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人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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[ 胸に熱いものが込み上げる。
  目に薄い膜が張る。

  母の姿を目に焼き付けたいというのに
  視界が涙で滲んでしまう。

  泣いている場合じゃないのに。


  指先で涙を拭い取る。

  懸命に、震える唇を動かして
  伝える言葉を紡いでいく。]
 

 

   お母さん……私…、
   今、とっても幸せだから…。

   だから……心配しないで……!


[ 涙でくしゃくしゃになった顔を
  笑顔の形にして、震える声で思いを伝える。

  何時までも娘を心配して天へと旅立てない。
  そんな事にならないように。]
 

 
[ 天へと還る御霊は今やもう、残り少ない。
  もうじき母の番も来るだろう。

  ふと、よく見れば一人の男が
  此方を見守っている事に気が付いた。

  ……それは父だった。]
 

   お父さん……。


[ 母は父に近付き、
  それから二人で角灯の方へと向かっていき。

  そうして角灯の傍までくれば
  放たれる光に全身を包まれ、
  次第に姿が薄くなっていく。]
 

 

   お父さん、お母さん……ありがとう。


[ 天へと還っていく二人へ。
  笑顔と共に感謝の言葉を告げて。

  蛍火のような光が天へと昇り
  それが見えなくなるまで、ずっと
  顔を上に向け、空を眺め続けていた。]*
 

―その後―

[名前で呼ぶ事が許された日から一週間ほどして
突然友人からショートメッセージが届いた。

「おい!どうなったんだ」と苛立ちの滲む文字に
何を怒ってんだと一時考えてから
協力してもらいながら一切報告してなかった事を思い出し。簡単に返せる内容でもなかったので
直接話すべくいつものバーに呼び出した。

真っ先に作戦が全く役に立たなかった事を知らせておく。
その上でどんな事を話し合ったか説明した。
俺のフィルターを通しているので半分はノロケだったが。

あの人にどんな印象を持っていたのか
すごい真剣に考えてくれてんじゃんと驚く友人に
自分の事でないながら、そうだろうと誇らしくなる。
彼はすごく真面目で真摯で素敵な人なのだ。

けれど、関係が進展するかは別の話って
余計な茶々も入れてきたので
腹いせにきつい酒を強引に飲ませてやった。
蛙が潰れたような声を出しただけで然程堪えてないから
これは決してアルハラではないと主張しておく。]*

── 修道院 ──

[指への口付けの意味など知らない。
 否、それ以外の箇所のことも。

 ただ単に親愛を示す行動だと、自分の中では理解していた。
 恋人同士のそれもありはするけれど、この建物に飼われる限り自分にはそれは無縁だろうから。

 だから彼女の言葉の意味を、さして考える事もなく]

  
  口付けなど、していませんよ?
  食べ物の一部かと思っただけです

  多くの猫は、人とは違い
  舌で食べ物を掬って食べますから


[猫に例えられたことを受け、一言。

 自分が汚した指をそのまま舐めとる姿に、なぜ拭かないのだろうかと怪訝に思いながら、またパンを新たに一口]

  ペットでも従者でもない……
  それはまぁ、私は私でしかありませんから
  私の主人は私自身
  その方が気が楽で良いのです。

  
[そういう意味では、自分は犬より猫に近い。
 だからこそ夢に見るのだろうかと、ぼんやりと思いながら]


  普通にお話しというと
  お望みは友人関係でしょうか?
  残念ながらそれは、ペットよりも難しいかと
  友人という存在がいたことがないので……
  あとはそうですね、愛人──とか?


