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スピカは、ご飯を食べました。 (c0) 2021/05/30(Sun) 20:03:16 |
【墓】 あなたの盾 スピカ『いない』女が、食堂に姿を表した。 もっとも食事目当てではない。 チャンスがあれば回収はするが。 守るべき対象を把握するには、食堂に顔を出すのが おそらく一番手っ取り早いと考えたからだ。 それに自分なら、心無い暴力や、大人の治療を受けた時に 一番被害が少ないと考えているからだ。 他人には言わない。怒られるから。 暫く、食堂の様子を監視していた。 (+0) 2021/05/30(Sun) 20:17:35 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナスピカは、あなたの事情を、 すべて理解できていない。 だから、あなたに避けられても、 問い詰めることもしようとしなかったし、 恨むこともしなかった。 ただ、悲しくはあったが。 しかし、一枚の手紙で、彼女の考えは全部吹っ飛んだ。 どこにいるかも検討がつかないが、 とにかく会うしかない。走り出した。 /* わあ〜い 3日メモ的には部屋にいなさそうなので 遭遇場所は……任せます!! (-38) 2021/05/30(Sun) 22:29:44 |
スピカは、人を探して走り回っている。 (c13) 2021/05/30(Sun) 22:31:29 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナ「……ルヘナ」 探し人を、ようやく見つけた。 不安げなあなたとは対象的に、 自分が歩み寄れることがわかっているスピカは、 迷わない。 「昨日言ったじゃない。 甘えてもいいんだって。頼ってほしいって。 避ける理由があるのなら、 教えてくれたっていいんじゃない?」 そう言って、微笑んだ。 そこに、あなたを責める意思は感じられないだろう。 /* ヤッタ~~わからない名前もルヘナくん好き……!( ・ㅂ・)و ̑̑ (-46) 2021/05/30(Sun) 23:10:33 |
スピカは、ここにいる。 (c15) 2021/05/30(Sun) 23:13:25 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナあなたの告白を、おとなしく聞いて、 それから、うーん。と少し考えたりして。 「なるほど?……それで、 先生から何かもらったりした? 言いたくなかったら言わなくてもいいわ」 「だって、わざわざ捨てさせようとするんだもの。 そんなこと、ご褒美がなければやらないでしょう?」 そして、 ごめんね、でも、大人から与えられるものが、 私からもしも与えられるなら。と小さく呟いた。 (-54) 2021/05/31(Mon) 0:10:46 |
スピカは、結局守れていなかったことに苦しんだ。 (c19) 2021/05/31(Mon) 0:11:49 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナ「はあ、なるほどね。わかりやすいというか、 なんていうか。 俗に言うところの『裏切者』とかも、 そうやって作ってるのかしらねえ」 やましい意味などと言い出すので、 ちょっと赤くなったりしたが、 それも一瞬。真面目な顔だ。 「確かに、魅力的でしょうね。 こんなことをずっとされてたら、 人は確かにおかしくなる。 やっぱり、責められることじゃないわよ」 さて、この場合本当に先生が悪いのか? 一介のカウンセラーで、 ギムナジウムを握る立場でもない彼が。 そうも思っているが、それは今はどうでもよかった。 「『あちら』側より、『こちら』側を選んでくれた ってことでしょう?それが私にとっての救いだわ」 (-57) 2021/05/31(Mon) 0:48:30 |
スピカは、ルヘナに微笑んだ。 (c21) 2021/05/31(Mon) 0:51:51 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたかった ルヘナ「……私だって、あなたに選ばれたかったしね」 恥ずかしかったので、小声だ。 ああ、言ってしまった!でも、言いたかったのだ。 「『ここ』にいていいのよ。 もちろん、ルヘナが居たいと思う限りだけどね。 他のみんなもいる。 忘れられた人間でなく、今を生きる人間として、 歩いていけるはず」 ね?と、手をきゅっと握った。 きっと、あなたが迷っても。 スピカの元に来てくれる限りは、 何度だって手を取るだろう。 (-65) 2021/05/31(Mon) 1:42:50 |
