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人狼物語 三日月国


138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
日乃輪様が無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

現在の生存者は、ユヅル、カガリビ、サクヤ、空木、真珠、三國萌々子、狛の7名

走狗 狛は、メモを貼った。
(a0) 2022/03/20(Sun) 5:15:25

夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a1) 2022/03/20(Sun) 5:55:48

 
―隠り世・奥の院―

 
「あっ、あっ、…はぁっ、んっ…。」
 
 
与えられる刺激は緩やかなもの。
2本の指を、蜜と先の白濁とで潤った花弁は難なく飲み込んだ。
ぬぷんっ、と滑らかに挿入りこんだそれをきゅうっと締め付けて。
内側を掻けば、つぷつぷ、ざらざら、そんな感覚が相手の指先に伝わっただろう。
とろとろ、内側の白が掻き出されて。
やがてその白は無くなり、蜜ばかりになる。
ひく、ひくくっ、と感じるたびに内腿が緊張して。
曲げた膝が跳ねて、身をかがめて感覚に耐えた。
 

 
「んんっ、ユヅルさま…っ!」
 
 
指が抜かれると、淋しげにひくんと花弁が震える。
白が抜けた分、指の抜けたところから奥の紅色がよく見えるようになっていた。
浅ましく快楽を求める花弁は、灯りを返しててらりと濡れた光を返す。
抱きしめられるようにして腰を突き出す姿勢を取ると、今度は不浄の孔につぷりと指が入り込んだ。
きゅうっ!と。収斂反応は花弁よりも早く、強い。
それでも。入り口の締め付けが強いだけで、内側は柔らかくそれを受け止める。
広げられ。外気に内側を晒されて、泣きたくなった。
これを子供達に見られている。
ぎゅっとユヅルに抱きつき、羞恥に耳まで赤く染めて。
それでもその視線に感じ入ってしまうのか。
トロォ…と、震える花弁から新たな蜜が溢れて。
不浄の孔もつるりとした紅色を震わせて、白の残滓を溢す。
 

 
「ひゃあんっ! あっ、あ!
 お尻、あんまり、拡げないでぇ…。
 ひゃうっ!! ひ、んんんっ、あっあ…!」
 
 
そして複数の小さな手が伸びてくる。
驚いて手を引っ込める勢いに体を震わせ。
内側のふっくらした箇所を狙われれば派手に背筋を逸らせて。
不浄の孔に指先が複数入り込めば腰が逃げそうになる。
ただ、そのどれもが。
おっかなびっくり触るものだから、いくに、いけない。
もどかしい。
逃げるために腰を引いているのか。
もっと触れてほしくて腰を揺らしているのか。
もっと。そう願ったところで引いていく指先に焦れていく。
周知よりも、快楽の方が勝ってきたところで。
ユヅル様の提案に、こくんと頷いた。
…むしろ。
 

 
「は、早く、ご慈悲をくださいませ、ユヅルさま…!
 イかせてください、…前でも、後ろでも、
 喉でも胸でも良いですから…!
 同時に皆が来ても構いません…!」
 
 
声に宿るのは切実な響き。
丁寧に拙い動きが続いたために、焦れて焦れてたまらなくなっていた。**
 

雛巫女 サクヤは、メモを貼った。
(a2) 2022/03/20(Sun) 8:28:53

1日目隠り世・奥の院の宴席


  あぁ。何となく、分かってきた。
  まじゅのこともちょっとずつな。
  
おっとりとしながらも
 今は欲に塗れて蕩けた彼女の事を少しずつ。
 それに聞いたら、ちゃんと答えてくれる。
 
 胸を触っていた手を今度はそのまま更に下へ。
 胸下を撫でて臍の周りをさらさらと。
 腰の辺りを軽く抱き、お尻、それから腿のあたりを。
 彼女の身体を余す所なく触っていく。
 ちう、と唇を重ねる回数も多くなっていく。
 舌を彼女の口内に伸ばしてみたが、驚かせたか?]


  なんでも許してくれるのか。
  嬉しいな。
  可愛い顔だ、まじゅ。

舌を出して唾液を垂らす彼女を見て
 はむ、とその舌を軽くオレの口に食む。
 ちゅぅ、と吸ったり舌同士を突き合わせたり。]


  ダメにされるのもか。
  そしたら一晩中ダメになろう。
  皆、それにオレもまじゅをずっと愛でるからな。
  ……お腹が空いたら、言うんだぞ?

  綺麗な身体だ。
  気持ち良さそうなまじゅの顔も可愛い。
  
衆目に彼女の乳房を晒せば
 更によく見えるよう、手で彼女の胸を横から集め
 むにゅむにゅ、と中央に寄せたりする。
 液体のように形を変える様を周りに見せて
 ぴんと経った乳首も見えるよう。]


  弱いところは、でも気持ちいい所だからな。
  まじゅはもっと気持ち良くなりたい、だろ?
  オレだけが知ってるのも良いんだけどな。

  ……お。
  よしよし、気持ち良くなれたな。
  まじゅ。可愛いな。

彼女の体が大きく跳ねて
 イッたのだろうと分かれば、少し彼女を責める手を止める。
 胸を触っていた手は、彼女の頭に伸びて髪を撫で
 唇は彼女の頬だったり、首元に軽く落ち
 荒い呼吸を邪魔しないように
 ちゅ、と唇へのキスは触れる程度に。

 ただそれも一息付いたか、付かないか程度。
 イッた感覚が引き切らない程度のところで]


  そう、狛って名前だ。
  ……ん。そう。……狛だぞ。
  
な、何度も呼ばなくても良いぞ?


彼女の甘い声で何度も名前を連呼されると
 心を直接指でなぞられたみたいに
 擽ったいような、面映い気持ちになる。

 とはいえ、名前を連呼して
 挿れて欲しいと強請られたら、自らの雄は
 ばきばきと硬くなっていき
 それを彼女の中に挿れていく。]



  んっ、……あぁ、気持ちいいな…。
  辛いか、気持ちいいか?
  訳が分からなくなったら
  オレの身体にしがみつくと良いぞ。まじゅ。

[組み敷いたまじゅにそんな言葉を落としながら
 奥に収めた肉棒を、こつこつ、と
 小刻みに動かして、まずは奥を開拓していく。
 彼女が慣れるまで大きな動きはしないが
 かと言ってまじゅが気持ち良くなるための手は抜かない。

 手で彼女のお尻を持ち上げたりして
 挿入の角度を変えて、彼女のより気持ちいいところを
 突けるように。
 ずっ、ずっ、とまじゅの身体を揺らしていく。]*

─隠り世・奥の院の宴席─


んふっ……、ひゃ……! んぅぅん……、


[へそから腰、尻、脚と、気持ちいいと思う箇所を次々と優しく、卑猥に撫でられて、キスを重ねられれば、敏感になった身体からは甘い吐息が漏れ、その度にビクリと身体を情けなく反応させてしまう。

やがて周囲の幾十もの視線に、わざと晒すように乳首を立たせられ、乳房を弄られながらイッてしまうと、恥ずかしさで涙が零れてしまって。]


……、はぅ……ぁ……、ふぁ……ぁ……ん……


[独りで得られるそれの数倍はあった快感の余波で勝手に震えてしまっている淫らな姿を、可愛い等と言われて優しく頭を撫でられたら、これ以上もないと思われていた羞恥は更に増し、顔を朱に染め、下腹の中を熱く濡らしていくのだった。]


はっ、ぁ、はぁぁ……んん……、
もっ、とぉ……、たべもの、くれる、のぉ……?

わらひ……、さっきの、ぶどぉ、ほひぃ……、
もっろ、ちょぉ、らぁぃ……? んは……ぁ…


[お腹がすいたらなんて言葉を聞けば、先程得た甘露を貪欲にねだる言葉が口を吐いて出る。あの果物の汁と、羞恥の熱と、快感に満たされた今は、とても幸せで。この酔いがずっと続くように、もっともっと、欲しいと思ったから。]


[と、挿入された熱く大きなそれで、自分でも弄った事のない奥を小刻みに責められれば、一際大きな声が、大きく開いた口から出る。]


………、っあ……! こま、こまの、あれ……!
そこ、きもちぃ、いっぱい、おされて…、んは、ぁ…♡
きもちぃ、きもちよすぎてぇ、
よく、よくわかんなぃ…、もっと、もっと、ぉ……♡


[奥を重点的に責められながらも、中の肉を拡げられ、入り口を擦らされる感覚に、最早自分のどこがどういう反応をしているのかも判らなくなってきて。]


ひぅ……っ……! はっぁ…、こま、こまぁ……
あっあ…、あしょこ、なか、きもひ、きもひぃ……!
……もっと、もっとぉ……♡ いっぱい、もっとぉ…♡♡


[妖や他の雛達に見られている事も忘れて、腕や脚を絡ませて狛の身体に必死にしがみつくと、卑猥な言葉を発しながら、自らもその腰を動かして、快感の波に呑まれに行くのだった。*]

──
隠り世・奥の院の宴席
──

  敏感になってるな。
  撫でられるのも気持ちいいのか?

手で愛撫するだけでも
 彼女の身体は震え、温かい吐息を零している。
 蕩けた、と言うのはこう言う事を言うのだろう。
 
 羞恥を煽るようにすれば、彼女の眦から涙が落ちる。
 その雫を口付けをして、そっと拭う。
 羞恥を煽って虐めるような事も、彼女を愛でる事。
 ただ虐めた分は甘やかさないと、とも。]


  ……?
  撫でられるのは、好きか?

[頭を撫でると彼女が顔を更に赤らめたので
 少し首を傾げながら、撫で撫でと何度か繰り返していた。
 赤らんだ顔が可愛いか、と
 その間顔をまじまじと見つめていたが。]


  今か?良いぞ。
  その代わり、一晩はふわふわとしてるからな。

  ほら、お食べ。

周りの巫女服姿の子供に声をかけて
 近くにあった葡萄の一つを取ってもらう。
 それをオレは口で挟み
 少し彼女の口元から離して差し出す。

 食べたいときは、彼女から顔を動かして
 キスをするように食べてみろ、と言うように。

 葡萄を多く食べれば
 例え一晩の間に、行為をしてない時があったとしても
 ふわふわと夢見心地は続くだろう。
 勿論行為に耽れば、より深い快感となるだろう]


  気持ちいいか。
  まじゅの膣内も絡み付いてきて気持ちいいぞ。
  奥を押されるのがイイか?
  なら、もっと。もっと、ってやつだな?

