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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【人】 グルメライター ヤワタ

――真鯛の日――

[駅前の出張スイーツ店の取材をした。>>30
撮影用ブースの外から、ブース内で撮影をしている若い女性たちを撮ったりして。
売れ筋はやはりすぐに食べられるカップスイーツやシュークリームのようで、ホールケーキはショーケースの中で迎えを待っていた。

一人暮らし、ホールケーキを一緒に食べる当てはない。
だが。]

 これ、ください。
 ああ領収は切らなくて結構です。自分用ですから。

[仕事では丁寧な言葉遣いだってできます。
というのは置いておいて、取材後に記事をまとめる傍ら自宅でケーキを食べた。
流石に量が多いので半分は冷蔵庫に仕舞ったものの、それでも腹がいっぱいになって昼食は抜くことになった。]
(58) 2023/03/03(Fri) 10:39:43

【人】 グルメライター ヤワタ

[そして記事が仕上がった夜、足は自然ともう一度駅前に向かった。

沙弥の料理をSNSにアップしてしまった日から何となく遠のいていたが、取材先はあそこに近いなと思ったらもう恋しかった。]

 やあ、空いてる?

[いつものようにドアを開けて]

 高野さんこんちは。

[ひとつ分離れて座――ろうとして。>>20
沙弥がいることに気づいて少し目を伏せた。>>48
勝手に感じている気まずさをどう払拭すべきか、まだ答えが見つからない。]
(59) 2023/03/03(Fri) 10:40:07

【人】 グルメライター ヤワタ


 今日、隣いい?
 仕事片づけてきたから酒が飲みたくて、乾杯できる距離が良いんだよね。
 飲む予定なかったなら奢るからさぁ。

[沙弥は何も知らないのだから、避けているように見えたら申し訳ないのだけれど。
どう動いて良いのかもわからない。
高野を利用するみたいな形になりそうだなという罪悪感もある。

それでもこの店を出るという選択は取れない。]

 真鯛がいいな。
 オレンジじゃないのと合わせてさっぱり系で。
 それとクラフトビール。
 高野さん何飲む?

[注文はブラックボードを見ながら。
それを受けてくれたのが沙弥ならば、オレンジ以外という指定の面倒くささについてのこととも取れなくもない「ごめんね」を付け加えた。]
(60) 2023/03/03(Fri) 10:40:57

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 少しの追憶 ―

[9年前に店の客からバイトへと転身してからの数年間は、パンクスの出で立ちの「大先輩」の姿>>0:306>>0:307を間近に見ていたものだった。

 「こんな店員さんがいる」ということに、客として来た最初の最初は流石に驚きが顔には出たけれど――。
 ランチタイムの『不思議の国』に従事するがっつりパンクスの店員さんの存在に慣れるまで、そう時間は掛からなかった。というよりその日のうちに慣れた。]
(61) 2023/03/03(Fri) 10:42:51

【人】 厨房担当 ゲイザー

[母方の祖父母が、結婚直後に数年間暮らして青春を謳歌したイギリス。その思い出話の中にパンク・ロックがあった訳ではなかったけれど――。
 輝かしき思い出の品と話とを通じて、星から星に移るみたいに璥の関心は広がり、自然とロンドン・パンクのことも知るようになる。
 ……祖父母にせよ璥にせよ、悪く言ってしまえば「イギリスかぶれ」の面も否めなかったが。

 丁度璥が10代だった時代にも、日本の都心の一部(?)で賑わっていたロリータ絡みのパンクファッションが注目を浴びていたことがあって。
 もうちょっと昔にはすごいパンクの人たちもスナップ誌にもっといっぱい載ってたんだよ、とは親戚のおばさんの言。
 「好きな姿でいていい」への期待抱くことになる>>0:259速崎璥が、『うさぎの遠藤さん』にすんなり慣れたのには、こうした背景もあったのだろう。

 そんな「遠藤さん」の髪はいつしか少しずつ伸びていき。
 「がっつり」なレザー以外のコーディネートも増えていったのだけれど。]
(62) 2023/03/03(Fri) 10:43:41

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、速崎が自己アピール欄に「英語対応可能」と書いたのは、見栄や伊達からではない。そんな見栄書いたら「英語できない」とバレた時にクビにされかねない。
 受験対策でも国際化でもなんでもなく(受験英語は確かに一通りやったが)、ただ祖父母が教えてくれた文化への親しみだけで、速崎は英会話も英文も身につけた。親しみだけでこのティーンは身につけた。
 それが結果的に、履歴書でもアピールできる程度のスキルになったというだけだが――。

