47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】
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| [ 湯温が変わるとなぜお風呂になったりプールになったりするのか。メイベルの疑問は >>116、言われてみれば答えに困る気がした。そういう場所だから、じゃ納得してくれないだろう。この辺りは本当に子供みたいな(いい意味で)感性だって思った。] うぅん……、私の国での習慣、だもん…… って言ったら、ここはメイベルの国だものね。 ローマではローマ人のするようにせよ、だわ。 [ 国かどうかはさておき、今の論法では穴がある。 困ったなと思いつつ、話題が変わるまで適度にやり過ごそうかなんてずるい考えも。子供というのはすぐに興味の向け先が移るものだから。] (133) 2020/10/23(Fri) 0:27:36 |
[やり方が良く解らないことに不思議な気持ちになって
なんでだ?って思うけれど
そもそもさせたことはあってもしたことなんてない
なんて簡単な答えに辿り着けない。
先端だけ浅く咥えて、肉の割れ目を舌で擽る。
なんだか不思議な味がして唾液が溢れたから
塗り込めるようにして丸い切っ先を舌の腹で擦る。
まるで飴でも舐めるように口の中を舌が泳ぎ回り
亀頭とその境目迄を撫で廻す最中
時折エナメル質が過敏な皮膚に掠める。
二本の指で輪を作った指が包皮の名残を摺り下げるように
竿を下まで扱いて……
……あ。これならわかる、みたいな顔をして
そのまま上下に扱き始めた。
呑み込む事を忘れた粘ついた唾液が滴り落ちて
それを泡立てる速度で扱く指が、時折
根元で止まっては陰嚢との境目を撫で摩る。
自慰の時、そこを摩る心地よさを思い出して、
むずむずして、無意識に内股を摺り合わせた。*]
……誰よ、それ。
[
アリアが誰かを好きになった事がある
と言った瞬間に私の心が赤く染まる。
彼女の細い腕を強く掴む。
私たちは「恋人」
なのに。
──違う。
恋人、みたいな口付けと言うだけで
そんな知らない関係では無いはず。
思考の変化に違和感に気付くが、訂正出来ず。
困惑してると彼女が伸びをしてキスをしてくる。]
……ふん。
触りたいのでは無かったかしら?
それとも、触って欲しいの。
あんたの元の体じゃない、その身体を。
[彼女の元の世界について話を聞けているなら
アリアの身体が元々の体でない事は聞けていただろう。]
……その身体をどうして創造したの。
あんたもしかして。
こう言う体型が好きなわけ?
[彼女に誘導されるまま
服をやや乱暴に脱がせれば
私と同じように平らな上半身が露わになるか。]
教えなさい。
言わないと……。
[敢えて強制の能力を使うこともなく
頭をゆっくりと沈めて、細い身体に唇を当てると
歯で噛み跡をつける。]*
| [ 本当に子供、という訳めもないだろうけど、水着の話。 >>117 異世界ながらご多分に洩れずファッション関係の技術レベルは現代と変わらないくらいに高い。無茶なデザインでも仕立てられちゃうあたりは現代以上かも。] どんなものであっても、必ず着ること、ね。 約束するわ。 [ あえて能力は使わずに。 自分の意志で着ることがこの場合大事だと思う。 すぐに水着のイメージを構築し始めるメイベルを見て、 どんなのが良いかなと考えた。] ……せっかくだから、こっちにはあまり無さそうな…… ……だけど私が思い描けるような…… ……あ。あれだ。 [ 思い付いた。もちろんただ見た目通りじゃつまらないし。 仕掛けも施しておくことにしよう。 参考にするのは今までに見た薄い本である。]* (134) 2020/10/23(Fri) 0:34:11 |
ひゃ、っ、
[ メイベルの雰囲気が急に変わった。
怒ったような声にあう、って声にならないまま口を動かしてしまう。
ごまかすようなキスになってしまった。
後でちゃんと埋め合わせ、してあげないと。
―― そう言い出したのは私なのに、
私まで呑まれてしまっている事には気づかなかった。]
……それは……どちらもだよ。
……元の身体じゃなくても……気持ちは、続いてるもん。
[ む、と唇を尖らせるようにして言う。]
どうしてって……
[ パジャマに掛かる手を手伝うように腕と身体を動かして、
脱がされてしまえば少女そのものの小さな身体が現れる。
問い詰めるような言い方に、メイベルの身体を眺め返した。]
体型が好きって訳じゃなくて。
女の子を主人公で書いてみようって思ったの。
[ 教えなさいと言われれば答えは返そうとするものの、
少し間に合わなかったか肌にちくりと痛みが走る。]
……んっ!
