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【人】 巡査 ロバート[白昼夢、というやつだろうか。 気づいたときには自分は其処にいた。>>0 お決まりの双眼鏡を手にもって、あーだこーだと建物の中をのぞき込もうとする。その姿はどう見ても不審人物。本来なら通報されかねない、だが、自分はよを守るお巡りさんなのである。そして今は張り込み中。不審者じゃない。 断じて違う、その証拠にほら、先輩が来た。 ――センパイ?。そう僕の上司の もっと大切な、何かを ]あ、ありがとうゴザイマス。 カレーパン、欲しいデス [カレーは正義の証です。と訳のワカラナイ事を言いながら パンを取り出した彼から袋を受け取ろうとして、手と手が触れた。その瞬間、ばちっと頭の中で音がなった。一瞬触れるだけの手、でもそのぬくもりを知っている。――撫でられた事なんて、抱きしめられたことなんてない。 はずなのに、受け取ろうとしたカレーパンを地面に落とし。 一歩後ずさった。先輩にむける顔は真っ青で 震える手を思わず隠すようにして] (1) 2020/02/09(Sun) 23:14:38 |
【人】 巡査 ロバートす、すみません。センパイ…… [手を繋ぎたい、抱き着きたい。 撫でてほしい。おかしい、おかしな事ばかり思い浮かぶ。 彼の背を追いかけてばかりだった。憧れのひとだ、なのになぜか隣にたつことを目に見た。記憶にない『記憶』に唇を震わせて、呼吸を整えようとする。ダメだ、だめ。なんて浅ましい、僕はこのひとに憧れるだけじゃなく 不埒を描いていたのだろうか、顔を思わず反らし] (2) 2020/02/09(Sun) 23:17:38 |
【人】 巡査 ロバートえっと、はは…です。 ちょっと夢を、見たみたいデス [寝てもいないのに。 何故だか、寂しい。唇が寂しくて、お腹の奥が寂しくて懐に手をやれば、普段先輩の前では絶対吸わないたばこを取り出して、火をつけた。今の世の中、どこも禁煙だからということもあって滅多手を出さなかったものに。 唇をつけたのは、いいようのない寂しさを隠すため 揺れる瞳を伏せて、気づかれないように 煙を息として吐いた*] (3) 2020/02/09(Sun) 23:18:00 |
【人】 巡査 ロバート…すみません、しっかりシマス。 [気持ちを切り替えようとも、どこか寂しく。 唇は何かを求め、小さく何度と呼吸を乱した。それをごまかすために、指はたばこを持ち、口に咥えた。横顔を晒しながら、先輩の言葉に、胸を痛めた。やめた方がいいという言葉に、うんっと小さく頷いた。体に悪いというのは自分を思ってだろう。けど、どこかで抱きしめて奪ってほしいと思っていて。 じっと見つめられているとカレーパンを取れず] ……わかってはいるンデス もうほとんど、吸ってはいなかったんデスけど ―――え? [キス、その言葉に彼の方を見てしまう。 隠していた顔を晒けだす、唇を震わせて軽い調子で言う先輩の唇をみた。柔らかそうだ、そして甘く優しそう。体が震えた。キス、キスしたい、先輩はきっと重い雰囲気を紛らわすためにいっただけなのに。 掌はくしゃっと思わずたばこをつぶし] (8) 2020/02/10(Mon) 0:08:58 |
【人】 巡査 ロバート……仕事が、終わったら シテくれますか? [思わずと聞いてしまった。 笑う相手をみて、あっと気づく、なんてことを言ったんだと。先輩と後輩、ただそれだけの関係なのに。そんな事を言うなんてありえないはずだ。だがキスが欲しかった。頭を振って、それから彼をじっと見つめた。 潤む目を晒してはいけないと思うのに] (9) 2020/02/10(Mon) 0:10:04 |
