18:27:21

人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 鈴木 深江


 魚以外になんかおらんかな。

[水底に面白いものがないかと笑いつつ、
 虫やら何やらを見つけてははしゃぐ。
 食べる事ができる水草なども見つけ採取。

 きれいな水だ、源泉はどこだろう。
 川に沿って上流に歩いていくのも良いかもしれない。

 泳ぐのに適した場所や、
 そうでない場所はやはりある。
 少し深くなっている場所、大きな岩が並び、
 歩きやすい場所などがやはり遊びやすい。
 そういう場所に陣取ってのんびり遊んだ。]
(99) 2023/03/12(Sun) 14:37:36

【人】 鈴木 深江


 おお、蔓がある。

[川の上に枝がさしかかり、そこから落ちる蔓がある。
 見たところ頑丈そうだ。一度引っ張って確かめた後、
 それを掴みぶら下がって、思い切り揺れた後に水の中に落ちた。

 いわゆるターザンごっこである。楽しい。
 こういうのは幾つになっても楽しいので
 天美にも勧めてしまう。
 本当に幾つかはもはや数えてないが。]
(100) 2023/03/12(Sun) 14:38:02

【人】 鈴木 深江

[昼を過ぎ空腹を感じたくらいに、
 川のそばで焚火をはじめる。

 持ってきた釣り竿で何匹か魚をひっかけて、
 天美と一緒にわたを取って洗い串を入れて塩を振り火にかける。

 家から持ってきた混ぜご飯のおにぎり、
 既にアルミホイルに包まれているそれを焚火の中に投げ入れた。

 焼き魚と焼きおにぎり、
 あとはお湯を沸かして採っておいた水草を煮て、
 味噌をとかして味噌汁にする。

 いい匂いだ。できあがったホカホカのそれらは美味しい。
 川で遊びまわった身体に塩気が染みる。]
(101) 2023/03/12(Sun) 14:38:17

【人】 鈴木 深江


 は〜…

[焚火にあたっていると身体も乾く。
 このまま適当に着込んでももうぬれないだろう。

 満足したあたりで後片付けをし、
 噂の温泉とやらにむかう事にする。

 その途中で山菜を見つけたので山菜採りもした。
 帰りがけに見たものからはじまり、少し山の奥まで入る。
 それだけでいっぱい採れるのは嬉しい。
 帰ったら天ぷらにしたい。
 川の水を入れたクーラーボックスに突っ込んだ。]
(102) 2023/03/12(Sun) 14:38:35

【人】 鈴木 深江

[そうして、]


 おぉ、…

[思いのほかしっかりした温泉施設を見つけると声を上げた。
 山の中に温泉があると聞いた時、
 普通に自然温泉と思い込んでいたのだ。
 山の奥にある秘湯とか、猿が入りに来る温泉みたいな…。
 そのためきちんとした施設で逆にわくわく度が増した。
 こういう所はめったに来ないためだ。]

 すごいなぁ、
 ちゃんとしとる。

[自然温泉なら褌のまま入るつもりだったが、
 これだけきちんとした所なら問題なさそうだ。
 男湯でのんびりする事を選ぶ。]
(103) 2023/03/12(Sun) 14:38:47

【人】 鈴木 深江

[きちんとかけ湯をしてからお湯につかって、
 は〜〜〜〜と声がもれてしまった。]

 遊んだなあ……。

[そうしみじみと呟く。
 遊び尽くすにはまだ足りないが、
 満足する程度には。

 狐の姿で湯につかりたくなったら
 貸切の方でも借りようか、と笑った。*]
(104) 2023/03/12(Sun) 14:38:58

【人】 黒崎柚樹

[いや、もうこうなると笑うしかないよね。

そこそこペダルは重いんだよ。それなりの負荷のエアロバイクを漕いでいるくらいには。

これだけ漕いだらこのくらい進むだろうという感覚が、全くスワンに伝わってないような、この感じ。

よく考えたら、湖面の底を車輪で掴んで走っているわけではないから当然と言えば当然なのだけど。]