……本当、だってば……!
[ お返しだ。噛まれたとこと同じ辺りに手をやって、
指先でつねるみたいにして返す。
つるり、と肌が逃げたなら、また摘まもうとするのだけど
メイベルが躱せば撫でるようになってしまうかも。]*
……んっ!
[ぴりり、とした感覚が胸に走る。
私は自分から避けたりしない。
客人で稀な力を持っているとはいえ
肉体的にはただの人間がすることを
私が避けたりするのは威厳が保たないから。]
この世界で生きていくなら
もっと大人の女の方が良いと思うけど?
そうよ、やっぱり嘘だわ。
あんたはアリアみたいな身体が好きなの。
[仕返しをして来た手を掴み
もう片方の手も掴んで、両手を彼女の頭の上で
ベッドに押し付ける。]
それなら。
私の身体だってアリアは好きになってくれるでしょ。
[私はやはり顔を近づけてアリアの間近で言葉を投げた。
その瞳は翡翠の物にどこか
蒼色
が混ざっている。
そのまま唇を重ね合わせると
今度は長い時間、息が苦しくなるほど口を合わせていた。
彼女が動こうとしても
出来るだけ手を拘束したままで。
本気で振り払えば、動けるでしょうけれど。]*
| ――浴室にて―― >>134[ 想像を凝らすことしばし、私の手元に独特の光沢を帯びた紺色の水着が出現する。白い糸でしっかりした縁取りがされているワンピース型の水着。この世界ではたぶんあまり流通してはいないだろうそれは、一言で言ってしまうと『スクール水着』である。 ちなみに広げて見れば胸のところに名前用のゼッケンが縫い付けられていて、「めいべる」と書かれている。平仮名だけど読めるだろうか。読める気もするし謎の記号と思われるかもしれない。 だけど本題は実はそこじゃないのだ。 薄い本を参考にしたこのスクール水着の材質が何かといえば―― 触手 なのです。 普段は休眠状態で普通の水着と変わらない手触りだけど、 着用者の体温で温められると徐々に目覚めて活動し出すという一品。 まずはさらりとした粘液を分泌して性感を高めさせ、 その後に繊毛を蠢かせてわずかずつ快感を与えていきます。 やがて着用者が汗やその他の体液を滲ませたなら それを糧とする触手は正体を現し、犠牲者を責め始めるのです。 といっても体液を吸い付くされて死ぬようなことはないでしょう。 あくまで性的な快感を与え絶頂させるのが存在意義の水着なので。 そう―― (2)1d6回くらい?] (137) 2020/10/23(Fri) 1:18:13 |
| ん。これですか? スクール水着といって、私の世界の学校――人間の国にあるよね? 学校の生徒が泳ぐ時に着るの。 この世界には無いだろうし、って。 [ そういうフェチがあるのは知ってるけれど、 私がそうでないことはあえて言っておく。 メイベルと水着を交換すれば渡されたのは >>117 セパレートの白い水着。にっこり笑って身体に合わせてみた。] ありがと。 フリル可愛いね。それにサイズもぴったり。 [ まずは下から、次に上用、と身につけていく。 私が仕込んだような変な感じは今のところない。 もっともメイベルに渡したスクール水着だって、 着てしばらくするまでは何の変哲もない水着のままだけど。] (138) 2020/10/23(Fri) 1:28:19 |
