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人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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[ そこまで来れば、後は冬至の彼女がやってくれた。
 丁寧な米炊きというのも、おむすびを握るというのも、そちらの工程も面倒な事だと思うが、私は見ているだけだった。 ]


  …………………


[ 好きな具、を問われ、答える事が出来なかった。
 特に強い好みはなかったし、そもそも当時は選り好みする程、食材がなかった。
 口に入れても大丈夫だという判断をするのに、随分労力を掛けていたから。

 ……と、いうのと、彼女のおむすびを食べられるかどうかは、まだ悩んでいたから。

 彼女は特に気にせず、だったか、そのまま話を続けて、出来上がったのは、彼女の手の中で出来上がった三角形のおむすび。
 もう朝だという彼女の言葉に、そういえば、と空腹を覚える。 ]

 
[ 空腹の魔法か、それとも、領域の米があまりにも美味しそうに出来上がっていたからか、或いは――彼女の功績か。
 私はそれを食べることが出来たし、人の作ったものに対して、美味しい、と安堵を覚えた。
 隣で頬張る彼女をじっと見つめて。
 彼女の温かい言葉に、微かに笑んだ。
 涼しい初秋の暁のひと時。深く、印象に残っている。 ]
 

―― 続・金色の領域にて ――



  ………………


[ その数日後、また冬至の彼女が訪ねてきた。
 彼女の予想外の行動に、私は内心只管に困惑していた。
 その日は夜に眠っていたため、その時間に頭がはっきりしていたけれど、故に余計に彼女の行動の意味が受け取れなかったのかもしれない。 ]


  ……………そうですか
  ……好きにしてください


[ 結局、長い沈黙の後に数日前と同じ言葉を告げて、私は冬至の彼女を見守ることにした。
 彼女は苗から育てようとしただろうか? それならば、何も生えていない場所を用意した。
 ……領域が常に一面の金色ということは、刈り取ってもいつの間にかまた金の稲として存在しているということなのだが、それは彼女には言わなかった。
 彼女がそれを知ってなお、そうすることを選んだのかどうか、というのは分からないが。

 冬至の彼女。会合にも端末で参加するぐらい、滅多に姿を現さない。
 ……その彼女の姿を連日見ることになったのは、非常に不思議な気分を覚えた。
 けれど……領域に独りでいる時間が減ったことは、私の心を癒していったのだと思う。 ]

[ それはとある稲刈りの光景を眺めていた時の事だ。
 私は時折手を出すぐらいで、冬至の彼女を見守っていることが常だったのだけれど。
 意気揚々と稲を刈っている、ように見えた彼女の様子がおかしいと気付いたのは、彼女の作業を大分眺めた頃か。
 ――彼女は、田の中にぱったりと倒れた。 ]


  …………!


[ 私はその光景を見て血の気が引いた。
 “灯守り”が倒れるということ。それは“彼”のことを思い出す。

 暫く固まっていたが、ようやく狼狽えながら彼女の元に行くことが出来た。 ]


  
冬至、さん……



[ か細い声で彼女を呼ぶ。
 彼女が息絶え絶えに吐く言葉によると日が苦手、であったらしい。
 そういえば冬至の領域は闇に包まれた場所、であったか、とようやく思い当たる。
 それから、どうして私の所に出てこようと思ったのだろう、と蛮勇にやや呆れてしまった。
 ともあれ、震えながら彼女の身体を抱え、なんとか家の中まで運んだ。
 彼女が調子を取り戻すのを見れば、私は心から安堵した事だろう。 ]

[ そんなことを経ながらも、冬至の彼女は諦める事をせず、領域を訪ねてきた。
 彼女のいう助っ人――彼女の蛍である雪兎を入れるのはたっぷりと悩んだけれど、許可なしに入れるようにはしなかったが、訪ねてくるようならば入れることにはしていただろう。

 それから彼女は、立秋の彼を勧誘したらしい。
 領域にやってきた彼と、それから使い魔達は、私から見ても、強力な助っ人、と形容できた。
 収穫の際には私も動いて、そうして出来上がった白米。
 料理の食材は皆で持ち寄ったのだったか、そして料理は冬至の彼女に殆ど任せたのだったか。
 豪華な朝ご飯を前に、私は私なりに、感動のようなものを覚えていた。恐らく、表には殆ど出ていないが。 ]


