54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
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っ …
[彼の目的は明確だった。
口を窄め、喉奥まで一気に飲み込むいやらしい姿。彼は今どんな顔をしているのか気づいているのだろうか。精を欲しがるいやしい雌の顔をしている。眼を隠した分、彼の唇は雄弁となり、吐き出された熱は、外気の寒さを盛ろともせず、屹立しており。彼の愛撫に熱い吐息を吐けば、彼の髪をくしゃっと撫でた。
腰の拘束は解こうと思えば解ける。
だがそれをしないのは…]
……はっ、
正解だな …んっ
ほしがり めっ ……
[汗がじわりと浮き上がり。
肌を燃やす、しれっと答えられた言葉に唇は弧を描いた。彼に対する言葉は、情熱で溢れている。叱咤めいてでも其処に興奮があるのは隠せない。隠さない。
彼はこのまま此方の絶頂を狙っているのだろう。熱源から溢れる白を欲しがる様に、大きく息を吐いた。先ほどは突然の行為に戸惑ってしまったが少しずつ快感を味わう余裕がでてきた。そして、この湯につかっていると、不思議な気持ちになることも。
此方が先に果てた結果
恋人を満足させられないなんて、それこそ
之から伴侶になる身としては失格もいいところだろう。だが
此処で応えないことこそが恥であろう。]
っ、本当、雌だな
――雌の狼だ。
[番を変えない狼の。
何時もはきちんとセットされている髪はもうすっかり崩れ、幼く見えた。その背徳感を隠すように髪を掻き、耳にとかけてそれから両手で彼の頭部を持てば、そのまま、先端を咥え直した彼の頭を逸物の根本まで引き寄せた。じゅぼっといやらしい音が、口から聞こえる。
精液を求める姿はマーキングを好む獣のようで
その獣の番らしく、自分もまた
欲望に忠実だった]
……はっ …
[裏筋や割れ目など
彼は自分の良いところを知っている。それと同時に自分もまた彼の咥内のいいところを知っていた。唇の奥、舌腹を先ほど愛されたばかりの裏筋でこすり。頬肉を突き、喉奥へと先端を向かわせる。潤った喉を濡らす先走りは、彼の口を道具めかせて、彩らせ]
[覚悟しておけ、と不穏な言葉は彼に届くか。
彼が望むままに絶頂のときを駆け上がるのを感じれば
先ほど、彼が暖めた玉袋で顎を打ち。]
次の問題っだ
―――これは、なんだっ
[彼が今から口で受け止めるものは。
彼の好きなちんぽから出る。それは何かそう問いかけながら、彼の咥内へ。そしてわざと腰を引けば、先端から溢れるものを彼の顔にもぶっかければ、視界を封じられた彼にも熱いものに染まる顔が分かっただろう。
――そして、それで終わらぬ熱も*]
| [そもそも言葉遊びではなく屁理屈と呼ぶのが正しいが。 言葉を並べて遊ぶきみと言葉で楽しんでいるのだから なんて屁理屈で分類を歪めておく。 正解がない以上、上手いも下手も主観でしかないのだから 重要なのは互いに楽しめるかどうかなのだろうと自己完結。
彼女は少しわたしに甘すぎるというか 全肯定BOTみたいなところがあるから わたしが自分を否定しなければだいたいツッコミは不在だ。
きみ以外だと成り立たない気もするが きみとの間ではあれが言葉遊びとして成り立つのなら それでなんの問題もない]
同じ趣味があるのは嬉しいな。 ……ん?趣味?趣味なのかこれは。 ともあれ、きみが好きなら、良かった。
しかしこの先も退屈させないためには 活字に触れて語彙を増やすべきか……
しかし年々細かな文字を追うのが難しくなって…… きみもね、今読みたい本は後回しにしてはだめだぞ。
[問題あるとすれば君を飽きさせないための工夫の方向性が さっぱりわからないことくらいだろうか。] (96) 2021/01/11(Mon) 14:20:59 |
| [楽しませることが楽しい 喜んでくれると嬉しい
そんなものすごくシンプルな感情があれば十分なのに 気遣いが過ぎるきみはすぐ不安になるらしいと 聞いたときに返した言葉も多分屁理屈だったと思う。
考えすぎな彼女を言いくるめた言葉が なんであったかなんてわたしはあまり覚えていない。 大概真面目な顔でごまかして 口から出まかせをいっているだけだからだ。
そんな軽すぎる割とふざけた適当な言葉を きみがいつまでも後生大事に抱えているんだと 知った時には随分と驚かされたものだ。