| [ 私が言ったのを繰り返すメイベルに >>135くすっと笑う。 そういうところは素直なんだと感じてしまった。 名前が書いてあるのも悪い印象じゃなかったみたいだし。] んん、ことわざよ。 こっちの世界にだってきっとあるでしょ? 五十歩逃げるのも百歩逃げるのも、逃げたことは同じ。 略して五十歩百歩、みたいな。 [ これは故事成語だったかな。まあいいや、と脇に置いて。 スクール水着を着ていくメイベルを見ると >>137 呟きが聞こえて、苦笑する。] あ……ごめんね。 そいえば私も……スクール水着きつかった記憶、あったなあ。 胸のところがね。今はこんなんだけど。 [ そう自分の身体を見下ろして。] (139) 2020/10/23(Fri) 1:38:56 |
| [ セパレートの水着で覆われて、 胸の曲線はいっそうなだらかなものになっていた。 肩が凝るしじろじろ見られるし、大きな胸を厄介に思うことも しばしばだった現実世界のボディが少し懐かしい。]
でも、似合ってるよ。 活発な女の子って感じがする。 身体動かすのとか、好きそうな。
[ 見たままの印象を口にして、戯れに泉の水を手で掬って、 えい、とメイベルの方へ掛けてみた。] ** (140) 2020/10/23(Fri) 1:39:38 |
[少し冷静になったとは言え酒が抜けた訳でなく
突然膝枕してきた相手にまた笑いが込み上げてくる。
自由人かよ。]
そうそう。ノルマ3つ。
[自分の2つ目を開封しようとした手を止めて
寝惚けながら素直に言う事聞いてる相手を観察する。
やる事分かってんのかなってにやにやしてたら
いきなりこっちのファスナー下げられたもんだから
もうにやにやじゃ済まなくなった。]
間違ってないですけど、ははは。
葛西さん、扱いが雑!
もっと大事に扱ってー
[適当に下着に手を突っ込んで
色気の一つもない手付きで触れるのがくすぐったくて
また笑いのツボが刺激されてしまった。]
[何も分かってない寝惚け顔で俺のを弄ってる姿に
大声上げないように何とか堪えながら笑って
特に止めも手伝いもせずに好きに遊ばせておく。
だって面白いし。
こんな無茶苦茶な葛西さんなんて見た事ない。]
…ふぁ っ
[けど余裕かましてたそこを突然別の感触が襲って
不意打ちすぎるそれに変な声が出て腰が引けた。
え。え?
何で口に入れてんの、この人。]
どんだけ頭溶けてんですか…
[何やってるか、分かってんのかな。
俺の陰茎にしゃぶりついてる相手の髪を撫でながら思う。
お世辞にも上手とは言えないんだけど、
やっぱり男同士だからか時々めちゃくちゃ良い所を責められる。
相手の唾液でびちゃびちゃになって
舌や頬肉から伝わってくる体温に腰が疼いて、
聞こえてるか分からない相手に向かって
時折俺の好きな場所とかやり方を囁いたりして。]
葛西さん、じょうず…
そうやってるの、めっちゃかわいい…
[俺はちょっと物足りないくらいの今ので十分で
この人にフェラされてるって状況の方が良かったんだけど
まあ相手は酔っ払いでこっちの都合なんて関係なくて、
突然俺の陰茎は暖かい所から追い出されてしまった。
けど残念に思う余韻もないまま次のフェーズへ。
恐らく相手が普段してるのと同じ手付きで
俺の感覚とか昂ってくるスピードとかお構いなしに
淫猥な音をさせて無遠慮に擦り上げてくる。]
待って待って。
ちょっ、速いですって…!
