7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】
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[ ふわふわとした頭は、とにかく大好きな貴方と
一緒に居たいと思った訳で
溢れる"好き"が突き動かすままに
貴方を抱きしめることで発露させる。
うつらとした意識が、ゆっくり目閉じる
貴方を捉えた。
でも、先に意識落ちたのは、やはりオレなのだろう
次に起きた時、漸く意識がはっきりしたのか
オレは赤くなるやら慌てるやら
何だか気まずさすら感じ、早く起きようとする。が ]
あ……
[ ふわり、貴方の温度がオレを包み込む
今度はシロさんがふわふわとしてるような感じだ]
(それでも、オレは嬉しかったんだ
貴方がオレを、この手に閉じ込めてくれたことを)
[ オレの恥ずかしさや気まずさなんて
瞬く間に吹っ飛んでしまった。
そうして、慌てる貴方を
思いっきり抱きしめて、お返しするんだ *]
― 午後、映画館にて ―
[ やってきました、映画館!
映画を見るだけなら、それこそカルデアの映像ライブラリなど
使えるのだろう。
でも、こうやって大勢、大画面で見るのは初めてで。
わくわくそわそわ隠せぬまま、チケット買う彼の後ろをついてゆく。
オレもポップコーンと飲み物…コーラを頼む
電気鼠はなんだか親しみを覚えたので
ストラップは武器か何かにでもつけておく予定だ ]
へェ、クローンか
人間が命を作るって、結構神の怒りを買いそうだけど…
神代が終わってて良かったなァ
[ 己の前印象は神代目線であった。
だってゼウス神とか人間ほぼ一掃したことあるしね!
その後はもそもそポップコーンを食べ(一応食い終わらないよう気を付けた)
突然大画面で始まるCMにビビったり
カメラ頭の男に笑ったりと既に全力で楽しみ始めている
――嗚呼、穏やかな時間だ
この時間が永遠に続けば良いのに
そんな泡沫の夢を抱く ]
[ 映画の感想は――確かに重く、それでいて心にクるものがあった
クローン携帯獣の反乱。その頭である携帯獣の心の叫び
その身犠牲にしてまで戦いを止めようとする主人公
そして相棒の電気鼠との絆……
子ども向けどころか大人ですら楽しめる内容だ。
しかも、これが過去一作目だったらしいから
ひたすら感心するばかりである ]
[ 己は大迫力の戦闘に興奮したりハラハラしたりと
割と子どもらしい反応で当初は楽しんでいた。のだが ]
………
[ 終盤になると、ただ静かに、しかしまっすぐと
スクリーンを眺めていたか ]
― 映画終了後 ―
なんか、凄かったな…
[ エンドロールが終わり、明かりがつく頃
しばし黙っていた己がようやく出した言葉がそれだ。
――時間経てば矢継ぎ早に言葉出るかもしれないが
今は、余韻に浸るように
己の表情はぼうっとしていただろう *]
[頑丈なことはいいことだ、と耐久Dは思う今日この頃
ならば少しばかり激しくしても大丈夫だろうか
何をって?ナニを。親父ギャグではないぞ、いいね?
えっ今川って爆発させるの?茶道
と、手合わせ後は一緒にお茶を嗜む私は真顔になった
―――勿論、狂戦士の今川のことだとは
今の私は知る由もない
だ、だいじょうぶ。据え置きのものなら
いける!いけるよだいじょうぶだよたぶん!
( “セレス”が何歳なのかはわからないけれど、
日刊預言者新聞を読まない性格あらすると、
事件を知るのは狼の訃報を聞いた時。
途切れた彼のふくろう便を最後に送ったのは
遡れば随分前に等しいし、
焦り混じりの少女の指先は震えていて
手元に戻ってきたジェイダを撫でる事すら叶わない。
何かがおかしい、ということだけが
少女の脳内を埋め尽くしていっぱいになった。 )
[昔みたいにトイレに閉じ籠って、
滅びが覆いつくすのも知らずに意味も無い涙を流し続けた。
もう隠れん坊はできないし、
憎まれ口をぶつけられることもなくなってしまった。
自分のしたことに意味がなかったのだとか、
後悔ばかりが身を包み込んで────下を向いて。
後ろ向いたのは、自分自身だった。]
[リアル大乱闘?なにそれたのしそうなどと供述しつつ
据え置きげぇむならいけそうだ!ぞ!!]
