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人狼物語 三日月国


104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】

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【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朝日元親

「危ういどころか“お手伝い”して下さる方がいますので」

誰とは言わないけれども、実際学園がバックについてる時点で最悪なんとでもなるし、そもそも普川は自分が最悪で切り捨てられても気にしない性質である。それを顔や態度に出すと意味がなくなるから出さないだけ。

「俺も守屋女史がバカと思うのも、“自分の事をどう扱おうが自分の勝手”なのはまあ物凄い理解できるんですけども」

しっかり小声は聞いている。
定期的に地獄耳なのはばれてるので今更かもしれない。

「言い返してやればどうですか?“お前こそ人のこと言えんの?”って。朝日後輩は知らないですかね。そもそも守屋って
あんな感じになったの2年からで、1年の時はもっと大人しくて目立たない人でしたよ。
俺正直当時知らないくらいでしたからね。

まあだから、前々から思ってたんですよねぇ。
『あれ無理してやってんのかな』って。
腹立つならその辺責め立てたらすっきりするかもですよ」

自分も2年からキャラチェンジしたのはやっぱり伏せて。
とは言え、だからこそそれを問い詰める気にはならなかったのがある。自分だってされると面倒だからだ。ただ、気にならないかと言うと別。だからこんな振りを投げる。

「そっちが、って言うほど普段から乖離してるようには見えませんけど。しょっちゅう悪態吐いてるように聞こえますし。……ああ、じゃあレポート的に──」

と、軽く搔い摘んで要点を答えてくれれば、頷いて素直に聞いただろう。
(-2) 2021/11/06(Sat) 22:35:34

【秘】 朝日元親 → 風紀委員 普川 尚久

「あ、そう。まあ僕も似たようなもんか……」

聞き取りに素直に応じようとしている辺りとか。
事前にそういう話だったんだから、蹴る理由もないだけだけど。

「2年から? へえ。
 何を思ってそんな風に変化したかは気になりますけど。
 でも僕が守屋先輩の立場なら、
聞かれたら面倒だ
って思いますね。
 面倒と思われること、する必要もないでしょう。
 余程僕にとって得があるなら別ですけど」

普川先輩の思考なんて僕は知るはずもないけど、その点に関して意見は一致しているようだ。
バカな人だと守屋先輩のことは思うけど、別に嫌いじゃない。
責め立てて『面倒な奴』と思われることの方が僕にとっては害がある。

利害がなにひとつ釣り合わない。
そんな思考を即座に回すのは、本当の僕ではなく僕≠フ方だ。

「ムカついたらつい口に出るんですよね。でも出さない方が良いのは当たり前でしょう?
 それを理解してる僕≠煖盾ワす。
 ​──​──ええと、それで。副作用でしたね」

眩暈に吐き気。
想定される副作用は三半規管の狂いだろう。
少なくとも僕が感じるものはそうだ。

あとはこっちは正しい作用の方。異能の強化を感じる。
嗅覚が澄まされたり、視覚が鮮明になったり、いろいろ。
そう纏めて暈した。
僕≠ェその方がいいと、そうさせた。
(-5) 2021/11/06(Sat) 23:14:34

【人】 朝日元親

「反省文って。えぇ……」

聞かなかった事にしてもいいかな。
駄目だろうな。

「………。まあ、いいか」

外面だけでいいのなら、それらしい文章を書くのは難しくない。
2回目を飲んだことは黙っておいた方が懸命だろうとは思うくらいで、あとはサラサラ躊躇なく書き終えた。

教師の前で真面目ぶるのは得意だ。
『お手本』のような反省文を、さっさと提出してしまう。
(16) 2021/11/06(Sat) 23:22:39

【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親

「おー、食う食う」

適当に机を空けてしまおう。
放課後のティータイム……ならぬミルクタイム。
そっちの方が重要だ。

「────で、どうしてまた急に
 誰かに影響されたんか?」

口ぶりからして、全部受け売りらしく。
自分がどう見られるのか頓着しない君にしては、
気にしてるような素振りを。
相手は誰かはわからんが、良い方向だと思うよ。
(-10) 2021/11/06(Sat) 23:34:19

