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人狼物語 三日月国


216 【半突発R-18】Magic school『Camelot』【飛び入り募集】

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……まだ続けても大丈夫だよな。

[そうじゃなくても関係ないと言いたげに抱き上げたステラをベッドに四つん這いにさせると、臀部を掴む。

今度は身体を支えられなくてもベッドの上だから心配もいらないだろう。
さっきは羞恥を快感に変えるためにしていたが、今度は快感をむさぼるためにしてやりたい。]

このままグランドもサボっちゃおうか。


[それぐらい長い時間は続けるつもりだから。
蜜壷から溢れた白濁を指ですくってステラの口元と鼻先に塗りつけて匂いをつける。

白濁を押し戻すように雄で蜜壷に蓋をすると。
さっき以上の激しい刺激で、ステラの身体に刻んでいった。]*

【人】 宝石人 リリス

−後日談−

確かに、この子を動かして良いのかわかりません。>>136
もしお留守番させるにしても、一人にしておいて、まさかキャメロットではあり得ないと思いますが攫われてしまったらどうしましょう?
生徒たちは保護してくれる魔法も、まだ意志のあるかわからないこのこの状態では効いてくれないかもしれません。
それを思うと、連れて行くか会うのをまだにするかの二択に思えました。そして、念の為に盗難防止の魔道具も必要でしょう。早速手配しなくては。
ただ、もし両親を呼んでくれる、来てくれると言うのなら喜んで会いに行くでしょう。
だって、スノウを産み育ててくれた人たちです。
それなら、リリスにとっても大切な人たちですからね。
(140) 2023/06/28(Wed) 23:01:22

【人】 宝石人 リリス

「そうだったんだ?ちょっと恥ずかしい…。
 でも、それなら先生向いてると思うの。
 私は研究者の方かなあ…あ、でもね。
 ここにきた時、助かったと思ったけど、
 最初はすごく心細かったの。
 だから、前の私みたいな子がいたら
 大丈夫だよって教えてあげたいな。」


先生になりたい理由。>>136
リリスにとってのきっかけはスノウがなるなら、スノウとの一緒に居たいからでしたが、考えてみるとそんな理由も出てきました。
過去の自分と似た境遇の子に手を差し伸べることもできますし、逃げる方法だって教えてあげられるでしょう。
逃げることは悪いことじゃないとも伝えたいのです。

ただ、それ以上のことはあまり考えていません。
まだまだ人としての常識や知識に疎いところがありますから、まずはその補強が必要でしょう。
それでもきっとなんとかなる、と楽観的に生きようとしていました。
それが、リリスの生きる力の一つでもありましたから。
(141) 2023/06/28(Wed) 23:01:43

【人】 宝石人 リリス

「そう、ポロス。いつでもこの子を見つけるの。
 見失う事はしないし、ポロス自身がきっと
 わたしたちの生きる道標になる。」


そうだよね、とポロスに話しかけて撫でてみました。
スノウが幸せに微笑んでくれる>>139のはなんて幸せなんでしょう。
ポロスと共に幸せがあります。ポロスの横には必ずスノウとリリスがいるはずですから。

女の子が生まれたら。
それはまだ悩んでいましたが、生まれる前には答えを出しましょう。
ポロス。今はただそう呼んで。

あなたにも早く会いたいと願いながら、平和な時を過ごしていたのです。*
(142) 2023/06/28(Wed) 23:02:14
――… えっ… っ …

[何を言っている。少しは休ませてと言いたくても、まだ呼吸もうまくできない。
ベッドに四つん這いとしても、力が入らない為、腰だけあげているように]

………ぁ、ぁっ……んっ、ふっ…

[いまさらである。いわれくても、サボる気でいた。
どちらかと言うと、あの楽しい場所に焦がれるが、なじめない気がして。

それに今は、この交わりの終わりが見えない…そんな言い訳じみた事も漠然と浮かんでいる。
だから塗りつけられた、白濁に震えるように、声を漏らす。
匂いが味が、ちゃんと覚えろと無言の催促に思えて。]

