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人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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>>朝食堂 

「え、……ぁ」

さも当然のように扱われれば、背中がむず痒い気がした。

懐かしさと安堵と、寂しさと憧憬と、罪悪感と後ろめたさと、
それらを血の繋がらない貴方達から与えられたという歓喜が、
脳を震わせ五臓六腑に染み渡る。

「ぅ、うん、あ……りがと?」

顔に熱が集まっていくのがわかった。
赤い顔を見られたくなくて、逃げるようにシンクへ食器を戻しに向かう。
そのまま食堂を後にしようとして、ドーナツと夕飯の返事をしていないことに気付いた。
早歩きで貴方達の元へ向かい、意識の外でナフキンごとドーナツを掴んだ。

「夕飯ね、来る、来るよ。作る。がんばるね」

目は合わせられなかった。
自身の手元を見ながら早口で告げると、小走りで出口へ向かう。

>>朝食堂


ルームメイトからの視線にこくりと頷いて

「……あ、別に行くとこあるなら
 無理に帰って来いって訳じゃ……」

無いからな、と続ける前に
貴方が食器を戻しに行ってしまう。
そうして戻ったかと思えば律儀に返事をして、嵐のようにさっさと出て行ってしまった。


「………今、俺、何か変な事言ったか?」

年頃の子供との接し方に悩む人のような感想を述べて、朝食に取り掛かる。

トーストは良いとして、朝をあまり食べない人間としてはオムレツとソーセージが結構腹に来る。
加えてカフェラテもどきが多い。
昼ではなく夜の約束をしたのは、恐らく数時間では腹が減らないからだ……。

もさもさとゆっくり食べつつ、「迷彩、元気そうで、良かったな。」と呟いた。

朝食堂

ぱたぱたと厨房へ駆け込み、そしてわざわざ返事をしに来た後、ばたばたと小走りで去っていった目まぐるしい動きをする貴方をぽかんと目で追いかけていた。

「いや……変なことは言っていないと思うが。
……迷彩も迷彩で色々考えていることがあるんだろうきっと。そういうお年頃なのかもしれないな」

なんてのんびり考えた。喋ってる本人と迷彩少年は3歳しか違わないんですけれども……。
もさもさ食べるルームメイトの隣で「ああ、迷彩が元気だと俺もほっとする」なんて呟き、未だ粉がかすかに残るコーヒーを飲んで楽しんだのだった。


時刻はお昼過ぎぐらい。
厨房に居るのはフードの少年。
その手には和食のレシピ本。

今日は夕飯を作る予定があるのだが、特に料理スキルがある訳でも無い。
失敗しては弟分に格好がつかない為、こうして練習しようと思い至ったのだ。

ここにある食べ物の情報は前に聞いたことがあった。
炒め物はオイスターソースが美味しくて、パンは色々な種類がある……のだったか。
和食とあんまり関係なさそう。

冷蔵庫の中を拝見しつつ
ぱらぱらと本を捲って、メニューは簡単に出来るらしい肉じゃがに決めた。
なんて平和な少年院の光景でしょうか。



片手間に(9)1d100%ぐらいの出来栄えのヌガーsweetを作りながら
完成した肉じゃがは(99)1d100%ぐらいの出来栄えだ。


「肉じゃが美味ッ!ヌガーまずッ!」


一人で全てのツッコミを行った。
絶対ヌガーに醤油とか入れたでしょ。


しかしこれで、和食の基本が身に付いたような気がした。
夕飯は胸を張って何でも作れそうだ。

美味い肉じゃがと不味いヌガーを味わう、
なんとも微妙なお昼だった。

肉じゃがご自由にどうぞ。ヌガーは責任持って処理します。



 影が榊の口を覆う。溺れさせられているよう。身悶える榊を反転させて、調理台に手を置かせてのくの字の体勢に。十分に解れた後孔から影は抜け出て、榊のモノをもてあそび始めた。

 一方の普川は、己にも影を纏わりつかせて、視界を塞いだ。ベルトをゆるめ、影に体重を預けながら自身をゆるく扱いて起こす。
ゴムをしたか否かは未確定情報です。
 視界が閉じたままでも、まるで見えているかのように榊のもとへ行き、ゆっくり、自身を挿し入れた。

 榊の背中の上に浮かせた影の塊を抱いて、とろけたような顔で行為を進めていく。欲を一度注ぎ込んだ後、お互いがお互いを求める
ように見えるだけの
行為は、暫くの間続けられた。



