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人狼物語 三日月国


13 【完全身内村】ANDRO_ID

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(触るなって、どういう意味かなぁ)

[とりあえず沈黙を守る。嫌な事はしない、傷付いた野生動物との付き合い方の基本です]

>> @6セナハラ
ふふ、ありがとうございます!
そうですね…どうなるでしょうか。

先生
…………。

[ぎゅむ、と先生の頬を掴んでひっぱった]

………………
なんか人間になるのも面倒そうだなって思ってきた


いひゃい。

>> @7
うへ、うふ、うへへへへえへへへ…。

[心底幸せそうに胴上げ(?)されている]

赤月くん
そう、人間も面倒臭いの!
でも赤月くんが望むなら、私は止めません!
ただ、なりさえすれば面倒臭くなくなるとも言ってあげません!

先生
[思う存分引っ張った後、手を離す]

先生は、たぶん分かってますよ。
見ないふりしてるだけです!

アカツキにシーン返して……それから2人への感情書き変えに行こうと思ってるんだけど……

どう考えてもアカツキへのシーンが面白くなってしまう……。
アカツキ……少し強めに当たってもいいかい……?

面白くってなんだ……?
別に構わねぇけど。

マツリカちゃん

…………。


ふふ……ありがとう。
僕のアカツキ……。

いいなぁ。[ぽつり]

【人】 AI研究  波照間 ハテマ

>>1:15>>1:16アカツキ

---

天才である事と、人間性に優れていることは両立しない。
僕が思うに、人間っていう生き物はそれぞれ同じような大きさの「器」を持っているんだ。
そこに人間性を入れれば他の何かが入らなくなるし、才能を入れれば人間性がこぼれ出る。
普通の人プラスプラスプラス才能、そして同じだけ社会性をマイナスマイナスマイナス、それが僕だ。
解っている。

普通の人が簡単にできることができない分、僕の生き方はとてもシンプルだ。
アンドロイド研究という分野のトップを走っていればいい。

今は、アカツキに筋肉の代わりに仕込んである繊維の改良実験をしていた。
これは強すぎても体に負荷がかかり、もちろん弱すぎても駄目だ。
どうにか、経験により適切に強化されていくような仕組みを……人間に似た仕組みを……。

…………。


『結局人間に似せるのか』

常に外さないヘッドセットから、声が聞こえる。
幻聴だ。
それでも僕は答える。

「仕方ないでしょ……人類が何十、何百万年もかけて進化して、この形がいいって選び取ったんだ……模倣していくしかない」
『人間を嫌っているお前が』
「アカツキは人間なんかじゃない」
『いつまでそうやって自分を騙す』
「騙してなんか……」
(10) TSO 2019/08/31(Sat) 15:44:43

【人】 AI研究  波照間 ハテマ

"先生は、たぶん分かってますよ。
見ないふりしてるだけです!"


輝く蒼い瞳で、何か確信を持って僕に投げかけられた言葉が脳をかすめて、頭がひどく傷んだ。

なんなんだよ、もう。
誰も彼も、僕が間違っているって言う。
アンドロイドのすばらしさ……人格と思考を有する不死の存在が有り得るということは、アカツキが証明してくれた。
それなら、憧れるのも当然のことだろう。

老いて、病んで、苦しんで死ぬことが「人間らしさ」かい?
いらないね。どう考えてもデメリットしかない。
僕はね、偶然肉体が破損しただけで惨めに死ぬような生き物のままでいたくなんかないんだよ。


僕は、間違って、いない。


意地になって手を動かしていたら、期待をしていた筋線維はぶちぶちとちぎれてしまった。
実験は失敗だ。
過程を(相変わらず汚い字で)メモに留めていたら、いつの間にかアカツキが飲み物を持ってラボに入ってきていた。
(11) TSO 2019/08/31(Sat) 15:46:10

【人】 AI研究  波照間 ハテマ

彼を見ると、ほっとする。
なめらかな人工皮膚、さらりとした赤毛、宝石のような瞳、しなやかな指とその爪先。
そして、止まることのない思考。気高く唯一無二である自我。
これは僕が作った。
神でも悪魔でもなく、僕が。

「アカツキ……あの……そろそろ……メンテ……」
「またか?」
「う、うん……不具合が、あるみたいだから」
「え、どこに」

アカツキは目を見開いて、手を握ったり開いたりした。
僕は人差し指で、彼のこめかみをつつき、その奥にある脳にあたる部分を示した。

「ここ。思考にバグがあるみたいだ。
 えっと……人間になりたい? どう考えてもおかしいよ。
 安心して。すぐ治してあげるからね」
(12) TSO 2019/08/31(Sat) 15:46:56

