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人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

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メモへのアンカーが上手くいっていない。すまない……

トラヴィス

「血を啜るだけで……ですか。技術などが発達したこの時代、もっと驚くような事がごまんとあるような気がしますが……その辺りは文化圏などの違いでしょうか」

 評判の話に、なんとも言えないような困った様子で眉が少しだけ下がっていた。人を齧って直接血を吸うなら驚いただろうが、そうでないならあまり気にならなかった。何故なら自分も血を武器として利用していた為。血も資源の一つとして分類されてしまっている。

「そうなると、トラヴィス様にとっての『死』とは何か……気になるところですね」

 宴が始まる前からこの先輩看守は自分の価値観には無い話をいくつも齎した。男の中には確かな好奇心が芽吹いている。

 ミン
「えっ?マゾじゃねえの??」


ド失礼である。
ちなみにあなたの処刑シーンを見てそう確信したらしいが、仮に本当でもまじまじと言うべきものではない。
人格修正と聞けば、少々眉をひそめて差し出された端末を覗き込むようにしてそのデータを見る。……確かにその様な記録が書かれている。

「ほーん……。……無礼講ですら罰を望むことが『人並みのええ人』、ねえ。その是非はともかくとして、てめえの事は漸く理解した。」

果たしてこれが"人並"なのか、そしてこれが本当に"凶悪犯に対する罰"になるのだろうか。それらの疑問はあるのだが、実行した者に取ってはこれで満足のいく結果なのだろう。
……叛逆者は、あなたを少々哀れに思ったかもしれない。

瞼の裏が白いな、と思ったのが、意識が途切れてからはじめての思考だ。そこから、瞼を持ち上げるのが酷く面倒な時間が少し続いた。
億劫だな。もう一度眠ってしまおうか。
前はすぐさま飛び出したモンなんだけどな。


ショーは、……自分からしたら失敗だなぁ、あんなに自分ばっか楽しんで。それだけで目を開きたくなくなる。存在意義を見失いそうだ。

あぁ、でも、そうだ。
起きなきゃいけない理由、あるな。いくつかある。
その中でもデカい理由は、きっと、今か今かと待ってんじゃねーかなぁ。


そこまで考えて、深く息を吐いた。
そうして、吸い直して。

蘇生ポッドを開けた。

「……死んでもらうしかないが……こんなに別の意味で気が重い襲撃も初めてだ……。
 もう少しメサについてデータが欲しい。万全の準備を整えて行こう」

本当にとても不安である。データを調べるのならメチャオモティウム……メチャオモティウムでできてるってわかるじゃんあの手枷……あの量であの重量なところに納得はできたんだけど……襲撃はセファーがするから……頑張るから……

「私もさすがに拷問のつもりはないかな。
 いや絶対怒ってくれると思うよ?私の手技をみて、初めてじゃないことを察してくれるとも思うよ?義憤に燃えてくれるかなって期待はあるよ?だけどさ、
無理でしょ


それは物理的に無理でしょ。
怒ったらメチャオモティウム破壊するパワーに目覚めるかもしれない…やだよ限界突破されるの……有給じゃ済まないよもう……

「本当にすまないこんな発案をしてしまって……私も精一杯頑張るから……頑張ります……許してくれ……許さなくていい……ごめん……」

今から調査頑張ろうね!ハム太狼!

へけっ!

「できた……」
スペース圧力鍋を以てしてもこの時間。ほぼ調理方法に悩んだ時間だったが。
今日のメニューはビーフシチュー(ビーフではない)と焼き鳥(鳥ではない)。

使える食材は色々使ったものの。
「普通に美味しい。……やはり
シジホサナ
の代用は難しい……あれがあればぐっと良くなるんだが」
できるだけ似た作用になるよう、調味料を混ぜたのだが。組み合わせを変えるべきか……。
しかし本当なら代用などしないほうがいいのだ。

「私もそろそろ真剣に考えてもいいのかもしれないな……」
脱獄。


とは口に出さないので、ただ神妙な顔をして美味しそうな匂いのするごはんを食べているだけの人になる。

食べ終わったので、一旦調理室へ寄ったあとどこかへ向かう。

ポッドからゆっくり身体を出して、まずは大きく伸びをした。
首をぐるりと回して周囲を見る。使用中の蘇生ポッドはなさそうで、だから誰が襲撃で死んでいたのかとかは分からなかった。

蘇生室から足を踏み出す。そして、 を見た。

「アマノ」

起き抜けの、いつもよりちょっと掠れた怠そうな声であなたを呼んだ。

 アマノ
待っていたんだな、とは気付くが、それがどのくらいの時間なのかは察しようもない。
手を取られることを許さないわけもなく、少しだけ力を込めて握り返した。

「気分、………普通?痛いとことかねーし、あーでも、」

「もっかい、とは思う」

やや声を潜めて、目を細めながら。
甘ったるく囁く声はまるで情事の第二ラウンドでも強請るようだが、実際は
殺し合いおかわり
の声だ。半分くらいは冗談だが。

やったぜ。

アマノ
手を引かれれば、恐らくその中間になることだろう。つまり、あなたにべったりくっついて移動しようとする。歩きづらいなどと言われればちょっとはマシになるだろうが。

「えっマジで?やりてェ、やろ」

即食いついた。情事も嫌いではないのだが、殺し合いの前ではちょっと脳の奥に押しやられてしまうのだった。

トラヴィス

「……成る程。貴族というのは存外しがらみが多いものなのですね。豊かで自由なイメージがあると思っていました。
 生まれた時からはるか昔の先祖による噂や行いを背負って生きていくのは……少々、息が詰まりそうだ。
 トラヴィス様ご自身が気にしていないのならそれで問題ないとは思いますが……」

 貴族とは縁がなかった為、形をなぞりにくい想像をしては大変そうだと思っていたが。自慢話になってるなら問題なさそう。そうかな?

