08:29:37

人狼物語 三日月国


162 【身内】奇矯の森【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 命灯癒光 リーディエ

万年筆をじっと見つめ、何かを考えるように暫し黙する。
そして緩りと、掴んでいた服を離しそれに手を伸ばした。

「…………何故、」

赤く濡れたペン先。

今度は視線をフィラメントの背に向け、目を閉じた。

その時、聞こえたモノオキ(>>33)の足音。
目を開け、制止しようと手をそちらに向けるけど。

既に血塗れた自身の姿に、果たして意味があるのだろうかと動きを止める。
誰かが止めるのなら、その方がいいのだろうと。


代わりに、他にも何か手がかりは無いかと視線を向け。
本と、一枚のメモを視界に映す。

今度はそれに手を伸ばそうとして、赤く染まった指先を眺め。

「…………誰か、これを」
この場にいる人間に向けて、呟いた。

誰も手にしないようであれば服で赤を拭い、今度こそ手を伸ばす。
そうでなければ、読み上げて欲しいとその人に告げるだろう。

リディにはもう、そのメモの内容は見えているが。
それでも皆に伝えるべきだと思うから、そのように。
(34) 2022/07/23(Sat) 12:07:37
ユングフラウは、夜が明けたら、畑にいる。皆の生きる糧を託されたから。
(a42) 2022/07/23(Sat) 13:33:06

【人】 手探り ノル

>>33 モノオキ
反応は遅れた。君がもうすぐ隣に来てから、そうだ、見せない方がいいんだって思い出し。

「モノ、中、見ないで。その方がいい」

腕を伸ばして目隠しみたいにするけれども、間に合わなかったかもしれないし、これじゃ不十分で普通に見えてしまったかもしれない。

>>34 メモ
「……?」
声を聞くと近づいて、それを拾い上げた。
文字を目で追う。

「……フィーが、書いたの。これ」
(35) 2022/07/23(Sat) 14:06:42

【人】 命灯癒光 リーディエ

>>35 ノル
「………フィル以外に、……誰が出来るんですか」
手にしていた万年筆を握りしめ、冷静な声色で返す。

ペンであれば偽装も出来たかもしれない。

でも、電気が走ったように焼け焦げたこれは。
真似をしようとしても、難しいものだろう。

「………………フィルも、運ばなければ……」
体格差があるであろう彼を運ぶなら、引き摺るしかない。

布団に乗せて、引っ張るとか。それなら出来るだろうか。
時間をかけてでもいいから、


「……クロの、隣に」
力仕事は得意でないけれど、眠れる場所を。

このまま放置することは出来ないからと、小さく呟いた。
まだリディとユンしか知らない、クロの眠る場所へ。

フィルも………。
(36) 2022/07/23(Sat) 14:28:57

「まぁ、そーだな……そりゃご主人の客なら話はするだろし」

指で挟まれた手の離しどころを見失って、掴んだまま。
じゃんけんじゃないからノーカン。


「なんか、こう、ショックを受けるような話をしてたかもしれない、ってこと?
……ご主人殺して、で、俺らまで殺さなきゃいけなくなるような」

【人】 手探り ノル

>>36 リディ
「うん……そっか、そうだよね」
文字をじっと顔に近づけて見る。インクじゃなくて、ちょっと焦げたにおい。

「……ユーも、モノも、違うって。それで……」
その後に続く言葉を、読み上げない。
覗けば、あるいは紙を手から抜き取れば読むことは容易い。
握り締めてはいないから取るのは簡単。

「リディ、どこに連れてくの」
クロをどこへ運んだのか、僕は知らない。
(37) 2022/07/23(Sat) 17:51:43

「さて、どうなのでしょうね〜」
「あくまで『その可能性がある』という程度の話ですから」

*確定はできません。
*犯行に及んだ者から、その辺は聞き出せていませんから。

「……何かそういう話があったとしたら、相談等してくれれば良かったんですがね〜」

*しかし、それはもう遅すぎたのです。

【人】 ガラクタ モノオキ

>>37 フィラメントの部屋
汚れた血の跡を見る。遺体を見る。また死体が出てきてしまった。

「うぅ、」
子供は冷静だが、何も思わないわけではない。ただそれは言葉にならないままズボンを握りしめた。

焦げた跡が文字であることはわかったが、その内容はわからない。読み上げたところしかわからない。

自分が違うというのには「うん」と肯定するように頷いた。ユングフラウが違うことにも、自分ほどではないがバケツはうなずいただろう。
<xsmall>託されたから、多分ユングフラウも違うね。</small>