彼女の反応は好ましい。
 痛みも強くはないようだ。
 こつこつ、突くと甘い声が返ってくる。
 貪欲に快楽を強請る雛の姿はどこまでも愛おしい。]


  気持ちいいな。オレもだよ。
  まじゅのまんこ気持ちいいぞ。
  
  まじゅも、いっぱい
  ちんぽで突かれて気持ちいいだろ。
  でもこれからもっと動くからな。

彼女の手や足が絡みつき
 身体の下では彼女の腰が動いてるのが分かる。
 それなら、と。
 今まで奥を小突いていたのを、今度は腰を引いて
 大きなストロークで手前から奥までじゅぶり、と貫いた。
 
 ぐちゃぐちゃと水音を立てながら
 彼女の身体に腰を打ちつけて強く奥を突き
 引き抜く時に膣肉を広く傘の部分で引っ掻いていく]*

─隠り世・奥の院の宴席─


[真珠の全身を満たした快感は、身体中の部分部分を全て性感帯に変えてしまっているかのようで。軽く触れられるだけでもビクリと身体は悲鳴を上げ、優しく撫でられようものなら、その快感は弾けて電流のように肉体を跳ねさせた。]


あーーっ、ぁっ、ぁ、しゅき、しゅきぃ……、
へぁ……ぁ……、ふぁぁ……んん……♡


[涙が出てしまう程に興奮と性欲で満たされた淫らな姿を晒しながら、子供をあやすように頭を何度も優しく撫でられれば、その行為の落差に羞恥は更に更に高まって、ますます気持ち良さを伝えて。

撫でられるだけで発情してしまう、だらしない笑顔を見詰められたら、恥ずかしさに溶け切った声が唇から漏れ出すのだった。]

[やがておねだりに応えるように、あの甘美な葡萄を口に咥えて差し出されれば、]


あっ……、それ、それぇ……、
たべる、たべりゅぅ……、ふわふわ、しゅるぅ……♡

んむっ……、はぁ……、れろ……、ちゅ、むぅ……


[蕩け切った顔で舌を出しながらその実に貪り付き、狛の唇からそれを奪い取りながら、そのまま彼の口の中に舌を差し込み、果実の残り香さえも舐め取ろうとするかのように、口の中で舌を動かし、淫らに吸い付く。

喉を通る葡萄の雫は、粘膜を通して身体に染み込み、更に身体が敏感になるのを感じながら、意識は夢心地に溺れて行き、荘厳で絢爛な雰囲気を携えた広間さえも、彼女からは桃色に包まれて見えるのだった。]

ひは……ぁぁっ、あっ、んんっ! ぁああん!
こまも、きもちぃ…? きもちぃの…?
まじゅも、あそこ、きもちぃ、すき、すきぃ……♡
こまの、で、いっぱい、いじめて、おかして、ぇ…♡


[果実を飲み込んだ彼女の胸の奥を、責め立てるように腹の中の彼は獰猛に動き、勢いをつけて深く奥まで肉の棒を打ちつける。]


んんぁ……! っ……!! ひ……、は……
だ、だめぇ……んんっ!!! は、ひゃ……ぁ…ん…

ね、ね、イッちゃ、イッちゃう、だめなの…、
……あぐ、ぅぅんンっ……!! ひゃめぇ…、
もぉ、イッちゃぁぅぅ……、よぉぉ……♡


[深く挿す動きになってものの十秒程しか経たないうちに、快感が下腹部に集中してくるのを感じ。

常ならばもっと我慢も出来ようものだったろうが、今の蕩け呆け切った彼女には、その快感を押し留めるという選択肢は思い付きもせず、狛に向かって大きな声で叫んで、湧き上がるその感覚が体を満たしかけている事を露呈した*]

―隠り世・奥の院―


「承知いたしましてございます、咲夜様。
全て、貴方のお望み通りにいたしまする。」

彼女が望むなら、存分に慈悲を与えよう。
彼女の身体中、皆で一緒に。

子供たちの手が引いていく。
皆、次の手解きが始まることを待ちわびているのだ。
皆、彼女を愛でたくてたまらないのだ。

「十分に相手の身体を解し終えたら、交合を始める。
ただし、早まるなよ。
そのまま突き込めば、ただ傷つける事になりかねん。」

帯を解き、袴を降ろす。
そこには、大人と遜色のない大きさを持った、肉の禊。
とうにそそり立ち、彼女を愛でる準備は出来ている。

そうして、床に座り込むと、彼女の腰を抱えるように抱き寄せる。
彼女の腰を引き降ろせば、最奥にまで容易く挿入できるように。

「腰で押し込もうとするな。
指と同じく、互いにすり合わせて、具合を確かめる。
前戯が十分であれば、力を込めずとも中に入る。」

子供たちに乱されて、複数の紋を書き込まれた彼女の下腹に、そそり立った禊を擦り付けて、彼女の蜜で濡らす。
何度か往復したのち、禊の先端がするりと、彼女の秘裂へと潜っていった。

「中に入ったら、極力相手が動くに合わせろ。
早まる必要はない――…
―――と、言いたいが。
今回はそうではない。


一息に、腰を突き上げる。
禊は、容易く彼女の最奥を突いて、子宮を押し込む。
そのまま腰を揺すって、何度も突き込む。
周囲に、肉と肉がぶつかる高い音が響いた。

「ちゃんと段階を踏んで教えたかったが、今回は順序を変える。
今から教えるのは、咲夜様のような「仕立てられた雛」をお相手する場合だ。
なるべく大きく腰を引いて、なるべく勢いをつけて奥を突き込む。
まずはそれだけでいい。」

先ほどまでの緩やかな動きとは一転して、激しい交わり。
容赦なく責め立てて、艶声をあげる度に下腹に紋を刻み付ける。
だが、一しきり責めた後で、おもむろに腰を引いてしまう。
立ち上がり、彼女の眼前に禊を突き出す。

「奉仕せよ。」

言葉少なに命じた。
そうすることが当然であるように。

「ここまでが一連の流れだ。
――あとは、お前たちの出来る限りで、雛を愛せよ。
咲夜様が望むまま、満足させねばならぬ。」

子供たちの目の色が変わる。
彼女に対する遠慮と、責める事への戸惑いと――奥底に、獣欲の色を宿した。**

長寿桜の精霊 ユヅルは、メモを貼った。
(a3) 2022/03/20(Sun) 12:42:13

──隠り世・奥の院──


[彼女の内に潜る途中、何かを裂いた感触があった。
粘着質の液体が、陽根を伝う感覚。
これで、彼女は「雛」になったのだ。]

「だめ」じゃない、「もっと」と言うんだ。
君は、皆に愛でられるのだから。
もっと、もっと、皆に愛してもらうんだ。

[後戻りできない道へ、彼女の背を押す。
腰をわずかに揺すって、まだ慣れない彼女の中を搔き乱す。
揺れる両胸の先端を口に含んで、舌で転がす。
愛でられる快感を教え込んでいく。]

もっと、もっとだ。

[腰の動きが、だんだんと早くなる。
少しづつ、肉と肉がぶつかる音が響き始めて、打ち込む力が強くなる。
腰の奥深くで、熱いものがふつふつと滾り始めたのを感じていた。**]

白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a4) 2022/03/20(Sun) 13:07:21

 
―隠り世・奥の院―

 
「あっ、んぅっ、んんっ…。」
 
 
懇願したものの。
向い合わせで突き入れられると期待したが、焦らすように花弁に禊を擦り付けられる。
先端の傘の部分が敏感な豆を擦ると、どうしても甘く声が漏れて。
切なくてまつ毛を震わせる。
両手は彼の細い肩にかけられて。
 
 
「ふあっ!」
 
 
つぷんっ。
抵抗もほぼなく。先端が埋まると、それだけで白い喉を逸らした。
チリン。
髪に飾られた鈴がかすかな音を立てる。
 

 
「ひっあ…〜〜〜〜っ!!!!!」
 
 
しかし。
焦らしに焦らされたような状態の花弁に一気に突き立てられ。
声にならなくなった。目の前がチカチカと明滅する。それだけで達して、小刻みにきつくユヅル様自身を締め付けた。
きゅううん、と。子宮が歓喜に打ち震えるのがわかる。
ずんと重くて。なのに狂おしいほど心地よい。
 
 
「あーっ! あっ、あっ、ひっ、ああんっ!
 ひぐっ! アッ! きゃううっ!!!」
 
 
突き上げられる度に声が上がる。
欲しい。欲しいの。たくさん欲しい。
ユヅルさまの動きに合わせてこちらも跳ねる。
より深く飲み込んで。彼が腰を突き入れる動きに合わせて腰を深く落として。でも。
 

 
「あ…。」
 
 
ずるり。それか引き抜かれてしまう。
ぽかりと彼の形に開いた入口は、もっとと欲しがりひくついた。
まだ、子種を注がれていない。彼が果ててない。
けれど眼前に突きつけられた禊に迷わず口付けした。
 

 
「ん…。んぅ…、ふ…。」
 
 
自分の蜜の匂いが混じる禊を清める。
根本から先端へ。裏も表も。
先端の傘のくびれも丁寧にちろちろと舐めるその眼差しは淫靡に蕩けている。
先端をじゅるっと吸って。
彼を上目遣いに見上げながら、改めて奉仕すべく禊を頬張った。
喉奥まで。そこがまた満たされると嬉しげに目を細める。
ん、んっ、と小さく声を漏らしながら、頭を前後に動かす。乱れた髪が汗ばんだ肌に張り付いた。
喉奥を擦られると頭がじんと痺れて、また新たな蜜がとろりと内腿を伝う。
そして。彼らの視線に気付くと。
片手で、花弁に手を伸ばして。
日本の指でくぱり、と艶めいた紅色を開いて晒した。
片手で一人に手を伸ばす。
手が届けば、彼の禊の形を確かめ、熱を育てるべく指を輪にしてしゅっしゅっと扱き始める。
その合間にもユヅルさまへの奉仕は忘れない。
喉奥でごりごりと鬼頭を締め付けて。
強く吸って、舌を絡めては頭を揺らした。
女陰を開く手が不要になったなら、その手でまた新たな子を誘うだろう。
遠慮することなどないのだと。
けれど。
私が満足するためになんて。**
 

──
隠り世・奥の院の宴席
──

  あぁ、好きだぞ。
  まじゅは可愛らしい雛になったな。

撫でると彼女は気持ち良さそうというか
 心地良さそうにしている。
 蕩けた顔、やや舌足らずな声。
 ふわふわとしてるそんな彼女を見ていると
 愛おしさが込み上げてくるというものだ。]


  あぁ、良いぞ。
  …ぁむ……ん、。
  ……んむ、…そんなにお腹が空いたのか。
  食べ盛りなんだな、まじゅ。

差し出した果実を
 マウストゥマウスで受け取りながらも
 こちらの口内にまで舌を入り込ませてくる。
 その貪欲さも可愛いと思うが
 受け止めるように彼女と舌を絡ませ
 互いの唇を銀糸が繋ぐほど、唾液と僅かな果汁を滴らせる。]


  気持ちいいぞ、まじゅの身体の中。
  熱くて、柔らかくて、物欲しそうに吸い付いてくる。
  沢山犯してやるからな。
  初めてが、一番気持ちいいってぐらい。
  
快楽を積極的に貪ろうとする姿は
 妖艶でもあり、どこまでも可愛くあり。
 まじゅの処女を散らしながら、その内壁を
 今はオレだけの形として変えていく。]


  イキそうか?
  初めてなのに、沢山感じれて偉いぞ。
  イクのは良いことだ。ほら、イってしまえ。
  
  一緒に、初めての中出しをしてあげよう。
  まじゅの膣中でしっかり受け止めるんだぞ。
  
彼女の限界は直ぐに訪れたが
 むしろ彼女の敏感な身体は、先程まで処女だった身体でも
 快楽をしっかりと感じ取ることが出来ている。

 どちゅ、どちゅ、と前後に動くと言うより
 上から下に杭を打つように、彼女の身体を蹂躙し
 ぐっ、と腰を晒せるようにして
 彼女の奥の奥まで貫くと、その瞬間に
 ぶびゅっ、びゅるるっ、と
 沢山の精液をまじゅの中に吐き出しただろう。]*

隠り世・奥の院



  ……へ、ぁ……
  も、……もっ、と?どうして……?
  ん、ぁ、ぁっ!…か、掻き回さない、でぇ……っ
  ひぁ、んぁっ…っ…!

