きもされない雑草のほうがマシだからな」

れっきとした男だ、男! と強調するように宣言して
張った胸を、男にしては虚弱な手でとんと叩く。
口もとには米の粒をつけたままだった。
(104) 2021/10/16(Sat) 16:24:48

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>81 ポルクス

「もちろん覚えてるさ。帰り道がわからなくなったら帰れなくなっちまうぜ。そのうち自分が誰なのかもわからなくなったりしてな?気を付けなよ、お坊ちゃん」

あなたが年上であるとは察しながらもわざと言う。
遠慮なく紫の魚を皿に重ねて、豪快に頬張った。
(105) 2021/10/16(Sat) 16:45:27

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>107 ポルクス
「アンタは途中で頭打って、生と死の境をさ迷ってて夢をみてんだよ。オレはここにきてしばらく経つから、それなりに知ってる」

奇妙な色の魚をカトラリーの餌食にする。
細かく切り刻んで、あなたに見せた。

「こんな色の魚があるなんて変だし。しかもうまいし。
 オレは夢の通りすがりのゾズマ。しょうもないこと言うだけのゴミクズみたいな役」

つまり今言ったほとんどのことは、嘘だった。
(110) 2021/10/16(Sat) 19:01:12

【人】 掃き溜めの ゾズマ

少年は、食事をする時以外は、宴の喧騒へは交ざらない。
人の多い場には大きさは問わず争いが起きる。巻き込まれはしなくとも、目にしたくはないものだ。

だからこうして、ひとけのない庭で言葉を解さない存在をただ眺める時を過ごす。

「……庭師、仕事してんの?」

中庭の片隅。たまたまあった雑草の山を見て独り言ちた。要するに、暇人。
(112) 2021/10/16(Sat) 19:22:31
ゾズマは、「おらぬわ」庭師の代わりに雑に返事した。
(a53) 2021/10/16(Sat) 19:56:09

………
……


「やあやあリーパー君。仕事をしながらで構わないから耳だけ貸してくれたまえ。

 催しなんだが内容が纏まったよ。君はハロウィンという祭を知っているかね? 簡単に説明すると仮装をした人間が菓子を求めたり悪戯をして歩き回る催しだ」

何処かからキエの喜色に満ちた囁き声がする。

「これならば君が普段では考えられない場所にいても“祭の準備をしていた”と言えば済むだろう? 悪くないんじゃあないかね」

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>119 ポルクス

「食えそうなら毒が入ってようが死ななきゃ食う。
 これは毒見はもうしてるけど、アンタも食ってみる?」

気さくにたずねてはいるが、紫色の魚をたずさえたフォークを向ける様は
さあ、食え!
と今にも押し付けんばかりだった。
あなたがいらないと断ったことを知っているのに。

「どうしてって、事実だから他ないけど。オレって正直だし」

わからないと言われるほどだろうか、わざとらしく首をかしげた。
(121) 2021/10/16(Sat) 20:43:38

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>120 キンウ

草原に転がり、寝を決め込もうとした人物は
近づく声にしぶしぶ顔を上げた。

「……なんだよ、おらぬって言ったのに。オレは庭師じゃねえからな」

少年の瞳に写る空は晴れ空と太陽。
きらめく金糸と相まってまぶしそうに目を細めた。
(123) 2021/10/16(Sat) 20:47:07
 

そこには 誰もいません。
 

 

けど ナニカ はいます。
 

【人】 掃き溜めの ゾズマ

>>@29 トラヴィス

「かわい…………」


「可愛いとか言うな!」


拗ねたように俯いた顔には、怒りというとりは、戸惑い。
突き付けたフォークは力をなくしたように、下げられる。

そもそも最初からあなたを傷をつける気などない。
うらみもなにもない。ただのぶっきらぼう。
食事をする道具を、武器にすることはなかった。

「…ッ…ご馳走様でした!」

「く、くっそ〜おぼえてろ!いつか吠え面かかせてやるからな!」

おもわず捨て台詞を吐きながら、フォークを乱雑に置いた。
食べると言った分を平らげた少年は席を立ち、優雅とは程遠い食事の時間はおしまいを告げる。
(126) 2021/10/16(Sat) 21:35:03
 

『 
いえ〜〜〜〜い 見えてる〜〜〜〜〜???
 』