【人】 XI『正義』 マドカ── 売店:フォルス ── [君の言葉が、僕の心を丁寧に、 ひとつひとつ潰していく。 僕は更なる痛みを避けるように、 君の手から逃れようと、腕を引く、 けれど君はそれを赦さなかった。 ささやかな抵抗を御されれば、 諦めたように力が抜ける。 そして君は、とどめの一撃を放つ。] (121) 2022/12/20(Tue) 22:30:44 |
【人】 XI『正義』 マドカ[そんな意味で言ったんじゃないだろうってこと、 わからないはずがなかった。 けれど、血を流しすぎて疲弊した心が、 音の羅列を歪ませる。 僕は、ただ…… 笑った 。君は、目に見える傷を治療しながら、 目に見えない傷を踏み躙る。 それで良いのだ、 狂人の想いなど、理解して仕舞えば 引きずられて狂うのがオチなのだから。 今度こそ『君』は、『僕』に道連れにされないで。 『君』は『僕』に殺される前に、 『僕』を殺さなくてはいけない。 胸の内で、誰かが呟く。] (123) 2022/12/20(Tue) 22:33:42 |
【人】 XI『正義』 マドカ[人が、他者の利害を慮ることができるのは、 人だからだ。 野に生きる生き物は、多少の差はあれど、 他の個体から容赦なく獲物を奪う。 僕が人だったのは、 世界が僕の家族を奪うまでのこと。 以来僕は、自分のことを、 人の形をした何かの生き物のように感じている。 ……それでも、人のフリをして生きたかった。 本当は……ほんとうは。 ほんとうは。 ] (124) 2022/12/20(Tue) 22:34:15 |
【人】 XI『正義』 マドカ[口にした数音は、 君には理解できなかったかもしれない、 いや、理解できないでくれ。最後まで。 何、と問われたら、問われなくても、僕は言おう。] 多分、最後になるからさ。 何故だかわからないけど、 言っとかないとって、思ったんだ。 [世界が滅びれば、君も共に逝くんだろう。 けれど世界が滅びなければ…… 僕がこの世界を棄てるんだ。 いずれにせよ、僕たちの未来は交わらない。 僕は君の幸せな未来を願って、 引き止められなければ売店を去るだろう。**] (127) 2022/12/20(Tue) 22:36:34 |
XI『正義』 マドカは、メモを貼った。 (a32) 2022/12/20(Tue) 22:39:27 |
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