………ぁぁああっ…

[ぐいっと再び突き上げられる。
反射的に躰を逸らしてしまうほど。
激しく突き上げられ足ら揺さぶられ、感じさせられる。
すぐにまたと思ったのに、またすぐになったのか、それともずっとなっているの変わらないほど。

その後…どれだけ続いたのだろう。
1度では終わらない。何度も体位を変え貪り続き、ただただ与えられる快楽に翻弄されるだけであった。
その間に、うっすらよぎったのは

純淫魔の本気を侮っていた。


だっただろう。]

[私に欲を吐き出す君の声は、
受け止めた私の胎をまた疼かせる。

――可愛い。すき。きもちいい。
貴方の笑顔が、私を煽るの。]

 ん、ぁ。

[再び中で大きくなったものが、君で満たされた私の中を圧迫し
思わず漏れ出た声は媚びたような甘いもの。
混ざり合い、交じり合い。
このまま世界に2人だけのような錯覚を覚えてしまう。

これで終わり、というわけではないと知るのは
私を抱いた君が、そのまま私を押し倒したから。

乱れた髪が散り、
重力と衝撃で揺れる胸、その際に肌を滑り落ちる汗。
それらに気を取られることもなく――
私の上に覆い被さる君に腕を伸ばして。招くように唇をもういちど。]

 ゃん、その恰好
 中のがでちゃ、う……

[君が動けば結合部から白濁と愛液の混ざったものが
泡を立てて一筋落ちて。
今夜は寝かさないとの言葉に。赤らんだ頬を隠しもせずに]

 ―― 一晩中、かかってもいいのよ。

[と、返す位に。
私は君に求められるのが嬉しいのだと伝わればいい。

愛でられ、一晩ですっかり君を求める雌にかえられてしまう。
揺さぶられるたびに揺れる胸
打ち付けられるたびに、震える尻たぶ
欲を受け止めるたびに、私の中でも育つ欲。

2人の欲の香に包まれた場所には誰も来ない
あなたとわたし、ふたりきり。*]

 君の声が胤を吐き出したばかりの肉槍に熱を吹き込んでいく。
存在の全てが、フォボスの欲を煽ってくれる。
胤が溢れてくるならまた栓をして注ぎ込みなおし、君の言葉に許されたのだからと空が白み始めるまで求め続けた。

 君の身体で触れていない場所はどこにもなく。
君の肉体の至る場所は口づけを受け舌で舐めて味わい尽した。
その身はすっかりとフォボスの色に染まり日を追い欲を交わす度に快楽を甘受するようになっていく。

 窓から差し込む朝焼けの光に見える君へと柔らかく微笑み身体を優しく抱きしめ少しの間眠りにつこう。
欲の香の中、君の香と温もりを感じる夢には君が現れて二人で牧草ロールを運んでいた*

【人】 宝石人 リリス

−後日談・殻の割れた日−

アレから、授業に出るのは控えめにしています。
なるべく二人と一緒に居たかったのもありますが、ポロスの親になったから、でもあります。
そのあたりの許可はとっていますし、講義を水晶玉を通して部屋に映し出して受けたり、図書館から本を借りてレポートを提出したりして勉強を進めています。
二人で出かける時には念入りに戸締りの魔道具を確認しましたし、時にはスリングに入れてお出かけすることもあったかもしれませんね。
学院で確認したところきちんと防護の魔法をかけてくれているそうですが>>-250それでも、と心配になってしまうのは親心というものだったのかもしれません。


そんなふうに穏やかに過ごしていた、ある寒い日のことです。
雪の降る頃、スノウの両親と出会った頃>>146でしたから、若しかしたらまだ近くに滞在していたかもしれませんね。
(175) 2023/06/29(Thu) 15:08:36

