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【人】 ハンター見習い ミゲル[ 戦う理由など今迄考える暇すらなかった 八年前に村を焼かれて 教会にしか居場所が無くなった 僕からすべて奪った吸血鬼を憎悪して 目隠しのまま戦うことを義務づけられた 彼の妹を見ていたら>>32 戦い方というのは様々あるのだろう 一方こちら僕視点では程々世話になっている先生>>33 結構失礼なことを言われている ] 今のところクラレンスにしか優しくないよ 世界の誰よりも、とは言い切れないけどさ、まだ ちなみにこれ教皇さまの受け売り [ ついでにブレないなこの人>>34と視線を投げつける 教皇(仮)が出て来なければ死んでいたかもしれないのに けろりとしているのは流石に自他ともに認める狂人なだけある 普通あんな体験したら怖くはないだろうか。怖いだろう。] (37) 2020/03/08(Sun) 11:19:36 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ ────とは、研究三昧の先生の弁>>35 教えなくはないという約束をひとつ取り付ける 結局イマイチ関係性がわからないが クラレンスも一緒に聞いてみたいので これ以上の雑談は一旦終わり 愛用している短剣とソードブレイカー 教会の特殊な繊維の防刃製の服を纏って 霊薬はいつでも取り出せるようにかつ奪われないように 服の内側のポケットへ バックパックには彼の妹の携帯食 動き回っても崩れないためにかクッキー状のものと 缶詰に入ったスープ どんな仕組みか開いたら温まるらしい ] ……はい、行きます。 行ってきます、先生、と、ロゼさん クラレンスを連れて帰ってくるから [ 一度振り返り決戦の合図となる扉を開いて 掌を見つめる ────未だに能力は扱えそうにない心許なさを今は仕舞い込む ]* (38) 2020/03/08(Sun) 11:19:43 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 指定された村は半日ほど掛かった これでも最短時間で向かったほうだろう 都から遠い辺鄙な村を教会の御用達の場所を使い 途中の街で休憩など挟んだが口数は少ない 教会の場所が通れぬほどに泥濘んだ道を歩いていく 八年前に戻る故郷に想うところがまったくない訳がなく 焼き払われた場所には雑草が生えていた ぽつんと佇立する建物を見て 嫌悪を露わに、呟く ] ほんとに……悪趣味な野郎だ [ 嘗て暮らしていた教会を模した建物 教会のシンボルをはずそうとも過ごしていた日々を刺激する ────ああ、そして ] (39) 2020/03/08(Sun) 11:19:47 |
【人】 ハンター見習い ミゲル ……クラレンス [ 建物を守るように立ちはだかるのは 虚ろな目をした仮初めの相棒であった半吸血鬼であり 助けたい幼馴染み 一先ず五体満足であることに安堵をしてしまった 恐らくはそれが油断となりえた 他に2人半吸血鬼がいたが視界に入らずに 短剣を握り締め剣をもつ彼に近寄る。 ] (40) 2020/03/08(Sun) 11:19:50 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 建物を守るように立ちはだかるのは 虚ろな目をした仮初めの相棒であった半吸血鬼であり 助けたい幼馴染み 他に2人半吸血鬼がいたが視界に入らずに 短剣を握り締め剣をもつ彼に近寄って────。 ] (41) 2020/03/08(Sun) 11:19:56 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[────…2人の間に赤い円を描かれる そうか。よくわかっていることだ。 僕はこの子と戦いたくなどなかったが。 教会を模した建物内ででも高みの見物をしているのだろう。 グールもまた出没する。 向こうの様子も赤く薄い紗幕に覆われて見えない ラトゥールさんがどうしてるかも見えず 喉が張り裂けんばかりに、叫んだ ] ラトゥールさん! ……ごめん、クラレンスをどうにかするまで 時間稼ぎしててください! [ 分断された味方に告げる 時間稼ぎを頼んで、彼と向き合う 襲い掛かるグールを撥ね除けながらも …………冷たい赤い瞳を見て、怯んだ。]* (42) 2020/03/08(Sun) 11:20:01 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 真実の再会の喜びをしている合間は無さそうだった 赤く覆われた紗幕は綻びて ラトゥールさんがグールと半吸血鬼を一掃していた。 赤の結界で見えなかったが相当強いな、と感嘆する ────そうして 見覚えがあるが 不自然にシンボルのない教会の扉が ギイイイ……ッと、誘い込むように開く ]ラトゥール、さん グラディ……クラレンスは、どうにか洗脳解けてます ていうか…その、きみ、大丈夫…なの? [ どう呼んでいいのか。 戦わせていいものか、惑う。 ともあれ、だ。 誘い込むということは、そこから動かぬだろうという見解の一致で ロゼが用意した携帯食とスープで一旦休憩を取ることになった。 ………先にこの子帰したほうがいい気もするけど、と ちらちらと視線を送ってしまうのはご愛敬 ]* (44) 2020/03/08(Sun) 15:40:20 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 怪我の心慮をされて間抜けな顔を晒す へ、という形で音にはならずに じわり、滲むものは奥へと押し込めて 今まで怪我の心配をされたことがあったかすら 不明瞭なほど近寄ろうとしなかったのだ ] これぐらい平気だし 名誉の負傷ってやつだよ ……それより、きみ…お前も ほら、携帯食とスープ ちゃんと応急処置のも持ってきてるし [ 半分に分けたのを渡す 缶詰は飲み口があったし 携帯食は長細いクッキーのようなものだ 食べるように促すか受け取って貰えたか否か 僕は僕でグールでやられた部分に止血する 首のほうは消えたか 判明させたいので包帯を巻かずにいるのを一言断った (それ以前に獲物の印の話を知らなければ話したが) ] (48) 2020/03/09(Mon) 3:41:25 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 戦いたい理由があるのなら 僕だって止めることは出来ない ラトゥールさんは止めないのなら尚更だ ] ( 守られてばかりは嫌だといった きみのこころが 嬉しかった ) どうしてかはわからないけど、さ 僕…能力戻ったみたい?…だから 僕もまだ戦うよ [ 食べ終えて武器の手入れが終われば 休憩終わりの合図 ] (49) 2020/03/09(Mon) 3:41:29 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[────あの赤き吸血鬼と対峙する 霊薬を飲んで制限時間はおよそ1刻から3刻。 戦いの最中に飲む暇よりも 早期決戦を想定して霊薬を飲み干した。 体の中で巡る血が、暴れるようだ ] ( それでこのあとあの野郎と同じ部分の血を飲めと… ) [ 口直しを用意しておけば良かったと思ったが 後悔先に立たず、だ ラトゥールさんが先行して教会内へと入る ] (50) 2020/03/09(Mon) 3:41:32 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 外観とは異なりがらんどうとした黒の床 グールは教会前よりも数が少ない ────あいつは? 逡巡しているとラトゥールさんが 危険を伝えてきた ハッと…息を荒げてにらみつける ]* (51) 2020/03/09(Mon) 3:41:36 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 赤き吸血鬼の威嚇に対して一切物怖じしない>>54 場数が違うのだろう 不可思議な詠唱の後に赤き吸血鬼の動きが止まる>>55 相手の動きを止めるなど高等な能力だ 一分と満たないであろう時間に ────仮であれ数ヶ月相棒をしていた相手に目配せをする ] クラレンス…頼むっ! [ 自律で赤き吸血鬼に立ちはだかるグールを 短剣の魔石に触れ対象のみを業火の焔に包む 集中力のせいか。他要因か。 以前よりもより強く精度を増した焔は他を燃やすことなく 吸血鬼の周囲すべてのグールを焼き払った。 ────が。能力を使った後の体力の消耗が以前より激しい ] (57) 2020/03/09(Mon) 12:51:27 |
【人】 ハンター見習い ミゲルこの、野郎……ッ!! [業火を聖火でぶつけ合う 聖薬に混在していた力を得て 吸血鬼の炎の能力をかき消すようにぶつけ 向かってくる爪は治りきらない脇腹を抉り肉を削いだが 痛みで逆に頭が冴えた。 ] 僕は哀れな生贄なんかじゃない…! お前を斃して…断ち切ってやる…! 僕じゃトドメは刺せない 僕が前に進んで生きるために ………コイツを、殺してくれ! [前にいる悪鬼から目を反らせない 負傷をおして懇願するように叫んだ]* (63) 2020/03/09(Mon) 15:37:57 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 躊躇いの刃には勘づかなかった 『 無理に戦わなくていい 』 >>2:93それが君の最大の理由だったのだろう グールを斃すことも躊躇していた 苛立ちを覚えたのは怠慢だと思い込んでいたから きみの優しさなのだと今ならわかるから…────。 守られるばかりはもう嫌なの、だと 囁いた声は真実でも 非道の限りで常に死と隣り合わせ味わい 憎悪を恐怖を私憤を抱えていた僕とは異なるのだ ────そのことに安堵もしてしまう 大切な僕の幼馴染み きみの面影を寸時垣間見て 悪鬼の腕が服を破くに留めた 猛烈なる次の一撃を奮う寸前に 場に相応しくないような穏やかな声が、した>>69 ] (71) 2020/03/09(Mon) 19:38:09 |
【人】 ハンター見習い ミゲル (72) 2020/03/09(Mon) 19:38:15 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[不可解で奇怪な世界の真実に触れる言葉を遺し 悪逆の限りを尽くした赤き吸血鬼は灰となって消え失せた 嘗てこの村に住んでいた人々と同じように────。 頭の先から、足の先まで灰となり 風に散っていくのを僕は疼痛の最中見つめていた。 最後の、寸言は何であったのだろうか 村の人々の仇を討った 僕は贄から解放された 押し寄せてくる疲労感のせいか実感が湧かない ] ……ラトゥールさん、クラレンス 帰ろう [ 帰ろう。 未だ傷跡の残るあの街へ────。 ] (75) 2020/03/09(Mon) 19:43:46 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 一度だけ振り返る。 教会所属のバッジ を放り投げた。苦痛と全身の細胞が訴える中 僕はどうにか帰路へと着く ] ( ──────漸く見つけた 僕が自ら選んだ居場所へ ) * (76) 2020/03/09(Mon) 19:53:54 |
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