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人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

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【人】 環境破壊 イクリール

kira
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kira

トラヴィス:4票 よし!死んだ!楽しみだ!
アンタレス:1票 あれ?私投票権あったんだったか?

「……何だかトラヴィス君が作ったのと違うな……?豪華さがあまり……」
こういう工作得意じゃなくて……作り直してください……
(2) 2021/10/16(Sat) 23:16:39

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

あなたがアマノを殺し、トラヴィスの処刑が終わり、全ての工程が終わった後。
きっと全てが終わったのだと思ってどこかで休んでいるのだろう。
もしかしたらゆっくり食事でもしている頃か。

「やあ、元気かな?たくさん休めただろうし」
歓迎されないことをよく知っているので、まだ湯気の立つ皿1つを持って、あなたの前に現れる。
(-12) 2021/10/17(Sun) 1:43:26

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

アマノの死も 同僚の死も 酷く疲れを得るものだった。
だからきっと、あまり人がいない場所にいる事だろう。
寄りかかりたい人は今 装置の中に。


貴方の姿を見て、無意識下に半歩後退る。

「.........元気に、みえる か。」

皿に視線を向け、また半歩。

看守がこんな弱りを囚人に見せるのはどうなのか。頭ではそんなことを考えていても、身体は嫌がるように逃げていく。

右手を動かし、口元を隠すようにして覆う。
あの時と同じだ。...まだ やめてくれ とは声にしていないだけで。
(-16) 2021/10/17(Sun) 2:14:25

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

「全く。お疲れ様って言ってあげよう」
ついこの間と同じようにスプーンで掬って、あなたの側へと軽い足取りで近づき、あっという間に離された距離を詰め。

掬った一口は自分の口へ。
目の前で2回目の料理を味わう。……前よりも、うまく作れたように思う。
「……どうした?まさか貰えるとでも?」
あなたの顔を見てにやにやと問う。ここで食べる意味は、あなたへの嫌がらせ以外にない。
(-17) 2021/10/17(Sun) 2:35:10

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

本当に ものすご〜く嫌そうに、視線を逸らした。最低最悪の嫌がらせだ。

「要らない。」

即答。どうしてこうも絡んでくるのか。
嫌がらせをして何が楽しいんだ。

...楽しいから嫌がらせをするのか。タチが悪い、最悪だ。
本当に嫌だ、約束がなければ絶対にもう話したくない。

無礼講は終わったんだ、用はないだろう。

色々な思いがありつつも、全て言葉にはしなかった。
黙って、視線を逸らしたまま動かずにいる。

逃げたところで追いかけてきそうだから、という理由で。
(-19) 2021/10/17(Sun) 2:55:00

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

「だろうね」
短い答えに短い返事。
食べ進めているが、あなたが嫌がるであろう味の感想は伝えない。
代わりに。

「……なあ、あと2回は?」
当然、といった雰囲気であなたに問う。
(-20) 2021/10/17(Sun) 3:05:05

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

「......
、... ?」

当たり前のように問われた言葉に 思わず大きめの声が出た。
いや、確かにその約束だ。それでも、もう。

まだ終われないのか 終わりじゃないのか。

ドンッ とふらついた拍子に壁にぶつかる。
瞳が揺れて、弱りが目に見えて分かる。

気を抜いてしまったのだ、終わりだと。

喉が渇く。...口元を覆う手は首へと下がり、緩く撫でた後に詰まる息を吐き出すように息を吐いた。

答えが返せない。断る言葉も 受け入れる言葉も 上手く......。
(-22) 2021/10/17(Sun) 3:17:06

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

「私達囚人は、まだ、自由だ。昨日までと同じで」
この意味がわかるだろ。
あなたの様子を横目に皿の中身を食べ切る。量を少なめにしたのは、ここでは味見程度しかする気がなかったから。
そして味見の結果。

「もう少し改良の余地があってな。協力してくれるよな?」
今日用意してきたのは鋏だった。ナフに対抗するために使った大きなものではなく、テラに使った小さなもの。
行儀も悪く皿は床に置き去りにし、見せつけるように刃を向ける。
イクリールがすぐ動き出せばあなたに凶器が届くほど、今は近くにいる。

勿体ぶった足がそちらへ踏み出そうと動く。
(-24) 2021/10/17(Sun) 3:45:57

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

...——来ないでくれ。

言葉にはしない、というよりはならなかった。

貴方が近づこうとこちらへ足を動かすのであれば、男はフラフラと 後ろへ下がる。人が居ない場所を選んだんだ、きっとそのうち横も 後ろも 壁に阻まれて動けなくなる。

死にたくないと願って 殺して、その先がまだゴールではないと気付いて、正常にいられるほど今の精神は真っ直ぐにあれない。
真っ当だからこそ 1度安心してしまえば、......。

ヒールを軽く踏み鳴らす。バキンッ と足元から音がして、貴方の首を狙うように氷の刃が生成された。
ただこれは 貴方に触れる直前に跡形もなく消えていくものだ。
(-29) 2021/10/17(Sun) 8:17:25

【人】 環境破壊 イクリール

「やっとメインイベントか!」

昨日は中止になった分、うきうきだ!

