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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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【置】 四谷 隆史

―断章:怪異になりきれぬ者と、怪異を愛する者>>L0  ―

[まなぶ は しってる
もうすぐ 夜が あける

でも 多分 おとうさん の おともだちは
きっとまなぶや まなぶの おかあさん と
いっしょに ちかくなるんだ って

おかあさんは この びょういんに
ずっと ずっといるって いってる
いつか おとうさん が しんだら
あのひとに むかえに いってもらえるのだと

うれしそうに わらってた>>2:L6]
(L3) 2022/08/15(Mon) 18:29:20
公開: 2022/08/15(Mon) 18:30:00

【置】 四谷 隆史

 おとうさん の おともだち


[あなたは いいの?
――と、たずねなかった

たぶん ここに のこりたいから のこるのだって
まなぶは わかったの

でも まなぶは おとうさん も おかあさん も
どっちも いたいいたい さみしい
でも まなぶは

   まなぶは よんでほしい

どっちも いたいいたい でも いちどでも
おとうさん に おなまえ よんでほしい

だから
       おとうさん の ところに

おかえりと いう おとうさん の おともだち>>L1

いちどだけ うなずいて
撫でる手 に ちいさく 纏うた あと
おとうさん の ところに 

みえないの しってるけど また いっしょに いくの]
(L4) 2022/08/15(Mon) 18:29:50
公開: 2022/08/15(Mon) 18:30:00

【置】 四谷 隆史

[いつか よんでもらえるひを しんじて]
(L5) 2022/08/15(Mon) 18:30:25
公開: 2022/08/15(Mon) 18:30:00

【置】 四谷 隆史

  ばいばい  おとうさん の おともだち

  ばいばい  おかあさん


[何時かまた逢う時がくるかもしれない
その時に

まなぶは おとうさん の ことを
いっぱいおはなし できたら いいなと おもうのだ

おとうさん の おともだちと
そのおとなりに いる やさしい おんなのひと
すこしだけ おとうさん が いっしょにいる
おとこのひとのめに にてる ひと

そして世界は別離を迎える*]
(L6) 2022/08/15(Mon) 18:30:59
公開: 2022/08/15(Mon) 18:35:00

【人】 四谷 隆史

[眩しさに目を閉じれば、次の瞬間には
セキさんも、俺も朽ちた廃墟の。病院の中にいた
床もぼろぼろでいかにも抜けそうで
あの埃は多少あれどしっかりした作りであった病棟が
見る影もなくなっている

スマートフォンを取り出し、見つめるセキさんを
俺は眺めていた

生きてる。一緒に、いきてる
それに安堵して。同時に――不安で

元の世界に戻った今
貴方が俺の手を離して去らないか、というのが
生の安堵よりも先に来た。

ああ、俺はやっぱり自分勝手で我儘だった。
ぐ、と自己嫌悪に苛まれていた時にふと、先ほど聞いた声を思い出した

あれはもしかして。]
(11) 2022/08/15(Mon) 18:31:19

【人】 四谷 隆史

 チハヤさん?

[――いや、多分それだけじゃない。
いつも足元にまとわりついていたような感覚は
まだ残っているような気がして。

それが、チハヤさんはもういないんだよ、と
教えてくれているような気がした。

俺は小さくつぶやく。たった3つの文字の言葉

あの日呼べなかった分も込めてその名を呼べば

少しだけ、きゃらきゃら、と

楽しそうな笑い声が聞こえた気が、した*]
(12) 2022/08/15(Mon) 18:31:47

【人】 勢喜 光樹

[明けない夜は、ないのかもしれない。
止まない雨も、きっとないだろう。

この画面に映る、青空のように………。

チハヤを見つけることは、最後まで叶わなかったが
もしかしたら、それで良かったのかもしれない。>>L2

情か気紛れか、それとも───
怪異の合間に見えた、一度だけの"憂い"が>>2:148
チハヤの傍に在るような気がしたから。]
(13) 2022/08/15(Mon) 20:25:51