 暴力を浴びていました。詳細はエピ突入後! 現場からは以上です。

 談話室で市川とお喋りをしている。近寄られて嫌そうにしたが、抵抗はなかった。

 自室でベッドに転がって端末をいじりながら、榊にダル絡みをしている。



 どこへともなく、歩いて、歩いて。気付けば施設の端の方。何度か開いた重い金属の扉に、ぴと、寄り添った。つめたい。

「…………」

「へいきさ、そうするの」

 ふふ、わざとらしくわらって。扉から離れてくるり、一回転。

 目をつむって、普段と違ってちょっぴり姿勢を崩して、ご機嫌に廊下を歩いて行った。

 何かにぶつかる事も、転ぶ事もなかった。

 普川

「お前に知られたくないこと……?」

「……、……」

「誕生日を迎えたいこと」


榊潤は不老でも不死身でもない、歳を取らない身体でもない。
不眠でもない、薬に耐性などない、ごく、普通の人間である。
だからこそ――その身に起きている異常を覆す術を知らない。


「今日は寝たい……」

機嫌が悪くなさそうなあなたに聞こえぬ様に呟いて。
暇つぶしの本を投げれば、時間も関係なく毛布に包まった。

お粗末様でした。

赤面を隠しながら、足早に食堂を立ち去った後のこと。

一歩。薄暗い廊下を進む。
一口。冷めたドーナツを齧る。
一笑。ナフキンを握り潰す。

周囲に人の気配が無くなる頃。そこには、気怠げに笑う少年がいた。
食堂で見せていた幼い顔色は、とうに消え失せている。
ずるりと仮面が剥がれたように、現実に疲れきった娼婦の顔がそこにあった。
俯いたまま、リノリウムに映る歪んだ蛍光灯を数える。

「……はは」

乾いた笑いをひとつ、落とす。
遣る瀬無さが、ゆっくりと首をもたげるのを感じた。
暫くそうしていただろうか。重い誰かの頭を持ち上げて、再び歩き出した。

……人の気配があれば、少年は直ぐ様少年≠フ仮面を被る。

>>迷彩


夕刻。
厨房で貴方を待つ。
先日貴方が待ち構えていたように。

手元には『はじめてのお料理 〜和食編〜』と書かれた料理本。
それからある程度の食材が卓上に。
勿論避妊具は用意していない。

貴方が来るまでは本を適当に捲って
何を作ろうかと考えている………。

闇谷

引き摺るような重い足音と共に厨房へ現れる。見慣れた後ろ姿を見れば、暗い顔は直ぐに綻んだ。

「ツッキ〜、お待たせ。何作んの?」

軽快な足取りで駆け寄ると、貴方の肩越しに料理本を覗き込む。
その笑顔は長年彼が家族に見せていたものだ。

迷彩


肩越しに貴方を感じれば、ちょうど開いていたページで手を止める。
朗らかな貴方につられて笑みを返して、やるか、と調理場に立った。

「迷彩、
 親子丼とかどうだろう。簡単そうだし。」

材料を切って、少し煮て、ご飯の上に乗せるだけ。
時間も掛からないし、これなら先日のような大変な味にはならない筈。多分。

「白飯は昼の残りがあるし、包丁は俺が使うから
 配膳とか盛り付けとか………あ、」

開いたままの本の文字列を指でなぞり、所々解説をしながら親子丼の作業工程をひとつ示す。


    小さめのフライパンに水とだしを加えて煮立てて、
    鶏肉と玉ねぎを加えて中火で三分ぐらい煮込んで
    溶き卵を回し入れ、半熟状に煮る。



「この大事なところを頼めるか、リョウ。」

親子丼の全てが決まると言って過言でない工程。
きっと丁寧にやれば大丈夫。その間に味噌汁とか作りたいし。



 手渡されたローターを、とても嫌そうにしながらその場で下のお口に飲み込ませた。スイッチをカチカチされて反応はあるが、反応があるだけである。

闇谷

わからないなりに相槌を挟みつつ、解説を聞いている。
大事なところ、と言われればぱっと表情が華やいだ。

「やる!煮るだけでしょ?だったらオレにもできそ〜。
 あ、卵混ぜるのもやりたい。アレ料理っぽい」

料理ができる人間に聞かれたら引っ叩かれそうなことを口にしつつ、調理器具を取り出していく。

クソデカフライパンを取り出した。

小さめのフライパンを取り出した。

卵焼き用フライパンを取り出した。

闇谷

「なんかいっぱいある……。どれ?」

親子丼がどんな料理か、そもそも食べたことが無かった。写真を見るに丼のようだが……。
出汁に関しても似たような有様だ。
醤油、レモン汁、ポン酢、顆粒出汁、みりん等々……少年が出汁だと思った物を並べていた。

