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【人】 聖炎の申し子 ミゲル[ 鎮痛剤入りの点滴を受けて 酒場へ行って、ロゼとラトゥールさんに会って挨拶 今後の話もしたいがそれよりも気掛かりがあった。 クラレンスは目を覚まさないらしい 研究室にあるベッドの上で眠っている姿が苦しそうに見えた ] ……コルド先生は? [ 専門が不在なのは何事なのか たまたま部屋を開けていただけかもしれないが 眠っているクラレンスの頭をそっと、撫でた 起きていたら嫌がられそうだな、なんて暢気なことを考えて ]* (1) 2020/03/10(Tue) 10:56:02 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 動き回っていれば脳内麻薬が出るのは本当らしく 街に辿り着き、酒場に辿り着く前には 帰ってきた安心感からか、気を失った ラトゥールがなんとかしてくれたのだろうか 目が覚めれば地下の研究室 ベッドに身体を預ければ痛みがより酷く感じた 時折意識が戻っても ボヤけた視界ではよく見えず 目を閉じれば悪夢も見ない程に 意識を刺激する痛み 傷もないのに、何故なのか 戦っている間は気にもしていなかったことが 今更になってまた湧き上がる 考える脳の余裕もなくまた意識は落ちる ] (2) 2020/03/10(Tue) 11:36:58 |
【人】 研究者 コルド[ 処理が面倒だ 割と勝手に吸血鬼を討伐した理由や 2人が教会から消えた理由をでっち上げる 街は街で復興に忙しいし 教会もその処理に追われてバタバタしている 黙って作業に打ち込みたい研究員的には お前も復興手伝えと言われかねない現状 迷惑な話である ] こんにちは そちらの様子はどうですか? [ 隙を見て教会を抜け出し酒場へ 作戦の都合で洗脳を解く為に 記憶を刺激してしまった後遺症か 帰還しても起き上がれない程の痛みなようだ クラレンスの様子見をする彼に声をかけた お前もその傷やべえだろ寝ろ …という程には残念優しくない! ]* (3) 2020/03/10(Tue) 11:37:33 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル[ 偉い人や権力者の苦悩はわからない! 街の復興は復興で進んでいるようだ 幸い一部地域のみが甚大な被害を受けている ラトゥールさんは仲間の半吸血鬼の面倒を見たり 復興作業を手伝ったりと多忙そうにしているとは 入る時に同じような ことをしているロゼから聞いたのだが。 いつも通りの調子で訪れた 先生の機嫌の如何程はわからない。 ] 先生…… クラレンスが…意識朦朧としてるっていうか 起きても寝てもなくて苦しそうで… [ 研究室に眠らせたのは記憶処理の問題だろう 痛みを誤魔化して様子を見にくれば 苦しそうな彼に胸が痛む これが最善だったかはわからない だが洗脳が解けても戦った彼は強く…脆かった ベッドの上のクラレンスを案じるように見つめる ] (4) 2020/03/10(Tue) 11:49:55 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル…………記憶処置掛けるんですよね [ そうして僕は、また幼馴染みとしては忘れられる 思うのだ。彼は僕の相棒にはなれるだろう 記憶のない彼は僕の幼馴染みではないと思ってしまうのは 僕の心が狭いせいだろうか ]* (5) 2020/03/10(Tue) 11:50:08 |
【人】 研究者 コルド[ ラトゥールさんもロゼさんも 復興やら治療やらに走り回っているようだ いつものように酒場に入る時 営業時間でもないのに 挨拶一つだけで会話は終わった 相変わらずのお人好し兄妹だと 息を吐きつつベッドの上で寝る彼に視線を移す ] まあ、当然の結果でしょうね 身体に大きな傷はありませんので 精神的苦痛のみですが [ とはいえこの痛みを 残しつつける訳にいかないだろう 文字通り精神的苦痛なのだ 少しでも開いた過去の記憶の内容も相まって 通常より不安定で繊細な半吸血鬼は 記憶処理をかけた理由と同じ結果を招きかねない ] (6) 2020/03/10(Tue) 12:09:58 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル[ 淡々とした返答にじとりと視線を遣る 身体的な負傷を避けたとはいえ ここまで酷いとは想定外だ。 あとタイミングが折角なだけなのどうなの! 決まりましたかって言われても答えに詰まる 時間を掛ければ掛けるほどクラレンスは苦しむ 恐らくはあの優しい両親を殺された記憶を 真祖に出会った恐怖を 僕が支えきれるか。自信なんてない。 ] …………思いだして欲しい 名前を呼んで欲しいから 名前を呼びたいから 思い出して欲しい…けど 今の僕ではきっと、まだ無理だから また辛い思いをさせるかもしれないけど [ 1に研究2に研究! 34も研究!5に研究の先生に話す暇なかった! とか言っても無駄なことはわかっている わかっているけど不満のひとつぐらいはいいだろう ] (8) 2020/03/10(Tue) 12:55:43 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル………いつか僕が支えられる時までは…。 今回は忘れさせて苦痛を和らげてあげてください ……少しだけあの子に会えた また会えなくなるのは辛いけど ……あの子が狂うかもしれない 僕がもっと強くなってから また会えるって信じてます [ グラディオ。きみに会いたい。 クラレンスの内にいるきみに会いたい 体に寄りかからないようにベッドの端に顔を伏せる ────それでもきみに生きて欲しい 僕の勇気のない選択 思い出させる選択を先生が許すかもわからないけれど ]* (9) 2020/03/10(Tue) 12:55:46 |
