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18:35:45

人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:



  「 ──…忘れさせなさい。

    増える罪は 私も共に背負おう 」



[ 人の記憶を操る禁術。

  王女を蝕む破瓜の記憶を奪った。
  彼女の数年の記憶までも、犠牲にして。

  …それより現在に至るまで
  僕は 奪った記憶による悪夢を 見続けている。 ]

 


[ 吐くような痛み 胸を突き刺す下卑た視線


  許して  


      ゆるして


    赦して



           
ころして。
 


  声が頭の中を木霊する

  返してしまえば きっとこの
痛み
は消える
  返せるはずがない 
  それが
で 彼女の幸せになるのなら ]

 


         [ 自由になりたい

  
         
幸せでいて欲しい


  なら もう
  抱えて死ぬしか、ないじゃないか ]


 [  開かない扉に縋り着いた昼
    誰にも話すことの出来ない記憶

    相反する悩みの答えは
    未だ 見つかっていない。  ]**

 

【人】 偽冒険者 キンウ

 
 ……吹き矢のことは、後で順を追って説明するね。>>117

[フィアンメッタの方を向いてそう囁いた時には
通常の顔色を取り戻していたはずで。
よしんばまだ頬に赤みが残っていたとしても
酔ったせいにできるだろう。

先に一口味見してしまったレモンと炭酸の
特性酎ハイのグラスを片手に>>2:119]

 ……改めて、乾杯しよっか!

[なんて、遅ればせながら周りに提案してみたり]

 何に乾杯するかっていったら
『旅の出逢いに』


[グラスを挙げて唱和してくれたのは何人だったか。
フィアンメッタやエアハートがグラスを鳴らしてくれたら
勿論嬉しくて笑顔になったけど、もし、
店員の誰かや、他のテーブル席の誰かが唱和してくれたのなら
もっと大きな笑顔が弾けたかもしれないね]
(168) 2022/05/26(Thu) 16:41:18

【人】 偽冒険者 キンウ

[アットホームな雰囲気の、いこごちのいい空間。
美味しいい酒と美味しい料理。

ここに来るまで長かった。
苦しかった

今だって、旅が終わったというわけではない。
吹き矢の出来事を思い出せ。
でも、もう疲れたんだ。


──気を緩めると、
  全部吐き出してしまいたい気持ちが頭を擡げてくる。


けれども頭の隅で幽かな警鐘が鳴っている。

経験値によって磨かれた動物的勘と
それでも外れる時もある

先程の──
“忠告”
だ]
(169) 2022/05/26(Thu) 16:45:11

【人】 偽冒険者 キンウ


[どこまでなら話してもいいのか……と、決めかねながら]


 
恋しい
のは、“故郷”そのものとは……少し違うかな>>41

[それから、ふっと
濃霧の立ち込める窓の外に視線を移し、
一呼吸おいてから]


 戦火に焼かれるまでは、海の幸も山の幸もある
 素朴で綺麗な所だったけどね。
 ………でも、今はもう、復興が始まってると思う。
 飛び出してから
飛ばされてから
三年も経ったから。
(170) 2022/05/26(Thu) 16:51:44

【人】 偽冒険者 キンウ


[窓の外を再び見やり
宿もまだ決めてなかったことに気づいた。

いよいよなら野宿も慣れたものだけれど…
ここまで霧深いなら、野宿に向いている場所も探せない。

……このまま飲み明かすことになるのかなと、
ぼんやり考える]
(171) 2022/05/26(Thu) 16:55:22

【人】 偽冒険者 キンウ


 へぇえええ!やっぱり君が?
 飾り切りが職人技だね?!
 
[当の本人から「僕が担当した」という返事を聞いて
感嘆の声をあげたが>>129
それに続いた言葉には、さらに驚いた]

 ……うん!
 アタシの出身は日輪ヒワの国っていう所。
 そこまで行ったことある?上陸はしなかった?