いずれにせよ、貴方が選んだ調味料を使うだろう。

迷彩

その発言で一気に不安になったが、
たまには任せてみるのも良いだろう。

「小さめのやつかな………。
 3人前だから大きくても良いか?
 いや………。」

とりあえず、と小さめのフライパンを選ばせた。
大きいと落としそうな気がしたから。

調味料に関しても詳しくはない。それっぽい顆粒出汁、みりん、醤油辺りを手前に並べて、計量カップやスプーンと、
それから見やすいようにレシピ本を折って机に置いた。

絶対に書いてない事はするなよ。

 大さじはこの大きいスプーン、小さじは小さいスプーン。
 目盛りは必ず守って使え。
 少しでも疑問に思ったら聞くんだぞ、良いな?」


絶対だぞ、と念を押して(フリではない)
貴方の方へ視線を向けつつその他様々の調理に取り掛かった。


1d50ずつ振って親子丼の出来栄えを数値化しよう!
(42)1d50+20 (上限50)
人の口に入るものだぞ補正入れさせてくれ

闇谷キッチン

「わかった、サジがスプーンね!
 ……んー、なんか理科の実験みたい」

若干入った卵の殻を除いたり、初めての計量に手間取ったりした。
レシピで想定された倍以上の時間をかけ、なんとかフライパンで鶏肉と玉葱を茹でる段階に辿り着く。
覚束ない手付きで溶き卵を流し入れ、火力の部分を弄っている。

「半熟ってさ〜、硬くなる前に火止めろってことでしょ?
 強火ならすぐできるよね〜」

恐ろしいことを言いながら中身を見つめていた。

(50)1d50-20

迷彩

丼に白米もよそい、味噌汁も完成し、
既にやる事は終えたが、貴方の調理を見守っている。

時々「決して強火にしたからって早く仕上がる訳じゃないぞ」などと指摘しつつ、

「………!」

なんだかすごく良い匂いが漂い始めた。
1d100で言うと80ぐらいの完成が予想される。

「よく出来たな、リョウ。
 俺も食べるのが楽しみだし、貴戸も喜ぶと思う。」

盛り付けまでが貴方の仕事だ。
ぎこちなく卵を乗せていく姿にはらはらしつつも手を出す事はしなかった。
少しくらい歪でも、それが良いとさえ思えてくる。
後でルームメイトの前で盛大に褒めてやらないといけない。



テーブルへ食事を運んで、夜時間。
ルームメイトへ端末から連絡を入れて、そうして3人で穏やかな時間を過ごすだろう。

生まれて初めて親子丼を食べた。

きっとこの味を忘れない。

 普川

「死にはしないらしいが、死んだほうがマシか」

「……わからんな。近寄るな、食うぞ」

あまり冗談でもなく、性のはけ口にでもするぞと暗に呟く。
結局心地よい揺れにまぶたを閉じながら、
そのまま眠りに落ちることができるのか。
それともまた手を伸ばしたか。

「……呼吸を止め続けたらなんとか寝られる……」

どうせこの部屋は暗闇が来ないから。
お互い、安眠もできやしないだろう。

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。



 市川が一度離席し、配布された鞄を持って戻ってくる。媚薬の小瓶が並べられた。うわあ・・・・・

 そこから黒色の液体の入った小瓶を手に取り飲み干した。
87%
くらい発情した。帰っていいか。ダメだそうでした。
 
詳細はエピ突入後! 現場からは以上です。

 普川

「……プライドではなくて」

なんと言えばいいのか。

「……他人に管理される生き方は、もう嫌だと思っただけだ」
「だが俺だけでどうもできないから、知られたくなかった」

「……」

「……、殺されるのか?」

「それでも、いいがな」

死にたくないから、こんなことを言える。
生きたいから、どうでも良くない。
生きられるのなら。溺れるぐらい、苦しいぐらい、構わないだけだ。



 どこかの部屋まで運んでもらって、ぱったり、ベッドに倒れた。鞄を抱きこんで丸まっている。
 寄って来た鏡沼に明らかに帰ってほしそうだったが、最終的には甘え下手の子どもが甘えているような、そんなふうになっていた。なんかいっぱいよしよしされてた。

 甘えているのとは別に自慰行為はやっていました。15回くらいイったように見えたと思います。

 この後気絶してすよすよしてたら一通り後始末をしてくれた鏡沼も一緒にすよすよしてきてたしその内隣に来た温度にすり寄る普川の姿が見られた。後はなんかこう自然解散です対戦ありがとうございました。



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 
僕は何をしていた
現状の把握よりも、速やかにこの場を去る事が求められているだろうことは分かったので、迅速かつしずか〜〜〜には行われた。
とりあえずシャワー行っとこ……。

メモを貼った。

メモを貼った。

メモを貼った。


煌々と照らされた部屋の中、男が一人佇んでいる。
その姿を、冷たいレンズが捉えていた。

眩い照明が目を灼く。黒々とした影が伸びる。
顔を掌で覆って、暫く、ただそこに立ち尽くして。



じきにその手を外し、顔を上げ――
画面越し、観ている者へひらりと手を振る。

言葉は無かった。






――パチリ。
 
明かりが消え、僅かな音が取り残される。