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人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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[服を与えなければ、万が一外に出られても出歩けないだろう。……という発想が全く無かった。監禁して自由を奪っている。なら出来る限り他の権利まで取り上げたくない。それが「普通」の愛し方だと思っていたから。

彼の言葉を「したくなったら困る」と解釈したが、無自覚なのか確信犯なのか、彼の誘惑に流されまいと理性を保つのに苦労した。これ以上したら立てなくなるんじゃ……いや、その方が都合が良いのか?なんて、邪な企みも過ぎった。散々煽られて、理性と感情を振り回されたら当然仕返しもしたくなる。既に洗い流したらしい中を確認しようかとも思ったけれど、自分の箍を外してしまいそうで思い留まった]


 ……瑠威? 怪我するといけないから、
 あちこち触らない方が良い。


[子どもじゃないんだから、触って良いものとそうでないものの区別はつくだろう。分かっていても、彼が傍を離れると手元の作業が疎かになってしまう。視界に入らないと声を掛けたり、返事が無ければ様子を見に行ったり。過保護過ぎると思う一方で、彼の姿が見えなくなるとどうしても心が落ち着かなかった]

[彼から母親を遠ざけなければ、と思っていた。
彼女の存在は、彼が追い詰められた原因のひとつだと考えていたから。だというのに私は彼女と同じ──それより直接的で、むしろ酷いやり方で束縛しようとしている。

銀色の手枷は歪んだ精神性の証明だ。
そう認知出来る間はいつまでも慣れないのだろう。
面倒そうな顔をするどころか、嬉しげで従順に見える彼にも]


 すまないが、使わせて貰うよ。
 君が「いい子」だと思えるまでは。


[ひんやりとした金属の輪を、彼の右手とベッドの手摺に繋いだ。さっきみたいに病室を自由に歩き回らないように。彼の左眼に「目薬」を点した時より余程緊張して、使い慣れないのもあるが辿々しい手付きになる。

──でも、必要なことだから。

そう思うことで無心になろうとする。
何も考えるな、]


 ……あぁ、すぐ戻る。また後で。


[するりと彼から視線を逸し背を向ける。
罪悪感の裏にある、束縛を許容されることへの倒錯した悦びを自覚する前に]

[外観からして広いだろう院内を歩いても、あまり人の気配を感じない。途中で洗濯室に寄って、洗濯物を機械に託しておいた。白衣を着てはいるが、やっていることは家事や介護に近いので不思議な心地がする]


 好きな食べ物……、か。


[彼の言葉を思い出し、記憶を辿る。
気遣いからの提案とも知らず、自分に興味を持ってくれたのだと単純に嬉しく思った。だから真剣に献立を考えたくなったのだが。食に頓着がないことに気がつき、頭を悩ませる。私一人で食べるなら正直何でも良いけれど、……]

[ビニール袋を手に提げ、病室に戻る。
「ただいま」と言って、ベッドの上から動けない彼が変わらずそこにいるのを確認し、頬にキスをする]


 売店で買ってきた。
 ブラックだけど、大丈夫か?


[サイドテーブルにコーヒーとサンドイッチを二人分並べる。結局、普段食べ慣れている組み合わせを選んだ。食堂のメニューでも良かったけれど、すぐ帰ると約束したので近場で済ませた。

それから白衣のポケットから鍵を取り出し、彼の拘束を解く*]



[ 翠の星が人の手により宵闇から引き摺り出され、
  主宰であるアレイズ=クロウリーは凄惨な事件を最後に
  此世の舞台から消え、二度と見つからなかった。

  彼が友と呼んだ男と設立した求道の家は
  国内からの厳しい目と次々にトップを失い弱体化した事実により
  復活は成されず、両団体そのものもまた
  度重なる各地の革命運動、独裁政権の誕生や世界戦争と
  激流の如く時代の流れに呑まれ消える。

  ――――アレイズの想定に反し、
  秘書が友の遺した団体を引き継ぎ拡大する未来は訪れなかった。

  悪魔が体現し、報復と共に我が仔を攫って行った為に
  真に力を持つ魔術師さえ確保すれば良いという認識からは
  教会も改めざるを得なかったのだ。

  
魔術師の心を翳らせていた感情も、
  悪魔の介入の真の意図も、神僕に悟れる筈も無い。
 ]