 あのボロネーゼ日和のランチタイムに、その「お初」の若い客>>0:436が来たことは速崎も把握していた。
 直接応対したのは遠藤らだったが、ところどころで英語の返答が混じっていた>>0:451>>0:482のが微かに聞こえてはいた。
 英語ができるのが自分だけ――と考えていた訳では勿論なかったが、つい、そちらへと意識は向く。
 けれども日本語をきっちり喋っているのもちゃんと聞こえたから、とりあえずは日本語での受け答えでいいという判断。

 そのお初さん――美澄大河が今夜、どんな形で『Madam March Hare』に姿を見せるか。
 それについてはまだ、今はここで話すことではないだろう。*]
(63) 2023/03/03(Fri) 10:44:32

【人】 グルメライター ヤワタ

[聞きすぎることを恐れて、敢えて触れなかったことはたくさんある。
だが数日前に耳にした衝撃は大きくて、本人を目の前にしたら我慢が出来なかった。]

 高野さんて……
 やっぱかっこいいよね。

 「離さない」って中々普段言うことも聞くこともないけど、どんな気持ちになったら出てくるんだろ。

[完全に「アレ」を指している。>>16
じっと顔を見つめて、どんな顔であの台詞を言ったのかな、なんて想像した。**]

 
(64) 2023/03/03(Fri) 10:49:20

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ ぽこん、とスマホが通知音を鳴らしたのは道中だった。
  高校時代の──彼女も一時期荒れていた──友人から
  「ねえやばいみて」と送られてきたURL。
  アカウント乗っ取られてますよ と送りかけたのを留め
  開いた今をときめく大人気アーティストのMVを再生し

  思わず往来で変な声が出た。 ]


  
ふぇぁ!!?



[ どう見てもどう目線を変えてもどうスマホを傾けても
  >>16そこにいるのはうさぎの穴の常連様その人である。

  慌ててキャスト名を確認しようとしても、
  計算し尽くされた創造の世界の中に彼の名前は無く
  代わりに「憧れのヒーロー」の一文だけ。>>15 ]

 
(65) 2023/03/03(Fri) 11:03:12

【人】 厨房担当 マシロ

 
[ 友人からの連投は見れなかった。
  いつも美味しそうにご飯を食べてくれる大事な常連様の
  「もう二度と離さない」というセリフは
  MV上とはいえ、大咲には些か刺激が強すぎる。
  妙に視線慣れしていたのはそういうことか……とか
  なんだかいつも高野を気にしていた常連様のひとりも
  もしかしてそういう、ファンだったりしたのか、とか ]


  …………わぁお


[ 憧れたヒーロー、の一文が、妙に記憶に残る。
  学校もない高校時代の日曜朝、
  静寂を掻き消すために付けていた戦隊ヒーローものの記憶が
  何故か不意に頭を過った。* ]

 
(66) 2023/03/03(Fri) 11:03:30

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 本日、夜開店後の『Madam March Hare』 ―


 タカノんいらっしゃいませ〜!


[早速夜の『うさぎ』の扉を潜った高野>>20に、遠藤>>48の後から、カウンター越しに挨拶を。
 なんとはなく、今日の常連さんは上機嫌な気がして、普段から明るい速崎の声にも、そんな調子の良さが少し上乗せされたのだが――]


 お、カンちゃーん! らっしゃーい!


[続いて来店してきた神田>>59>>60の――僅かに伏された瞼の動きにまでは、気付けなかった。
 高野のちょうど隣の席を選ぶその人のオーダーを聞き――。
 遠藤や他のスタッフたちの方も見やりながら、注文内容のメモを取る。]
(67) 2023/03/03(Fri) 11:03:40

【人】 客 クリス

── うさぎの穴への道中 ──

[貝沢さんに、好き嫌いは無いよって伝えて。>>51
次の約束をしてから、まだ会えては居ない。
そんな頻回にはお給料的に通えないけど。
それでも俺は今日もうさぎの穴に足を向けていた。

見知った背中と白いリボンを見付けて。>>32
声をかけるのを躊躇ったのは、明らかに葉月さんの影響だ。
でも向かう先が明らかに同じで。歩幅は俺のが大きくて。
しかも一瞬立ち止まったりしてて。>>65
このままだと挨拶しない失礼な人か、歩幅を合わせて後ろを歩くストーカーさんになってしまう。
ええい。ままよ。俺は隣に並んで、声をかけた。]


こんにちは。大咲さん。


[少し顔を覗き込むように。微笑みかけて。]
(68) 2023/03/03(Fri) 11:06:40

【人】 客 クリス

[驚かせたかな。背を元に戻しながら。]


これから出勤ですか?
俺はね。またうさぎの穴にご馳走を食べに行くところです。

もし行き先が同じなら、ご一緒しても良いですか?


