13:17:26

人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 厨房担当 那岐

―― 葉月と ――

[声を掛けるまで気づかない程、集中していたらしい。>>1:555
 避けられたPCを確認してテーブルに置いた味噌汁と鯛茶漬け。
 料理に向けられる視線と反応は、
 期待の入り混じったものだったか。

 箸を手に取り食べる姿勢は、思いの外丁寧で。 
 緩んだ表情から零れた感想に、目を細めた。>>1:556

 神田のように表情いっぱいに
 表現してくれる感想も好ましいけれど。
 葉月のように心根からそっと溢れる感想も、また。
 彼らしさが見える一面。

 彼らが同業者だということは知らない。
 だが、これから、その一面を覗くことが出来たなら。
 今日思ったことを、言葉にする日もあるかもしれない。]


  空きはありますから、ごゆっくり。


[もうひと頑張りするなら、お茶も淹れようか。
そう一言付け足して、今はゆっくり味わってもらうとしよう。*]
(3) 2023/03/05(Sun) 2:18:30

【人】 厨房担当 那岐

―― 高野と ――


  見てると自動で次が再生されるから、つい。


[笑みが零れたら、高野にも伝染する。>>1:603
 笑えば端正な顔立ちが少し、柔らかくなった。

 プレミアシートの宣伝の一部のような台詞は、
 子供を担いだ体験から来るものだったか。
 戦隊モノならば、お子様にもさぞ人気だったろう。]


  俺は子供サイズには、大き過ぎます。


[無意識にもう一つ笑みを重ねたのは、
 群がる子供たちの期待に答えようとする姿を、
 少し想像してしまったから。

 飲み込んだ言葉は、もちろん届かない。>>1:604
 それは、電波の繋がらないラジオと同じように。]
(4) 2023/03/05(Sun) 2:19:34

【人】 厨房担当 那岐

[男性ならばひな祭りに縁がないのは道理かもしれない。

 ビジュアルにもメンタル的にも、
 ジェンダーレスな職場で働いているため、
 あまり、明確な区切りを付けたことはないが。

 姉妹が居なければ、
 話題にも上がらない家庭もあるだろう。]


  高野さんは、端午の節句ですね。


[来年に思いを馳せる傍らで>>1:605
 それよりも少し近い未来を口にした。

 女性の祝い事があるなら、男性もあっていいだろう。
 その時には、また腕を奮うつもりだが。
 彼はそれまで、通ってくれるだろうか。]
(5) 2023/03/05(Sun) 2:19:50

【人】 厨房担当 那岐

[カウンターキッチンで手は動かしたまま。
 声に期待が滲んでいることに、気づく。
 手元に視線を落としたまま、少し口元が緩んだ。

 できるできないであれば、
 できたほうがいいのかもしれないが。]

  
  必要がなければ、無理には。

  作りたいと思った時に、作った方が、
  好きになれますから。
  

[出来合いの料理の味も、今は然程悪くない。
 それに皆作れてしまえば、
 俺たちの仕事がなくなってしまうので。]
(6) 2023/03/05(Sun) 2:19:58

【人】 厨房担当 那岐

[見つめていれば、ふと視線が絡んだ。>>1:606
 それはそうだろう、見ていたのだから。

 見られることは、確かに余り慣れていないけれど。

 カウンターキッチンを好んで座るお客様は、
 料理の過程を見るのも楽しみの一つにしているから。

 それに。]


  ……いえ、大丈夫です。


[彼の眼は不躾な視線ではなかったから、気にならない。]
(7) 2023/03/05(Sun) 2:20:26

【人】 厨房担当 那岐

[そんな会話を挟みつつ、乾杯をする為に。
 今日はよく出ていた>>1:369>>1:392
 ノンアルコールのシードルを一杯、後で用意しよう。

 神田はどのタイミングで帰ってきたか。
 戻るなり賑やかな声が沙弥の料理に向けられる。>>1:561
 彼が他の人達と、会話を楽しんでいるなら。
 もう少し、と高野と短い会話を交わしたりもした。

 そして、熱心な視線を受けながら>>1:616
 出来上がったベジタブルムースへの反応は。
 二人共の表情を見れば分かる。>>1:617>>1:628


  崩さないと、食べれませんよ。


[高野に一言添えて。
 驚きに声の掠れた神田からの土産話に目を細める。]
(8) 2023/03/05(Sun) 2:20:44

【人】 厨房担当 那岐

―― 神田と ――

[デザートが好きなのはあの時の反応からも>>0:403
 察することが出来たから。
 家にデザートがあるなら、野菜にして正解だった。

 幾つも重なる連写音が彼の心情を告げるように微笑ましい。
 花丸満点を叩き出す彼に。>>1:629


  ……料理人冥利に尽きますね。


[返す言葉は短くとも、こちらも嬉しいと伝われば良い。]
(9) 2023/03/05(Sun) 2:21:23

【人】 厨房担当 那岐

[口にして、何を使っているのか即座に分かるのは>>1:630
 さすがグルメライターをしている職業柄。

 正解。
 と、相槌に答え合わせをしていきながら。
 ベースが豆腐と豆乳で出来ていることを説明して。

 思った以上に。
 早くなくなった空のグラスに打ちひしがれる姿に>>1:631
 くすりと、思わず笑みを零した。]