[腰を揺すられれば
お腹の中を圧迫している肉塊が蠢き
ぐちゅ、ぐちゅと肉を広げていく。
時折、どこかに擦れるとびりっ、と痺れるような
腰が抜けてしまいそうな快感が走る。

「もっと」と。
私の友達の、甘ったるい声が耳に届く。
男と向かい合って見えないけど
嬌声が聞こえてきて、肉のぶつかる音もして
何をされてるのか、なんて見なくても分かる。

それは私が今、されてることだから。]


  ぁひっ、ひゃぃっ……ァッ…
  …ひぅ、…ひぅ……
  も、もっと……もっと、して、くださいぃ……っ

[へろへろになって、瞳を濁らせながら
私の口から自然と言葉が漏れていく。
頭の中では、そんな事思ってないのに。
口が、勝手に動く。身体は、勝手に喜んでしまう。

きゅぅきゅぅ、と肉壺が雄を締め付けて
奥に打ち込まれると、目がチカチカするぐらい
段々と快楽の渦の中に飲まれていく]*

高校生 三國萌々子は、メモを貼った。
(a5) 2022/03/20(Sun) 15:10:18

【人】 雛巫女 サクヤ

  
きっと。
何度もこのかくりよに誘われ。
雛として愛でられ、戻りながらも。
また雛として呼ばれ、さらなる女雛へと。
皆に愛される雛へと仕込まれたから。
人としての在り方を忘れてしまったのだろう。
人として。
そう、人として。
 
 
普通。そう、言われる愛され方が。
途方もなく遠くの宝物に思えた。
普通の恋人も居たかもしれない。
けれど、雛として仕込まれて。
抱かれるその時、雛としての自分を思い出す。
そんな恋人は、人間にとっては異質で。
ましてや愛されたことを忘れてしまうのだから。
 
 
私の中では「何もしないうちにお別れだった」。
でも。
彼らにとってはきっと、違う。
私はそれほどに。
人の世界ではもう、生き難くなってしまっていた。**
 
(0) 2022/03/20(Sun) 15:14:21
─隠り世・奥の院の宴席─


[狛からも好きと囁かれ、肉体的な羞恥とはまた違う恥じらいの感覚が酔った頭にも押し寄せる。

舌を絡め合い、深く口と口で彼と繋がれば、下の繋がった箇所まで、その熱は身体の中を伝わり往復し、やがて快感に身体は緊張と弛緩を激しく繰り返して。]


んむっ……、んっ、んん〜〜っ、
…ふは……、はぁ……ぁぁん……!!


[沢山犯して、気持ち良くさせると言うその言葉に違わず、狛のモノは執拗に身体の中を、心を、責め抜いて行き、]


い、イク、イッちゃう、もぅ、ダメなのぉ…!!
で……ちゃう、の…? だして、イカして、ぇぇ…♡
あぁぁ、ぅっっ……!! ひゃ、め、や、ぁ!、ぁ…!!
 

[既に甘い蜜を溢れ返らせた女のそこは、激しく貫く男の動きを滑らかにさせ、包み込んで中のあちこちの敏感な部分にそれを導く。

やがて激しさと速さを増した肉欲が奥の熱さを何度も何度も打ち立てれば、あっけなく限界は訪れて、]


っひっ!!……ぁああぁぁーーー……っっ……!!


[彼の物が熱い液を吐き出すと同時に、これまでで一番大きく甲高い声を上げて、真珠は絶頂に達する。

白く弾けた視界の後には、貧血でも起こしたような闇が両眼を覆い、やがて汗だくの四肢はだらりと崩れ落ち、ただ腰と秘所のみがビクビクと痙攣をし続けて、]


………っは、ぁ、んひ、ぃぃ……、んん……
…い、ぃ、ちゃった……ァ……、ひう!?、ぅぅっ……


[まるで苦しんでいるかのようにぎゅっと眉を寄せた泣き顔で、達した事を告げる。…その間にも、彼の肉の根がどくどくと脈打てば、快感の波がまだ冷めぬ秘部は敏感に反応し、また瞳と股座から涙を溢れさせるのだった*]

夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a6) 2022/03/20(Sun) 15:41:27

隠り世・奥の院の宴席


彼女の花弁から零れる蜜が
 己の先走りの汁と混ざり
 何度も往復すればその愛液を白く泡立たせる。
 潤滑油や、彼女の身体の中を拓いて来たから
 腰を打ち付けるのもスムーズになり
 限界に近づくと共に速さも増していく。]


  んっ……っぅ、はぁ……
  気持ちいい……ぁぁ……。

[吐精の快楽にぶる、っと身体を震わせる。
 彼女も同じ時に絶頂を迎えたのか
 びくびくと震え、媚肉は肉竿に絡みつく。
 びゅぐ、びゅぐ……と、その最後まで
 彼女の中に精液を溢すことなく注ぎ込んでいくと
 逆流した白濁液が結合部から、つつ、と流れていった]


  イけたか?まじゅ。
  オレも気持ちよかったよ。
  ……涙が出ちゃうか。初めてだったもんな。


まじゅの瞳から涙が溢れたのを
 指で拭い、頭を何度か撫でる。
 しかし彼女の余韻が冷め切らぬうちに
 オレは彼女の両足を掴むと、ぐぃと持ち上げて
 まじゅの身体を二つ折りに畳むようにする。]


  もっと泣かせる事になっちまうが……
  まだ気持ち良くなるから、な?

[上を向いた孔に向かうように
 腰を落とし、ぐちゅ、ぐちゅと動かしていく。
 身体を折り畳んだ為、近づいた彼女の唇に
 こちらの唇を重ねつつも、再び抽送を始めていく。
 
 ばちゅ、ばちゅと先程出したばかりの精液に寄って
 淫な水音が彼女の耳にも届くだろう。]*

─隠り世・奥の院の宴席─


……ふっ、は、ぁんっ……、ひ、ぅ……
きもち……よか……、たぁ……
…えへへ、こまも、よかったなら、よかたぁ…♡


[ぐったりと力の抜けた両腕両脚を横たえて、情けないほぼ全裸の姿を晒しながらも、彼も気持ち良いと言ってくれた事が嬉しくて、頭を撫でる手に感じてしまいながらも、甘えたような声をかけていると、]


――あんっ、な、なに…? きゃ、ぁっ……!!


[力が入らず抵抗もできないまま両脚を持ち上げられ、頭の側に倒されると、ずらされ捩れた布地の少ない薄紅色の下着と、そこから覗くひくひくと濡れそぼった秘所、更には大きな尻とすぼんだ孔までが露わになって。

普段はあまり恥ずかしいという感情が湧かない筈の彼女が、この数瞬の間に何度となく羞恥を感じた中でも、特に強烈な恥ずかしさが顔を染め上げ、両手で顔を隠して喘いだ。]


やァ……、や、ぁっ……、やぁぁん……
こんな……、カッコ……、や、やだぁぁ……!


[ほんの僅か理性の戻った頭に、自らの懇願するような声が響けば、その淫らな声色に羞恥は昂ぶり、ともすれば恥ずかしさだけで達してしまいそうになる。

そんな快楽に震えながら、次に何かをされたらどうかなってしまうという恐怖にも似た予感を抱え、心臓をドクドクと脈打たせていると、いきなり、]


……あ、っ、ぁ……、! ……ひああぁっ!!!


[二つの肉欲が混じって糸を引いた蜜壺の口に、ぐちゅりと硬い熱いものを挿し込まれ、それだけで軽い絶頂を迎え。

顔を覆っていた手を思わず下ろして握り拳を作り、その痺れと電流に耐えていると、唇に唇をあてがいながら、なおも滑る下の口内を男根を出し入れして犯され、]


ふぁぁ……ぁん……、はぁぁん…、んぁ…、
……ひぐっ……、ふえぇ…、…ぁん、あぁん…!


