47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】
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お、女、じゃない、の……?
[ 少なくとも私の知ってる範囲では。
ふたなりにされたり自分で生やしたりすることはあっても、
この世界のメイベルは女性体だと思っていた。
でも眼前に現れたのは男性器そのもので。]
……あ……。っ、こく。
[ 知らず、唾を呑んでしまっていた。
はぁっ、と吐いた息はあきらめでも後悔でもなくて期待からのもの。
横に振ってしまいそうになる首を自らの意志で止めて、
ゆっくりと頷いた。]
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……… そして400年前、人魔3000年戦争に終止符を打たれるまでの間 女神の教会を名乗る者達により、人類に騙り継がれていた伝説であった
[世界を覆った嘘により、戦火は気が遠くなる程の刻を燃やし続けた。 全ての名を把握することなど誰にも出来ない、 星の数より多い犠牲者を想うように、一時目を伏せてから続ける。]
────今では誰もがその真実を知っております。
彼らは旧き時代の過ちを隠し、魔族を人外の邪悪へと仕立て上げ 偽りの神話の元に、我々を滅ぼさんと民に命を差し出させ 都合の悪い者は同族にすら背信者の烙印を押し、 非道な人体実験を幾度も繰り返しました。
[今では邪教の思想であれど、それは異種族の確かな過去。 この場の多くを占めるのが人類であることも分かりながら、 躊躇うことはせずはっきりと言い切る。]
(11) 2020/10/27(Tue) 23:50:57 |
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そして、魔族もまた。 初代王ジャバウォックが語り、伝えられてきた過去よりも 迫害し同族を殺める人類への、憎しみと本能を優先し 現実感の無いその話を切り捨てていました。 彼らと同じことをし、話し合うことなど誰もが諦めていました。
……人魔3000年戦争とは、 どちらの種族にも正義が無い、凄惨な歴史です。 それでも、我々はこうして今共にこの日を祝うことが出来た。
[真っ直ぐに視線を向け続ける青紫は、その時細められる。 声色もまた、少しだけ柔らかに変わった。]
今や魔族ですらあの時代を知らない者が多い。私自身もそうです。 我々は今度こそ真の意味で歴史を語り継がなければなりません。
過ちが罪であるならば、忘却もまた等しく認識するべきでしょう。 隠蔽の中、一部の者が支配により再びの悲劇を避ける為に働く 教会にも大義名分はありました。しかしそれは、無理な話でした。 故にこの都は今も存在し、 今度こそ正しく在る為に多くの方々が尽力しています。
(12) 2020/10/27(Tue) 23:51:17 |
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今、世界は絶え間なく変動を続けています。 教会が無くなり、一つであることが出来なくなったこと 停滞させられていた文明の歩みが、再び始まったこと。
そして我々が種を越えて分かり合い共存する、その難しさ故に。 どれ程の年月が掛かったとしても、 世界はあるべき形を見つけられる。私はそう信じています。 人類と魔族は元々────
(13) 2020/10/27(Tue) 23:51:34 |
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[丁度その時。翼を持った人型の存在が目前を落ちていった。 幾つもの羽根が風に揺らぎながら、後を追う。
言葉が途切れても沈黙は訪れない。 悲鳴と叫び声、会場はほんの一瞬で混乱に支配された。]
(14) 2020/10/27(Tue) 23:52:02 |
| [ 傍らに立っていた幹部の一人、有翼獣人のグリフォンが叫んだ。 口にしたのは今落ちた男、彼の部下の名前だろう。
いかに魔族の助けを拒もうとしても、空だけは難しい。 気質の穏やかな者が多いこともあり、駆り出される機会の多い存在。 その為にどんな場所でも、十分な人数を配置出来ない。
だからといって、一体何者が彼を?
