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人狼物語 三日月国


62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】

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【雲】 Dom サクライ

[本当に史郎が初めてならば
 もっと時間をかけて肛門を割り拓いて
 此処に雄を咥えることの快楽の全てを
 教えこんだろう。

 ─────そういや、本当に俺が初めての時は
 そんな余裕のひとつもなくて
 俺自身、男になるのに必死だったっけ。

 あの時、俺達は─────]
(D0) 2021/03/22(Mon) 1:40:21

【雲】 Dom サクライ



[─────…………]



(D1) 2021/03/22(Mon) 1:40:53

【雲】 Dom サクライ



  …………そっか、初めてか。


[甘くて苦い思い出には蓋をしよう。
 少しだけ唇の端を噛んで、笑みを形作ると
 ゆっくりとディルドを動かしていった。

 ゆっくり円を描くように回した張りぼてで
 腸壁をくるりとなぞっては
 史郎の腹側目掛けてずん、と突く。
 時折精を溜め込んで鬱血した袋が
 何か訴えるようにびくりと引き攣ったり
 ぴくぴくと孔口が震えたり。
 俺にとっては、史郎の反応全てが愛おしい。

 そしてディルドの先に、こり、と手応えを感じた瞬間
 組み敷いた身体が跳ねた。]


  …………ふふ、みーっけた。


[空いた手で史郎の姿勢を引き戻しながら
 抽送を繰り返す手の方は、容赦なく
 見つけた勘所を責め立てていく。]
(D2) 2021/03/22(Mon) 1:41:23

【雲】 Dom サクライ




  ダメ、なんて言わないでさ。
  此処から見えるシロくんの中、すっごいから。
  偽物おちんちんなのに、美味しそうにしゃぶって
  突く度にきゅって締まって……
  本当に、女の子みたい。


[嫌だ、怖い、と繰り返して
 未知の感覚に怯える史郎を宥めるように
 俺は辱めの言葉を選んでいく。

 ふにふにとした睾丸を掌に握っては
 徒に竿に走った血管を、指先でつぅ、となぞったり。

 それと同時に、じわ、と腹の底から
 黒いものが湧き上がっていく。
 本当の雌の快楽を知らないまま
 男の身体を受け入れてきた史郎にとって
 「セックスの快楽」とは、なんだったのか。
(D3) 2021/03/22(Mon) 1:41:57

【雲】 Dom サクライ

[捕まえていた脛の裏の柔らかな皮膚へ
 ちゅ、とひとつキスを落とすと

 俺はおもむろに、史郎の放出の時を願って
 張り詰めていた睾丸を、指でぴん、と弾いた。
 男の急所だから俺にも分かるが、
 多分これは痛い……が、セックスの快楽を
 中断するほどのものではなくて。

 代わりに逃げ道を与えるように
 ディルドは相変わらず、
 史郎の気持ちいいところだけを狙って
 中の媚肉を捏ね回している。]


  ほら、おしりの穴の方が
  おちんちんよりも気持ちがいいね……?
  怖くない、大丈夫。だーいじょーぶ。
  全部、見ててあげるから。


[続けざまに二度、三度、袋の中の精巣に
 優しくデコピンを喰らわせながら
 俺は中を穿つ動きを早めていくだろう。
 大丈夫、大丈夫、と言いながら
 過去の記憶をどんどん黙って塗り替えてしまおうと。]
(D4) 2021/03/22(Mon) 1:42:38

【秘】 Dom サクライ → 会社員 シロウ

[彼の元に押し寄せる快楽の波が
 爪先を湿すものから次第に大きく、
 やがて史郎自身を飲み込むほどになった頃]


  イケたら次は、本物のセックスをしよう。


[ひりつく欲に、乾いた声で囁き、誘う。]*
(-2) 2021/03/22(Mon) 1:43:29

【独】 Dom サクライ

/*
なんか時間が経つの早くね。まだㄘんㄘんを出していないぞ。
(-1) 2021/03/22(Mon) 1:44:09

【人】 Dom サクライ

  ー むかしむかしのはなし ー

[それから度々、榛原と二人出掛けては
 写真を撮るようになった。

 
には電車を乗り継いで海辺を走る電車を、
 
には一面紅葉に彩られた山を、
 
には二人で繁華街の片隅に作った小さな雪だるまを。
 
 最初に撮った写真より、踏んだ場数の分だけ
 ピントをどこに合わせるだとか、
 被写体の選び方や光の反射のさせ方とか、
 基本的なカメラの使い方を覚えていった。

 榛原の父親はカメラで有名な会社の部長さんで
 母親はピアノ教師、妹が一人。
 俺とは違う平々凡々で恙無い家族の話を
 外出や、眠りに落ちるまでの時間に話したっけ。