 
  大丈夫ですか?
  ケーキが家で待ってますよ。


[おかわりというならば、またサーブを。
 一度固めてしまえば、用意するのは簡単だから。
 冷やしたグラスをトム・コリンズの横に添えよう。*]
(10) 2023/03/05(Sun) 2:22:53

【人】 厨房担当 那岐

―― 豪華な賄い ――


  俺も湯引きポン酢、食べたいです。


[速崎の提案に>>1:509、沙弥に追従する。>>1:532
 知恵の一押しのセロリの漬物に>>1:584
 大咲リクエストのパオズはあったかどうか。>>1:585


  ケイさんのほうが旨いよ。


[速崎がすぐに名乗りをあげてくれたので、
 俺の出番はまた次の機会に。

 大咲の差し入れのシュークリームもある。
 今夜の賄いもフロアに負けず劣らず、賑やかになりそうだ。]
(11) 2023/03/05(Sun) 2:55:41

【人】 厨房担当 那岐

[それから。]


[乾杯までしておきながら、
 その日は、"お兄さん"のまま。
 結局、その日も高野に名前を名乗ることはなかった。

 フロアで名前を呼ばれることもある。
 
 彼も、もしかしたら耳にしているかもしれないけれど。
 無言で示し合わせたように、
 高野から名前を呼ばれることはない。

 祝いの一品も、いい案が思いつかなかったから。

 彼の帰り際。]


  ……あの。


[そう声をかけて、呼び止めた。]
(12) 2023/03/05(Sun) 2:56:09

【人】 厨房担当 那岐

[バックヤードで用意したメモ用紙に走り書きした
 普段余り使わないメッセージアプリのID。

 差し出して。]


  次、店に来る前に。
  もし、よかったら連絡ください。

  今日用意出来なかった、
  お祝いデザート、何か考えるんで。

  
[デザートにしようと思ったのは、
 いつかの約束を思い出したから。>>1:10
(13) 2023/03/05(Sun) 2:56:23

【人】 厨房担当 那岐

[ナンパだとか、図々しいファンだとか。
 高野が"そういう仕事"だということも。
 何もかもが思考から抜けていた。

 ただ、来る日を事前に知りたかっただけで、
 思いつきで渡そうとしたもの。

 メッセージアプリのIDはシンプルに名字だけ。

 自身の口で名乗るより先に、名前が知られることも。
 その時は本当に、何も考えて居なかった。**]
(14) 2023/03/05(Sun) 2:57:11
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a3) 2023/03/05(Sun) 3:01:45

【人】 厨房担当 那岐

―― 賄い ――

[鯛の皮は食感がいい。
 皮に薄く張り付いた身。

 果物や野菜も皮と身の間が栄養があるとはよく言うが、
 魚もそうなのだろうか。

 氷水でしっかりと引き締められた食べやすいサイズ。
 山葵をポン酢をしっかりと付けて口に運ぶ。]


  旨い。


[口内で解れていく柔らかな身。
 魚は肉以上に手間がかかる気がするだけに、
 作ってくれた速崎には頭が上がらない。

 ふと手元の小鉢に眼を向ければ、
 色とりどりのハートが並んでいた。>>1:540

 眼にも楽しませてくれる気遣いに。静かに口元を緩めた。]
(79) 2023/03/05(Sun) 12:27:55

【人】 厨房担当 那岐

[キッチンにあまり立つ機会のない知恵が、
 沙弥に手ほどきを受けてティーポットを手にしていた日>>1:478
 賄いにも彼女の手が加えられた。

 料理の乗っていないテーブルに、
 何人かがぬいぐるみを囲んでいたのは知っている。
 "かわいい"ものに群がる習性は、男女も同じ。

 等間隔に切られたセロリの浅漬け。
 セロリの緑に昆布の黒が絡んでいる。

 一緒に口に放り込めば、
 みりんの甘さとピリっと刺激する鷹の爪。
 それを繋ぐように後から追いかけてくるごま油のマイルドさ。
 さっぱりだけではない味の変化を楽しみながら。]


  旨いよ。
  知恵も今度、前菜とか出してみれば。


[メインにはまだ遠慮をするかもしれないから。
 まずは、前菜から。]
(80) 2023/03/05(Sun) 12:28:08

【人】 厨房担当 那岐

[大咲のシュークリームは店では食べずに持ち帰ることにした。
 乾杯した神田との話を思い出したから。>>53
 家に帰ってもまだ続く楽しみ。

 ほんのりと共有した気持ちになって、
 アールグレイの紅茶と一緒に、噛みついた。

 一日の終わりに甘く広がっていく
 カスタードが身体に染みる。

 作る楽しみとは違う、食べる楽しみ。
 それらを教えてくれる同僚たち。
 新しい顔が増えるかどうかは、まだ未定。>>44*]
(81) 2023/03/05(Sun) 12:28:22