グリフォンを追って来賓席の合間を縫い、前方に向かう。 悲鳴を上げる者、何が起きたのか空を見上げる者。 殆どの者達が咄嗟に動けずにいた────壇上の魔王ですらも。 ] (15) 2020/10/27(Tue) 23:52:32 |
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[ そんな瞬間を狙っていたのだろう。
今や虚しくも唯一の祝祭らしさとなった舞い落ちる花弁が、 何かに押し退けられ、分かたれた波のように二分される。
不穏の風、冬へ向かう節の厳しさとは違う魔の冷気。 凍えるようなのに生暖かくもある、あれは────]
(16) 2020/10/27(Tue) 23:53:05 |
| ゴースト 『────無実体種族だ!』 [ それは誰の声だったのか、考える間も無く。 ] (17) 2020/10/27(Tue) 23:53:55 |
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ウロボロス様!
[ 地を蹴る、走る、誰かを突き飛ばして、 それでも届かない、風が彼へと──── ]
(18) 2020/10/27(Tue) 23:54:54 |
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────ッ!
[首を抑えたその時に彼の腕が届き、引っ張られる。 四方から子供のような笑い声が聞こえた。
無邪気に響いた、 嘲笑のようでもあった、 怒りに満ちているようにも届いた。
現れた姿、宙に漂う小柄で希薄な気配。 あれは、かつては先代に仕えていた筈の。]
(19) 2020/10/27(Tue) 23:55:47 |
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[ 俺が勇者であった頃、殺した幹部の同族達。 ]
(20) 2020/10/27(Tue) 23:56:13 |
| [ グリフォンが化身する、部下達を引き連れて空へ駆け上がる。
クリオ率いるヤムベアッカ達が渦巻く雪風を作り出し、 有翼種に続くように舞い上がる。しかし、後は追わない。
極寒に最も適応し、天候を操ることが出来る。 身体の成長を忘れた代わり、魔法を手足のように扱う彼らは 肉体を持たない無実体種族と程近い。
熊獣人であるベアの咆哮が背後で聞こえた。 幾つかの重い足音が遠ざかるのは、恐らく他でも騒ぎが起きている為。 今の王への攻撃は魔族の命を奪えるものではなかった、 仲間がいるのだろう。そして、陛下だけを狙うつもりでもいない。 ]
(21) 2020/10/27(Tue) 23:56:27 |
|
[ 総数は、他にどの種族が、陛下の命と何を狙っている。
未知が多い、分かることと言えば 幾多の魔族の種と沢山の人類が集うことを許されている場所で、 特殊な存在の無実体種族は気配を追われる心配もなく、 開戦の狼煙を上げることが出来たこと。 ]
(22) 2020/10/27(Tue) 23:56:58 |
| テーブル [ 白の円卓は、再び戦場となった。** ] (23) 2020/10/27(Tue) 23:57:27 |
はい……交尾……して、ほしい、です。
皆の見てる前で、ご主人さまにだけ、
私と……犬みたいな、ご褒美の交尾♡
[ たらり、腿を伝って愛液が滲み出る。
物欲しげに口を開いて、床面に座ったままご主人さまと、
その硬くそそりたった逸物を見上げた。
辺りを視線で少し見回す。
このままでというなら否やはないけど、
テーブルか何処かに上がれと言われてもすぐに応じられるように。]*
[ 目が覚めた彼に頭を撫でられる。
ああ、良かったと。
少しばかり泣きそうな顔になりながらも
ふにゃりと笑顔を作って。]
おはようございます……あなた。
[ おはようという彼に優しく言葉を返し。
彼を抱きしめ、暫し、角灯の灯りと
天へと還っていく無数の御霊を見守っていた。]
[ ふと、彼が身を起こせば]
もう、大丈夫なんですか……?