 俺の話も、もちろん。]
(0) 2021/03/22(Mon) 2:29:54

【人】 Dom サクライ




  どんな成績だろうと、多分煙草とか吸っていようと
  父さんは跡取りの話しかしないと思う。


[ある夜、俺は榛原に胸中を打ち明けた。
 消灯した後の寮の部屋の中、
 隣のベッドにいる榛原の相槌は
 なんだか、とても心強かった。]


  ……本当は、さ。
  家がどうこうじゃなくって
  ちゃんと俺を見てほしいって思う。
  「こんな成績じゃ跡取りに出来ない」じゃなくて
  「将来どうするんだ」とかさ。


[それが当たり前になってしまえば
 言われてただうざったいだけかもしれないけど、
 俺にはその当たり前が羨ましくて、眩しくて。]
(1) 2021/03/22(Mon) 2:30:29

【人】 Dom サクライ



  ……カメラを構えて、被写体と向き合ってる時は
  そういうこと考えずに
  静かに相手と向き合える気がする。
  写真を見た誰かは、
  「この写真を撮ったのがどこの家の人間か」
  ……なんて、考えないでしょ。普通。


[ひとりで笑った声が、明かりの無い室内に
 わぁん、と響く。
 心細くなった俺が「榛原」と呼ぶと
 暗闇の中から「えいちゃん」と返事が返ってきて
 それでようやく、安心できた。]


  「えいちゃん、来週も、再来週も
  えいちゃんの気持ちが晴れるまで
  一緒に写真撮ろうな」


[そんな静かな声が、どんな慰めよりもうれしかった。]
(2) 2021/03/22(Mon) 2:31:16

【人】 Dom サクライ

[その週、いつものように連れ立って
 俺達は寮の外の公園へと足を伸ばした。
 連日暖かな日が続き、凍えていた春の新芽が
 地面から顔を覗かせ始めた時期の事だった。

 被写体を探して、俺がファインダー越しに
 公園の中を見て回っていた。
 そして樹上に芽吹いたばかりの桜の芽から
 ふとレンズを背けると─────


 フレームの向こうに
 同じように此方に向かってカメラを構える
 榛原の姿が、見えた。


 「キレーだと思ったものしか撮らない」と
 言っていたはずの彼が。
 俺がカメラを下ろすと、
 榛原もカメラを下ろしてバツが悪そうに笑った。]
(3) 2021/03/22(Mon) 2:31:53

【人】 Dom サクライ



  「何もかも忘れて、
  自由に写真撮ってるえいちゃん
  俺はキレーだと思うよ、って言いたくて」


[そう言って榛原は、ポケットから
 数枚の写真を取りだした。

 全部、俺。
 今まで一緒に撮影に行った先で
 被写体と向き合う俺の顔だった。]
(4) 2021/03/22(Mon) 2:32:20

【人】 Dom サクライ

[そうして、まだ蕾も開かない桜の木の下で
 俺達はそっと唇を重ねた。

 初めてのキスは、生まれて初めて勝ち得た
 自由の味がしたと思う。

 それから二人で逃げるように寮に帰って
 正しい方法も知らないまま、見よう見まねで
 ただ猿みたいにセックスした。


 ─────そこまでだったら、
 ただの甘酸っぱい恋の話で終わってた、のに。


 結局、生まれてこの方
 何かの型にハマって生きていた俺は
 「自由」というものに相容れなかったのかもしれない。]
(5) 2021/03/22(Mon) 2:34:06

【人】 Dom サクライ

[榛原と結ばれてから、学校に行ってはセックスして
 寮に帰ってもセックスをする毎日だった。
 多分あの頃の俺達は猿にすら
 軽蔑されていたかもしれない。

 だけれど、それが当たり前になるにつれて
 何となく、物足りなくなって。

 「確かにマンネリなのかな?」と
 あっけらかんと笑った榛原と色々調べて
 行為を写真に収めるのを知った。
 野外で人目を盗んでヤるのを知った。
 男根ではなく異物を挿入するのを知った。