  ……………美味しいです


[ 普段よりも食欲が湧いているような気がするのは、私にとってとても珍しいことだ。
 その珍しさを興味深く覚えながら、立秋の彼が、冬至の彼女に声を掛けるのを聞いていた。
 ……冗談に乗るのは苦手なために私は黙っていたが、実際彼女が望むなら、農家への道は開かれているのではないか、と思っていた。 ]
  

 

  [ そんな、楽しい記憶と、今も“日記”残る記録。** ]

 

【人】 灯守り 立秋

―目と目があう瞬間に好きだと気づく?―

[何となく見つめ合う一人と一体。>>40
しかも人間の方は顔を赤くしている。

立秋も、もしかして恋が始まったんだろうかと声をかける前に一瞬思った。いや誰にでもよく懐くうちの蛍はともかく、麦ちゃんからはない……よね?多分。]

おお、良かったねチュウくん。
君の魅力を分かってもらえたよ!

[名前を教えようとしてくれました?という質問に、チュウくんはせいかーい!と言うように、メケメケと両手を振っていた。

でも接吻して頂けるならやぶさかでもございません、な笑顔。>>42
(63) 2022/01/26(Wed) 10:35:05

【人】 灯守り 立秋

[もごもご言っている小満の言葉を解読しようと試みるも、失敗に終わり。>>8

何か伝えたいのはわかった!

[内容はわかってない旨を伝え。しかし、麦秋至には何となく通じているようなのでご安心することにした。>>43

えっ、自転車?

[きょと、と目を瞬かせる。>>44
想定もしていなかった話題に、一瞬反応が遅れたが。]

なるほど。お嬢さん、目の付け所がいいね?
いいよ!ちょっと乗ってみる?
スタンドしたままなら前に進まないし。

[流石に会場内を乗り回すのは危険&料理が心配なので、止めた状態でペダルだけ漕いでみることを提案し。会場の隅に立て掛けておいた自転車の所へ一緒に向かう。]
(64) 2022/01/26(Wed) 10:35:38

【人】 灯守り 立秋

[止まったままなのでサドルの高さは調節しないで、手を貸しながらそのまま麦秋至に乗ってもらい。]

ハンドルを持ってー、あ、これね。
で、ペダルの所に足を乗せてー、前に踏み出すように、足で回す感じでぐるぐるやると、ほら、タイヤが回るでしょ。これで進むんだよ。

バランスとるのは難しいけど、今みたいな感じで……

[チュウくんを傍らに控えさせ、自転車の運転の仕方を指導する。]

歩くよりずっと楽だし、これから絶対流行ると思うんだよね!大体の人は何故か、新しくて珍しいものは遠慮しちゃうんだけども。
(65) 2022/01/26(Wed) 10:36:26

【人】 灯守り 立秋

でも麦ちゃんは見る目あるね!
チュウくんの魅力もわかるようだし、いい感性持ってるなー。

次の立秋とかやってみない?


[なんて、実現したら人間関係が更にややこしくなりそうな爆弾を放り込んだ。]
(66) 2022/01/26(Wed) 10:37:06

【人】 灯守り 立秋

[麦秋至が驚くようなら、あははと笑って。]

いや、一番大事なのはやる気あるかどうかだけど!

それにまだ、退く気はないよ!

[本気で指名する気はないようで、びっくりさせるようなこと言ってごめんね、と謝った。**]
(67) 2022/01/26(Wed) 10:38:02
灯守り 立秋は、メモを貼った。
(a26) 2022/01/26(Wed) 10:41:03

―― 回想/あるお祭りの日、それから ――


[小雪さまが笑っておられたため、
何度も聞いた𠮟り文句を思い出して震えることはなかったものの、
粗相はしないように心掛けていたつもりです。
せっかくの食べ物をたくさん買いまくったあげく落としてしまったということにもならず、
小雪さまに、と渡したりんご飴を、
彼女は「美味しい」と言ってくれました]

あ、ありがとうございます!
よかった……。

[ほっ、と一安心してから、わたしもりんご飴を口に運ぶ。
心なしかいつもよりおいしい気がした。
……いつもというには語弊はあるか。なにせこういうお祭りの時しか食べない。それでも]

[やがて食べることより小雪さまに色々訊ねることに夢中になっていった。
言葉のやりとりはそれはもうぽんぽんと進んでいた記憶。
ただひとつ、わたしが灯守りのお仕事について訊ねた時を除いて]