[三千世界の鴉を殺して
微睡む転寝は、昼まで続く
起きた君の慌てる姿に
可愛いものだと目を細めた、私が
ふんわりとした空気に当てられたのだろう
柄でもなく、君へと甘えてしまったことが気恥ずかしく
―――でも、確かに今私は幸せで
君の腕の中。或いは私の腕の中
互いにぬくもりを分け合うことが
こんなにも、胸に響くのだと知る
だから、赤くした顔のまま、君に思いっきり抱きしめられ
その腕に顔を埋めて、気恥ずかしさを隠すのだ*]
― それから映画館 ―
[どうやら楽しんでいるようだ、と
映画館で色々リアクションをとる君を見ながら、思う
しかし、不思議な種という名前のカエル?謎生物?いや
携帯獣か。これ可愛いな。と
こっそり思う私である。なぁRPGなら爆発しないかな。ダメかな
きっと時々回線接続不良]
クローンというのも、戦う兵士を作るという意味では
いずれ、人の世で実現される、ものなのかも。しれない
その時、クローンの人権をどう、
人が判断するか、と、いうのは
興味が、あるな
[こちらは人目線。ノアの箱舟とかあるから
神様的にはまたリセット!みたいな感じに
なるのかもしれないな、若し神世の時代であれば
と、君に同意するのだった]
[映画に、最後は見入る君
私もその終盤の様子を見ていた]
[泣きながら、クローンが、そのクローンの元になった
電気鼠の頬を叩いている
たたいて、いる]
(ずきり)
……。
[時間を稼がなければ
君が二度と後悔しないように―――頼まれたのだから]
(たとえこの思いを、記憶を全て贄としても)
(あなたのためなら、命すら)
[でも本当は。君が望んでいなかったことを知っていた
―――共に生きてくれと願ってくれたのを知っていたのに
私は、きっとあの時逃げてしまったのだ
役立たずになったら。君の希望を叶えられずに
君に失望されたら生きていけないと
これ以上醜くなる前に、君に嫌われる前に
君のために犠牲になった方がいいと
無意識に思ってしまったんだ、と、思う]
そうだな、映画というのはかくも壮大なものだったのか。
アニメというのも凄いものだ。
[尚、一作目が度肝を抜くほど凄かっただけだということに
今の私たちは気づいていない
ぼうっと余韻をかみしめる君を
私は静かに待つのだ。いつものように
あの時浮かんだ泡沫を、追い払うように
暫しは、そのままで
やがて移動しだせば、君の矢継ぎ早に感想をいうのに
相槌などを打つことであろうが]
さて、これからどうするかな。
[自分としては公園でのんびりするのもいいかもしれないし
もう1つ。からおけとやらをするのも良いかもしれないとも思う
さて、どちらにするかと問いかけるが
反応や、いかに*]
( Death is the end of all )
[命ばかりは修正が効かない。
父が還らぬ人となったとき、そんなことは
痛いほどわかっていた筈だったのに。
泣きすぎて力も抜けて、眼も腫れた少女に
警戒心もなにもあったものなんかじゃなかった。
よろめいて便所の外へ足を向けた時には
呪文だらけのダンス・マカブル、理解するより場面が早い。
視界に一気に緑色が広がれば、
杖も握らない非力なうさぎは恰好の的にしかならなくて、]
( 何もできなかった。呆気なかった。
彼に直せるだとか、前を向けだとか、
あんなに大それたことを言っておいて、
結局最悪の時に足掻く事すらできやしない。
力の抜けた傀儡の如き掌から
もう唯の石ころ同然と化した秘宝が転がり
死喰い人に踏まれて行方を眩ませる。
世界の終わりのブラック・ホールに呑み込まれ
少女の記録もかき消されて忘却の向こう。 )
“英雄だけ”
*( …………残ったものは、彼一人。 )*
[ 別世界の今川さんについては置いておこう
オレも詳しくは知らないし
据え置きが大丈夫なら今度やろうやろう!と
シロさんや皆を誘ってやるやもしれぬ]
[ 話は飛んで映画館
シロさんが緑色の蛙が気になるなら
ゲームを……
あっ、難しそうですか
それならオレが代わりにやるのも良いかもしれない
電気鼠を相棒にする据え置きゲームがあると知ったのは
この後の出来事である ]
――それ、なんかヤだなァ
人間が人間でシャドウサーヴァントとか
作るようなもんじゃん
[ 己もかつて鬼神として闘争求めた口ではあるが
守るべき人間が進んで傷つけあおうとするのは
人類の守護者となった今では複雑な気分である
……まァ、そんな愚かなことをしたとしても
愛すると決めたのが、別人格のオレでもあるが
]
[ クローン。オリジナルから生み出されたもの
その悲哀と憎悪を背負い、クローンはオリジナルと
戦った。
――ふと、思う
オレもある意味でクローンのようなものではないか、と
オリジナル(キュクロプス)の勝手によって生み出され
使い捨ての命のようなものしか持ちえなかった]
( でも、見つけられたんだよな )
[ 生きる意味を。共に居たいと願う者を
旅立つクローンたちに幸福あらんことを
――その道は、他でもない貴方のものだから
]
[ 貴方が何を想い、何を零したかはわからない
でも、今日の出来事は確かに双方の心に残る
思い出深い一作となった筈だ
――しかし、アレが何十年も前の作品とは恐れ入る
主題歌とやらも中々であった
今度是非、別の作品も見てみたいものだ ]
そうだなァ。からおけ…は正直歌とか自信ねェし
公園でのんびりぶらぶらしてくかー!