[それ自体は別に珍しくないもの。
 身分の違いはそのままに、対等に話すことはできる。
 意見を言うことのできるものとして、その役職を掲げてみせ]


  固くてパサパサしていますよ
  気をつけなくては口の中が切れるかと
  実際、先ほど少し傷つきましたし……


[それでも良いのなら、と
 自分の分のパンを一欠片ちぎり彼女の方へ。
 彼女が試すなら、水もどうぞと渡そうか*]

 
[ 空を眺め暫く経った頃。

  天から、風を切り
  翼が羽ばたく音が響いてくる。

  はらり、木の葉が舞っては地に落ちる。

  何時の間にか辺りを覆っていた霧は薄らいで。

  黄昏時の茜色の空が
  木々の枝の合間から顔を覗かせていた。]
 

 
[ 風がそよぎ、身体の横を通り抜けていく。
  黒髪がはらりはらりと風に靡く。

  ───ああ、私はなんて幸せなのだろう。

  胸に湧き出すは言葉にならない温かな気持ち。

  居ても立っても居られず
  羽ばたきの音がする方向へ駆け出した。


  足を向けた先には、地面へと降り立とうとする
  彼の姿が見えただろうか。

  彼が地面へと着陸する、それよりも早く。
  地を蹴っては彼の胸へと飛び込んで、
  両腕で彼を抱きしめよう。]
 

 

   時見様……時見様……!


[ 再び涙がぽろぽろと零れ出す。

  甘える子供のように、
  何度となく彼の名を呼ぼう。

  腕に力を込めて、彼のぬくもりを、
  生命の鼓動を、確かめるように。]*
 

 
[ その後。特に何もなければ
  宿に二人で戻っただろう。

  到着し、正面入口から中へ入れば
  ボロボロになった彼の衣装に、宿のご主人は驚いて
  一体何があったのかと問い詰められたりしたか。

  爪で切り刻まれた吸血鬼の衣装は
  それはもう無惨な状態で、縫い直したり
  修理するのは不可能としか言いようがなく
  当然ながら弁償する流れとなったか。

  正直、衣装を
  台無しにしてしまったのは申し訳ないけど
  彼がこうして無事に傍にいてくれる。

  その事実に比べれば、衣装の弁償など
  私にとっては大した問題ではなかった。]*
 

 
  
―― 夕食前に ――



[ それは部屋に戻り、浴衣に着替えた後だったか。
  夕食前の暫しの休憩。

  この宿には部屋に足湯があるらしく。]


   あのっ……せっかくだから、
   足湯、入ってみませんか?


[ 疲れた身体に効くのではないか。

  そう思い、彼に提案してみたが
  反応はどうだっただろう。]
 

 
[ もし、承諾が得られたのなら
  彼と一緒に足湯のある場所へと向かう。

  そして彼の隣に腰を下ろし]


  あったかくて気持ちいいですね……。


[ 目を細めながら、そう呟いて。
  頭を彼の肩口の方へとこてり。

  ついでに、彼の手を
  包み込むように握っただろう。

  少し湯の温かさを味わってから
  今度は顔を風呂のある方へと向けて。]
 

 
[ 束の間、視線を彷徨わせ。

  あの、とか、えと、とか
  もごもごと何かを呟いた後。

  頬を淡く染めながら、
  ぱくぱくと口を動かして]


   夕食後に……一緒にお風呂、入りませんかっ!


[ 足湯ではなく、お風呂の誘いを投げ掛ける。
  さて、彼は何と答えただろう。]
 

 
[ どのような反応であっても。

  挙動不審に、
  あちこちきょろきょろとしては
  最終的には下を向いて。]


   やっぱり、その……私たち夫婦ですし…。

   それに、一緒に入ってあったまった方が
   色々楽しいし、いいと思うんです……。


[ 消え入りそうな声で懸命に彼に伝える。

  その言葉を口にしている最中、
  足湯のせいかは分からないけど、
  頬が熱くて熱くて堪らなかった。

  誘いは受けて貰えただろうか…。]*
 

―― 修道院 ――


  それこそ猫のように?


