7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】
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ー やらかしの原因は未だ罪を知らず −
[しかし、どうして蟹に寝取られるという
考えに、なったのやら
ついぞわからない私は、何度も首をかしげるわけだ
でも、少しだけ不安はわかる
幸せだ。今が幸せだ
しあわせすぎて、それが現実味を帯びず
しあわせだからこそ、崩れるのが怖かった
その不安を君が感じているのだろうか
……でも浮気相手として心配する相手として
蟹はないと、思うんだ、うん]
| [ がつがつもぐもぐ、美味い美味い 店員さんも感心するくらいの食べっぷりで >>87 シチューもサンドイッチも消えてゆく お茶のおかわりまで来てくれれば >>87 更にスプーンは進むだろう ――腹いっぱいに食べれることは幸せだ ] へェ、ニワトコってのは聞いたことがあんけど そういう象徴でもあったんだなァ [ 博識二人が織りなす高度な会話には 大人しく聞き専に徹する巨人さんである。 大丈夫。聞いていて勉強になるし大分楽しい。 シロさんは賢いなァ ――ふと、二人の間に 共通する"何か"を感じ取った。 案外、似ている二人なのかもしれない、と サンドをもっもっと食べながら思うオレだった ] (117) 2019/04/23(Tue) 21:19:21 |
| [ どうやら、あのめちゃくちゃ美味いお茶を カルデアでも飲めるようになるらしい。 やったー!! 幕末のライダーがお茶のライダーになる日も近いかもしれない シロさんが淹れる度に一番乗りするのは勿論オレだ 後でオレもオレも!とチャレンジすることもあっただろう 色が変わるお茶とか絶対飲んでみたいし淹れてみたいもの ] [ そうしてる内に、あっという間に食べ終えてしまう シロさんの感想通り >>108、黄色のソースが程よい辛みで シチューもあれば瞬く間に食べ終えてしまうものだ ] (118) 2019/04/23(Tue) 21:20:02 |
| 店員さーん!ぱふぇお願いしまーす! [ 一度、気を利かせてくれた彼に聞こえるよう 大きな声で呼びかけたか 迷惑だったらごめんなさい *] (119) 2019/04/23(Tue) 21:20:14 |
[悪魔の見解は正しかった。
フリーレが弱り果てていたときを狙って現出した。
灼く尽くそうとはせぬだろうという心算で。
ただ無表情で見据えるのみ。
心理戦など意志ありながら意志もたぬ
この世界の摂理を具現化したものには無意味だろう。
”そういう”のが────と、悪態のごとき吐かれて尚
己の優位を悟っていたがゆえに揺れず
内から反撥する”少女”を知覚するのが遅れた。]
[貫通していた槍ごと引き寄せられる時も
未だ”フリーレ”意識は浮上していなかった。
魂の繋がりから
感じ取るゆらり、揺らめく陽炎のごとき。
引き寄せられた手は、獰猛な牙のごとく
身体を貫かんとした時に
────意識に纏わり付いていた鎖のごとき封じを弾いた。
]
[真名を叫んだ。
─名を掴まれれば悪魔が従属することなど知らなかったが。
多少なり威力が落ちただろう、見逃さずに軌道を反らして抉られた腕部分
痛みに顔を顰めて、間近の悪魔を睨み付ける。]
いっ…痛い!!
このバカ悪魔殺す気か!?
却下!