彼女ももう少し適当に生きたらいいのに 彼女にはそれが難しいからこそ 彼女の中からは生まれない発想が価値を持つのだと思う。
適当に価値が生まれてしまうと 適当を生み出す必要性が出てくるが 真面目に考えた適当とは果たして真の適当なのか。 わからん。] (97) 2021/01/11(Mon) 14:21:53 |
|
きみが何を伝え聞いたかは知らないが。 きみのまわりに、きみのだいすきなわたし、の 陰口を叩いてきみを悲しませるような 意地悪な隣人がいない事には安心したよ。
きみにわたししか見えていないことくらい知っているとも。 魅力的なきみを衆目に晒すことに抵抗があるだけだ。 けれど人の輪に囲まれて過ごす君もすてがたいから 閉じ込めておくわけにも行かなくてね。困ったものだな。
[きみに自分が相応しくないと思う という意味合いでは自信がないと形容するのが正しいが きみに相応しい相手に求める条件がクソ高すぎる という意味合いではちょっと違うかも知れない。 わたしも相応しくないがなんなら全人類相応しくないので。
面倒くささで言えばきみに…というか きみのラ神に、すら並べると自負している。 外野からは割れ鍋に綴じ蓋なんて言葉で片付けられそうだ。]
(98) 2021/01/11(Mon) 14:22:49 |
| [体力?ないな。きみよりないかもしれない。解せぬ。 けれどまぁきみが笑ったからそんな悩みは些細なものだ。 ぎっくり腰はやったことがないがいつかやる気はしている。 紙は割と重いので。
きみを性的な意味合いで抱き潰せば一日くらいは ベッドの上に閉じ込めて置けるかもなんて 考えたこともあるが多分そこまでの体力がわたしにはない。 断言できてしまうのが少し悲しい。 似て異なる事を彼女が望んでいたなんて知れば 五体満足のまま二人閉じこもればいいだけでは? なんて提案もできたが、今はその時ではないらしい。
すっかりぽかぽかに温まった掌に 雪の塊は必要以上に冷たく感じるが、 温まっている分だけ指が冷え切るのに猶予があるので そこまで苦にも感じない。 けれど真似た彼女は随分と冷たそうだった。 外気に叫んだりお湯の熱さに吠えたりしていたし 皮膚の厚さの違いなのかもしれない。
小さな手のひらに掴んだ雪の塊が わたしの一掴みの半分くらいなことに気付けば 唐突な庇護欲が降って湧いて 心臓が変な音で鳴った気がした。 おそらく、きゅん、とかそういう類のやつだ。] (99) 2021/01/11(Mon) 14:26:26 |
| [雪だるまへの進化に飾りが必要だったとしても 湯船周りに持ち込むのは辞退しておく。 あとでうっかり素足で踏んで痛い目を見そうなので。 大浴場と時間があれば家族風呂も 一通り制覇するだろうから もう一度ここを使うかはわからないが 何事も用心に越したことはない。
湯船の淵に放置された進化未遂の雪玉は 揺れて溢れるお湯に下から溶かされ形を失くすだろう。 そのくらいの温度差がある。 だから雪よりは高い体温に冷えた指だって お湯に浸してしまう方が手っ取り早いと効率を 理解していても抗うことなく、お礼の言葉を口遊んで 白い吐息を手のひらに受け止める。
彼女が普段から子供たちにこうしているのを 何度も見たことがあるしある わたし自身、してもらったこともある。
手元に視線を落としたその顔は慈しみに満ちて、暖かく こころまでじんわりと暖かめてくれる 素敵な魔法が込められていると、知っている。*] (100) 2021/01/11(Mon) 14:28:37 |
[奉仕の最中に髪を撫でられ、彼が嫌がっていないことがわかりほっとする。
彼の顔が見えないから、彼の様子は態度から推測するしかないから。
彼は自分を拒絶することなく、むしろ楽しんでいる様子だ。
ここにきてもう三度目になるはずの吐精。さすがにこれで打ち止めになるだろうと過去の経験を元に推測して彼に仕掛けている。
両手で頭を持たれて、奥へと強引めに喉を突かれて。
苦しいのに気持ちいい。苦しいからこそキモチイイ。吐きそうになるのと酸欠になりそうなのを乗り越えて、彼を受け入れる。
お互いが戦うように相手の感度を高めていれば、言葉という手段を持っている彼の方が有利でずるいことに後で気づいた]
(狼の姿―――?)