【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜

「……どうして、ですか。そうですね」

紙コップに牛乳を注ぐ。
買ってきたばかりだからまだ冷たかった。

「影響と言えば、そうですかね。
 自分を大事にしろと言われました。
 でもそんな事急に言われても、何すればいいか分からないでしょう?」

紙コップを先輩の前に置く。
個包装のカステラは、切り分ける必要もなく便利だ。

「好きなおやつでも食べて、ゆっくりお昼寝でもするといいそうです。
 まあ、それなら。それくらいなら出来るかなと思って、今に至ります」

カステラも複数、先輩の前に置いてまた僕は椅子に座る。
どうぞ、と促した。
(-13) 2021/11/07(Sun) 0:02:06

【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親

どこかしら都合が良い場所の何かしら都合が良い時間帯でのこと!(好きに決めてね)

「みーっけた。おっすおっす、おかげさまで体調もよくなったぜ」
と朝日の背中をポンと叩く。
(-17) 2021/11/07(Sun) 0:08:38

【秘】 朝日元親 → 俺 シオン・グレイヴズ

反省文を早々に書き終えた僕は、談話室でぼんやり空を見上げていた。
声をかけられる前に、半身振り返る。僕は鼻が利く。

「そう。よかったね。元気そうでなにより」

もう2、3日くらい寝込んでいてもおかしくなさそうに見えてたけど。
やっぱり所詮は異能の副作用か。

目元を覆っていた怪しげな布はないのだろう。
つまりシオンの異能は元に戻ったんだろうか。
僕はそんなことを考えながら、前髪の下からシオンを見ている。
(-19) 2021/11/07(Sun) 0:16:31

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

メールを送信

『ちなみに動物園遊びに行くの興味ある?
ハイエナ飼育してるとこ近くにあるみたいだけど』
(-20) 2021/11/07(Sun) 0:18:52

【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親

「……自分を大事にしろ、か
 いいじゃん?
 その人はちゃんと、朝日を見てくれてるわけだ」

こぽり。
牛乳が注がれて、白が溜まっていく。

「そう、偶には自分に我儘に
 好きにすればいいんだ
 案外、それを受け入れてくれるもんだよ
 私だって応援しようとも」

切り口を破れば、ようやくご対面。
一口。
口の中を、甘い香りが満たす。
続いて紙コップを傾ける。

「────他にも、やりたい事があれば試してみるといい
 一人で出来るもの、誰かとやりたいもの
 思いつかなければ、誰かに倣うのもいいだろうさ
 ……私みたいな、物好きのお節介は結構居るんだぞ?」

白い髭を生やしながら、物好きのお節介さんは微笑む。
(-21) 2021/11/07(Sun) 0:27:06

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

喧嘩売ってる?


『興味あるわけないだろ』
『動物園も動物も嫌いだよ』

ハイエナはもっと嫌いだ。
(-23) 2021/11/07(Sun) 0:37:15

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『喧嘩売るなら美味いもん食いたい』
『そこの動物園、今だとライオンランチとハイエナパフェってのあるらしくて』

食欲
(-25) 2021/11/07(Sun) 0:45:25

【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜

見てくれている。
まあ、心配してくれたのはそうだろう。
できた後輩だと思う。

「やりたい事、ですか。
 ……やっぱりそう言われて、直ぐには浮かびませんね」

自分の事に
無頓着
である事実は変わらない。
嫌いな物は幾らでもある。
運動だってそうだし、異能だって。
そして好きな物がないわけじゃない。
でも、やりたい事なんていうものは何一つ浮かばない。

「自分で言うんですね。お節介って。
 じゃあ聞きますけど、先輩はやりたい事、ありますか?
 自分を大事にするために、何かやっている事って、ありますか?」

カステラを齧る。
普段食べている廃棄パンに比べ、パサつきもなく甘かった。
惰性じゃない食事を自室以外でしたのは、いつぶりだろうか。
(-26) 2021/11/07(Sun) 0:50:17