[逃げようと思えば逃げられるのに
制止を求める頭とは違って身体は動こうとしない。
気持ちいい。もっと激しくしてほしい、ってのと
彼にされてる時間を楽しみたいって感情が入り混じる。
イきたいのにイきたくない。
もうめちゃくちゃだ。
身体を支えようと後ろに付いていた腕が振るえる。]
[自分の事でいっぱいいっぱいで
物足りなさそうに脚をむずがらせているのも気付かず、
小刻みに弾む息が限界が近い事を知らせる。
もうイきたくないなんて考える余裕もなくなり
早く吐き出したくて相手の手の上から手を重ねて
いつもやってるみたいに一番いいところを責め続ける。]
…っあ、ぅ、っはぁ…
[出るって瞬間、目の前にある彼の顔を見下ろして
薄いゴムで隔たれて外に出るはずのない白濁を
まるで彼の顔にかけているみたいな姿を思い描いた。
大きく呼吸を繰り返して余韻を味わって、
もう一度見下ろした相手がまだ眠っていなかったから]
まず1つ目、ですね。
[転がった姿勢のままの相手の足元に移動して
脱力した彼を仰向けにして強引に下着ごとスラックスを引きずる。
そこは完全ではないけど変化は確かにあって
男のちんこ舐めて勃てるとか素質あんじゃん?とか
エロい事で塗り替えられた頭で考える。]
[一度出して少し元気のなくなった己を
少し締め上げてもう一度勃たせてから再度ゴムを装着。]
こんなのやった事、ないですよね…?
[答えの期待していない問いを投げてから
相手に跨ろうとして変に突っ張るスラックスを脱ぎ捨てた。仕切り直して無防備に転がる彼を見下ろして
この人、こんなんで大丈夫かなってちょっと心配になって
まいいか、今いるの俺だしって変な納得をして跨った。
膝立ちで腰を下ろしたら反り上がった陰茎の先が
ぐいと柔く陰嚢を押し上げて
もう少し力を入れるとずるんと跳ねた。
内股、足の付け根、また陰嚢と
一番敏感な場所だけを避けて擦りつけて遊んで
あんまりふざけてると寝ちゃうかなって時折顔を覗き込んだ。]*
[ まるで頭髪のようだと思った。
滑らかな銀の毛なみが、頭頂部の長角の間だけ色が変わっていた。
見間違えだと信じたかった。
その部分が乱れると、額に刻まれた紋様が垣間見えた。
黒い痣のような、複雑に描かれた──── ]
違う、魔物に御印があるわけがない……!
[ そんな否定は言葉ばかりだった。
生まれたのは、信仰で抑えきれない疑念。
胸の中央、その奥の奥で
今も神託の実が、あの赤い姿で脈を打つ。
魔物の血と人々の称賛を浴びている日々では、
意識から遠ざかっていたその感覚が蘇る。
まだ消えてはいない傷跡が、痛覚を刺激し主張する。 ]
「もうやめておけ、余計なことを考えるから
そうやって身体までおかしくなるんだろうが。」
[ 何も仲間達は不理解だけで否定しているわけではなかった。
痣の発熱と体調不良が始まったのも、実らぬ調べ物を始めた頃から
ただでさえ発動に激痛を伴う力、無駄に体力を奪われるのは辛かった。
心配してくれていた。俺達はきっと、本当に仲間だったと思う。
それくらいは信じないと、あの日々に救いが見えない。 ]
[音声アナウンスが聞こえる。
どこをどうとかじょうずだとか。
これ何だっけって思いながら、
先っぽだけしゃぶってたものを口から引き抜く。
うん、いい感じに勃起したじゃん。
いいぞ、つよそうだ。
封だけ切って投げっぱなしだったノルマ分を取っり出して
少々もたつきながら被せて根元まで下ろして行く。
ラテックスだったかポリウレタンだったかの
透明なやつに包み込まれたグロテスクな肉は
窮屈そうで気の毒にみえて。
わかる、めっちゃわかるわ。
イきたいよなぁ、って心の中で語り掛けて
今楽にしてやるからなって良く解らない使命感で
自慰の続きをするつもりで扱き始める。
液だまりに先走りが溜まり始めてぷくりと膨らむのなんて
普段あんまり見てないからなんか面白くて
弄ってみたり、舌を這わせたり好き放題だ。
競り上がってくる睾丸を皺をのばして転がして遊んでたら
びくびく震え始めたから、あ、これイくなって
理解して、駄目押しに薄い膜越しにじゅ、っと
先っぽをきつく吸い上げてやった。]
[いつの間にか重なってた手が強引に
狙いを定めるみたいに角度を変えたから。
顔に掛かる覚悟をしてぎゅっと目を瞑ったけど
薄い膜に阻まれたそれが飛び出してくるはずもなく
無事に済んだ目元を、あれ?と不思議そうに瞬かせた。
きょとんとしながらも手癖で外して片付けて。
中身が零れないよう結んだそれをティッシュに包んで
ゴミ箱に捨てるまでの一連の動作の間
漸く理解したみたいな顔になる]
なるほど…
[神妙な顔で頷く。
さてはおまえ、俺のチンポじゃないな?