 ふふ、労力と生み出されるエネルギーが全く噛み合って、ない……っ。

[この乗り物、こうやって笑いながら乗るものでもないとは思う。
ムキになって乗るものでもないというのは尚のことで。

わー、進んだー、お魚いるねー、景色きれーい、で良いものなのだろうに、私たちは2人しておかしなスイッチが入ってしまったようだった。]

 あ、あそこ、そこに居る……。

[水族館くらいでしか見たことのない魚が澄んだ水の向こうに見えれば、更に賑やかに大騒ぎして。

そこで軽く交わした口付けのほのかな熱は、心を穏やかにさせるどころか、"湖を爆走する"という謎の情熱に転換されてしまったのだとしか思えない。]
(105) 2023/03/12(Sun) 14:53:55

【人】 黒崎柚樹


 ……っう、全、力で……これ、とか……っ。

[武藤も"全力"には付き合ってくれて、それこそ200mダッシュを5本繰り返したくらいの時間はめちゃめちゃ漕いだ。いくらか水音も大きくはなったと思う。

なのにこのスワンときたら表情も変えず──いやそれは当然なのだけど──、の────んと長閑に湖上をゆったり進むだけ。

後半は、足に力を入れるためにと無駄に強く椅子に押しつけていた背をいくらか戻し、いくらかはのんびりと文字通りの"遊覧"を楽しんでいた。

ボートから降りる時、そう酷使したわけでもない腹筋が痛い気がしたのは、笑いすぎたせいだったんだね。]

 釣り……。

[なるほど魚を捕りたかったら、釣り……したことないな?と、船着き場に戻れば、乗る時には角度的に見えづらかった『釣り竿レンタル』の案内板の文字が目に入った。]

 武藤。借りられるって。

[湖以外でも、キャンプ場の敷地内で使える釣り竿セット。長い棒つきの網?とか色々一緒に貸してくれるみたい。

せっかくだから帰りに借りて川で使ってみる?何て話しつつ、眼前の目的は手漕ぎボート。]
(106) 2023/03/12(Sun) 14:54:20

【人】 黒崎柚樹


[今度こそ、湖を気持ち良く滑るように移動したい。もっと言うなら爆走したい。
なんなら私、スピードメーターのアプリ持ってる。自動的に時速分速を計測してくれるやつ。]

 私、先に漕ぐでいい?

[そわそわして止まらなかった私は、武藤の返事を待たずにいそいそと船首側に乗り込んで。

ボート自体はほとんど漕いだことがないけれど、ローイングマシンのトレーニング自体は馴染みのものなので、多分大丈夫……と思いながら武藤が乗るのを待って漕ぎ出したのだけど、最初のうちはなかなかうまくいかなかった。

こう、オールが水を掻く感じが左右同じ具合になってくれなかったり、固定されている分、トレーニングマシンとはまた違った感覚で。]

 ────あ、でも、うん、わかる。

[これは出来る、楽しい、と。

先とは打って変わって速度を上げて進み出したボートは、スワンよりも奥の方へするすると進んでいき、やっぱり同じ風に"スタート位置"について。]
 
(107) 2023/03/12(Sun) 14:54:46

【人】 黒崎柚樹


 武藤、競争。
 行きと帰りで交代して、どっちが早く到達できるか。

[対岸までざっと300m、2分でいけたらまあまあのスピードなんじゃないかな。多分。

そこにはデートの空気なんか欠片もなく、もう完全に競技かトレーニングかという感じだったわけだけど。

ふ、と強めに息を吐いた私は、武藤の"スタート"の声と共に全力で漕ぎだした。

結果は(127)100n150秒。まあまあ頑張ったつもりだけど、どうかなと武藤を見やって。

それじゃあ、交代しよ?*]
 
(108) 2023/03/12(Sun) 14:55:33

【人】 天原 珠月

[幼馴染>>60からピアスが帰ってくる。
ハンカチに包まれて大切にしてくれていたのが伝わり、水の膜でぼやけた視界がさらに曖昧になるのが分かった。]