【人】 宝石人 リリス

朝ごはんを作る為に、早めの時間にリリスは目を覚ましました。
あの日からお料理を勉強して、お互いに作るようになっていたからです。
リリスの好きな朝食はパンケーキやマフィン。それにあたたかいミルクやスープがあると嬉しいですね。
今日は簡単なスープを作ろうかと体を起こしました。
すると、ポロスがゆらゆら揺れています。
そんな事は何度かありました。ヒトなら胎動と言うのでしょう、中で動いてその動きが外に伝わって起きていたのです。
それを初めてみた時、ポロスの成長を感じてとても感動したのを覚えています。より一層ポロスが愛しくなって、キャアキャアとはしゃいでしまいました。
最近はその動きも少なく、けれど一度には大きく起こり、寄り添えばトクトクトクと小さく早い鼓動を感じるようになっていましたから、今日もそれかな?と、リリスは微笑ましく見つめてポロスをそっと撫でました。

けれど、その瞬間にぱきりと小さな音がしました。
ギョッとして手を離すと、ポロスにヒビが入っているではありませんか!
(176) 2023/06/29(Thu) 15:09:09

【人】 宝石人 リリス

「すっ!?ススススノウ!?
 起きてーーーーっ!!!」



早朝から出す声のボリュームではありません。
隣に寝ているスノウを揺さぶると、ポロスを見つめながらギュッとしがみつきました。
ピシ、パキ、とポロスにどんどんヒビが増えて行きます。
ぐるんぐるんと回転するようにしながら揺れた後、とうとうひび割れから勢いよく、にょきりと小さな
おてて
が出てきたではありませんか。
ヒビはそこから大きく広がっていきます。殻全体に細かなヒビが入ったかと思うと、パリンッ、と殻全体が細かく砕けました。
光の魔力の粒子となった小さな殻は、殻の中から出てきた、小さなものに吸い込まれて行きます。
(177) 2023/06/29(Thu) 15:10:06

【人】 宝石人 リリス

それは、思っていたよりも小さな、可愛らしい赤ん坊でした。
ぱっちりとした目は黄緑色、髪の色は二人に共通する黒色ですがまだぱやぱやとした産毛です。
肌の色は褐色で、つやつやむちむちしていました。
そんな子がさっきまでポロスがいた所に寝転んでいたのです。
パチパチと驚いたように瞬きした後、顔をくしゃっと歪めて火がついたように泣き出しました。
それまでは「あ、赤ちゃん…!?」と、本当に生まれた事に驚き感動に打ち震えていたリリスでしたが、泣き声を聞いてハッと我に帰ります。
(178) 2023/06/29(Thu) 15:10:34

【人】 宝石人 リリス

「あっ、あああっ、泣かないで…っ!?」


今まで包んでいたタオルで大事に包み込み、抱き上げます。
珠として見ていたら大きく見えていたのに、こうして生まれてくると赤ん坊とはなんて小さいのでしょう。
小柄なリリスが両腕に抱えても、まだ余裕のある大きさです。
火のついたように泣いていた赤ん坊は、リリスに抱っこされると少し落ち着いたようでした。
まだ、ふえふえと頼りなげに泣いてはいますが。


「…急に殻が割れて、驚いたのかな?
 さ、寒く無いかな?」


オロオロとしながらもリリスは何とか我が子のお世話をしようと考えを巡らせます。
けれどオロオロしながらもどうしても笑顔が滲むのは、無事にこの子が生まれてきてくれて心の底から嬉しかったからでしょう。
(179) 2023/06/29(Thu) 15:11:11

【人】 宝石人 リリス

男の子ならグレイ。>>139
女の子ならジェイデンと名付ける予定のこの子は女の子として生まれました。
落ち着いてきたからでしょうか、ふわりと肌に光が浮かぶ様子は宝石人の血なのでしょう。
落ち着いてきた我が子にリリスも少しずつ落ち着いて、ほわわ、と穏やかな光が溢れました。*
(180) 2023/06/29(Thu) 15:11:36
[吹き込まれた熱。満たされたのにまだ欲しくなる欲張りの私。
体力の限界まで、君に食らわれたかった。
溢れるのがもったいなくて。1回でデキちゃうくらい
もっともっとと欲しがるはしたなさを
君は受け止め、何度も欲を注いでくれる。

