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人狼物語 三日月国


208 【R18】たこ焼き焼けたよ

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視点:


[犠牲者リスト]
とある書物

二日目

本日の生存者:海瑠、翡翠、 、芽衣以上4名

瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a0) 2023/04/19(Wed) 23:07:46

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a1) 2023/04/20(Thu) 0:10:06

[君に抵抗する力が残っていないのをいい事に、仰向けにした君の股を開いて恥部に舌を這わす。制止の声は届いたが、聞き入れるつもりはまったくなかった]

 びちゃびちゃだから、舐めて綺麗にしなくちゃ
 …俺の
ちんぽ
を咥えて離さなかったくせに、
 今さらダメとか言うなよな

[君の手が置かれた頭を上げ、股ぐらから目元までを覗かせると、情欲に濡れ光る眼差しで君を見上げる。

 
───ねぇ、君は今どんな顔をしているの?


君の表情を確かめた後は再び顔を伏せ、両腿の間に挟まれるようにしながら、忙しなく頭を上下に動かす。
襞の間に舌を押し当て、柔らかな肉の花びらを下から捲り上げる。繰り返す動作を早めると、犬が水を飲む時のような音が、そこら中に響き渡る]


 すごいね、…舐めて綺麗にしたいのに、全然止まらない…
 君の愛液ジュース、どこから出てるの…?

[濡れた口元をそのままに、言葉通り確かめようと左右の
親指でそっと花びらを開き、内側を探す。
君自身も間近で見た事がないような場所を、欲望に従って
隅から隅までねめまわす]

 君のココ…ピンク色ですごい、かわいい…
 あと、ここ、触ってもいい…?

[舌で散々舐めまわしていた時も、ここまで届いて
いなかったと思う。
恥丘の下にある、ぷっくりと小さく膨れ上がったココ。
充血しきって、触れたらすぐに零れ落ちそうだ。
吸い寄せられるように近づいてキスすると、舌先で
撫でるようにして舐める。

あ、ゴメン。触るんじゃなくて、舐めていい?って
聞けば、良かったね。*]

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a2) 2023/04/20(Thu) 1:45:34

[で、すっとぼけてしていい?って聞いたところが
陰核クリトリスだってことはわかってる。
舌先でいい子いい子って撫でた後は、唇を閉じてそっと
キスをしてみたり]

 ふふ、…どんな感じ?気持ちいい?

[舌を這わせて濡らした所に、ふぅっと息を吹きかける。
あ、さっき君が俺にしてくれた事で、君にもしたいって
思ったの、あったな。
の事を思い出すと、唇で恥丘をふわっと食む。
君の恥毛は細くて柔らかくて、何だか優しい気持ちに
なるな
…かわいい。

はむはむと、食べちゃうみたいに口を動かして辺りを
回ったら、再び陰核の方に戻って、軽く歯を当てる]

[再び顔を上げ、君の脇腹の横に左手を突くと、
上体を君の方へ寄せる。
君の表情かおを見下ろしながら、笑って頷いてみせたりする]

 なるほどね…、さっきの君の気持ち、すごい分かるな…
 食べる時、色々試したくなるね…

[わざと舌なめずりしてから、右手を口元に運んで
指先を口に含む。
唾液を纏わせてから外すと、手を下ろして
君の恥部へと向かわせる。

今さらこうしなくても、君のココは既に濡れまくってるけどね。
何だか浮かれまくってるな、俺。
君が愛しくて、欲しくて、たまらない。]

[中指と薬指の先をつぷ、と膣口に潜り込ませる。
ゆるゆると前後に動かしながら、時々拡げるように中を掻き回して、少しずつ進む。
指の付け根まで入ったら、君の反応が大きく得られそうな場所を探してみよう]

 海瑠ちゃんのイイ所、教えてくださいね

[なんちて。俺も大概頭おかしくなってるんで時々バグる。
君の声が大きくなったら、そこを中心に強めに押してみよう。
お留守になってる親指で、君のクリにもタッチしようかな。

君を幸せにして、]

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a3) 2023/04/20(Thu) 8:00:11

[舐めて綺麗に、とか、そんな事ある訳ないし、
じゃあいいかなんてならないし、
また卑猥な事を口にする彼に眉が寄ってしまうが、
浮かぶ表情は嫌悪ではなく、戸惑い、それから、]


 (そんなところ舐められたら、
  どうなっちゃうんだろう……)



[未知への小さな恐怖と、それに覆われ隠れる確かな期待。
彼の淫靡な瞳の光で、心の内が見透かされてしまった様な気持ちになったけれど、
彼が再び顔を伏せるまで視線は逸らせなかった。
これからすごい事をしようとしているのは、先輩。
大好きな人のしようとしている事だと、
顔が見えた事で改めて認識すれば、
許せる様な、受け入れたくなる様な気持ちが大きくなって、
抵抗する気持ちは逆に薄れていく]

[彼の頭にゆるく乗せたままの手が、腰と一緒にびくりと跳ねる。
襞を捲る感触は指とも違って、熱くて、ぬるっとしている。
姿形は見えないけれど、彼の舌を想像して、一層感じてしまう。
段々とその刺激が与えられる間隔が短くなれば、
ぴちゃぴちゃといやらしい音を立て始める]


  あっ、ぁ、 あっ、あっ、 う、
んん……



[びくびくと身体が震えるのも、声が上がるのも、
触れられてもいないのにキャミソールの下でふくりと勃つ乳首も、閉じたいのに勝手に開いてしまう足も、止まらない愛液も、
全部が「気持ちいい」と体現している。
はしたないって思う羞恥心だけではもう、制御できなかった]



  ぃや……拡げない、で……


[親指で開かれたそこは自分でも見た事のないところで、
変だったらどうしようという心配もあったけれど、それ以上に拡げられる感覚と刺さる様な視線にぞくぞくと背が震える。
桃色に熟れた入り口はひくりと物欲しそうに揺れていて、
その上の更に熟れた芽に触れられると、]


  ひぅ、っ ぁ、あぁ、 


[優しく触れられるだけで可哀想なくらい反応してしまうのに、
舐められると訳がわからないくらい気持ちよくて、
腰が浮いてしまうのが止められなくなる。
いつの間にかぽろぽろと涙が零れていて、気持ちよすぎて泣いてしまう事ってあるんだと、頭の片隅で思う。
優しくキスをされたって、
宥められるどころか感じてしまって、少し怖いくらい]

[どんな感じかと尋ねられると
息を落ち着かせればいいのか適切な言葉を探せばいいのかわからなくて、どっちも半端なままで口を開く]


  ……おかしく、なっちゃいます……


[答えになってない気もしたけれど、
意図的にかけられた息にぴくっとまた震えてしまう。
下生えが軽く引っ張られる感覚に顔を持ち上げて、
ちらっとだけど、赤い毛を口に含んでいる彼の様子が窺えた。
くすぐったい感覚と共に、見てはいけない光景を見ている様な感覚にくらりとする]


  ぁ……、 い じわる……


[同じ事をするなんて、と口では言うものの、彼の頭に置いた手で、髪を梳く様に撫でる。
こんな事をされて、愛おしさを感じるなんておかしいだろうか。
愛おしさを表す為に頭を撫でるなんて、おかしいだろうか。
茂みを荒らされた後で充血した芽を食まれたら、
もう、彼が知らないところはないんじゃないかと思った]

[股の間から頭を上げて身体を起こした彼の顔を、ぼんやりと見つめる。
色々して、されて、身も心もふわふわしていてこのまま目を閉じたら眠ってしまいそうな気さえしたけれど、彼が笑って話し出したらどきっとして、一気に現実に引き戻された。
舌なめずりをして指先を含む様子をどきどきしながら見守る。
指の行き先は視線で追わずともわかってしまう。
彼の滑りを足さなくても音を立てて指を咥えるけれど、
唾液が混ざる事に駆り立てられるものはある]


  あ、っん……、


[一気に二本挿入っても問題ないくらい濡れている中を掻き混ぜられて、きゅ、とシーツを掴む。
入り口から奥までずっと気持ちよくてゆらゆらと身体がはしたなく揺れるけれど、シーツの皺が深くなる時は悲鳴の様な甘い声が上がって、腰も大きく震える]


  ……、そ、こ……


[反応から察せられてしまうだろうけれど、
教えてって言うから、恥ずかしいけど、
好いところを頼りなく口にする。
強く押されるとびくびくと身体が震えて、もっと恥ずかしくなって、親指が膨れた芽も責めると、一際大きく跳ねた]

瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a4) 2023/04/20(Thu) 16:04:02

【人】 瀬戸 海瑠

― 少し先の話:成人の日 ―

[その日は成人式があるという事で、始発で一人地元へ向かう。
なんかこないだも帰った気がするけど、まぁ日程上仕方ない。
両親も短期間で娘に会えるのは嬉しいらしかった。