[そんな風に、声をかけただろう。*]
(69) 2023/03/03(Fri) 11:06:53

【人】 厨房担当 ゲイザー



 んん……( おや? おやおやおや??)


[などと、お隣さんの高野に対して神田が告げたこと>>64に対してカウンター越しにちらっと視線を向けるも、それでも深く詮索することはしなかった。
 お客様同士のお喋りに花が咲きそうなら――それが良い雰囲気になるものであればなおのこと――下手に口は挟まないようにした。]
(70) 2023/03/03(Fri) 11:18:18

【人】 会社員 レイラ

[さて、その日から何事もなく数日が経過し
今日も今日とて仕事である。

貝沢玲羅の職場はアラフォーアラフィフのおじさん上司たちと
事務員の2児を抱えて働く40代先輩ワーママや
ギャル上がりの20歳後輩などで成り立っている。

玲羅は10代の殆どをアイドル活動に注いでいた為
アイドルのイメージにもれず学業成績は散々なもので。
一応短大を出たものの
叔父が経営している小さな会社の事業部に
半ばコネで入社する形となった。

自分は職場では経歴を明かしておらず(面倒なので)
ほぼノーメイクに近い顔面に後ろでひっつめた髪、地味なスーツで過ごしている。
素直にしていればおじさんは若い女の子に甘いし、
悪目立ちせず真面目にしていれば先輩女性も優しい。

特に派閥争いのようなものもなく
厳しい業務のようなものもなく
のんびりと平坦に回っている職場のことを
玲羅はそれなりに気に入っていた。]
(71) 2023/03/03(Fri) 11:18:55

【人】 会社員 レイラ


「あ、ねえ、貝沢さん、
昨日のラジオ聞いた〜?」

[就業時間になり帰る準備をしていると
先輩事務員がそう話しかけてきた。

話は変わるが。
玲羅は後輩高野がやっているラジオを
なんだかんだでちょくちょく聞いていた。

幼い息子と一緒に見ていたのがきかっけで
すっかりニチアサに嵌ったらしい先輩は
"高野景斗"のファンだったそうで。
自分が彼を知っていると知って以来
時折話を振ってくるのである。]

「もう二度と離さない…って!
私もあんなこと言われてみたいわ〜!」

[きゃっきゃと頬を染め、
身をくねらせる先輩に笑って対応しつつ
お先に失礼しまーす、と言って職場を後にした。]
(72) 2023/03/03(Fri) 11:19:53

【人】 厨房担当 ゲイザー

[速崎璥は、ラジオ放送までは聞いていなかった。
 けれどもストリーミングでのドラマ配信サイト好きから講じて、音楽のストリーミング配信のアプリを開くのも日課になっていた。
 音楽配信とはいっても、特に最近の楽曲の中では、MVも一緒に流れるようなアプリもある。速崎が好んで開くのもそのアプリだ。

 ……が、この速崎璥、動画はともかく音楽は音楽として楽しもうという傾向があるようで。
 残念ながら、楽曲中の台詞>>16は聴こえていても、MV>>14>>15まではスルーしているという
制作側にとってはありがたくない
リスナーだった。

 だからすぐには、神田が話題に挙げた「離さない」>>64の真の意味には気づけない。
 ストリーミング上でそのヒット曲の台詞を聞き流していたその時には、少し引っかかったような何かもあった気がしたけれど、それもすっかり忘れてしまっていて――]
(73) 2023/03/03(Fri) 11:20:08

【人】 会社員 レイラ

[高野くんは、細々とでも芸能の世界に関わっていて。
人気絶頂の頃に比べれば減っただろうけれど
ちゃんと覚えていてくれている人もいて。
きっと本人も充実しているのだろう。

あの世界に未練はないと思っているけれど。
――私にも、あんな道もあったのだろうか。

なんて、時々考える。]
(74) 2023/03/03(Fri) 11:21:44

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 白いリボンは大咲の担当カラーだ。
  入社して即、「白が空いてるなら白が良いです」と言って
  ずっと白うさぎとして働き続けている。
  何故って、"真白"だから、なんて安直な理由だけど。
 
