90 【身内】ifかもわからん!【R18G】
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反応が追いつかない
力に身を任すように、遅れて背中も壁に触れる
壁のひんやりとした冷たさを感じて
1度おさまった熱がじわと込み上げる。
それよりも、手首が熱い。
思わず身を捩りながらも千葉先輩の様子を伺う。
込み上げる熱が止まらない。
誰が来るかも分からないこの場で
必要以上の接触を嫌がるのはあなたのはずだ。
ガヤヤ…
珍しく他の客か、それとも皆か
脱衣場の近くで声がして八ッとした。
「…………………近寄んじゃねえよ………………………」
逃げるように手を離すとシャワーのとこに逃げていった。
おかしい。そう思いながらも、最後まで
それ以上を求める視線ををやめられなかった。
「こわ〜……」
手を解放され逃げる背中をぼーっと目で追う。
しばらくしてからその後を追って風呂に入る。
その視線に応えるのは、今じゃなくていいと思った。
「……」
「ん〜?」
目が合ってから、ワンテンポ遅れて呑気な返答。
ほんのりと熱を帯びたあなたの視線に応えた双眸は、どこか遠くを見るように虚ろだった。
それもまた、簡単には気づかれないくらいの些細な変化。
「……え、なになに? また楽しそうにして〜」
ペースを上げたあなたの後ろを、小走りで追いかけた。
じっと視線を送る
待ち遠しいと言ったような熱い視線だ
「ついでに背中流そっか?」
あわあわボディタオルを見せつけて。
洗いまでやりますよ、ということ。
「ええん? じゃあ」
お言葉に甘えて
と言いかけて、ふと口元を手で押さえる。
「……んや、やっぱ自分でぱぱっとやるわ〜。
キヨくん先入っとってもええよ、おふろ」
気もそぞろな様子でほほえんだ。
「え〜、やらせてよ」
返事の前に、背中を泡が触れた。
背中を流しあったことは数えるほどしかないが、
いつになく押しが強い。
肩甲骨から背筋へ。肩から腕へ。首へ。
止められるまで体をなぞり続けた。
「お客さん、こってるところはありますか〜」
吐息が耳に触れる。
「こっち………見んじゃねえよ………………………、」
視線を遮るようにタオルのフードを深く被る。
だが離れようとする素振りは全くない。
「どうしてですか?」
湯を揺らがせ千葉に寄った
視界を隠したことを良い事に
手をゆっくりと太ももに滑らせる。
「……せんぱい……あつい、……おれといっしょ。」
じっとりとフード越しに視線を送る
共に過ごした夜に幾度も見せた、蕩けた視線で。
「ちょ、キヨくん……」
普段なら断れば引いてくれるあなたの強引な対応に面食らう。
結局おとなしく背中を洗われた。
触れられたところがなぜだかぴりぴりとして、それが何故だか少し……怖い。
「ッ、」
耳元に声が響く。反射的にびくりと肩が跳ねる。
中身のない返事をすることも忘れ、首元を拭うタオルごとあなたの手を捕まえると、後ろに少し振り向いた。
ビク、と肩を震わせた。
「や………めろ………」
奥歯を噛んで何かを耐え凌ごうとする。
市川の手を阻止しようとするも、
まるで力が入っていないようだ。
湯は白く濁っているが、
更に手を伸ばすのならば、千葉の郁也が
まってね こういうのどういえばいいんだろう
千葉の郁也が””健康””になっているのがわかるだろう。
わっ、と掴まった手にこころが跳ねる。
幾分か熱の増した瞳が捕われる。
「えっと……痛かった?」
へらりと笑い返した。
市川の手にビンビンの千葉の郁也が!!