【独】 あなたの盾 スピカ「い、言っちゃった」 「でも、ねえ、だって」 「私だって、『いない』ことになって、 平気なわけじゃないのよ。 自分の立場と立ち位置を鑑みて、我慢してるだけ」 「だから、『私』を見てほしいじゃない」 「見てほしい相手に、見てほしいって言うぐらいのわがままは、 許されてもいいじゃない」 (-64) 2021/05/31(Mon) 1:43:49 |
【独】 あなたの盾 スピカ元の生活に戻りたいとは、 思わない。 風紀委員を目指した理由は、 あなたへの憧れがあったから。 他にどうすればわからなかったから。 でも、今は違う。 必要としてくれている。 私は、ここではスピカになれる。 もしも、もしもだ、 何もかもうまくいって、 みんなが元に戻れるようになった時。 彼に必要とされないなら、 このままでもいい。 (-75) 2021/05/31(Mon) 6:35:30 |
【独】 あなたの盾 スピカ「ああ、我儘ね、あなた」 「何を今更」 「でも、見解は一致しているわ」 「そうでしょうね」 「「私は彼を、離したくない」」 (-77) 2021/05/31(Mon) 6:39:49 |
【独】 あなたの盾 スピカ「嫌ね、本当。 弱くて臆病で、一人では生きられない私」 「もっと自分の歩き方に自信を持ちなさい。 みんなの幸せと平穏が自分の幸せだったのでは?」 「ああ」 「人って、拠り所を見つけると依存しちゃうんだなあ」 (-78) 2021/05/31(Mon) 6:43:08 |
スピカは、少し自分を嫌悪した。 (c25) 2021/05/31(Mon) 6:43:44 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたかった ルヘナ首を振る。なんでもない、の仕草。 全てを置いてもらえなくても、 彼女の表情は変わらなくて。 「………………うん。それでいいのよ。 私は止まり木になれる。 重いものを抱えたあなたを、 休ませることができるはず」 自然と、もう片方の手があなたの頭に伸びた。 男の子は嫌がるかな、なんて一瞬思ったけど。 そんな考えより、体が先に動いた。 「ええ、私もこうすることができて……嬉しいのよ」 (-84) 2021/05/31(Mon) 7:27:14 |
スピカは、ルヘナの頭を撫でた。 (c27) 2021/05/31(Mon) 7:29:42 |
【独】 あなたの盾 スピカ納得は、できなかった。 でも、彼が本当にただの子供なら、 今ここにはいなかっただろう。 もともとありえなかった話だ。 私には、やはり (-85) 2021/05/31(Mon) 7:30:54 |
【秘】 一番星じゃなくても スピカ → いたかった ルヘナ「そうよ……利用だなんて、とんでもない。 誰だって孤独は耐えられない。 だから、私はあなたを支えたかったの。 あの、『人という字は〜』みたいな話と同じよ。 ……多分。 そうしないと、私もどうすればいいかわからなかったし」 昨日と比べれば随分と進歩だろう。 やはり、自分が受け入れられていると実感できるのは、 嬉しい。 「あなたが救われるのが、私の救いだから。 もちろん、他の人も救いたいけどね」 でも、私にとって一番救いたいのはあなただから。 ともつぶやいた。 (-103) 2021/05/31(Mon) 10:15:49 |
スピカは、これでいいと自分に言い聞かせた。 (c31) 2021/05/31(Mon) 10:16:25 |
スピカは、キノコを食べている。 (c32) 2021/05/31(Mon) 11:36:19 |
スピカは、おいしく食べた。 (c33) 2021/05/31(Mon) 11:38:24 |
【墓】 一番星じゃなくても スピカ中庭にやってきた。 シェルタンは『そうでなくなった』らしいが、 依然としていない者はいる。 まあ、私もそうなのだが。 個々人の事情なんて、わからない。 でも、動かなければ人を救えない。 だから、とりあえず中庭に来た。 昨日はここに人が集まったから。 表の担当がシェルタンならば、 私の担当はこちらだろう。 笛を吹くような風流な真似はできないので、 とりあえず食べられそうな草を物色していた。 (+14) 2021/05/31(Mon) 12:27:57 |
スピカは、みんなを支えられたらそれでいいと思おうとしている。 (c36) 2021/05/31(Mon) 12:29:43 |