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

『普通のファミレスのランチやパフェで満足出来ないわけ?』

『っていうか何だよ、ライオンランチもハイエナパフェも』
『動物の名前ただ付けただけじゃないか』

動物園の商法に容易く引っかかってないか、こいつ。
(-27) 2021/11/07(Sun) 0:54:20

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『ミーアキャットミルフィーユとかイボイノシシステーキとかもある』
『ハイエナパフェも写真見た感じ、可愛いかったし……』

動物園商法に引っ掛かってる自覚はあるものの気になってしまったのでしょうがないのだ
(-28) 2021/11/07(Sun) 0:57:41

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

『敢えてキリンとかゾウとかを外すその動物園のセンスはどうなの?』

『ヤケにハイエナ推すけどさ』
『嫌いなもんは嫌いなんだよ』
『僕の1日を嫌いなもんで棒に振れってんなら話は別だけど』

あとやっぱりそのセンスの動物園、近寄りたくはないな。
(-29) 2021/11/07(Sun) 1:03:59

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『実際に見たら印象変わるかもなって』
『なんなら、動物園帰りにまた別のとこ行けばいいし』

棒に振らせようどころか、がっつり振り回すつもりだ
(-30) 2021/11/07(Sun) 1:07:28

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

めちゃくちゃ連れ回す気じゃないか


『あのさあ、今更見ただけで変わるかよ』
『それに僕はただハイエナが嫌いな訳じゃない』
『この異能を思い出すから、ハイエナが嫌いなんだ』

ハイエナの世間の評価が風評被害だって事くらい僕が1番よく知っている。
でも僕が知ってるからって、何かが変わるもんじゃないだろ。
(-31) 2021/11/07(Sun) 1:13:45

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『1日連れ回すしなんなら徹夜カラオケお夜食コースまで付き合わせてやるからな』
『明日の朝日を拝めると思うな(明け方に寝て昼に起きるだろうという意味で)』

『え、ハイエナっぽくなるだけの異能だろ?』
『普通にシンプルな変化系っぽそうだけど』

その程度の認識である
(-32) 2021/11/07(Sun) 1:17:36

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

その返信を見て、僕の手が一瞬止まった。

『悪いけど、無理だよ』
『夜には寮に戻らないといけないから』

『ハイエナっぽいどころか、ハイエナの特性を全部持つ、が正しいかな』
『だから変化形というよりは強化系だよ』
『役に立つこともあるけどさ』
『「ハイエナのようなやつ」っていい言葉じゃないだろ。そういうこと』
(-33) 2021/11/07(Sun) 1:24:28

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『そういえば、寮ってその辺の規則厳しかったっけ。残念』

『別に、ハイエナのようになるからってハイエナのイメージと同じと思うか?』
『というか、ハイエナは可愛いんだけど』
『話ずれるからそれはおいといて』
『結局、そういうことを言うやつは、自分より強そうだから貶そうっていうやっかみだけで言ってるんじゃないか?』
『気にするだけ無駄、朝のうちに明日の夕飯を気にした方が建設的なぐらい』
(-35) 2021/11/07(Sun) 1:36:39

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

​──​──規則ではない。
僕が寮に戻らないといけないのは、別の理由だ。
でもそれを口にする必要は無い。
こんな情けない話、誰にも言えるものか。


『やっかみだとしても』
『そうやって貶す余地がある時点でさ』

『気にするだけ無駄なのはそうだよ』
『でもだからって、嫌いだって感情をどうにかできるもんじゃないだろ?』
(-36) 2021/11/07(Sun) 1:50:54

【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親

「私かい?……そうだなぁ」

カステラをまた頬張って。
一口一口がでかい。

「まず君が言った、美味いもんを飲み食いすること
 これは、本当にいい……腹が満たされるからね
 それに睡眠だってそうだ」

あとは、というと。

「……私個人でのやっている事だと
 こうして……落ち着いて、誰かの話を聞く事だよ
 好きなんだよ、人と触れ合うの
 声が聞こえると、安心するからね」
(-37) 2021/11/07(Sun) 1:55:24

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『気にして嫌いになると、負けてる気になって、余計ハイエナの可愛さを勧めてやりたくなるなぁ』
『けど、あんたは優しいやつだな』
(-38) 2021/11/07(Sun) 1:56:11

