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【人】 子爵令嬢 エルメス[話が怪我の治療に及べば、>>39 そういえばと改めて傷の具合を見ました。 もう出血は止まっていますが、 消毒くらいはして貰った方が良さそう。 何から何までお世話になって気が引けますが、 傷口から菌が入ったりして大事に至る可能性もあります。] お気遣い、有難う御座います。 治療道具さえお貸し頂けましたら、自分で出来ますので。 [今はとりあえずどこの部屋に入ることもなく、 目についたソファに腰掛けていますが、何処か所在なさげ。 朧げに思い出すと、食事も部屋も、衣服も気前よく 用意してくださるようなことを言っていましたが、>>2 本気で"自分の家だと思って"過ごすなんて>>3 流石にそこまで図々しくはないので、 「入ってもよろしいお部屋はありますか?」 と尋ねました。**] (42) 2023/01/13(Fri) 18:34:25 |
【人】 子爵令嬢 エルメスこちらに住まわれている方の部屋は、 鍵がかかっているのですね。 ネリリさん以外には何方がいらっしゃるのですか? お世話になる以上、 差し支えなければ先にご挨拶させて頂きたいです。 [魔法使いかもしれない少女が 一人で住んでいる訳ではないことに、 ひとまず安心しました。 魔法で何でも出来そうな雰囲気がありますが、 それでも少女が一人暮らしというのは心配になります。] (57) 2023/01/13(Fri) 20:00:57 |
【人】 子爵令嬢 エルメス今日はもうこのような時間ですし、 ご厚意に甘えて、一晩ご厄介になりますね。 出来ましたら、夕食とお湯を頂戴したく。 お部屋は2階の空いている所を使わせてください。 [何故あんなに迷ったのかは不明ですが、 歩いてきた距離を思うと、 帰るのにもかなり時間がかかりそう。 暗い森の中では、帰り道を教わっても迷うかもしれない。 野犬や狼に襲われたり、 夜盗などに出くわさないとも限らない。 心苦しくはあるものの、今晩は大人しくご厄介になるべき。 食事と入浴、そしてしっかり休めば、 明日は元気に家に帰れるだろう。] (58) 2023/01/13(Fri) 20:02:21 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[それにしても……。 「部屋を作る」と仰いました???>>50 「欲しいものは何でも用意する」とも……。>>51 親切にして頂いてなんですけれど、 少々不審にも思えてきました。 親に捨てられ森を彷徨った末にお菓子の家を見つけ、 喜んだのもつかの間、そこは魔女の家だった。 そんな童話が頭を過りました。いえ、まさかそんな。 何年かに一度人が消える怪事件の噂もありますが、 あれだって殆どが家出な筈。 きっとわたくしは今とても疲れているから、 ネガティブな発想が浮かんでしまうのだわ。 とんだ誕生日になってしまったけれど、 明日になれば元の通りの生活に戻れる。 きっと家ではケーキやご馳走を用意していた筈。 心配もかけてしまって、申し訳ないわ。 明日は早めに起床して、ここをお暇しなければ。*] (59) 2023/01/13(Fri) 20:03:52 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[この屋敷に居るネリリさん以外の人物。 庭の手入れをされているそうですが、 ここへやってきた時には気が付きませんでした。 必死でしたものね……。] お取り計らい、有難う御座います。 お庭、薔薇が咲いているようでしたわね。 あれだけ見事な薔薇ですもの、 さぞや目をかけて育てていらっしゃるのでしょう。 [もしかしたら、 それも魔法で行っているのかもしれませんが、 我が家の花々は全て庭師の仕事。 自分で行っているだけでも、十分凄いことだと思います。] (71) 2023/01/14(Sat) 1:23:48 |
【人】 子爵令嬢 エルメス本当に、親切にして頂いて……。 好きなお料理ですか。 フォアグラの入った、鴨肉のパイが好きです。 あとは甘いものも。 プリンセスバーケルセなどは 見た目も華やかで良いですわね。 あ、でもお願いしている訳ではありませんので、 どうぞお気遣いなく。 [さらりと一般家庭では見受けられないものを挙げていますが、 人は自分の基準を当たり前に普通だと思っている生き物。 わたくしはそれが贅沢なものであることを 認識できていません。] (72) 2023/01/14(Sat) 1:24:44 |