[...はカザリの瞳を見つめた。
 自己を持つ割りにそうした真似を平気でする。
 お道化ているのか戯れているのかはわからないが、
 彼女なりの反応なのだろう]


  貴女は貴女。
  私は私。
  私は貴女ではないし、貴女は私ではない。
  私も変に合わせられるよりも余程楽よ。


[...は小首を傾げる。
 でもそうした考えを持っているかはわからないけれど、
 夢の中の猫はその考えを持っている感じがして、
 尚且つやたらと反抗的だった。
 あれは本当に自身の夢なのかと疑いたくなるときもある]


  私も居ないわよ、友人なんて。
  そもそも対等である者がいないもの。

  でも――。


[...は言葉を区切る。
 視線を細め、先までの笑みが凍てついてしまったかのように、
 冷気すら帯びたかのような表情を浮かべた]


  
愛人はいけないわ。



[そう、愛人はいけない。
 特に胸の大きな者はいけない。

 ...の視線は自然と鋭くなる。
 陰鬱と言うよりは苛立たしい過去を思い出し、
 差しだされたパンを手繰ると口に放り込んだ]


  …………カザリ。


[差し出された水を飲む。
 ただの水だ、季節柄冷たいだけでただの水だ。
 少しばかりふやけたパンをもにゅもにゅして、
 漸く飲み込んだ時には表情は常に戻っていた]

  至極不味いわ、これ。


[...は口直しに自分のパンを食べて、
 一欠けら千切ってカザリに差し出した]


  あと、もう一度言うけれど愛人なんていけないわ。
  なるなら私の愛妻になさい。


[妻は一人、実にそれで良い。
 ...は満足そうに頷いていた*]

──酒場──


  あら、女よ。
  私の裸は何度か見たでしょう。


[まだ日は浅いが
彼女と共に寝室で寝たことはあるし
その際には裸だった筈だから。

だからこの身体の変化は私がフードを被ってから。
アリアの痴態を見てたら、こうしたい、って
思ったから。]


  アリアも嬉しそうで
  ……安心したわ?

  
[彼女が小さく唾を飲み込む姿。
溢れた吐息と頷いた姿に
私はにんまりと笑みを浮かべた。

無理やりでも悪くなかったけど
彼女が望んでくれるなら、きちんとした
ご褒美になるのだし。]


  ……よく言えました♡
  可愛いわね、アリア。
  従順な子は大好き。


  ……ほら、そこのテーブルに手を付いて
  そう、二本足で立ってみなさい。


[彼女の応えに満足すると
私自身も知らず、我慢が出来なくなっていたのだと思う。
四つん這いだった彼女の手を持つと
6人がけのテーブルに手を置かせて
こちらにお尻を向けるように立たせた。

テーブルには人間が6人。
勿論動けないけど、彼らの瞳はこちらを見ている。
泥酔しているからか
彼らは真っ当な理性も働かずに、夢現のように
今の状況を見ているだろう。

テーブルから上半身裸の姿を晒すアリア。
私はその背中に回り込むと
屹立を彼女の股下に当てる。]



  ほら、形が分かるでしょう。
  今からこれで後ろから突いてあげるから。

  
「沢山気持ち良くなりなさい」


  ……私、あんたみたいな子だったら
  ずっと側に置きたいわ。


[それは歪んだ思いだったけれど
私は素直に思ったことを口にする。

それから股下に添えていた雄の象徴を
秘所にあてがうと
遠慮せずに奥まで腰を押し付けた。

彼女の小さな身体を
内側から広げるようにして楔が奥に入り込んでいく。]*

── 修道院 ──

[差し出したパンは彼女の口には、合わないようだった
 それもそうだろう、食べなれている自分ですら美味しいと思ったことはない。

 水を飲み口直しに焼き立ての方のパンを食べる。
 その様子に、やはりとめておけば良かったかと思いはするけれど]


  そうですね、そのパンは
  焼き立てパンが美味しくなる味、でしょう?
  
  
[先の言葉のように、選んだのは彼女自身
 それならば、自分が罪悪感を感じる必要はないのだろう。

 自分の胸へと向けられた視線も、その理由も知らず固いパンと水を交互に口へと運び]

――酒場――



 ……ぅ、嬉しそう、なんて……


[
メイベル
ご主人さまが言うのに、
 つい、口答えしかけたのだけど。
 その声はちいさくなって、うつむき、こくりと
 頭を下に動かしてしまった。]


 ……はい……♡


[ とくとくと胸が鳴っている。
 周囲から視線を感じながら、首輪だけ着けた裸のままで、交尾。
 言われるままに二本の足で立上がり、
 よろめく身体を支えるように机へ手を掛けた。]


  ────?