[狼の姿を抱くと言われて、思わずむせそうになった。
彼に完全な狼の姿を見せたことはなかったはずだ。
そして、その姿で彼に抱かれることを考え、即座にダメだ、と内心で否定する。
躰が一回り小さくなるのに、それでアレを躰の中に入れるのなんて死ぬ。
なんとしても回避せねばと思っていたが、彼が果てたのは次の瞬間だった。
口の中に放たれたそれを舌の上で転がすようにして。口を開いて彼に見せる。
大分薄くなっているようだけれど、でも、そのべたついて、ぬるついたものが舌に絡む感触を楽しんで。
ああ、彼の匂いだ。
顔に、髪に、浴びせられたそれを。
うっとりとしてしまっている顔を、彼にさらけ出しているかもしれないけれど、恍惚の表情を隠せない]
夜長の精液だ―――。
[こくん、と飲んで、頬にかかったものを手さぐりで探して指先でぬぐい、唇にいれるのを繰り返す。
そして、その際に至近距離にまだあった彼の熱にうっかりと手を触れてしまった]
え………。
[その熱にも固さにも驚く。
目隠しされたままの帯の下の顔から血の気が引いていった。
ちょっと待て。まだできるのか!?
もしかして今までに最高三回で終わらせてくれていたのは、セーブしてくれていたからなのか?とどこか恐怖に近いものを感じてしまう。
それなら余裕で自分の愛撫に応えていたのも当然だろうし。
本気出されたら、抱きつぶされる―――?
身の危険を感じて、自分から下の口からのご褒美をと強請っていたくせに、浴衣の前をかき合わせ、逃げるようにずりずりと風呂の端まで後ずさりをした*]
[彼の全てを愛したい。
温泉の効果か、興奮はいつもに増してあり。
昂る熱は彼の体内を暴きたがった。そしてそれは普段隠していた感情すらも露わにする。獣の姿の彼を見た事がない事が心に残っていた。そしてその姿を抱いたことがないのも。――彼が否定したと知らず、何せ声を紡ぐはずの唇は逸物を咥えていたのだから、言ったからな。と笑い。
彼の口淫によって果てた。]
…エロイな。
[いやらしい口だ。と
口の中に放たれたそれを舌の上で転がすようにして、口を開き見せるのは戦利品を誇るよう。大分量は減ったが不思議と高揚はみちていた。顔に、髪にと白をかぶり、うっとりとしている彼は目を隠したまま。
その蕩ける瞳が見えないのは残念だが、
見えない分、いやらしく]
…精液か、
さっきはおちんぽみるくって言ってなかったか?
まあ、いいが。ん?
[声を発した訳ではないけれど
口を動かして、求めた名称を聞きながら、頬にかかったものを手探りで飲む姿に興奮を覚えていれば、彼の手が逸物に触れた。なんのことはない、興奮したままのそれは、彼に触れられれば固さを主張し、ご褒美をあげたいと滾っていたが]
…鬼走?