リーディエが遺体を何処かへとするのは、見送るだろう。
頭はわからないけど最後には腐る体だ。墓を作る方がいいのだろう、死んでしまったからには。

もう限界かもしれない。もし次も終わらないなら……
(38) 2022/07/23(Sat) 19:23:09

「……相談してくれなかったから、こうなって、こうなったからには、きっともう誰にも相談なんてできないだろ」

素っ気ない口調が少しだけ崩れた。
やるせなさと、無力感が滲む。

「……もう誰もこっちに来ませんように…、」


現実主義が、思わず祈る。
まだ終わってない。まだ終わってない以上、この想いは無駄だと知っていても。つい。

【人】 命灯癒光 リーディエ

「………他の皆にも、見せてあげてください」
ノル(>>37)の顔を見ることがどうしても出来なくて。

そう告げて、椅子ごとフィルの身体を引こうとする。
どれ程時間が経ったのか分からないが、硬直はどうだろう……。

体が傾くなら焦るように抱きしめ、息を吐き出す。
更に血が自身を濡らそうとも、今更だから。

そして。ノルが読まなかった続きの言葉をリディは知っている。
その手紙に限らず、覚えているから。

奪い取る真似もしないし、読まないことに指摘もしない。
勿論先に部屋に入り、見えていたからでもあるが。


それをモノオキ(>>38)が理解できないことは考えれば分かる。
でも、託したからにはリディから口にするのは違うと思ったから。

問いかけには動きを止めて。

「……………屋敷裏です。詳しいことはユンに聞けばいい」
あるいは、時間をかけてでもフィルを運ぼうとするリディについてくるか。

とにかく、運び出そうと必死だ。止めるようであれば、止まる。

そうでなければ。もたつきはあるものの、ゆっくり。ゆっくりと。
事切れたフィルの体を引っ張り、屋敷裏を目指そうとするだろう。
(39) 2022/07/23(Sat) 19:38:28

【人】 包帯 タンジー

>>30

叫び声の後。少し遅れて出たから着いたのは、きっとノルが手紙を読み上げている頃。
開けっ放しだっただろう扉を覗けば、部屋に漂う鉄の臭い、突っ伏して動かないフィラメント、集まっている他の子たち。

「……あ、」


吐息のような微かな声を漏らし、既に良くなかった顔色を更に悪くして呆然と室内をみる。

そして覚束なくなる足元に体勢を崩し、ガタン!と扉に肩を打ち付けては、皆が此方を見たり声を掛けたりする前に廊下へと飛び出した。

この自分の行動がどう思われだろうとか、手紙を確認しようだとか、話を聞こうだとか。
全て何もかも考えずに、自分の部屋へ向かって行くだろう。
(40) 2022/07/23(Sat) 20:24:20
タンジーは、自室の扉を勢いよく閉めて、バン!と音が響いた。
(a43) 2022/07/23(Sat) 20:28:46

【人】 手探り ノル

>>38 モノ
……どうしよう。少しだけ迷って、
「……これ。他のみんなに、見せて」
手紙をモノに渡す。半ば押し付けた。
これをみんなに言いに行くのは、僕はとてもできそうにない。

>>39 リディ
「僕もやる」
君がこちらを見ないから、僕も顔を見ない。
近くへ行き、やろうとしている運び方を手伝うだろう。
ほぼ片手の力だけでは大して力にはならないけど、ないよりマシだ。
(41) 2022/07/23(Sat) 20:35:27