 あ、でも、向こうの方まで行ったことがあるから、
 ……こういう、本場に近い感じの
 美味しい料理が出せるわけか、納得。

 君が行った頃は、治安が安定してた頃かな、どうかな。
 治安の安定してた頃だったら、
 あの辺は海と山がせまってて
 ……小さくても風光明媚な港だったでしょ?


[
こんな可愛らしい子もゴーストなんだよね?

ゴーストは見た目で年齢を判断してはいけないのだろうけど
“君”というニュアンスで、つい呼んでしまう。
この少年(?)が東の国方面に船出したのはいつ頃のことなのか、少し興味がわいた]**
(172) 2022/05/26(Thu) 17:03:25

【人】 偽冒険者 キンウ

 
[セーラー服の少年が乾杯の音頭に
手を叩いて唱和してくれたから>>173

そちらの方に、ピカピカの笑顔を向けた]
(177) 2022/05/26(Thu) 20:08:32

【人】 偽冒険者 キンウ


[普通に上陸ができたということは>>174
最近風の便りに聞いた復興後の可能性をはずせば、
今から三年以上は前……か]

 独特の文化…こっちの人から見ればそうだろうね。
 うん、この和船をかたどった器は、かなりよくできているよ。

[それから海の感想を聞けば]

 ……!

[「海にも“硬派な感じ”ってあるのかな」>>174
 
その発想はなかった!!!
]
(178) 2022/05/26(Thu) 20:11:06

【人】 偽冒険者 キンウ

 
 でもそれなら、そうだ。
 誰か、紙…メモ用紙みたいなのと、
 ペン、すぐ出る所に持ってない?

[と、周囲の人に聞いて。
誰かが差し出してくれたのなら礼を言い
ないようなら腰袋から探し当て。

さらさらと、ローマ字と公用語で]

 日輪の国の海の色は
konpeki

 こっちの方の海の色は
marine blue


 ……の、イメージだなって、思ったことはあるよ。

[それから、カイルの日本語を聞くと>>175]

 わぁ……こっちで、その言葉を聞けるなんて。
 懐かしい………。

[
ホームシックではないよ、断じて>>41
]**
(179) 2022/05/26(Thu) 20:21:04


  命と天秤にかけても避けられない外出。

   
そう、セシリーだってわかっていたはずだ。

   
予想なんて、いくらでもつけられたはずだ。


          
覚悟の上だった、というの?
    

  


  続く彼の身の上話を、私は聞いていた。
  確かに、事前に船が沈むと伝えられていたら
  そもそも乗らないって選択だってあったかもしれない。
  

  でも、同時に思ってしまう。
  それは先延ばしに過ぎないかもしれない。とか。

  運命を覆した結果
  更に大きな災厄が待っているのかもしれない、とか。

  知らない方が幸せだった可能性とか。
  どこまでも考えすぎてしまう。

  変えた結果もたらされるものと
  変えない結果を天秤にかけようとしてしまう。
 

【人】 偽冒険者 キンウ

[エアハートとフィアンメッタとグラスを鳴らしたのと
ほぼ同時だったかどうだったか。>>198>>228

ターバンの男性が、こちらの方へ向けて
軽くジョッキを持ち上げてくれたのが見えた>>200


……実は、セーラー服の少年が「お客様の故郷になるのでしょうか……?」と聞いた時、耳をそばだてていた。>>166

ターバンの男性が地図を書き始めた時、
不躾にならないよう、こっそりと
そーっと首を延ばしてもみたものだ。>>184

──昼間の吹き矢の件が気になった。

似ているのは肌の色だけ。
ターバンや装身具を見る限り、
自分とは出身国が違う気がする。

東方諸国といっても広いのだ。
いくつもの国の可能性が考えられる。
まさかの、追手でさえなければ……]
(229) 2022/05/26(Thu) 22:39:12