 知ったものは片っ端から試していって
 俺達はそれを学園生活の清涼剤にし続けた。

 いつしか、清涼剤無しじゃ
 幸福を感じられないほどに。]
(6) 2021/03/22(Mon) 2:35:21

【人】 Dom サクライ

[榛原は誰より自由な男だった。
 そいつが俺の下に組み敷かれて
 恥ずかしい場所を晒して、
 人格を疑われるような恥ずかしい行為をする。
 全部、俺のために。

 ……そんな光景が日常になる。

 月日が経ち、学生寮を出て
 二人で暮らすようになったら
 もっと歯止めが聞かなくなった。

 それでも、榛原は根を上げて
 俺の元から去ったりはしなかった。]
(7) 2021/03/22(Mon) 2:36:16

【人】 Dom サクライ



[「牛乳とゴム買ってくるわ」なんて、
 最期の一言に相応しくない台詞を残して
 事故で死んでしまわなかったら、
 ……多分俺は榛原と今日までずっと一緒にいたと思う。]*

 
(8) 2021/03/22(Mon) 2:39:21

【独】 Dom サクライ

/*
榛原のことは多分櫻井的にはまだ好きなんだけど、そこからの一歩を踏み出せないでいるだけ。
なお中身はすでにシロくんにでろでろになっている。
(-3) 2021/03/22(Mon) 2:40:51

【独】 Dom サクライ

/*
う、うわぁぁぁ……うわああああああああ……
拝む……
(-7) 2021/03/22(Mon) 11:54:43

【独】 Dom サクライ

/*
こう、被虐に落ちる人の内面をねっとりじっとりなぞるような感じが、あの……ㄘんㄘんにくる……
(-8) 2021/03/22(Mon) 12:04:50

【雲】 Dom サクライ

[迫る絶頂に空を掻く手が、
 オレの方へと伸ばされて─────
 右手に握ったディルドが、何かに噛んだ。
 というか、ぎっちりと食い締められて
 ビクとも動かせなくなって……
 同時に、史郎の唇から悲鳴じみた嬌声があがる。

 
─────ああ、堕ちた。


 うっそりと微笑みながら、伸ばされた手を
 指先までしっかり絡め取りながら
 俺は初めて雌の絶頂を迎える史郎の姿を
 具に見つめ続けた。

 薄く筋肉の乗った腹筋がはくはくと隆起して、
 精を吐くことを禁じられた茎が震えていて……
 その一方、寝具の上でくねくねと
 身を泳がせている様は、女のそれのよう。
 歪で美しいこの姿は、俺だけが知っている。]
(D17) 2021/03/22(Mon) 15:03:33

【雲】 Dom サクライ

[俺はディルドから離した手を、
 快楽に震える史郎の腿から膝裏、踝まで
 するり、と滑らせた。]


  ほら、ダメじゃなかった。
  無理じゃなかった。
  ……かわいいね、本当に、かわいい。
  シロくんはいい子、いい子。


[笑みを刻んだ唇を、史郎の土踏まずへと押し付けて
 ねろりと舌を這わせ……
 丸まった爪先を口に含んで吸った。

 歪な形に固められた氷をじんわり溶かして、
 俺の形へ変えていく─────そんな愉悦。

 今、俺はとても楽しくて愉しくて、堪らない。]
(D18) 2021/03/22(Mon) 15:04:02

【秘】 Dom サクライ → 会社員 シロウ



  [  一緒に、堕ちて。  ]

 
(-12) 2021/03/22(Mon) 15:04:41

【雲】 Dom サクライ



  ……うん、俺も限界。


[虚ろな目をした史郎に応えて
 にぎったディルドに力を込めて、
 勢いよく秘部から引き抜いた。

 楔を抜かれた秘部はどんな形だったろう。
 ぽかりと口を空いて喪失を嘆いていたか、
 慎ましやかに口を閉じて、次に備えていたか。
 どちらにせよ、俺にそれを揶揄する余裕もなく。

 無理な体勢を強いた史郎の身体を、
 ゆっくりとベッドの上へうつ伏せに横たえると
 俺は履きっぱなしだったスマイリーを
 乱暴にぽい、と脱ぎ捨てた。
 それからライダース、ジーンズ、Tシャツ……
 俺の身体を隠すものを取り払っていく。