しかし白というのは何かと汚れやすい。
  例えばボロネーゼのソースだったり、ね?>>0:172


  常連様の新たな一面に思いを馳せていれば
  ふと、横に並んだ人影に気が付いた。>>68 ]


  あ、葉月くん!
  こんにちは。


[ にこっと笑って、少し此方を覗き込む葉月へと
  同じように微笑みと挨拶を返した。
  過去のあれそれは知らぬ身だが、
  偶然の出会いはいつあっても嬉しいものだ。大咲には。 ]

 
(75) 2023/03/03(Fri) 11:26:12

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ ついさっきの変な声も妙な挙動も、
 
動画を見るまでの少し落ち込んだ影の感情も

  気付かれないように努めて明るく振る舞いながら。 ]


  わ、ほんと? 来てくれるの?
  私も今から出勤なんですよ。

  ふふ、こちらからお願いしたいくらいです。
  一緒にうさぎの穴に入りに行きましょう!


[ 時計うさぎを追い掛けるアリスのように、ではないけど。
  大咲が今日の出勤前の相談メンバーにいないのは
  連日の通し出勤とバランスを取るため、
  開店直後からの夜シフトだけという入り方だからだ。 ]

 
(76) 2023/03/03(Fri) 11:26:21

【人】 厨房担当 マシロ

 

  お肉大好き栗栖くんのお目当ては、今日もお肉かな?
  そういえば、お肉といっても色々あるけど
  牛肉とか鶏肉とか……栗栖くんはどれが好き?


[ 首を傾げ、一緒に歩きながら。
  彼が肉を一等好む理由を、大咲は知らない。
  ただただお肉が大好きで うさぎの穴を愛してくれる、
  わんわん物語青年ということくらい。

  せっかく栗栖が来店するなら、何か肉料理でも、と
  考えるためにそんな質問をしたのだった。* ]

 
(77) 2023/03/03(Fri) 11:26:25

【人】 会社員 レイラ


♪そう君は〜マーメイド〜
♪パ〜ルな 恋にむ・ちゅ・うさ〜 



[デビュー曲、「マーメイドに恋して」。
アップテンポなメロディーを
なんとなしに小さく口ずさみながら。
駅に続く道を歩いた。**]
(78) 2023/03/03(Fri) 11:32:52

【人】 厨房担当 ゲイザー

[……余談だが、貝沢の声、栗花落の声に対しての速崎の聞き覚えもまた、ストリーミング配信によるものだ。
 貝沢の方は音楽アプリ、栗花落の方は動画配信サイト、という違いはあったが。

 今をときめく綺羅星のごときヒットチャートも。
 今はもう解散したユニットの隠れた名曲も。
 往年の名作映画にドラマやアニメも。
 去年や今年公開されたばかりの、新人の勢い目覚ましい作品も。

 星の探索者のように、あれこれと新しいもの、旧いものをあちらこちら訪ね歩く視聴者。その最中に出会ったレコーディング上の声に、とりわけ深く関心を抱くわけではなかったけれど――。
 それでも「いいな」と思った作品をマイリストに入れて、折に触れて繰り返し再生するそんな心は、速崎にもあった。

 そんな速崎は、ストリーミング越しの声の主が三人も店に集うなんて思ってはいない(そういう可能性も考えはするなりに)。
 そのひとりである「セロ」がまさか店に通うようになっていて――しかも勝手に呼んだ「ツユリん」の愛称を密かに気に入って貰えている>>0:437なんて、知らなかったのである。**]
(79) 2023/03/03(Fri) 11:33:38
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a11) 2023/03/03(Fri) 11:40:37

【人】 客 クリス

[良かった。嫌がられなかったみたい。
大咲さんと並んで道を歩く。
明るくふるまう大咲さんの質問>>77に。]


俺はねー。お肉は何でも全部大好きだけど。
一等好きなのは牛肉!!牛肉は最高だよ?

あのねー。牛肉にはストレスを減らす効果があるんだって。
それにね。これは俺の持論なんだけど。
牛肉を食べたら幸せになる!!


これ絶対ね?

他のお肉も当然幸せになる!!


[くすくすと笑いながら。]
(80) 2023/03/03(Fri) 11:43:20

【人】 客 クリス

[それからもう1個の質問にも答えた。]


お目当てはお肉もそうだけど。

今度、うさぎの穴で出会ったら。
お料理シェアしましょって約束したんだ。
だからまた出会えるのも少し期待してる。

あ!!


