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人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

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アンタレス中堅看守 アンタレス

【人】 中堅看守 アンタレス

足元が覚束無いにも関わらずちゃんと処刑室に来た男。
恐らくナフの問いは聞こえたが、何も言わずに壁際に寄った。

参加してもいいが、この速度で死を更新したくは無い。

ショーなら......、誰かしらが上手くやるだろうと。
そもそも1度殺しあったから私はもういいだろう。

肩に羽織った上着は若干ずり落ちているが、それを直す余裕もないほど疲れきっていた。
無礼講が終わった後は絶対長い休暇を取ろうと決めた。
(5) 2021/10/14(Thu) 21:52:51

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

「そりゃ痛いもんは痛いだろう。
ただ、蘇生も受けられずに埋められたりするよりは恐ろしいものでも……私は、な」
程度の問題だと軽い調子で言っていた。が。

「は?何が不要だって」

刃を押し当てる力を強くし、思い切り引く。この包丁は、首を裂くには十分な鋭さを持っている。


「冗談じゃない、後の三回はともかく今すぐ反故にされては。
無駄な脅しが気に食わないだけで、君の気まぐれで食べさせてくれるというなら歓迎なんだ私は」
(-4) 2021/10/14(Thu) 22:06:20

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

押し当てる力が強くなった事に対し、顔をこわばらせた。
ナフに叩き斬られた際の記憶が蘇る。


「...っ、あ゛......、」

裂いた瞬間のみ激しく 噴水のように
が飛び散り、その後は湧き水のように流れ出て止まらない。

はく と一度口を動かして......、

ろくな叫びも 呻きもなく、身体がぐらりと 傾いた。
(-6) 2021/10/14(Thu) 22:39:47

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

さすがにこの距離では返り血を避けることはできない。
あまり汚れるのは好きではないのだけれども。

「ふ、すぐ死んでくれそうだ。有り難い」
そのままにしていれば倒れそうなあなたの体をわざわざ押し倒す。
流れる血を止めたい時は、心臓より傷口を高くしたほうがいいらしい。
逆なら、傷口はより低い位置にあったほうがいい。

「どうだろう、そんなに痛くはないんじゃないか?よく研がれているものを選んだから。
切れない刃は痛いからなぁ……『一回目は』、あまり苦しめないようにしようと思っているんだ」
死ぬほどの傷に刃の鋭さは、きっと関係ない。
イクリールは倒したあなたを間近で観察している。
(-8) 2021/10/14(Thu) 23:11:56

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

傾いた身体は自然と ではなく、貴方の手によって
特に抵抗もなく
押し倒された。

震える手で傷口を押さえようとするも、流れていく血は止まらず 呼吸が浅く 荒くなる。
...力を使えば止めることは可能だとしても、今はそれを選ぶことは出来ない。

ああ 寒い


顔は青白く、急激な出血による寒気に身を震わせ 瞳は虚ろに揺れて。ガチリと 歯がぶつかる音がほんの一瞬 無意識に。

氷を操る男も、こうした寒さには強いわけもなく。

さむ い


言葉を返す余裕は 勿論のことだがありもせず。
故に、貴方の問いに 男の答えが返されることは無い。

暫くすれば物言わぬ死体が出来上がるだろう。...あとは貴方の思うままに。

すぐ傍には、上司チャンドラの配慮により蘇生装置が控えている。
(-10) 2021/10/14(Thu) 23:46:09

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

イクリールの言う苦痛とは、テラのような状態になることだった。
だから、あなたの感じた耐え難い寒さも。
「普通の失血死で済んだか」
と、そんな感想になる。

さて……どこを貰おうか、と死んだ体を見下ろす。
そうだ。いつもより少し多めに頂いていこう。次があるなら比較したい。

まずはあなたの片腕へ、刃を入れる。力任せにしなくても構造さえ分かっていれば取り外せることを、イクリールは知っている。
ミンのときは肩から下全て貰ったが、今回は肘は外し、上腕だけ。
あとは……そういえばナフを逃した分でも貰おうかな、と包丁を膝へ。こちらも肩をやった方法と変わらない。足首から下はいらないので外し、保管用のケースへ。

