104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】
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/* 霊界のお嬢様方、おハローでございますわよ!
ここは昨日からソロ窓ですの!
残念ながら、面白い物はお見せできなくてよ!
あと思ったんですが、吊られたら役職バレするんですよね
「結果:失敗」って出るんだよね多分
描写書き溜めとくべきでは?
「はいこちら現場の普川です。
滞りなく服用“は”させられそうなのでご安心を。
……まあ、先日の動物大騒動を見た上なので、この後何が起こって俺が無事かはわかりませんが、それだけは報告を」
「……ああ、今日の狙う相手、
誰か決めておいた方がいいです?」
何故か順番にしていた気がするので、自分の番?という顔。
「どうぞ。消去法的に俺が伺うことにしますよ」
なんかあったらまた動くか〜……
肩の傷はもう完璧に塞がっている。
「若い後輩が出れば面白いですが。
ああ、知られてる二人も個人的は外したいですかね、まだ。
内情知ってて味方がダウンされても困りますし」
最も個人的な意見なので相談はもちろんするが。
今回→<<世良健人>>who
「あー………」
『若井が出なかったか……』
の嘆きではなく。世良は自分の同クラスかつ、元部員である。
思う所がないわけでは、さすがにない。
「……いや、……何でも無いです。
御旗後輩にお任せしますね。……」
「……まあ、適任でしょう。
なんといっても同室ですからね。
隙どころじゃない騒ぎなわけです。
若井が出なかったのはちょっと残念ですけど」
こら。
「頃合いを見て、話しかけることにしますか」
「フラグは折るもんだぜ〜〜〜〜」
この度は若井が空気を読まずに申し訳
「マそれはそれとしてぇ決まったんか速いな!いってら〜。」
いつも通りへらへらだった。
/* 鏡沼、肩書の有無で本体かそうでないか判別できる様に
してるんだけど(なお一敗)
今日はどこに本体出そうなーーーー
肩書が無いのが本物なので、昨日鍋パしてたのは
イマジナリー鏡沼です
だから食ってるように見えてただけで、鍋も
鏡沼が食ってる筈の分は減ってないし
後片付けしてるように見えても、何も片付いてない
触った様に知覚させる事は出来るよ
相手の脳に直接干渉する異能ですイェア!!
僕は朝が早い。
いつもかなり早くに登校して、ぼんやりと本なんかを読んでいる。
今日も半分くらいはいつもと同じだった。
早くの時間に登校をして、人気の少ない学内を抜けて。
普段なら教室へと向かうはずの足は、グラウンド横の自動販売機に向いていた。
小銭をひとつ、そこに入れる。
200mlのペットボトルを迷いなく選び、僕はその栓を開ける。
透明な濾過された水。
こんなに綺麗なものでなくても、僕には何も関係ない。
例え雨水だろうと泥水だろうと、僕は何の苦もなく飲み干せるだろう。
あぁ、そうだ
朝日も噂くらいは聞いたことあるだろうけど、
薬には気をつけろよ〜
まさかあんな話をした数時間後に、その噂の薬を手に入れるだなんて思わなかった。
そこまで考えた僕は首を振る。
これは、僕が僕の意思で手に入れたものだ。
聞こえるはずもない呟きを落とす。
────それでも僕は、何としてでも強くならなければならなくなった。
僕が弱いから、逆らえない。
群れの中の弱者は、強者に従うのが野生の世界の掟である。
「
それでも僕は、このまま弱者でいるのは嫌なんだ
」
「
僕は、人間だ
」
それを証明するために、藁をも掴む思いでこんなものに頼る。
あんなに大嫌いな異能の強化を願う。
嗚呼。本当に愚かだな、僕は。
片手で小瓶を転がした。
中に入っているのは水とは違う
無色透明の液体
。
200mlのペットボトルを見遣り、意を決した僕は、小瓶の中身をそこに注ぐと一気に飲み干した。
これは残り物でも何でもない。
でもそんなのは関係ない。
最初から、残り物だろうと福なんてない。
直後、眩暈のような感覚に襲われる。
グラウンドの真ん中で、僕は意識を失った。
人が近付けば、すぐ目を覚ます。
でも目を覚ますのは僕≠カゃない。
僕の中の獣の魂が、腹を空かせて獲物の姿を探す。
だから、倒れた僕に駆け寄り声をかけるなら。
少し気を付けなければならないかもしれない。
/* ワープしてません
誰にも認識されない状態で登校してたのが本体です
某所でキャッキャうふふしてたり、副会長と話してたのが
イマジナリー鏡沼ってだけです
楢崎 鏡沼
近付く気配に僕≠ヘ目を開く。
飛び退くようにキミたちを睨み付けた僕≠フ姿に覚えはあるだろう。
昨日の朝、動物園で警告を上げていた僕と同じ姿をしているはずだ。
でも今の僕は僕≠カゃない。
四つ足で低く身をかがめ、獣の様相でキミたちを警戒している。