「よかったな、今日は主役だぞ。早く行くといい」
めちゃくちゃトラヴィスの背中を押す。グイグイグイ……
(13) 2021/10/17(Sun) 13:38:45

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

近づくだけ逃げるような様が面白かった。
人間相手はどうしてもこちらが逃げることのほうが多かったし……
監獄では騒ぎを見物したり横槍がせいぜいで。

「どうしたんだ?」
どうしたもこうしたもない。あなたが動揺をよく見せてくれているから。投票先の話し合いの際、死にたくない、と言っている所だって見れたのだ。きっと本当に嫌がってくれている。
故に、足取りはスキップのような跳ねるものへと変わり。
当たらないように消そうにも、あなたにはきっとタイミングが掴めなかった。


「そうだ、次のメニューの話、を、して……ッ!?」
刃が首に触れて、動いた拍子に皮膚を切って。
それを視認して、氷が消失してようやく首元を押さえ、しゃがみ込む。
触れないよう消す意思があったのなら致命的な傷ではないが、手の隙間から漏れ出る赤い色はあなたにも視認できるだろう。
(-32) 2021/10/17(Sun) 14:03:23

【人】 環境破壊 イクリール

「……トラヴィス君、まさか、君……」
抗議をガン無視したイクリールは、あなたの説明を神妙な顔で聞いた。

「無限に食べられるのか?」

最悪の方向に結びつけた。死んでほしいけど殺したくはなくなってきたな……
(18) 2021/10/17(Sun) 14:10:52

【人】 環境破壊 イクリール

「気をつけて行えば通常より沢山取れる……」
イクリールは学習した。トラヴィスは、豊かだ。

「美しく死にたいなら内臓だけ抜いてみるのは?ガワが残ればいいんだろ。
テラの時もやったんだが、背中側からやれば結構傷はバレない。君の服分厚いし」

本当に遠慮なくトラヴィスの背後に回り込んで、何の配慮もなく服を捲り、一切の合図なく背中にハサミを入れる。
バチン!
(25) 2021/10/17(Sun) 14:32:03
イクリールは、トラヴィスがどれだけクソマズでも美味しくしてみせる。安心してくれ。
(a7) 2021/10/17(Sun) 14:32:40

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

反射か無意識か なんにせよ能力を行使し、他者を傷つけた。それは男にとって不本意なもので、しゃがみ込むその様子に近づこうと1歩 足を踏み出して......やめた。

ここで手に持つ鋏が落ちていたなら、考えたかもしれない。

自分を嬲るようにして2度目の死を与えてきた相手だ。その相手がまだ武器を手にしているならば、近づくのはいい判断とは言えない。

「......手当、を 」

と言葉にする癖に、1歩も歩み寄らない。
その様子に貴方はどう思うのだろうか。

それも含めて、今近づくことは避けたかった。だから男は動かない。距離を保ったままじっと見つめ、言葉を待っている。
(-33) 2021/10/17(Sun) 14:42:23

【人】 環境破壊 イクリール

>>27
「うわ馬鹿」
多少反撃は予想していたので飛び退きはするが、思ったよりも激しめだったので壁際まですっ飛び。
蹴られた腹を押さえて唸るような声。

「誰……ッが台所女だエセ貴族!エリマキハナモドキ!」
安全圏から激しめの文句。
(30) 2021/10/17(Sun) 15:10:42

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

近づかないあなたの顔面へ向けて、鋏を投げつける。
狙いは適当だ。感情のままに投げただけだから。

「……いや?君が死んでから、私も治療を受けに行くから」
油断した。反撃が来ないと思って。
片手は首を押さえたまま。あなたへ最大の警戒を込めた目線を向ける。

「どうしようか……こっちでいいか」
昨日と同じ包丁は持ってきていなかったので、細く薄い刃のものを引っ張り出した。
立ち上がって、そちらへ近づく。
(-34) 2021/10/17(Sun) 16:45:07

