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人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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視点:


【墓】 宝石集め カリナ

「わ、すごい……」

空にきらめく魔女を見上げれば何かをするのかと首を傾げきっと明るく楽しげなことだろうと一人心を弾ませる。

カリナは不機嫌だった前日とは打って変わって、なんともないように、教会の周りを歩いて誰かを探していた。

「今日は……いない?」

「どうしよう……急でもあの子は時間を取ってくれるかな。
 ひとまず機嫌取りのパンでも…」

焼きたての煙が漂う屋台でクリームパンを買えば、少し大きめのサイズの紙袋をもらって近くのベンチに座った。
膝に袋を抱えながら一つ取り出し。ぱくり。

「気を抜いたら買いすぎたわ」

でも美味しいな、とつぶやきながら風に運ばれて落ちてきただろう花びらを一つ摘んで笑みを浮かべた。
(+2) 2024/02/08(Thu) 21:47:34

【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー

「もしかして慰めながら口説いてくれてる?
 ふふ、ありがとね」

なんだかあなたに対しては、同じ感覚を持っていそうなところが不思議であり、少し怖くもある。
だってここには痣を光らせられる存在が居るっていうじゃない。あなたを疑っているわけではないのだけれど。
でもちょっと弾んだような内緒話は楽しくて愚痴といっただけに気は緩んでいる。

「ん? えっ!?
 そんなすごいステータス生きて目にすると思わなかったわ?
 生まれもってなら相当じゃない、訓練したって言われても正直信じがたいけど……」

「うん? ……あら逃走に奔走色々あったのね。
 ええと……うーーん……悪用だなんて、持って手に入れた才でいい生活を送るのは自然だと思うけど、泥棒?それとも……あー、もったいぶらずに教えて頂戴!
 どうせココだけの話になるわよ」
(-38) 2024/02/09(Fri) 16:02:41

【墓】 宝石集め カリナ

>>12 アンジュ

「あ、アンジュ。なんだかいい香りがするわね……」

通りすがったあなたを見かけた女は頬についたパンくずを拭い話しかけに近寄った。
見知った仲であってもこの祭りの間は互いに稼ぎどき、それでも時間が取れればと約束していたあれは成せるだろうか。

「よかったら一緒に食べ歩きしたいんだけど、どう?
 あなたのために買いすぎたわ」
(+18) 2024/02/10(Sat) 19:38:19

【秘】 宝石集め カリナ → 掃除屋 ダーレン

「私が知ってる男より空気が読めるわ」

もしかしてと思った予想は当たっていたみたいだ。
でも追求するのはやめておこう、自分だってきっとそういう選択をした。
それに自分は、あなたに対して嫌な感情を持ちたくないのだ。

そして痣が光ってもまた同じ祭りに参加した者同士話せたら嬉しいと思っている。

「そうやって大事なものがあるって思われてる時点でその人も嬉しいに決まってるじゃん」

「楽なものには誰だって気が行く。
 だから精々全部納得できるような行動をし続けることね」

「……報われて頂戴? 私は違う方法で自分の夢を叶えるわ」

全部勝手な期待。エゴの押しつけをしながら、自分の現状を納得させるように頬を叩いた。

「よし、あとはあなたから気になる事はある?
 特にないっていうなら……私からは美味しいパン屋の情報を教えてこの話は終わりよ」
(-54) 2024/02/10(Sat) 20:53:00

【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー

「引かないでっていったのに聞く?」

絡み酒が少し入ったような酩酊の気分の最中、触れられた手に首を傾げていれば認識阻害のスキルに目を瞬かせて、わと声を出す。

「これ、レアスキル? 初めてお目にかかったわね」

「浮かれすぎたかしら? そんな緊張しないで。
 正直意外だったし良いことだなんて思わないけど……。
 必要だった技術に非難なんてしない、ここはそういう世界よ」

「私だって盗賊ギルドってバレたら、近寄られなくなるの。名前で損してるの」

誰かに言われたそんな言葉を使ってあなたを元気づけるような声掛けをする。盗賊とか暗殺の字が恐いのではと、情報屋や護衛とかもう少し存在するではないか。
この世界では仕方のないこと、立場が違えば自分もする必要があったかもしれないと、口には出さないが覚悟しようとしたことを思い出して。

「殺されそうになるまでは味方よ。
 私に依頼が来たら返り討ちにするわ、覚悟して?」

そんな事はできなくとも、言うだけ、酒の勢いは女の気分と調子をよくさせ続けていた。
(-65) 2024/02/11(Sun) 12:20:16

【墓】 宝石集め カリナ

>>16 アンジュ

「大人っぽく? なにか大事な取引の最中なの?」

単に背伸びをしているだけならば可愛らしいと思う。
自分も気に入った香りを教えようかと思いを巡らせつつも、今日もたらすのは団子の方だ。
あなたの身の振る舞いと違って風情には欠けさせたそれは大っぴらに見せびらかすようなものではないとわかっているのだけれど。

「忙しそうだったら差し入れしようとしたのよ。
 あとは、昨日ちょっとご飯食べてなかったからお腹すいてて……」

一気に食べたら太るかもしれないわねと、体型に変化がないことをお腹を撫でて照れながら笑いかけた。
(+21) 2024/02/11(Sun) 16:38:09