 ありがと……。
 うん、……初めて買ったピアスだから。

[手のひらに受け取る。
身動きしたら雫が落ちそうだと俯いたままでいたら、頬に指先が触れた感覚、幼馴染に拭われたことにハッとする。
とても優しい仕草は幼馴染らしくもある、けれど。
さっきから前と違う感覚がするのは自分が原因だろうか。
浮遊感が残っているかのように落ち着かない。

思わずじっと幼馴染の顔を見上げたら、何かおかしいか?とでも言っていそうな表情を返されてしまったから。
3日の間に自分が寂しすぎて混乱してるのかな、とツンケンした態度は出てこなくてほんのり視線だけ逸らした。
幼馴染には照れているように見えたかもしれない。]
(109) 2023/03/12(Sun) 16:03:43

【人】 天原 珠月

[もちろんキッチンにもついていった。>>61
多分お風呂だってトイレさえもドアの前までついていきそうな勢いで、そこに遠慮は一切なく、ただ手を使う作業の時は上着の裾を掴むことにはしていた。
飲み物は甘いカフェオレがいいと伝えた。
幼馴染の作る飲み物の甘さはいつだって自分好みだ。

そうしてふたり、あたたかなコタツに入って。
無事ピアスを両方につけてマグカップにちびちび口をつけながら、まず幼馴染の話を聞いていった。]

 えっ、ペルラさんがこっちに来てたんだ?
 本当に入れ替わり状態だったんだね。

[驚きもあるが、納得感もあった。
帰ってきた時に幼馴染がある程度落ち着いても見えたのだ。
あれは状況を把握して待っていてくれたからだろう。

親には伝えていないこと、警察沙汰にもなっていないこと、どちらにもこくりと頷いて安堵の息をついた。]

 このことはさ、雅空兄ぃと私だけの秘密にしようか。

[悪戯猫よりは穏やかに、ふふ、と笑って。]
(110) 2023/03/12(Sun) 16:03:54

【人】 天原 珠月


 行った日に向こうも新月だったの。
 帰る日が三日月だったけど、こちらもでしょ?

[経過した日数は同じらしいと確認する。]

 よかった、竜宮城みたいなことにならなくて。
 
[玉手箱持って帰ってきてないよね、私、と。
半ば本気できょろきょろしてから吹き出した。]

 ……なるほど?
 雅空兄ぃがとても活躍してそう。

[この幼馴染、お世話係としての技能が高すぎるのである。
料理はうまいし、料理もうまいし、料理がうまいし。
ペルラさんは自分より髪が長いくらいだったから恐らく初めてのドライヤーは手伝ってあげるべきだったろう。
想像した光景は微笑ましく、……いや、それだけだ。
それにしてもスキンケアまでとは、幼馴染にずっと口煩く教え込んだことが発揮されたのか。]
(111) 2023/03/12(Sun) 16:03:59

【人】 天原 珠月


 私の方はね、向こうに落ちたらすぐアスルさんっていう……ペルラさんの恋人の、飛行機乗りさんと合流したの。
 雅空兄ぃみたいなメガネかけてない代わりにめんどくさがりな髭を生やしてて、30歳くらいかなぁ。
 最初生き別れのお兄さんかと思っちゃった。

[とてもよく似ていたから。
そう言って、見慣れた幼馴染をじっと見つめた。]

 すぐにペルラさんがどうにかしようとしてるならって考えてくれてね、力が伝わりやすいところに向かうことになったの。
 そこまでは飛行機で旅して、途中水上都市に寄ったり。

[幼馴染はペルラから向こうの世界の概要は聞いているようだから、生き生きと自分の体験した感想のほうを語っていく。
飛行機から眺めた景色、空の青さ、雲の中を突っ切ったこと、風の柔らかさ、あと本当は最初結構怖かったことも。]

