「鬼の決め方どうしよっか」

トレーニングルームに着いたら、早速そんなことを言う。
ジャンケンしようか？人多いけども。
[[pon ]]でジャンケンできるよ。

>>36　ポルクス
「アンタ、ウニだとかアワビだとかイケるタイプ？
　汁物ならやれるけど」

いちご煮なら分けれる。

「じゃあ、クロノが鬼ねー！」

きゃーっ！とはしゃいだようなテンションでトレーニングルームの端めがけて駆け出した。

「おーにごっこー！」

　同じくゆるっと走り出す。いざという時は誰かを盾にしてしまおうかな。

「頑張ります。」
合図で散り散りに駆け出す。その様子は少女と何ら変わりがない。

「クロノ君……いえ、クロ君とお呼びしましょうか。貴女が鬼ですね。
　では、早速。」

静かに言いながらも、すすっと走り出す。

>>39　シトゥラ
「……！　……、！！
　……食べれる、！」

くれるの？いいの？　という目であなたを見ている。
めっちゃ見てる。じーーーーー……っと見てる。

「…………、ﾓｸﾞ」

クロワッサン食べながら。

「頑張るのよ！」
ふんすと気合をいれて、数秒待って追いかける。

とたとたとた…！

>>44　ポルクス


目が口ほどに物を言ってんなァ。

「いいよォ。食い合わせは知らんけど、パンにスープって考えりゃちょうどいいんじゃねェか？」

ほらよォといちご煮を渡した。ちゃんと食っときなァ。

「むー、みんな早いのね！」
本人は楽しそうだ。てってこてってこ！

「負けないのよ！クロも本気出すものね！」
───当然、彼女もまた。

「待て待
　　　　　　　　　

途中まで、一番近くにいたスピカとの間にも数10mの距離。
とてとてと走ってくる彼女に視線を向けていたものは、彼女が瞬きの間もなくいつのまにか対象の裾を掴んでいるように見えるだろうか。

じっと、鬼であるクロノを注視していた。
加えて、目には自信がある。見えていれば、見逃すこともない、のだが。

「……わぁお」

だから、目にも留まらぬ速さというのではなく、本当にいつの間にか移動していたクロノに、小さく声を上げた。

　軽く走って距離を取り眺めていたからこそ。そうして遠くからクロノを捉え続けていたからこそ。

「……」

　瞬きですら油断になりえてしまう事実をまざまざと見せつけられ息を呑む。対処法はあるのか。ないだろう。
　ただ過ぎ去るものと認識している"時"に勝つ術を知らない。

「ヒュウ」

「わたし結構かけっこつよいのよ！」
ふふん、と得意げな様子であるが能力についての言及はない。

「……やるじゃんクロノ！」

　明るく声を上げて拍手を送る表情はもうすっかりいつも通りだ。

「かけっこも鬼ごっこも俺達みーんな負けちゃうかもねえ。本当にかけっこ得意なんだなあ！」

>>46　シトゥラ


これでも音量は抑えました。
いいよォと若干被り気味だったかもしれない。

「アリガト！！　アンタやっぱいい奴だな！！
　サイコーだぜkind water！！！！　……ﾓｸﾞ、ﾑｸﾞ」

なんか咄嗟に出てきたkind waterはあだ名だ。優しい水、そんな感じの意味合い。
渡されたいちご煮をパンと交互に食べています。めっちゃ嬉しそう。有難う。

アルレシャとは違った意味で大人げなく、とはいえある程度離れた位置でクロノを見ていたが。

文字通り"一瞬"の出来事。
クロノに与えられた罪状は『時空間航行規約違反』。
参加者の資料には一通り目を通している。彼女……いや、ζ個体の彼女とは、同エリアの囚人として軽くそういった話をした事はあったと思うが。

「――ふむ。」

実際に、この目でその一端を見るのは。それが許されたこの場が初である。

「……勝てないな確かに」

つよいのよ、というクロノに対して、バーナードのような言葉はかけられなかった。

頭の中が、それどころではなくなってしまったからだ。

「ふふ〜」
褒められて満足げに微笑む。
「今度はにげる番なのよ！きゃー！」

とたとた、子供らしい足どりで再び走り出す。
先ほどの能力を使う様子はない。

「……確かに、凄いですね。
　これは少々本気を出した方が良いでしょうか？」

一言呟きながら、再び走る。
先程と違うのは7レベルの本気度だったところを、それぞれに対し注視を送っている点だ。

>>53　ポルクス
「どーいたしまして。
　いい食いっぷりだなァ。ロクなもん食ってなかったみたいだ。……ロクなもん食ってねェか」

しっかり食いなァとポルクスの食事風景を眺めていただろう。面白いあだ名もらったなァ。

「……スピカちょっと疲れちゃったかな？鬼変わろうか？
って言ってもね、僕あんまり身体能力高くないからなぁー…」

鬼ごっこに参加している同僚をちらと見る。
でもさっき張り切って身体動かしてたしなぁ。治療室にお世話になるくらいに。

「少々どころの本気じゃ足元掬われるよシェルタンー。
　全力で逃げるくらいしなくっちゃ」

　とはいいつつ男の態度は変わらない。所詮はただの遊びであるのだし、そこまで手の内を明かすつもりもない。

「……あ、鬼代わる？別にいいよ」

「よーし、それじゃあ誰を捕まえようかな」

　選手交代。鬼、スピカに代わりましてバーナード。数秒のカウントを挟んでから駆け出します。具体的にはクロノのほうへ。18くらいの速度で。