味わいつくされた私もまた、君の味を覚え女になっていく
日を追うごとに、抱かれる喜びが強くなり
無意識に中に君がいないのを切ながるようになってしまうのだろう。

朝焼けの中で微笑む君は無邪気な子供のようで
1人の大事な、存在で
夢を見る君を見つめるこの時間が。私の幸せの1つに
きっとこれからもなるんだろうなという、予感を抱く。
そんな私と君との、後朝**]

【人】 宝石人 リリス

−後日談・胡散臭いバイト?−

ケモ耳の執事喫茶が存在する。>>152
そんな噂話を聞いたことがありました。
そしてケモ耳のメイド喫茶のアルバイトのお話がリリスのところに来たのもほぼ同時期でした。>>154
アルバイト。やった事がありません。
でも子育てするのにお金が手に入るのなら良いかもしれないと考えましたので、話にしっかりと耳を傾けました。
そもそも執事もメイドも喫茶店もいまいちリリスには理解できなかったからです。


「獣耳を生やすお洋服を着ておきゅーじするの?
 おきゅーじって何するの?」


お給仕。お茶やお料理を運んだり、お片づけならリリスにもできそうです。
それなら良いかも、と少し心がやりたい方に傾きました。
でも、膝枕をしたり、あーんをしたり、耳元で囁いたり、写真撮影をしたりするそうです。
その辺りまで聞いて、リリスはあれ?と首を傾げます。
(195) 2023/06/29(Thu) 17:13:27

【人】 宝石人 リリス

「私が今聴いてるの、メイドの方?
 執事の方もあるんだよね?何が違うの?」


そう、執事もメイドもよくわかっていませんでしたから聴いて見ます。
そして説明を受けた後、リリスはぷくーっと膨れてました。
(196) 2023/06/29(Thu) 17:13:49

【人】 宝石人 リリス

「ダメ!ダメダメ!それダメー!」


だって、なんかやだったんです。
何が嫌かと言えば、もしスノウが執事喫茶でそれをやったら?と想像したらダメだったんです。
だって、執事喫茶も同じように、男性がおきゅーじするのだと説明されましたからね。
それだったら自分もダメ、と思ったようでした。

だからダメダメできない、と強く主張しての帰り道。
リリスはちょっと考えて、服飾クラブの子に声をかけました。
そして、少しお手伝いをお願いしたのです。
(197) 2023/06/29(Thu) 17:14:28

【人】 宝石人 リリス

−後日談・胡散臭いバイト?の後の話−

その日、スノウが部屋に戻ると、リリスが猫猫チョーカーを装着して待っていました。
着ているのはパフスリーブの袖の短いメイド服。
ふわふわしたミニスカートの前で手を揃えます。


「お帰りにゃさいませ、ご主人様。
 ご飯にするにゃ?お風呂にするにゃ?
 それとも、わ・た・し?」


ちょっと恥ずかしいからか猫耳は後方に伏せています。
ゆらり、ゆらり、と尻尾は迷うように揺れていました。
服飾クラブの子からメイド服を借りられたのは良いですが、余計な知識を増やされたようです。
(198) 2023/06/29(Thu) 17:15:03

【人】 宝石人 リリス

まあ、リリスが何をしたいかと言えば、

「ケモ耳メイド喫茶行っちゃやにゃー!
 ケモ耳執事喫茶で働くのもやにゃ!!!」

と言う、独占欲から来ていたのですけどね。*
(199) 2023/06/29(Thu) 17:15:23

【人】 宝石人 リリス

−後日談・執事とメイド−

可愛いと言われると恥ずかしながら嬉しくなってしまうリリスです。>>214
ふわふわと桃色の光が灯って、ふにゃんと頬が緩みます。
でも、言いたいことも伝わりましたので>>215こくこくと頷きました。