[彼が逃げた。
そう理解するのに時間はかからなかった。浴衣の前をかき合わせ、風呂の端まで後ずさる彼を見れば、ぱちぱちと瞬き。それから手を伸ばした。ばしゃっと湯が揺れる音がする。視界を封じられた彼には何がおこっているか分からないだろう。目隠しを外せばいいのに、と思うが。
敢えてそれは指摘せず。
距離を縮めれば
彼が湯舟から上がる前に浴衣の裾を捉え
此方へ引き寄せ、際と身体で押さえつけよう]
[尖った熱源が彼に触れる。
手が彼の太腿に触れて、大きく開かせた。ばしゃんと一際大きい音が鳴ると同時に彼の中、先ほどから強請っていたご褒美を、彼の下の口へねじ込もう。愛されなれた其処へと一気下から上へと突き上げて。
そのまま腰を振りはじめ]
お前のっ 欲しがっていたご褒美だろ?
お前の好きな、
ちんぽだ。
[妙な高揚感があった。
先ほどまで優位に立っていたはずの彼が怯えているのが可愛い。怯えているのに逃げ切らないのも、何処か誘ってみえるのも、愛おしく。その全てを蹂躙したいと気持ちが逸った。何処か暴力的な感情が眼を開く。彼の腰を揺さぶり、足を湯舟へとあげ、見えないとは言え恥ずかしい恰好で彼を抱いた。
逸物で突き、引くたびに彼の中に湯が入りこみ。
水流の助けで奥を苛んだ。]
それとも
お仕置きの方がよかったか?
[ああ、酷くしたい。
色っぽい彼をぐちゃぐちゃに抱きつぶしたい。湯舟で一度抱けば次は布団で彼を抱こう。重力の少ない湯の中での性交は動きやすいが、制限も多い。布団の中で体中を可愛がり、啼かせたい。そして、何もかも分からなくなるほどに落としたい。抱きつぶれた後すら抱いていたい。
凶悪なまでの思考に支配され。
熱源は、彼の最奥を、いいところを抉るように突いた*]
ひぃっ
[目隠しを外すことも忘れて逃走本能に任せて逃げるを優先させたら、あっさりと追いつかれた。
そして目隠しをしたままだからこそ、妄想が激しくなるという悪循環もあって。
躰で押さえこまれて、耳元で逃げるな、と囁かれてはまるで、鬼に捕らえられた人の気分になった。
きっと悪い顔をしているのだろう。
たまに彼はひどく意地悪になるから。それを想像するだけで、ぞくぞくっと彼に調教された躰が反応してしまう。
追い詰められて、ひどくされるのが好きな躰の奥が悦びの声をあげている。
怯えで縮こまったから躰も、縮みあがった急所も彼は無遠慮なまでの傲慢さで触れてくる。
同じように閉じていた蜜口なのに、彼が先端をねじ込ませた瞬間に、当たり前のように主を迎えるかのように緩ませるのが恨めしい。
奥まで太い熱杭が入り込む感触。
怯えて冷え固まった躰に強引に熱いものを打ち込まれて、溶かされて痺れるほど感じた。
頭が真っ白になったが、その余韻を味わう前に彼は腰を振り出していて]
あんっ、あんっ……あんっ、!!あん………っ
[ばしゃっばしゃっと、リズミカルに中を押し上げられる。
足を大きく開かされ、外で男に犯されている状況で喘ぎ声が止まらない。
しかし声が漏れているとか、誰かに嬌声を聞かれるとか、そんな理性は容易に吹っ飛んでしまって。
彼の精液の匂いがする口から、飲みくださいきれない唾液が漏れる]
やぁ……ッ
おちん……ちん、痛い……っ
[ゆらゆらと水流がぶつかり揺らされる屹立が痛い。
でも、それが彼から受けているお仕置きのようで。
ご褒美でも、お仕置きでも、彼にもらうものはなんでも嬉しいと思ってしまう。
特別な効果のある湯の中で、どんどんと淫靡になっている自分に気づけてなかった。
どこかとろみのある湯のおかげで、彼の屹立が入り込んで、じゅぼじゅぼと受け入れやすくなっているのも気づけずに、あんあん啼かされていた]
あぁ……っ
ちんぽ、好きぃ……っ
夜長の……っ♡
[気持ちいぃ、と一啼きした時に突かれた最奥。
まるで遠吠えのような悲鳴に近い嬌声をあげて、ばしゃりと、湯の中に躰を落ちかけて。
びくびく、と躰を震わせ、まるで痙攣しているようにだらしなく彼の腕におさまって。躰に力が入らなくて、くたり、とされるがままになっていた。
しかし夜長に抱き寄せられたら、もう気持ちいいの、やぁ、こわい、と子供のようにふるふると顔を横に振っただろうか*]
[彼の悲鳴が可愛らしい。
怯えて縮こまるのに身体は色欲を反応に乗せる。はっと息を吐いて、彼を檻に閉じ込めるように抱いた。蜜壺のごとき、下の口は此方を歓迎してくれる。心の底からの拒絶がないのをいい事にその体を食らった。響く声は雪に吸われていく。外であるという意識すらないのだろう。
其れを指摘しても耳に届いているかどうか。
声を漏らす唇は唾液を溢れさせている。
其れを拭う唇は自らの精液の味に、軽く眉を潜めるが]
――痛いのがいいんだろ?…っ
な?