[ しかし、その後も本土から離れた島に位置するかの家は
  建物だけは使われぬまま数十年に渡り残り続けた。

  観光に訪れ、時に自身の創作の材料とした好事家達のように
  オカルトの一つとして消えた魔術師やその思想を求める者が
  保護しているからだ、とされているが。

  科学の発展とかつての迫害により、
  表立った活動を辞めるしか無かった悪魔崇拝者達が
  この地に心の拠り所を求めているというのが正しい。

  夜も深い刻、雨の中濡れた草むらに踏み入り近づいていく
  未だ少女といってもいい齢の女性もまた、そうだった。
  汚れた壁に蔦が這い、全ての窓とドアは板で塞がれ
  廃れた家など、何も知らなければ関心を向ける対象にならない。

  彼女の表情に宿る憂いと陰が、唯の見物客ではないことを物語る
  その胸には沈み彫りの技巧が施された装身具があった。 ]



[ そのブローチが、歩みの最中突然外れ落下していく。
  慌てて伸ばされた細い指を掠り、すれ違った瞬間
  不可解で非科学的な、黒い靄を噴出する現象が始まった。

  差していた傘が持ち主の手を離れ、夜露に濡れ転がる。
  本能的に距離を取り口許を覆い声も出ない彼女の前で、
  靄は人型へ寄り集まり、見る見る内に背の高い男へ完成してゆく。

  黒髪と黒服と異様な白肌で構成される彼が所有する色彩は、
  爪と両眼に宿している、鮮やかな黄色ただ唯一のみ。

  だが、目前の女性へと注ぐその丸い瞳にすら黒が含まれる。
  ――まるで狩猟の時を待つ猛禽類のようであった。 ]



此処には何も無い
どこを探しても、クローリーの魂に会えはしない

[ 突然の出来事、全てを知る口振りに驚愕する彼女が
  男の呼ぶ古き魔術師の名が自分の知るそれと発音が違うなど、
  気づく余地も無く、知ったとして理由が分かるわけもなく。

  次々と語られる内容と彼のペースに呑まれてゆく。 ]

可哀想に。知っているよ、お前の父親に起きたこと
立派な仕事をしていたのにな
摘発されたマフィアの報復で……さぞ無念だったろうね?

おまけにその上司は奴らと繋がっていて、その罪を死人に着せた
これ程酷い話があるだろうか。なあ?
何故神はお前達家族を助けてはくれなかったのだろうね

[ 装身具に描かれた姿に、
  歴史の陰で信仰され続けていた悪魔に瓜二つの男は

  今や社会で権威を喪失している教会を、
  失望により彼女が縋る対象から外れた宿敵を鼻で嗤い
  それからふ、と優しい笑顔を作った。
  年齢を定かとしない見目が、不気味な程一気に幼さへと傾いた。 ]



でも、オレなら復讐を助けてやれる

神も法も今は忘れて、お前の心の赴くままに願いを告げてご覧?

[ 作り物であることを隠してすらいない表情、
  甘く告げられる悪魔の誘惑。

  しかし、家族を襲った不幸と人々の裏切りに
  邪教に救いを求める程絶望した彼女にとってその誘いは
  こうして“彼”が応えてくれた事実は

  神に同胞に見捨てられた己に闇が齎した、
  願っても無い奇跡であった。 ]



いい仔だ

おいでよ


[ 震える声が、しかし確かに悪魔に答えたその時
  黒混じりの黄瞳が、真紅へと転じる。


   ────まるで返り血を浴び、染められてしまったように。*]



彼女の香りを直接感じるほど密接し、
耳元に聞こえる嬌声に体が滾り、
彼女の腰が少しでも自発的に動けば、
彼の口からはぐ、っと堪えるような声が出て。


「っ、ぅ……そろそろ、でるよ、ミン…っくぁ…」


彼女の声が高くも細く絶頂へとたどり着いて、
体が先ほどまでとは比べ物にならないほど
びくっと跳ね、反ってしまえば、
それにつられる様に彼の体も極限を迎える。
吐き出される熱は彼女の膣を埋めてしまいそうで
昂ぶりが落ち着くのに時間を要した。





彼女が胸を上下させて呼吸を整える様子が
肌を通じて簡単にわかり、
彼女の汗も時折触れるその肌から伝わった。
寝起きはすべすべだった肌も、
今はしっかりと汗をかいてしっとりして、
どれだけの時間が経ったのだろうかと
少しだけ考えてしまった。