「だって、膝枕とかするにゃ?
 膝枕にゃら私がするししてもらうにゃー!
 あーん、だって、ダメにゃの!
 そう言うのはリリスとするにゃ!」


ぱふぱふと自分の膝を叩きながら訴えます。
行くのもダメだし、仕事するのもダメなのです。
そう言うのは自分として欲しいと切々と訴えましたが、何やら待っていて欲しい様子。
首を傾げつつバスルームに行ったスノウを待っていました。

そうすると、出てきたスノウは珍しい格好をしていました。>>216
お嬢様と言われてパチクリと目を瞬かせます。
いつもと違った格好は新鮮で、素直に「スノウ、その格好もかっこいい!」と笑顔で伝えました。
どうやらこれが執事の格好のようです。>>217
(218) 2023/06/29(Thu) 19:08:57

【人】 宝石人 リリス

「それにゃら良かったにゃ〜!
 あ、スノウはウサギにゃの?可愛い!」


先程はカッコいい評価だったのに、すぐに可愛い評価になってしまいましたが、これでも褒めているからリリスとしては問題はありません。
両手を伸ばして長い耳をふにふにと触って楽しげでしたが。


「あ、でもね?
 お嬢様?は、よく分かんにゃいけど

 私は、スノウの…お嫁さん?だよ?」


執事喫茶やメイド喫茶のコンセプト自体よく分かってないリリスはそこが気になったようです。
少し恥ずかしそうにしながら、ちゅっと唇にキス一つ。
(219) 2023/06/29(Thu) 19:09:23

【人】 宝石人 リリス

「だから、ご飯とお風呂の後は
 わ・た・し、を沢山可愛がってにゃ?」


そう言ってスリスリと、まるで本物の猫のように身体を擦り寄せて甘え始めました。

どうやら、今夜はお楽しみになりそうですね!*
(220) 2023/06/29(Thu) 19:09:39

【人】 宝石人 リリス

−後日談・ジェイデンの生まれた日−

スノウが赤と黒の杖を使って部屋の温度を上げてくれます。>>224
リリスは寒くありませんでしたが、きっと何もかもが初めてのジェイデンには寒かったかも知れませんね。
そう、ジェイデンは無事に生まれてきてくれたのです。
リリスの瞳にも喜びの涙が滲みました。
それはこぼれる事なく、そっと指先で拭いましたけれど。


「うん、無事に産まれてくれて、良かった。
 生まれてきてくれてありがとう、ジェイデン。」


ふと顔を上げるとスノウの目にも涙がありました。
けれどすぐに微笑んでくれました。
ええ、お互いとっても嬉しいんですよね。
リリスもとても嬉しいのです。

お腹が空いているのかも>>224と言われた事を思い出して、リリスはパジャマのボタンを外して胸の先をジェイデンの口へ寄せました。
ツンツンと突いてみると、あわわ、と慌てて探すように首を振りながら口を大きく開くジェイデンに胸の先を咥えさせます。
やっぱり、この子は食いしん坊なようです。
んく、んっく、と胸に吸い付いてやっと安心したようでした。
(228) 2023/06/29(Thu) 19:55:19

【人】 宝石人 リリス

「上手だね…。」


自然とそんな褒め言葉が出てきます。
胸から何かを吸い出される感覚は初めてでしたが、育児の本を読んで勉強した甲斐はあったようです。

さて。これからきっと忙しくなるでしょう。
子育ても大変ですし、学生である以上勉学は一番やらなければならない事です。
スノウはキャメロットに就職が決まりましたが>>221卒業すれば教師寮に移ってしまう事になります。
ポロスの状態ではなく、ヒトの赤ん坊になった事で同じ部屋になれないかとしっかり交渉、もといお願いしてみるべきでしょう。
勉学も育児も大変ですが、きっといろんな手続きも必要なのだと思えます。
この子の存在証明だとか、あらためて一緒に暮らしていけるようにだとか。場合によっては金策だとか、スノウの家族に見せたいだとか。