[彼の逸物が揺れるたびに
媚肉は締まる。此処までくればもう分かっていた。いや、今までも薄々感じていたが、彼の被虐性は中々のものだと。彼を決してモノ扱いしたい訳ではない。彼もそういった扱いは望んでいないだろう。だが、例えばこの白く綺麗な首に――青い、首輪を嵌めたらどうなるか。
悪い事を試したくなる。
あんあんと啼く、彼が落ちる声ととも
最奥を貫けば彼の果てが見えた]
はっ く
…好きか、そうか
[湯の中に落ちる彼を抱けば、深く彼の身体を刺した熱が溢れだす。中に吐き出された白とともに、くたりとされるがままの彼を撫でるように肉棒は動き。髪を掬うように撫でて、やぁこわいと鳴く子の額にちゅっとキスをすれば、ゆっくりと身体から熱源を抜こう。
ドロッとした白が流れ出る。
温泉に浮かぶ其れをみて掃除を考えるが
まずは淫靡に育った彼を抱きあげて、風呂から出よう]
怖くないさ、…大丈夫。
[そうして、両手で抱き上げた彼にちゅちゅとキスをしながら
あやし、片手で部屋の扉を開けて戻れば、おや。と気づいた。風呂場で睦み合っている間に食事の用意をしてくれていたらしい。おつくりや前菜が机の上に置かれており、鍋の準備もされていた。火をつけるものや暖かなものは、まだないところを見ると連絡するべきだろうが。
まずは、と用意された布団の上に彼を乗せ]
鬼走、口を開けて
[くたりとしたままの彼の唇に水を含ませた唇を押し付け。
水分を取らせよう。という試みだ。その間にも此方の熱は元気を取り戻しており、布団の上ながら濡れた浴衣をゆっくりと外し落とし、漸くと彼の目隠しを取って光に慣れぬ瞳の様子を伺うように覗き込み
その頬を撫であげて、安心させるように声を落とし]
…大丈夫。
―――気持ちいいの、好きだろ?
[そう告げればうつ伏せになった彼の後ろ
乱れた花に逸物を挿入して、また腰を振り始めよう。後ろからの行為を自分はあまり好まない。彼の顔が見れないからだ。けれど、今の状態の彼にはこれがいい思った。ほら、大好きなちんぽだ。と耳元で囁き、軽く髪を引っ張りながら、緩やかにだが確実に後ろから腰を振ろう。
其れは獣の交尾めいて、
白い首筋に、唇を寄せれば、先ほど考えた
ほの暗い企みを持って噛みついた*]
[いつも以上に意地悪で、それが心地よくて嬉しい自分がいる。
痛いのが気持ちいいのが彼にばれていて、それを許容されているのも嬉しくて。
終わった後に全力で甘やかしてくれるその落差もたまらない。
彼が本当に自分のことを“わかっている”と思わされてこそばゆいのだ。
彼の逸物が抜かれると、その拍子に、こぽりと愛された証が外にあふれ出てしまうのを感じた。
そのまま抱き上げられ、しかし、せっかく風呂にいるのに後始末をされないのを不思議に思っていたが、冷たい外気に触れればそれも忘れて。
情交と湯で温まりきった躰に外の空気は心地よい。
彼が部屋へと続く扉を開けた時、先ほどにはなかった食べ物匂いがした
くん、と香りを嗅ぐとどうやら旅館で振舞われる夕餉のようで。
扉の向こうでの出来事に、宿の人は気づいていたのだろうかと思うと、今さら空恐ろしくなってしまうが。
先ほど交わった名残りとか残ってなかっただろうかと、記憶をフル回転させてしまった。
そのまま布団の上だろうか、柔らかい場所に躰を下ろされる。
躰を動かすのもおっくうなところに、彼から口移しで水が与えられる。
まるで親鳥が雛に餌を与えるような仕草だとは思いつつ、甘えてそれを受け入れるのも何かのプレイみたいだ。
今だ目隠しは取られてないから、自分で何もできないからというのもあって。
それからおもむろに、濡れた浴衣を脱がされるが、暖かい室内だからこそ素裸で容易に肌が渇いていき、ようやく目から目隠しが外された。
―――眩しい。
思わず目を隠そうとするが、彼が顔を覗き込んできて頬に触れてくる。
疲れた躰がようやく休めるとうつ伏せになって、躰を丸めて布団に潜り込もうかと………油断した]
はぁああんっ!
