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人狼物語 三日月国


168 【飛び入り歓迎】Hospital of Delusion ー妄執の病院ー【R-18RP】

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[鮮烈な快楽だけが、
 荒れ狂う痛みを消してくれるのだと思っていた。]
 

[戯れに啄む甘い口づけは深いものへ変わっていく。
 甘酸っぱいソースは瞬く間に彼の舌に攫われて、
 恐怖も不安も痛みも全部彼に塗り替わってしまった。
 腹の底から湧き上がる何かが全身を駆け巡る。]

  ぁ……、 うん。

[彼の手からフォークが離れるのを横目に見ていた。
 今、その手は自身を横たわらせるためだけにある。
 仄暗い悦びが目元を溶かし、笑みを滲ませた。
 右手を持ち上げ、彼の方へと伸ばす。]


  ……おいしそう、だったの。

[穴がないか確かめるように彼の顔へ触れようとした。
 行為においしそうが何を指すかも伝わっただろうか。

 本来持ち得た、あるいは当時出せなかった幼さも
 彼の前では隠すことをしない。
 時折様子を伺いはするも、
 彼が嫌がる素振りを一切見せないものだから、
 満ちる日を遠ざける努力が泡になってしまいそうだ。

 甘えも、妬みも、怒りも悲しみも、恨みさえ、
 己の持つ何もかもを彼に注ぎ、爪痕を立てる。
 希薄さなんて一度だって感じさせたくない。

 顔を確かめた手は、彼の左胸へと下りる。]

[掌を当てることを許されたなら、
 冷たい手が彼の心臓の上に乗るだろう。
 体温も心音もまだ正常に機能していたか。
 己と違い穴は開いていないが、その場所はどこか
 空虚であったように感じられた。]

  ……っ!

[やがて右手は捕らえられ、掌にキスが落とされる。
 名前を呼ばれて、視線で求められて。
 瞳に宿る欲に気づけば身体の奥がじんと疼いた。]

  むすぶ、

[解放された手は胸元へと落ち、ボタンにかかる。
 初めて攫った時の獣のような脱ぎ捨て方とは違い、
 これから成される行為を突き付けられるようだった。]

[上から順にボタンが外れ、
 ワイヤーすら入っていない簡素な下着が現れる。
 何もかも無気力だったあの頃、
 不幸にしてしまった家族から与えられたものだ。

 死んだ時の形がそのまま残っているのか
 パジャマ同様左胸に穴が空き、
 左の肩紐は今にもちぎれてしまいそうだった。

 問うように彼の名前を呼び、反応を見る。
 少し迷うような素振りを見せた後に
 鎖骨の辺りまでずり上げることにした。]

  ……ぜんぶ?

[真白く、冷たい肌が露わになる。
 心臓の位置にはぽっかり穴が空き、
 背中に敷かれたパジャマの白が覗いている。
 そのせいか左胸のボリュームは右より劣り、
 仰向けなこともあってなだらかなラインを作った。

 右もまた決して大きい訳ではないが、
 女性らしいふくらみが顔を覗かせている。

 その肌が熱を帯びることはない。ないはずだ。
 それなのに、彼の眼前に晒された二つの蕾は
 淡く色づくように存在を主張していた。]

陶酔 カナは、メモを貼った。
(a41) 2022/08/14(Sun) 23:16:35


  ……ぁ ッ、 むすぶ、 や、

[肌を顕わにする度、褒めてくれるかのように
 彼のてのひらがあちこちを撫でていく。
 それに対する反応すら、灯りの下、
 彼の視界にすべて曝け出してしまい、
 恥じらいに何度か身を捩らせた。

 けれど、ベッドよりも狭いソファでは限界がある。
 彼の手から逃れることなど不可能に近かった。

 結局ふれられ、なでられ、ふるえてないて。
 彼に言われるがままに腰を持ち上げる頃には
 食べ頃の肢体が出来上がっていたことだろう。]

[彼がシャツを脱ぎ捨てたところまでは覚えていたが、
 いつの間にか彼もすべてを曝け出していた。
 力の抜けきった表情で彼を見上げる。

 細身だろうか。肌も生者にしては白いように思う。
 比較対象のほとんどが己に怯える人間ばかりだから
 正確なところは分からない。
 それ以上を考える前に、
 最後の布が取り払われる感覚に意識を戻した。]