 野営っていうの……まぁキャンプみたいな感じかな。
 景色も良いし寝にくくはなかったけど……、

 うーん、保存食だからなー。

[なんて食い意地の張った感想も溢れだすのだった。*]
(112) 2023/03/12(Sun) 16:04:03

【人】 武藤景虎

[大自然に囲まれた湖の上で、二人きりのスワンボートに乗っていたらそれなり雰囲気あるもんだと思うんだけど。

爆笑しながら必死にペダルを漕いで。
暫し止まっても水の中を見て騒いでからキスしたところで甘い雰囲気にもならずに、よし全力で漕ごう!ってなるのはロマンチックさの欠片もないが、柚樹が笑ってるからかわいいのでオレとしては問題はない。

まあ、悪目立ちしかしないと思うので、人がいっぱいいる感じの、それこそ恋人とか家族連れがのんびりボート乗ってるところでなくてよかったとは思う。

澄ました顔をしているアヒル(白鳥なんだよな、多分)が憎たらしくなるくらいには労力を削った見返りがないスピード感だった。

腹痛くなるくらい笑ったからアヒルのことは許そう。]

 釣りやってみたい?
 なら後で借りてくかー。

[網のが捕れそうではあるものの、釣りは釣りで釣れた時の高揚感があるのは確かだし、のんびりと自然の中で釣れるのを待つ……、みたいなのも楽しいかもしれない。

釣りのような、何もしない時もじっと楽しめるみたいな時間を過ごすのは大人っぽいという子供じみた憧れはある。

まあ、せっかちなので、あまりに魚がかからなさそうだったら網でいいってなりそうな気もしつつ、うん、せっかくの機会だし。]
(113) 2023/03/12(Sun) 16:26:26

【人】 武藤景虎


 うん、お先どうぞ。

[疲れてるのは主に腹と足だから、然程休憩することなくボートのつけられている所に向かって。
返事の前には柚樹がもう船首側に乗り込んでいたから、どんだけ気合入ってるんだと微笑ましくはなってしまう。>>107]

 難しい?

[漕ぎ出した辺りはオールの動きが少しぎこちなかったものの、要領を掴むのが早いのはさすがというか。

楽しい、と言い始めるのにも然程時間はかからなかったから、これならスピードも出せそうかなという安心の方向も相変わらずおかしかったかもしれない。]

 競争?いーよ。
 勝った方になんかご褒美ね。

[そういうのがあった方が多少はデートの空気は保たれる気がする、ほんとに気がするだけだが。
奢るのはケーキの件が既にあるから、別のものかな。

スタート!とかけた声は無駄にでかくなったので、競技用のピストル程度の役割は果たせたと思う。]
(114) 2023/03/12(Sun) 16:27:36

【人】 武藤景虎


 すげえ、スワンよりずっとはやい……!

[古のゲームに出てくるような台詞を言ってしまう程度には、柚樹の漕ぐボートの速度は速く感じられた。

風を切る心地もするし、水面をぐんぐん滑っていくのは何もしなくても楽しい。]

 ん、127秒だって。

[あっという間に対岸について、タイムの表示を柚樹に見せる。

じゃあ交代、とする前に一度肩から腕を回して。

場所を交代するのは落ちたり傾いたりしないようにそれなりに慎重にした。
気候は寒くないとはいえ、服着たまま此処に落ちたらいくら丈夫とはいえ大惨事だとは思うし。

ボート漕ぐのとかほんとに中学生の林間学校ぶりなのでまず真っ直ぐ進めんのかなという心配はあったけど、練習もさせてくれるってことだから、少しぐるっと近場を回って戻ってみることにした。

包丁や鋏と違って細かい作業よりは感覚も掴みやすかったかな。
柚樹のやり方も見てたしなんとかなりそうだ。]
(115) 2023/03/12(Sun) 16:28:25