[彼に囁かれたこととを、蕩けて疲れた頭は理解していなかった。
まるで躰を刺されたかのように侵入されて、驚きと濡れたままの中を押し開かれて、鼻にかかった声を上げてしまう。
このために、中の始末をしなかったのか!と合点がいってしまったが、後の祭り。
背筋をそらして、思わず彼を受け入れる姿勢を取ってしまうのは本能だ。
彼はあまり後ろからすることをしてくれなくて。
どちらかというと自分が誘う時に後ろから抱いてもらうことの方が多いような気がする。
だからこそ、後ろから抱かれると、まるで自分がおねだりしていなくても、自分が望んで抱かれているような気になってしまう]
どう……して…っ
あ、やぁ……そんなぁ……っ あんっ……っ もう……っ
[疑問符を口にすることも許されず、喘ぎの海に落とされる。
彼は確かにさっき達していたはずだ。
なのにもう復活していて、肉の刀を隠し持っているなんて。
どれくらい絶倫なんだよっ!!と抗議を申し入れたい。これはもう騙し討ちだ。
しかし、すぐに頬を紅潮させ蕩けた表情を見せる自分では説得力がないだろう。
彼のおちんぽのことしか考えられなくなっていく。
彼の囁きに、頷くしかできなくて。否定できなくて、彼に育てられた右乳首がじんじんと刺激を欲している。
彼の太いものに中を擦られているのが気持ちよくて、腹の奥がしびれて孕んでしまいそうな錯覚を覚え。
首に噛みつかれじん、と広がる痛みに、息が止まるほど感じてしまう。
ひくん、と一瞬、自分のナニが反応した。
―――しかしそれだけで]
あ………あぁ………っ
[放つことなく達してしまった。
びくびくとうねる蜜壺は、彼をぎりぎりと強く締め付ける。
長い絶頂。口を開け放して躰を震わせるそれは雌のイキ方だ。
先ほどからずっと達するのが止まらない。
ぽたぽたと落ちる透明な潮が寝具に垂れていて。
ダメだ、と思うのに、腰が抜けてしまっている。
いつも以上に容赦ない彼に、ヘロヘロになっているのに、躰の疲れと反対に心が高揚して興奮して喜びが止まらない自分をどうにかしてほしい。
躰の主導権を取り戻すまでにどれくらいかかっただろうか。
真っ先にしたことは彼に苦情を申し立てることだったけれど]
……っ俺は、猫じゃないぞ……っ
………あ。
[首に噛みつくなんて猫の性交かと恥ずかし紛れに怒ったふりをしようとしたが、彼の告白を受け入れた時に自分が言った言葉を思いだしてしまった。
自分が猫だったら腹を触ってくるというような話をしていて、猫のように遠慮なく触れていいからという理由でお前の猫にしろとお願いをしたことがあって。
あれを逆手にとっての行為なら、彼のしたことは間違いでもないし、それで感じてイってしまった自分はもっと恥の上塗りだ。
慌てて咳払いをして、顔を背け]
もう、こんなところに痕つけて………っ
見られちゃうだろ……。
[どうしてくれるんだ、とひりつく箇所を撫でて、きまり悪さをごまかした*]
[雛鳥のように水を食する彼は可愛らしい。
甘えて其れを受け入れる姿は、籠の鳥のようでこのまま閉じ込めておきたくなった。最もそんな事できるはずもないのだが、隠されたままの目は何処か倒錯的な雰囲気を漂わせていた。このままもう一度と思うが、まずは風邪をひかぬように濡れた浴衣を脱がせ、目を覆う帯を解いた。彼の瞳を見るのは久しぶりのような気もする。
このまま彼を休ませるのもよかったかもしれない。
けれど、昂った熱は収まりどころを知らず、猫のように丸まる彼を背後から襲い、穿った。室内に甘い声が響き渡る。それは絶叫めいてだが、確実に快楽を拾う声だ。抱かれ慣れた身体がそり、曲線を描く。美しい其れは此方を歓迎する雌の仕草だった。]
…はっ、どうして?