【人】 偽冒険者 キンウ

[

そして次には
奇しくもターバンの彼と同様のことを考えた。>>200
そう、彼が少し前に話していた焼かれた村の内容を思い出したから。


それだけのことを考えるまで、数瞬の間があった。

穏やかにも見える表情でジョッキを持ち上げてくれたから、
一瞬でもまさか刺客ではないかとまで疑った自分を恥じた。

彼の乾杯は声にならなくて。
何を心の中で唱和してくれたのかはわからないけれど。

今、この場では、皆平等に酒を楽しむ者達──

彼の方をまっすぐに見て、にっこりと笑みを向けた]**
(230) 2022/05/26(Thu) 22:42:39
偽冒険者 キンウは、メモを貼った。
(a26) 2022/05/26(Thu) 22:49:59

 
── 続・あの日の話   ──


[崖から足を滑らせ落ちた行商人一行の一人を
 救助しようと現場に向かった俺は、
 無事に目当ての人物を見つけた。
 それは女性のように見えた。

 長いブロンドの髪。
 遠くから見てもわかりそうな濃い目のメイク。
 大き目のネックレス、腕輪に指輪などの装飾品。

 酒場の女性が着るような深紅のドレス。
 
胸元が大胆に開いたそれからは

 
逞しい胸板が見える。

 
肩を出したそのスタイルは、

 
よく見ると結構な幅があるように思う。

 
首元に目を移す。

 
なかなかの太さに喉仏が見えるような。


 
いや、これは────…… 

 

 
(…………男性か?)

 

 
「ああ騎士様っ!助けにきてくれたのね!
 あたし、すっごく怖かったの……。」



[口を開く。低音が響く。
あ、これ男性だな。

 アリアから降り立ち、近くに駆け寄る。]


  もう大丈夫ですよ。
  怪我は無いですか?
  ……いえ、足を負傷しているようですね。
  痛みはどうでしょうか。とりあえずは応急処置を。

  仲間の皆さんは無事なので安心して下さい。
  さぁ、ここから上がりましょう。
  天馬に乗って一緒に───……
 

 
[少し、考えた。
 目の前の人物は男性だと思われるが、
 服装や口調はどちらかというと女性寄りである。

 ならば女性対応をするべきなのか?
 そして相手は足を怪我している。
 踏み台化ではなく担ぎ上げるべきだろう。
 触って、持ち上げ良いものかと伺いを立てる。]


 
「えっえっ……それじゃあ、あたし……
 
お姫様抱っこして貰うのが夢だったの!

 

 
[俺は夢を叶えた。
 重くない?との問いかけに
 
羽のように軽いですよ
、と答えながら
 岩のような重さを体験した。
 寒くはないですか、と外套をかけて渡した。
 落ちてしまわないように、彼女(?)を俺の体に
 しっかりと紐で縛り付けた。
 対応は何も間違えていなかった筈だ。

 
間違えては、いなかったのだが。



  念のため、後ろからもしっかりと
  私に掴まっていて下さい。

  …………っ!?
  いえ、あの、そこまで強く抱きつかれると
  鎧が割れてしまうので、もう少しソフトに……。
 

 
「あたしの名前はロザリンド。
 ねぇ白馬の騎士様、貴方の名前を教えてくれる?」

 

 
[ロザリンドは情報通だった。
 次の日には家に御礼の手紙が届いた。
 それに返事をして、そこで終わる縁の筈だったのに。]


「エアハート様って、
 お父様が騎士でお母様が商人なんですって?
 まるであたし達の関係みたいですね♡
 馴れ初めってどうだったんですか?
 もしかしてあたし達みたいな運命的な出会いだったかも。」


(何故、親の事を知っている)



「エアハート様がアリアちゃんと一緒に食べられるように
 人参のスコーンを作りました♡
 あたしの事をもっと好きになってくれるようにって
 おまじないをかけたので是非食べて下さいね。」



      
("もっと"とは??食べ物は粗末にしませんが

             
呪文の効果は無かったようです)

 

 
[じわじわと、攻め込んでくる。
 ついに家にまでやってくるようになった。
 "俺は恩人なだけ"そう言い聞かせて対応していたが、
 同時に何か身の危険を感じていた。

 ────そしてついに来た。]


「エアハート様、あたし……
 そろそろちゃんとした関係を持ちたいんです。
 本当はエアハート様の方から
 切り出して欲しかったのだけど
 
どうか、あたしとお付き合いして下さい。