[ 不安げな顔をしながら彼の顔を覗き込む。
にやりと笑う顔を見て、
無理をしてはいないかと首を傾げつつ。
口元を引き上げ、尖った歯を見せる仕草に
一体何をしているのだろうと、目をぱちぱち。
すると、彼の口から紡がれたのは
何故か西洋の、吸血鬼と言う妖怪の説明。
ぽけっと不思議そうな表情をしていれば
身体が彼の身体とマントに包み込まれた。]
[ その温かさに、服を挟んで伝わってくる鼓動に
胸にじーんとしたものが溢れつつ]
もう……何言ってるの……。
[ 口では不満そうな言葉を並べつつ。
浮かぶ表情は喜びに満ちていて。
彼の手がしっぽの付け根に
舌が首筋をぺろりと舐めれば]
やんっ……。
[ 艶めかしい声が、ぽつり零れ
思わず上半身をぴくりと震わせてしまった。]
[ そんな時。急に何かあったのか。
彼は慌てて此方から身体を離す。
どうやら周囲に何かを感じた模様。
彼の視線の先には、気絶した人々。
それに無数の御霊。
───そういえばそうだった。
恥かしい。頬が熱を帯びてる気がする。
堪らず、顔が下を向いてしまう。]
[ 小さく唇を尖らせて。
文句の一つや二つでも言ってしまおうか。
そんな事を考えていれば、
角灯と、母の話が彼の口から飛び出す。
そんな事を話した所ではぐらかされません!
ムッとした表情を浮かべ、面を上げる。
けれど、自分と一緒で、
優しい母だなんて言われたら
苦情なんて告げる気になれなくって。]
[ 眉尻を下げながら]
えぇ……とっても優しくて、
綺麗で……私の自慢の母でした。
[ 瞳を潤ませて、
それだけを口にしたのだった。]
−恋人にはなり得ない彼女−
「今度の彼女、嫉妬深いの。
プライベートの連絡先、全部消されちゃって」
[それはもう束縛の域ではないだろうか。
そう思ったが口を挟むのも馬鹿馬鹿しい位
脂下がった顔をしていたから放っておいた。
昼間のファストフード店なんて場違いな場所に
突然拉致されて途端にのろけが始まったので
適当に頼んだ珈琲が不味い。
何時ものインスタントよりは余程旨い筈なのに。
きっと顔が良いんだろうな。
彼女は女に対してはクソ程面食いだ。
俺の姉も身内贔屓抜きに顔だけは良い。
男は若さ以外拘らないので
姉とは似ても似つかない俺に声が掛かった訳だが]
「だから、連絡がなければ上手くいってると思って。
祝福してくれるでしょ?」
[座席も絶妙な距離を保ったまま
それだけ一方的に言われて別れた。
YESともNOとも俺は答えなかったが
特に答えなんて必要としていなかったようだ。
店の外で待ち伏せていた若そうな女と腕を組んで……
というより、引っ張られるようにして
雑踏に紛れて行くのを
なんか犬みたいだと思いながら見送った。
ぼんやりと、自分の犬を思い浮かべて重ねてみたら
さっき見たのと同じくらい脂下がった顔で
引き摺られる男の顔が想像できて、少しだけ笑った*]
時見、さま……?
[ 一体どうしたのだろう。
任せてくれ、とは?
疑問に対し、問いを投げ掛けるその前に
彼はその背の大きな翼を羽ばたかせ
天へと飛び立っていく。
まるで、誰かに話し掛けているようだった。
けれどそれは誰なのだろう。
首を傾げ、思案に暮れていれば
ふと、傍に近付く御霊があった。
それは────……]
[ それは夢で見たものとは違い
はっきりとした姿だった。
けれども向こう側が透き通っており
この世の存在ではないのは確かだ。
でも、そんな事はどうでもいい。
ずっと会いたいと思っていた。
その母が、今、目の前にいる。]
[ 胸に熱いものが込み上げる。
目に薄い膜が張る。
母の姿を目に焼き付けたいというのに
視界が涙で滲んでしまう。
泣いている場合じゃないのに。
指先で涙を拭い取る。
懸命に、震える唇を動かして
伝える言葉を紡いでいく。]
お母さん……私…、
今、とっても幸せだから…。
だから……心配しないで……!
[ 涙でくしゃくしゃになった顔を
笑顔の形にして、震える声で思いを伝える。
何時までも娘を心配して天へと旅立てない。
そんな事にならないように。]
[ 天へと還る御霊は今やもう、残り少ない。
もうじき母の番も来るだろう。
ふと、よく見れば一人の男が
此方を見守っている事に気が付いた。
……それは父だった。]
お父さん……。
[ 母は父に近付き、
それから二人で角灯の方へと向かっていき。
そうして角灯の傍までくれば
放たれる光に全身を包まれ、
次第に姿が薄くなっていく。]
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