母が着付けができるので、予約をとって前乗りして朝から着物屋へ行って美容院へ行って……としなくて済むのは気が楽だった。
それでもそんなに時間はないから、大急ぎで準備をする事になったけれど。
「翡翠さんは今日は来ないの?」と母がせっせと手を動かしながら着付け中に聞いてくる。
流石に、来てもらっても手持ち無沙汰にさせてしまうかもしれないし、と真っ当な理由を返したら、着付けもヘアメイクも済んだ姿をスマホで撮影してくれた。
「写真送ってあげたらきっと喜ぶから」と笑う母に、]


  先輩も、撮って送ってって言ってた。


[と、彼女とよく似た笑顔で応えた]
(0) 2023/04/20(Thu) 21:56:33

【人】 瀬戸 海瑠

[「それにしても翡翠さん、かっこいいわよねえ」なんて、着付け道具を片付けながらうっとりとしている母を背に、
翡翠先輩にLINEを送った。
同級生に見せる前に、振袖姿の写真を見せたかったので。

鮮やかな青を基調とした総絞りの振袖。
一見地味で古風に見えるそれは、かなり手間のかかる職人業の施された着物で、瀬戸家にあるもので一番高価と思われる。
この振袖は祖母のもので、背丈があった彼女のものを、同じくらいの背に伸びた自分が引き継ぐ事になった。
……今日の一回くらいしか着れなさそうだけれど。


髪は三つ編みにしたものを低めにまとめて、毛先は軽く巻いてもらった。白い花とつまみ細工の飾りが髪色によく映えると、自分でも少し鏡に見惚れてしまった]
(1) 2023/04/20(Thu) 21:57:54

【人】 瀬戸 海瑠

[そして成人式の会場に顔を出せば、
見知った顔、懐かしい顔が揃っていた。
久し振りー!と笑顔で寄って来てくれる女の子もいれば、誰かと思った!と驚いている男の子もいた。

「元気?」「元気だよ」「東京って楽しい?」「賑やかだね」「いいなー都会」なんて会話を交わしたのち、「恋人できた?」なんて聞いてくる人がいた]


  えっと……一応。


[「一応」なんて言ってしまったのは、
恋人というか、婚約者だけど、と思ったから。
話を聞いていた男子が
「相手男?女?」なんてにやにやしながら聞いてくる。
何か嫌な感じだなと思いながら答える前に、

「男の人でしょ?海瑠、こんなに女の子らしくなったんだし。」

と、馴染みのある声が後ろから聴こえた。
振り返ると、想像していた姿───いや、記憶よりもずっと大人びていて、赤い振袖姿が艶やかな女の子が立っていた]
(2) 2023/04/20(Thu) 22:01:39

【人】 瀬戸 海瑠



  芽衣……久し振り。


[助けてくれた事より、懐かしさに心をうち震わせながら、彼女の側へ歩き出す。
にっこりと笑う姿は昔の面影が濃い。
手の届くところまで近寄ると、
彼女の方から両手を握って来てくれた。

お互い懐かしさに相手の顔をじっと見つめ、「うん、久し振り、海瑠。」と彼女が応えた後、
「きれいになったね」
という台詞が、ハモってしまった]
(3) 2023/04/20(Thu) 22:03:12

【人】 瀬戸 海瑠

[幼馴染の芽衣。
同い年で高校まで一緒だった女の子。
進学で遠くへ行ってしまったから、
ここへはなかなか帰っていないらしい。
自分がスマホを持つ前からパソコンでメールのやり取りはしていて近況は知っていたけれど、会うのは本当に久々だ。

式が終わって写真を撮ったり談笑を楽しんだ後は、彼女と喫茶店に入った。

「可愛くなっちゃって。」とにこにこ……というよりにやにやした感じでつついて来たが、彼女の場合は嫌味がない。
「私がかっこいいって言ったら、かっこいい格好ばかりしてたのに。」とちょっと淋しげに彼女が笑うから、]


  似合わない?


[と聞いたら、「全然!似合ってる!」とからりと笑う。
退魔士の力に目覚めたのは彼女を救った時だったから、彼女にはある意味感謝しているし、彼女を守れた事を誇らしく思うし、彼女に何かある時は守りたいと思っている。
かっこいいと言ってくれた彼女に応えたくて、そういう格好をしてきたのも事実だ。
そんな自分が、可愛いものを何となく好む様になって、翡翠先輩と出逢って恋をして、女の子らしい格好をしている訳だから、芽衣にとっては、幼馴染が変わっちゃったって、思うんだろうな。

人の機微に鈍い自分だけど、
彼女の事だけは、少し、わかると思う]
(4) 2023/04/20(Thu) 22:07:49

【人】 瀬戸 海瑠

[「結婚式には呼んでね。友人代表で挨拶してもいいよ。」と笑う彼女には、是非お願いしたいと頷く。

別れ際、
「退魔士って大変だと思うし、名家に嫁ぐのも大変かもしれないけど、頑張ってね。」と、ちょっと真面目な顔の彼女が、日も沈みかけた町中にも眩しくて、目を細めた]


  芽衣も……
  大変な時、必ず呼んで。
  守るから。


[大切な幼馴染の手を握ったら、
泣きそうな顔をした彼女が身を寄せてきて、
きゅう、と抱きしめられる。
自分よりも小さな身体を受け止めて……
多分、お互いにかける言葉を探していた。

その時、偶然通り掛かったのは、同じ成人式に出席していた男子のグループ。
ヒューヒューとこちらを揶揄う下手な口笛に、
「ばーーか!!!」
と芽衣の怒鳴り声があたりに響く。
ちなみに声が可愛いタイプなので、怒鳴ってもあまり凄みがない。
でも、彼らを退散させるには十分だった様だ]
(5) 2023/04/20(Thu) 22:10:34

【人】 瀬戸 海瑠

[変な間ののち……ふふっと一緒に吹き出した。
帰ろうか、と彼女を促して、慣れない草履の小さな歩幅で歩く。
ここから家までの道のりに彼女の実家があるので、自然と送って行く様なかたちになる。
ただそれだけの事だけど、
彼女はとても嬉しそうだった。

またね、と手を振り合い、
こちらの姿が山道に消えるまで、
彼女は家の前で見送ってくれていた]
(6) 2023/04/20(Thu) 22:11:03

【人】 瀬戸 海瑠

[実家に着いて振袖を脱いだらほっとして、ハードなスケジュールだったからかそのまま寝てしまいそうになったけど、
「ほらもう帰るんでしょ」と母が叩き起こしてくれた]


  あ、先輩にLINEしよう。


[朝に続けて送った写真は、幼馴染の芽衣とのツーショット。
それから、「今から帰ります」と短いメッセージ。

母はお金と、「翡翠さんへ」と書いた手土産を持たせてくれた。
お年玉をもらったばかりなのに渡されたお金に困惑していると、「初めての彼氏だから色々入り用でしょ?」と耳打ちしてくれた。色々……色々?色々って、なんだ。
ちょっと照れくさそうにありがとう、と伝えて、
我が家を後したた]
(7) 2023/04/20(Thu) 22:16:38

【人】 瀬戸 海瑠

[夜になる頃に寮へ辿り着いたら、
真っ先に翡翠先輩の部屋に行って、]


  お土産です。


[と、母からの荷物を渡した。
中身は宮城県名物のカスタードクリームが入ったお菓子と、
「翡翠さんはこの月のお菓子の様にきれいですね」なんてラブレターみたいな一文から始まる愛情のこもった手紙だった。
翡翠先輩が実家に挨拶に来てくれた時から彼を気に入ってくれていた事はわかっていたけれど、便箋五枚も綴るのはびっくりだ。
海瑠をお願いします、といった文も入っていたが、
大半が翡翠先輩を褒める様な内容で、
なんか……母がすみません、と目を逸らしただろう。*]
(8) 2023/04/20(Thu) 22:16:50
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a5) 2023/04/21(Fri) 0:01:48

【人】 瀬戸 海瑠

― また少し後の話:冬のとある日 ―

[冬休みが終わる少し前、
早めに寮生活に戻って来たルームメイトが
大量のお土産を持ち込んだ。
それは同室の自分にだったり、他の友人だったり、仲の良い先輩にだったり、尊敬する教師陣にだったりするほど彼女の交友関係は広い。そんな彼女はやはり最初に花瓶>>0:7に気付いた。

「海瑠が……?」とこっちを見つめる眼差しが首を飾るネックレスに気付いた様だったから、]


  ぁの……
  北神翡翠先輩と……
  付き合う事になった……


[と、先に打ち明けた。
部屋にあげてる訳だし、同室の彼女に知らせないのは不誠実だと思ったから、彼女には嘘をつかない事にした。

えーーっと外にまで響きそうな大声で叫び声を上げたから咄嗟に口を塞いだ。手を外してもなんでどうしてどういう経緯で?と矢継ぎ早に聞いてくるから、落ち着かせながらもゆっくり順を追って話した。
段々と興奮を収めたが、目がきらきらしている彼女が最後まで話を聞き終わると、
「海瑠の誕生日プレゼント先に買わなくてよかったわ」と笑う]
(9) 2023/04/21(Fri) 0:05:28

【人】 瀬戸 海瑠



  どういう意味……?