【人】 厨房担当 那岐

[賄いの時間に、速崎の誕生日の話題が上がる。>>34

 パイ祭り。

 祝われる側の人がパイが得意でも成り立つのか。
 そんな、ツッコミを飲み込んで賄いを食べる。

 ……と、思ったら知恵が口にしていた。>>84

 誕生日。
 祝い事に何かと料理が絡むのは、
 人が食べる楽しみを知っているからだろうか。
 速崎の誕生日まで、あと数日。
 ここにも祝いを重ねたい人がいる。]
(107) 2023/03/05(Sun) 13:46:43

【人】 厨房担当 那岐

[食事の感想と誕生日へのアイデアが飛び交う中。
 飛んできた疑問符。>>87

 できないことはないと思う。
 今日交わした会話を思い出して>>6
 セロリを咀嚼して、飲み込んで。]


  やりたいと思ったときが、始めどき。


[どこかで聞いた習い事のCMの文句のような一言。

 言葉の隅にまだ完全な自信は見えなかったけれど、
 知恵のやる気スイッチをほんの少しだけ。
 点滅させたなら、連鎖反応は起きるだろうか。>>1:649*]
(108) 2023/03/05(Sun) 13:47:04

【人】 厨房担当 那岐

―― その後 ――

[結局、従姉妹に窘められながらも目薬の練習はしなかった。
 どうにも、あの不意を狙ってくるタイミングが慣れなくて。

 ドラッグストアで知恵に薦めらた洗眼薬を購入し、
 説明書の通りに実行すれば、
 眼だけがプールに浸かったような心地になった。

 目薬よりはいくらか、まあ。

 感想はそんなところ。
 充血に効果があるのかは知らないけれど。
 これもまたプラシーボ効果があるのなら、

 やらないよりは、やってみる価値はある。]
(119) 2023/03/05(Sun) 14:14:59

【人】 厨房担当 那岐

[時間経過か、洗眼薬の効果か。
 充血は引いて、いつものようにコンタクトが
 入れられるようになった日。

 通用口には大きなスーツケース。>>43

 トレードマークのキャスケットの位置を確認しつつ、
 黒板を確認しれば、なるほど。
 今日、従姉妹がウキウキしていた謎が解けた。>>0


  ブッラータチーズ。


[一時期どこかの牧場が流行った時に、
 一気に有名になったそのチーズは見た目も可愛らしい。

 他にも並ぶ本日の食材の一覧の中に、
 自身の好きなサーモンとイチゴが並んでいて、
 少し、気持ちが上がる。

 なるほど、ウキウキする気持ちが分かった。]
(120) 2023/03/05(Sun) 14:15:20

【人】 厨房担当 那岐

[挨拶を交わして開口一番。
 不穏なやりとりに一瞬眉を潜めた。>>36>>54

 いい大人であるし、女性同士。
 取っ組み合いの喧嘩になることもないだろうが。
 少し、注意を払うように耳だけは傾けていただろうか。

 新たまねぎを手に取り、皮を向き始めながら。
 耳にした会話は、一言目よりも余程繊細だったけど。
 
 やる気スイッチが入ったスタッフが、もう一人。>>37

 速崎の答えは聞かずとも予想できる。
 二人の声をBGMに、玉ねぎをいくつも白く変えていきながら。
 今日も、一日を始めようか。*]
(121) 2023/03/05(Sun) 14:15:43

【人】 厨房担当 那岐

[今日も来店していただけるお客様たち。

 見慣れた顔がカウンターに並べば>>97>>109
 いらっしゃいませ、と迎え入れよう。

 二人の間に空いた、一つ分の席。
 埋まることもあれば、今日はどうだろうか。

 黒板を見てテンションの上がった神田に。>>117
 温度は違えど従姉妹と近しいものを覚えながら。]


  店長が聞いたら喜びます。
  あの人も好きだから。


[と、相槌を添えつつオーダーを聞く。
 彼の注文はいつも食べたいものが明確だ。]
(138) 2023/03/05(Sun) 15:03:55

【人】 厨房担当 那岐

[葉月の注文に耳を傾けて>>98、神田へ。
 葉月からの注文は速崎が請け負うだろうか。]


  葉月さんとシェアするなら、
  ブッラータはサラダに任せて。

  ピザは……トマトだと定番になりますから、
  今日はサーモンにしましょうか。


[別にブッラータでもう一品というのなら、
 もちろんそれも作るつもり。]
(139) 2023/03/05(Sun) 15:04:11

【人】 厨房担当 那岐

[オーダーを承った後。
 笑いを堪えきれない様子に、今日もいい日だと思う。>>118
 誰かの笑顔は、人を幸せにするものだから。]


  ……何か、いいことありました?