[まだ痙攣も止まらない身体がびくりびくりと勝手に跳ねるのを感じながら、ただただ涙を流して、また快感に悶え始めた*]

隠り世・奥の院の宴席


体勢を変えれば
 先程まで蕩け切っていた彼女にも
 羞恥の念が湧いたのか、顔を隠して、やだ、と言う。]


  ふっ……。


[恥ずかしかったのは本当だろう。
 けれど聞こえて来た声音は拒絶よりも、甘く溶けた声。
 やだ、とは言うが、誘っている様にも。
 それに例え羞恥から拒んでいたとしても
 その姿はどうしようもなく雄を昂らせる。]


  
  また、顔を見せてくれたな、まじゅ。
  さっきの姿も、愛らしかった。

[彼女の身体に楔を穿つとびくり、びくりと跳ねて喜ぶ。
 まじゅは涙を流し続けて、襲ってくる快感に震えてる。
 そんなあられもない姿は己の獣欲を掻き立て
 彼女を床に縫い付ける様に腰を打ち付ける。

 零れる涙や、汗が浮かぶ首元に
 唇を当てて、舌でそれを舐め取っては甘くその柔肉を食む。
 ずちゅ、ずちゅと彼女の中を何度も男根で掻き乱す。]

 

  っ。ぅ。
  

[ ぱちゅん、ぱちゅんと何度も腰を振って
 彼女の中に己の肉棒の形を刻み込めば
 猛り切った肉棒を引き抜いて、彼女の恥丘の辺りに乗せて
 びゅるびゅる、っと精液を
 遠慮なく彼女の身体にぶちまけた。
 スカートや、臍、それに彼女の胸下の辺りまで
 勢いよく放たれた熱い白濁液が、まじゅを汚していった]*

【人】 雛巫女 サクヤ

 
──隠り世・暫し後の裏参道──

 
ユヅルさまと、その子らと。
全てが終わった後、私は身を清めて。
休憩してから、ひとり。
裏参道を歩いていた。
もう、夢を忘れることはない。
もう、自分でどうするのかを決める。
そう、決めていて。決められてもいて。
だから、ゆらり。
歩きながら、考える。
人の世のこと。そこで生きる自分。
ここで皆に愛でられる自分。
わたしは。
私は、どうしたいのか。
 
(1) 2022/03/20(Sun) 18:05:00

【人】 雛巫女 サクヤ

 
「…ふふ。」
 
 
都合よく、答えが出るわけでもなく。
けれど迷うわけでなく。
ああ、そう言えば雅さんはどうしていたかな、なんて。
あの子は今どうしてるだろう、なんて。
ふと、考えて空を見る。
 
 
明るい月でも、咲いてはいないかと。**
 
(2) 2022/03/20(Sun) 18:05:18

【人】 高校生 三國萌々子

──隠り世・宴の後 裏参道──

[男に…後から知ったけどカガリビ、と言う人に
私の身体は暴かれ、
犯され
愛でられ。
私は、私は、雛になった。
雛なんだって、気付かされた。

その後はカガリビさんにそのまま犯され続けたのか
それとも違う神様達に愛でられたのか。
覚えていないぐらい、気持ち良くて
幸せな気分になった。

けど気付いたら。
気付いたらはだけたシャツに、ブラもせず
スカートはどこかに落としたのか黒いショーツだけで
靴も履かず、靴下だけで私は外に出ていた。

真珠ちゃんと逃げなきゃ

私は神様達から離れて何をしているんだろう。
戻らなきゃ、愛でて貰わなきゃ。

もっと、もっと、もーっと気持ち良くして欲しいっ!


……と思うのに、屋内へ足が動かないから。
仕方なく、とぼとぼと外へ歩いてく。
裸足だから、勿論痛い。痺れる。]
(3) 2022/03/20(Sun) 19:15:26

【人】 高校生 三國萌々子


[>>2 人の様な背中を見つけた時
私はビクッ、と身体を震わせた。

その人が、多分神様じゃないと気付くと
安堵した


たた、っと気付けば走り出して
その人の背中にがしっ、としがみついた。]
(4) 2022/03/20(Sun) 19:17:25

【人】 高校生 三國萌々子


[
助けてください


そう言おうと思った。
でもそれはおかしい。私は神様に愛される雛なんだから。]


  ……あ、っ。こ。こんばんわ。
  貴女も雛の人なんですか?

[私は軽く笑みを浮かべて彼女に声をかけた。
背中にしがみついていたのを離して
ちゃんと失礼ないように距離を取った。

手がぶるぶると僅かに震えてた。]
(5) 2022/03/20(Sun) 19:21:30

【人】 高校生 三國萌々子


  い、一緒に。
  一緒に神様に愛でられに行きませんか?
 
[私は楽しそうに言った。
笑顔も、違和感ないぐらい自然な、明るい笑みで
本当に、神様に愛されに行こうと提案した。

神様も1人より2人の雛を愛でる方が
お喜びになると思ったから。]*
(6) 2022/03/20(Sun) 19:23:36
高校生 三國萌々子は、メモを貼った。
(a7) 2022/03/20(Sun) 19:33:58

【人】 雛巫女 サクヤ

 
──隠り世・暫し後の裏参道──

 
ぼんやりしていた。
>>4何かが近づく気配と音。
それに気づいたけれど、変わらず空を眺めていると。
 
 
「きゃっ!?」
 
 
背中にしがみつかれて小さく悲鳴をあげる。
目をまん丸にして振り返ると、さっき、あの人に抱かれていた少女がいた。
同じ部屋だったもの。それとなく、気付いてしまった。
>>3何があったのか。その格好は少しばかり物悲しい。
いつかの私のように衣服を奪われたのか。
それでも、下着姿で、裸足か靴下だけでは足も痛んでしまう。
どうしてそんな姿で、こんな暗いところに来てしまったのか。
 
(7) 2022/03/20(Sun) 19:39:50

【人】 雛巫女 サクヤ

 
「ええ。私も呼ばれた雛ですけれど…。」
 
 
>>5手が震えている。
>>6なのに、一緒に愛でられに行こうと。
楽しそうに、明るい笑みを浮かべて言う。
その姿はなんてチグハグな。アンバランスな。
そんな形容が合う気がして。
緋袴の紐を緩めて外す。
私はそれでも長襦袢を着ているから、下着が晒される事はないから。
…長襦袢も和服の基準では下着かもしれないけれど。ショーツよりは。
 
 
「これ、履いてください。
 …下着姿で出歩くのは寒いでしょう?」
 
 
彼女が嫌がらなければ。
彼女の誘いに答えないまま、着付けを手伝う。
これもよければ、と草履も渡した。
足袋は少し厚手だからそちらよりは大丈夫だからと。
 
(8) 2022/03/20(Sun) 19:40:11

【人】 雛巫女 サクヤ

 
「皆様に愛でられにいくのは良いですけれど…。
 もし。貴方が、まだ理性があるなら。
 帰れる場所があるなら。
 戻った方が身の為よ?」
 
 
彼女に手を伸ばす。そっと頭を撫でた。
まだ初めてなら。まだ、回数を重ねていないなら。きっと。
 
 
「ここでは、雛は、皆のものなの。
 皆に愛でられる雛が喜ばれるの。
 …人間のように。一人に愛されるのは、稀かしら。」
 
 
それが嫌なら。帰った方が良い。
そう言い添えて私は彼女の頬を親指の腹で撫でる。
私よりも小柄な女の子。
あの人は、この子も、私のように仕込むのだろうか。
 
 
「それとも、もうここに囚われてしまった?」
 
 
もしかして。もう手遅れなのかも。
彼女の顔をジッと覗き込んだ。**
 
(9) 2022/03/20(Sun) 19:40:50

【人】 高校生 三國萌々子

──
隠り世・暫し後の裏参道
──

[>>8良かった、彼女はやっぱり雛だった。
もしも神様であったなら
とても失礼な事をしてしまったから。]


  え、。あ、あの。
  でも貴女も寒いんじゃ、ない、ですか…?


[彼女が袴を外した時驚いて、初めは断ったけれど
彼女の声と、その厚意に甘えさせてもらった。
下着姿でいるのが、思ってたよりも、ずっと辛くて。
さっきまではそれ以上に暴かれて、見られて
愛されていたと言うのに。
勿論、外だから寒い、のもあるけど…。

彼女の袴の下は、肌触りの良さそうな着物?だった。(実際には下着らしい)
彼女が草鞋を差し出す時には
大丈夫です!と慌てて断った。
もう十分彼女には優しくしてもらってるから、と。]
(10) 2022/03/20(Sun) 19:58:05

【人】 高校生 三國萌々子


  ……帰れる場所?

[>>9彼女の手が伸びて来て頭を撫でられた。
胸にじわ、ぁ、っと何かが込み上げてくる。
さっきまでも撫でられていたのに
彼女のそれは違う気がして。]
(11) 2022/03/20(Sun) 19:58:24

【人】 高校生 三國萌々子


  そ、そうです。
  神様達に、沢山愛される雛が、良いって。
  ……一人に、は、おかしいと思います。

  ……帰った方、が。良い?

[不思議な事を言う人だった。
雛なのに、私とは全然違う気がする。

神様に愛でられるのが嫌と言う風ではなく
それは良いと言っているし……

なのに忠告してくれる。
袴も履かせてくれて、優しい……
凄く優しい人が忠告してくれる。]
(12) 2022/03/20(Sun) 19:59:03

【人】 高校生 三國萌々子


[
そんな事ないです。

……そんな言葉は口に出ず。]
(13) 2022/03/20(Sun) 20:00:01

【人】 高校生 三國萌々子


  ………は……。

[>>9 はい、と答えようとした。
囚われている、というより望んでいるのだと。

けれど、その言葉を口にする前に
私はぐっ、と唇を噛んで口をつぐむと

ぶんぶんぶんっ、って頭を横に振った。]*
(14) 2022/03/20(Sun) 20:01:31
―隠り世・奥の院―


命じられたまま、彼女が禊に奉仕する。
口に含んで、喉奥に咥えこむ。
まさに、皆に愛でられるための「雛」であろう。
だが、自分だけが彼女を愛で続けるわけにはいくまい。
何より、彼女自身の望みを叶えていない。

腰を引いて、彼女の口から禊を抜き去る。

「――どうした、存分に咲夜様に甘えるがいい。」

その言葉が皮切りになったのか、一人、また一人と子供たちが彼女の周りに歩み出て、すぐに彼女の姿は子供たちに埋もれて見えなくなった。

無数の手が、彼女の身体を這いまわる。
最初は遠慮がちに、彼女が心地よい場所を探り当てれば、だんだんと大胆に。
胸に、秘所の中に、後孔に、小さな手が触れて、中を掻きまわす。
『大きい』、『綺麗』、『やわらかい』――…
初めて触れる「雛」の身体に、子供たちが素直な感想を述べる。

やがて、彼女の指で開かれた秘所と後孔へ、熱いものが触れる。
数度、様子を確かめた後に――ずるり、と、最奥まで到達する。
ユヅルと遜色のない大きさで、彼女の胎内に押し込まれる。

が――数度も往復しない内に、彼女の中に打ち込んだ子供が、小さな悲鳴を上げる。
禊が震えて、熱い塊が彼女の中に吐き出される。

「――すみませぬ、咲夜様。
どうにも、この子たちはまだ貴方を責めるほどには、熟達しておりませぬ故。」

彼女に打ち込まれていたものが抜けて、新しい子供たちが彼女の中へ潜り込み――またすぐに果ててしまう。
彼女の眼前に、禊を白濁で濡らした子供たちが、申し訳なさそうに並ぶ。
けれど、禊はまだそそり立ったまま、彼女が行動を起こすのを待っている。*

長寿桜の精霊 ユヅルは、メモを貼った。
(a8) 2022/03/20(Sun) 20:33:16

【人】 雛巫女 サクヤ

 
──隠り世・暫し後の裏参道──

 
「そう。帰れる場所。
 宴が終わり、帰ろうと思えば帰れるわ。
 囚われてしまったら帰れない。
 …稀に。
 私のように、現世に帰っても囚われる雛もいる。」
 
 
どうして。現世でもそうだったのだろうか。
そんなことを思うけれど、口にせず。
そんな事もあるのだと、彼女に告げた。
緋袴を履いてくれた彼女は少しはマシな格好に見えて。
>>14何かを言いかけた唇は閉ざされ。
首を横に振られると困ってしまって、眉を下げた。
 
本心で、そう思えているのなら良い。
愛でられること。複数に愛でられること。
それが幸せだと心から思えるならそれも幸せだから。
 
(15) 2022/03/20(Sun) 20:44:25

【人】 雛巫女 サクヤ

 
「現世で、貴方の幸せは在る?
 帰る場所は。貴方を守ってくれる人は。
 貴方が守りたいものは、在る?」
 
 
緩やかに彼女の髪を撫でた。
そして。いつの日か、自分に向けられた問いかけを彼女にも。
 
 
「貴方を助けてくれる人はいるかい?
 両親とは、仲が良いかしら?
 疎遠になったり、亡くなったりしてない?
 