【人】 巡査 ロバート[呼吸すら怪しくなる気持ちの中。 仕事が終わってはっとした。外の暗さに顔をあげ、食べて帰るかという問いかけに、迷うような視線を向けたあと、はい、と頷いた。仕事が終われば、先輩と後輩の関係は終わってしまう。けど先輩からの食事のお誘いに、頷くのはおかしくないはずだ。手を無意識に胸の前で固く閉じても。 それに帰るとしたら、彼と同じ場所ではない。 先輩と同じ場所に自分はたてない。 後ろをついていくことしか] ……あ。 [震える手を引いた手のぬくもりに目を瞬いた。 暖かなぬくもりがじんわりと広がっていく。ドキドキと鼓動がなった。知らないはずなのに知っているそんな感覚に喉を震わせ、彼に連れられていく。怒られて、引っ張られることはよくあった。自分は彼にとっては手を焼く後輩。 自分にとっては憧れの先輩>>14 それ以上の何もない。 けど熱い、とてもとても熱くて] (17) 2020/02/10(Mon) 23:32:44 |
【人】 巡査 ロバート…センパイ?…はい。 [ごはんに行くのではないのか。 そう思いながらも、フリスクを受け取れば、それを口の中にいれた、たばこの味なんてとっくにとけていた。けど彼の唇の味を思い出して、切なくなった。胸の痛みは増すばかり、気づけば彼の家に連れてこられていた。 初めて入る先輩の家、きょろきょろと中を見渡し] いえ、えっと。…あの。 [おじゃまします。と言ってから入った家の中。 促されたらソファの上にちょこんっと座るだろう。借りてきた猫のようにおとなしく、興味深げに部屋の中を見ていた。この部屋に見覚えはない、けど彼と一緒に部屋の中にいる。そんな記憶がある気がして、もじもじと膝と膝を合わせ。それから、意を決したように彼を見た] (18) 2020/02/10(Mon) 23:33:01 |
【人】 巡査 ロバートあ、あの、センパイ 僕―――変 なんデス。 [変、その言葉が、胸の痛みを増す。 彼を直視できなくなりそうになりながら、手で胸を抑え伝える。] センパイを見ていると、胸が痛くって ……その、その (19) 2020/02/10(Mon) 23:33:14 |
【人】 巡査 ロバート(お腹がきゅんっとシマス) …… 抱きしめて、ハグ、したくなるンデス。 [一つ隠し事をしたまま。 伝える声は、悲痛に満ちていた。苦しくて悲しくて、もどかしい。そんな自分が浅ましいとばかり、胸を抑える手はスーツを乱し、憂う目は潤む。彼はどんな顔をしているだろうか。見たくない、けど、みていたい。 矛盾とともに見つめて] (20) 2020/02/10(Mon) 23:35:19 |
【人】 巡査 ロバート[先輩が用意してくれたペットボトルに手も付けず。 話すのは自分のことだ。前のソファに座る彼の仕草ひとつに胸は余計痛んだ。考えているのだと分かるポーズ>>22>>23でも、何を考えているんだろう。不安を見透かされたように立ち上がった彼が此方に近づいてきた。 ―――そして、ぬくもりに包まれる] ……センパイ……っ。 [抱きしめられたと理解すれば、頬は赤く染まった。 おかしい、変だ、やっぱり変だった。彼の腕の中が居心地よくて、そのまま甘えるように体を寄せたくなった。けど、彼の腕は離れてしまう。その瞬間の悲痛な顔は見れたものではなかっただろう。あっと哀しい息を漏らし、でも、すぐ寄せられた顔に声を呑んだ。近い、とても近い場所に彼の顔がある。 唇から吐く息はきっと熱く、後ろはソファの背でふさがれ 逃げることができない、いや逃げる気なんて元々] (25) 2020/02/11(Tue) 0:29:41 |
【人】 巡査 ロバート…変、僕変で、へっ、あ… [変だと言われ続け、胸が痛んだ。 やはりだめなんだという気持ち、だけど、予想外の言葉に違う意味での変なのだと知り、目を丸くした。そうする間に近づく指先、ぎゅっと目を瞑れば、それは見えなくなる。けど、―――かわり、瞼にぬくもりを感じ。 唇はふさがった、甘いが甘いだけじゃないキスだ] ……んっ、ぁ [舌を絡める熱に思わず、胸の元にあった手を零す。 そしてそのまま、彼を求めるように伸ばした。 ―――センパイ、センパイ。 胸の痛みは鈍い甘さを持ってしみていく。ぎゅっと抱きしめることが叶えば、そのまま此方からも舌を差し出して、絡めていった。大人のキスをしっている、これをしっていると夢中になれば、息ができなくなるまで 求め、銀色の糸を引き、離れる瞬間] (26) 2020/02/11(Tue) 0:29:56 |
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