[そう、口を挟んでしまう程に。
 ご機嫌の理由を尋ねながら、料理に取り掛かろう。*]
  
(140) 2023/03/05(Sun) 15:04:50
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a23) 2023/03/05(Sun) 15:34:02

【人】 厨房担当 那岐

[ピザの生地は一から作る時間はさすがにない。
 いくつかストックしてある生地を使って、広げていく。

 デリバリーピザのように大きくはしない。
 この店はシェアや色んな食事を楽しむことを、
 好む人の方が多いから、あえて少なめに。

 ドアベルの音して帰還するアリス達が>>151>>161
 『ただいま』と、言うならば。]


  おかえりなさい。


[と応えて招き入れる。
 気持ち、支えられている体勢の沙弥が気になったが。
 扉の向こうで起きたことは知らないまま。
 
 伸ばされていく生地が丸く円を描いた。]
(186) 2023/03/05(Sun) 17:03:44

【人】 厨房担当 那岐

[神田の悲鳴が聞こえた気がするが>>179
 手元に意識を奪われていた為、
 転がった瞬間は見えていなかった。

 けれど、笑い声が上がって。
 妙に決まった栗栖のデスボイスを聞いたなら>>183


     
……ふ、



[カウンター越し、小麦粉で粉まみれになった手の甲で
 口元を隠して、思わず笑ったことを堪えただろう。*] 
(187) 2023/03/05(Sun) 17:05:01

【人】 厨房担当 那岐

―― 数日前 ――

[高野に思いつきで渡した連絡先は受け取って貰えたが。
 正直、驚いた様子を見た時に>>166

 
 
(……――しまった。)

  

 踏み込んではいけない一歩を踏んだ。
 そんな心地がした。
 余計なことだったかもしれない。
  
 メモを受け取ってドアを潜り抜けていく後ろ姿に、
 一礼をして送り出したものの。

 "著名人"に連絡先を渡すのはタブーだったかと、
 今更ながらに気づいて後悔を覚えた。

 嬉しいとは言ってくれたことすらも、
 社交辞令かと思っていた。>>167
(224) 2023/03/05(Sun) 18:13:55

【人】 厨房担当 那岐

[翌日、やる気を見せた知恵に
 魚の捌き方を教えたりしながら>>152
 その日も恙無く一日を終えた。

 自宅で魚を捌く練習するなら、
 アジが良いとおすすめをして。
 この前の真鯛が余っているなら、それは刺身用に。

 普段からスマホを余り見る習慣がなくて、
 そのメッセージに気づいたのは深夜を過ぎた頃。>>168


  …………――、


[本当に連絡が来るとは、思っていなかった。
 
 一度見て、それからもう一度読み返してみる。
 楽しいと書いているし、嫌ではなかったのか。]
(225) 2023/03/05(Sun) 18:14:08

【人】 厨房担当 那岐

[……と、いうか。
 
 もし連絡が来るとして、想像していたのは。
 『○○日に店に行きます』とか、
 そういう業務連絡的なものだとばかり思っていたから。

 自身がそういったことでしか使わなくて、
 続けて送られてきた文章に、
 今度はこちらが面食らう方だった。

 そして、名前を告げていなかったことを
 メッセージを見てようやく思い出す。

 ただタイミングが掴めなかっただけではあるが、
 ここまで引き伸ばした挙げ句、
 直接、と言われると大した名前でもないのに
 妙に気恥ずかしくなってしまう。]
(226) 2023/03/05(Sun) 18:14:20

【人】 厨房担当 那岐

[指が液晶を何度か彷徨う。
 あまり長文を書くことはないけれど。

 楽しみにしていたという文章に。
 真摯に応えなければ行けないような気がして。]


  『連絡、ありがとうございます。
   
   名前は今度こそ、
   来店していただいた時に。』


[年齢の話はラジオでもしていただろうか。>>169
 バイクの話は、始めて聞いたかもしれない。

 自分のことに興味を持たれることに、
 なんと返して良いのか解らずに。
 指を止めて、一度、そこでメッセージを切って。]
(227) 2023/03/05(Sun) 18:14:33

【人】 厨房担当 那岐

 
  『年は25歳、趣味は手先を動かすこと。
   最近はラジオも聞きます。』


[送られた文面を真似るようにして、そこから。
 先が上手く紡げなって、結局。
 そのまま送信。

 それきり返事はないかと思っていたら、
 数日後にまた返事が返ってきて。

 一度だけかと思っていたやりとりは、
 数回、続いたかもしれない。
 
 その度に頭を悩ませて、メッセージを送りながら。
 少し、返信を楽しみにしている自身も、居た。*]
(229) 2023/03/05(Sun) 18:15:09

【人】 厨房担当 那岐

―― カウンターにて ――


[だんご三兄弟を眺めながら、
 それぞれ互いを慮る姿に、大丈夫ですか。
 と、笑いを抑えて一声掛けながら。

 神田から新たに増えたオーダーを快く引き受ける。>>208


  牛肉を使ったピザですね。
  かしこまりました。


[伸ばした生地は、もう一枚必要そうだ。
 牛肉のピザといえば思いつくのはプルコギだが。
 それでは面白味がないので別のものをと、
 レシピの引き出しを試行錯誤しながら。]
(243) 2023/03/05(Sun) 18:52:33