【人】 子爵令嬢 エルメスわたくしも、ネリリさんのお話をお聞きしたいです。 わたくしの話が面白いかは自信を持てませんが、 是非、色々お話をしましょう。 ここは既に十分、居心地の良い場所ですわ。 [でもそうですね、玄関口での話も落ち着きませんから、 一旦話を切り上げて、2階の部屋へ行きました。] (73) 2023/01/14(Sat) 1:25:43 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[部屋へ行った所で特にすることがある訳ではないので、 滞在時間はそれほど長くはなかったと思います。 ポシェットと上着を置いて、 少しだけ寝台に飛び込みたい衝動にかられましたが、 ここはぐっと堪えます。 食事やお風呂の用意を頼んでいますし、何よりも不作法。 食堂に向かう途中で、 ここへ来てやっと人の姿を見かけました。>>70] 初めまして。 ネリリさんにお聞きになったのでしょうか、 エルメス=ニア・エピロンスと申します。 この度は急にお世話になることになってしまい……。 道に迷って困っていたものですから、 本当に助かりましたわ。有難う御座います。 [丁寧に頭を下げる。 彼がこの館の主ということでしょうか。 若くして家督を相続する方は貴族の中では珍しくはないので、 やはり何か訳ありなのだろうとは察しつつ。] (74) 2023/01/14(Sat) 1:28:49 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[気になることは色々ありますが、 何よりも気になっていたことを 1つだけ聞いてみることにしました。] あの……失礼ですが、 ネリリさんと顔を合わせることは出来ないのでしょうか? 詮索するつもりはありませんので、 何か事情があるなら、それ以上は聞きません。 ただ、きちんとお顔を見てお礼を言えないのが、 もどかしいなと思っただけですので。 [無駄なことかもしれませんが、声は潜めました。 この後は食堂へ向かうつもりですと言ったら、 彼はどうなさったでしょう。 一緒に食事をするようでしたら、共に食堂へと向かいます。] (75) 2023/01/14(Sat) 1:29:43 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[話を聞いている限りでは二人住まいのようですが、 パーティーをすることもあるようですし、>>63 二人で食事をするには広すぎる立派なお部屋でした。 わたくしはお客人などではなく、一晩限りの居候。 その位は弁えておりますから、一番下座の席を選ぶでしょう。 料理も魔法で用意され、瞬時に現れたりしたでしょうか。 そうなったらまた、目を丸くしたでしょうね。] 実はわたくし、今日が16歳の誕生日ですの。 ちょっと気晴らしに外の空気を吸いに行くだけのつもりが、 まさかこんなことになってしまうなんて……。 よく行く場所だからと気が抜けていたのでしょうか。 こんなに森の中を彷徨う事になるとは思いませんでした。 かなり歩きましたので、遠くへきてしまったのかも。 [食堂で、ネリリさんに向かって話掛けます。 話は弾んだでしょうか。 食事が終わったら入浴を済ませ、 明日に備えて休もうと思っております。**] (76) 2023/01/14(Sat) 1:31:13 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[こんな状況でなければ、 わたくしも不信感を抱いたかもしれません。 引っかかることは色々ありますが、 困っていた所を助けて頂いた身ですもの。 有り難い以上の感情はありません。 縁談の申し出があってから、およそ3年が経ちました。 100日後に顔合わせがあると言っても、 すぐに結婚式を上げるという訳ではありません。 自分の未来が確定する瞬間というのが、 わたくしの場合は酷く曖昧で、 それがわたくしの淡泊さを助長しているのだと思います。 それに侯爵家からの縁談の申し出など、 本来はとても喜ばしいことです。 実際、わたくしは周囲にとても羨まれております。 ……時にやっかみを受けるほどに。] (90) 2023/01/14(Sat) 13:13:46 |