触れた
「……あは、ちーちゃん先輩……」
熱いそれを ぐっ と握り 緩め
優しく撫でるように動かす
遊んでいる。
「おふろでこんなにして、いけないんだ」
馬鹿にしている。
馬鹿にしながら、理性の糸を握るように深く息を吐く。
「ううん……ちゃうねん」
タオルだけを掴んでくいくいと引っ張る。
「もう結構洗ってもろたから、あとは自分でやらして」
「ッあ…!」
触られ、小さくはっきりと声を上げた。
バシャリと飛沫をあげ、微かな力で手を咎める。
「ゃ…め、…、 っはあッ………、さわ…んなッ………」
焦らされるような扱いにもどかしささえ感じる。
言葉とは裏腹に、声音には快楽の色が混じり、
健康度もどんどん上がってきている。
色のついた声にいっそう笑みを浮かべる
「……せんぱい、きもちよさそう。」
はあ、息が漏れる。身体がゾクゾクする。
素直じゃない先輩の素直な反応が好き。
もっともっと声が聞きたい。
裏筋をなぞり、先端を指の腹で撫でる。
良いトコロを慣れた手つきでゆっくりと触る。
するりと離れていく手に、
玩具を取り上げられた子供みたいな気持ちを抱いて、
引っ張られたタオルに気づくのはしばらく後だ。
「あ……。うん、わかった」
こくん、と頷いてタオルを渡す。
それから。
一人立ち上がり先へ行くこともなく、
あなたの支度が済むまで隣で待っていた。
やさしい拒絶にはっとして体の表面の熱は引いた。
というのに芯の部分では未だに燻り続け、
視線を送ってはそらしてを繰り返していた。
悲しませてしまったかもしれない。
出処不明の恐ろしさを解消することに必死だったが、あなたの反応でふと我に返る。
厚意でしてくれたのに。
そもそもの原因は自分が故意に作ったのに。
「うん。ありがとな〜」
なぐさめになるのかも分からないお礼を言って、それから手早く体を洗う。
一度目を合わせたら逸らせなくなりそうで、洗い終わるまであなたのほうを見ることができなかった。
いつもと同じ距離。
いつもと同じように横に並んで、
肩ひとつ分開いた距離がどこか物足りない。
「なんかさ……、けっこー暑くない……?」
熱で頭がくらむ。
困らせることを言いたくないのに、
気を張らないとまたよからぬことをしてしまいそうだった。
好きなところを撫でられると嫌でも腰が浮く。
限界が近いのだろう。指の先に力が篭もって、市川の腕を引く。
もはや、振りほどきたいのか離したくないのか分からない。
「っふ、…ぅ……………!ま゛じっ………で、
…やッ…!………ァ、やめろ…ッ!っイ…、…っ、」
奥歯を噛み締める隙間から熱い息を漏らし、
迫り来る波に耐えるように目を瞑った。
「だめですよ」
栓をするように強く握り込む
熱からの解放を許さないとばかりに
ピタリと動きを止めた。
「……まだ、イっちゃだめです。」
出すなら俺のナカに……ね?
耳元で愉快そうに笑うと
熱を刺激しないように手を離す。
「、ッく…、!?」
待ち望んだ解放が止められ、苦しそうに呻く。
恨めしげに市川を睨むが、
もう頭は彼の中に入れることでいっぱいになった。
荒く息を吐き湯からでる。逆上せて立ちくらんだ。
辺りは濃い湯気が充満している…。
「はやく…………しろ」
「はあい」
千葉の後を追うように湯から上がる
熱と質量のある湯気で、視界は辛うじて目先と
すりガラスの扉越しの灯りを写すだけだ。
きっと熱に侵された先輩も、興奮しきった自身の身体も
周囲の目に映ることはない。
期待に身体の奥を疼かせながら歩みを進めた。
「せやな〜、お湯はそない熱いわけやないねんけど……」
ふと隣を見て、あれ、と声を上げた。
片手をあなたの額へ伸ばす。
先程まで湯に浸かっていた手では体温などさっぱり分からないが、何の気もなく癖のようにそうした。
「大丈夫か? のぼせてへん?」
そんなふうに尋ねるが、あなたを見る目つきはぼんやりとして、頬にも紅がさしていた。
態度こそほぼ普段通りだが、人のことを言えない様相が滲んでいる。
やけに都合のいい休憩所のような場所に入る。
湯冷めしないようになのか、例のミストが撒かれている。
「………く……………… させろ、……」
湯の熱と体の熱で蕩けきった頭では口が回らない。
緩慢な動きで市川を壁に追いやり、
視線で体をせがんだ。
「わっ…………、大丈夫」
触れられたところに熱が集まる。
それに嫌な気分はなく、むしろ。
その行為で許しを得たように、
猫みたいに触れられた手を額に擦りつけた。
「とよひも暑そう」
熱の浮かぶ顔に不審も不安も抱くことなく、
同じだ、というように指摘した。
「あは、ちーちゃんせんぱい……
……くたくたになってて、かわいい。」
もう抵抗する力も僅かに、迫る力も無く
ただ只管、己を欲する視線がたまらなく愛しい。
座敷へと押し倒すと上に乗っかる。
そのまま少し腰を浮かせ、手を自身の……後ろへと伸ばす。
「…、…んっ……は、……ふ、」
ぐち、ぐちと湯で濡れたままの手で慣らしていく
前は緩く立ち上がり、指が良いトコロをかすめる度にピクリと跳ねる
その仕草を見せ付けるように腰が揺れては
時々視線を千葉に向けて、笑う。
その姿を見ている。
食い入るように見ている。
入れたくて堪らない。
はやく、と手が腰に伸びた。
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