【人】 AI研究  波照間 ハテマ

僕のアカツキ。
僕の希望で、僕の理想で、僕の憧れの……

兄さん。

今度こそ、僕は、あなたを守るよ。


[ヘッドセットから流れてくる兄さんの声は、止まない。
きっと、アカツキが完璧になるまで……]
(13) TSO 2019/08/31(Sat) 15:48:17
…………ふふ。

完璧で完全で完成された……
アカツキ。
僕の兄さんの名前だ……。

今からシーンの中で説明していくつもりではあるけど……
わかりにくかったら、言ってね……。

先生のお兄さん、赤い髪だったんですね…。

【人】 AI研究  波照間 ハテマ

■感情書き変え ハテマ→アカツキ


アカツキ。
幼くして死んだ僕の兄の名前だ。

厳密に言うと兄ではない。
血は繋がっていない。
彼は近所のお兄さんだった。

快活で優しくて、少し皮肉屋で、幼い僕を振り回してくれた。
森に連れて行き、図書館に連れて行き、「知る」喜びを教えてくれた。
アカツキは、いつも、きらきらしていた。

そんなアカツキは、突然いなくなった。
病気、だそうだ。幼い僕には詳細は教えられなかった。
僕が生まれてはじめて体感した「死」だった。

こんなことが……黄色い悪魔が現れるなんてことがなければ、アカツキにはずっと黙っておくつもりだった。
僕の幼少時の憧憬を、あさましくもキミに重ねていることなんて。
でも、もう、なりふりは構っていられないよね。
(14) TSO 2019/08/31(Sat) 16:40:14

【人】 AI研究  波照間 ハテマ

「アカツキ、解ってくれ」

僕は彼の手を握る。
万感の思いを込めて。

「人間になんてなろうとするな。
 人間はすぐ死ぬ。
 すぐ消えてしまう」

伏せていた目をあげて、紅玉の瞳を見つめる。

「それでもNOと言うのなら、僕は、キミに命令しなきゃいけない。
キミの思考回路を書き変えて、キミの望みをデリートするしかない。
そんなこと、させないでよ、ね……」*
(15) TSO 2019/08/31(Sat) 16:40:43
マツリカちゃん
うん……

とっても綺麗で、爆ぜる炎のように元気のいい、赤い髪の人だったよ。

でも、人間だった。
人間は死ぬんだ……。
……人間なんてやめたい。わかって、くれるだろう?

マツリカちゃんに……どう仕掛けようかなあ……。


別に…“アンドロイドになる”事だけが、人間を止める方法では…無いと思いますけど、ね。

でも、先生の考えはわかりましたよ!
私はデキル助手さんですから!

マツリカちゃんが僕の助手になってくれて……ほ、本当に良かったと思……あれ、これってセクハラなのかな……

[合理的な結婚を提案することは、セクハラだとは思っていないらしい]

【人】 AI研究  波照間 ハテマ

■感情書き変え ハテマ→マツリカ


「あの……」

僕が声をかけると、マツリカちゃんはびくっと体を強張らせた。
なにをそんなに緊張して……ああ、僕から声をかけることなんて少ないから……?
違うか。マツリカちゃんの願いを僕が知っていることを、マツリカちゃんが自覚してるからか。
どうも僕にはデリカシーが足りないね。
まあ、そこは今更案件だから、諦めてもらうしかないんだけどさ……。

「えっと。僕たち、協力できないかな」
(16) TSO 2019/08/31(Sat) 18:29:07

【人】 AI研究  波照間 ハテマ

目を伏せてぼそぼそ言う。
マツリカちゃんの才能は目を見張る程のものではないけれども、それでも、ここまで僕についてくるのだから、地力は凄いものがある。

マツリカちゃんにだって、わかっているはずだ。
アカツキが、どれだけ素晴らしい存在なのかを。
彼がただの人間になってしまうことで、アンドロイド学がどれだけダメージを受けるのかを。

人間になりたいと言うアカツキの言葉を、意志を、望みを、僕は欠片も理解できない。
だから、あえてそこは無視した。


「アカツキは……その……これからのアンドロイド研究に、なくてはならない存在、だか、ら……人間になんか、なっちゃだめだよ……。
マツリカちゃんも、そう思うでしょ……?
だから、協力、してくれないかな……その……なんだってするからさ……」*
(17) TSO 2019/08/31(Sat) 18:29:57
今日の……僕の能動は、終わった、かな……。

お返事貰い次第、感情書き換えを、考えるよ……。

>>なんだってする<<

こ、こんな僕にできることは限られてるけれど……
それでも、なんだってするよ……。

僕はね……お金も名誉も全部いらないんだ……。