[胸倉を掴む。
抉られた腕は痛むが素早く凍らせて失血だけは防いだ。
怪我の処置は後回しだ。
今、はっきりわかったことがある。
]
[自分が辛くて辛くて苦しかったことを
知らずに押し付けた。
クシード。
親代わりだったあなた。
どうしてあんなことを願ったのか
今ならあなたの気持ちがわかるよ。
だけどそれ以上に、──────。
]
……ごめん。
[その場に座り込んで、ぼそっと呟く。]
下らないことに、こだわるのはやめた。
例え人間じゃなくなったって……
ぼくは
ぼくがぼくであればいいや。
[この悪魔の──ロキの決死の想いを掬い上げて
ようやく、この暗い最中で見つけた。
人間でなければ、見放されるんじゃないかって
寂しがり屋の15の少女のまま
り固まっていただけだって気づいた。]
────…一緒に生きたい。
[望んでしまえば
互いのすべてが壊れてしまいそうで
だって互いに確かなものなんて何もない。
─魂が繋がっていようと分かち合えないものがあるように
この悪魔に対するものなんて
共にいて誰より自分を曝け出せる
それだけで、充分だろう? ]
― カニ事件から更に数日 ―
[ 茜色のあんちくしょうは、無事特別性の水槽で
飼われることとなった。
シロさんが取られることはないと理解してはいるものの
未だちょっと苦手意識あるオレである
――そんなオレはというと ]
う〜〜………
[ ぐりぐりぐり
自室にてシロさんの背を頭でぐりぐりしていた
どういうことかと問われれば、「…何となく」と答えるだろう
あの日から、どうももやもやが止まらない
シロさんに身も心も全力で示されて不安は無い筈なのに
――今までずっと幸せだったから
ああして一滴でも落とされた水が、波紋のように
心に広がっているのだろう。
自分でもわからぬまま、ぐりぐりぐり *]
― 蟹事件から数日たって ―
よしよし、可愛い子じゃの。
[割と世話焼き気質な面もある私は
水槽のクガニ(♀)に餌をやっていた
♀だと知ったのは、マスターを同じくする鶴姫に
雄雌の見分け方を教えてもらったからだ
……♀なのに、男の名前つけちゃった
すまない、クガニ
だがまぁ可愛いからいいか。と思う私の
ねぇみんぐせんすに突っ込んでは、いけない]
[それは兎も角]
[餌をやったあと、日課の本を読んでいたところ
背に当たる君の頭の感触
ぐりぐりする様子は何とも可愛らしく
されど、どこか子供が袖引くような
そんな危うさも感じるようで―― ]
(どうした、ときいても
なんとなくと、返される
正面から、ではなく
後ろからずっと、であり
まるでそこにあるかを、確かめるようであり)
[ぱたん、と本を閉じて
苦笑めいた様子で、君の方へとかんばせを向ける
少しだけ、腕を広げて]
おいで。
[甘えるなら、こちらの方がよかろ?と
ハグの、ぽぉずである*]
[夢を みていた
夢の中の私は
壇ノ浦の時の私の後悔を
文明開化を見れなんだ、無念を
戦に狂う快楽を
未来を守る、意思を
多くの私がまじりあってできた、存在であった
だからこそ、自分の感情に自信がなく
漸く、得たそれを
愛する者のためならと
躊躇なく海の底に沈めてしまう男であった
それは、愛される自信がなかったこと
愛するだけで、満足していたこと
伝えたい思いはあっても
それを伝えずとも君が幸せならそれでいいと
思えてしまう、潔さがあった もう1人の”私”]
[馬鹿じゃのぅ、私
悲しませることを知っていて
馬鹿じゃのぅ、私
それでも、最善を間違えた君よ]
(でも”私”だからこそ理解はしているのだ
――――お前は、狡いなぁ)
なぁ、”ランサー”
お前、無意識であれ、こう思ったじゃろ?