「ミン、大好きだよ。
 ………今日も、凄く気持ちよかった。
 受け入れてくれてありがとう」


彼女の手が背中から頭のほうへ動き、
汗でぬれた髪を優しく撫でてくれる。
呼吸が落ち着けば、彼女の顔を見るために
体を起こして、頬を染める彼女にやさしく口づけを。
下肢も落ち着けば腰を彼女から離して
体を拭くものを持ってくると伝え、
一度ベッドから抜けようとする。





「ゆっくりしてるんだよ?」

彼女への負担が大きい動きをしてしまったので
もしかしたら、すぐには動けないかもしれない。
そうなれば、汗ばんだ体を隅から隅まで、
濡れたタオルなどできれいにしてあげたくなった。
もう1日泊まるかどうか、彼女に聞いてみよう。





 …!
 アルカード……!!


[ 此方を包み込む、ひやりとした馴染みある冷気。
よかった、と安堵するより早く ]

 
『ああ、よかった』
『これでちゃんと予定通り』


[ 先程まで話していた、聞き覚えのある声。

 その声が響くのと同時に、
 それまで澄み渡るように晴れていた空から六本、
 巨大な氷柱が此方めがけて急降下してくる。 ]


 ……っ


[ 咄嗟に身を竦ませたわたしを庇うように
 彼の腕がわたしを引き寄せた。 ]

[氷柱などは大して問題ではない。
我の中心をなしている人型の、その手を頭上に翳せば
忽ちのうちにそれらは全て砕かれ黒ずんだ雨粒へと姿を変えて
地上に注がれていく]


 ぐ…っ、 かは……ッ!?


[娘を此方に引き寄せた途端。

彼女を引き寄せた腕に、その身体を搔き抱いた我が身を灼く痛みに、堪らず低く呻く。

―――…その痛みには、覚えがあった。
娘に触れるたび、日を追う毎に強くなっていったあの感覚
それをもっとずっと、強くするとこうなるだろうと思われるような、そんな痛み。]

[……なんだ? 何が起こった?]


『驚いているのですね』
『さきほど、彼女に拡張魔術バフをかけました。
彼女の持つ光の魔力が増大するように』


……なるほどな。
随分と、小賢しい真似をするではないか。


『ええ。万が一逃げられたとき、
おそらく彼女は貴方と合流するだろうと思いましたから』

『きちんと貴方がたの性格を把握できているか、
わたくしとしては少し自信がなかったのですが』

『アウローラさんも、
彼女の影響下にある貴方も
とても素直な可愛らしいひとで、本当によかったわ』

[艶やかに笑うマティルダ
…話には聞いていたし、実際に遠目から見たこともあったが。]


―――…実に不愉快な女だな、貴様は。


[こんな女の世界を守るために、
娘は我に破滅を止まるよう働きかけたのか?
こんな女のために、
あの娘は暗闇でひとり泣いていたというのか?


全く以て、解せぬ。
全く以て……腹立たしい。
目の前のこの女は、あの虚無に我を突き落とした
忌々しい光の女神に、とてもよく似ている]*

[艶やかに笑うマティルダ
…話には聞いていたし、実際に遠目から見たこともあったが。]


―――…実に不愉快な女だな、貴様は。


[こんな女の世界を守るために、
娘は我に破滅を止まるよう働きかけたのか?
こんな女のために、
あの娘は暗闇でひとり泣いていたというのか?


全く以て、解せぬ。
全く以て……腹立たしい。
目の前のこの女は、あの虚無に我を突き落とした
忌々しい光の女神に、とてもよく似ている]*

[…それは少し、心外だわ。
もし、彼の心がわかったならば
わたくしはそう口にしたでしょう。

…美しい物語?
ありがとう、そう言って貰えるならばとても嬉しいわ。
もしも彼女の言葉を聞けたなら、そういって微笑んでみせたでしょう。

でもね、アウローラさん。
貴女は少し勘違いしているわ。

この世界で紡がれるあらゆる物語は
貴女が思うほど美しいことばかりではないの。

この世界は、何の犠牲イケニエも無しに
わたくしたちに幸福の果実を与えはしない。

わたくしは、覚えている。
この世界の成り立ちそのものが、
たったひとつの『命』を犠牲にして成り立っていることを。]



――…そう、アルカードと名乗っているのね、貴方。


[記憶を辿っても、その名前に聞き覚えはない。
だが、彼の『設定』のなかに、そういう名前があったとしても不思議ではない。
何れにせよ言えるのは]


 その名前は彼女につけてもらったの?
 それともご自分で名乗っていらっしゃるの?
 貴方の、他のたくさんの呼び名と同じように。



 ……哀れね。

 もう、自分の名前も、本当の姿も思い出せないのでしょう?