【人】 子爵令嬢 エルメス子爵家の生まれですわ。 わたくし、このような魔法を体験したのは初めてですの。 家には魔道具もありませんので。 驚いてお見苦しい反応をしてしまっても、 ご容赦頂けると助かりますわ。 [わたくしの挨拶に、貴族らしくお辞儀をする彼を見て、>>82 やはりここは名家のお屋敷であるのではないかと思いました。 家名を言えないのも理由がありそうですので、 余り詮索しすぎないよう留意いたしましょう。 とは言え、名前が返ってこなかったのには少し戸惑いました。 無作法というよりも、 なんとお呼びしたらいいのか困惑しましたので。] (91) 2023/01/14(Sat) 13:14:37 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[何か事情があることは察せられましたが、 ネリリさんがお姿を見せるのは難しいよう。>>83 見た人の心臓に悪い姿など、本人も見られたくはない筈。 きっとご病気か、大きなお怪我でもされているのか、 なんにせよ、それが分かればわたくしとしては十分です。] 畏まりました。 理由があって姿を見せにくいというのであれば、 無理にとは望みません。 意思の疎通には問題ありませんので、 こちらからの謝意がきちんと伝われば、 それでいいのです。 [姿を見せにくいということは、 外に出られることもあまりないのではないでしょうか。 わたくしの話を聞きたがったり、 外からくる方を歓迎されるのにも納得がいきます。] (92) 2023/01/14(Sat) 13:15:19 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[男性と共に食堂へ向かい下座の席に付けば、 先ずは2人で乾杯を。>>84 わたくしは桃のジュースを頂きました。 ネリリの声を合図に、テーブルにはご馳走が並び、>>86 「こんな晩餐の演出は初めてです」「とても美味しそう」 「これはわたくしの好物です」 そんな風に一緒にはしゃぎながら、 一つ一つ料理を味わいました。 どれも、とても美味しかったですし、 思っていた以上にお腹が空いていたので、 疲れた体に栄養が染み渡りました。 今日が誕生日だと言えば、わたくしの周囲にはお花が舞い、 その内の一つに手を伸ばせば、それは白いコブシの花。 わたくしを歓迎してくださっていることが伝わり、 とても嬉しく思いました。 「素敵な贈り物を有難う御座います」 感傷的であった今日の鬱々とした心が洗われるようです。] (93) 2023/01/14(Sat) 13:16:27 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[男性から、 今日一日のわたくしの複雑な心模様を問われれば、>>88 少し思案して、 具体的になり過ぎぬようお話しすることにしました。 秘密を抱える者同士、 口外されることはないだろうという信頼はあります。 国に保護されている筈の魔法使いが、 この様な場所で生活しているのですから、 世俗と交わることが難しいのは想像に難くありません。] わたくしは身分の高い男性との、 婚約が決まっているのですが、 たった一度顔を合わせただけの相手ですので、 今後彼と一生添い遂げるとなるとどうしても、 不安が付きまとってしまい……。 (95) 2023/01/14(Sat) 13:18:16 |
【人】 子爵令嬢 エルメス今は他国におりますので、会う事が出来ないのですが、 もう暫くするとこちらに帰って来られるので、 遂にわたくしの運命が確定してしまうのだなと思って、 戦々恐々としているのです。 贅沢すぎる悩みですわね。 [その様に打ち明けて軽く自嘲しました。 このままわたくしが家に帰らなければ、 ネリリさんの言うように、ここでずっとゆっくりしていれば、 永遠に現実から逃避できるのかもしれませんね。 **] (96) 2023/01/14(Sat) 13:19:08 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[わたくしは魔法使いにお会いするのは 初めてなので存じませんが、 魔法を行使するには 魔力等の対価が必要なのではないでしょうか。 今宵お世話になるだけでも有難いのに、 濫りにあれもこれもと望むのは流石に気が引けます。] もう十分楽しませて頂いていますわ。 