[ 行く場所の仔細を聞けば、次の目的地を定める
――己に歌の経験はない
ましてや文化の知識など乏しく、知ってる歌も無いだろう
シロさんは歌えるのかな?気になるところだ**]
["人間"の体が脆い、…なんていうのはわかっていたはずだった。
世界の恩寵を受けていた分
悪魔と魂を繋げた分
――――その、儚く脆い肉体が悲鳴を上げるのは道理]
[こぼれた思いに、仮面の奥に
そう、と居座っていた少年は目を伏せる。
不滅の魂がないように、
不滅の肉体がないように、
いつか人は死ぬ。…ああ、分かっていたことだろう?]
[ 最初は「問題児なんているわけないじゃんおおげさだなぁ。」
と思っていた。
だが、本当に存在していたのだ。しかも同じ大学の学生とか。
どうやら法学部の教授が、知人であるカフェの店長に
面倒を見て欲しい人物がいる、と送りつけらて来たらしい。
(※又聞きにつき、正確に表現されているとは限りません)
最初はおおげさだなぁと思っていた。(大事なことなので二度)
いざご尊顔を拝見すると──
髪の色はグラデモヒカン、顔中ピアスだらけ等のDQNかと
思いきや何だか穏やかそう、且つ王子様然とした、
小柄な白皙の美青年だった。
取り違えがあったのかと疑った程に肩透かしだった。
しかし奴が来てからというものの……。
同僚も、社員も、やがては客も──
奴の噂を聞かぬ日は無くなるようになる。
──主に、良くない方で。
[ 俺は日により担当部署が違ったが、特に接客担当が多かった。
接客は嫌いでは無い。客との交流は楽しく「ありがとう」
「美味しかった」等、礼を言われると気分も良くなる。
常連の客には既に顔と名前を覚えられているもの。
このように人が繋がり、顔なじみが出来るのは嬉しい。
最初の方は奴とのシフトがずれていたので、
噂のアイツ程度の認識しか無かったのだが
「最近入ったあの金髪の男何なんだ?
あっ兄ちゃんのことじゃない、もう少し背の低い、糸目の……」
次第に客から直接苦情を聞くようになり、
自然と警戒レベルも上昇してきた矢先、店長に泣きつかれることに
。
[ 初めて話すまで、正直実感無かった。
この見た目だ。喋らなければ女はころっと騙されるだろう。
実際、アンケートやSNSでの人気も上昇していたらしい。
──初めて話した結果がコレだった訳だがな!]
吠えさせるような事をしなきゃ何もしねぇよ。
自分で地雷ばら撒いておきながら
踏んだらお前が悪い、って言ってるようなものじゃないか。
[ まず論点がずれている。
この男とまともに話をするのは不可能だと秒で悟った。
だが自分のことならまだしも、己に良くし、
可愛がってくれている店長まで悪く言われれば、秒速で
左ストレートをお見舞いしたくなったが、ここは懸命に堪える。]
はいはい優秀なお方が犬の下で働くなんて大変ですね???
早くこの店を卒業して、あるべき場所に戻ればいかがですか〜?
[ 堪えた結果嫌みったらしい敬語になってしまった。
駄目だ、このままでは俺の方が性格が曲がっちまう!
だが間違いは言っていない。
店にとっても奴にとっても、居なくなるのが
一番多くの人間が幸せになれるだろう。]
[ ちなみに
ダブルクリームハニーキャラメルマキアート
withチョココレクション
とは
キャラメルマキアートの上にホイップクリームと
カスタードクリームがふわふわもこもこに盛られ、
その上に板チョコ、チョコスプレー、チョコチップ等が
所狭しと泳ぐ、甘党涙涙涙のデカ盛りである。
一般的には甘すぎる、飲みきれない、胸やけする、濃すぎる、
高い……等の評が多く、今では隠しメニューとなり
身を潜めてしまったので、実質俺専用メニューである。
煽られていたとしたら
「甘いな、店に貢献している俺は従業員価格で飲めるんだよ」
と返していただろう。
飲みたそうな反応をしていたならば、
「お前に飲めるのかぁ〜?」と訝しげに言いながらも、
結局は飲ませただろう。]
[ 実際、客足は伸びているのは事実。
アンケートを見せて貰った時
『レーナルトさんとカーライルさんに挟まれて写真撮影したいです♡』
『お二人が一緒にいるところ、もっと見たいです♡』
といった、戦慄の文面まで見てしまったことがある。
誰も居ない間に捨てておいた、と思ったら1通だけじゃないという。
大量に捨てると不正がばれるだろう、と
結局捨てることはと諦めた。
クレームを無視すれば良いといっても、実際に
「聞く」時間が搾取されること。
大概クレーマーは話が長い。勝手に切る訳にもいかない。
罰金をふんだくれて消えても、その処理にやはり時間がかかる。
要は机上の空論ばかり並べられても無駄だということ。
社会を知らない学生が理想を頭でっかちに並べただけということ。]
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