[立ち上がった彼女を仰ぎ見たら手を引っ張られて、
「買い物に行きましょう」と連れ出された。

曰く、北神先輩に喜んでもらえる様な、かわいいものを買いましょう、との事だった。そうして彼女と一緒に買い物に行って、誕生日プレゼントにと贈られたのは、白いもこもこのルームウェアだった。
ワンピースタイプですごく可愛らしいそれは、翡翠先輩を彷彿とさせるきれいな翠色のボタンがあしらわれている。
彼女のセンスに脱帽しながら、他にかわいいものが揃っているお店を色々教えてもらった。

下着かわいいのにすると、男の人って喜ぶわよ、
ともこっそり教わった。
……あんまりこういう話をしてこなかったから知らないのだけど、念の為、彼女に恋人はいるのかと聞いたら、学園外にいると教えてくれた。
それから、「部屋に北神先輩を連れ込むのはOKだからね」とも教えてくれた。
部屋の扱い方に、信を置かれているのだと思った]
(10) 2023/04/21(Fri) 0:05:39

【人】 瀬戸 海瑠

[それからあっという間に新学期が始まって、
翡翠先輩と簡単に逢う事ができなくなった。

……いや、逢おうと思えば、食堂とかで逢える。
でも人目があるし、何より逢える時間は格段に少ない。
その事に憂いを感じて、ため息の数は増えた。
授業中に術の練習だか何だかで親指と中指で輪っかを作る様に言われ、作ってみて……何かを思い出してしまってぶわっと顔が赤くなってしまってクラスメイトに心配されたりしながら……

放課後、上級生と思しき女生徒に呼び止められた。

「北神と付き合ってるって本当?」と
単刀直入に問われ、どっと心臓が鳴った。

ルームメイトはみんなに内緒にしていてあげるって言っていた。
じゃあどこから漏れたんだろうと逡巡していたら、
「北神から聞いた」と続けられた。

先輩が言いふらす……とは思えないから、
どこかから漏れて、それを先輩が認めたんだろうなと思った。
じゃあ、自分が否定する理由はない]


  はい。


[としっかり姿勢を正して頷いたら、
女生徒はちょっと面白くなさそうな、むくれた様な顔で
「やっぱりカイルは、男の方が好き?」と呟く]
(11) 2023/04/21(Fri) 0:12:49

【人】 瀬戸 海瑠

[……この人、以前スマホで写真を撮らせてほしいって言ってた人達の中にいたかも、と曖昧な記憶が蘇る。
彼女の言いたい事が何となくわかった気がして、
質問の答えを少し、考えた]


  ……男性じゃなくても、
  翡翠先輩の事、
  好きになってたと思います。


[男性である彼に惹かれたのは、
本能的なところはあるかもしれない。
でも、同性であっても翡翠先輩の事を好きになっていた気もするし、性別は関係ないと伝えたかった。
今は翡翠先輩にかわいいって思われたいし、翡翠先輩に抱かれたらどうようもなく自分が女であると自覚してしまうけど、
翡翠先輩が女性だったら、かわいがって、守りたいって思って、
かっこつけたりしちゃうんじゃないかな。

何にせよ今はもう、
翡翠先輩と一緒にいる世界の事しか考えられない]
(12) 2023/04/21(Fri) 0:13:27

【人】 瀬戸 海瑠

[納得した様な納得してない様な顔でこの場を後にした彼女が、その後話し掛けてくる事はなかっただろう。
でも先輩と付き合っている事は広く知れ渡ってしまった様で、
時々クラスメイトなんかに囃し立てられながらも、
主にお昼休みに翡翠先輩とは逢いやすくなった。
そしたらため息をつく事も少なくなった]


  付き合ってるって、
  先輩が言いふらした訳じゃ
  なかったんですね。
  あ、いえ、疑ってはいませんでしたが。
  どこから誰が聞いたんですかね……


[交流会で座ったところを好んで座って、
一緒にお昼を楽しんだり、
その内スキー旅行への話も出たりしただろう。*]
(13) 2023/04/21(Fri) 0:16:25
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a6) 2023/04/21(Fri) 0:19:09

[俺の指を飲み込んだ君は、
ゆらゆらと体を波打たせて悩まし気に身を捩る。
耐えるようにシーツを掴むのも、
次第に追い詰められて動きが大きくなるのも、
たまらない光景だ。

溢れる蜜が掌を濡らし、受けきらなかった分が手の甲へ
回って滴り落ちる。
俺も興奮して体が熱くなるのを感じながら、
左肘を折り曲げベッドに突き、快楽に歪む君の表情かおを真上から覗き込む]


 ……いいね、…すごい気持ちよさそうな顔してる…
 ココ、…熱くてびちょびちょで、たまんない…
 ね、…
ちんちん
ココに挿れたら、すごい気持ちよさそう…

[これだけ伝えれば、君は想像したのかな。
きゅうっと切なく締まって、絶えず甘い声を上げながら
泣きそうな顔をする。
君のこんなあられもない姿が見られるなら、もうずっと
このまま泣かせ続けてあげたいな。…───、なんて。

俺の方が我慢できなくなっちゃうか]

 ん、…ここ、か。……ここ、ね…覚えた

[君が教えてくれた場所を記憶するように、
指の位置と角度を確かめる。
節を折り曲げ中から強めに押すと、君の体がビクビクと震えた]

[なのに君と来たら、乱れた息の中で「やだ」とか言う]

 ええ〜…なんでぇ〜…?

[わざとらしく不満そうに口を尖らせる。
君が伸ばす手に応じて、一度に重みをかけないようにしながら、君の上に覆いかぶさった。
両腕で首を抱かれて、君の愛情に包まれる。
いやだという君の唇を一回啄んでから、
頬をすり寄せて、息を吐く]

 男はイケる回数に限度あるもん…
 
さっき、君に一回イかされたし

 でも、女の子は何度でもイケるんでしょ?
 
…イキまくればいいじゃん…

 俺も君がイクのを見るの好きだけどなぁ…

[さて、この台詞の中で何回イクと言ったでしょう]


 …この後、ちゃんと一緒にいこ。
 君のえっちなイキ顔を見たらホラ、…また元気復活したし

[腰を一度揺らして存在感を示す。
君に当たる熱と固さは伝わっただろうか]


 うーん……

[このまますぐに、言われた通りの行動に移すと、
俺の忍耐力試練(超ハードモード)になること請け合い。
ちょっとでも俺に魔が差せば、生のまま君に
突っ込みかねないのに、俺の事信用しきってるんだろうな
……できたらで、いいですって、ううん…───あ、]


 わかった、…する

[体勢を変えればいけるんじゃないか。
俺が起きる素振りを見せれば、君の腕は解けたか。
君を促して二人で一緒にベッドの上に座ると、
位置を入れ替える。俺がまた、ヘッドボードを背にして、
今度は胡坐を組む。

さっきと同じように君の二の腕を掴んで引き寄せると、
腹の上に跨ってもらう。
二人の間には元気復活した俺のモノが立っていて、
指で先端を示しつつ]

 …こうすれば、一緒に見えるでしょ
 君が来てくれれば…、好きな場所、擦ってあげる

[でもその前に、そろそろ下着キャミソールを脱ぐか下ろすかして欲しい]


 俺がとっくに脱いでるのに、
 君が着たままなの、不公平でしょ。…おっぱい見せてよ

[君が先に使った不公平という言い方は、何かと使えて便利だな。
言う通りにしてくれたら、]

 
うん、いい子だね


[とびきり
甘い声
で、褒めてあげる]

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a7) 2023/04/21(Fri) 10:14:15

瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a8) 2023/04/21(Fri) 11:01:42

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a9) 2023/04/21(Fri) 13:29:30

[気持ちよさそうな顔と評された表情を間近で晒し、
言の葉をもって想像させられ、
好いところ……言い換えれば弱いところも明け渡し、覚えられて、]

[なんでと不満を訴える彼の意見は……もっともかもしれない。
イクの見るの好きという言葉は……そっか……と覚えておく。

首を抱く動きに合わせて身を寄せてくれて、
啄む様な口付けと、擦り寄せられる頬に目を細める。

優しく宥めてくれて、胸は温かくなるけれど、
さっき口に含んで覚えた形が肌を擦って、今度は、う、と声を上げてから目を細める。
触ってないのに元気になったという事実は、
嬉しい様な、恥ずかしい様な……]

[それから、さっき想像させられた名残だろうか、
隔てのないまま触れ合いたいと口にした。
悩ませてしまっているともわかったけれど、
すぐに引っ込める気なら最初から言わない。

