71 【R18】歪んだ愛の形【身内】
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ごめんね、本当は仕事持ち込まないように
心がけてるんだけど、
朝から急に仕事が増えちゃって
早めに終わらせなきゃいけなくてさ。
[
彼女はすごく大人しくて、
仕事してるのかとか聞いてきたり、
名前を聞いてきたり、シャワーを浴びには
すぐに行かなかったけどそこも可愛い。
]
名前…おーじさまっていつも
ここに来る時は書いてるよ。
サクラちゃんかぁ…可愛い名前だね。
ここのバスタブ広くてゆっくり出来るから、
行っておいでよ。ぼくも仕事終わったら
入ろうかなって思ってるからさ。
[
そういってまた、シャワーを浴びることを
促して笑みを見せたことだろうに。
胡散臭いと思われた可能性も
なくはないだろう。
]*
うん!今日の授業眠らないか心配…
難しかったら、質問してもいい?
海斗くんアルバイト始めてるって
聞いてるから、むりにとは言わないけど…
[ まりんに合わせて、
ゆっくり歩いてくれる海斗くんは
とっても優しくって、みんなに好かれる人なんです。
それに、賢くて、運動もできて、
まりんはそんなに賢くないので
中学生の時も高校生の時も、
テスト前は分からないところをよく教えてもらいました。
でも大学生になってから、
もっと知らない人と出会うようになって
海斗くんは更に遠い存在のような気がしています。 ]
……まりんのことは、気にしなくて
全然大丈夫だから、ね?
*
[
ごめんね、と謝られてしまうと
どう返していいのかわからず、
いえ…と首を振るしかありません。
慣れてるのか結構気さくに話しかけてきます。
少しだけ緊張はとけました。
危ない人だったら…と来る前は考えていましたし、
本当に来てしまいました…と思っていたのです。
たぶん、きっと杞憂なのでしょう。
]
おーじ、さま…?
……おうじ、くん?
な、なら先にシャワー浴びて、きます…。
[
ここに来るときは書いてる。
彼はそう言いました。
私は桜子という名前をもじっただけですが
彼はどうなのでしょうか。
偽名…?
……偽名ならちょっと大胆なセンスですよね。
案外、本名だったり…するんでしょうか。
世の中いろんな名前の人がいますから。
さすがにおーじさまと呼ぶわけにもいかず
さん付けもさして変わらないと思った私は
おうじくん、と呼ぶことにしました。
相手がどう考えても年上なのは
この際気にしたら負けでしょう。
微笑みかけられて、ぎこちなく笑みを返しました。
]
[
荷物を適当に置いて、シャワーを浴びることにしました。
覗かれる可能性はあるのかもしれませんが、
どうせ身体を晒すことになるのですから関係ありません。
Vネックの白ブラウスにタイトなスカートが今日の服装。
胸が大きいせいで着る服には難儀するのですが、
今日は別の意味で悩みました。
胸を強調するようなセクシーな服を着た方が良いのか、と。
でも結局、普通の服を選んだのでした。
Vネックと言っても深いものではないのです。
首周りが詰まった服は逆に胸が強調されてしまうので、
Vネックのブラウスはよく着ます。
シャワーを浴び終わって、下着を身につけて。
…バスローブでいいのか迷いました。
肌を重ねるのなら、服を着る必要はないのかもしれません。
……あの様子だと乱暴にされるとも思いませんが、
万が一がないとも限りませんし。
着てきた服をだめにされたら帰れませんから…。
バスローブを着て、着てきた服を畳んで持ち、
荷物を置いてある方へと戻ったのです。
]
おまたせ、しました。
あの、そちらはお仕事終わりましたか?
今日までよくがんばったね。
大学生か………もう高校3年が終わるなんて
時が流れるのはとても早い。
そうだ、理子。
家に帰ったら伝えなければいけないことがある。
着替えたら、ダイニングホールに
降りてくるんだよ。
[ マニュアルを運転している彼は
そう簡単に手が空くわけではないけれど、
赤信号のたびに彼女と唇を重ねて。
彼女自身が求めずにはいられないように
その3年間で教え込まれているから、
彼はご褒美をたくさん与えているだけ。 ]
[ 暫く車を走らせて、
郊外に出て行くと彼の家が見えてきたか。
正しくは外門ではあるが。
彼は正面玄関に車を停めると、
彼女の座る助手席を開けて
手を差し伸べた。
玄関先奥に見えるホールには
屋敷に従事する使用人たちが一斉に
彼女たちのことを出迎えて。 ]
理子は無事に受かった。
用意をしてあげるんだ。
[ 1番近くにいた彼のメイドにそう告げ
また後でね、と彼は一足先に
自室に向かってしまった。
とは言っても、彼女が捨てられるわけではなく
ダイニングホールにてプロポーズされるため
湯浴みをして綺麗な状態に
なってきてほしいというだけの話。
さ、向かいましょう?とメイドが声をかけるが
何も知らない彼女の反応はどんなものだったか。 ]*
眠いの?俺代わりに聞いといてあげるから
寝てても……まあだめか。
その時は起こしてあげるから心配しなくても
だいじょーぶだって。
質問?俺でわかることなら勿論。
バイトの後になっちゃうけどさ。
[ 歩幅を合わせてゆっくりと歩く。
まりんは二人でいるときはこんなに可愛いのに
皆といるとどこか内気というか、おとなしくなる。
こんなにいい子なのに、なんでだろうな?