そうだ。大咲さんもお肉好き?
大咲さんにもシェアしてあげる。
一緒に食べない?


[頭にあったのは、ランチの時に見た、『あちらのお客様からです。』アレ、いーなーって思ったんだ。
店員さん時々ドリンクとか、お客様からご馳走になったりしてるよね?お肉をご馳走しても大丈夫かな?いや多分一切れとかになるんだけど。でも。さ。せっかくだし。]
(81) 2023/03/03(Fri) 11:44:01

【人】 客 クリス

あのね?


うさぎの穴のお肉料理。すっごく美味しいんだよ?!



[まるで自分の手柄のように自慢してから。
可笑しくなって小さく吹き出した。*]
(82) 2023/03/03(Fri) 11:44:19

【人】 客 葉月

-現在/美味しい真鯛の日-

[今日も今日とて労働はクソ。
……あっヤバいクソとか言っちゃった、良くないよなやめよう。せっかくこれから美味しいお店に行くのに。

店に入る前に頬へ手を合わせ、ぐにぐにと口角を揉み込んでマッサージをする。
ストレスはなるべくこのお店に持ち込みたくない]

(……とはいえ、このお店で考えることがないわけではないんだけど)

[あの日のあいつ。>>24>>25
固まって青ざめて、傷ついたような顔をした相手のこと]
(83) 2023/03/03(Fri) 12:12:45

【人】 客 葉月

(……あれ。ひょっとして俺、すげえひどいこと言った?)

[そう思ったところで、口から飛び出た言葉は戻せない。たとえどんなに悔やんでも]

(悔やむ?まさか。
だってあいつはいけすかないイケメンで。
傷ついたところで、心が痛んだりなんかしないはず……)

[本当に?
嫌なことを言われたら、人は傷つくだろう。
──俺は誰よりも、そのことを知ってるはずじゃないか。

罵声。暴言。暴力。
あの店に溢れているものとは違う、人を嘲笑う冷たい笑い声。

思い出すだけで汗がどっと吹き出る、そんな悍ましい記憶──俺はそれと、同じことをしてしまったのか]
(84) 2023/03/03(Fri) 12:13:18

【人】 客 葉月

(……謝らないとだめだよな、これ)

[じゃなきゃ、俺にこの店の門をくぐる資格なんてない。
そう思いながらも、どうしても足が動かない。

それから数度顔を合わせた。
あいつは俺を見かけたら会釈してくれるのに、俺は結局声すらかけられないまま。
俺なんかいなくても楽しそうなあいつを横目で見るだけだ]

(──このドアの先にあいつがいたら、今日こそは)

[スマホの待受画面>>0:327を見つめながら、心の中で呟く]

(ローレライちゃん。どうか力を貸してくれないか)

[そうして、今日も俺はそのドアを開けた**]
(85) 2023/03/03(Fri) 12:13:52

【人】 厨房担当 マシロ

 

[ 並んで隣を歩けば、自然と白いリボンは風に揺れる。
  二人同じスピードで足を進めていられるのは
  単に歩調が同じなのか、彼が合わせてくれているのか? ]


  っふふ、……確かにそうだね?
  私もお肉大好きだからよく分かるよー。

  牛肉を食べたら絶対幸せになる!
  うん、ちゃーんと覚えましたっ!


[ あはは、と元気の良さに思わずころころ笑ったけれど
  馬鹿にしているわけじゃないのは声音で伝わるだろう。>>80
  ただ純粋に、かわいいなあ、と思ったのだ。
  お肉をこよなく純粋に愛するその姿勢と言葉が。 ]

 
(86) 2023/03/03(Fri) 12:15:12

【人】 厨房担当 マシロ

 

  あ。この前の貝沢さん?
  なんかお話盛り上がってたよね。
  仲良くなれたなら良かった。素敵な出会いも醍醐味だもん!


[ 自然と接客の時のような敬語は抜け落ちていた。
  お料理のシェアはとってもハッピーな約束だ。>>81
  ひとりじゃ食べ切れない量も、ふたりで分け合えば
  きっと美味しく幸せに食べ切れることだろう。

  なんて思った後のお誘いには、目を星のように瞬かせた。
  確かに「あちらのお客様です」からはこの前あったし
 (なおレジ担当の大咲は伝票を二度見し、事実を知って
  高野さん……やりよるなぁ……! と思うなどしていた)
  店が空いていて店員の手が余っている時なんかは
  軽くドリンクをご馳走してくれるお客様もいるけれど。 ]

 
(87) 2023/03/03(Fri) 12:15:26