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人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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   ふぁ……?


[ 此方を気遣う様子を見せつつも、
  自分もお腹が空いている事を伝えてくる彼。

  その言い草に、
  何を考えているのだろうと思いはすれども、
  回らない頭では深く考えるまでもなく。

  ただ、目の前に
  無防備になった姿を曝け出すばかり。]
 

 
[ 腕が腰に回ってきて、
  軽く浮かすように抱き上げられる。

  運んでくれるのだろうか。

  そう思い、
  大人しく身を委ねていれば
  突然両脚が割り開かされた。]
 

 
[ 熱の籠った、蜜で濡れた花弁が外気に触れる。

  少しの間の後
  熱く昂るそれが脚の付け根に
  けれども何時もとは少し違う場所に触れて]


   へ…? ちょ、ちょっと、まっ……!


[ 止める間もなく、剛直が
  柔肉を押し開きながら突き進んでくる。

  その圧迫感に息が詰まりそうになる。
  背筋にぞわぞわとするものが走る。
  脂汗のようなものが全身に浮かぶ。

  揺さぶられる度に身体がふるふると震えた。]
 

 
[ 気付いた時には
  目の前には美味しそうな料理。

  普段であればこのようなご馳走。
  目を輝かせながら口に運んだだろう。


  けれど、今はそれどころではなくって。]
 

 

   ふぁ……ぁ、 ぁん…… あぁぅ……


[ 箸で口に運ばれる食事はどれも美味しい。
  しかしゆっくり味わう余裕など無きに等しく。

  彼が腰を動かせばその度に上半身が跳ねる。

  自分の意志とは関係なく、後孔は収縮し
  身体の奥に感じる剛直がぶるりと震えたかと思えば
  その直後、奥に熱いものが迸るのであった。]
 

 
[ そうして、座卓の上に並んだ料理が
  すっかり姿を消す頃合い。

  何度となく欲望を注がれる事はあっても
  蜜を滴らせる花弁に触れられる事はなく。

 
身体の奥はいまだに疼いていた。

 
彼が欲しくて欲しくて堪らないと。


  彼の方に振り返り、
  物欲しそうな眼差しを向けながら]


   
お風呂、いきましょ……?



[ 切なげな、けれど甘さを含んだ声音で
  問い掛けてみるが……]*
 



[ 硝子の外側から、いつも小さな姿を見つめていた。 ]


[ きちんとした形になる前、
 指の先にも満たない小さな球体にしか見えなかった頃から。
 漸く大きくなり始めて、
 透けた表皮から骨格が見て取れていた頃も当然。 ]

────殿下。
俺は早く貴方に会いたい。早く俺達のことを知ってほしい。
貴方の父上と母上がどのように生きたのかも……。

[ 時間を見つけては食い入るように眺め、
 未だ名前も無いその方に譫言のように呼び掛けていた。

 旧き時代の技術とは畏れ敬うべきものだ。
 人の子が母に抱えられている時間よりもずっと短い期間で、
 産まれる筈は無かった命が、花開く。

 完全な形態が作られ、開いた四つの目が外を見た日を
 誕生日として定めると我々は決めた。
 その日、彼と共に幾多の魔族の命が救われる未来が産まれた。]


[ 性別が分かったのは外に出した後だった。
 何しろ竜族は絶滅してしまったもので、水人族が苦心して特定に至る。

 あのように集団に身体を眺められ何度もひっくり返され過ごすのは、
 きっと中々に居心地が悪い。
 必要な行為と分かりながらも、可哀想に思わずにはいられなかった。
 思っていたのに、もっと酷いことをしてしまった。

 ────あの日。
 幾重にも重ねられた防御魔法に包まれた彼を、
 民衆の前へと連れて行き、よく見えるように掲げた。

 ベアによる魔族の民、そして人類への宣言の最中。
 光の珠のような魔法の中で、もつれ合う身体は酷く暴れていた。

 今までは円柱の中とその機械がある研究所しか知らなかったのだ、
 彼を見る目の数も桁が違う、物も語れない赤子には怖かっただろう。
 戻ってきた後、二つ頭を押し付けるように甘え俺から離れなかった。

 しかし、思い至ることは無かったがもしかすれば
 怯えた原因は他にもあったのかもしれない。
 その頃から既に悪意の視線が存在していたのかもしれない。 ]



[ 人型になったのは彼が40歳になった頃だろう。
 いつものように水槽から出し、室内を散歩させて差し上げようとした。
 未だ足は未発達の、こちらに向けて這い寄る御方が
 唐突に金髪の幼児に姿を変えたのだ。

 ああ、本当に王子だったのかとぼうっと眺めてしまって
 気づいたオルフェウスに殴られ
 早く服を持ってこいと怒鳴られたのをよく覚えている。

 騒々しい俺達を見て笑っている姿も愛らしかったが、
 幼い頃からウロボロス様は既にウロボロス様だったと今は思う。

 悪い意味ではない。我々は皆、王の全てを愛している。
 その気まぐれさも、掌で転がすような物言いも。
 向こう側に存在するいじらしさを知っているから。

 そんな風に楽しげな姿を眺めていられることが、
 どれ程尊い時間なのか、すぐに思い知らされることとなったから。 ]