――好きだろ。
[抗議めいた声は嬌声に紛れ
抗議にもならない。頬を紅潮させて、喘ぐ彼の中は酷く蠢き、此方を歓迎する。坩堝めいた雌穴に絞り取られる感覚すら浮かべながら腰を振った。背後からだから、彼の胸が刺激を欲しているのには気づかない。いや、気づかないふりをした。臀部で受け止める快感だけで達してほしくて。
彼の中を、それこそ、自分で満たしたくて
ああけど噛みつきたい。]
…っ、すご … ん
[びくびくとうねりを上げるそれは
彼が絶頂を迎えた証拠だ。だが、彼の雄は白を吐き出さず、代わり中で雌イキをしたのだと直に筒道が伝えて雄を搾りだす。此方の精液を求める動きに、ぐっとくもぐった声が溢れ、彼の中に孕みの種をまいた。
はぁ、はぁと肩で息すれば、うつ伏せになった彼を見降ろし
唇は弧を描いた。これも温泉の効果だろうか。
疲労は思った以上に少なく
アドレナリンが止まらない
彼の正気が戻るのを待ちてそれから抗議を聞けば]
…猫?猫にしてくれと言ったのは誰だ?
それに感じていただろ。
なあ、鬼走。
お前、酷くされるの好きか?
[咳払いをして顔を背ける。
そんな元気がある事にほくそ笑み。ひりつく箇所を撫でる彼から逸物を抜けば、そのまま抱き上げよう。後ろから抱きしめる形にすれば、くっきりと噛んだ痕が見えて、くすっと笑い。それから癒すように其処を嘗めた。びちゃびちゃといやらしい音を鳴らして]
[野外はそれで大丈夫だとして
室内はどうするんだと抗議を受けそうだが、でも嫌いじゃないだろ。と甘えるように頬を摺り寄せ、そのまま彼の身体を抱き込んでいると丁度、客室内の電話が鳴り響いたか。ああ、料理の事でかな。と思いつつも手を伸ばせば届く距離だったのでそのまま片手で彼を抱きしめたまま
受話器を取れば]
ああ、はい。
…それなら、客室の外に
[案の定、食事についての電話であり
もしよければ、客室の外に暖かな料理と火をつける為のマッチを置いておきましょうかという親切な申し出だった。ばれているな。とちらり彼の様子を伺えば、相槌を打ち、そのまま先ほど敢えて触れなかった胸の粒をきゅっと摘まみ。彼の腰に熱を押し付けよう。
――ああ、うん。収まらなかったんだ。
仲居さんが食事の用意を客室の外に置いてくれるのなら
其れを運び、彼を愛でながら、食事を食べさせよう。
もちろん、朝まで彼を離す気がないから、膝の上で食べてもらう事になるが二人っきりなのだ。何も気にする必要はない。電話の受け答えをしながら、彼を愛撫する手は止まらず。
受話器を置くその瞬間に]
ええ、ありがとうございます。
[きゅっと強く胸粒を引っ張った*]
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