「……あぁ、手袋持ってきたのに」
既に汚れてしまったから、とつけなかったが、爪の間の汚れが酷い。付ければよかったな、とどうでもいい後悔。

あとはどこか、と考えて、ナフにかけられた言葉を思い出す。『お前が死んだら、お前の心臓を保管ケースに詰めてやる』と言われたのだ。
でも自分の体は、正直一番食べ物には思えないので、興味がない。

「やっぱり食べるなら他者だな」
あなたの胸に、刃を突き立てる。余計な傷をつけないように慎重に。胸を開いて先程止まったばかりの心臓を取り出す。
「……噛み応えのありそうな部位ばかりになったな」
それもまた仕舞い込みながら、煮込むのに時間がかかりそうだと思う。
(-12) 2021/10/15(Fri) 0:42:01

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

それが終わってやっとあなたと、切り離した余りのパーツを引きずって蘇生装置へ引きずって運ぶ。
「……っぃしょっと、よし、元気に生き返れー」

調理に取り掛からなければ。
別に生き返るのを待つ気はなかったので、すぐに去った。
次に会ったとき、あなたがわざわざ次の話を持ち出すか、しらばっくれるか、忘れたふりでもするのか……見ものだなと思いながら。
(-13) 2021/10/15(Fri) 0:43:17

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

「やあ?元気かな」

壁際で終わるのを待つあなたへ、遠慮なく話しかける。
普通に、世間話でもするみたいに。

「今日は君、参加しないんだな?私もだけれど」
ただ、視線にはあなたの反応を覗っているような色がある。
(-16) 2021/10/15(Fri) 1:37:08

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

壁に背を預けたまま、声がする方に視線だけを向ける。
カウンセリングも難無くこなしたとはいえ、元気には見えない。

「......しない。」

短く 簡潔に。
何をするにも 酷く疲れに変わる。


特に面白い反応はなく 気怠い様子と、

「...君、次 は、」

どうするのかと、約束のための問いかけをするくらいだ。
その際には首を撫でた、...傷がないことを確認するように。
(-40) 2021/10/15(Fri) 7:47:44

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

次もやる気、あるんだ。
にこ、と笑いかけて、今にもずれ落ちそうな上着をつまみ、あなたの肩へかけ直す。

「ナフ君が死んだら回収するからその後だな。
……んー、今夜。今夜よろしく。君の部屋まで迎えに行くから。そしたら別の部屋で」

自分の部屋が汚れたら嫌だろうな、という完璧な心遣い!
に満足気に笑い、あなたの側を離れるが。

イクリールはその晩、アンタレスの前には現れなかった。
(-48) 2021/10/15(Fri) 12:25:37

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

やる気があるというよりは、"約束"だからと。
忘れたフリをして しらばっくれて、それが出来るならもう少し違う返事を用意できたわけだが。

上着については他者にかけ直されたことで、自分がそんなことさえも気を回せないほどに疲れているのだと気づく。

「......分かった。」

短く返事をして、側から離れる貴方のその後の一悶着も見ていた。
別に何か口を挟むこともないから、本当に見ているだけ。

欲しかった"食材"が手に入らず、八つ当たりされそうだのなんだのくらいは思考して、溜息を零す。

そうして皆が退室する頃、自身も部屋に戻り貴方を待つ訳だが......現れなかった理由は翌朝に知ることとなるだろう。
(-50) 2021/10/15(Fri) 12:51:25
アンタレスは、処刑が終わるまで見届け、皆が退室する頃に自身も部屋へと戻っていくだろう。
(a7) 2021/10/15(Fri) 12:52:57

【人】 中堅看守 アンタレス

ふらつく足でロビーに向かう。
そういえば空腹だったかもしれない。

まともなものをくれと願ってメニューは任せた。

栗蒸しパンfoodオレンジジュースdrinkシナモンスティックvilが来た。
(42) 2021/10/15(Fri) 18:09:42
アンタレスは、栗蒸しパンを1口サイズにちぎりながら食べている。
(a10) 2021/10/15(Fri) 18:10:12