空いた間も、不安にはならない。
どっちの答えでも、
自分の事を大切に思っていると自惚れられるから。

ほどなくして頷いた彼が身を起そうとするから両腕を解いて、
促されるままベッドに座り直す。
胡坐を組んだ彼に引かれて、その上に。

向かい合った体勢と、彼の指先が指し示すもの、それから、
自分で好きなところに擦れるという状況にどきどきする。
こくりと、喉が鳴った気がする]



  ……さっき、見たじゃないですか。


[最後の一枚も脱ぐ様に言われて、さっきよりも何だか気恥ずかしい気持ちでキャミソールの裾を摘まむ。
布地を捲り上げて乳房を晒して、そのまま頭から抜き取る。
お互い一糸まとわぬ姿で見つめ合って、
褒めてくれる甘い甘い声に、こくんと、嬉しそうに頷いた]

[ふぅふぅと息を吐いて彼の目の前に座った時、
理性が少しでも残っていてよかった……と思った。
本心は欲しかったけれど……やっぱりそれは、
今は駄目だと思ったから]


  先輩と、
  大事なところでキス、できて、
  よかったです……

  自分が卒業したら、
  続き、しましょうね。


[彼の手に握る様に触れながら、そう微笑んだ。
でもこっそり、基礎体温とかつけて、
安全な日を知れば機会はあるんじゃないかと思ったりした。
**]

[君が腰を上げるのと、俺がペニスから手を離したのは
ほぼ同時かな。
両手で君の脇腹を支え、少し後ろに下がって腰を落とすように
促してから、名残惜し気に肌を撫でて手を離す]

 ……、はぁ…。

[思わず溜息が零れた。
俺の
ちんちん
は中に入れなかったけど、君はまだ膝の上に
乗っかったままかな。
続きは卒業したらしましょう、って手を取られて約束を交わす。
約束を、かわ…]

 …───、

[君が基礎体温調べて、生で致す可能性を考えている
だなんて露知らず。
俺の目下の不安は、たった今、]

 
 うん、……で、
 ナマでする続きは今度で、スキンを着けてするのは、
 今からして、いいんだよね…?

[若干エンディング的に締め括られた気がして、
ちょっぴり不安になってしまった俺だった]

 
 せっかくだし? この体勢でしてみよっか、
 さっき、このまま君に入れたらって、
 …すごい、考えちゃったしな…

[腕を伸ばしてコンドームの箱を取ると、君の目の前で
開けて包みを一個、取り出す。
なお、今回のはこれまでとは違うぞ。

あれからネットで色んな種類を調べて、昨日ドラッグストアで買って来た新品(ゼロワン)だ。
なお、箱には3個入りと表記されているので、君がそれに気付けば安心した(?)かもしれない
]

 なんかこれ、…すごい薄くて…着けてないみたいなんだって、
 
コイツの欠点は、気持ちよすぎてすぐに
イッちゃうそうなんだけど、

 
俺は二回目だし、結構もつんじゃないかと思う。がんばる


[黒いパッケージの封を切って取り出すと、これまでの
リングの太さが明らかに違う。
小さくて細い、軽すぎてなんだか頼りない気もするけど、
強度と品質は安心の国産だから大丈夫……、なはず]

 じゃあ、着けてみるね……、あ、着けてみる?

[同じ言葉の繰り返し。だけど前後で意味は異なる。
君はどちらを取ったかな]

[実際に着けてみたら、評判通り装着感がない。
一見付けてるか分からないくらいの薄さなので、
お互いの体温も伝わるんじゃないか。
あとゴムくさくないのがいいな。
以上、前置きがすごく長くなっちゃったけど、
これでようやく君と一つになれる]

 
…───来て、


[と、女の子みたいな誘い方しちゃったけど、別にいいよね。
さっきキスした時と同じ体勢になって、今度はためらわずに、
ゆっくりと、腰を落としてもらって…]

[一人でも身体を浮かせて座り直せたのに、脇腹を支えられた事に、じんわりと温かい気持ちになりながら彼のため息を聞く。]


  ぇ、あ、はい……
  その、勿論……


[不安にさせていたとは思いもよらず、
ちょっと驚いて、それから照れくさそうに頷いた]

[この体勢と提案されて、
確かに、自分もこのまま、って
思ってしまったもんなと思案する。
ちゃんと挿入れるならどういう風に乗ればいいのかなと頭の片隅で考えつつ……

取り出された袋を見つめて、
何か今まで見た事ない様な気がしていたら、
どう違うのかと説明してくれる。
ついでに箱の表記にも気付けたから、
すごい薄いみたいな事と、三個だけ入っている事も理解した]


  そうなんですか……
  先輩が気持ちいいなら、
  是非使ってみたいですね。

  
……あの、無理はせず……



[と本心からの気遣いも口にして、
「着けてあげますね」と優しくリングを取り上げた]

[ゴムを装着するのもそこそこ慣れて来た……けど、
今回のものは
破けてしまうんじゃないかと思うくらい、確かに薄い。
あったかさも感じそうだなと思ってどきどきしながら、
改めて向き合えば、来て、って、
彼がどこかかわいらしくも妖艶に誘ってくれる。

「はい」って真面目に返事をするけれど、
普段よりずっと色を含んだ声と表情で彼に跨る。
今度は好きなところまで腰を落とせる。
半分くらい咥え込んだ後に、
足を伸ばして彼の脇腹を越えて、向こうへ放り出した。
この方が、奥まで挿入れるなら安定しそうだった]

[何だか最初にやってもらって以来、コンドームを
着けるのは毎回君に任せてしまうな。
頼むといつも、嬉しそうにしてくれるし。
君の手付きはいつも優しくて、俺のペニスを愛情込めて
包んでくれるので、その手元を見守っているだけで
(あと手指の柔らかなタッチが気持ちよくて)
幸せな気持ちに浸らせてくれる。

というわけで、今回も君に任せて
準備が整うと、君を誘って跨ってもらう]

 …───、

[君が足を伸ばして放り出すのを見て、
俺も思い直して胡坐をそっと崩した。
半分まで入ってるのを抜けないようにしながら、
ついでに竿に手を添えて入りやすい角度に調整しつつ、
崩した足をゆっくりと伸ばす。

ベッドのヘッドボードに背を斜めに預け、
君の腰を支えるように腕を回すと、
結合した箇所に力が集まるのを感じる。

中の隔たりも、かつてないほど薄くて、
予想を遥かに越えて気持ちよくて、
思っていたよりもあまり長くもたないかもしれない…


強烈な快楽を一度やり過ごしたくて、
喉を震わせながら、溜息を吐く。]

【人】 北神 翡翠

──少し先の話:成人の日(翡翠の場合@)──


[君の誕生日を一緒に祝ってから数日後、
世間でいう成人の日の予定を聞いたら、帰省して成人式に参加するのだという。>>0]

 へぇ〜…やっぱり、晴れ着を着るの?

[女の子はそうだろうな。
俺としても、君の晴れ着姿を目の前で見たいと思ったけれど、地元に戻れば友人たちとの交流もあるだろうし、俺なんかが居たら邪魔だろう。
正月に君の実家へはご挨拶に向かったばかりだし、日をあまり置かずに再び尋ねれば、あれこれ気を遣わせてしまうし、君としても落ち着かないだろうから、]

 晴れ着姿、写真撮って送ってね

[と、約束を交わすに留めておいた。]
(14) 2023/04/22(Sat) 0:50:26

【人】 北神 翡翠

[というわけで久々に映画を見に行くか、あるいは買い物に行こうかとざっくり考えていた前日の夜、スマホで映画館のスケジュールやタイトルを調べていたところ、画面が通話の着信に切り替わって呼び出し音が鳴る。
表示された町岡光輝まちおかこうきの名を認め、]

 ……、

[しばらく出ないで画面を見ていると、
ルームメイトが「出ないの?」と尋ねてくる]

 ……、出るよ。 はい、翡翠です。
 町岡さん、…あけましておめでとうございます

 え、元旦に会いましたっけ、そうだっけ。
 ……はは、じゃあ、こんばんは

[通話をしながら、ルームメイトに目配せをして部屋を出る。
廊下にあまり声を響かせないように足早に移動し、階段を下りた踊り場の辺りで立ち止まる]

 用件は…仕事、まぁ、そうでしょうね
 え、明日?
 別に予定ないけど……ああ、彼女は成人式で帰省するって
 で?
 ……ふぅん、まぁ、いいけど。
 お年玉は、…一応、ね。ま、でも、稼げる時は稼ぐよ

[通話の相手は北神家に所属する退魔士。
俺より5歳上のスカウト出身者で、瞑々学園卒後はうちへ就職した。俺とは年近いという事もあって、時々話し相手になってくれたり、一緒に遊びに行った事もある。
ただ、彼と関わりが一番深いのは、やはり退魔仕事絡みで、今回の用件も家業の助っ人依頼だった。ちなみに、仕事を手伝うと小遣いが貰える。正月にお年玉をもらったばかりだが、手持ちは多ければ多いほど良いしね]
(15) 2023/04/22(Sat) 0:56:47

【人】 北神 翡翠

 
 場所はどこですか?
 ……は?──県?!随分遠いな…、その地域の家は?
 えぇ……まぁ、どこも人手不足ってだね
 で、何で北神うちなの?