申し訳ございません、陛下……。

[ その年、戴冠式の後のこと。
 凍土には決して降ることなど無い筈の雨が、
 ついに我々の王となった小さな御方の上に降り注いだ。
 抱き締める腕は今日ばかりは加減が利かなかった。

 ────暗殺を目的とした、襲撃事件。

 未遂に終わった。ウロボロス様には当然、傷一つ付けさせなかった。
 しかし、犯人は拘束され連れて行かれる間最後まで陛下を罵り
 決して認めないと叫んでいた。

 彼の知らない時代を寝物語に毎夜聞かせ続け、
 その生まれも隠すことなく教えてある。
 それでも、今まで周りには彼を愛する者しかいなかった。
 否定され、加害を試みられるのは初めての経験だった。 ]



[ きっと、神を真似るような所業への報いだったのだ。

 産まれた幼子に罪はない、しかしそれを目論んだ者は
 純粋な愛ではなく、周囲の為に一つの命を創り上げた者は────

 人の姿は見目良くとも、竜としては異形だと奴は言った。
 その見目すら王と王妃の面影一つ無いと奴は言った。

 我々もそのことに気づいていない筈は無かった。
 恐らくそれは、産まれ方が影響していると結論を出していた。

 彼にはどうしようもない、他の誰かの行いのせいで
 きっとこれから何度も、同じように詰られる。 ]



 どうしてあやまるの。ボクは、どこも痛くない。
 みんながボクを守ってくれたから。
 ……辛いのはボクじゃなくて、フォークでしょう?


[じっと目の奥を覗き込み、白く柔らかな手は頭を撫でる。
人の形となる前から、何度もされていたものを真似るように
ぎこちなく、優しく、雨が止むまで何度でも。]


[ 女神も聖木もこの世界にはありはしない。

 救いを差し伸べたのは、罪を赦したのは
 小さな小さな、人造の魔王だった。

 遥かな寿命、唯一の竜。
 その身に永きに渡り降りかかることとなる苦を思えば、
 決して許されてはならない。

 それでも雨は勢いを増して、暫くの間優しい子を濡らし続けた。
 真に尊き、光のような御方だと知った。 ]


[ 裏切りが教会に知れた後、故郷の村は焼かれてしまった。
 復讐を志した、同じ孤児院で育った少年が
 変わらない姿の俺の前に、成長した男として現れた。

 彼の命を摘み取った時の虚しさが、何百年経とうと忘れられない。
 仲間達の亡骸と同じく、死に顔が目に焼き付いた。

 目的が存在した。仰ぐべき御方と、仲間達がいた。
 そうでなければきっと心も喪っていただろう。

 異能を見に宿し、しかし魔族のようには変わらない姿。
 人の寿命を遠く過ぎて、誰にも分からない終わり。
 その日が来れば魔物へと成り果ててしまうと定められた運命。
 これは人類でも、魔族でもないと言うべきではないか。

 俺は何なのだろう、どうして存在しているのだろう────
 胸に空いた穴は、一人きりになると開いてしまう。 ]



[ 君は我々の血を受け入れ王に仕えたまごうこと無き魔族だ。
 守るべき方に逃される苦渋を共に味わった仲間がそう語った。

 あなたは教会と戦争の真実を暴き、未来で喪われる命を救った。
 やはり勇者と呼ばれるべき人間だと、聖都で助けた人類が言った。

 元より我らは一つであったのだから、お前はどちらでもある。
 そんなことを口にしたのは水人の研究者と迫害された者達であった。

 その全てがこちらを想っての、心よりの言葉。
 それでもどうしても、受け入れることが出来ずに今に至る。 ]



[ だが────、 ]



  
「ふぉーく?」


いいえ、フォルクスですよ殿下。

  
「ふぉる……う」


その調子。フォルクス、です。

  
「ふぉううぅ」


ああ、遠のいたな一気に……

  
「……んっ!」


いてっ、痛い痛い!分かりましたフォークでいいです!いいですから!
……フォーク、か。なんだろうな、これも、運命ってやつかな。



[ 培養管の中からこちらを見つめていた四つの目が、

 巻き付き噛み付き、言葉にならない愛情を示した異形の身体が、

 抱き上げた腕の中の幼子の笑顔が、

 優しく頭に触れたその光が、

 果てしない時間の中、穏やかな流れで美しく成長していく姿が

 共に未来を見据える時間が。

 己が何者か定めることすら出来ない男に、
 この方の従者であるという一つの答えを、与えてくれた。 ]



 ────ふぅ……

  いや……、実に、美味だった……


[中から白濁が垂れ溢れぬよう、
きっちりと琴羽の菊座を串刺しにしたまま
二人羽織の夕餉は終わり。

食後の甘味の柿羊羹を、
薄く開かれた彼女の口腔へと。
次いで己自身の口の中へと流し込んだ。

果実ならではの上品な秋の甘さを
舌で転がしていると]