「……そうですね」
「もう、誰も此方に来ないのが、一番いいのですが……」

*ただただ、見守ることしかできませんから。
*――祈りばかりでした。

ノルは、タンジーに話しかけようとはしなかったし、追いかけない。
(a44) 2022/07/23(Sat) 21:04:21

【人】 命灯癒光 リーディエ

肩を打ち付ける(>>40)音には、僅かに視線を向けた。
その頃には駆け出していただろうから、何を言うにも間に合わない。

出来ることなら、今顔の見えない子達にこそ。
フィルの言葉を知って欲しかった。


"今"の時間はもう巻き戻せないけれど、大切なことなの。
"今"だからこそ、大切なことだったの……。


手紙を託された(>>41)モノオキに視線を向け。

「……モノ、ごめんなさい。お願い、出来ますか?」
ぎこちない
笑みを浮かべ、ひとつのお願い。

ノルの声には僅かに頷き、掛け布団とか……布を引くように頼んで。
そこにフィラメントを乗せて、この部屋を2人で後にする事になるのだろう。

モノオキの返事がどうあれ。
(42) 2022/07/23(Sat) 21:04:58
リーディエは、悲しむばかりの表情は似合わないと言われましたから。
(a45) 2022/07/23(Sat) 21:06:52

リーディエは、ぎこちないものでも笑顔を忘れずにいれたらいいなってそう思うんです。
(a46) 2022/07/23(Sat) 21:07:42

【人】 ガラクタ モノオキ

>>41 ノル

「うん」
力強く頷いた。
モノオキも頼まれていた。言われたことと書かれたことが同じかはわからないけれど、フィラメントの言葉を届けるのは、賛成だ。


運ぶあなたは見送るのだろう。

>>42 リーディエ

「!」
だからリーディエにも力強く頷いた。
いつも掃除を任されたとき掃除用具を持ち直すときのように、受け取った紙を右手で胸の前に掲げて。
大広間へとかけていった。
(43) 2022/07/23(Sat) 21:13:56
「…………」
一度眠り、きっといくらか落ち着いた後。
それでも君に、この話をするのは気が引けるのだけれども。

「……次、どうしようか」
誰を、どちらが。
もう君を騙して勝手にやるような段階ではないから、話さなければいけない。

ノルは、リディの言う通りに動いた。廊下を運ぶのを見つける人もいるかもしれない。
(a47) 2022/07/23(Sat) 21:19:00

青年は、穏やかな笑顔だった。
落ち着いているのか、
覚悟が決まっているのか、
それとも。
心が壊れてしまったか。

「……ワルゴ、アベルが死んでとっても辛そうだった。
 助けてあげないと。」

「それに……リーディエも、辛そうだったから。」

助けなきゃ。
壊れた心で思うのは、それでも家族を助けてあげたいと思う事だけだった。

【置】 手探り ノル

このお屋敷に来る前に、友達がいた。
キッチンに住んでいたネズミのチィだ。鳴き声がそんな感じだったから、僕が名前をつけた。
僕が食べ物の欠片とかを持っていくと嬉しそうに食べるのが嬉しかった。

ある時チィは死んじゃったけど。
死んじゃった日の夜、僕が部屋で泣いてたら、右手をつついてきたんだ。
姿は見えないけど、透明な右手なら触れて、上に4つの足が乗っているのがわかった。
僕のために戻ってきてくれたんだ。

戻ってきてからのチィはすごく賢くて、器用に四本脚で僕にいろんなことを教えてくれた。
2人で考えた秘密の合図で、チィにはいろんなことをお願いできる。
皆には秘密だけど、占いで探しものができるのはチィの力なんだ。

あと、いつのまにかネズミの友達も増えたみたい。やっぱりすごいね。
(L0) 2022/07/23(Sat) 21:55:38
公開: 2022/07/24(Sun) 0:00:00

【置】 ガラクタ モノオキ

モノオキはここに来るまで、ずっと物置にいた。
みんなから嫌われていた。だけど、叩くいじめる程ではなくて。ただバケツを被せられて、たまにご飯が運ばれてきたりした。

モノオキは物置の掃除用具を持って、ほかの人の部屋の掃除をした日から、少しだけ家にも行けるようになった。たまに撫でてくれる女もいた。

でも全部死んだ。強盗だったか、または他の原因か、モノオキは全くわからない。
全員死んで、モノオキは彼らが嫌いな人たちじゃなかったから残していたのに、どんどん腐って、嫌な匂いがして。顔も手も足もなくなった。

だから後悔している。モノオキが自分の力を使えなかったことを。彼らの怖がる顔も、たまに見せる笑顔も、もうない。
(L1) 2022/07/23(Sat) 21:59:53
公開: 2022/07/23(Sat) 22:00:00