 東京の北担当…って、県境三つは越えてるだろ……

[日本海側に位置する某県の退魔案件らしい。
調査の結果、周囲の被害が継続して起きているので、退魔と浄化に当たる必要があるが、付近を担当する退魔士は別件に当たっていて手が回らないらしい。
時々こうした、地方で溢れた分の依頼がやってくる事がある]

 ん、待てよ?
 そこってさぁ、ゲレンデの近くだよね
 あ、やっぱり!
 じゃあさ、車に俺のウェアとスノーボード積んできてよ。
 ちゃちゃっと仕事終わらせて、ひと滑りして…

 あ、そ

 ふーん、いいよ、
 行く…、行くけどさ…じゃあ、寮の前まで迎えに来て。
 はい、…はい。じゃね、おやすみなさい

[日帰りスノーボード案はあっさり却下される。
町岡さんはこの案件の後、急いで都内に戻って
別件にも当たるらしい。
北神家も人手不足だ。休日なのに残業させてごめんね。
そもそも、勤務曜日時間の概念はないけど]
(16) 2023/04/22(Sat) 1:00:39

【人】 北神 翡翠

[というわけで当日は、君が始発電車に乗るために寮を出た30分後くらいに、寮の門前に一台のレガシィが止まった。ほぼ同じタイミングで寮から出ると、車に近づいて、窓をノックする。すぐにロックの解除音が聞こえると、扉を開いて後部座席に乗り込んだ]

 おはようございます、今日はよろしくお願いします
 あ、途中でコンビニ寄ってください、

[前方座席の二人に向けて、声を掛ける。
運転席は町岡さん、助手席は村瀬さんだ。
村瀬さんは俺より10歳上だから、今年31になるのかな。
うちの親戚と結婚して以降、北神家の退魔士として共に活動している。合気道四段の指導員で、俺の先生でもある。

学園に近いコンビニに車を停めると、朝食やら
何やら必要なものを買い込む。
車の中でホットコーヒーを飲みつつ、今回の案件を
まとめた概要書にざっと目を通す]

 ゲレンデのバックカントリーに入り込んだ人に
 憑りつく魔…って、
 ますます、ウェアとボードがあればよかったじゃーん

[ゆうべの不満が再発してぼやいたが、ゲレンデ側から向かうのではなく、裏の山道から入るのだそう。遊んでる暇はありません、と釘を刺されて押し黙る]
(17) 2023/04/22(Sat) 1:02:25

【人】 北神 翡翠

[コーヒーとサンドイッチで朝食を済ませると、座席シートの後ろからネックピローを取り出して首に巻きつける。俺の愛用品だ。ちなみに今乗ってる車はうちの自家用車で、休暇中にゲレンデやキャンプに行く時は、自らこれを運転してレジャーに出かける。
でも、今日は運転しないよ。
テンション下がっちゃったからね]

 じゃあ、俺寝るからね。
 着いたら起こして

[脱いだダウンジャケットを肩まで掛けて、
体を斜めにして眠る体制に入る。
今朝の君ほどではないけど、早起きして眠い。ヘッドホンを着けて目を閉じると、いくらも経たぬ内に眠りについた。次に目を覚ますのは、ポケットに入れたスマホが、君からのLINE着信を受けて震えた時。>>1]
(18) 2023/04/22(Sat) 1:03:37

【人】 北神 翡翠

 
 ん…?…お、…おお、
 いいじゃん、いいじゃん、いい、いい

[君からのLINEを受けて目を覚まし、半分寝ぼけながら画面を操作する。送られてきた写真はきっと、晴れ着姿だろう。拡大して目をこらして確認して、あまりに見違えた姿に何度も声を上げて、「いい」を繰り返す]

 えっ?
 いやぁ…海瑠が…いや、俺の彼女が今日成人式で、
 晴れ着姿を送ってきてくれたの
 あ、村瀬さんも見ますか?

[はいともいいえとも付かぬ返事だったが、後ろから助手席の彼に向けてスマホの画面を向ける。手渡して拡大してもらって、綺麗ですね。と返ってくると嬉しそうに頷く。
元旦の服装も青だったと足されれば、お目が高いと上機嫌に相槌を打つ]

 そうなんだよね、彼女は青が似合うんだ。
 元旦のワンピースはね、一緒に買いに行ったんだよ。

[さて、君に返信を打とうか、と後部座席のシートに背を戻すと、バックミラー越しに町岡さんの視線に気付いて目を合わせる]

 ……町岡さんも見る?

[彼は運転中だから遠慮したが、今は赤信号で止まってるらしい。
今の視線が何の意味があったか知らんが、仲間外れだと思っていたら可哀想だ、とスマホの画面を見せる。「青がお似合いですね」と一言返され、「やっぱり?」と頷く。信号も青になったから、これ以上はコメントを求めず、座席シートにもう一度寄りかかる]

 ……来年、彼女と結婚するから。
 北神海瑠になるから、……よろしくね。

[そうなると、彼女にもこのチームに参加してもらうことになる。
言葉にそう含みを持たせると、二人とも察したようだった]
(19) 2023/04/22(Sat) 1:06:00

【人】 北神 翡翠

[LINEの返信を送って、スマホをポケットにしまう。
もうひと眠りしようとした所で、町岡さんから「着きました」と言われた]

 あれ、もう着いた?
 早いね …いや、もうそんな時間か…

[なるほど、町岡さんのさっきの視線は、間もなく到着を告げるものだったのかと解釈する]

 それじゃあ、行きますか……すげぇ靄だな

[車から出ると、辺り一面真っ白な靄に覆われていた。
てか、よくここまで運転出来たな。あ、町岡さんの出身、この県だっけ。なるほど。
この視界の悪さは、ちょっと面倒かもしれない。
気持ちを引き締めると、二人と共に、目的地まで徒歩で向かった]
(20) 2023/04/22(Sat) 1:07:28

【人】 北神 翡翠

[山林の道を往き、斜面の石段を昇っていく。靄による視界の悪さは変わらない。
靄は魔に関連するのか、しないのか。
気温はこの辺りにしては、今日は少し高めかもしれない]

 魔の気配、増えてきたよ
 二人とも、気付いてる?

[訊けば二人とも頷き返したが、どこか半信半疑でもあるようだ]

 この辺りの靄を取っ払うか。
 まぁ、できないこともないよ。これも水だし

[周囲は雪やら靄やら、水には事欠かない。今日が夏の晴天でなくてよかった。
この山道をペットボトルを背負ってくるの、大変だったからね]

 集めた水をどこにやるかだなぁ…
 下手打って雪崩起こしたらまずいし

[雪より温度の高い水を見境なくぶつけて雪山の脅威を呼び出しでもしたら、俺たちは全員助からない。町岡さんが、来る途中に沢があったと言って、大体の地理方角を示してくれる]

 あと、魔が居るからね。
 術中は急な襲撃に対応できないから、
 二人はガードとサポートをお願いします

[手袋を外してダウンジャケットのポケットにしまう。
手に当たる空気は冷えるが、手袋のままでは正確な印が結べないので、やむを得ない]
(21) 2023/04/22(Sat) 1:09:27

【人】 北神 翡翠

 oM vaizravaNaaya svaahaaオン ベイシラマンダヤ ソワカ
(22) 2023/04/22(Sat) 1:11:17

【人】 北神 翡翠

[印を結び真言を唱え、気を集中し高めていく。
同じ真言を繰り返すにつれ、周囲の靄が少しずつ、風とは関係のない方へ向かっていく。靄は自らの意志を持っているかのように周囲と融合し一か所へ集まる。転じて周りの視界を晴らし、この付近に潜む魔の位置を知らしめる]

 東に三、
 西に四、

 ───来る、

[二人に注意を促すのと、魔が一斉に襲い掛かって
くるのは同時だった。
俺も集めた水を一部術に転換し、魔の足止めを試みる]

 ───縛

[手前の魔から順に、動きをピタリと止める。あ、全部はしないよ。近いのだけ。
二人へのサポートは、このくらいの加減で十分。そして、二人はたちまちこの場に居た七体を的確に退け散らし処分する。
魔を退けた後は、残りの水を使って周囲の土地を浄化する]
(23) 2023/04/22(Sat) 1:12:21