 もし。大切なものがあるのなら。
 …神様に愛でられるのは、もう。」
 
 
きゅ、と唇を引き結ぶ。
そして。そっと頬を撫でて。
 
(16) 2022/03/20(Sun) 20:44:45

【人】 雛巫女 サクヤ

 
「もし、今、体が疼いて堪らないなら。
 …今は私が癒やしてあげるから。」
 
 
もし、それに応じるのなら。
私は、彼女にそっと唇を重ねるだろう。**
 
(17) 2022/03/20(Sun) 20:45:00
 
―隠り世・奥の院―

 
「ん、ふあぁ…?」
 
 
もっと、喉で気持ちよくなりたかったのに。こちらは奉仕する側だったから仕方がないけれど、禊を口から抜かれて疑問符が浮かぶ。
でも。今度は子供達の手が伸びてくる。
私に触れて。素直な言葉をくれて。
そしてやがて、二つの孔を前後から攻められた。
 
 
「んあっ! あっ、あ…っ?」
 
 
でも満たされたのは数秒のこと。
中で爆ぜた感覚。申し訳なさそうに引き抜いてしまう子たち。
それが何度も繰り返されて、私は果てるに果てれず少し途方に暮れていた。
お腹の中だけは、前も後ろも精に塗れて。
ぽた、ぽたり。白が溢れるほどになっているけれど。
でも見ればユヅル様も、周りの皆も、禊はまだそそり立っているようで。
 

 
目を細めて、子の一人を呼び寄せた。
そして床に寝かせて。聳り立つものの上に跨がり、ゆっくりと腰を沈めていく。
 
 
「ふあ、ぁ…。熱くて、太くて、大きいですね。
 まだ、大丈夫…でしょう?」
 
 
きゅっ、きゅっ、と意識的に膣を引き締める。
そうしながら腰を浮かして。
ギリギリ抜けてしまうほどに浮かせた後、ゆっくりと腰を落として飲み込んでいく。
じんわり。じんわり。性感を自ら育てることにした。
そして流し目で、また一人。
目の前に立たせると、その禊を口に含む。
奥まで飲み込んで。時に、先端だけを舌先で転がした。
今度は両手で彼らを呼ぶ。
両手に一人分ずつ。禊を握りしめ、白濁に濡れたそれを緩やかにしごいた。
途中で彼らが果ててしまって、こちらが汚れても構わない。
ただ、下の子ばかりは達しそうになると一度腰の動きを止めて、微笑んだ。
波がさるとまた、腰の動きを再開する。
それ以外の子らは入れ替わり立ち替わりでも構わない。
 

 
「んんっ、んんんうっ、ふっ、んうっ!」
 
 
やがて腰の動きも少しずつ激しくなり、寸止めもしなくなるけれど。
ある程度我慢してから果てた子には、よしよし、と頭を撫でたりもするのだ。**
 

──隠り世・奥の院──


いい子だ。
それでいい、そうやって求め続けるといい。

[彼女の仕上がりに、充足感を感じる。
――自分が捕食者側である事を、強く自覚する。

段々と、腰を打ち付ける力が強くなる。
彼女の最奥を突きあげて、彼女を絶頂へと押しやっていく。
自身の胎の奥底から、大きな熱が込み上げてくるのを感じた。]

「雛」として愛でて貰えるなんて、隠り世にいる間だけなんだ。
どうせ、現世に帰ってしまえば何も変わっていないんだから、ここでは何も考えずに楽しめばいい。

[身体だけでなく、心も責め立てる。
無防備な彼女の心を、追い詰めていく。]

――そうして、この世界の怖さが分かったら、もう戻ってきてはいけないよ。


[ぽつりと、彼女にだけ聞こえる声で囁いた。]

[腰を一際強く打ち込んだ。
打ち込まれた陽根が震えて、彼女の中を熱が満たす。
しばらく、最奥に打ち込んだまま止まっていたが――ようやく腰を引いた。
彼女の中に収まりきらなかった熱が、陽根と秘所の間に糸をひいた。]

すまない、この子をしばらく見ていてあげてくれないか。
暗示が緩んで、意識がはっきりするまでは、誰にも愛でられない様に。

[彼女の秘所を拭ってやってから、手近な神使の子に言づける。
――使いの者を押しのけてまで、彼女を愛でようとする者はいないはずだ。

そうして、自分も暫く彼女の様子を見守っていたが、何も問題がなさそうならば、何も言わずにその場を後にするだろう。*]

白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a9) 2022/03/20(Sun) 21:15:56

─隠り世・奥の院の宴席─


んは、ぁぁんんっ……、ひっ…! ん!
……ひは……ぁ……、ん……、んん…!
ぁうっ! ぁ! ひぎ、ぅ…! ぇぇえん…!


[真珠の情けなく泣き叫び、…しかしどこか媚びた悦びを隠せない姿は、狛の欲情を掻き立てたのか

そんな事に気付く余裕など最早無く、何度も何度も、達しかねない快感を肉棒と共に打ち付けられ、その度に甘く溶け切った夢に揺蕩った脳は叫び声と、過剰なまでの反応を返して、彼女の身体を跳ね上がらせた。]


はひ、はっ…、はっ…、はぁん、ひぅ…、!
ぁふ……、ひうぅ……、あっ、や、やあぁぁぁっ…!!


[涙と汗に塗れた、この上なく淫らに呆け切った真っ赤な顔を、何度も口付けされ、舌で舐められながら、いつまたさっき来たばかりの絶頂の波が襲うか判らず、欲情の堰が溢れそうになる限界を、己の心の臓の激しい鼓動の音と共に感じていたならば、

何度目かの貫きの後に肉棒を引き抜かれた際の勢いで、ついにその堰は彼女の意思とは別に切れて漏れ出してしまい、]


あぁっ……、ぁっ、んぁああぁぁぁ……んん!!!


[彼女の秘奥を濡らす甘い蜜とは明らかに違う別の何かを、股の間から大量に噴き出しながら、これまでで一番切なそうな声を上げて、もう何度目か判らない絶頂を迎えた。

噴水のように飛び出したそれが、床を濡らし、ビクビクと痙攣するそこが、情けない音を立てて中のぬめりを零すのも、気に留める暇も無く。

狛の熱い精に布切れのようになった衣服を汚されながら、舌をだらりと突き出し、霞んで朦朧とした眼をしながら、全身を満たした快楽の悦びに打ち震え切っていた。*]

夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a10) 2022/03/20(Sun) 22:03:41

気紛れ者 空木は、メモを貼った。
(a11) 2022/03/20(Sun) 22:11:40

【人】 高校生 三國萌々子

隠り世・暫く後の裏参道



  かえ、っても?
  ……それは……
ひどい、
、んじゃないです、か…?

[>>15彼女の言葉を聞いて唖然とする。
暗示が掛かっていても拭えない違和感がある。

目の前の彼女は囚われて、それなら
今の落ち着きようも、何度も呼ばれている、と
考えると合点が行くのだろうか。]


  ……在ります。友達と過ごす学校は楽しいです。
  帰るお家も……あります。
  守ってくれる、って言った子もいます。
  ……守りたいもの、…あります。

[>>16緩やかに彼女が髪を撫でてくれると
私の心が落ち着いてくる。
ふわふわと、浮遊感の中で快感を貪った時とは確かに違う。]
(18) 2022/03/20(Sun) 22:12:00

【人】 高校生 三國萌々子

  
  ……大切なものがあるなら
  ……愛でられるのは、
やめた方が良いですか?



[頬を撫でられる時
優しい手つきで、だけど話を聞いていて
目の前の女性は、どこか。何とも、言い難いのだけど。]
(19) 2022/03/20(Sun) 22:12:09
気紛れ者 空木は、メモを貼った。
(a12) 2022/03/20(Sun) 22:14:15

【人】 高校生 三國萌々子


[>>17彼女の言葉の通り
逃げ切らない欲の火は、燃え盛るまではいかずとも
確かに燻り続け、痒みのようなものが下半身にあって
疼いてしまうのは、ある。

私よりも背の高い、名前も知らない彼女と
軽く爪先立ちになり背伸びして
唇を重ねたのだけど。

唇を離すと
はぅ、と息を吐き。]
(20) 2022/03/20(Sun) 22:15:01

【人】 高校生 三國萌々子


  ……やっぱり、好きな人とじゃないと。
  私、ドキドキ、しません。

[彼女の事を見つめて、弱々しいけれど
確かにそう言った。

……本当は、めちゃめちゃドキドキしたけど。
凄く綺麗だって思ったけど。

……好きな人じゃないのは、本当だから。]
(21) 2022/03/20(Sun) 22:16:51

【人】 高校生 三國萌々子


  ……疼いてるの、鎮めてくれようとして
  ありがとうございます。

  ……でも、貴女がそんな事、する必要は無いです。
  おんなじ、おんなじ人間じゃないですか。
  迷い込んだ、誘われただけの。
 
(22) 2022/03/20(Sun) 22:19:09

【人】 高校生 三國萌々子

  ……現世に幸せが無くっても。
  帰る場所が無くても。
  守りたいものが無くても
  大切なものなんて、無くっても。

  自分が嫌なら。
  神様に愛でられるのは、やめていいと思います。
 
  貴女は、愛でられるの、好きですか?
  嫌じゃ、ないですか?
 
(23) 2022/03/20(Sun) 22:22:19

【人】 高校生 三國萌々子


  ……もし嫌なら
  日乃輪様に、もうやめて下さい、って
  言いに行きませんか。

  迷惑です、って。

  そうすれば、神様も、雛として招くのを
  やめてくれるんじゃないでしょうか。
  現実に帰っても、おかしなことにならなくて
  済むんじゃないでしょうか。
 
(24) 2022/03/20(Sun) 22:23:58

【人】 高校生 三國萌々子


  私……私。
  貴女に優しくされて、嬉しかったです。
  
  だから。
  嫌なら、一緒に、嫌って言いに行きませんか。
  
  ……辛くないですか?