【人】 厨房担当 那岐

[取り出したのはサワークリーム。
 コクのある生クリームとヨーグルトを混ぜ合わせて、
 発酵するだけの店舗オリジナルのもの。

 それにドライディル、魚料理にはよく合うハーブだ。
 レモンと塩、胡椒を加えて酸味のあるクリームソースに。

 新玉ねぎは食感が出るようにほんの少しだけ。
 薄切りより厚めに切って、
 生地にオリーブオイルを広げて焼き上げる。

 サーモンは少しだけ燻したものを。
 これは事前に桜のチップを使って二時間ほど。
 春の装いも少しだけ取り入れて。

 焼き上がったピザ生地に、
 サワークリームソースを塗って
 スモークサーモンを並べていく。

 色目に黒オリーブと酢漬けにしておいたケイパーを
 隙間に散らして刻んだネギを少々。]
(244) 2023/03/05(Sun) 18:52:45

【人】 厨房担当 那岐

[栗栖さんが居るなら肉料理もいくつか頼まれるだろう。
 だから、一つ目のピザはさっぱりめに。]


  サワークリームとスモークサーモンのピザ。
  お待たせしました。


[取皿は既に幾つか届いているようだが、>>170
 足りなければ、いくつか追加しておこう。*]
(245) 2023/03/05(Sun) 18:52:56

【人】 厨房担当 那岐

[オープンキッチンで作業を進めていれば、
 栗栖とともに遅れてきた沙弥が厨房に入ってくる。>>230

 コンソメ、鶏ガラに野菜、魚介のスープ。

 全てを使うわけではないが、
 店ではいつでも誰かが使えるように準備をしている。
 その仕事を始めて教えてくれたのは、沙弥だったか。

 教えられた味はそのまま受け継いだつもりでも。
 やはり、本家には叶わない。

 スープの周りに沙弥の姿を見ると、
 採点される子供のように少し緊張してしまう。]
(306) 2023/03/05(Sun) 21:22:57

【人】 厨房担当 那岐

[今日もベースは作ったけれど、
 ビーフコンソメのオーダーに答えるのは沙弥の担当だ。>>253
 
 なのに、今日は。
 オープンキッチンに好んで立つ彼女が厨房内へ
 回ることが多い気がした。
 長身の姿が、時折見えなくなる。

 オーダーは入り続けるから手は止められない。
 何やら細かい作業をしている姿を横目に。

 自身も黙々と作業を続けていれば、
 その彼女から、呼び止められた。>>255

 口元に差し出されたスプーン。
 スプーンを持つ手が少し荒れている。>>60
(307) 2023/03/05(Sun) 21:23:05

【人】 厨房担当 那岐

 
 
  ……ん、


[帽子を上げ、顔を寄せて、スプーンを含む。
 舌で転がして。]


  もう少しだけ、塩が欲しいです。
  二振りぐらい。


[味見を任されるということは、食べられないのだろう。
 分量を正確に伝えるために、具体的に。
 それから、大丈夫なのか、と尋ねようとした時。]
(308) 2023/03/05(Sun) 21:23:36

【人】 厨房担当 那岐

[震えたような速崎の声が、駆け抜けていく。>>257
 店内に響いた栗栖の呼ぶ声。
 
 咄嗟に反応した葉月を見て。>>272
 彼に任せることにした。

 一瞬水を打ったような沈黙があったかもしれない。

 少し動揺を見せた沙弥が
 誰宛にでもないフロアに声を投げる。>>280

 戸惑いの声を上げて俯いた。>>279
 大咲の肩を無言でぽん、と軽く叩いて。]
(309) 2023/03/05(Sun) 21:24:00

【人】 厨房担当 那岐

[裏手へ回り、いつも流れている有線のボタンを弄る。

 いつも流している落ち着いたジャズや、
 モダンな音楽から、少し毛色の違うもの。

 アニメや、アイドル、戦隊モノ。
 いわゆるサブカルチャーな音楽を中心としたものを、
 歌詞のないピアノや金管楽器にアレンジした音楽へ。*]
(310) 2023/03/05(Sun) 21:24:31

【人】 厨房担当 那岐

[いつの日かのボロネーゼのように。
 どうやら今日はピザがバズったらしい。

 牛肉のピザがもう一つ入れば>>303
 準備中の神田のオーダーと合わせて二枚作ろうか。

 早退した速崎がいるから、一人分スタッフが足りない。]


  知恵、前菜から変更。
  ピザ、作れるか?>>262

  難しかったら教えるから。
  沙弥さんと大咲にも聞いて。


[心積もりができていれば、の話ではあるが。
 獅子は我が子を千尋の谷に落とす、とはこのことかもしれない。*]
(325) 2023/03/05(Sun) 21:44:41

【人】 厨房担当 那岐

[一枚目のピザは好評のようだ。>>336


  ……さあ、知ってましたかね?