  …………。そう、ですか。

[わたしは頭の回るこどもだったから。
小雪さまが答えになってない答えを返したこと、
ちょっと考え込むみたいな間があったことを、
素直に、何か言いたくないことがあるからだと受け取りました。
というか、素直に「好き」と返らなかったこと、それ自体が答えのようにも思えました。

好きでやってるわけではない?
とはいえ、やりたくないという気持ちが彼女のどこかにあるのなら、
今頃立派な統治者として名を馳せてはおりますまい。

“縛られている”。
その時わたしは小雪さまのことを初めてそのように思いました]

[遠からず、わたしは小雪さまの蛍になる。
小雪さまにも蛍を受け入れる意思がある。
それは前から決まっていたことだ。
そこにわたしの意思が介在する余地などひとつたりともなかった。

いずれは受け入れろと言われていたことでした。
けれどその時のわたしには受け入れる心の準備はなく、
小雪さまの言葉も、「仕来りに従って蛍になるしかないのだ」と、
言われているように聞こえてしまいました]



わ、わたしは……、
決められたことに従うんじゃなくて、自分の意思で蛍になりますからっ。


[ちょっとむくれた様子で告げる。
たとえ灯守り相手でも物怖じしなかったのだ、わたしは。

従兄に止められるのがもう少し遅かったら、
「どうしてやりたくもないのに灯守りをやるんですか」とまで訊いていたかもしれない。
けれど、そうはならなかった。
小雪さまが手を振り返してくれたのを見届ければ、
あとは振り返ることもなく、従兄に文句を言い始める。
飴ごとりんごをしゃくっとかじったけれど、幸せみたいな味はしなかった]

[それからわたしはお父さまや叔父さまなど、目に付く大人に「どうして?」を繰り返した。

  どうしてこのような仕来りがあるの?
  どうしてそれに長い時間従っているの?
  変えようとは思わないの?

結論から言えば、満足する答えは得られなかった。
誰も彼も、現状に満足しているか、すんなりと受け入れていた。
それでもわたしは何かを変えることに固執した。

季節が一巡りした頃、わたしのまなざしは小雪域の外へと向いた。
他の場所ではどのような統治が行われているのか。
どのような灯守りがいるのか。
そもそも書物や噂話でしか知らない“外”とはどんなところなのか。
統治者の補佐としてではない、ただの“わたし”として、それを知りたいと思った]

  [わたしがわたしを変えるしかない、と思ってしまった*]

 ― 枇杷の花 ―



  [  一方的に、色んな場所へ届けたお手紙は
     おへんじの形も色々でした。
     中には謎かけのようなものも混じって。  

     添えられたひとことと、花の正体。
     どうやら枇杷という木の実のなる花のようです。  ]


     いい香り。



  [  大寒域には枇杷はありません。
     そういう意味でいうならば『ない』けれど。


     ……わざわざくださるお返事だもの。
    回答は楽しいものでなくてはね。  ]




  [  ……みつけた。花言葉。
     『治癒』『温和』『内気』

     それから、『静かな思い』
     『密かな告白』


    『あなたに打ち明ける』  ]





  [  大寒域には気の利いた花なんてないから
     可愛いらしい便箋でお返事するしか出来なくて
     ごめんなさいね。


     かわりにはしらせた言葉はこんなもの。  ]




   かわいらしい悩みがいいですか?
   それとも少しくらい過激な告解がお好みかしら。




  
例えば、◼️かを、◼️したことだとか。


   
  [  それだけ書いて送り返しましょうか。
    大寒域に秘密はないけれど。


    ねえ、あなたはわたしを知りたいと、
    思ってくださったかしら? *]

【人】 灯守り 立秋

すごいでしょー。
慣れるまでが大変だけど、乗り方覚えたらすごく便利だよ!

何より楽しい。

[キラキラした目で楽しんでくれれば、こちらとしても嬉しい。しかし不意に遠い目になる麦秋至に>>74

あはは、仕方ないよ。
人間は未知の物には警戒しちゃう。
危険なものだったら怖いからね。

もちろん興味深々な人もいるから、そういう人たちから少しずつ受け入れられていくもんだよ。

[慰めるように告げるが、年齢を感じさせる内容であった。]
(79) 2022/01/26(Wed) 21:04:51

【人】 灯守り 立秋

ふふ。

[冗談ながら、86%くらいは本気だった……かもしれない。>>75

うーん、皆にも知ってほしい気持ちと、もう少し自分だけで便利さを堪能していたい気持ち……複雑だ。

とりあえず今日は君に広められて良かった!
良しとしよう!