【人】 環境破壊 イクリール

「ははは!あんなにガワに拘っていたのに汚いな」
自分が手を出すまででもなさそうな様子に、心底楽しそうに拍手する。
おかげでのんびり鑑賞できるし、さっき蹴られたところがまだ痛いのも全く大丈夫になってきた。
(43) 2021/10/17(Sun) 16:54:38

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

やはり近づかなくて正解と言えただろう。...とはいえ そう遠くない距離、投擲されたものを瞬時に避けることは叶わないが、代わりに左手を顔の前に出し、顔面への刺突を防ぐ。

「......ッ、」

悲鳴は押し殺して 直ぐに手のひらに刺さる鋏を抜き、床へと放り投げた。勢いよく投げたものだから、カランッと 音を立てて落とされるのだろう。左手の傷から血が滴る。

警戒の込められた視線も普段ならば気にも留めずにさっさとこの場から離れて いつも通りに在るわけだが、貴方に対して従順に死んだあの死があるからこそ まだ動けずにいる。

無意識 反射 そういったものでなければ反撃を行えない男は、近づく貴方を見ていることしか出来なかった。
(-38) 2021/10/17(Sun) 17:51:51

【人】 環境破壊 イクリール

イクリールは学習した。
馬鹿正直に貰っていく、などと宣言する必要はないのだ。

そ〜、っとトラヴィスの足を引っ張る。いまだかつてない
存在感の薄さで。
(49) 2021/10/17(Sun) 18:00:26
イクリールは、キンウに、(*˘︶˘*)ノ
(a20) 2021/10/17(Sun) 18:06:39

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

くるくる包丁を手の中で回すのを、刃が水平に向いたときに止め。
「今度は何もしない気か?」
あなたの肋骨の隙間へ向けて、突き出す。
骨がどのように配置されているかは昨日見たばかりだ。覚えているから、きっと阻まれることはない。
真っ直ぐ突き刺されば肺を貫くだろう。

それであなたが何かしそうな動作でも見せればすぐ逃げられるよう、足元にも注意を払っていた。
(-47) 2021/10/17(Sun) 20:34:49

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

刺された直後 貴方の手を右手で掴み、ナフにしたように あれよりは軽度に その手を凍らせようとする。勿論触れられて直ぐに反応できるなら、それを避けることも可能だろう。
死にたくないという願いが 無意識下の能力行使に繋がる。


「...か、はっ......、ふ っ......、」

肺が破れた影響か 上手く呼吸ができない。ヒュッと喉の鳴る音や咳き込みが止まらず 苦しげに息を吐いて、身体を軽く曲げながら貴方に視線を送る。

もしもまだ貴方の手を掴んでいるのならば 掴む手の力が増すだろう。呼吸は段々と浅く 荒く、耐えきれずに目には涙が溜まる。

苦痛に歪む表情と 目に溜まる涙と、上手く息が出来ていない哀れな男の姿がよぉく......その目に映るはずだ。それがまた嫌で、怪我をしていることをお構い無しに左手で口元を覆う。

ほんの少しでも 貴方が見えるその様を隠したくて。


前回とは違う 別の痛みに 苦しさに、死にたくないという気持ちから早く殺してくれと思う訳だが......、そうしたことを貴方に告げるのは文字通り死んでも嫌だった。
(-49) 2021/10/17(Sun) 21:20:04

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

苦しげな様子を見て、刃を少々ひねる。より苦しくなるように。
そして足元から、掴まれた手に視線を移す。

「やっぱり何か、」
掴まれた手を振り払うついでに刃を引き抜こうとして、捻ったせいか少々引っかかりがある。
引っかかる分、あなたは苦しいだろうが。
あなたの能力が発動する前に振り払うことは成功しない。
冷たいものを触ることは慣れているが、手が氷るのは初めてだ。
ひどい凍傷のような感覚に表情を歪めて、手ではなく腕の力で乱暴に引き抜く。その拍子に包丁は床に転がる。
強く掴まれていたとしても再度腕を回して振り払う。

首を押さえていた手を思わず放し己の凍った手を握れば、まだ止まっていない出血が再開する。
それでも……あなたにだって見えるだろう。あなたの顔を見て満足そうに口角を吊り上げる女の顔が。
「早いとこ終わらせたほうがいいな、なあ」

無事な手が、再度包丁を拾う。
早く済ませるなら、狙うのはやはり首だった。あなたがそこから動かないなら、狙い、突き刺すのは喉の中心だ。
(-59) 2021/10/18(Mon) 0:28:22