[神田のキラキラした瞳に少し意地悪をするように、
 答えをはぐらかして二枚目に取り掛かる。

 マッシュルームを四等分。
 今日は大活躍の新玉ねぎはみじん切りに。
 肉が好きだという栗栖が居るから、
 頬張れるように牛肉は一口大にカットして。

 別に用意した合い挽き肉と玉ねぎを、
 塩と胡椒で味付けし、牛乳とナツメグを入れたら
 片栗粉とパン粉も混ぜて肉団子を作る。

 ミートボールは好評だったので再来だ。]
(354) 2023/03/05(Sun) 22:25:17

【人】 厨房担当 那岐

[熱したフライパンが湯気を吐く。
 作ったばかりの肉団子を焼いていけば、
 肉の焼ける香りがオープンキッチンに広がっていく。
 片面が焼き色がついたら引っくり返して。
 隙間にマッシュルームを挟みこむ。

 中まで火が通るように火力を落として蒸し焼きに。
 
 一口大の牛肉は別のフライパンでまた焼いて。
 生クリームと下味に醤油とマスタード。
 それに用意していたコンソメをほんの少しだけ。

 蒸し上がった肉団子も後から一緒に入れて、
 優しくソースと混ぜ合わせていく。

 ようやくピザ生地の出番がやってくる。]
(355) 2023/03/05(Sun) 22:25:26

【人】 厨房担当 那岐

[ソースのしっかりと絡んだ一口大の牛肉と肉団子を
 ピザ生地の上に広げて、モッツァレラチーズ。
 半分に切ったプチトマトを各所に散らばせて、
 チーズが溶けるまで焼き上げて。]


  プチトマトと牛肉ピザです。
  お肉を零さないように、召し上がれ。


[男性陣には、納得ボリューム。
 女性には少し重いかもしれないので、サイズは小さめに。
 
 それぞれ、カウンターへと並べよう。*]
(356) 2023/03/05(Sun) 22:25:43

【人】 厨房担当 那岐

 

  いや、肉のピザの方は俺が。


[一枚も二枚も作るも同じだから。>>348
 と、沙弥には断りを入れつつ、上擦った知恵には。>>353


  トマトとチーズとサーモン。
  具材はリクエストされてるから迷わなくて良い。

  なにか思いついたら足しても良いし。
  トマトソースとピザ生地はストックがあるから、
  好きに使っていい。


[まだ、少し躊躇いは見えるけれど。>>357
 やる気は端々に見えるから、安堵させるように。
 ラジオで聞いた柔らかい声を意識する。]
(369) 2023/03/05(Sun) 22:39:58

【人】 厨房担当 那岐

 
 
   できるよ、知恵なら。


[数日だけど練習にも付き合った。>>152>>225
 そんな姿を見てきたから、もう一度背中を押そう。*]
(370) 2023/03/05(Sun) 22:40:31
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a48) 2023/03/05(Sun) 22:49:07

【人】 厨房担当 那岐

―― Message ――

[ラジオを聞いている。と書いたのは。>>298
 いつか伝えたい気持ちが先走りしたのかもしれない。
 『誰の』と書かなかったのは。

 高野が名前を直接聞きたいと言っていたように、
 自身の口で伝えられたら、と思ったから。

 返信にラジオの話題がなくて、少しホッとした。
 どんなものを聞くのか聞かれたら、
 返事に困っていただろうから。]


  『包丁を使うだけが料理じゃないんで。
   手でちぎるのも問題ないです。
   味噌汁に入れる豆腐とか。旨くなります。

   指、大事にしてください。』


[返信の内容は、やっぱり自身のことよりも、
 高野の話に答える形になってしまう。
 どうにも自分のことを話すのは苦手だった。]
(392) 2023/03/05(Sun) 23:41:40

【人】 厨房担当 那岐

[そして、明日と打たれたメッセージには。>>299


  『お待ちしています』


[と、短く返信をした。
 翌日の話に触れる辺り、仕事が忙しいのだろうか。
 その時はまだ公開録音されたラジオは放送されていなくて。
 増えたメールや手紙の量と相対するように、
 メディア露出の量も増えているとは知らないまま。>>174

 律儀に約束を覚えてくれていたのなら。>>13
 先日、用意出来なかったお祝いデザートを
 何にしようかと考えながら、ベッドに沈む。]
(393) 2023/03/05(Sun) 23:42:02

【人】 厨房担当 那岐




[ そのメッセージに気づいたのは>>318
 
  用意したデザートが食べられなかった後だった。 ]