【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜

紙コップを傾けて、牛乳を飲む。
合うとか合わないとかは分からない。
でも、不味くはない事だけは僕にだって分かった。

「​──​──……」

紙コップを1度置き、先輩の言葉の意味を考える。
あの真っ白な色のない世界にいた時、周りの音は何一つ聞こえなかった。

最初に聞こえたのは3時限目の終わりのチャイム。
では1限は。2限目は。鳴らなかったはずはない。

「……そうですね」

僕は息をひとつ吐く。
考えた事が、だからどうという話でもない。
先輩の気持ちが分かるなんて口が裂けても言えはしない。

「僕も、嫌いじゃないですよ。
 ここで、こうやって話す時間」

でもこれくらいなら容易く言えた。
もし嫌いなら、マイクを持つ訳でもないのにこうして放課後ここを訪れたりはしない。
(-39) 2021/11/07(Sun) 2:22:17
朝日元親は、嫌いじゃない≠ニいう言葉を使う。無意識に。
(a24) 2021/11/07(Sun) 2:22:40

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

『は?』

また、は?とか言ってしまった。
いや今回は、打ち込んで送信してしまった。

『今の話でどうしてそうなるの』

純粋に理解が出来なかった。
僕は嫌いなものが嫌いと、主張をしているだけじゃないか。
(-40) 2021/11/07(Sun) 2:25:18

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『だって、そういう奴らをその異能で何にも言えなくなるぐらい叩きのめしたりしてないんだろ?』
『言われて耐えて、関連するものを嫌いに思う』
『苦しくてもそれを選べる時点で、優しいだろ』
(-41) 2021/11/07(Sun) 2:27:50

【秘】 朝日元親 → 楢崎大地

考えた事のない視点だったから、また返信を打つ僕の手は止まる。

『前科者にはなりたくないからね』

少し間を置いてそんなことを返すけど、ポーズに過ぎない事は僕自身がよく分かっている。
そんなことをいちいち考えられる程、キレた時の僕が利口じゃない事は僕が1番よく知っている。

『それに自分の異能で怪我されるのは嫌だろ』
『どんなにムカつく奴でもさ』

ムカつくを通り越し、憎んですらいる相手はいた。
それでもその場で加害をしなかった事を考えると、楢崎の言葉は正しいんだろうか。

いつの間にかそんな、答えの出ない思考に沈む。
(-42) 2021/11/07(Sun) 2:43:00

【秘】 楢崎大地 → 朝日元親

『いくらひねても、お前は獣にはなれないよ』
『例え見た目や能力が完全ハイエナになっても、やっぱり優しい人間だ』
『暴走して、俺がお前をハイエナと呼んで、すぐに襲わなかった』
『結局、それが事実だ』
(-43) 2021/11/07(Sun) 2:49:27

【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親

「────……ふふ
 私を相手にして、落ち着くと申すかぁ?」

絡み牛乳。

神出鬼没にして、“噂”にも耳聡い女は警戒の対象だろう。
事実、家族とも敢えて距離を置いて、寮に通っている。
家族仲は悪いわけではない。むしろ良い方だ。
それでも、秘しておきたいものはある。
居るかもしれない。
それだけで、気の休まらない空間が出来てしまう。
お互いの為に、距離を置いたのだ。

「……だとしたら、変わったやつだよ君は
 本当に、君がいてくれてよかった」

目を閉じ、思い起こす。
この部室での出来事、思い出を。
アルバムなんて、大層なものは用意してはいないが。
焼き付いた記憶を大切そうに噛み締めて、また一口。
笑みが零れる。
(-48) 2021/11/07(Sun) 3:34:00

【秘】 俺 シオン・グレイヴズ → 朝日元親

「んー……見えない筈なのにバシバシに視線を感じるな」
まじまじと顔を覗き込む。目隠しは当然していない。

「熱が治ったのはまぁ良かったけど、残念ながら異能も元通りらしい。まだ使ってないけど色んな奴が流れ込んでくることはもう失くなったよ。

寂しいな。空になっちゃった」
そう言うわりには、寂しそうにはさほど見えない。いつも通りの緩い笑み。
(-58) 2021/11/07(Sun) 9:29:22