[私はそう言って、彼女の言葉を待った。
全部見当違いなら、私が恥ずかしくて痛いだけで済む。
当たってたとして、私の提案に何の意味も無い時も
きっとあると思うけど。

思ったこと、ちゃんと口にしないと
相手に伝わらないから。]*
(25) 2022/03/20(Sun) 22:27:33
隠り世・奥の院の宴席



  はぁ…はぁ……っ、は。

どくどくと脈打つ肉棒を彼女の身体に乗せながらも
 こちらの股のあたりが濡れる感覚がある。
 まじゅから零れた蜜ではなく、勢いの良かったソレは
 どうやら彼女は潮を噴いたらしい。

 舌をだらりと出して、蕩け切った表情の彼女を見ると
 可愛いなと、胸の中から愛おしさが込み上げてくる。
 しかし朦朧とした目は、少々刺激が強過ぎたのかも知れない。

 この状態の彼女を更に愛でるのも
 それはそれで良いかも知れないが……。]


  まじゅ?
  聞こえるか、大丈夫か?


[彼女の頬を軽く撫でて、意識を確認する。
 気を失ったというわけではないだろうけど。

 返事が無いなら、ちゅ、ちゅと
 彼女の頬や首筋、胸の谷間、お腹と
 色んなところに口付けをして。

 返事があるなら、軽く唇にキスをして彼女の頭を撫でる。]



  可愛かったぞ、まじゅ。凄く。
  
  ……流石に疲れた?


[彼女の体勢は既に元に戻していて
 まじゅの顔横に手を突きながら
 上からそんな言葉を投げただろう]*

【人】 気紛れ者 空木

─隠り世・奥の院の宴席─


[妖との後腐れのない悦楽を享受した後、ぶらりと皆の集う間へと足を向ける。
幾分軽くなった身体、気の重さは変わらない。
飽きず繰り広げられる宴、未だ理性を残す自分の方が間違っている気がしてくる。
其処に咲夜の姿がないことに、少しほっとする。
離れる間際に聞いた声、もっとうまく返してやれれば良かったのだが]


  ―――…、

[知らず、溜息が零れる。
結局自分は、何もできない]


  なんかもう、何も考えたくない……

[一角に腰を下ろし、また酒でも煽ろうかと迷う。
中途半端な理性など、この場では何の役にも立たない]
(26) 2022/03/20(Sun) 22:39:27
──隠り世・少し前の奥の院──

 
  は、はひっ……
  ん、ぁぁっ…♡ひっ、ひゃんっ……ァ、っ♡

[打ち付けられる強さが
どんどんと強くなっていって
身体の中の奥まで串刺しにされてるよう。

何度も突かれたからか
ぎゅぅぎゅぅと締め付けていた肉壺も幾らか力を抜き
男のものに快感を与えつつも、奥へ奥へと誘うように
その身体を開いていく。

同時に男の熱芯が奥を突くと
びく、っと身体が跳ねる。快感の波が
どんどんと間隔を狭めて、耐え切れないほどになっていく。]


  は、はぃ、…っ…
  た、楽しみます……もっと、もっと…
  愛してもらい、ます、……ぅっ♡

[じくじくと男の言葉は心を犯していく。
私の価値観を変えていく。
私を雛に仕立て上げていく。]



  
…………?


[ただその一言だけ。
今までの言葉とは異質で
私の心に唯一、棘のように刺さる。]



  あ、ひぅっ♡ひっ♡
  …ふぁっ、あぁっ、ぁ…ァッ…♡♡

[男の槍が奥深くに刺さると
私の身体に熱いものが流れ込んで来た。
同じ時に、私は身体を逸らし、びくん、びくんと痙攣する。
強い快楽と、仕掛けられた暗示によって
私の意識は霧が掛かり、朦朧とする。

暫くは大人しくしていて
私を
犯した
愛でた男は立ち去っていったのだろう。]


[その後、私が女性と話している時に
暗示が緩んだのは男の言葉があったから。

けれど彼が居なくなった後
神使の子の制止を押しのけて、私自身が
神様に愛でられるように誘惑をした。
それは、男が掛けた暗示故。
神使の子も、雛自身が望む事を強く止めることは
出来なかっただろう。

そうして暗示に綻びが出始めるまで
私は神様に愛でられ、後に至る。]**

―隠り世・奥の院―


彼女に呼ばれた子供たちが、言われるがまま彼女の求めに応じていく。
禊を口に含まれた子が、口を真一文字に結んで達する瞬間を遠ざけようとするが――…舌先で責められると、彼女の名前を呼んで果てた。
両手に握られた子が、上下に擦られる度、喘ぎ声を漏らす。
下腹に迎え入れられている子など、終始呆けた様子で、心ここにあらずと言った有様だった。

「――…まるで、我らの方が、咲夜様に魅せられているようですな。」

誰にともなく呟いた。
隠り世の住人たちが、皆で揃って咲夜という雛に縋っている。
そんな風にも思えてしまう。
それが彼女の天性の物なのか、仕込まれた物なのかはわからない。

子供たちが、口に、手に、あるいは彼女の胸に禊を擦り付けて、彼女の身体を染め上げる。
入れ替わり立ち代わり、彼女に導かれて達していく。
――誰も彼女を取り合って喧嘩などせず、律儀に彼女に誘われるのを待っている。
「彼女なら、待っていればちゃんと応じてくれる。甘えてもいい。」と、安心しているのだろう。

やがて彼女の腰の動きが早くなり、跨られた子が食いしばって耐えていたが、しばらくするとあっけなく果ててしまった。

「一通り、咲夜様にお相手して頂いたら、咲夜様を浴場へご案内するように。
誠心誠意、感謝を込めて洗身の手伝いをせよ。」

この場は任せても良いだろう。
子供の一人に言いつけて、あとは彼女に任せて去るとしよう。*

長寿桜の精霊 ユヅルは、メモを貼った。
(a13) 2022/03/20(Sun) 22:58:19

高校生 三國萌々子は、メモを貼った。
(a14) 2022/03/20(Sun) 22:58:34

【人】 雛巫女 サクヤ

 
──隠り世・暫し後の裏参道──

 
「そうね…。
 ここだけの快楽として切り離せるなら。
 私は止めない。
 愛でられるのが気持ち良いのは確かだもの。」
 
 
>>18大切なものがきちんとあると言う彼女。
>>19それでも、やめた方が良いとはっきりは言えなかった。
けれど、自分のように囚われかねない要素があったなら。
それは、よした方が良いと思えた。
きっと辛くなる。
でも、心地よさを割り切って得られるなら。
>>20そうして唇を重ねたけれど。
>>21柔らかな唇に押し付けて。そっと離して。
返された言葉にきょとん、と。
目を丸くして、ふふ、と笑った。
でも。

…でも。
 
(27) 2022/03/20(Sun) 23:00:50
─隠り世・奥の院の宴席─


…んっ……、んんっ……、は、ぁん…!
はっ……、ぁ…♡ ぁっあ、……♡


[暫く気が遠のいていたのか、快感でかじかんだような肌の感触に身を委ねていると、そこに優しい口付けが幾つも降り注ぎ、甘い声を吐きながら、視界を取り戻していく。]


…はぁ…っ……、はぁ……、んは…ぁ……
……うん、きこ、える……よぉ……


[鉄火色になるまで染まった顔をくたりと横倒しにしながら、眼だけを何とか狛の顔の方へ向けて、問い掛けに、そう返事をする。

荒くなった息はなかなか落ち着く様を見せず、身体を覆った熱もまだまだ冷める事はなく、汗が次々に流れ落ちていた。]

【人】 雛巫女 サクヤ

 
「…愛でられるのは、雛としての、在り方でしょう?」
 
 
嫌とか。嫌じゃないとか。
そんな考えには至れなくて首を傾げる。
笑みは消えて、心底不思議で。
 
 
「愛でられるのが、嫌なわけじゃないの…。」
 
 
でも。そう口にして。眉が寄せられる。
ぎゅっと瞳を閉じた。
唇を引き結んで、痛みを堪えるように。
そう。
気持ち良いことは、好きで。喜んでもらえるのは嬉しい。でも。
 
(28) 2022/03/20(Sun) 23:01:20

わたし……かわい、かった……?
え、へへ……、あり……がと……


[こんな恥ずかしい姿を見られて、それすらも可愛い等と言われたら、曝してきた醜態が頭を過り、恥ずかしさでまた顔を隠したくなったけれど。]


……うん、ちょっと、つかれた、かも……?
でも、まだだいじょぉぶ……。…その……
……すっごく、きもち、よかったの……
それまででいちばんが、何度も、何度もぉ…♡


[気持ち良かった、嬉しかった気持ちを伝えたくて、ふらふらの頭をもう一度彼女の上に居る狛の方へ向けると、照れ臭そうに、しかし幸せそうに笑いながら、そう言った*]

【人】 雛巫女 サクヤ

 
震える声で語るうち。
はらはらと目から涙がこぼれ落ちた。
でも、そっとそれを指で拭う。
 
 
「大丈夫。
 言いにいかなくても、貴方ならきっと。
 ここに溺れなければ大丈夫。
 …神社に近寄らなければ良いわ。」
 
 
そう言う私ときたら。
巫女としていたのは衣服からして分かるはず。
そこまで囚われているのだと。
そして選ぶのは最終的に自分になると。
 
 
「でも、貴方、お友達は…大丈夫?」
 
 
気になるのはむしろそちらの方。
確か誰かと共にいたはずと。
奥の院の方に視線を向けた。**
 
(29) 2022/03/20(Sun) 23:03:18
隠り世・奥の院の宴席


  ……ぉ、目を覚ましたか。
  可愛らしい寝言だったから
  もう少し聞いていても良かったけどな。

彼女の甘い声は耳に心地良かったからそんな事を。
 赤く染まった顔を見ると、彼女を気持ちよくさせることが
 出来たのだと分かってじんわりと嬉しく思える。
 
 彼女から汗が流れ落ちて、息も整わず
 体力をそれなりに奪ってしまったとも思うが
 そんな疲れた様子の彼女はどこか美しささえある。]


  まじゅは可愛かったさ。
  オレにとっては、十分。
  それは伝わっただろ?それだけ愛でたからな。

軽く笑いながらも彼女にはそう言って。
 まじゅの髪の毛を指先でくるり、と巻いた。]

 
―隠り世・奥の院―

 
一通り、ユヅル様に託された子らを相手して。
一人につき何度果てたのか。
全身が真っ白に染まり。べたべたとした雫を落とすほどになり。
それでいて、湯殿でもそれはまだ続く。
身を清める手伝いと言われながら。
湯殿で胸を舐められ、花弁を舌で清められ。
そうすれば互いに昂りもして、こちらも口や手で奉仕をして。
やっと身が綺麗になった頃には、だいぶ時間が経っていたかもしれない。**
 

走狗 狛は、メモを貼った。
(a15) 2022/03/20(Sun) 23:22:54

走狗 狛は、メモを貼った。
(a16) 2022/03/20(Sun) 23:23:20

【人】 高校生 三國萌々子

隠り世・暫く後の裏参道


  雛としての……
  でも、私達、雛じゃないよ…!
  私は萌々子、貴女だって名前がある…人間でしょ…?