まりんに勉強を教える名目で傍にいるために
人の何倍も勉強したし、
“悪い虫”がついたら追い払えるように
ある程度体も鍛えたから運動もそこそこは出来る。
美術とか音楽はさすがに才能の壁を超えられなかったけどな。
とにかく、俺が文武両道を実現できているとしたら
それは全てまりんのためでまりんのおかげなんだ。 ]
気にしなくて…?
俺、なんかした……?
*
清玄さんがいたから頑張れたんです!
えへへ…大学に行けるなんて
嬉しいな…ぜんぶ、清玄さんのおかげですね!
ありがとうございます!
[ 赤信号で止まるたびにたくさんご褒美をもらいます。
いろんなことを教えてもらっているので
キスだけでは全然足りないのですが、
にこにこと微笑みながらお礼を言うのです。
伝えなければならないこと、と言われれば
首をかしげます。何かありましたっけ、と
思い返してみるのですが、思い浮かびません。 ]
……?わ、かりました…。
[ 清玄さんが言うのですから、きっと大事なお話なのでしょう。
何かなぁ?と少し気になりましたが
あっという間にお屋敷につくのです。
最初に来た時はその広さに
おっかなびっくり歩いていたものでした。
清玄さんに差し伸べられた手をそっと取ります。
出迎えにも今は慣れました。 ]
用意…?
[ 着替えたらダイニングホールに、とは
聞いていますが、他にも何かすることが……?
と困惑しているとメイドさんが声をかけてくれました。
湯汲みに、と促されれば、
促されるままについていくことでしょう。
終われば私服に着替えて、ダイニングホールへと
向かうことになるのです。 ]*
うん、おうじくんで全然大丈夫。
[
手をひらひらと振って、
ぎこちなく笑みを浮かべ、バスルームへ
歩みを進めた彼女を見送った。
年下だろうけれど、特に気にしない。
どんな子であれ、1日可愛がる権利を
あの人は与えてくれているから、
急いで仕事を終わらせる。
]
30分くらいで上がってくるかな……
[
そんなことを呟きながら、
仕事を駆け足で終わらせていると
いつの間にか時間が経ってしまったらしく
終わってメガネを外し天を仰ぐ頃には
サクラちゃんの声がして。
]
おかえり。今やっと終わったところ。
さ、おいでおいで?
[
パソコンを閉じれば、隣の席を叩いて
おいで、と彼女に声をかけ。
まだ慣れていないだろうから、
ゆっくりと話を聞こうと思って。
えっちなことをしたいだけなら
躊躇わずに襲ってくる人間も多いから、
多分彼女は違うんだろうなと。
]*
ううん、眠たくはないんだけど…
話聞いてると、だんだん眠たくなるの。
こっそり起こしてね…?
[ 海斗くんはしっかりアルバイトまでしていて
まりんとは雲泥の差です。
アルバイトの後、本当は疲れてるのに
分からないところを教えてくれるので
せめてものお礼にと、
手作りのお菓子を渡しているのですが
気に入ってくれているのか、
いつも分からなくてドキドキします。 ]
んん、…そ、そうじゃないんだけど…
海斗くん、みんなに好かれてるし
みんなとの時間も必要かな、なんて。
まりんはサークルとかも入ってないし
1人の時間が多いけど、
海斗くんはそうじゃないでしょう?
[ 海斗くんを独占してしまっていることは
まりん自身もよく分かっていて。
海斗くんが何も言わないでいてくれるので
それに甘えているまりんなのです。
でも、なんだか彼の声は
どこか焦っているようにも聞こえました。
どうしてなのでしょう…… ]*
そんなこと言ってくれるの?