【人】 北神 翡翠


 ……まずは、一か所目…っと。

[今回の案件が大変なのは、こうした措置を複数個所で
行う必要があるからだ。
この辺りに集まった魔は、長年かけて少しずつ数を
増やしていき、斜面を昇って勢力を拡げ、遂には
ゲレンデのバックカントリーにまで及んだという。
自らの力量を省みず、こちらに入り込んで怪我をしたり、
行方不明になる利用客が後を絶たないと報告を受け、
調査をした結果……今に至る]

 魔とは関係のない案件にも見えたんだけどねぇ…

[ここへ到着するまでは、正直半信半疑だった。
無謀なゲレンデ利用客は、何も魔に関係なく
どこにでもいると思ったから。
しかし、現にここで遭遇してしまった以上、
退魔士としての役割は果たさないといけない]

 次いこ、次、つぎ

[軽い口調で促して、次に魔の気配が潜む場所へ移動する。
ゲレンデの平和を乱す魔は、俺たちが許さないぞ〜なんてね]
(24) 2023/04/22(Sat) 1:14:19

【人】 北神 翡翠

[───結局。
人に悪影響を及ぼす魔を退け、土地を浄化するのに、
半日近く掛かった。
気付けば昼を大分過ぎている。
最後は疲れたから、交流会の後で後輩二年生の仲から貰ったお札(一枚百万円。ただし最初の一枚はお試しで何とタダ)を使って手っ取り早く済ませた]

 おぉ…すげぇな、この札

[さすがお高いだけある。
たった一枚で効果の範囲が広いのなんの。
俺の立ってる場所から、感覚に引っかかる魔が
一匹たりとも居なくなった。
こんな綺麗な土地、他には手入れの行き届いた神社仏閣
くらいしかないんじゃないの?って思うほどに]

 便利だなぁ、これ…まとめ買いしたいなぁ
 でも、自腹切るのやだしな
 金持ち客からの依頼だったら、仕入れてみようか

[なんて、ひとしきり感心しつつ、俺たちは空腹を抱えて
来た道を戻っていった]
(25) 2023/04/22(Sat) 1:16:06

【人】 北神 翡翠

 
 ここのゲレンデさ、おととし来たんだけど
 コースの途中にあるロッジのカレーうどんが美味いんだよ
 あ〜あ…ボードがあればなぁ…

[あの時食べたカレーうどんの味は正直覚えてないけど、
美味いと感じた記憶だけがやたらと鮮明だ]

 気になってきたら、何が何でも食べたくなった
 こうなったら、今シーズン中に来るか
 あ、海瑠を誘ってスキーに来てもいいな

[なんて計画プランを練りつつ。
(ちなみに同行の二人は聞いちゃいないだろうが)
俺たちが昼食で訪れたのは、居酒屋だった。ただし、昼間は定食系のランチメニューのみで、夜になると酒や鍋を出す店らしい]

 鍋焼きうどんと、… 舞茸の天ぷらも欲しいな
 あ、カニあるじゃん
 え?時間かかるからダメなの?ケチ〜

[時間かかると言ったって、予定よりも早く終わったじゃないか。
二人とも、早く仕事が片付いたのは俺のおかげだって言ってたじゃん]

 それとカニとは別? 何それ、もう!

[カレーうどんとは別に、夜はこの店でカニ食ってやる!と
新たな目標が出来た。食い物の恨みは強い。*]
(26) 2023/04/22(Sat) 1:19:34
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a10) 2023/04/22(Sat) 1:21:45

瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a11) 2023/04/22(Sat) 7:39:01

[君はわがままじゃないから、促せばすぐに従ってくれたと思う。
中からペニスを引き出すと、左手でティッシュを複数枚
取って股間に宛がう]

 …よいしょ

[ベッドの上に膝立ちして、手元に注意を払いつつ、
使用済みのコンドームを外す。
中身をこぼさないように縛って、表面は…穴開いてないよね。
外した後をティッシュでキレイキレイして、縛ったスキンを
中に丸めこむ。……、え〜っと…]

[自分の部屋ならともかく、女の子の部屋の床にぽいっと
するのは気が引けて、照れくさそうに首を傾げた。*]

【人】 北神 翡翠

──少し先の話:成人の日(翡翠の場合A)──


[遅い昼食を終えて店を出る。>>26
日は少し西に傾きかけて、辺りの雪景色は間もなく
夕焼けに染まるだろう。
ゲレンデからも人が減る頃だ。
町岡さんが電話をしているので、村瀬さんとしばらく
辺りの風景を眺める]

 ……あの建物、前は無かったな。
 新しく建ったのかも。

[一昨年の風景を細かく覚えているわけではないが、
周囲にうまく溶け込みつつも真新しい綺麗な建物は目を引いた。
ホテルかペンションか。
興味が湧いて、近づいて確かめてみたくなる。
ここから徒歩で往復しても、そんなに時間が
掛からないんじゃないか?]

 ……ね、ちょっとあの建物、見てきていいですか?
 すぐ、戻るんで……、

 あっ

[村瀬さんに断って急いでその場を立ち去ろうとしたら、
通話を終えた町岡さんから鋭く呼び止められる。
続けて「帰りますよ」と有無を言わさぬ語調で
畳みかけられれば従うしかなかった]
(27) 2023/04/22(Sat) 14:11:23

【人】 北神 翡翠

 
 ああ、もう!
 もっと電話してて良かったのに、……で、何だって?

[彼の通話先が、このゲレンデの管理人だという事は
分かっていた。
もちろん通話の目的も聞かされている]

 今日は事故者なし…、そう、良かった
 昨日までは居たんだよね、…じゃあ、解決できてよかったね

 ねぇ、ご褒美は…?
 管理人さん、何か言ってなかった?

[車を停めた駐車場へ向かう途中、町岡さんの横に並んで
袖をクイッと引っ張ってみる。
今回の正式な依頼者は、県の観光課から国の機関を通した
いつものお得意様だが、ゲレンデの平和を取り戻した事は、
管理人さんもある程度察しているだろう。
事故が続いて利用客減を懸念していたのだから、報酬とは別に、何かしらのサービスが付加されるのは珍しい事ではない]
(28) 2023/04/22(Sat) 14:13:57

【人】 北神 翡翠

 
 おっ、ペンションの宿泊利用券!
 ゲレンデ付近の新しい?
 あ、もしかして、さっきの建物かな
 分かんない? あ、そ

 でもいいじゃん、いいじゃん。
 しかもペア?
 やった〜〜、ねぇ、それ、ちょうだい、ちょうだい

[テンション上がりまくって、早口で捲し立てながら、
町岡さんの腕にぶら下がってブンブンと振り回す。
俺の勢いに圧されて、わかった、わかったと、
げんなりして町岡さんが頷く。
腕から両手を離すとバンザイして、その場でクルクル回る。
こうして、後日実家に郵送される利用クーポン券を
譲り受ける事を確約した]
(29) 2023/04/22(Sat) 14:15:30

【人】 北神 翡翠

[今回は遠方だしハードだったし、
特に山道登るのがキツかったし、あとクソ寒いし
(スキーorスノボやらない雪山はただ寒いだけの山だ)
寄れる所も全然なくて(大概いつも無いが)
楽しいことが何一つない!と不満だったけど、最後でようやく報われた気がした。

駐車場の前にあるコンビニで、飲み物と軽く摘まめる菓子やら何やらを買って、車に乗り込む。俺はまた後部座席。村瀬さんは免許持ってないから、運転は帰りも町岡さんよろしく。

帰路についてしばらく経つと、ポケットの中の
スマホがまた震える。
君からのLINEだった>>7
今回も写真付き。アプリを開いて見てみれば、
晴れ着姿の美少女ツーショット]

 へぇ、この子がメイちゃんかな?
 二人とも、か〜わいぃ、ヒュゥ

[チャラっぽく囃し立ててから、口元をだらしなく緩ませる。
写真を拡大して君の顔にキスしたくなったけど、
それは流石にやらないでおこう。
今発した一声も、未来の当主としてどうかと思うが、
年齢を重ねれば風格は勝手に備わるものだから、
気にしないでいただきたい。まぁ、前方座席二人は
「いつもの事」って聞かぬフリしてくれてるしいいよね
(よくない)

なお、君と仲良しの幼馴染については、君の実家を
訪れた際に聞いていたと思う。着物の青と赤が映えて、
一生残りそうないい写真だな…、と思った]
(30) 2023/04/22(Sat) 14:19:42

【人】 北神 翡翠

[LINEに返信をしてポケットにしまう。
内容にこちらも外出先だと含めようかと迷ったけど、
そのまま伏せておくことにした。
今日は君もイベント盛りだくさんだから、こちらの事に
気を回さないでほしい、と思ったのが一番の理由。
それに、今日行った所は、数週間後には君と来る事に
なるかもしれないし。
サプライズにした方が面白そうじゃん。
楽しみは取っておくものだよ明智君!フハハハハハ]

 ……ふぁ…

[脳内怪人が高笑いをしたところで、どっと疲れが
出て眠気に襲われる。
腹も満たされたし、下がってくる瞼の重みには抗えない。
途中でSAに寄ってもらって、名物フードや地元土産を
眺めてみたかったけど、そんなのどうでもよくなって、]