[そうしていれば
 また新たに差し出された一欠片。
 手を伸ばしかけ、はたと思いとどまり]

 
  分ければ、そちらの分が減ってしまうかと

  ……こちらの固いパンとは違い
  お嬢様の方は、おかわりの保証はできませんよ?


[それでも良いのかと問いながら彼女を見つめ]


  あぁ、そうでした

  愛妻──私が妻でしたら
  お嬢様は旦那様、でしたね


[自分なりの冗談。
 此処以外を知らない身では
 夫婦も愛人も友人も、名称だけ。

 愛人ではなく、愛妻とされたところで
 どのように違うかもわからないけれど*]

 
 ……ひぅ……!


[ あそこに触れた塊は熱く硬くなっていて、濡れた柔肉をすぐにも
 押し割って入って来そうだった。
 その印象は想像や妄想というより、私の願望。
 言い聞かせられる言葉にこくこくと頭を振った。]


 ずっと、側に……置いてくれる?


[ だったら沢山、沢山気持ち良くなろう。
 立ち上がり、首元から垂れたリード。ご主人さまの手の中にあるそれが
 彼女の手から離れてしまわないように。]

[ 突き入れられる感覚はぬるりと中を押し広げて快感を生んでいく。
 大きなものに圧迫されて満たされていく。
 潤んだ瞳で振り返るようにしつつ、唇からは吐息が洩れた。]


 はぁ、っ……ぁ、ご主人、さま、の……
 おっきい……よ、っ、んっ、……っ!


[ 奥深くまで満たされれば内側がひくりと蠢くようにして
 雄の形を抱き締める。彼女が動きを止めたままでも無意識に、
 腰を揺らして快感を与え味わおうとしていった。]


 ご主人さまも……気持ち、良く……なって、ね?


[ 小柄な身体には少し負担が掛かってしまうけど、
 それ以上に人前での交わりに昂りを感じていた。
 雄肉を咥えこんだ肉襞を蜜で潤わせ前後に動き始めていく。]*


[ ────魔王を倒す程の力の代償は大きかった。

 魔王領に入った頃には仲間は全員喪い、
 ただでさえ大きすぎる力を絶え間なく使い続けなければならない勇者は
 痛ましく悍ましく、二人のまま一人へとなっていたのだ。

 最後の最後に双子の勇者を生んだ教会は、焦りでもあったのか?
 はたまた、遂に念願を果たせる予感を覚えていたのだろうか。

 分かるのはその所業の報いは、確かに返ってきたということだ。 ]


[ この都が最初に戦場になったのは、
 魔王を討ち帰ってきた勇者の暴走を止める為のものであった。

 侵入は容易いものだった。
 何しろ、今更魔族が数人入ってきたところで気にするものでもない。
 背信者が顔を隠して紛れ込んだことなど、尚更気づけはしまい。

 最初に見つけたあの額の御印の魔物を想起させられた。
 城に現れた時よりも、人の名残が擦り減っていた。
 それは即ち、思考も獣へと変質しているということに違いない。

 なけなしの理性を聖都へと帰る為に使ったのだろう。
 誇らしく報告したかったのか、家族に会いたかったのか。
 悲しい程に、最期まで従順で望まれた形で有り続けた勇者だった。 ]



[ だからこそ、我々と都を守る人類達によって
 多くの犠牲を生みながらも、勇者を倒すことが出来た。

 躯の御印を突き付け、自分達魔族も襲われ都の人類を守ったことを示し
 背信者達が口々に教会を糾弾すれば、その威光は翳りを迎えた。

 最後に残った勇者だった者の証言により、
 都の騎士団が教会に立ち入り、多くの証拠を見つけた。** ]