170 【身内RP村】海鳴神社の淡糸祭
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| [飲みかけの酒を片手に、お前の話に耳を傾けて。]
……ああ。 俺も、昨日今日、会えてよかった。
仕事の事で自暴自棄にもなってたからさ。 少し吐いて、楽になったよ。
[今の話は本来、海音に知られるべき事かと。 それすら悩んでいたのだから。]
俺は…俺は、逆にさ。
昔から、海音の傍にいるのに、 お前を知ろうとしなかった。
ただ縋ってたし、…それは今も変わらない。 そんな俺でも、昨日今日、 こうしていてくれるの、すげえ嬉しかったよ。
[謝る彼に対して、首をゆるり、横に振り。 その後続いた言葉に、一拍、沈黙を置いて。] (23) 2022/08/21(Sun) 17:26:31 |
| ………、……。
あのさ、海音、その前に…。
[俺が振ったと、"勘違い"して、 勝手にその先に──境界線に踏み込むお前に。
静止を、かけようとした。] (24) 2022/08/21(Sun) 17:27:01 |
| [お前に真剣に向き合おうとした覚悟の 表情 或いは、その 言葉 より、 >>18 祭りの灯が陽光に反し、 世界が、涅に色憑き、変わり果てるのだ。 ] ** (25) 2022/08/21(Sun) 17:31:27 |
| (n0) 2022/08/22(Mon) 3:38:40 |
| (n1) 2022/08/22(Mon) 3:39:03 |
| (n2) 2022/08/22(Mon) 3:40:43 |
| (n3) 2022/08/22(Mon) 3:41:31 |
| (n4) 2022/08/22(Mon) 3:41:49 |
| (n5) 2022/08/22(Mon) 3:41:57 |
| (n6) 2022/08/22(Mon) 3:42:19 |
| (n7) 2022/08/22(Mon) 3:42:32 |
| ─ お祭り前:写真 ─ [ 俺なりの最高の褒め言葉 >>11が 通用しなかったのは この際置いておこう。 ] そう? かな 似合ってるのなら嬉しい ありがとう 宵稚も素敵だよ 男前が (3)1d6割アップしてる (26) 2022/08/22(Mon) 7:30:43 |
| [ 宵稚の浴衣姿は中学が最後だったかな >>1:79 俺はというと しっかり高校まで浴衣で 宵稚にアピっていたな 少しでも色んな俺を見てもらおうと思って。 多分本人何も気にしていない感じだったけどな。 いやいや何事も小さいことからの 積み上げが大事なんだよ。 それに今、似合ってるって言ってくれたから。 その言葉がこんなにも嬉しい。 浴衣を着ないと普段は子供っぽいのか?? という疑問は考えないようにしようと思う。 ] (27) 2022/08/22(Mon) 7:32:09 |
| ─ お祭り ─ [ 二人して射的は残念賞 >>20 それでも俺にとってこのクリオネは >>21 特別な一つとなった。 ] 現実は世知辛いな〜 でもこのクリオネ気に入ったよ、可愛いし ありがとな [ 襟のところに付いたクリオネを 触りながら少し照れてお礼を言う。 まさか貰えるなんて思わないだろ? 交換みたいなもんかな……って考えると 照れてしまったんだ。 ] 辛気臭いペンギン……じゃなくって ハードボイルド顔のペンギンだって 可愛いとこあるんだよ、多分 あ、ほら、鳴いた! [ お腹あたりを押すとピィって 音を出すペンキンのぬいぐるみ。 ペンギンってピィって鳴くっけ? まあ細かいことは気にしない気にしない。 ] (28) 2022/08/22(Mon) 7:32:37 |
| 少しは楽になれた? 良かった そう言ってくれると 俺のいたことにも意味があったなって 嬉しくなるよ 俺だけ浮かれて 嬉しかったらどうしようって思ってたからさ ……宵稚は俺のこと知ってくれてるよ 今までも十分 これ以上抱えたら 君だって沢山抱えているのに 俺のことまで背負わなくていい 俺は宵稚を支えたいんだ 俺で良かったら……なんだけどな [ だから教えて欲しかった。 (29) 2022/08/22(Mon) 7:32:42 |
| [それは時間でいえば、刹那。 立ち眩みかと、勘違いした。 確かに、俺はその雑踏を少し煩いとすら思っていた けれど、けれども── 世界は此程迄に、静かだっただろうか? >>n2 ] ────海音? ** (30) 2022/08/22(Mon) 11:21:09 |
― 妖 ―
……………、…… 海音?
海音、どうした?海音?