 ……、

[結局、学園寮前で町岡さんに揺さぶり起こされるまで、
爆睡してしまった。]
(31) 2023/04/22(Sat) 14:22:15

【人】 北神 翡翠

[───夜、

昨日帰省から戻ったルームメイトと、部屋でタコパした。
遠征先のコンビニで買った飲み物やお菓子は手つかずで、
土産用の地酒や地ビールなんかもあったから、
テーブルの上はかなり賑やかになった。
冬休みは今日までで、明日から学校かったりーとか、
プレートのジュー音に紛れてぼやきつつ、]

 えっ、…冬休み? …そうだな…

[友人から留守中に何かあった?と問われれば、明らかに
動揺してキョドってしまう。
そこを怪しまれ突っ込まれそうになった時、部屋の扉が
ノックされた]

 …誰だろ、…───あっ

[扉を開けたら、君がいた。>>8
君が用件を切り出す前に、急いで扉の内側に招き入れる。
いや、だってココ、男子寮だもん。暗黙の了解はあるけど、
やっぱり見つかったらダメだもん。
廊下に誰もいない事を確認したけど、いつどこの扉が
開くかわからない。
取り合えず中に入れて、君を隠す事にする。部屋の友人には
バレッバレだけど、扉を開けた瞬間からバレたからね]
(32) 2023/04/22(Sat) 14:25:54

【人】 北神 翡翠

 
 …えーっと…

[君の用件を聞きたかったけど、部屋の中からの視線が
刺さりまくるんで、先に紹介しておくか]

 二年の瀬戸、海瑠さん、
 俺たち、付き合ってるから…ちょっ、声でかい、
 しーっ、静かにッ

[口の前に人差し指を立てて、前屈みにシーッと示して]

 詳しくは後だ、あと
 いや、今部屋に入れるわけにはいかないって。
 …てか、お前は後回しだっつの
 コラ、こっち来んな

[友人の視線から君を隠すようにして立つと、ようやく
君に用件を尋ねる事が出来る]

 …ごめん、うるさくて…それで用件は…
 お土産?

 ああ、ありがとう。

[差し出された紙袋を受け取る。
このまま君に今日の出来事とか、LINEに送られた写真の事
とか尋ねたい。でもここじゃ話せない。
少しの間だけでいいから、二人きりになりたい]
(33) 2023/04/22(Sat) 14:26:52

【人】 北神 翡翠

 
 ちょっと、待って

[君をその場に待たせて、紙袋を手に部屋に戻る。
自分のデスクの前の椅子に置いて、今度は友人に声をかける]

 彼女、送ってくる
 いや、ごゆっくりじゃねーよ、…たぶん、すぐ戻ってくるから

[本当はごゆっくりしたいけど、彼女も俺も今日は
終日外出で疲れているし、明日から学校なので短めに
切り上げざるを得ないだろう。
上着を取って羽織りつつ、スマホを充電器から外して
ポケットにしまうと、すぐに君の元へ戻る]

 お待たせ、…行こっか

[扉を先に開け、付近に誰もいない事を確認してから廊下に出る。
君と一緒に足音を立てないように素早く廊下を進み、階段を急いで下りて行った。
冬休み最終日で、寮には学生が戻ってきている。
ただし、夜だからか。あるいは素早く移動したおかげか、誰とも遭遇することはなく、無事に寮の入口まで辿り着く事ができた。
ここから女子寮へ向かう事はできるが、学園の中庭にも続く道が伸びており]

 寒い?
 大丈夫だったら、…少しだけ散歩しない?
 今日の事、聞きたくて

[談話室は誰かいるかもしれない。
二人きりになるチャンスは、こちらしかないだろうと思って。
君はきっと、誘いに応じてくれたと思う]
(34) 2023/04/22(Sat) 14:30:04

【人】 北神 翡翠

[二人で手を繋いで中庭を散歩する。
誰かとすれ違うとか、至近で人の姿を見かける事はなかったが、遠目にだったらこちらの姿は見えたかもしれない。しかし、そこまで人目を忍ぶつもりはなく、二人きりの気分を味わう方が重要だった]

 晴れ着の写真、すごい綺麗だったよ
 …ふふ、…なんか大人っぽくて、ドキドキした
 アッハ、成人式だもんね、…大人で当然かぁ…

[繋いだ手から伝わる君の温もりを感じながら、晴れ着姿を見た時の感動を伝える]

 着付けはお母さんが…?へぇ〜、すごいね
 地元では友達に会った?
 …あ、メイちゃん、だよね。仲良しの。
 一緒に成人式に行ったの?
 ツーショットの写真も可愛かったよ

[そんな風に切り出せば、今日起きた事を聞かせてもらったかな。
今日は早朝から出かけて大変だったでしょ、と労った頃には中庭を一周してしまったか]

 今日はお疲れさま。
 明日から、学校だね…
 疲れてるだろうから、今夜は早く寝るんだよ、
 …ん?ああ、俺もね、そうする

[このまま手を離して、向かい合って立つお互いの背に
ある寮へ向かうところだが、まだ離れがたい気持ちが
勝っていて。いけないと思いつつ、繋いだ手をこちらへ引き]
(35) 2023/04/22(Sat) 14:32:34

【人】 北神 翡翠

[夢中だったので、誰かに見られたかどうかは知らん。
ただ、今も周りに人の気配はないから大丈夫じゃね?
と雑に思いつつ]

 …じゃあ、また

[そっと手を離すとそのまま手を振って、お互いに自分の部屋が
ある寮へと戻っていった]
(36) 2023/04/22(Sat) 14:33:44

【人】 北神 翡翠

[自室に戻れば待ちかねた友人から、矢継ぎ早に色々訊かれる。
なお、たこ焼きはまだ出来上がっていなかったから、俺が戻るまで焼き上げるのを待っていたらしい。
やっぱり、いい奴だよな、お前]

 あ〜〜…うん、そうだな…
 きっかけは冬休みの交流会だったよ、
 …あ、お前に借りたコレ、
 彼女と一緒にたこ焼き焼いたのが、きっかけだった、うん
 だからこれが、縁の始まり
 縁結びのたこ焼き、いよっ

[調子よく乗せて、話を逸らす事にした。このまま酒を勧めちゃえばウヤムヤに出来るだろう。で、コイツはこんな調子だが、他人の話を吹聴するタイプではない。
俺も自ら言いふらしたりしないぞ
後日、君から>>13話題に登った時、噂の出所に心当たりがあるとすれば、やっぱり中庭でのデートを誰かに見られた、って事ですかね。

以上、そんなこんなでした。
そうそう、君のお母さんからの手紙が情熱的すぎて、読んだ日の夜は何故かなかなか寝付けなかったよ、とだけ。
お返事はしないと、……ダメかな?**]
(37) 2023/04/22(Sat) 14:36:54
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a12) 2023/04/22(Sat) 14:40:47

瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a13) 2023/04/22(Sat) 17:32:18

[自分からも腰を浮かせると、
名残惜しそうに襞肉が退く彼に縋る。
最後にゆるく擦れる感触に身を震わせた。
切なくもあるけれど、中身が溢れる前に引き抜けてよかった、と思えるくらいにはまともな思考を取り戻せつつある様だった。

手早く後処理をする彼
ティッシュを渡したりしながら……]


  ……ふふ、


[なんでそこ、照れくさそうにするんですか。かわいいな。なんて思いながら、裸のままベッドを降りて小さなゴミ箱を取って来て、差し出して中に無い無いしてもらった。
それから、ベッドに座ったままの彼の頭を胸に抱える様に、こちらからぎゅうっとした。


結局、少なくともあと一つは小袋を使う事になって、
「いっぱいえっちしよ」が現実のものとなったなと
ぼんやり思いながら、
幸せな気持ちで眠りについただろう]

[翌朝はちょっと……
過ごした夜が濃厚過ぎて、お昼過ぎくらいまでは彼の顔をまともに見られなかったかもしれない。*]

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a14) 2023/04/22(Sat) 19:30:39

【人】 瀬戸 海瑠

― 夏がやって来る ―

[翡翠先輩が卒業して、そして自身が三年生になって初めての夏がやって来ようとしていた。
冬休み明けに彼と過ごす時間が減って、
特に一緒に寝るなんて事ができなくて淋しかったけれど、
一緒にゲレンデに行ってスキーをするなんていう
楽しい思い出もできた。

バレンタインとホワイトデーもそれぞれ恋人らしく過ごせたし、
彼の卒業式、そして誕生日も贈り物や想いを交換して、
彼の卒業後も元気にやっていける……と思ったし、
実際元気には過ごしていた。

でも最初のひと月くらいは心にぽっかりと穴が空いた様だった。
翡翠先輩の事を翡翠さんと呼び名も改めたのに、
その音を口にする機会は決して多くはなかった。
最上級生になった忙しさでは埋まらなかったけれど、
スマホでやり取りする度、
彼も頑張っていると知れる度、
自分のやるべき事に目を向けられる様になった。

梅雨が終わろうという頃、
電話をかけてもいいかと断りを入れてから、通話ボタンを押した]


  こんにちは、翡翠さん。


[彼の誕生日の時みたいに、言い直すなんてミスはしなかった]
(38) 2023/04/22(Sat) 19:53:17

【人】 瀬戸 海瑠



  あの、夏休み、海、行きませんか?
  いつか、水着を売ってるお店を見た時
  言った気もするんですけど……

  えっと、本当に行きたいなって……
  お盆は一週間くらい宮城に帰ろうかなと
  思ってて……

  翡翠さんは、お盆の前と後、どっちが時間ありますか?