【人】 勢喜 光樹

[端末に落としていた視線。
それは、隣に居るお前を見つめる。>>11

今こうして、確かに「生きている」
それを実感した時、自然と微笑みが零れた。

「死ねなかった」と思うことは、もう無い。
温かな掌の感触が、気持ちを強くしてくれたから。]
(14) 2022/08/15(Mon) 20:26:23

【人】 勢喜 光樹


……………。

[お前は、"初めて"誰かの名前を呼ぶ。
己はその名に憶えはない。

けれども、>>L3>>L4>>L5>>L6

       
きっと───…"枷"は、解かれたのだと。


あの時の見た笑顔よりも>>2:-24>>>2:-53>2:-62
今のお前は、ずっと………。

        あの
のように、"綺麗"だと思った。]
(15) 2022/08/15(Mon) 20:27:40

【人】 勢喜 光樹


………出よう。

[朽ちて行くのを待つだけの、この廃墟に
留まり続ける理由は、もう無かった。

俺に"生きる理由"を教えてくれた
お前の手は、ずっと離さないまま
共に、外への一歩を踏み出せたなら

きっと、澄んだ声が語り掛けて来るだろう。>>2:L4>>2:L5]
(16) 2022/08/15(Mon) 20:29:21

[ 異界に足を踏み入れてしまった者の、

           "末路"と共に────… ]*


【人】 四谷 隆史

[廃病院は元の静寂を取り戻し
陽光が露わにしたそれは朽ち果て
入り口付近の破れた蛍光灯が明かりを灯す様子はない

一夜の夢だったのだろうか
――呼ぶ声も、チハヤさんや怪異との邂逅も

否。そんなことはない
手当された掌――セキさんの血の染みたガーゼ
そして隣の貴方の手の温もりが

あの一夜が夢でないことを教えてくれる。]

      
(おとうさん)


[ならきっと。あの声も現実だったのだろう
俺の子供。今なら大事だったのだと漸く言える。]
(17) 2022/08/15(Mon) 21:24:29

【人】 四谷 隆史

[出ようという促しに頷き、廃病院を後にする
繋いだ手はそのままに、獣道をかき分けて

最後にもう一度だけ、振り返って
そして後は前と、それから隣の貴方だけを見つめて

……ところで。俺ははっとした]
(18) 2022/08/15(Mon) 21:24:38
     ― ??? ―

 うん、ふふふ。もう数十年待つだけじゃない。
 貴女が迎えにいってくれるんでしょう?

 まなぶったらね、甘えん坊さんだから
 お父さんについていっちゃったのよ
 
 あの子以外の子を得ようとしたら
 その時は寿命が早まるかもしれないけれどね?

 ね、その時がきたら貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?
 大丈夫、それまで待てるわ。

 その時がきたら言ってあげるの。
 不安だったでしょう、怖かったでしょう
 喪うかもしれないのが恐ろしかったでしょう?

 ねぇ、どんなきもち?って

 貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?
 それまで待つわ。待つわ?

 ふふふ、貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?
 憎い憎いに悔いに悔いにくい可愛いあの人を
 まなぶと一緒に帰ってきてくれるの待ってるの

 ねぇ、貴女が迎えに行ってくれるんでしょう?


        
ねぇ。

【人】 勢喜 光樹

─生還の後─


[死ぬ為に赴いたはずなのに、
"生きる"と決めて、あの廃病院から出て来た。

今でも、不思議で堪らない。
あの時、お前と逢えていなかったならば
きっと今頃………。

          
初めて、"恐い"と感じた。


だが、隣を歩くお前の姿が。>>17
僅かに感じる掌の痛みと手当の跡が。
そして………温もりが。
夢ではない事を教えてくれる。]
(19) 2022/08/15(Mon) 22:50:25

【人】 勢喜 光樹

[これから、何処へ行こう………?

歩きながら己に帰る場所が無いことを思い出した。
職を失って、寮からも追い出されたんだった。

だが四谷には帰る場所があるのだろう。
ならば家まで送り届けるとして、

          それからは………?