  ……あっ 、あ

[温度のない太ももに、何かが触れる感覚がした。
 すっかり出来上がった身体は蜜を滲ませており、
 離れていく布に引いた糸が肌を濡らしたのだ。

 彼の掌が下腹部に振れる。
 いつかの自分と同じように。

 こぷりと溢れた蜜がひと掬い、足の間を伝う。
 目にすることはできないが、
 普段より白く濁っていることは想像に容易い。
 彼の掌の下で、奥がきゅうと締まるのが分かった。]

[死の甘い香りを彼に浴びせる余裕もなかった。
 植えつけた種≠熏。はまともに機能しないだろう。
 それなのに彼がここまで貪欲に求めてくれるのは
 この地に溜まり切った怨念や淫欲のせいか。

 あるいは、]

  ――ん、

[何度だってキスをした。何もかも足りなかった。
 彼の唇が離れると、喉を寂しそうに鳴らす。
 しかし、下へ辿るように唇が滑るのを感じれば、
 感じた肩を跳ねさせることしかできない。]

  あ…… ぅ そこ、

[淡い蕾を二つ咲かせた胸元は期待に震えていた。
 空虚な穴ではなく、放置された食事でもなく、
 白い膨らみに彼の口が吸い寄せられる。
 唇で柔く食まれると、それだけで背がしなった。]


  あっ ぁ、 あ ……ッ

[うれしい。きもちいい。もっとほしい。
 彼に対する欲望で頭がいっぱいになる。
 ひんやりとした両腕で彼の頭を掻き抱いた。
 頭頂部に顔を押し当て、口端から甘い声を漏らす。]

  ね、 ぁっ、 むすぶ 、

[自分の知る、彼の唯一のこと。彼の名前。
 求める時も呼ぶ時も願う時も唱える、
 一生を超えてたったひとつの響きだ。]


  わたし……も、 して…… いい?

[冷たい脛が彼の太ももを撫でる。
 その先にある熱はどうなっていただろう。
 最初と違い、
 彼の欲を追い立てる画策はしていないから。]

  もっと……ぁっ、 いっぱいに…… ッ

[してほしいし、したい。
 奪うだけではダメだ。与えるだけもダメだ。
 お互いにお互いがなくてはならないと
 永遠に縛って、捕らえてしまえるように。

 あの時無意識に零した言葉を
 明確な意思と欲望を持って告げる。]*

四谷 隆史は、メモを貼った。
(a42) 2022/08/14(Sun) 23:20:39

【置】 不審死の元凶 ???

[間もなく、闇は明ける。
異界化は解かれ、病院はただの廃墟へと戻っていく。
けれど、現実へと帰されるのは、生きる意志を曲げず、この病院の闇に呑まれなかった者だけ。

この闇の中に、生きる希望を失ってしまった者。
怨念と怨嗟の声に、誘い込まれてしまった者。
彼等はこの病院に蔓延る闇の一部となって、この病院に永遠に留まり続ける。

彼等は、解放されたのだ。
魂を縛り付ける、肉体という鎖から。
死ぬことも老いることも無く、永遠に自らの求めるモノを貪り続ける。

――そして、現実に帰還する者達は聞くだろう。
背後から語り掛ける、澄んだ少女の声を。]
(L4) 2022/08/14(Sun) 23:25:20
公開: 2022/08/14(Sun) 23:30:00

【置】 不審死の元凶 ???

『ご来院、ありがとうございました。
貴方の先行きが、幸福なものでありますように。』
(L5) 2022/08/14(Sun) 23:25:36
公開: 2022/08/14(Sun) 23:30:00

【置】 不審死の元凶 ???