「この世のどこにも影響を与えることがない存在となること。不死者に……」

 繰り返し言葉を呟く。
 最早それは人間という種族を超えてしまっている気がする。
 ああ、でも。実際そうなのかもしれない。自分だって三度死を経験しておきながら、今こうして何も問題などなかったようにお茶菓子と共に雑談に興じているのだから。

「そうですね。肉体が活動を終えた時を死だと捉えていましたが……この短期間で、どことなく崩れてきた気がします」

 そう告げて、貴方から貰ったスイートポテトを口に運んだ。美味しい。噛み締める時間がある。少し前なんて痛みしか感覚がなかったというのに。

メモを貼った。

「くそっ投票権をよこせ!アマノに入れる!
というか入れろ!」

元気な私怨がもう発言できない場所へ向けてやいのやいの言う。
権利がないのだ。

「見下すな!ルヴァ君の役職は……割と嫌だし……」
イクリール的これが割り当てられたら嫌だなランキングで2位の役職だ。
実は……向いているが。

 これは静かに議論を聞いていた脱落者系看守。

「……えっ。アンタレス様、今なんて?ちょっと……あの、いつの間に何回死んで……?」

 ちょっと動揺した。慌てて端末を調べる。
 えっ、いつの間に……。なんで看守二人が死亡回数ランキングトップタイなんですか?看守だから?

トップタイって言ったけどちょっと数え間違えたかもしれないと思った。先輩何回死にました?

「えっあいつ何があった???えっ?この速度??」


死亡数ランキングがまた入れ替わった可能性に慄いている。あの悪食女どんだけ殺ったんだ……ええ……

せ、先輩……。となった。看守長に先輩に特別手当出してもらうよう嘆願しようかな……。

 これは短時間に死にまくってほんのちょっと弊害が起きちゃった系看守。ルヴァの言う通り多分いつもはそんな死んでる訳じゃないと思う……。だからこそきついかもしれないけど。

(世の中、上手くいかんもんやなぁ……)

これは死にたくない人ばかりが殺されて死にたい自分がなかなか死ねない現状を悲しんでいる囚人。
とりあえず看守さんには強く生きてほしいと思った。

競うつもりはなかったんだがすまない……の顔をした。

「どうせ死なないしね!ハハッ↑!」

議論を眺めながらおやつ。目玉ゼリーvilをもらいに。

緑がかった青の目玉はないのかと裏方におねだりしている。 貰った。

「そう、似合いすぎる皇狼だよ。墓下のみんな、みてる〜?」

「それもそうだな。……トム、セファーもトムに入れていいか? 率直に言うと死にたくない」

処刑で死ぬか生き残るかしかないんだけど……その……
そこのハイエナイクリールにわくわくしながら見られる予感しかしなくて……

<●><●>

「構わない。死なないし。」

死なないという事実がこのあまりにも強気な男を生み出しているのだ。

「イクリールはねえ、面白かったね。あとで録画を見せてあげようね。すごく嫌そうなイクリールってなかなか見られない貴重さがあったし、血は美味しくなかったけどかなり殺し甲斐があった!看守冥利に尽きる!最高だ!ああでなくては!…………言われた悪口はよくわからなかったが」

何だったんだろう。

><

いや見ろよ

「俺は誰が処刑でも、処刑は参加するけどォ」

目玉ゼリーもぐもぐしながら。

「……………
アマノ処刑はちょっとヤダ


眉間に皺を寄せた。ちょっとヤダ程度だし、投票権はないし、確定したら処刑は嬉々として行うんだけども。

<○><○>

「ありがとう。なら入れよう。死なないし」

死なないからといって気軽過ぎやしないか?という疑問があるかもしれないが、この狼は憎むに憎み切れない腹立たしさみたいなものがある。そのため半分私怨に近いそれで入れてしまおうという魂胆だ。

「……トムの殺し方次第では遠慮させてもらうぞ。何故好き好んで拷問を見なければならない。嫌そうなイクリールは確かに少々見ごたえがあるかもしれないがね」

悪口に関しては色々素知らぬ振りをしているのでスルー。
墓下のほうにゆるゆると手を振る凶狼だ。どうも。生きています。

|ω・)

「え?いや電源入れない剣でこうしただけ」

こう(上から下に振る仕草)。世界の発明、人道的な処刑法。ギロチン刑の再現である。

赤熱した剣、電源式らしい。

「あとは死んだ後の演出。あそこまでやるつもりは……最初は無かったんだけどね。食材扱いはイヤみたいだから、いっそ徹底的にやろうと思ったのだよ。他人にばかり押し付けてはいけない」

まじめくさった顔を作っている。

「ああなるほど。それならまあ見てもいい。演出は……」

にこ。なかなか皮肉が効いているなと思っている顔。

「よかったな、イクリール」

うわ!最低!

( ゚Д゚)

「顔じゃねーとこ殴ったらいーンじゃね?」

これは最悪の横槍。

「腹とか」

本当に最悪。

投票権と中指が足りない。

墓下のみんな!元気で結構!

イクリール!中指しまいなさい

「頭を叩き割ったら血は沢山出るだろうがそれではすぐ死ぬ!
体の末端からやれ!
というか投票関係なく今からやってもいいんじゃないか?じっくりことことやろうと思うなら時間かかるだろうし……ほら……!」

墓下アドバイザーのイクリール。