[目の前にお前は居る。
此方から言葉を、声を掛けても、
その声が伝わっていないらしい。
なにかの膜が、俺たちの間に張られているようだ。
もう一度、名前を呼ぶ。
押さえた片耳の中、お前の声は聞こえない。
その代わり──、蛍のようなお前の代わりに。
あたりに浮かぶは、
だった。
が、光って、漂っている。]
……なんだ、これ
[赤とも、蒼とも違う。
そもそも、"黒が光っている"なんて、
常識的に考えられない事だ。
――― けれど、コレを俺は知っていた。
]
──勘違いかと思いましたが、
久しい顔じゃあ御座いませんか
人魚の落とし子よ
秉燭の儀は終わっていますよ
また道に迷ったのです?
[だんだん海音が黒く塗りつぶされる
。
そこにいるのが解って、何度も呼びかけていれば
足音も気配も無く声のみが背後から落とされる。]
っ、……は?
[祭りの前、海音と会う前。
否、もっとその前、その前、ずっと。
ずっと、海音の居ない間。
俺を苛み続けていた声だった。
『声』と称するには悍ましく、曖昧で
水中を漂っているような反響をする。
繰り返し、繰り返し、
夜な夜な同じ言葉を囁き続けていた。
この言葉は、この村に帰ってきて、
あの時 明瞭に『言葉』になっていたのに。
――何故今の今まで忘れていたのだろう。]
[その顔は、人の形をしていた。
身体や足も、人の形をしていた。
祭りを楽しんでいるのか、
面紗で顔がわからない。
けれど、真似事のように身につけた浴衣の袖から、
四肢と同じ様に、揺蕩う触手が伸びている。
ひとつひとつが、淡い光を放っていて
黒の光と同じ様に、漂っている。
揺蕩う姿を見続けていれば、
自分が海中の中にいるのかとさえ、錯覚する位。
足音も気配もなかったのは。
此の様に常に地に足を付けず、
泳いでいるせいなのだろうか。]
……な、に、なんで、
アンタ、浮いて…
[現実的ではないと頭が理解しているのに、
受け入れられないのが、人間というもので。
──、だって、俺、いい大人だ。
そんな迷信、信じてるわけが無い。
だが…今コイツは、なんて言った?
久しぶり?
そう、そうなんだ。
どうしてだか俺はコイツに、此の光に覚えがあった。
]
嗚呼
其れが貴方の産みの親が仰有っていた
海鳴の坊で御座いますか
[『声』は海音に顔を向けて、妖艶に微笑む]
此度の件に関しては、
海月火は関与しちゃあ、居ませんが――
貴方自身がまた此処に来れたのは、
其方のお陰かもしれませんねえ
……何を言ってるか
さっぱり解らない、と言った顔をされます事。
私はもう『貴方の願い』に関して、
全て終わらせた、ということですよ。
[それは、どちらに向けて言った言葉か。
けれども、『声』は、楽しげに宙を泳いで]
っ、な、なに、やめ、やめろ
[俺の周りに、黒の光が楽しそうに漂う。
ただくるくると回り続けていたのではない。
ずるり、
と、光からずり落ちるように、
何本もの管が垂れ下がり、蠢くのだ。
後退る。危険だと、逃げろと警笛鳴る。
―――逃げる? どこへ?
]
[求めたい相手の声が、聞こえないのに。
縋りたいその手が、握れなかったのに。]
―――、ヒ、
[一瞬の怯みをついて、
海月が、管が、光が、頭に絡みつく。
そのひとつ、否、
二つが――額を這い
、]
や
め
、ッ……!!!!!
[あろうことか、
耳孔にズルズルと侵入してくるのだ。
刺し貫くような、脳への刺激に、絶叫した。]
[ごぽ、ごぽと。
大きな水泡が弾けるように「喉」を鳴らす。
管が何かを呑み込んでいるように、
数度膨らんでは、頭に乗った海月が煌めく。
やがてそれは海月とは別の光の玉となって──
光の中に『記憶』を映し出した。
それは、いつしか、お前にも見られてしまうのだろう。
話せることも、話せないことも、 全部、全部]
― 回想:真 ―
[一度目の"来訪"。それは偶然だった。
子供にはよくある罪。迷い子。
五つの時。俺はこの世界に来たことがある。]
……あれ、
かいと、かいと?
おとーさん、おかーさん
……みんな、どこいったの?
[此の時から――『言い伝えなんて迷信』で。
ただ皆とはぐれてしまっただけと思っていた。
……だって、俺はこの時から、
父と母と、海音以外、どうだってよかったから。
愛する人が、世界のすべてだったから。
]
………、…。
──♬、…♪……
[悲しみに蝕まれる心を抑えつけて、
ごまかすように、海音だ大好きだと言ってくれた、
二人の大好きな、歌を歌う。
歌っていれば、見つけてくれやしないかと、
淡い期待を抱いて、歩く。]
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