123 【身内RP】夜見の城で夢を見る【R18G】
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鯨は上手にできたでしょうか。
確かなのはアルと呼ばれていた少女も金魚のように、少女の探していた人のように。
どこかに消えてしまった事です。
『……』
鯨はぷかぷか。
次はどうしたらいいかなぁと考えました。
アルレシャが最後に目撃されたのは、スピカと別れた直後。窓から飛び出した絨毯と女の子を、庭師が見ていました。
けれども、それからアルレシャを見た人はいません。
もしかすると、遠くまで探しに行ったのかもしれません。
こっそり帰って来ている……なんてことは絶対にないでしょう。
だって、スピカと約束をしました。アルレシャは絶対に約束を破りません。
……小さな『ただいま』を、まだ誰も聞いていないのです。
つまり、アルレシャはまだ帰って来ていないのでした。
| 「…………アルは約束をちゃんと守る子よ。大丈夫、大丈夫だから……」
それは他人に言っているのか、それとも自分に言い聞かせているのか。
「……魔法の力だとしたら、いったいどうしたら……」
使用人に聞いてまわって、最後に庭師にたどり着いた。窓から飛び出して探しに行ったのは自分も知っている。けれど、その後は何も聞いていないのだ。 それこそ魔法で見えなくされてしまったかのような消失。
それでも、諦めない選択肢はない。 きゅ、と拳を握り、女はブランケットと少しのパンや紅茶を詰めたバスケットを抱え、もう一度城を歩き回り始めた。 (19) 2022/01/24(Mon) 17:36:35 |
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