それなら気持ちよさそうにイってたくせに
全然気持ちよくなかったのも納得だ。
ひとりしみじみと頷いてる間に
転がされて尻が涼しくなったがよくわかっていない。
芯を持ち始めてるけどまだぐにゃっとしてるのが
ぽろんと下着の引っ掛かりから零れて。
シーツに触れるのがちょっと気持ちよくて腰が揺れたら
相手からは誘うみたいに
尻を振ってるようにも見えたかもしれない。]
[なんかきかれた。こんなのってどんなのだ。
聞き返す前に微妙に閉じ切ってない腿の間に何かの感触。
擽っては逃げて行くそれを捕まえようと
腿の内側に触れた瞬間足を閉じて挟んでみる。
けどまた逃げられた、なんだこれ。
よくわからないけどちょっと気持ちよくて
ん、って鼻から甘えた音が抜ける。
気持ちいいけど、全然足りない。
入る穴を求めて無意識に、マットレスに押し込もうとして
シーツに擦り付けるかたちに腰が揺れる。
顔を覗き込もうとして被さる影に何度か目で気付いて
のろのろ見上げてみたら、何か知ってる顔が在った。
こんな近すぎるバグった距離感なのはこいつしかいない。
そんな観点であんまり見えてないけど間違いなく認識する。]
御門……?
なにしてんだ、これ。
[なんか、気持ちいいけど物足りなくて。
けどお前が居るとこでそんなことはしない筈だ。
何となくそんな気にならなくて自分でも処理してなかったから
シーツに擦り付けただけでももうがちがちなのに。
このまま気持ちよくなりたいのに、お前が居るならだめだね。
うん、しゃかいじんとしてしぬ。]
[あれ?でもここは俺の家で俺のベッドだ。
おまえがいるはずがない。
自分で連れて来たくせにすっかり忘れているようで
そう自分に断言できる妙な自信があった。
というか、このまま気持ちよくなりたいから
居ないで欲しいという願望に大分負けている]
……ああ、なんだ。
ゆめか、これ。
[よかった、御門はここにいない。
よって続けてもしゃかいてきにしなない。
だいじょうぶだ、もんだいない。
そうか人肌恋しさに可笑しな夢を見ているんだ。
思い返せば確かに最近一番感じる他人の体温は
こいつのちょっとやりすぎなスキンシップくらいだ。
距離感バグってんだよなぁ、こいつ。
ならしかたないね、おれはわるくない]
[夢なら好きに触れていいですね、って
誰かに言い訳しながら体を捻って
唇を重ねてみたがちょっとずれた。
あれ?おかしいな。
やりにくいので殆どラリアットみたいな勢いで
ベッドの上に引き摺り倒す。]
うん、御門だ。ゆめだな。
[近くで確認して、再度納得。
半端にずり下ろされて引っ掛かった
邪魔なスラックスと下着を足でけって脱げば
片足だけしつこく残ってた靴もついでに脱げて自由になる。
脱げ掛けの靴下が引っ掛かった足で
もっとこっちに寄れと口で言う代わりに力技で引き寄せた。
改めて唇を重ねるけれど
まだどこかへ行ってくれない眠気に捕らわれたままなので
唇を擦り合わせながら時々一時停止する。
夢なんだから都合よく女みたいな穴がないものか
適当に腰を揺らしてみたら棒にあたった。
なんだよ、リアルだな。まぁいいか。]
[どっちがどっちかよくわからなくなって
二本まとめてひっつかんでみたら
熱くてつるつるしたのが擦れて気持ちよかったから
擦り合わせるように捏ね合わせながら興が乗って腰を揺する。
重量オーバーのベッドが揺れて
マットレスのバネが支えきれずちょっと軋んだ。
もっと、密着させたくて足を絡めなおしたら
押し込む様に揺らすたびに乾いた肌と肌が当たって
ぱつぱつ鳴るようになって聴覚から犯されて
頭の中まで完全にその気になっていく]
は ……っ、…ふ 、ン……
ふふ、なんか、…せっくす、してるみてぇだ。
ね?