【秘】 臆病者 スピカ → いたかった ルヘナ「そうよ。あなたが私の部屋に来て、 手を引いてくれたその時から。 あなたの救いが私の救いにっ……」 背中に回された手に、体が反応する。 予想外だったから。 でも、待っていたものだ。 そして、考える。 自分が報われる方法を。 わたしを一番にしてと言いたい。 あなたを地獄に落とした者よりも、 私の方がうまくやれると言いたい。 でも、それはきっと叶わないから。 「……じゃあ、もっとちゃんと抱きしめて。 …………それでいいから」 耳まで真っ赤にしながら、そう言った。 (-126) 2021/05/31(Mon) 14:25:21 |
スピカは、自分の本音から逃げ出した。 (c42) 2021/05/31(Mon) 14:25:56 |
【墓】 臆病者 スピカ>>+16 「こんにちは、イクリールさん」 まあ、実際のお目当てはイクリールだった。 スピカから見て、もっともわからない子、 それがイクリール。 「ねえ、私ずっと疑問だったの。 こうなった子って、多かれ少なかれ変わるものじゃない? 私だって、多少は変わってると思う。 だけど、あなたは変わらない」 「他人からの扱いなんて関係ないかのように振る舞うし、 今日もこうして、まるで『いる』ように、ここにいる」 「みんな救いたい、なんていうけど、 あなたに関してはとっかかりも、問題も掴めない」 これは詰問とか、そういう意図はないんだけど、 と前置きして。 「ねえ、あなた、一体何を抱えてるの?」 (+21) 2021/05/31(Mon) 14:48:14 |
【墓】 臆病者 スピカ>>+22 イクリール 「ああ、確かにイクリールさんの言う通り。 手を施さなくてもいい病気だってある。 それが病気かどうかすらわからない子も。 ただ、大人から見たら異常というだけで、 ここにいる子もいますものね」 自分だってそうだ。 こんなところに押し込められるという点で、 スピカはこの病気が嫌いだったが、 今はもうそうではない。 彼の盾になれるから。 「オーケー。私が間違ってるわね、確かに。 いない子と向き合うのに、 偏見を持っていたらどうしようもないわ」 「……あなたに余裕があるのなら。 イクリールさんも手伝ってくれる? 私に何ができるかなんてわからないけど、 でも、こうやって私たちが日常を過ごすだけで。 人を受け入れられると示すだけで。 助かる子たちがいるはずなのよ」 そう、ルヘナに教えてもらったから。 (+23) 2021/05/31(Mon) 15:51:41 |
【秘】 臆病者 スピカ → いたかった ルヘナ「え……ちょっ……と、」 離れていくあなたに、困惑し、 顔を見られれば伏せようとして。 でも、きっと全部無駄な努力だったろう。 だって、もう隠せるような気持ちじゃないから。 「ーーぁ」 心臓が跳ね上がる。 目に入る、あなたの『治療』された後も。 抱かれる力も、細い体も。 全てから、あなたを感じる。 「ルヘナ…………」 自分が望んだものが、いま与えられたはずなのに。 少しだけ泣いている自分に、困惑した。 そんな涙に気づかれたくないなと思いながら、 あなたに身を委ねる……。 (-133) 2021/05/31(Mon) 16:13:59 |
スピカは、ルヘナに抱かれている。 (c43) 2021/05/31(Mon) 16:15:06 |
【独】 臆病者 スピカ大絹肌苫屋茸kinoko大絹肌苫屋茸kinoko豹紋黒湿地kinoko黄疣傘茸kinoko虎列剌茸kinoko鱒茸kinoko赤茸kinoko (-137) 2021/05/31(Mon) 17:10:52 |
【墓】 臆病者 スピカ>>+24 イクリール 「そうね…… 受け入れられなかった子を、 受け入れられればいいんだけど」 スピカは裏切られても許したいと思っていて、 誰にだって隠し事はあるから、それも許したくて、 話したくないことを話さなくても 受け入れたいと思っていた。 止まり木になるべきだと言い聞かせてきたスピカには、 当然の道理だった。 「うん……やっぱり、イクリールさん、年上じゃない?」 精神的に勝てる気がしなかった。勝負するものでもないが。 「ま、毎日増える『いない』人を探すところからですかねえ」 解決すべき問題があろうとなかろうと。 孤独に完全に耐えられる子供は、きっといないだろうから。 (+28) 2021/05/31(Mon) 17:52:10 |
【秘】 乙女座 スピカ → いたかった ルヘナ大切だって言ってくれたから。 ここにいると言ってくれたから。 スピカは頑張れる。 と自分に言い聞かせた。 それでも、今だけの権利を手放したくなくて、 背を撫でられるに委ねる。 「……ごめんね、我儘で。 もう、大丈夫だから」 これ以上依存を見せてはいけない。 本命のいるであろう彼を失望させたら、取り返しがつかない。 ぽつりと言葉が漏れた。 (-139) 2021/05/31(Mon) 18:07:26 |