【秘】 墓守 トラヴィス → 中堅看守 アンタレス

「……まだ疲れてる?」

どう見ても疲れてるあなたの右腕を突いた。

「まあ、疲れてるか。大仕事の後だものね。その、……なんだ、傷をね、癒せなくて悪かった。ごめんね」

裏切り行為をそんな風に告げる。
報告は受けているだろう────トラヴィスがそれを拒めなかった理由も、全てを打ち明けたあなたにはなんとなく察することができるだろうか。
(-96) 2021/10/15(Fri) 18:27:29

【秘】 中堅看守 アンタレス → 模範囚 メサ

これはいつかの時空。
疲れは取れていないが貴方の様子が気になったもので。

部屋にいれば部屋を訪ねるし、他の場であれば見つかるまで。

そんな感じでやってきました、看守の一人。
突然の訪問失礼致します。
(-97) 2021/10/15(Fri) 18:27:34

【秘】 中堅看守 アンタレス → 墓守 トラヴィス

そういえば、貴方は男とイクリールの約束を知らないんだったか。
大仕事の後の疲れだと思わせることが叶うならそれがいい。

「...嗚呼。」

疲れに対しての答え、ここまでくれば隠す必要は無いだろうと。
そもそも、同僚に隠す自体必要のないことで。

「...構わない。元よりナフには負けるつもりだったからな。
守りながら闘うのは、苦手だ。」

守らなくていいと言われそうな囚人No.1イクリールが近くにいたものだから 派手に暴れることはしなかった。

だからこそ、自分が死ぬ以外にナフを止める方法もなく。
裏切り行為については、特に気にしている様子はない。


「君が選んだものを、私は否定しない。」
(-99) 2021/10/15(Fri) 18:38:59

【秘】 墓守 トラヴィス → 中堅看守 アンタレス

「そう。もうちょっと怒られると思ったけど……案外みんな優しいよね。君に至ってはもうちょっとマジで怒ってもいいんだぞ、予告までしておいた入念ぶりだし」

マジとか言った。
イクリールとのやりとりは知らない────ビーフシチューがどうこう言っていたのは知っているが、その『対象』が誰なのかはよくわかっていないのだ。

「私もちょっと反省は…… し……たとは言い難いんだけど」

ちょっと目を逸らす。

「……んん。でも。君が傷ついたら嫌かなとは思った。私のしたことで傷ついたら嫌だし、私が加担したことで君が永遠に失われたりしたら本当に嫌だなあと思った。すごく今更だけど。同じ戦場に君が見当たらなかったから、居ないところで失われる可能性をね、考えていたよ」
(-103) 2021/10/15(Fri) 19:17:08

【秘】 中堅看守 アンタレス → 墓守 トラヴィス

「...既に起こったことを、掘り返すことに意味は無い。
...とはいえ、危うく死体の人質役にされる所だったらしい。

わざと負けてそんなことになれば上の怒りを買いそうだ。」

困る めちゃくちゃ困る。
真面目にやってきてそんなことになったら辛すぎる。

「......、そうか。」

貴方の言葉には、短く返事をするくらいしか 今は思いつかなかった。

口数を増やすと、今なお死の約束があることも告げてしまいそうで。...それと、照れ隠しも混じっている。
(-106) 2021/10/15(Fri) 19:40:39

【秘】 墓守 トラヴィス → 中堅看守 アンタレス

「……君は、たくさん休むべきだよ……有給もたくさん取って、……私のとっておいたブランデーもすこし分けてあげる。休みのためにね、取っておいたんだ」

休み消えたので、おわりです。

「……君のような人になれたらよかったとは、思うんだけど。君自身が安心して仕事を任せられるような……こう、なんていうか、こういう感じではなくて」

派手な金糸飾りの着いた袖口を見せながら笑う。

「でも私にできることはやらなくてはね。終わったら、……ちょっとは頼れるトラヴィスになるよ。色々学べたものはあるしね……」
(-109) 2021/10/15(Fri) 19:58:49

