151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】
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| 結果を見る。己の負けを知る。 そのまま、これまでと何も変わらない足音で、処刑室へと向かう。
……これまで、処刑の「盛り上げ役」に立ち上がっていた彼が、自分が主役となるとどう振舞おうとするのか。 それは、少し気になる所では、あったが。
「…………。」 (7) 2022/06/21(Tue) 23:00:12 |
「なぁ〜〜〜……オマエなんかやられるけどヘーキィ……???」
こっそり聞きに来た。
何も返さなかった。
貴方に名指しで呼びかけたそれが、ある意味では答えと言えるだろう。
| ……歌が聞こえる。歌が聞こえる。歌が聞こえる。 それ以上乱される事が怖くなり、途中で耳栓を申請して。 それでも途中まで聞いていたものだから、衝動に付けられた炎は完全には消せぬまま。 舞台の中心に立っている男の周囲に、風刃を出現させ。そしてそのまま、振り下ろす。 (40) 2022/06/22(Wed) 2:55:49 |
「レヴァティ、さん」
「ね、離してくださいな」
「大丈夫ですよ、ありがとうございます」
「私を向こうに行かせてください」
「すぐ戻ってきますからね」
……何故笑っているのか、聞かれたっけか。
笑っている方が、やりやすいでしょう?
貴方たちは悪くないんです。私が自分勝手なだけで。
「キエ……、」
近くから聞こえた声が、ちょっとだけ迷路から連れ出してくれる。
強張った力を解いて、それで、キエが抜け出せるようにできるくらいには。
「……うん」
言うとおりにしていいのかって、ちょっと思った。
どうしよう。でも、キエの言うとおりにするのが正しいのかと思って。すぐ戻るって言ってるし……。
「キエ、ごめん」
離したあとで、でももうちょっと頑張ったらよかったとも思っている。
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