 
(394) 2023/03/05(Sun) 23:42:34

【人】 厨房担当 那岐

[誰の手にも届かなかったデザートは、
 その日、自分の胃の中に収まった。

 その日の深夜。
 聞いたラジオで、反響の大きさを知って。>>176
 急な仕事でも入ったのだろうと思っていた。

 胃の辺りを抑えて、溶けたデザートを想う。
 思いの外、彼の来店を楽しみにしていたらしい。

 忙しくなれば、来店することも。
 無くなっていくだろうか。

 その日はそんなことを考えながら眠りに就いて――。]
(395) 2023/03/05(Sun) 23:42:57

【人】 厨房担当 那岐

[時間を置いて届いたメッセージに気づいたのは>>320
 彼が明日と記す日付になった深夜の時刻だった。]



  
……よかった。




[思わず零れた本音を、拾うものは居ない。
 ただ、やはり忙しそうで少し心配になった。

 メッセージからは声はしない。

 昨日ラジオを聞いたばかりだったから、
 余計にそう思ったのかもしれない。

 もう眠っている頃だろうか。
 深夜に返信したら通知を切っていなければ、
 起こしてしまうだろうか。

 そう考えているうちに、返信は出来ないまま。
 その日を迎えることになる。*]
(396) 2023/03/05(Sun) 23:43:33

【人】 厨房担当 那岐

[くるくると表情がよく変わる。>>375
 口で出して確認するのを一つ一つ聞きながら、]


  いいんじゃないか。
  フレッシュトマト、喜ばれるとおもう。


[どんな食材も使えるとはいえ、黒板に書かれた
 おすすめを楽しみに来る人は多い。

 知恵に視線が集中しているせいで、
 沙弥の具合には気づくのが遅れてしまった。>>376

 大咲の声にはっとして>>379
 目を見合わせたら、小さく頷きを返す。

 トラブルが多少続いたとしても、
 食事を楽しむ人たちには悟られないようにしたい。]
(407) 2023/03/06(Mon) 0:08:26

【人】 厨房担当 那岐

[知恵の手が止まりそうな時だけ、少し手伝うだけ。
 揃えた具材が女性が喜びそうなものは、
 さすがに知恵らしいと言ったところか。

 焼き加減だけは感覚もあるから少し口を挟んで。>>380
 後は、殆ど一人で作り上げていくのに、
 途中から口も挟むことも少なくなっていった。

 多少の予想外な事故はあったものの。>>382
 それも応用できるぐらいに機転も効くのには感心した。]


  旨そうに出来てる。
  出しておいで。


[初めてとは思えないほどの頑張りに思わず、目を細めた。
*]
(409) 2023/03/06(Mon) 0:08:43

【人】 厨房担当 那岐

[大咲と沙弥が厨房に回った分、
 ホールは知恵と引き受けようか。

 新たなにドアベルを鳴らしたお客様は、
 いつかのおしぼりの人。
 あれから、何度か姿を見かけていただろうか。
 知恵が対応しているなら、と眺めていれば>406、

 食事以外にも希望があるらしい。>>410
 
 ヘルプに現れた杏が居たなら>>423
 その場は任せて、テーブル回りを確認していく。
 
 知恵がピザを届けたテーブルにもう一人。
 増えていた来客の姿に、遅れて気づいた。]
(434) 2023/03/06(Mon) 0:46:59

【人】 厨房担当 那岐

[ドリンクの注文は誰が受けたか。>>404
 テーブル席は二人共、妙に華やかだ。

 オーダーの通ったハイボールを、
 テーブルに置いて。]


  お待たせしました、ハイボールです。
  いらっしゃいませ。


[来ると、知っていたから。
 会話を遮らないタイミングで挨拶だけ。*]
(435) 2023/03/06(Mon) 0:48:12
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a59) 2023/03/06(Mon) 0:57:30

【人】 厨房担当 那岐

[グラスを置けば、少し遅れて反応があったか。
 小さく間の空いた挨拶。>>445

 薄く開かれた高野の唇が音を紡ごうとして。
 ――……途切れた。

 数日前はフレームが邪魔して見えなかった表情が、
 よく見える分、今日は。
 彼の方がガラスで覆われている。]
(452) 2023/03/06(Mon) 1:28:06

【人】 厨房担当 那岐

[『忙しかったですか』
 『大丈夫ですか』
 『その格好は』

 聞きたいことは、色々あったけれど。
 話を腰を折る訳にはいかない。]


  すみません。
  ……今日、少し忙しくて。

  約束していたデザート、
  用意できそうにないんです。


[そこだけは先に伝えておきたくて。もう一声だけ。]
(454) 2023/03/06(Mon) 1:28:39

【人】 厨房担当 那岐

 
 
  代わりに、大咲と速崎が作ったクッキー。
  召し上がっていってください。


[そう付け足して、テーブルから離れた。**]
(455) 2023/03/06(Mon) 1:28:57
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a62) 2023/03/06(Mon) 1:31:40