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

...ア゛ッ ...ぁ 、あ゛ァ 、はッ......げほっ、


口元を覆う手があろうとも、隙間から声が漏れる。中で刃を捻るその感覚に苦痛が増して、耐えきれず顔を 視線を下げた際に涙が零れた。

一度零れてしまえば、目の縁に溜まっていた涙は下へ下へと落ちていく。保とうとしたものが崩れ、緩く頭を振って痛みから逃れようと 逃れたいのだと言葉を紡ごうとするも、咳と苦しげな呼吸と そして血反吐を吐く音のみが喉から鳴る。

「ぅ 、ぁ゛ あ゛ッ......!!」

もはや悲鳴を堪えることすら苦しい。乱暴に引き抜かれた傷跡からは絶えず血が流れ出す。貴方を掴んでいた手で傷を押さえ、肩で息をしながらそちらへ視線を向ければ 満足そうに口角を上げる姿が目に入るのだろう。

死にたくない 早く殺して欲しい


どちらも男の感情で 貴方へ今向けるのは、前者だ。狙われているであろう喉の前へと既に怪我を負っている左腕を出し、狙った箇所へ突き刺さることを防ぐ。

それと同時に傷を押さえていた右手を離し、氷のナイフを手の中へ生成してからそれを貴方の足 大腿を狙って薙ぐように振るう。

ここにきて男は、従順な死を選ぶことをやめた。
(-61) 2021/10/18(Mon) 1:02:47

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

イクリールにとって、アンタレスは真面目で、つまらない人間だが、今だけは違った。
防がれた時点で柄から手を離し、退く。太腿を氷が掠る。

「あぁー……どうしようか……?」
絶対に逃げたほうがいい。一対一で、もし真面目に攻撃されれれば勝つ可能性はない。戦いを間近で見たのだから確実だ。
けれども……今を逃したら、彼を食べる機会は来ないだろう。それに、同じものはもう見られないと思うと。

もう一本、先程よりも刃の太い包丁を背から取り出す。
諦めていないことはあなたの目にも明らかだ。
「死んでくれないのか?」
それなのにわざわざあなたに問う。
(-63) 2021/10/18(Mon) 1:34:44

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

左腕に刺さる包丁を 先の鋏と同じように壁際 床へと放り投げる。どちらも貴方に再度握らせたくないからと 端に寄せた。

右手の甲を口元へと持っていき、1度咳をする。血の混じるそれは男の手を汚すが、今気にかけることは難しい。

壁に凭れ 苦しげに顔を歪めながら、貴方を見つめて。出来ることなら引いて欲しい そう願うけれども、諦めていないことが分かるから 手の中のナイフはまだ消さない。

そして、貴方の問いに答える様子もない。

というよりは、それを行うことさえ苦しい。口を開いたところで咳が邪魔をするし、呼吸をするのも辛いのだから言葉を紡ぐ余裕などこれっぽっちも無いわけだ。

代わりに ナイフを一度 強く握りしめ、揺れる瞳で貴方を睨みつけた。死ぬことは避けられないとしても、貴方に傷を負わせてやるという意志を持って。
(-66) 2021/10/18(Mon) 2:04:37

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

会話をするためにこれを行っているわけではない。
だからあなたの返事がなくても気分は害さないし、武器を手放さない様子を見て、自分を殺すつもりだと思った。
戦いそのものが好きなわけではなく、得たいのは結果だけだ。あなたの様子は好ましくない。できるなら一回目と二回目のように済ませたいのに。

「……ふ、ふふっ」
そう考える頭とは違って楽し気な笑い声が湧き出し、あなたに届く。

「約束、もうさすがに守る気はないか」
近づいたほうがあなたに有利だろうから、銃でも借りて来ればよかった。
そう思いながら足はあなたに向かっていく。切られた僅かな傷の痛みは気になるレベルではない。
あなたのどこをどうやって切ろうか。……考えて、ナイフを持つあなたの手を狙った。
下から、動きが最小になるように振り上げる。
(-69) 2021/10/18(Mon) 2:43:41

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

楽しげな笑い声に 理解が出来ないというように顔を顰めた。何が楽しいのだろうか、何を思っているのだろう。男には分からない。

何故なら 男は、この行動をイクリールが嫌がるのではないかと そう思っていたから。材料にするのなら、やはり従順にある方が楽なのだから。...だから、分からない わけだが。