【独】 中堅看守 アンタレス

/*
時空を遡るのがあれなのであれ。
2度目の蘇生は尺の都合でカット。

気が向いたらやるかもしれない。
(-111) 2021/10/15(Fri) 20:10:49
アンタレスは、部屋へと戻る。今の今までロビーにいた。
(a14) 2021/10/16(Sat) 0:09:35

【独】 中堅看守 アンタレス

壁伝いに時折休憩しながらも部屋へ。
彼女が来ようがどうだろうが、戻るったら戻る。

薔薇の香りがする。
同僚が男へとくれたもの。花瓶も用意した。


「......八つ当たりが来ないことを、願おうか。」

ベッドに横になる、目を閉じて......少しの休息を。
(-128) 2021/10/16(Sat) 0:19:54

【秘】 中堅看守 アンタレス → 墓守 トラヴィス

「......休めば休むほど、別の問題が出てくる。」

自分の持ち場を荒らされそうで困る。
まともな看守を配置してくれ。

「...頑張るといい。君は君なりに。」

私のようになる必要などない。
できる範囲でやり遂げれば、同じ評価を得るのだし。

それから、ため息をひとつ 零して、

「嗚呼、......疲れた トラヴィス。」

周りの者に聞こえぬよう 改めて疲れに対して小さく呟いた。
(-134) 2021/10/16(Sat) 0:46:30

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

こんこん。あなたの部屋のドアを叩く音。

片手に大きな手荷物ひとつに、小さな密閉容器2つを抱え。
ノックをした手には小さいナイフを持っている。

扉が開けばすぐ、大した傷にならないであろうこれを足にでも投げつけてやるつもりだ。
(-136) 2021/10/16(Sat) 0:57:04

【秘】 墓守 トラヴィス → 中堅看守 アンタレス

「……いや、まともだよ?私は。ちょっと……あの……ミュージカルとかしなければ……」

ツラの承認欲求が強すぎるのだ。でもなるべく減らそう……たぶんなんらかの苦情の処理とかアンタレスがしてるんだろうな……と思うと、若干語尾が弱くなった。……減らします……

「…………ん。……はい。イヤじゃなかったら、ほら」

疲れた、の言葉に、両手を広げた。

「……君の疲れを預ける先になるのも、私の頑張りってね。協力してくれないか?」
(-137) 2021/10/16(Sat) 1:01:38

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

目を閉じたところでろくな眠りを得ることは出来なかった。
ノックの音に身体を起こし、息を吐く。

尋ねてくるのは何人か予測できるが......。

出来ることなら暴食の彼女でなければいいなと願った。
願っただけで、それは叶わない。

蘇生により正常な身体も、精神が追いつかぬからこそ疲れは一向に癒えてこない。
壁に手をつきながら扉まで向かえば......、

「...っ、ぐ.....................、」

ナイフの輝きが見えた。

とはいえ反応が鈍い今は上手く反応することが出来ず、せめて大腿の動脈に掠らなければと身体を少しずらしてその勢いのままに壁にぶつかり、力が抜けたかのようにその場に座り込む。

普段見下ろす側なわけだが、こうなると視線は遥か上に。

ナイフによる傷は、大腿の横側(外側)に軽い傷を付けるのみで留まっているだろう。

髪は下ろし 上着もなく、普段とは違う姿と 疲れ切った顔で貴方を見つめている。
(-142) 2021/10/16(Sat) 1:20:40

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

「さすが。急な"襲撃"にも反応できるとは」
一番望まれていなかった客人は開いた隙間に体を滑り込ませ、閉める。
この部屋の防音性がどれだけあるか知らないが、開けっ放しにするよりは気づかれにくくなっただろう。
もちろんイクリールは狼でもなんでもなく、あなたに勝つための装備もなにも持たされてされていないが。