『――その身体が果てる時、私がお迎えに参ります。』
(L6) 2022/08/14(Sun) 23:25:56
公開: 2022/08/15(Mon) 2:25:00

【人】 空虚 タチバナ

[彼を求める行為が、彼の命だけでなく
 誰かの希望>>84すら奪うものだとしても>>134
 もう、後戻りはできない。

 ここは怨念渦巻く、現世と切り離された場所。
 とびきりの奇跡がなければ生きられないし>>0:69
 私は所詮人を恨むばかりの怨霊だ。

 不用意に足を踏み入れたのはあなたたちの方。
 だから諦めてさっさと逃げ出せばいいのに。
 人間は諦めの悪いものだって>>137
 そんなの最初から分かっている>>34。]
(146) 2022/08/14(Sun) 23:26:21

【人】 空虚 タチバナ

[あなたたちは被害者で、私は加害者で。
 それでも手に入れた獲物ひとを手放せない。

 もう、顔も思い出せなかった。
 ただ異なる感情を湛えた瞳>>1:155>>1:157だけが
 微かに記憶の端へ引っかかっている。]
(147) 2022/08/14(Sun) 23:26:34

【人】 空虚 タチバナ

 


(――――……ごめんね)
(148) 2022/08/14(Sun) 23:26:48

【人】 空虚 タチバナ

[床に落ちた痕跡>>118のように形もなければ、
 また彼らの奥底に入り込もうとするつもりもない。

 これは本来持つ必要のない干渉だ。
 だから、ここで切り捨てる。

 だってこの身のすべてを彼に与えるのだから。
 もう決して手放せはしないのだから。
 私は――人を恨む怨霊なんだから。

 恨まれたっていいけれど、
 怖がられていいけれど、
 人を気に掛けることはあってはならないのだ。]
(149) 2022/08/14(Sun) 23:27:01

【人】 空虚 タチバナ

[目に見える変化はないだろう。
 けれど、
 もし彼らが望む未来を阻む悪意があったなら。

 たった一度だけ、
 細く広がる闇が脅威を引き裂くかもしれない。

 それは誰かを攫った女の黒く長い髪に、
 ほんの少しだけ似ていた。]*
(150) 2022/08/14(Sun) 23:27:30
空虚 タチバナは、メモを貼った。
(a43) 2022/08/14(Sun) 23:33:10




  ぜんぶ。すべてを見せて。
   

[鎖骨の上まで手繰られた下着すらも、長い髪を引っ掛けないよう丁寧に解いてから。白い指先がぼくのために晒してくれた布地を全て取り払った。

彼女の掌が触れていたぼくの心臓は未だ静かに刻を刻んでいる。苦しさや、悲しさや、耐えがたい苦痛から、砕けてしまったようなきみの 「穴」 こころとは対の、
空虚な音を奏でて来ただけのぼくの 「心」うつろ

   
欠けたもの同士だなんて未来予知をしていた存在がいるなんて今は知らないのだけれど


   
きみにだけさらけ出せる寂しさを
吐露するように抱きしめる]
  


   

[髪を掻き抱くきみの腕が心地良くって、ぼくはうっとりと薄い蕾を啄んだ

口腔に含めば甘い吐息が部屋に響く。ひくりと震え仰反る背を逃さないよう、膨らみの曲線から穴の隅迄───触れられる限りきみの柔肌へ舌を這わせていく

甘い声が漏れるたび、名前を呼ばれるたびに、
そこがきみの気持ちのいい場所なのだと覚えるように]

   



  ぁ・・・、ふふ・・・、うん、さわって
  もう、こんなに

   
[下腹を辿る指先がくちりと蜜の溢れる場所に触れると、まだあたたかな滴が掌に伝わる。水音をかき混ぜるように指先をひとつ、ふたつと深めながら

ぼくの欲はひどく熱を持っていて甘えるような先走りで掌を汚してしまう]


   かれん・・・、は、かれ、ん・・・
   、きもちぃ  、いれたい


[満たしたい、満たしてほしい、
重なる言葉に混じる熱は次第に色に染まって。
痛みも闇もなく、ただひとつになっていく]

   




  、ね・・・、あのさ、

   





[言葉にするときみが消えてなくなる気がして言えない、

   
好きだよ、愛してる、


その一言が。


いつかきみの全ての苦しみが満ち足り足りて
消えてしまうその寸前までとっておこうと思う。
きみという未練がなくなってしまったぼくも
共に消えてしまえるように]*

   

【人】 四谷 隆史

[やはり、あの連れ去られてしまった人はチハヤさんだったのだ
なぜ気づけなかったのか。そして、
連絡手段もまた、途絶えてしまった

圏外のままの自身のスマホはポケットの中に
足元が崩れるような心地を孕みながら、
呆然としていたときであった>>137]