 …────ッ……


[振り返り見上げる琴羽の妖艶さに
思わず言葉を失って。

──けれど、言葉など無くとも。
行き場の無い隘路の奥で
再び下肢に血流が巡り。

埋め込まれた裡で勃ち上がる屹立が、
何より雄弁に答えを返していただろう。


だが……]



 …──あぁ、俺はそれで構わんが。

  まさか琴羽が、
それ
を望むとはな。


[少しばかり意味深に。
にぃと口の端を曲げて微笑もうか。

先程まで扮していた吸血鬼であれば、
それこそ犬歯が覗く程に笑みは深く。

柿羊羹を取り分けた和菓子楊枝の先端で
浴衣に包まれたままの方の果実を軽くつつく。
そなたの心のうちは、
固く尖った実の先端は此処にあろうと
ヘラの横合いで擦り上げ。

そんな戯れの後に、再び彼女の身体を持ち上げる。


そうして、
・・・・・・・・
部屋に拡げられた、
・・・・・・・・・・・・
食べ終わったばかりの料理を後に
足湯の先、部屋に備え付けられた露天風呂へと向かうのだった]

[人工的に配された岩に囲まれた風雅な露天風呂は
今や青く輝く月光に照らされ、
ある種幻想的な佇まいを見せていた。

その縁に、腰を下ろし]


 突然、不浄の場所を使わせてもらって悪かった。

 そなたの負担を
 少しでも減らせないかと考えてな……

 何度も何度も夜通し逝かされ続けるより、
 半分をこちらに注いでしまえば、と。


[言いながら、
琴羽と繋がっていた昂りを引き抜いていく。

栓代わりだった肉杭との結合部からは
栗の花の薫りと共に粘ついた精液が滴り落ちて。
ほんの一時、温泉の湯を白く染め]



 ──まぁ、だが。

 こんなにも感じやすくては、
 その企みも水泡に帰した様だがな?


[膝の上に、琴羽を今迄とは逆、
向かい合わせに腰掛けさせれば。

ようやく。
そう、ようやく琴羽の顔と
間近で向かい合わせになり。


後孔も、膣も、胸も。
俺は琴羽のすべてが好きだが、
やはり一番惹かれるのは、この──、表情だと。


改めて実感し、何度と無く惚れ直すのだ]



 そんな所も含め、
 愛しておるぞ……、琴羽。


[互いに向かい合い、抱き締め合い。

ぐずぐずに濡れた琴羽の秘所に
己の肉茎を割り入れていく。


琴羽の霊力を喰らう妖であればこそ
今宵何度も精を放ったというのに
俺の屹立は未だ収まりを知らずそそり勃ち。
たっぷりと伝い落ちた白濁が霞むほど
赤黒く、物欲しげに脈打っていた。

ぐちぐちと、わざと内壁にぶつからせながら
彼女の蜜壺へと鉾をねじ込み]

[焦らされ切った花弁の奥に
すっかりと、埋め込んだその後に]

[満面の笑みで囁いたその直後、
頃合い良く部屋の入口を外から叩く音が聞こえ。

──どうやら俺は理性が飛ぶと、
代わりに悪戯心が召喚されるらしい。



さてと、と、容赦の無い突き上げを開始して]


 片付けも布団も、
 やってもらわねば困ってしまうなぁ……?

 今は半開きになっている部屋と露天の境の引き戸。
 そこを閉めれば音はともかく、姿は隠れるだろうが……


 まぁ、兎にも角にも。
 俺は琴羽を愛でるのに忙しいのでな。

 対応は任せるとしよう。


[愛しき妻に、そう、告げたのだった*]

[言いたいことだけ言って満足すればもう
この話題は終わった気になって
眺めているだけで余り頭に入っていなかった
細かな文字を目で追い始める。

大人しくなったのであいつもまた
野球観戦に戻ったのかと思えば
あいつの中ではまだ続いていたらしい。

なんとなく言い難そうに尋ねてくるから
やはりもうそんな気分じゃないのかもなと思いはしたが、
そんなもんは正直関係ないのである。

俺がやると言ったらやるし、そこは揺らがない。
もし全くその気になれなくて役に立たず出来なくとも
それはそれでひとつの結果として受け入れるだけだ]


 …………冗談の方が良かったか?


[こいつの言葉に嘘が無かろうと
まだ枯れてなくともまだ俺のことが好きだろうと
まだ俺を抱きたいか、とはまた別な話だと思う。

別段俺の体を好きになった訳でもないだろうし
顔が好きな訳でもないだろう
スタイルが良い訳でも顔が良い訳でもない事は
最低限自覚くらいはある。

ちょっとモテていい気になっていた時代もあったが
その後紹介された姉の夫になった男が
その辺の歪んだ自信をずたずたにしてくれたので
自分が外見だけなら所詮並程度の存在だと
今は正しく理解しているつもりでいる。

中身だけでも善くあろうと外面の良さは保ち続けたが
それもこいつの前では放棄し続けている訳で。
じゃあこいつ俺の何がまだ好きなんだろうって考えたら
もうよくわからなくなっていた。

結論として……あるのは、初恋、って付加価値だけで。
多分刷り込みなんだろうな、と今は思っている。]