今まで誰かに思ったことがないような
"寂しさ"のようなものを感じて、

寥寥たる表情で、お前を見つめる。
そうしたら、自然と視線が交わっただろうか。>>18]
(20) 2022/08/15(Mon) 22:51:36

【人】 四谷 隆史

[生還した時のことは今でも覚えている
――隣の貴方が生きてることへの安堵
交わった視線には、もうあの時見た
死への渇望の目はなかった

それがたまらなく、嬉しかった>>20

でも。不安もあった
これから貴方はどうするのだろう。
もう逢えないなんて嫌だ。絶対に嫌だ
自分が我儘で、屑なのは承知しているけれど
それでも手放したくない縁があった。

だから、不安を推し隠しながら――願った>>-66]
(21) 2022/08/15(Mon) 23:27:35

【人】 四谷 隆史

― 後日:きょうのよつやくん ―

 ……へへ。

[にこにこしながらスマホを見ている浪人生
否、本命から合格通知を貰った、四月からは大学生は
浪人仲間から彼女か?彼女なのか?という問いかけを
見事にスルーしながらそれを眺めていたのであった

夏の終わりに志望校を変える。しかも少しランクが上のものに。
という愚挙をしでかしながらも根性で合格をもぎ取ったことに
予備校は大喜びであったとか。閑話休題]

 光樹、ほめてくれるかな。
 よく頑張ったなって、頭なでてくれたり、したり
 ……なんて、へへっ。

[などと内心で浮かれていた所


……いやまって。

そうしてまで近くにくるの?引くとか言われたら
俺は生きていけない……
光樹にそんなこと思われたらもう死ぬしかない。

ということで顔を合わせて開口一番]
(22) 2022/08/15(Mon) 23:29:19

【人】 四谷 隆史

 決して邪魔は……邪魔はしないから。
 その、近所のアパートに住んでもいいですか……

[いきなり何だといわれるかもしれないが
合格通知を見せて、かくかくしかじか
……せめて顔を見たいです、もっと見たいのです
と涙目で願う様子は

客観的に見てまさに捨てないでと縋るメンヘラ状態である
あの廃病院の一件を経て


俺の彼への依存は、天元突破していた
*]
(23) 2022/08/15(Mon) 23:29:51
   

  
[今はもう、
きみのかつて
きみのいたみ
きみのこころ
荊のような冷ややかさを感じることもない。

きみ自身を縛り付ける闇も柵も妬みも恨みも恐れも痛みもぜんぶ、きみが怨霊きみで在るままに、ぜんぶをぼくが味わうのだと知らしめるよう

潜めた言葉の代わりに熱を沈めた]

   

   

   
  ・・・あ・・・、はは、なか、すごいよ
  とっても、あつくて・・・、

   
[熟れたからだに焦らされた分だけ、
欲に濡れた瞳に煽られた分だけ、

痛みすら覚える熱欲はきみの吸い付く内襞の甘えに舐られて硬さを増して行く。

手の汚れなど気にする余裕もないままに、
額から落ちる汗がきみを汚しても、
熱に浮かされた抽送は幾度果てても止める事が出来なかった。

ほころぶ君の目元に口付けを落とせば
きみの唇がぼくの鼻筋に柔らかな口付けをしてくれる

互いを埋める辻褄が、生者の道理で言うところの「間違い」であったとしても
執着し、恐れあい、生と死を貪る事を「不幸せ」だとは思わない]

   


   

[涙にみえた、きみのしずくまで
余すことなく味わいながら、
水音を散らし絶頂を重ねた。


   互いを埋め合う唯一無二の形なき「未練」が
   いつか、ぼくたちのXXの証になるように
   永遠の刻のなかで育み貪り続けたいと願う。

   


果てるまま、まるで棺のようなソファに
君を掻き抱き閉じ込めて]*

   