【人】 厨房担当 那岐

[テーブル席から戻れば、
 沙弥がカウンターに戻ってきた頃だっただろうか。
 シュニッツェルのいい香りがしている。>>459


  具合、大丈夫ですか。


[従業員が少し休んだり、作業をする時に使う厨房用の椅子。
 腰を下ろす姿を横目に。
 先程聞き損ねたことをようやく、ぽそりと。**]
(461) 2023/03/06(Mon) 8:34:34

【人】 厨房担当 那岐

[シュニッツェルを作ったのは、
 沙弥と一緒に下がった大咲のようで。

 今は忙しそうにドリンクとデザートを
 担当していただろうか。>>425

 本人が言っていた通り>>327
 調子を取り戻せたようでホッとする。

 誰にも悟られぬように、小さく息を吐いた。

 速崎はあれからどうなっただろうか。>>470
 無事、葉月が間に合っていればいい。

 沙弥の具合は。
 足りない注文はなかっただろうか。]
(497) 2023/03/06(Mon) 12:38:34

【人】 厨房担当 那岐

[杏が対応した面接を望む彼は>>439>>453
 こんな状態を見て、
 履歴書を引かなければいいけれど。

 小さなトラブルは続いたけれど、
 トラブル続きではなく、朗報もあった。

 知恵の渾身の作は好評のようで>>486
 美味しそうに頬張りながら、
 溶けている表情に小さく笑った。

 速崎の助けを借りた大咲が、
 仕上げていくデザートを眺める。
 いつか聞けなかった問いかけは、
 もう必要ないかもしれない。>>1:309

 何かに対峙するようにプレートを彩っていく。
 そんな姿を見ながら、
 彼女の作ったものが喜ばれたらいいと、思った。**]
(498) 2023/03/06(Mon) 12:39:58

【人】 厨房担当 那岐

[体調のせいなのか、それ以外にも原因があるのか。
 答える沙弥はいつもより、心做しか脆く見えた。>>508

 体調不良を押してまでくるスタッフの減給など、
 あの杏がするとは思えないが。

 客席に気遣うように潜めた声を注意深く聞き取りながら、
 量を食べられない沙弥が理由もなく暴飲暴食をするとは思えなかったので。]

  
  ……匂いもやばかったら言ってください。
  空調変えます。


[いつか速崎がしてくれたように>>1:43
 先輩の姿を追いかけながら、育つ後輩の姿を、
 彼女にもまだ見ていて欲しかったから。]
(537) 2023/03/06(Mon) 19:47:06

【人】 厨房担当 那岐

[花粉症かもしれない、とおどけた姿に。]

 
  ……だったら、おすすめの洗眼液紹介しますよ。


[今はそのジョークに乗っておこうか。]
(538) 2023/03/06(Mon) 19:47:56

【人】 厨房担当 那岐

[ピザに興味を示してくれる栗栖を見ながら>>457
 一際大きな反応を見せてくれたのはやはり神田で>>522
さながら、サッカーゴールが決まったかのような歓声が上がった。
 
 グルメライターを名乗る彼は食べ方もとても丁寧だ。
 食べるのが好きなのだとよく伝わる。

 ひとつずつ分解して行くように、 今日も答え合わせをして。]


   醤油入ってるの、よくわかりましたね。


[ゴールを決めた彼に賞賛を送りながら、
 足りない分の取り皿を渡したり。*]


  …………?


[そんな隙間に、大咲から招き寄せられたなら>>530
 彼女のサイズに合わせるように少し身を屈めた。]
(539) 2023/03/06(Mon) 19:48:31

【人】 厨房担当 那岐

[お詫びから始まった一言に、
 業務連絡かと思えば、話には続きがあって。]


   ……ああ。


[すぐには思い出せない程記憶から抜け落ちていたデザート。
 ――ただ、不意に告げられた名前に僅かに目を見開いた。

 美味しかったと言う感想は、普段から聞かないわけじゃない。
 今だって、目の前で喜ぶ顔を見て居たばかりなのに。

 人づてに聞いた感想に。
 思わずテーブル席の方へと目を向けた。
 変わらず談笑している姿は此方を見ている訳でもないのに。
 酷く不意打ちの攻撃を受けたような気分になって。]
(540) 2023/03/06(Mon) 19:49:04

【人】 厨房担当 那岐

[妙に耳が熱くなって、キャスケットを深く被り直す。]


  あー……
……、ぅん、
サンキュ。




[大咲にはどんな声でそれを告げたのだろう。
 ラジオの柔らかな笑い声を思い出しながら。
 
 それが、直接聞けたならと少し教えてくれた大咲が羨ましかった。**]
(541) 2023/03/06(Mon) 19:50:55
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a72) 2023/03/06(Mon) 19:53:35

厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a86) 2023/03/06(Mon) 22:13:48

厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(a94) 2023/03/07(Tue) 0:25:18