弱り切ったあなたを見下ろして、今しがた生んだ傷を踏みつけて痛みを与えることは簡単だった。
大きな袋ひとつを脇に置き、容器は手に持ったまま。

「昨日はすまないな?約束をすっぽかして。邪魔が入ってなぁ……ふざけた君の同僚がこうやって急に来たんだよ」
この一撃と行為は、その八つ当たりだ。
(-148) 2021/10/16(Sat) 1:35:18

【秘】 中堅看守 アンタレス → 墓守 トラヴィス

「......まともと言うのは、名乗り出るものなのか?」

そして私は口にしただろうか。
まとも云々......、した、したか?

地の文を読まれた疑惑を抱いた。

苦情の処理をしているかどうかは果たして。
睨みつけるように見つめれば大半は逃げていくものだから。
目付きが悪いのは理解している。


「............嫌では、ない。」

貴方の 腕の中へと。こちらからは腕を回すことはない。
寄りかかるように疲れとともに身を預けた。
(-151) 2021/10/16(Sat) 1:48:55

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

扉が閉まる。その音に、どこか絶望に似たものを感じた。
どうやら 一時さえも休息を許されないらしい。


「い゛......、ぁ あ゛っ......!」

貴方の言葉に返事を返す間もなく、踏みつけられた傷痕の痛みに小さく呻く。たとえ防音性に優れていようとも、なんとなくそれが嫌で、自身の口元を覆うように右手を動かした。

壁に身体を預け 痛みによる吐息を時折漏らして、視線だけは貴方に向ける。

襲撃の話を聞いた時、その後の同僚の言葉を聞いた時、貴方を襲ったのは彼なのだろうと察してはいたが......、こうして誰かより確かな言葉を聞くと 本当に彼が という感情が湧いてくる。

...くるのだが、完全な八つ当たりを前にそうした思考に身を預けるのはまずいと 今の状況の理解に頭を回した。

正直 昨晩貴方が来なかったことにほっとしたのは言うまでもない。
(-156) 2021/10/16(Sat) 2:02:14

【秘】 墓守 トラヴィス → 中堅看守 アンタレス

「ふふん。」

威張った。君の同僚たるもの、地の文読みくらいできないと『あれ?もしかして怒ってるのかな?』ってビビってしまうからね!私はもう怖くないけどね!
うん最初はちょっと怖かった。


「ならよかった。…………本当はね。毒薬を君に使ってもらおうかと思った時も、何度かあったよ。……だけど、君に負担をかけて、『対等』じゃなくて、『救われた者』になってしまったら、それはすごく……私のためにも、君のためにもよくないのでは、……ああいや、詭弁だな。あの時は私のことしか考えてなかった。誰からも遠ざかりたくなかった。ただでさえ遠いのにって」

でも毒を願わなくて良かった、と呟いた。

「……もしそうしてたら、君は優しいからもっと疲れていて、それでも……耐えていたのかなと思うと、ね」

アンタレスは、優しい。
『君まで堕ちないでくれ』と願ったトラヴィスの願いを、……ずっと叶えてくれている。

「……ねえ。君にお礼は言ったっけ?ありがとうって…… 糸の上で、立ち続けてくれて、ありがとうって」
(-157) 2021/10/16(Sat) 2:03:51

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

足を退けて、しゃがむ。見下ろすでもなく、見下されるでもなく、同じ目線。
「今日はお土産を持ってきたんだ。君が、協力してくれた分」

それと一緒に今度はフォークを取り出して、
あなたの左手の甲に突き刺す。

「あぁ、間違えた。スプーンじゃなきゃ食べられないな」
密閉容器のうちの1つの蓋を開けて、中を見せる。
きっとごく普通のビーフシチューに見えるだろう。見えるだけだ。この場でこれをあなたに見せる意味など一つ。

「結構美味くできたんだ、アンタレス君。感想聞かせてくれよ?」
スプーンを中へ浸す。掬うのは、肉の一塊。
(-159) 2021/10/16(Sat) 2:17:36