【人】 研究者 コルド[ 答えを聞いた 目を閉じて、その言葉を反芻する その間流れる、沈黙 羨ましい限りだ 会いたい人にいつでも会えるなんて 心が強くなるまで 己が認められるようになるまでか それは一体いつになるだろうか、わからない その間に何が起こるかも、誰も知らない 曖昧にしちゃうぐらいなら ]捨てるか拾うかしちゃえばいいのに そう思うのは、狂人のワガママだ 会いたい人に会えない八つ当たりだ (10) 2020/03/10(Tue) 13:30:57 |
【人】 研究者 コルドあなたにとって 人を支えるとは一体、なんでしょうね もしもそこに迷いがあるなら 会いたい人が居るならば迷わぬ事です 迷いがなくその答えを出したのなら それで問題ありません [ 偶然にも兄弟揃って同じ言葉を述べた事に この狂人は一生気付く事がないだろう どんな選択であろうとも 研究者にとっては関係のないこと この貴重な個体が安定さえすれば、それで ]* (11) 2020/03/10(Tue) 13:32:17 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル[ それがわかっていたら苦労はしていない ただ僕はまだ未熟で自分のことで精一杯 ロゼみたいに明るく励ますのも ラトゥールさんのように強く支えるのも 自信がない。 だが選択を委ねられて保留を選んだ。 ] (12) 2020/03/10(Tue) 13:45:57 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル…………それさ 教皇さまも似たようなこと言ってた。 僕からしたら同じ顔でー同じようなこと言われてるよ。 [ 一生気づかないと思ったか馬鹿め!>>11] そうだった、先生。 教皇さまの話も聞かせてよ、約束だし [ ふっ、と一息吐く 迷っている。迷って迷って僕は臆病なだけだ 僕にとってのきみの存在が如何程か 知りたくないという気持ちも、あった ] (13) 2020/03/10(Tue) 13:46:05 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル ……迷ってたよ これが余りいい選択じゃないのもわかってた。 いつか、とか。いずれ、とか。 果たされないかもしれないってことも…知ってる。 僕では不十分かもしれない。 僕では……支えきれないかもしれない。 自信はない。けど、それでも。 この子のことを大事に想ってるのは本当だから 記憶を戻させて 僕はきっとまた苦しめてしまう *それなら、今、覚悟を決める (14) 2020/03/10(Tue) 13:46:07 |
【人】 研究者 コルド……教皇が、そんな事を? [ ちくしょう!すぐ知ったじゃねえか! 同じ思考しちゃって若干悔しいとか 思ってないんだからね!思ってないんだからね!! ] これが終わったら、で 本当に面白いことなどないですよ 教皇様の話なんて [ その悔しさと同じぐらい 同じ事を同じ言葉で言う、僕らは たしかに双子の兄弟なのだなぁと噛み締めた それを実感したのはいつぶりだっただろう ] (15) 2020/03/10(Tue) 14:17:15 |
【人】 研究者 コルドあなた1人でやる必要はない 不安になったなら誰か頼れば良い 幸いな事にここに居る人は心優しい 当然、過去の関係をもつあなたが 1番重要な役割を担って貰わないと困りますが 一応の確認ですが… 過去にした説明通り うまくいけば彼は最も安定します ですが、失敗すれば死んでしまうかもしれません 本当に、これで大丈夫ですね? [ 明日にでも大切な人が死ぬかもしれない だからこそ心を狂気に染め走る そんな僕だからこそ 僕からも決意に報いて願おうじゃないか あなたが大切な人に無事に会える事を ] (16) 2020/03/10(Tue) 14:17:37 |
【人】 研究者 コルド良いなら少し準備をするので ……その間、今の彼へ お別れなりなんなりしててください [ 教会の研究室に置いてきた道具が必要だ それに、思い出した時のために 環境を整えておかねばならない 例えば自殺防止に 部屋に凶器となるものを置かぬだとか その旨を伝えて、一度この場を後にした ]* (17) 2020/03/10(Tue) 14:17:58 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル言ってたよ。 ……あ、他にも言ってたけど それは後で話すよ。 うーん、まあ、そうかもだけどさ 教皇さまと会ったのと 斃したあのが言ってたことで気になることがあってさ。 [ 気のせいだろうか 僅かだけでも穏やかな空気を纏った気がして そうすると、会った教皇と似ていた。 彼らが双子であることなど知らないけれど ] 先生、やけにこの件では優しいね ちょっと危ない目にあって改心した? っていうのはまあ冗談として……うん。 (18) 2020/03/10(Tue) 14:45:24 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル ラトゥールさんもロゼもいい人だし ここにいる半吸血鬼も悪い人じゃないから 少し前みたいにひとりで抱え込まずに 頼りながらこの子の支えになりたい…なるよ。 安定するなら、この子の苦しみは和らぐ ……最悪死んでしまうかもしれないのは怖いけど あの時……血を吸われた時だけど>>4:-8 幼い頃と変わらない優しい声がしたんだ。 僕は、僕のことも信じるからこの方法を選ぶよ ……あの子に、少しは大切に想われてたって [ 不安は山ほどあるけれど 敢えて強い言葉を選んで、決意を伝える 先生が時折見せる正気のような部分は どこか僕に同調しているのかもしれない そんな錯覚を感じたのは、いつからだったかは忘れたが ] (19) 2020/03/10(Tue) 14:45:28 |
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