……セキさん。

[肩に添えられた手と、かけられた言葉にはっとする
そうだ。まだ、まだ死体を見たわけではない

見たわけではないのだ
……それがどれだけ儚い希望的観測であっても、だ
掌を握る手に導かれ、その場を後にする

俺が手から落としたチハヤさんのスマホは、
セキさんのポケットの、中*]
(151) 2022/08/15(Mon) 2:59:49
[体の奥から滾る欲という熱と対照的に冷たい指や舌で秘裂を弄られれば、熱は冷めることなく逆に強くなっていく。
何かを差し入れ慣れていない中でも、慣らされ続ければやがて拒むようなキツさではなく、咥えて離さないような締めつけへと変化していく。
そうなっていくうちに私も感じる快楽は増していき、ねだるように腰を彼へと押し付けていく]

へへ……もっと、ちょうだい……?

[現実から逃れる快感を得られるならばと、溺れるように求めていると、目の前でさらに不可思議な事が起こった]

【人】 四谷 隆史

ー→病室エリアー

[二人向かう先は病室エリアだ。
地下や精神科病棟を経由し、まだ足を踏み入れたことのない場所。

やはり人気を感じない、音を闇が飲み込んでしまうような廊下を、歩く足音二つ
歩みを進めると、先程聞こえたような歌がはっきり
聞こえるような気がした]

……、

[やはり、あの歌、なんだろう
まるで過去を呼び覚ますような……>>140]

聞こえてた、やつっすね……

[セキさんも聞こえていたらしい。
首肯するが、問うた貴方はどこか表情が険しく見えた]
(152) 2022/08/15(Mon) 3:04:39
ひーちゃんが……いっぱいいる……

[幻覚ではないのだろう。やはり、触れる体は冷たいけれど、口づけや胸への愛撫は現実で。
こちらを優しく、それでいて貪るように群がる彼ら。
それらに応えるように舌を絡めたり、頭を撫でたり、指を重ねたり。

私の胸は小ぶりではあるから、小さい彼らにとっては丁度いいかもしれない]

ちゅ……ん……っ!

[彼らの愛撫を堪能していると、敏感な秘豆を刺激され、思わず体が跳ねる。

初めて?と聞かれれば、他人に愛撫されることとか未経験だったのでコクリと頷く。
まぁ、同じ容姿の子達に囲まれるというのも初めてではあったけれど。

秘裂を広げられ、中をさらされれば流石に羞恥で顔が赤く染まるけれど、それさえも新しい快感の呼び水になっているような気がして、未知の恐怖と一緒に快感への期待も高まっていくのを感じていた]

[やがて彼らのうちの一人が下腹部を露わにすると、突然、彼の体躯には不釣り合いとも言える凶悪なモノが出来上がり、舌を絡めながらもゴクリと生唾を飲み込む。

それが私の秘裂にあてがわれれば、昂りきった体は無意識にこすりつけるように腰を動かしてしまう。

一緒に気持ちよくなろうと言われれば何度もうなずいて、その肉杭から目が離せなくなっていく]

っ〜〜〜〜!

[ゆっくりと、確実に腰が進めば、やがて膜を突き破り奥まで届くだろう。
破った瞬間、私は痛みで顔をしかめたけれど、すぐに快感に飲まれ、彼の動きに合わせて快感を貪るように腰を合わせていく。

もっともっと、この現実から逃れるように彼から与えられる快感を享受していく]**

【人】 四谷 隆史


……!


[聞こえた歌が嫌いだ。と。紡いだ彼は
廊下の窓を叩く
まるで歌を止めるように……或いは掻き消すように。]
(153) 2022/08/15(Mon) 3:06:40

【人】 四谷 隆史

セキさん、手、手の傷また開くかも…

[何度か、叩いても窓はびくともしない
叩く手が傷ついた方ではなかったとしても
振動で開いてしまったら。
慌てる己は、傷口が開いていないかを確認しようとするだろう

だが。問題はそれだけではなくて

窓の外は、闇
成人男性が全力で叩きつけても窓は割れる気配もなく
そこに無傷である違和感。
それに未だ気を遣らないは行幸やもしれない

気づけば、また悲鳴をあげてしまうやもしれないのだから**]
(154) 2022/08/15(Mon) 3:11:49
四谷 隆史は、メモを貼った。
(a44) 2022/08/15(Mon) 3:14:44

 




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