159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】
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とはいえ、けれど。
彼の興味を引くものが、仮に今は自分達の手札の中に無かろうとも
こちらに引き入れた誰かが持っている事も有り得るだろう、と。
今この時はそのように結論付けて、一度考えを打ち切って。
あなたの述べた考えには、頷く事で賛同を示したのち。
「本当?よかった。」
──夢川深雪は甘やかされるのが好きだ。
だからその寛容の言葉に、殊更嬉しそうに笑んだ。
「うん。今じゃないと、できない事もあるし
……今の内にできる事、しておかないとね」
いつかは来る終わりをひととき忘れて、
何を疑う事も無く童心の時間を過ごせるのはもう少しだけ。
全てが終わればきっと、再び、永遠に。
皆で一緒に、無邪気に共に居られる日々が来るのだろうけど。
「またね、先生。牧夫兄も」
何て事ない教室での一幕のように言って、扉に手を掛けた。
今はまだ、終わりなんて意識の外で。
この掛け替えの無い時間を続けていよう。
そうして何れ来る終わりを見据えた時に、
皆がその続きを自ら望んでくれるように。
「暫くしたら、この教室で会おうか。
私は在籍していた証拠の隠滅をしなきゃいけないし……牧夫を隠したら色々動くつもりだ。
職員室の方には人が行かないようにしてくれると助かるよ」
先程見つけた名簿。
そこにはしっかりと、自分の名前が記されていた。
永瀬がいた手前、放置してきたが──もしかすると、誰かが見てしまうかもしれない。
処分するか、隠すかしなければ。
「いってらっしゃい」
とはいえ、これは『先生』の仕事だ。
この場は『生徒』の背中に手を振って。
扉の向こう側に消える背中を見送っただろう。
あなたの言葉にはきっと、もう一度頷いて。
そうして一人の『生徒』の背は薄暗い廊下へ消えていった。
その後はきっと、言われた通り。
誰かが職員室付近へ向かうようなら、それとなく他所へ誘導するはず。
もちろん耳目が届く範囲で、にはなるけれど。
もしも図書室の貸出記録の中に、あなたの名前があったなら。
それは何らかの形で誰にも見られないよう隠蔽されているだろう。
大丈夫。ちゃんと良い子にしているよ。
わかってる。楽しい学校生活は
『先生』と『生徒』が協力して、初めて成り立つものだって。
| 【空き教室】 >>121「んぇ。けがしとんね…?」 にゃんこ、怪我してる…? だいじょうぶなんだろか、とそちらに思考が捉われる。 傍目には脚を投げ出してぽへっとしているように見えたかも。 そうして傷を、消毒液の染みたコットンでさらりと拭われる。 「ぁう。」 ひんやり、ぴりぴりする。 ちょっとびっくりして、声が漏れた。 「んん……ん、あ ありがと、あすか」 ぺたりと肌に張り付いたばんそうこう。 気の利いた返事もできなくて、どもりながらも、どうにか。 お礼をひとつ言うので精いっぱいだった。 (129) 2022/07/04(Mon) 22:21:11 |
>>【職員室】
永瀬を見送り、一人になった頃。
鳥飼の様子を確認してから、足早に職員室へ戻って来る。
そろそろ起きてしまう筈だ。
白間コズヱは神ではなく、普通の人間であった。
神隠しの真似事など長くは持たないだろう。
名簿から自身の名前が記載された頁を破り、ポケットに入れる。
さて、どうしようか。
破いても良いが、パズルのように復元される可能性もある。
そんな芸当をしてしまいそうな者もいることだ、あまり賢い選択肢ではない。
燃やすにしても、夜の暗闇で炎は目立つ。
加えて、自分はマッチなど持っていない。
「……そうだ」
ふと、思い至る。
「牧夫に手伝ってもらおう」
とっておきの隠し場所が、あるではないか。
唇は静かに弧を描き、ピントが外れたように輪郭が滲んで────
───ゆらり、少女の影が消えた。
| (a55) 2022/07/04(Mon) 22:49:08 |
| カナイは、ちら、ちら…じっ。タイムカプセル開封の議が気になったりもしつつ。 (a56) 2022/07/04(Mon) 22:49:52 |
| >>125 ウラミチ 「なに見とんの」 ぺたぺた這って、傍に寄っていく。 せっかく貼ってもらった絆創膏がもう、ちょっと汚れた。 (131) 2022/07/04(Mon) 22:50:11 |
| 【空き教室】 >>132 ウラミチ びっくりは伝染する。 ビクッッとカナイの薄い肩も跳ねた。 「あぅ、す、すまね……」 勝手に覗かれるの、やだったかなぁと思って。 うろ…と視線を彷徨わせてから、たどたどと尋ねる。 埃っぽい床に膝立ちの、中途半端な姿勢のまま。 「うらみち 探検しよらんの、?」 (133) 2022/07/05(Tue) 1:58:28 |
| 【空き教室】 >>134 ウラミチ 「ぅん…… んぇ。じゃ、…ここ おる?」 分かってるんだか分かってないんだかな顔して、ぽて。 ざらついた床に正面から座り込む。 尻をぺたんと床につけた正座、いわゆる女の子座り。 「と。都会……て、どないんとこやろか」 カナイは、こんな田舎から出たことがない。 悪し様な畳み掛けにも鈍く頷いて、どんなとこだろ、と純粋な疑問符を浮かべている。 (139) 2022/07/05(Tue) 17:56:03 |
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