……っと、もう少し乗ってる?

[視線がふっと動き。降りるのに手がいるようなら貸すつもりだし、もう少し乗っているならちょっと離れるね、自由に見てていいからね、と言い置いて移動した。]
(80) 2022/01/26(Wed) 21:06:18

【人】 灯守り 立秋

おーい、夏至ぃ。
何やってんの?こんなとこで力使って。

[空気の流れを感じ取った立秋が、夏至と立夏、そして空中で正座中の菖の方へ。>>78

もー、何やったのか知らないけど、晒し者みたいで可哀想だよ。

下ろしてやりなって。

[腰に手を当て、言い聞かせるように。

……まあ、昔会場で力を使ったことのある立秋が言うのも何だが。>>0:426*]
(81) 2022/01/26(Wed) 21:07:21
灯守り 立秋は、メモを貼った。
(a31) 2022/01/26(Wed) 21:15:05

ーー回想:あとの祭りーー
[血筋や家に縛られず、兄が灯守りでいればいいと言った。
ーー駄々を捏ねても行ってしまった。

私は仕来りを壊そうとした。
ーーそうすれば兄が戻ってくると思ったから。

壊せなかった。
ーー篠花家ではない子、銀の髪ではない子。
  それを後継者として据えればいいのに。
  そんな簡単なことすら、できなかった。


どうして?
ーー……本気で壊したいと、願ったわけじゃないもの。]

 

 

[私はただ、“   ”を埋めたいだけ。
そんな理由で、後継者を選びたくない。選べない。]


 
 

 
[小さく黙ったそれが、何を思ったのかはわからない
でも、何かを思ったのはよくわかった。

好きかどうかなんてわからない。
ただ、今ここで、放り出すことだけはできない。
私がやらなければ誰がやるのか、蛍すらいないのに。
放り出したら統治域の人達が困るから。]




 ……そう。



[むくれた様子の子には、それだけ返して。
自分の意志で決めるというのなら、強要する訳にはいかないと。
年上ならいざ知らず、自分より遥か年下の子を、自分の我儘に付き合わせることはできない。
この子の願いを優先するために
もう、我儘を言って置いていかれるのは嫌だから
、私は諦めた。
]
 


 

[だから私は、あの時も追うようには言わなかった*]


 

【人】 灯守り 立秋

立夏が?本当に?

[少々疑わしげな目。立夏ってそういうこと言う系だっけ?と。>>100

能力見せるにしたって、もっと穏やかな方法にしなよ。躾は皆にお披露目するようなもんじゃないでしょ。

ほら、バカバカ言って、頭に血が昇ってる。

[人差し指で夏至の額をつつき。]

慣れていたって、安全を保障されてたって、能力を向けられるのは怖いもんさ。

[君も程ほどにねー、と懇願する菖に呟きつつ、説得を続けた。*]
(102) 2022/01/26(Wed) 23:14:42
ーー回想:秘密ーー


 ……なるほど?


[可愛らしい便箋に書かれた文字を見て目を細めた。
返事が来ると思っていたかと言われると、半々ぐらい。
だが、まさか二択を迫られるとは思っていなかった。]


 こう返ってきた、ということは。
 ちゃんと意図は伝わったってことよね。


[どうしようかと考えた末、取り出したのは一枚のコイン。
悩むぐらいなら、天に運を任せてしまいましょう。
まあ私はそこまで過激な秘密はないから、到底釣り合うとは思わないけれど。

無言のままにコイントス。coin]
 

 
[
普通に困る方が出た。
]
 


 ……裏、ね。



[結果を確認すると、手紙を書き始めた。]


『裏

 私は昔、人に自分の能力を使った
 その人は何もない空間に、
 一人でいられないトラウマを持ってしまった。

 貴方は?』


[記入が終われば、そのまま。
コインと一緒に封筒に入れて、送り返した。*]
 

【人】 灯守り 立秋

[はーーーー、と大きくため息をついて。>>103

わかった。

じゃあもう知らない。

[ちなみに、つついたのは頬ではなくひたいである。

能力を向けられる怖さが分からないなら……とちらっとも考えたが、耳を貸さない様子に余計に怒らせるかとも思って背を向けた。*]
(104) 2022/01/26(Wed) 23:50:56