いい子に育ってくれて、僕もとっても嬉しい。
…もっと、楽しい生活にしようね。
[ 彼女を児童保護施設から引き取って、
レディになってもらうように
色んなことをその華奢な体に教えていった。
その体は、彼を喜ばせるためだけにあって
他の誰にも触ることを許せない。
勿論、両親と彼女と同性は除くとしても。
首を傾げる姿がちらりと視界に入れば
彼は悪い話ではないよ、と呟いたことだろう。 ]
────────
お風呂は気持ちよかったかな?
[ 彼女がホールに来たのなら、
スーツに身を包んだ彼が彼女の視界に
入ってきたことだろう。
またどうして、と聞かれる前に
彼は彼女の目の前に片膝をつく。
それはまるで────── ]
理子。
大学を卒業する4年後、
[ 手の中には、彼女のために作らせた
ダイヤのエンゲージリングが
きらきらと輝くリングケースがあった。
そう、彼は元々彼女が大学に上がる時に
プロポーズをすることしか頭になかった。
だから早く合格がわかりたくてたまらなかったのは
彼の中だけの内緒話にしておこう。 ]*
[
おうじくんで大丈夫、と彼は言っていました。
気にしないとは決めたものの、
やはり少し気になってしまいます。
声をかけると、先ほどしていたメガネは
外しているようです。
見える範囲にメガネが置いてあるのなら
つい視線は其方へと向けられていたでしょうね。
]
終わったんですね、お疲れ様です。
……あ、の……?
[
抱かれるのかと思っていたので
隣に座るように言われて
その意図を汲みかねていました。
でも、断るのも変な話ですし
近づいていって隣の席に座るのです。
……恰好も相まって全然落ち着きませんけれど。
何か話をしなければ…?と思ったので
]
な、慣れてるんですね……
[
なんて捻りも何もない言葉を。
私はといえば机の下に隠れた手が
実は震えていたりするのですけど…
気づかれなければいいな、と思ったりするのです。
]*
[ こっそり起こして、と言われて
もちろん、と頷いて見せる。
だって、まりんに頼まれたことだから。
アルバイトは生活費とお小遣い稼ぎ。
自分のためだからそんなにすごいとは思わない。
頼られるのは嬉しいから、お礼なんてなくても
全然気にはしないんだけど、まりんはいい子だから
手作りのお菓子をくれる。
すごくおいしいし、もらえるだけで幸せ。
お礼と感想は欠かさず伝えているつもりだ。 ]
みんなに好かれてると
みんなとの時間が必要なの?
……俺は自分がしたいように過ごしてるだけ。
だから、まりんが気にすることはないんだけどな
俺はまりんとの時間は大事な時間だと思ってるし。
…………それでも気になる?
[ というか、それを言うならお互い様なんだけどな。
だって、俺はまりんの時間を奪って
まりんを独占してるわけで。
俺が傍にいなかったら友達との時間とか
もっと増えるかもしれないし、
独占してるのはむしろ俺の方だと思う。
俺の時間は……まりんのためにあるから、
独占されてるとは微塵も思わないしな。
だから、気にして離れられるのは
何より耐え難い。嫌われてしまうなら
諦めざるを得ないけど、でも、それも嫌だから。
焦りが声音に乗ったのをまりんはどう思うんだろう ]*
[ 親がいない私は、施設で育ちました。
施設で育っていたら、高校はともかく
大学に行くのは厳しかったでしょう。
だから、清玄さんにはとても感謝しているのです!
清玄さんに恩を返すために
教えられたことは何でも吸収しました。
マナーだったり、お料理も今では少しできるのです。
悪い話ではないと呟きが聞こえて
ほっとしました。 ]
はい、いいお湯でした…!
[ 問いかけにはにっこりと笑って返します。
……でも、スーツ姿には少し首をかしげるのです。
どこかへお出かけなのでしょうか?
何か聞く前に清玄さんは片膝をつきます。
……物語の騎士様みたいです。
紡がれた言葉は―――― ]
[ 清玄さんの手には、キラキラと輝く婚約指輪が。
……前から用意されていたみたいです。
すごくすごく驚いてしまって
しばらく言葉に詰まってしまいましたが、
お返事は、一つしかありません。 ]
[ 左足を斜め後ろに引いて、右足の膝を軽く曲げて、
背筋はのばして。カーテシーで返したのです。
清玄さんが騎士様なら、私はお姫様…
になれていたら嬉しいな、って思いました。
断る選択肢なんて、あるわけがありませんよね。
何故かって…?
私の身も心も、清玄さんのために在るのですから。
]*
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