【人】 千早 結



 ──目が覚めてから──


   
[窓の外からひぐらしの声が聴こえる。


どれくらい眠ってしまったのだろう。
目覚めた時にも、
きみはぼくの腕の中に居てくれただろうか。

夕暮れ刻かは分からないけれど赤く染まる室内には、
どこからか響いてくる歌声が流れていた。

幼い頃、どこかで聴いた古いメロディに似ている]

   
  暦ではもう秋になるのかな
  朝が来るのが遅くなったね
   
   
[窓の外に視線を移せば、
ブラインドの隙間には青青とした空が広がっていた]
   
   
(24) 2022/08/16(Tue) 0:30:38

【人】 千早 結



  
  ねぇ、かれんの誕生日っていつ?
  きみに似合うワンピースを買いたくってさ
   

[ぼくの誕生日は12月24日だから、まだ遠いんだよね、だなんて笑って。室内の暖房が少し強いので服を着替えるついでにエアコンを弄った。

テレビを点けるとお昼の番組が流れていたか。
サングラスの主演者が翌日のゲストに電話をかけている]*


   
(25) 2022/08/16(Tue) 0:38:49

【人】 勢喜 光樹

─後日、我儘願いの一つ─


[隆史が浪人生として受験勉強に励んでいる間は、
己は再び職を転々としつつも、労働する毎日を送っていた。

犯罪者にとって、逃亡者にとって
働ける場所は限られているし、
短期間でクビになるのはザラ。

その度に住居も変わって、転々として…。
と相変わらずな状況ではあるものの
もうそれで、めげる事は無くなった。

隆史という"存在"が居てくれる。
それだけで、俺の生きる気力にも糧にもなるから。]
(26) 2022/08/16(Tue) 1:50:11

【人】 勢喜 光樹

[だが、その事実や……己の罪を
未だに話せないままでいる。

話すことで、隆史に距離を置かれることが恐かった。
話すことで、隆史の受験勉強を邪魔したくなかったから。

今日は久しく顔を合わせる日だったろうか。>>22
合格通知を貰っていると良いのだけれど。
そうであれば、めでたい話だから
また何時かの日まで───

己のことは、話さないでおいた方が良いかも、な。]
(27) 2022/08/16(Tue) 1:50:55

【人】 勢喜 光樹


………………。

[こっちの気も知らないで……本当に、お前は。
恨み言の一つでも言ってやりたくなるような
顔を合わせていきなり、開いた口から出た
唐突な我儘(お願い)には>>23
一瞬の沈黙の後、くすり。呆れた笑みを零す。]

………まぁ、一先ず。
合格したんだな。おめでとう。

けど、俺の近くは…………

[その我儘は嬉しくもあったし、応えたくもあったが
事情的に、難しいと思った。

まだ何も話せていないから、知らないだろうし
そう行って来るのは、仕方ない面もあるけれど

どうすれば落ち込ませずに済むだろう?
紡ぐ言葉を考えながら、口にしていく。]
(28) 2022/08/16(Tue) 1:51:43

【人】 勢喜 光樹


………隆史が、そう言ってくれるのは嬉しい。
けど、今住んでいるアパートは、職場の寮なんだ。

例えば、近くにお前が引っ越して来たとしても
クビになったら、そこに俺は居られなくなる。

つまり………
近くなれても、また離れてしまう……かも。

[と、ここまで説明するものの
伝わっているだろうか、と。
落ち込ませていないだろうかと、不安げに見る。

説明下手な己を、内心で恨んだ。*]
(29) 2022/08/16(Tue) 1:52:35

【人】 四谷 隆史

― 後日:たかしくんはこんらんしている ―

[もしも、貴方が職を転々としていることや
する理由――犯した罪のことを知っていたら
其れでも距離をとることは絶対になかったろうけれど
志望大学は変化していた可能性はあるかもしれない

例えば、フィールドワークや留学先が多くて
貴方について何処にでもいけるような、大学に


そんなこんなで、今日は久しぶりの光樹と逢える日
俺は合格通知を握りしめ、もっと近くにいられるかなと
期待とか不安とかごっちゃまぜの状態で
彼と顔を合わせたのだが。]
(30) 2022/08/16(Tue) 8:55:39