62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
でも、これって
お姫様を救出するみたいやったやろ?
[囚われのお姫様が、
つかまって、助けを求める。そんな遊びだと笑いかけ、舌で唇を啄みながら、なあと肩に指を滑らせた。最も、彼以外に肌を晒す気はないのだから自作自演になるのだが。自らの唇で彼に何度も触れ。
愉しげに、滑らせた手で抱きしめる手を導き
自らの臀部へと誘う。
ズボンの中、――下着を纏わぬ其処へ]
なあ、ちゃんと縛っとかな
どこか行ってしまうかもなあ
[自分やったら見つけてくれるやろけど。
何処にも行けないぐらい惚れぬいている癖に、そんな事を口にして緩やかに彼の指先を臀部の奥、蕾の部分にと導く。流石に彼にSMSを送る前に脱いだのであってずっと中に下着を着てなかった訳ではないが。
そんな事など露も知らぬ彼はどう思うだろう。]
はしたない姫様はお仕置きやっけ
―――なら、恋人に も?
[はしたない恋人は嫌いやろか。と首傾げ。
近距離で囁くように問い。それから、好きやろう。と勝手に結論づけて、蠱惑の笑みを浮かべれば、またキスを繰返そう。何度だってキスをしたい。其れは彼とのキスが特別な証。
ぎゅっと片手で背中に皺を作り]
[やからいっぱいいちゃいちゃしよな。と
頭を撫でて膝枕をして、それにエッチなこともして、遊びにいく。そんな普通の恋人関係を話しながら、性的な事に旺盛なのは、恰好いい恋人のせい。愛しい彼にだけ。
――腕で縛られたいとはにかみ]
……な、好きって言ってや
俺はすごい好きやで、やから
[いっぱい言って。と内緒話のように耳打ちを。
自分に甘えたな顔を晒して、頬を染めよう。
幼い騎士さまと向かい合わせだった頃の如く、
純情を赤くのせて**]
[ 色気のないキス、だなんて言ってたくせに
いいもんですね、なんて笑われて仕舞えば、
なんだかくすぐったくなってしまう。
一口食べます?と差し出したどんぶりから
顔を上げたそのとき、唇が重なった。]
ん っ……
[ 先程の戯れのようなキスとは違って、
口内を味わうように差し込まれた熱に、
ぞく、と背が、腹奥が疼くのがわかった。
一度だけなぞった舌が引き抜かれれば、
薄く開いたままになった唇から
短く息が漏れて、なんだか、顔があつくなった。
食事を終えて、休みましょう、と
誘われれば頷いて。流石に片付けは
やります、と申し出てワゴンに乗せた。]
[ 静かな部屋に、胸に、吸わせるように
落とされた小さな声。
「愛し方なんて、なんでもいいんですよ」と
返そうと開きかけた唇は、
続いた言葉に詰まって、喉奥が震えて。
とろけた笑みに心臓が掴まれる気がして。
そのまま大きく鳴り始めてしまう。
右側を下にしてまた、横になったのは
きっと、癖、だから。
そのまま閉じた瞼。
長いまつ毛が伏せられて
静かにその胸が上下するのがみえた。]
───眠らないって、
いったくせに、
[ ふたつとも、約束をなしにしておいて
だけど、それが、嫌な気がしなくて。]
[ 恨言の形をした、甘い声が、
その髪に落ちて、閉じ込めるように
唇を落とした。 ]
[ そんな願いを抱きながら。]
………お休みなさい、雅さん
[ 名前を呼んだその人は、
一体どちらだったのか、それは
己にもわからないまま。
彼の頭を優しく抱いたまま、微睡に
身を委ねて、静かに眠りについた。]
| 【人】 柊 [ 夢は、見なかった。 嫌な夢も、いい夢も、なにも。 ただ、心地の良い感覚に揺られて、 ほんの一瞬の夜を駆けたあと、 その耳に低く、甘い声が響けば、 ゆっくりと瞼を開けた。
うまく合わない焦点のあと ぱちり、ぱちりと瞬きを繰り返して。]
お、はようございます…
[ へにゃりと笑った。
すると、彼の顔が、柔く、緩むから。 きゅ、と唇を結んで、一つ頷いて。]
(114) 2021/03/29(Mon) 23:50:36 |
| 【人】 柊
夢は、見ませんでしたけど、 なんか、一番よく眠れました。
[ ふと、彼が衣服を既に纏っているのが見えて。]
───帰るんですか、
[ なんて、言ってしまってから少し後悔して。]
なんでも、ないです。
………いい夜でした。
[ 体を起こして、姿勢を正し。]
(115) 2021/03/29(Mon) 23:50:49 |
| 【人】 柊
………
[ ふと、思い出した昨晩の彼の言葉。 顔を上げて、言い淀んで、迷って、噤んで。]
素敵な人が、見つかるように、 祈っておきます。
[ 揺れる心で、自分を守ろうとまた、 いらないことを口にして。
…だって、俺なんか、やめた方がいい。 買い被りすぎなのだ。 俺はただの臆病者で、この人に、 このほんとは優しくて、可愛らしい人に 愛されるべきではない、から。
同じだけの愛を返すのが怖い、俺では。]
(116) 2021/03/29(Mon) 23:51:03 |
| 【人】 柊
………俺も、帰ろっかな
[ 今日半休なんですよ、と笑って。
夢のような時間を静かに終わらせるのだ。]
(117) 2021/03/29(Mon) 23:51:17 |
| 【人】 柊
[ 最後には一つ、握手を求めるだろう。 互いに、裏の顔を晒した者同士 はじめの約束は反故になっていない。
忘れる、といった。
だけど忘れられる、とはいってない。
たぶん、これ以上を知ることは これから先、なくて、 たぶん、これから先もずっと、 この夜のことを思い出しては時折、 その熱を恋しく思ってしまうのだろう。
だけど、これ以上踏み込むのは怖くて。 どこにも、いけなくなるのが怖くて。]
(118) 2021/03/29(Mon) 23:51:44 |
| 【人】 柊
それじゃ、ありがとうございました
[ だけど、ほんとはいつか、誰かを もう一度愛したいと思っている自分もきっといて 後悔する日が来るのかもしれない。
それはまだ、わからないけれど。 もし、そのとき彼がまだ、誰かを 愛したいと思っていて、 まだ、手遅れじゃないなら。
そんな奇跡が起こることがあるなら、なんて。
考えながら。
出た部屋の扉。 エレベーターのボタンは率先して押そう。
どうぞ、と促すのはきっと、もう、 半分は部下の顔。 閉まる扉に挟まれそうになって笑うのだ。]
(119) 2021/03/29(Mon) 23:51:58 |
| 【人】 柊
電子機器、だめなんですよね、
昨日も───
[ と思い出したオフィスのこと。
まだ自分では気づいていない。
忘れると言ったはずの裏の顔を 表の顔と混ぜて、それでもなお、 彼自身のことを、思い始めてるってこと。]**
(120) 2021/03/29(Mon) 23:52:12 |
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