その姿は笑っているように見えただろう。
なぜなら僕≠フ唸り声は、人間の笑い声に非常に近い。
8=>50で楢崎に襲いかかる。
楢崎 鏡沼
僕≠ヘまだ襲いかかりはしなかった。
笑い声に似た唸り声を上げる口許から、人間にあるはずのない裂肉歯と骨砕歯が覗く。
明らかに異常だと、感じていい。
しかしキミたちがこれ以上近付くなら、今度こそ先に近づいた方へ飛びかかるだろう。
ハイエナはサバンナの掃除人≠ニも呼ばれる肉食動物だ。
往々にして、横取りや屍肉を漁るイメージが強く卑怯者≠フレッテルを貼られることが多い。
しかしその実狩りの成功率は百獣の王と呼ばれるライオンより高く、ライオンの子供を狩ることすらあるという。
同じくにしてライオンからも敵視をされており、食用でもないのにライオンに殺されることも多々ある。
ハイエナの皮は硬く、その肉はどの肉食獣の餌にもならないほどにとても不味いらしい。
骨すら噛み砕く顎の力、その骨すら消化する強力な消化酵素、屍肉すらものともしない強靭な胃を持つハイエナは、サバンナに於いて一二を争うほどの強者である。
更に獲物を探す目、鼻、耳────そのどれをとっても一級品とされる。
何よりも特筆すべきはそのスタミナだ。
知能も霊長類と並ぶとされるほど高く、狙った獲物が疲れ果てるまで的確に追い回し、その強い顎で餌食にする。
疲れを知らぬハイエナを止めることが出来るのは、更なる強者の存在か、【絶対王者】の言葉、又は雌の命令だけである。
ハイエナの社会は、絶対的な女社会、そして縦社会なのだ。
楢崎 鏡沼
「──!」
ハイエナ
。
その言葉に反応したのは、もしかしたら僕≠カゃなかったのかもしれない。
大嫌いな大嫌いな、卑怯者の烙印。
それを聞いた僕≠ヘ目標を楢崎に定めた。
飛びかからないだけマシだろう。
けれど一度狙いを定めたハイエナはしつこいのだ。
楢崎はこの場から、逃れられなくなったと言っていい。
| 「ふむ……」
グラウンドの騒ぎを少し離れた所から見ている生徒会長。 騒ぎを小さくするのならここで現場に行って、場を収めるべきなのだろうが。
「……この状況からどうするのだろうね、あの二人は」
今はただ、静かに行く末を見守るだけだ。
(27) 2021/10/31(Sun) 23:50:40 |
また異能騒ぎを起こした者がいるらしい。
人気のない、グラウンドの見える外階段でサボり中の竹村茜。
「…………」
ピルケースから取り出した赤色のカプセルを弄ぶ。何度か手のひらの上で転がして、それを飲み込んだ。
「…………」
静かにしてほしいな。
/* 実はこっそり2敗目しました。えーん
誰だよ、本体とそうでないの称号有無で分けよって思ったの
はい、焼きモンブランとイモです
| >>35 透 「まったくだ。だけど、ある意味退屈はしなくて済むよ……」 はは、と笑いながらマシュマロをひとつ貰ったりしたかもしれない。 「生徒会長として、安全に滞りなく体育祭を成功させたいのだけどね。 悪い思い出で終わってしまうだなんて、悲しいことだもの」 (38) 2021/11/01(Mon) 0:07:36 |
同意があるのですぐに用意されると聞いた。ちなみに不如帰animalが付いてきたが一匹だけなので内密に帰した。
シオンの声
を受けて唸り声が小さくなる。
僕≠フ視線は楢崎でなくシオンへと移った。
「…………」
唸り声が収まる。
しかし僕≠フ警戒と興奮はまだ続いている。
「え?」
職員室から出たあと、不如帰と会話している。
「朝日が? へえ」
「大変そうだな。
帰ったら何食べたいか聞いといてくれない?
人の言語は話せないって? そっかー」
「行かないのかって?
嫌だよ、だって俺が行ったら蹴られるから」
動くな
の命令を守っている。口許から見える牙は剥き出しに。
シオン
一瞬また唸り声を上げかけた僕≠ヘ、しかしそうしなかった。
ハイエナの雄にとって雌は絶対だ。
たとえ雌の命令と王者の命令が並んだとして、優先されるのは雌の命令であるほどに。
掻き分けられた前髪の下の黒い瞳で従順にシオンの目を見る。
冷たい手に少しだけ驚くような身体の揺れの後、それでも僕≠ヘそれ以上動いたりしなかった。
3秒間は、滞りなく、直ぐに訪れる。
僕≠ヘ途端に、何事にも興味がなくなったように、その表情すら大人しくなった。
暴れる理由のなくなった僕≠ヘ、僕にその身体を返す。
僕を押さえつけていた人達は、僕から力が抜けたことが分かるはずだ。
そのまま僕は、また気を失うように倒れ込んだ。
あどけない、ネコ型亜目の獣の寝顔がそこにある。
/* メッセに返信出来るのは、本物の鏡沼だけ!
なお『メッセに返信してるように見える鏡沼』は
幾らでも発生する可能性がある。難しいね!
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