[>>28私の言葉は彼女には届かないんだと思った。
不思議そうに首を傾げる彼女を見て、そう思った。
──けど。]


  ……?それ、なら。

[愛でられるのが嫌じゃないなら
じゃあ貴女がそうして、辛そうにするのは
他に理由があるの?

……その言葉を紡ぐ前に、彼女が口を開いて。
──私はその言葉を聞いて言葉を返せなかった。]
(30) 2022/03/20(Sun) 23:30:26

【人】 高校生 三國萌々子


[>>29気付けば彼女が涙を零してて
それを見て、私も涙を流してしまった。

私は見当違いだった。
でも今度はそれ故に何も言えない。]
(31) 2022/03/20(Sun) 23:39:27

【人】 高校生 三國萌々子


  ……ごめんなさい。
  ……わ、分かりました。

[>>29手の平で涙を拭って
未だにこちらの事を案じてくれる彼女に
そんな言葉を言う。]

  ぁ。
  ……真珠……そう、だ。
  
  ……っ、でも……。

[>>29私は視線を奥の院に向けつつも
目の前の彼女からも、離れるのがどうしても。
目線をあっちにこっちに彷徨わせて

ぎゅぅっ、と唇を噛んで、それでも何も言えなかった。
どうしよう、って顔に出しながら。]*
(32) 2022/03/20(Sun) 23:45:06
─隠り世・奥の院の宴席─


うん……、いっぱい、愛して…くれたぁ…♡
かわいかった、っていうのは……
あんまり、自信、ないけど……えへへ…


[優しく語り掛けられれば、大分と呼吸も落ち着いてきた様子で、ぽつぽつとそう零して返して。それでも呼吸の度に胸が大きく揺れて、まだ興奮も醒めてはいない事を表していた。]


…んはァ……っん……♡


[笑顔で髪を弄られれば、うっとりとした瞳に嬉しさを湛えて。彼を見詰めて。えへ…と笑おうとしたが、鼻と口から色っぽい吐息が漏れてしまい、それにもまた彼女は照れてしまうのだった**]

夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a17) 2022/03/20(Sun) 23:56:14

走狗 狛は、メモを貼った。
(a18) 2022/03/21(Mon) 1:39:14

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

ー本殿の裏ー


[萌々子と別れてから、随分と長い時間ここで一人佇んでいる。

今年の送り雛も、終わりが近づきつつあり、程なく皆何事もなく現世へ帰っていくだろう。
隠り世に囚われてしまっていなければ、だが。

提灯に火を灯す。
この提灯は、迷い人を寄せる光を放つ。
もし、現世と隠り世に迷う者がいるなら、この光に気付くはず。]*
(33) 2022/03/21(Mon) 8:04:05
夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a19) 2022/03/21(Mon) 10:45:13

【人】 気紛れ者 空木

─隠り世・奥の院の宴席─



  …いっそああなっちゃえれば、楽になんのかな。

[中には妖同士で戯れ合う姿も視界に入る。
狛が雛達に差し出していた葡萄と果実水、
ああいったものを自ら口にすれば、あるいは。

けれどどことなく、宴も佳境を過ぎた感を抱き始め]


  ──…このままここにいんのも、ありかと
  思ってたんだけどな。

[独り呟いて、手酌で酒を口に含む。
人の身には有限の時、さてどう過ごそうかと。
障子の隙間に覗く空には、未だ中天高く月が浮かび、
時間の感覚を狂わせる]
(34) 2022/03/21(Mon) 11:07:10
夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a20) 2022/03/21(Mon) 17:21:07

走狗 狛は、メモを貼った。
(a21) 2022/03/21(Mon) 17:35:13

【人】 夢うつつ 真珠

─隠り世・奥の院の宴席─


[もう、此処に来てからどれだけの時間が流れたのだろうか。
寝転がって天井を見上げていると、壁の装飾の隙間から、星がちらりと見えた。]


 ヒノワさま……、わたし、ここに、残ります…。
 狛と、いっしょに……。だから、どうぞ……
 よろしく、おねがいします…。

 萌々子ちゃんのことも……
 いやなこと、ないように…
 …してあげてください…ね。


[ぽつりと呟いた声は、果たして神様に届いたのだろうか。
視線を元に戻せば、目の前には笑った顔の狛がいて。

照れたような、少しむくれたような、なんとも言えない顔で笑い返すと、そっと彼の唇に、顔を寄せた**]
(35) 2022/03/21(Mon) 20:32:46
夢うつつ 真珠は、メモを貼った。
(a22) 2022/03/21(Mon) 20:36:07

【人】 走狗 狛

隠り世・奥の院の宴席


>>35まじゅが、天井を見ながら
 呟く言葉を隣で聞いていた。
 見ていると自然と笑みが浮かぶのは
 まじゅだからだろう。

 こちらを見た彼女が、色々と混ざった笑みを浮かべ
 オレは応えるように彼女の唇に
 自らの唇を重ね合わせて
 やはり柔らかく笑うのだった]
(36) 2022/03/21(Mon) 21:23:40

【人】 走狗 狛


[その後は彼女の衣服を整え
 (切断された服も合わせると元通りに)
 簡単に彼女の身体を拭いて、綺麗にして
 喉を潤すための飲み物を貰うことにした。

 彼女の隣にいて、その手を握っていたけれど
 もし彼女に誰か用があって
 話しかける者がいるなら
 まじゅに会釈して、多少離れると思う。]**
(37) 2022/03/21(Mon) 21:26:31
走狗 狛は、メモを貼った。
(a23) 2022/03/21(Mon) 21:32:49

【人】 走狗 狛

─隠り世・奥の院の宴席─

[サクヤや、ミヤビは何をしているだろうとふと思う。
 見渡してサクヤの姿は見えず
 ミヤビの匂いはするが、オレは上手く見つけられなかった。]


  ……。


[楽しんでいれば良い、と思ったが。
 ミヤビは>>0:111良い所と思ってくれる、と予想はしたが
 来てみないと分からないこともあるだろう。

 オレの名前を、好い響きだと言ってくれた
 彼は、隠り世をどう思ったのだろう。]*
(38) 2022/03/21(Mon) 21:38:56

【人】 走狗 狛

──隠り世:とある妖の話──

[日乃輪様の宴において
 >>1:n2巫女服姿の子供の他に
 同じように和服を着て、あくせく働く者もいた。

 尻尾をゆらゆらと、頭には耳を生やし
 人間で言えば中学生ぐらいの子供にも見える男の子は
 食事の用意だったり、雛達の必要とするものだったりを
 用意するために忙しく走り回る。

 途中、格子窓から見える外の天を見上げて
 ふと、想いに耽る。]
(39) 2022/03/21(Mon) 21:45:37

【人】 走狗 狛



  《咲夜様、お元気でいらっしゃるでしょうか……》


[そう、呟いて足を止めていたのも束の間。
 『おーい、夜天、こっちに来い』と
 違う神様から呼ばれて、ただいま、と応えると
 犬の妖である子供は、風のように走っていくのだった。]**
(40) 2022/03/21(Mon) 21:48:54

【人】 気紛れ者 空木

あちらこちらで聞こえていた嬌声もいつしか鎮まり、宴の終焉の気配に顔を上げ、立ち上がる。視界に入れないようにしていた姿を、今は敢えて探す。
人垣──というには人ならざる者が多勢を占めるが、その奥に、二人寄り添い手を繋ぐ姿>>37
長い髪の少女が階段で見かけた時と変わらぬ装いなことに、内心で盛大にほっとしながら]

 
  よ。おめでとう、でいいんだよな?

[異界に住まう彼のこと、恐らく気配で知れるかとは思ったが、肩を指先でつついて、少女の傍らに座す彼を見下ろす]

  可愛い子じゃん、良かったね。
  お幸せに?

[少女にも微笑みかけてから、一言二言、彼と言葉を交わしただろうか]
(41) 2022/03/21(Mon) 22:22:43

【人】 気紛れ者 空木

[去り際に、ふと思い出したように]

  そういや、名前。なんて書くの?
  狛犬の、狛?

[当たりをつけて、改めて名を問う。
人の世に戻れば今の記憶は無くしてしまうのかも知れないからと*]
(42) 2022/03/21(Mon) 22:23:37

【人】 走狗 狛


  おぉ、ミヤビ。
  ……?
  何がおめでとうなんだ?

>>41宴席に居れば、見知った顔から声が掛かる。
 おめでとう、と言われると不思議そうに首を傾げる。
 そう言った意味合いの言葉にまだ慣れてないだけなのだが]
(43) 2022/03/21(Mon) 22:46:03

【人】 走狗 狛


  名前?狛だぞ。
  書く……あぁ、書く、漢字だな?

  そうそう、狛犬の、狛。
  知ってるか、こう書くんだぞー。

>>42オレは自分の手のひらに、うにうにと
 線を引いて、オレなりに狛、と書いたつもりだ。
 ミミズがのたうってるだけに見えるかもしれないが]*
(44) 2022/03/21(Mon) 22:48:15

【人】 雛巫女 サクヤ

 
──隠り世・暫し後の裏参道──

 
「もし。そのこが、ここに残ることを選んでも。
 幸せなら良いと思うの。
 …人の世に生きることだけが、幸せではないのだし。」
 
 
>>32私のことを案じてくれるほど、優しい子。
けれど、広間で見た彼女の友人は。
どちらかと言えば、この状況を好んでいるようにも見えたから。
私には、それが心配で。
けれど。
それもまた幸せの形だろうと。
ほんの少し、困った顔で笑った。
 
 
「あの子が。ここに残ることを選んでも。
 貴方と一緒に人の世に戻るのだとしても。
 貴方は、貴方の幸せを一番に考えて。
 …もちろん、貴方が残ったとしても。」
 
 
私は、それも一つの幸せだと思う。
どちらも強要はできない、と。
彼女の手をほどき。
空を見上げて、歩き始める。
 
(45) 2022/03/21(Mon) 22:56:20

【人】 雛巫女 サクヤ

 
「自分で道を選べるのが、きっと、
 一番幸せなのかもしれないもの。」
 
 
誰かに誘われるよりも。
誰かに導かれるよりも。
 
でも。わたしは。
 
 
ね、と笑いかけて、歩き出しましょう。
空を見上げて。月を眺めて。
答えにならないことしか言えないまま。*
 
(46) 2022/03/21(Mon) 22:56:36
雛巫女 サクヤは、メモを貼った。
(a24) 2022/03/21(Mon) 22:58:11

【人】 気紛れ者 空木


  ……ん?
  ああそっか、『可愛い』もよくわかってなかったんだもんな。

[不思議げに首を傾げる様子に、思わず笑って>>43
そんな彼がどうやって少女を口説き落としたのだろうと笑みを深める]

  番、見つかったんだろ?だから、おめでとう。
(47) 2022/03/21(Mon) 23:04:24

【人】 高校生 三國萌々子

──
隠り世・暫し後の裏参道
──

  ……ぅ、ぇ?