へんなの。
っ、……あーー…きもち…
[こっちは何もつけてないから、だらだら漏らしてるみたいに
溢れるカウパーがかぶせてあるつるつるの表面に擦れて
ぬるぬるするのが堪らなくて。
段々腰を振る速度が早くなってゆく。]
[まずい、まずい、このままじゃシーツ汚す。
まだ我慢してるつもりでもいまいちその辺の感覚が
普段より若干緩い自覚はあって
手探りに定位置のティッシュを探すが、
さっき床に落としたようで指に触れない。
焦れば余計に、変に焦れて。
良く解らない拍子に一気に堪らなくなったから
さっき足で脱ぎ捨てたスラックスを手繰り寄せた。
シーツを汚すよりそっちを汚す方が厄介な事くらいは
理解しているので目当てはそれ自体じゃない。]
はあ……っ、あ、あ……っ、も、出す、出る……
[譫言みたいに吐息で喘ぎながら
間一髪で手繰り寄せた下着で先端を包み込んで、吐き出した。]
[濃いのが数回に分けて、どぷどぷとあふれ出す感触を
息を詰めてやり過ごし、はぁ、と充足の滲む溜息を零す
汚した下着はゴミ箱辺りに放り投げた。
多分音的にちゃんと入った気がするので確認はしない。
じんわり額に滲む汗に前髪が張り付いているが
もう払い除けるのも面倒くさい。
けど幾分か、瞬間的に目は醒めた。
多分この後倍になって雪崩みたいな眠気に襲われるけど]
なぁ、これ…つぎ、どうするか、しってる?
[セックスみたいなこれの終わりが良く解らないので
目の前の男に聞いてみる。
返事を待つ傍ら唇に唇でじゃれつく。
なんかほんとにセックスしてるみたいだ。
とくとくと少し早くなった心臓の音が
摺り寄せて重なった相手の胸にも伝わっただろう。*]
えー…
いたずら…?
[なにしてんだって聞かれて、ぼやけ頭で考える。
セックスかなって思ったけどまだ入れてないし
そうだ、なんかヤったっぽい雰囲気にしとこうって
そう思ったのを思い出して適当な単語を選ぶ。
俺が何もしなくても腰が揺れ始める光景が
なんか面白くて少し好きなようにさせてみるけど
やっぱり見てるだけじゃ物足りなくなった。]
シーツに擦りつけてるだけなのにね。
よっぽど溜まってたんですか?
そこんとこ、どうなん――うわっ
[時折見上げてくる視線がまともじゃないのは明らかで
それでも相手の口から言わせたくて
答えが返って来るかも分からない質問を投げかける。
ちょっとウザいインタビュアーみたいな口調で
マイク替わりの拳を相手に近付けようと顔を寄せたら
突然衝撃に襲われてマットレスに沈んだ。]
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