[柔く微笑みながら挑発半分に言葉を投げる。

その名も、姿も声も、話し方もその意志や思考でさえ。
誰かに望まれた、
或いはかつて望まれたものを継ぎ接ぎした
召喚者にとって都合の良いものに過ぎない。

それが彼の、この怪物ラスボス『設定』真実。]



『本当はわたくし、貴方たちともお友達になりたいのですよ?
 これは、本当にそう』
『これから先の展開を考えればなおさら、そう思いますわ』


[わたくしにとっては偽りのない本心からの言葉。
わたくしが皆と共に生きていけるようにするには、
もっと多くの力やものが必要になる。

もし、彼や彼女を味方に引き入れられたなら
とてもその能力はとても心強いものになるはずですけれど。
……流石にそれは、リスクが高くつきそうね。]*



…は。
よくもそんな戯言を抜かせるものだ。


[柔く微笑む姿は他人の目からは美しいのだろう。
悪意などないようにみえるのだろう。


そこにある『害意』に気づけるのは、
その意志が自分自身に向けられたときで。
それに気づいたときには、既に手遅れになっている。
この女から感じられるものは、まさにそれだ。


少なくとも、我のハラワタを掻き回すような、
ずけずけと心の内側に土足で入り込むような
女の言葉と眼差しは、ただ、ひたすらに不快でしかない。]




貴様がその名を呼ぶな、女。
その名を呼ぶのを許されるのは、この娘だけだ。



[娘とマティルダのあいだに立ち塞がるように位置取ると
娘に背を向けたまま、マティルダを強く睨みつける。

…そうでなければ、立ち続けることも難しかった。

今は、娘に直接触れている訳ではない。
それでも、先程、娘を抱き寄せた腕から痛みが消えることはない。

それだけではなく、娘を守るため周囲に張り巡らせた触手が
ちりちりと縮れ、灰になって砕けていく。
内心、焦りと共に砕けた影の上から新たな触手を生やそうにも、
再生の速さを崩壊が僅かに上回っている状態だ。]



……ぐ。


[直に触れるどころか、近くに在るだけで
娘の光に自身が灼かれているのがわかる。

彼女を守るため招き寄せた、この闇の……我が身の内側から
彼女自身の放つ強い光に中てられている。

そして女の手の内がわからない以上、娘から迂闊に離れることも難しい。
そして恐らく女もそれを見越しているのだろう。

自身のほうからは全く動きをみせることなく、
ただにこやかに我らの様子を伺っている]



『義姉上!!』
『此処に居たか!無事でよかった!!』


……鼠共か。


[更に厄介なことに先程図書館で遭遇した者たちも
我らの騒ぎを聞きつけてやってきたようだった]



『すまないな。
 最初に闇の精霊がいると言われたときは疑ったが
 まさか真実だったとは……』
『人払いは既に済ませてあります』
『よしよし、それじゃあ手っ取り早く
 世界を救っちゃいますかね』
『さっき逃げられた奴が何を言っているんだ』


[いっそ、呑気ともいえる奴らの応酬に内心腹を立てる。
が、それを口に出せる余裕が今はない。

理由はわからないが、
娘の特性を利用して此方に不利な状況を作り出したことといい、
彼方は我と、娘のことを知り尽くしているようにみえる。

そう呻いている間に、マティルダを中心に
男たちによって戦いの火蓋が切って落とされた]



『すまないな。
 最初に闇の精霊がいると言われたときは疑ったが
 まさか真実だったとは……』
『人払いは既に済ませてあります』
『よしよし、それじゃあ手っ取り早く
 世界を救っちゃいますかね』
『さっき逃げられた奴が何を言っているんだ』


[いっそ、呑気ともいえる奴らの応酬に内心腹を立てる。
が、それを口に出せる余裕が今はない。

理由はわからないが、
娘の特性を利用して此方に不利な状況を作り出したことといい、
彼方は我と、娘のことを知り尽くしているようにみえる。

そう呻いている間に、マティルダを中心に
男たちによって戦いの火蓋が切って落とされた]