【人】 武藤景虎

[柚樹に合図をかけてもらってさっきのスタート地点の方まで、ボートを漕ぎ出して。

タイムは(135)100n150秒。体感的には行きと似たようなものに感じだけど、どうだったろう。

腕も痛え……とは結局なった。
この夢から覚めたらその辺は関係ないだろうから、此処にいる間さえ筋肉痛にならなければいいか、とは。

寝ながらすごい腕回してたら筋肉痛になるかもしれないが。
寝相としてはちょっと愉快だけど嫌だな。]*
(116) 2023/03/12(Sun) 16:28:45

【人】 黒崎柚樹


 ……"ご褒美"? >>114
 ん、わかった。

[競争するからには景品は要るよね確かに。
こくりと頷き、いくらか扱いに慣れたオールをぐ、と握りしめて。

まあ、我ながら頑張ったと思う。

慣れない筋肉を使っているという意味ではスワンボートよりも数段大変だったし、これは普通に背筋とか大胸筋とか、酷使されて筋肉が熱を持って鈍い痛みが広がっていく。

────うん、これは掛け値なしに良いトレーニング。

夢の中のこの行動が現実に反映するのかはわからねど。

でも悪くないタイムだったんじゃないかなと、額に浮いた汗をぬぐってにんまり笑った。]
 
(117) 2023/03/12(Sun) 16:54:24

【人】 黒崎柚樹


[それじゃあ武藤の番ねと、立ち上がらないようにしつつ、バランスを保ちながらそろそろと場所を入れ替えて。]

 ちゃんと練習してね。フェアじゃないし。

[勝負と言ったからにはそのへんちゃんとしないと……と、一応、背中のこのあたりを使うつもりで腕を動かすと、腕だけの筋肉使うより楽だよ?なんて知る範囲でのアドバイスもしたりして。]

 スタート!!

[さっきは風景を見る余裕なんて少しも無かったけれど、これは気持ちが良いなと思った。

スワンより視線が低く、煌めく湖面が視線のすぐ下というのがすごくいい。耳元を擽る風も、ごくうっすらと水のにおいがするようで。

水の底に走る船の影に、魚影がいくつか併走するように濃い影が走っているのまで見えて、きれいだなあと目を細め。

────結果はほんの8秒差で私の勝ちだった。接戦だったね。]
 
(118) 2023/03/12(Sun) 16:54:43

【人】 黒崎柚樹

 ────……んー。

["ご褒美"、好きなもの言ってどうぞと言われたけれど、すぐには思いつかなくて。]

 …………考えとく。

[武藤の額にも汗、浮いてたりしてたかな。
前髪がいくらかくしゃりとなっている風に見えたから、手を伸ばして額をぬぐうように指先を滑らせた。

こんな"デート"も無いものだなと思ったけど、でも、なんだかすごく楽しくて。]

 どうする?私、また代わろうか?

[とりあえず全力で漕げたから、"湖面を爆走する"の欲求は満たされた私たちは、今度はいくらか余裕をもってボート遊びを楽しみながら、ゆるゆる船着き場へと戻っていったのだった。

そういえば、ポケットのスマホは、半年前の状態に巻き戻っていた >>0:137 のが、武藤が記憶を取り戻したのと共に、見慣れた今のものに戻っていて。

でもきっと、写真を撮ったところで現実に持ち帰ることはできないんだろな……と確信しつつ、でもボート上、武藤に向けてシャッターを切ってみた。

青い空、煌めく湖面、湖畔の森、遠方の山々。現実の私たちの知らない場所。]
(119) 2023/03/12(Sun) 16:55:26

【人】 黒崎柚樹


 ────どうしよう、このまま魚釣りに行っちゃう?

[お魚っていつが良く捕れるとかあるのかな。でも不慣れな私たちでは日が傾きはじめたら危ないし、めでたく夕飯が捕れても捕れなくても、夕方には成果のあるなしは決まってないとだしね?