一生の思い出になります。 [わたくしへの接し方について、 特に疑問を持つことはありません。 名家の生まれの魔法使い……そんなものは、 わたくしの憶測でしかありませんもの。 見る限り、相手の方が年上でしょうし、 やりやすいように接して頂いた方が、 こちらも変に気を遣わずに済みます。] (107) 2023/01/14(Sat) 16:16:10 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[ネリリさんの可愛らしい祝福の声に、>>100 こんな誕生パーティーも楽しいわと気持ちが弾みます。 お祝いのドレスも最初は固辞しようかと思っていましたが、 あまり遠慮しすぎても気を遣わせてしまいそうでしたので、 今宵限りのものであるならばと、お願いしました。] そうですわね、では…… 珊瑚色のドレスをお願いできますか? [色の指定をすれば忽ちに魔法がかかり、 ふわりとドレスの裾が舞いました。 鎖骨の出た上品なデザインに、手を叩いて喜びます。 二人ともに何度も「有難う御座います」と言い、 先ほど手にした白いコブシの花を髪に差しました。>>93] (108) 2023/01/14(Sat) 16:16:47 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[やっかみを受けるほどの幸運を嘆くのは、 更なるやっかみを生むものです。 "贅沢な悩み"の一言で片づけられてもおかしくはありません。 ですが、お二人はわたくしの心に寄添う言葉を返しました。 >>103>>104 貴族の娘の幸せは、結婚相手の身分と、子を成せるかで 決まると言っても過言ではありません。 後者は兎も角、前者は申し分ないのですから。] 良い人か悪い人かを判断できるほどの材料もありませんの。 100日後に顔を合わせるまでは、 互いの爵位にも差がありますもの。 破談になってしまう恐れはありますが、 流石にきちんと顔を合わせてからの破断などあり得ません。 相手のご家名にも傷が残りましょう。 (109) 2023/01/14(Sat) 16:17:54 |
【人】 子爵令嬢 エルメスわたくしの気持ちを慮って下さって嬉しいわ。 確かに貴族の風習には疑問を抱くものが多いです。 けれど…… わたくしはこの家で豊かな生活を人生を送ってきました。 それは偏に、 わたくしが爵位を持つ家の生まれだからです。 貴族の豊かな生活を謳歌しておいて、 自分に都合の悪い義務だけを放棄する訳にはいきません。 わたくしの存在意義は、名家に嫁いで子を成す事です。 (110) 2023/01/14(Sat) 16:19:00 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[名もなき花ならいざ知らず、 薔薇として生まれたならば、 平凡に花開くだけの人生は叶わない。 けれど薔薇"という名のない世界に於いては、 その花は只の名もなき花でいられるのかもしれない。**] (112) 2023/01/14(Sat) 16:21:16 |
【人】 子爵令嬢 エルメス人柄の良し悪しを、見抜くのは大変ですけれど、 身元が信頼できること、 育ちが良いことは保証されています。 貴族は面倒くさい生き物だと、 確かに否定はしませんけれど、 家を背負い繁栄に尽力するということは、 そう言う事なのだと思います。 両親もわたくしが本気で嫌だと言ったら、 何とかしようとしてくれるかもしれません。 それが分かっているからこそ、 わたくしは口を閉ざすのです。 ネリリさんも仰っていたよう、>>105 貴族の子には不幸な育ち方をした者が少なくありません。 でもわたくしは違います。 大切に愛情をかけて育ててくれたことに、報いたいのです。 (119) 2023/01/14(Sat) 20:18:13 |
【人】 子爵令嬢 エルメス[王子様の口づけで、目を覚ます荊の姫。 王子が永遠の愛を誓ったとて、 肝心の姫に慕情がなければどうなるでしょう。 まぁあのお話の場合は、 真に愛する人の口づけであることが条件でしたから、 慕情がなければそもそも姫が 目を覚ますことは無いのでしょうね。**] (121) 2023/01/14(Sat) 20:20:10 |
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