けれど、きっとどうにかなると思うのです。
どうにかなる為に頑張っていきましょう。
もちろん、無理はしない範囲で。
今日だって、一緒に寄り添ってくれたスノウが朝ごはん作りをかわってくれました。
同じように、力を合わせて協力して、いろんなことを一緒に考えながらみんなと穏やかに暮らしていきたい。
リリスはあらためてそう思えたのです。
(229) 2023/06/29(Thu) 19:55:59

【人】 宝石人 リリス

そしてごく近い後日。
オベロン様から思わぬ大量のお祝いをいただいて>>-282目を丸くすると同時に、本当にここに辿り着けて良かったと感謝したのです。*
(230) 2023/06/29(Thu) 19:56:18

【人】 宝石人 リリス

−後日談・冬より少し前の日−

その日はスノウのお父さんが来る日でした。
最初はスノウとお父さんが二人で話したかったようで>>243リリスとポロスは少しお散歩です。
スリングにポロスを入れて抱き抱えながら外を歩いていました。
外は冷えていましたから、お散歩と言ってもマーリン寮の中だったりします。


「暖かくなったらお外にも行こうね。」


そんな風に話しかけながら、食堂にあるお気に入りのソファでお茶をしたり、マーリン寮にある図書室で本を探したりしながら時間を潰します。
言われていた時間を針が指すと、そろそろ戻って良いかな?と、部屋に戻ることにしました。
(254) 2023/06/29(Thu) 22:50:51

【人】 宝石人 リリス

けれど部屋に入ろうとすると、なんだかちょっと入るのを躊躇うような、会話がまだできてないような雰囲気を感じました。>>244
時計を読み間違えてしまったのでしょうか?
扉をうっすら開いたものの、その間から聞こえた声に様子を伺います。
それでも魔力を抑えていませんでしたから、光が漏れてしまっていたのですが。

どうやらスノウのお父さんはあんまり話さない人のようです。
それか、スノウの言葉をしっかり受け止めようとしてくれているのでしょう。
少し不安になりながらも二人の様子をじっと窺います。
でも、スノウのお父さんはすんなりスノウの言葉を受け入れてくれました。>>245
さすが、スノウのお父さん。
スノウと同じでとても優しいに違いありません。
(255) 2023/06/29(Thu) 22:51:21

【人】 宝石人 リリス

「あ、もう大丈夫?
 初めまして、リリスと、ポロスです!」


スノウが声をかけてくれたのでこちらに気づいていたのでしょう。>>246
パッと笑顔を浮かべて中に入り、自分とポロスの名前を伝えました。
ふわふわと穏やかに光が散りました、が。


「は、ハーピィじゃない、です。
 宝石人、と言う種族、です。
 …知ってますか?」


宝石人については、知らない人も多いと思います。
でもハーピィは羽があるでしょう?
肌が黒いからとダークエルフと言われることはありましたが、なんで…?と思ったところで気付きました。ポロスです。
(256) 2023/06/29(Thu) 22:51:51

【人】 宝石人 リリス

「ポロスは卵じゃなくて、
 二人の魔力が混ざって生まれた魔力の珠、です。
 たくさん、魔力必要だけど
 今、一生懸命、二人で育て、てます。」


リリスもリリスで緊張しています。
敬語を使おうとして辿々しくなりましたが、なんとか自分なりに説明してみようとしました。
ちょっと困った顔でお父さんに近づくとその手を取ります。
そして、そっとポロスに触ってもらいました。
中からはコツコツとノックするような感覚。
それにトクトクトクと脈動が伝わるでしょう。


「わたし、スノウのこと大好きです。
 スノウと一緒にいられて、家族が増えて、
 とても幸せで、これからもずっと一緒がいい。
 
 でも、スノウのお父さん。
 …祝福、してくれ、ますか?」
(257) 2023/06/29(Thu) 22:52:16