たとえ想いを伝えられずとも
彼が生きられるならそれでいい
――自分の思いをためらいなく消して
それでも、相手が少しでも自分のことを刻んでくれる
その甘美な誘惑に、勝てなんだ
最後の最後までともに生きることを、
選べなかった、失望されるのが怖かったから
お前は、彼の兄のような、先達のような
そんな存在であって、弱さを見せられなんだ
だからこそ、じゃろうなぁ
最後まで、全てを頼れなんだ
ふ、ふ。あいこじゃな。私もだ
私も、あの時、クガネに頼ってもらえなんだ
[呟けばふつ、と夢は途切れる
夢は、夢。端末の一部である君とは違い
私の場合はそれを記憶にとどめておけぬ
でも、夢の中の彼とは違い
私は、心通わせたその先をも、望む
英霊は成長しないというが
もしかしたら私とて、成長もするかもしれない
いいのか悪いのかはわからねど
わからねど*]
[ シロさんは読書中
何だか邪魔するのも気が引ける
――けど、今はとにかく甘えたい
大男が背をぐりぐりする図はとっても威圧感たっぷり
でもシロさんなら大丈夫だとオレは(勝手に)信じてる故
今のオレは、とても子どもっぽいんだろう
胸に秘めた想いも、"夢"も、オレだけが知っている
――オレだけしか覚えていない
シロさんも、アンネちゃんも、今川さんも
きっと夢にも思ってないのだろうから ]
( それがどうしようもなく、寂しくて )
[ 理由なんてオレでもよくわからない
ただただ、シロさんと一緒にいたかった
――応えてくれなくても、傍に居てくれれば
それで良い
そう勝手に満足すらしていた。
だから ]
――!
[ シロさんが此方振り向き、手を広げる
たったそれだけの動作が、何よりも嬉しくて ]
シロさんっ!
[ がばっとその広げた手に全力で甘えさせてもらおう
飛び込んだ勢いは危うく彼を背後に倒すもので
一応、抑えたつもりではある。
――"夢"で再会した時も、全力で飛び込んだっけ
あの時はほんの一瞬で離れてしまったけど
……今は、離されたりしないよな?
]
う〜〜……
[ そのオレにとって大きい懐の中、
今度はその胸でぐりぐりをする
痛かったりくすぐったかったらごめん
でも、とにかく甘えたい気持ちが際限なく湧いてきて
止められぬまま、やはりぐりぐり *]
違うぞラッセル、ボールだよ、ボール。まあ多分お前の考えてる「引っ張る」とは違う意味になるが……
[急に頓珍漢なことをいいだしたラッセルに、若干呆れつつも訂正する。今年に入ってから、だいぶ雰囲気が変わったかと思えばまだまだこういった面も残っているようで、残念な反面、少し安心もした]
まあようするに、お前の場合なら右方向に強く打つ為の技術を身につけるってことだ。言葉で説明するのもあれだから、さっさと始めるぞ!
[そういいながら、ストレッチは欠かさない。そして念のため持ってきておいた自分のバットを取り出し、軽く振ってみる]
違うぞラッセル!そんな後ろでミートするな!それじゃあ逆方向に飛ぶし、力も伝わらない!せっかくのパワーが意味をなさないんだ!
[ストレッチが済んでから、セスの指導が始まる。場所柄騒音による苦情を気にしなくていいことから、セスの指導もいつも以上に熱を持ったものになる。幾度となくスイング(と球拾い)し続け、2人とも体力の限界を迎えようとした、その時]
[超満員のスタンドを、白球が越えて行く。そんな光景を見た気が、した]
[それから、どれだけ探してもラッセルが吹っ飛ばしたゴムボールは見つからず。結局二人は捜索を諦めた。最後に探した場所の付近にある池。ラッセルがスイングしていた場所から、約1(1)1d90メートルほど離れているだろうか]
……まさか、な。
[認めたらえらいことに気がつきそうなので、忘れることにした……*]
[夜の運動公園は暗い
等間隔で置かれた明かりと、月だけが頼りだ
だということを含めても
カラーボールはどうにも1つ見つからない
最後に探した場所。池の辺りを見てから
思わずセスキャプテンの方を見た
練習も相まって、土ぼこりに塗れているのに
そんなこと気にもせずに彼の元に近付いて]
キャプテン!
今の!今の!!…どうですかね?
[自分ではこれだ!…と思ったのだが
キャプテンの思い描くそれと同じかは分からない
お互い、走り回って疲れているはずなのに
昼の野球観戦よりも昂った心を、ぶつけていた]
[ 私は知らない
かつて彼も同じように、この技を伝えられた事を
そして
彼がこのアーチの中に、不思議な光景を見た事を ]
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