[>>45彼女の言葉は、想像していなかったもので。
隠り世に残って、幸せになるなんて
そんなことがあるんだろうかって。

でも彼女の困った顔の笑みを見たら
何も言えなくなってしまう。]


  ………わ。分かりました。
  で、でも……。

[『貴方は、貴方の幸せを一番に考えて。』
そんな言葉を言う彼女にこそ
その言葉を言ってあげたい気がして]
(48) 2022/03/21(Mon) 23:08:52

【人】 高校生 三國萌々子


  ……はい。

[>>46けど、上手く言葉に出来ずに
私は眉を寄せながら、込み上げてくるものを堪えながら
ただ一緒に歩いていくことしか出来なかった。

そのまま奥の院まで歩いて、たどり着いて
私が彼女と別れる前に
もう一度振り返って。]
(49) 2022/03/21(Mon) 23:11:10

【人】 高校生 三國萌々子


  私、三國萌々子って言います。
  ……貴女のお名前は…?

[そうして彼女の名前を聞けたのなら。]
(50) 2022/03/21(Mon) 23:12:08

【人】 高校生 三國萌々子


  ちゃんと自分の幸せ、一番に考えておきます。

  
  でも、貴女の幸せも祈ってます。
  ……どうか、お幸せに。


[その言葉が皮肉にならないような、そんな未来が
彼女に訪れますように、と。
そう言ってから、私は友達を探そうと
ぺたぺたと歩き始めていった。]**
(51) 2022/03/21(Mon) 23:14:07

【人】 気紛れ者 空木

[狛犬の狛、で頭の中では変換できていた訳だけれど。
掌を覗き込み、描かれる曲線を眺め、面の下で目を細める>>44]

  狛は、祭りの時しかこのへんにいないの?
  ああ、神社ってことだけど。

[そうであれば、逢う機会も最後だろうかと考え問うてみる]
(52) 2022/03/21(Mon) 23:14:12
高校生 三國萌々子は、メモを貼った。
(a25) 2022/03/21(Mon) 23:15:37

高校生 三國萌々子は、メモを貼った。
(a26) 2022/03/21(Mon) 23:15:59

【人】 走狗 狛


  番……。
  そう言うわけじゃないぞ、まだ。
  でも、そうだな。
  いつかそうなりたいから、その通りだ。

>>47なるほど、と彼の言葉に頷いて
 オレは仮面の下でにこりと笑う。
 目元も緩んだから、分かるだろう]
(53) 2022/03/21(Mon) 23:19:15

【人】 走狗 狛


>>52文字が書けるのは、凄い事だと思ってたから
 オレはミヤビにちょっと自慢するように
 手のひらに書いて、見せたのだった。]

  そう言えばミヤビは
  どんな風に書くんだ?
  それに、名前の意味、っていうのもあるのか?
  
  祭りの日以外に?
  いや、居るよ。
  神社の中でしか会えないだろうけど
  神社の中なら割といつでも。
  普段は警邏の仕事についてるんだ。

[風のように走り回ることが多いため
 普段なら目にすることは稀だろうが
 知り合いが居るなら、割と簡単に会えるだろう。]*
(54) 2022/03/21(Mon) 23:22:29

【人】 雛巫女 サクヤ

 
「咲夜。咲く夜とかいて、咲夜よ。
 萌々子ちゃんね、ありがとう。」
 
 
>>51彼女には。変に重い話を聞かせてしまったかもしれない。
でも、ごめんなさいとは言わなかった。
素直に、彼女の言葉を受け止めて。
幸せを祈ってくれるその言葉をそっと受け止める。
けれど。
 
その形が。どんなものだったのか。
見つめ直せば苦しくなるのも、知っていた。
 
(55) 2022/03/21(Mon) 23:24:50

【人】 雛巫女 サクヤ

 
──わたしの生き先──

 
──────── 結局。
 
 
わたしは、奥の院に戻り。
今は宴の隅っこで、ちびちび、お茶を飲むなどしている。
私は、決めていた。
心のどこかで結末を自分で決めていた。
 
 
今回が、夢の終わり。
もうこの宴に誘われる事はないと思う。
では、どうするのか。
かくりよで生きていくのか。
ひとの世で生きていくのか。
 
 
私は、決めていたのに。
結局一人では決められなかった。
 
(56) 2022/03/21(Mon) 23:25:37

【人】 雛巫女 サクヤ

 
もし。
誰かがたった一人の私を求めてくれたら。
…見つけてくれたら。
そう、人の行動で自分のことを決めようとしていたのだから。
 
 
そして。
何も、なかったなら。
生きにくくても、どんなに辛くても。
人の世に戻らなければならないだろうと。
決めていた。そう、決めていた。
 
 
雛として生きて。欲に溺れる事はできても。
心にぽっかり空いた穴を。
かくりよで埋める事は難しいから。**
 
(57) 2022/03/21(Mon) 23:26:10

【人】 気紛れ者 空木



  え、違うの?

[傍らの少女の手前、一瞬焦ったが>>53
すぐに続いた言葉。願い。]


  じゃあやっぱり、“おめでとう”だな。

[仮面の下で和らぐ彼の眦を見留め、改めて祝福を]
(58) 2022/03/21(Mon) 23:40:13

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

―夢の終わりへ―


「――…隣、貰うよ。」

宴の隅で、ようやく目当ての人物>>56を見つけ出し、となりに座り込む。
彼女とは、話をつけなければならない。
彼女の夢の終わらせ方を、見届けなければならないから。

「君は、雛として愛でられるのは好きかい?
こちらの世界は、好きかい?
――僕を、恨んでいるかい?」

ずっと、聞くことが出来なかった。
彼女を、雛として仕立てた事が、果たして正しかったのか。
別の生き方があったのではないか。
(59) 2022/03/21(Mon) 23:48:20

【人】 白い大蜘蛛 カガリビ

「僕は、人の愛し方がわからない。
僕は、最初から人ではないから。

だから、君を「雛」として愛した。
――心のどこかで、間違っていると気づきながらね。」

だからこそ、これは夢だと何度も繰り返した。
忘れるように仕向け続けた。

その結果が、現世で彼女を不幸にした。
自分の弱さの代償を、彼女に払わせてしまった。

「――なぁ、咲夜。
現実の世界に、君の幸せはあるかい?
幸せに生きていけるかい?

もしも違うなら、僕は――…」

その先は、言葉にならなかった。
ただ黙って、彼女の答えを待っていた。*
(60) 2022/03/21(Mon) 23:48:28
白い大蜘蛛 カガリビは、メモを貼った。
(a27) 2022/03/21(Mon) 23:50:47

【人】 気紛れ者 空木

[どことなく誇らしげな様子。それは、同性であっても可愛らしく映るもので>>54
狛の空いている方の手をとって、掌に大きくはっきりと書く]

  雅はね、こう書くんだよ。ちょっとややこしいけど。

  …ああ、意味?
  風流とか、あとは。正しく善いこと、かな。

[今となっては両親の込めた想いは知る由もないが。
昔学校で、名前の意味を尋ねる宿題が出された時に調べた字義を、諳んじる。
今生の別れかと思って問うた答えは、意外なもので。
ぱち、と目を瞬く]

  あ、いるんだ意外と。
  俺がここに来れば会えるんだ?そっか。

  じゃあ、またね。狛。

[そうして、何時かと同じ挨拶を**]
(61) 2022/03/21(Mon) 23:56:58

【人】 走狗 狛


  そうか、そう言う時は
  おめでとう、と言うんだな。
  
>>58覚えたぞ、と
 手のひらに、ぽんと、もう片方の拳を置いた]

  ………!
  凄いぞ、全然覚えられない…!!

  ふんふん、色々意味があるんだなぁ。
  ふぅりゅうか。

[なるほどな?と首を傾げつつも
 しかしこれで彼の名前を忘れることはないだろう。
 書き方も(難しいけど)、意味も、音の響きも覚えたから。]
(62) 2022/03/22(Tue) 0:07:19

【人】 走狗 狛


  そう。神社の敷地内ならな。
  いるぞ、意外と。
  元々居るんだけどな、そっちが見えないだけで。

  あぁ、またな。雅。

>>61そうして手を振り、彼と別れる。
 また会えると当然のように思いながら。]*
(63) 2022/03/22(Tue) 0:08:55

【人】 高校生 三國萌々子

──隠り世・奥の院の宴席──

[赤の袴に、シャツと言うアンバランスな服のまま
ぺたぺた、と床を歩きながら友達を探す。

そういえば祭りの時も、彼女を探してた。
はぐれてしまって、その後になんとか合流出来て。

今回は見つけられないかもしれない。
そう思うと私は半ベソをかいてしまう。
周りの神さまは手は出してこないけど
見つめてきて怖いし。

>>35そんな中、彼女を見つけることが出来ると
私はぱっ、と顔を明るくして
目元を拭うと、彼女の元に。

>>37ただ隣に仮面をつけた男の…
多分、神さまなんだろうけど……
それを見つけると、怯えて、少し距離をとる。]
(64) 2022/03/22(Tue) 1:50:27

【人】 高校生 三國萌々子


  ……真珠ちゃん!
  良かった……無事だった。

  一緒に、帰ろ!
  私たちの、世界に…っ

[>>29咲夜さんの話を聞いた所では
それに私が元々知ってる話も合わせると
日乃輪様と話す必要もなく、祭りは
時間さえ経てば、そこに残ろうとしなければ
自然と現世に帰れるのだけれど。

でも、帰ろう、と言いたかった。
早く、この世界から抜け出したくて。
私は、私はここが怖いと思ったから。]
(65) 2022/03/22(Tue) 1:55:55

【人】 高校生 三國萌々子


[けど隣の神さまが……
よく見ると>>37真珠ちゃんの手を握ってた。

不思議だった。

それは私が隠り世に訪れる前
日乃輪神社で、>>0:72>>0:83真珠ちゃんと
手を繋いでいたから、余計。

だから。
私は彼女の手を、今は取ることが出来なかった。]**
(66) 2022/03/22(Tue) 2:00:26