そうなると今から行った方が良いのだろうな、少なくとも釣り竿セットは借りていこう、と。

初めて手にする長い竿と、棒つきの網と、なんか、餌の入ったパック?とか、色々。

餌は芋虫的な何からしいけど、大丈夫、私、そういうの触るのはけっこう大丈夫なので。*]
 
(120) 2023/03/12(Sun) 16:55:40

【人】 月島 雅空

 そうだな。二人だけの秘密だ。

[悪戯猫>>110のように、ではなく穏やかな笑みを浮かべる珠月にドキリとする自分もいる。
それを押し隠しながら、こちらであったこと、ペルラさんのこと等を話していき]

 ああ、活躍はできたかな。料理は元々得意だがそれ以外のことは鍛えられたからな。

[その辺りの活躍というのは幼馴染>>111が一番わかってくれているだろう。想像通りというやつである。そうして次は珠月のほうはどうだったかの話>>112を聞いて]

 そんなそっくりだったんだな。
 いや、まぁ珠月とペルラさんも相当似ていたしおかしいことじゃないか。

[そのおかげもあって信じやすかったというのは言わなくてもなんとなく通じるものである]
(121) 2023/03/12(Sun) 17:43:34

【人】 月島 雅空

 ペルラさんが言った通り、すぐに行動してくれてたんだな。

[飛行機というのは、ざっとしたあちらの世界については聞いていたためであるが、大地が浮遊し、空を駆けねば都市間での移動ができないというのは、想像に難しいもの。
そんな同じ価値観の珠月からの感想は自分にも受け入れやすいもの]

 元々はと言うと大変な目にはあったけれども、純粋な旅行っていうだけならばいい体験だったな。

[大きな滝の上に住む人々という水上都市。空の旅。アニメの中のような世界に、そこは素直にいいなぁ。と口に登らせつつ、怖かったというのもまた美しいだけではない残酷さがリアリティとしてあったのだろう。とも思う。
そんな体験をしたから少し大人びたのだろうか?などと考えていたが、直後の食い意地の張った発言>>112にはぷっと噴き出して]

 そこは…仕方がないな。食べ物に関してはこっちで食事したペルラさんも驚いていたしな。

[そういえば一緒にカスタード入りミニカステラをペルラさんと作ったんだから明日食べようか。などともいいつつカフェオレを口に含んで、ふっと一息をつく。]
(122) 2023/03/12(Sun) 17:43:44

【人】 月島 雅空

 じゃあ明日は朝食は和食にしようか。

[などと、美味しいご飯を作ろうか。というように>>-112 >>-113なメニューを頭で軽く考えたり、あとはちょっとした事柄であった。
海というものがない世界だったからか興味津々で海の動画をよく見ていたこと。湖を調査する目的で一緒に潜ったこと。
そんな風に過ごしていたことをこちらからは口にしつつ]

 …ところで珠月からみたら、髭と眼鏡。どちらもないほうがいい感じだったか?

[ふとしたこと、ファッションの相談に乗ってもらうように聞いてみて――珠月はどう答えたか。]

 そろそろ寝る準備でもするか。余りねむくなってからいくと天窓からの光景楽しめないしな。
 珠月が飛んでた空からみたら月や星も近かったんだろうなぁ。

[天窓からの光景も満喫しよう。といっていたから眠くなる前にいこうかと誘って、寝る準備をしてから二階へとのぼるのであった*]
(123) 2023/03/12(Sun) 17:44:06
[忘れた日なんか、という言葉には小さく首を傾げる。あの後すこし眠って、そこで世界が小さく折り畳まれるような感覚を得た。夢と夢との境目、もしくは目覚めの前兆だ。赤薔薇の国でも同じように感じて、気がつけば見知らぬ場所にいた。握っていたはずの薔薇の紋章は、いつの間にかなくなっていた。

 この夢は、ここで終わり。
 そう思うと、少し寂しい。
 彼は探しに行くと言った。
 だからきっと、また会える。

 声が聴こえたのは、そんなことを思いながら目覚めた直後だった。]