そう思うからこそ、2度目は何もせずに耐えていた。


約束については一瞬 目を伏せ、再度貴方へ視線を向ければ 既に足はこちらへと向かっているのが見えた。ならばと 手を狙ってくる貴方に逆に食らわせてやろうかと ナイフを振りかぶろうとして、......。

動きが止まった。


だから、貴方の目論見通り 男の手に傷を作り ナイフを手放させることが叶う。手を放れた氷のナイフは床に落ちる前に消え去った。

男はというと 切られた際は少しだけ顔を歪めるが、それよりもと 痛む左腕を動かし 口元を覆って、何度も咳を繰り返し血反吐を吐いた。壁に凭れた身体は 滑るようにしてずり落ちていく。

「ごホッ......、は 、ヒュッ......、は ッ、......ア、...ふ っ......、」

咳と吐息と下手な呼吸とを繰り返しながら、やがて座り込むようにその場に在るわけだが、貴方に向ける視線はまだ 諦めた色をしていない。

...狙っている 死ぬ前に貴方へ残せる、傷を。
消えてしまうとしても 死にたくないと願った抵抗の形を貴方に贈りたい。
(-71) 2021/10/18(Mon) 4:52:31

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

明らかに躊躇があった気がする。それを疑問には思った。
……やはり約束を守ろう、という気はあるのか?
思ったけれども、座り込み弱り切ったあなたを見て強い警戒は続かない。
どれだけやる気があってもあなたに力はないように見える。

咳の音で、あなたが今どんな苦痛を受けているか分かる。
どんな気持ちだろう?どうせなら話しやすい場所を傷つけたほうがよかったかもしれない。
『次』はそういうところに気をつけようか?

「ほら、そろそろお休みをあげるから。よく見せろ」
凍って動かない手であなたの顎を持ち上げ、包丁は逆手に持ち替えて、あなたの首を一文字に切ろうと動かす。

その動きは悠長なくらいで、油断が見て取れるだろう。
何が起きても、即座に反応はできない。
(-74) 2021/10/18(Mon) 12:14:38

【秘】 中堅看守 アンタレス → 環境破壊 イクリール

首に刃が通る前、包丁を持つ手を右手で掴み 捻る。

それで刃物が手から落ちようとも 落ちずとも、また 首が切られようとも、生きている間は動けるのだからと 貴方を引き寄せて、いつかにしたように左手で髪を掬い 耳元で囁く。

「...—————————」
すまない イクリール


上手く言葉は 伝わっただろうか。
それとも 伝えることは叶わなかっただろうか。

なんであれ、貴方の身体を離すまいと髪を掬う手を離し、背に回して強く抱き締め、ヒール音を軽く鳴らしてから、口元に笑みを浮かべる。

直後、貴方の背後より パキンッ と 小さく音が鳴る。
油断により即座に反応が出来ないというならば、きっとそれは
貴方の腹と男の胸を貫くだろう。


咳き込みとともに 男の血が貴方の肩を濡らす。

一欠片くらい 共に苦しんでくれればいいという思いからの行いだ。
この体勢では貴方の顔を見ることは叶わないし、貴方からも男の顔を見ることは叶わないだろう。

2人を貫いた氷の刃は そのままに。
それは男がまだ 生きているという証。
(-77) 2021/10/18(Mon) 18:24:30

【秘】 環境破壊 イクリール → 中堅看守 アンタレス

あなたの首には届かない。
「っこの、無駄な抵抗……」
掴まれて引かれた分逸れて、それでも包丁から手を離さない。
もう片手が使えればここで手放してしまってもよかったが。
ぐっ、と無理やり押し通そうと。

「はっ、おい、!」
あなたの"言葉"のあと、少々焦ったような動きに変わる。突き放そうと藻掻くがそもそもあなたの方が力は強いのだ。
音が聞こえた。
今この場で判断は誤っても、勘だけは正しく働いた。
これから起こることは、絶対に、ろくでもない!

視線を背後へ向けかけた直後に到達する、腹部に突き刺さる冷たく鋭い感覚がその答え合わせだった。
「いぃ……っ、ふざけッ、るな……!」
反射的に体を動かそうとして呻く。動けない。肩にかかる生温さも不快だ。
力任せに今度こそ掴まれた手を振り払って、逆手に持った包丁を滅茶苦茶にあなたの背中へ突き刺す。

「死ッ、ね!クソ野郎ッ、がッ!」

怒り半分、ここから逃れたい気持ち半分で、もう片手で突き放すようにあなたの肩を殴りつけている。
(-84) 2021/10/18(Mon) 23:20:38