[学生の自分は融通が利くから、合わせます、と。
できれば泊まりで行きたいなとか、
行きたい海ありますか?なければ近場でいいかなと思うんですが、なんて、すぐに具体的な事が決まらなくても、大体の希望が聞けるといいなと色々質問した。

ちなみに、北神家の都合が合えば赴いて修業したいとも思っているので、それとなくそちらも聞いてみる。学生最後の夏休みだから、有効に使わない手はない]
(39) 2023/04/22(Sat) 19:56:43

【人】 瀬戸 海瑠



  あ、あと……
  水着、何色が好きですか?


[かたちはルームメイトと一緒に見に行って自分で決めようと思うけれど、彼の好きな水着の色を参考に聞きたいな、と思ってそう足す。

週末のデートなんかで直接必要な事を話しあったりしつつ、
当日を指折り数えて待った]
(40) 2023/04/22(Sat) 19:56:55

【人】 瀬戸 海瑠

[そうしてやって来た当日。
海までの足は電車だったか、
それとも彼が車を運転してくれる事になっていたか。
待ち合わせ場所に、薄手のブルーのパーカーに白いティアードワンピース、髪は簡単に後ろでまとめた姿で立っていた]


  おはようございます、翡翠さん。
  いいお天気ですね。


[日差しが強いのでさしていたグレーの日傘を傾けて、彼に笑い掛ける。
海に行くけれど、肌を焼きすぎてはいけない。
何せ四月くらいからバイトで読者モデルをしているもので。
あのお姉さん>>0:45が関係者で、
時々だがファッション誌に載せてもらうなんて、
あの時は考えられなかった。

でも結構楽しい。
自腹で服を買うのも、シンプルな服を数着しか持っていなかった自分にとってはポジティブな出費だ。
学園内ではあんまり目立ちたくないから元々着ていたものを着回しているけれど、
仕事と、彼の前ではおしゃれを存分に楽しんでいる。

立ち話もそこそこに、海へと足を向けるだろう。**]
(41) 2023/04/22(Sat) 19:57:45
[使用済みコンドームを捨てる場所が見つからなくて、
照れながらゴミ箱の位置を尋ねたら、君に笑われてしまった。
持ってきてもらったゴミ箱にティッシュの包みをぽいっとして、
ベッドサイドに置いてもらう。よし、次はそこだな]

 ……、おっ、…と…

[君の方から頭を抱き込まれ、胸に押し当てられる。
はぅん、おっぱいが顔に当たって、すごい気持ちいいですぅ。

早速メロメロになりながら、こちらからも腕を回して君の背中に両手を押し当てる。左手を背骨に沿って上下にゆっくり動かしながら、右手は腰の上で円を描くようにゆっくり回し撫で、尻の方へと下ろしていく]

 …海瑠…、…?

[滑らかな肌ざわりを存分に堪能しながら名前を呼べば、
回された腕は少し緩んだかな。
君の腕の中から見上げれば、目が合ったかもしれない。
口元に薄く笑みを浮かべてから、先に目と口を閉じて
顎を少し上げる。
キス顔ってやつ、上手くできただろうか]

[君の体をまさぐる手を、ちょっとこう…ねっとりと
した動きにしてみる。
大人の男女がするみたいに一緒に気持ちよく体を揺らせば、今交わしているキスも、以前まえよりずっと、官能的になった気がする]

 ……いい…、きもちいい、ね…

[唇と舌をたっぷりと堪能した後で、うっとりと君を
見つめながら、ふふ、と吐息のように笑う。
その後で、先に押してきたのは君かな。
もつれるようにしてベッドにふんわりと身を投げ出し、もう一度抱き合う。
さっき飲んだアルコールはとっくに抜けているはずだが、
何だかまた、酒に寄ったような心地がする]

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a15) 2023/04/22(Sat) 21:06:34

【置】 北神 翡翠

海瑠さんへ


お元気ですか。
三年生になって、日々をどのようにお過ごしでしょうか。

私は卒業してから、筋トレをするようになりました。
やはり、体力不足が退魔活動の妨げになるからです。
退魔士とは肉体労働ですから、体が資本なのです。

仕事がない日は、ほとんどスポーツジムで過ごします。
合気道の稽古がある日は、道場へ向かいます。
慣れない内は、休みの日はほぼ寝て過ごしていました。

しばらく髪を切りに行く余裕がなくて、
少し伸びてしまいました。
前に下がる部分が邪魔で、君がしていたように
ハーフアップにしたら、思いの外気に入ってしまい、
今はハーフアップです。
君に見てもらってダメ出し食らったら髪を切りに行きます。

今は人の気持ちが不安定になりやすい季節なので、
仕事の依頼も少し多めです。
夏休みに入る頃には、人々がストレスから解放されるのか、
妖魔の活動力も下がるので、二人でどこかへ出かけるチャンスかもしれません。

今度お会いした時に、遊びに行く計画を立てましょう。
では、お元気で。また連絡します。

あなたの、翡翠より
(L0) 2023/04/22(Sat) 22:03:07
公開: 2023/04/22(Sat) 22:05:00

【人】 北神 翡翠

[学園を卒業した後はお互いに学業と家業があるわけで、
学生である君のスケジュールに合わせると、
会えるのは基本、週末だけになるだろう。

一方、こちらは曜日や時間という概念があまりない、
自由業みたいなものだから、週末の都合がつかない
場合もある。
なので、会える機会は卒業前に比べて、一気に
減ってしまった。
週末の都合がずっとつかない時は、俺の方から車飛ばして、
平日の夜に学園の方まで会いに行ったっけ。
今にして思うと、寮生活で逢瀬を重ねていた時期は、
付き合い始めの恋人たちにとって、
良い条件が揃っていたんだな、と振り返る。

月日が巡り、天気予報が梅雨明け予測を報道するように
なった、そんなある日。
君から一本の電話を受ける。>>38]

 はい、こんにちは
 元気?

[挨拶で始まる君の電話はいつも通りで、返す俺の声の
明るさもこれまで通りだろう。
お互いに近況を確かめあってから、本題に移る。>>39]
(42) 2023/04/22(Sat) 22:41:36

【人】 北神 翡翠

 
 夏休みに海? いいね、いこいこ

[君からの楽しいレジャーのお誘いに、二つ返事で答えた]

 お盆は帰省するんだね、
 この付近の海だと、お盆前がいいかなぁ…
 お盆後だと、場所によってはクラゲが出るので危ないよ

[実は子供の頃に刺された事がある、って少し話が脱線したか。
ただし、泊まりで行くなら宿の確保が先だろう]

 君が夏休みで俺も平日に都合つければ、
 比較的宿も探しやすいかもね
 土日とお盆は今からだと、もう予約は無理だけど

[では、宿選びは次に会った時にしようか]
(43) 2023/04/22(Sat) 22:49:26

【人】 北神 翡翠

[そして、君からの新たな申し出に驚いて]

 へ?
 うちの修行?……熱心だね、卒業後はイヤってほど出来るよ?
 なのに今年からやっちゃうの…?

[でも合宿に参加してもらえれば、何日も一緒に
寝泊りできるかもしれない。
いや、合宿だから寝不足になるわけにはいかないのだが、
会える機会は増えるだろう]

 じゃあ、それは追々スケジュールを送るね。
 たぶん、お盆後だと思う。二泊三日くらいで考えておいて。

[君と会える時間が増える方を優先してしまった]
(44) 2023/04/22(Sat) 22:50:42

【人】 北神 翡翠

[水着の色の好みを問われれば、即答する]

 


[以前一度、一緒に水着を見に行かなかったか?
たしか、俺の誕生日だった気がする。
二人でウィンドウショッピングをして、水着の常設売場
みたいな所を通りがかって、あの時に見た中でも、
断然白が輝いていた。間違いない]

 新しい水着を買いに行くの?
 どんなのか、楽しみにしているね

[そう言って、次に会う約束を交わして通話を切った。*]
(45) 2023/04/22(Sat) 22:52:05
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a16) 2023/04/22(Sat) 22:53:12