[問いかけにはゆるく首を横に振る。まだ身体中が錆びついたように動かなかった。

 一体いつからここにいたのだろう、随分長いこと眠っていたような気もする。どこからどこまでが夢なのかも、もうわからない。もしかしたら、何もかもが夢の中の出来事だったのかもしれない。そういえば、踊るカラフルな動物に囲まれる夢も見た。

 自分の手をちらりと見やる。まるで枯れ枝のようだ。全身が乾いてひび割れているような気さえする。気がついてしまうと、急に渇きに襲われた。咳き込もうにも体は動かない。乾ききった唇が、陸に上げられた魚のように力無く動いた。]**

【人】 武藤景虎

[柚樹がボートを漕いでる間、頬に当たる風や流れる湖面の景色を楽しむ傍ら、集中してオールを動かしている顔もしっかりと目に焼き付ける。

走ってる時や偶に付き合ってる筋トレの時も楽しそうな雰囲気は察しているものの、こんな感じで正面から見ることもないし、貴重だなって。
満足そうに汗を拭いながら笑う顔>>117もかわいいな、と笑みを浮かべた。

でも勝負は勝負なので。
お言葉に甘えて練習もしたし、アドバイスもありがたく聞いておいた。

競走だったら絶対勝てる気はしないものの、お互い不慣れなボートだし使う筋肉も脚じゃなく腕だから勝てる可能性は充分にあるはず、と柚樹の合図と共にスタートして。

行きとは違って風景を見る余裕はなかったし、柚樹の顔をつい見そうになるのは我慢しながら、言われた通りに背中から回す感じで腕を動かした。

上半身を全体的に使ってる感覚がするから、途中から汗が滲んでくるし結構きつい。

それでもスワンボートと違って回した分だけ結果が出る気がするのがありがたくはある。]

 っは……、どうだった……?

[結果は135秒でオレの負けだった。
体感速度はそこまで変わらない気がしていただけに悔しい。]
(124) 2023/03/12(Sun) 18:54:29

【人】 武藤景虎


 じゃあ考えといて?いつでもいーよ。
 ……ん、

[勝利のご褒美はすぐには決まらなかったようなので、此処にいる間でも帰ってからでもいいよと告げて。>>119
前髪をかき分けて額を拭う指先に目を細めた。

ケーキと挑戦券と同様に、もし柚樹がうっかり忘れてても覚えとくよ。]

 いや、大した距離でもないしオレがこのまま漕ぐよ。

[場所入れ替えも大変だし、ゆっくりなら大丈夫と旋回して船着き場まで戻る。

短い距離ではあったけど、漸くデートっぽい心持ちではあったかな。
全力で競争するのも楽しかったけどね。

スマホのカメラで景色を撮る柚樹と背景を視界に収めながらオールを漕いで。
此方にシャッターを向けられれば、手が塞がっているからポーズこそとらないものの、カメラには笑顔を向ける。

残らないだろうな、とは過去の夢の体験からお互いわかってはいるけど、そんな野暮は口には出さずに再び地上へと戻った。]
(125) 2023/03/12(Sun) 18:55:05

【人】 武藤景虎


 海とかなら魚の時間帯決まってそうだが、川もあるんかな。

[魚が一斉に寝てる時間ってわけでもなさそうだし、今から行くかと釣り道具を借りに行って。

釣竿二本と、網も一応二つ、クーラーボックスに釣り餌なんかを受け取る。

うごうごしている虫の詰まったパックを覗き込んで、大丈夫?と視線を送ったけど柚樹は平気そうだ。

そういえば、うちの裏庭の畑で野菜の収穫手伝った時も芋虫をシャベルで潰してたんだっけ。]

 夕飯に捕まえた魚食えるといいな。

[コテージで望めば冷蔵庫や冷凍庫から出てくるかもしれないが、やっぱり自分たちで捕まえたやつはまた格別なんだろうし。

そんなことを話しながらコテージに帰る道の手前で曲がって川辺に足を向けた。]
(126) 2023/03/12(Sun) 18:55:28