 最後に、大きく前が膨らんだトランクス1枚。]
(D19) 2021/03/22(Mon) 15:05:04

【雲】 Dom サクライ

[史郎の顔をちらりと伺って
 此方を見ているようなら、
 ゆっくり下着に手をかけて
 ずり下ろしていくだろうか。

 散々彼の痴態に煽られた茎が
 戒めから開放されてやっと、ぶるん、と天を仰ぐ。
 臍につきそうな程反り返ったそれを
 数度、手で扱きながら
 俺はベッドに伏せる史郎の上に身を重ねた。

 汗ばむ肌と肌とが触れて
 キスをするように吸い付く。
 柔らかな臀の肉に猛る茎を擦り付けて……
 軈て、その先端を彼の中へ沈めていくだろう。]
(D20) 2021/03/22(Mon) 15:05:33

【雲】 Dom サクライ

[─────きつく縛ったままの
 彼の茎を開放することなく。

 ……ほら、欲しい、とは言われたけれど
 解いて欲しいとは言われてないし。


 女の悦びをせっかく知ったのだ、
 どうせならディルドではなく本物の雄で逝くといい。]*
(D21) 2021/03/22(Mon) 15:08:28

【独】 Dom サクライ

/*
入れるまでが長いくせに入れてからが短いシュレッダーですこの度は同村ありがとうございます(先走り)
(-15) 2021/03/22(Mon) 18:55:19

【雲】 Dom サクライ



  んー?


[さあこれからだ、という時の制止の声に
 俺はすっとぼけてみせる。
 早く出したい、と嘆く愚息の涙は
 史郎の臀の肉の上に掠れた尾を引いた。

 さっきまで玩具がこの身体の中で
 どんなふうに愛されるのかを見てきたのだ。
 早く肉の輪のきつい抱擁を受けたい。
 熱くうねる肉の襞にねぶられて
 奥の奥に胤を吐きたい。

 震える身体に、獣じみた息を吐きかけると
 俺はゆっくりと史郎の後孔に先端を宛てがい
 ぐっと腰を押し進めた。]
(D28) 2021/03/22(Mon) 20:32:11

【雲】 Dom サクライ

[さっきまで玩具を食んでいた其処は
 最初拒むように口を閉ざしていて、
 史郎の口からも苦しげな声が漏れているようだった。

 そっと史郎の身体の下へと潜り込ませた手で
 胸の飾りを探し当てて、慰めるように
 かりかりと爪の先で掻きながら
 緩んだ口に熱を含ませていく。

 指の腹で円を描いてみたり、
 きゅ、と指の間につまんで引っ張ったり。
 そうする間に傘の部分か肉の門を潜ったなら
 汗ばむ肌に浮いた玉を拭い、
 史郎の耳殻を柔く歯を立てた。]


  …………は、きっつい。
  おしりでのセックスの仕方、
  忘れちゃった?シロくん。


[「それとも、興奮してるだけ?」と
 鼓膜を揺らすように嗤うと
 絞るように乳首を摘んだ。

 忘れてしまってもいい。
 辛い記憶を消し去って、快楽だけを刻めばいい。]
(D29) 2021/03/22(Mon) 20:33:05

【雲】 Dom サクライ


[そうして、やがて竿の大半が
 ねっちりとした蜜壷の中へ収まったか。

 反射的に異物を押し出そうとする動きと、
 覚えたての、雄を愛撫するような蠢きに
 つい放出しそうになる。

 下半身にずん、と渦巻くような熱を
 荒く吐き出す息でやり込めて
 俺は史郎の腸内を優しく捏ねはじめた。
 無理やりなピストンはせず、
 ぷっくりと腸壁で主張する前立腺目掛けて
 カリ首を擦ってその感触と、締まりを愉しむよう。]


  出させて欲しい?


[優しく後孔を蹂躙しながら
 茎を戒められたままの史郎に尋ねようか。]
(D30) 2021/03/22(Mon) 20:38:32

【雲】 Dom サクライ



  解いてもいいけれど……
  どっちが好きかな?

  出しても出しても終わらないのと
  いつまでも精液出させてもらえないまま
  おしりの穴でイき続けるの。


[好きな方を選んでいい、と史郎の髪を
 撫で付けながら尋ねた。
 史郎はいい子だから、好きな方を選ばせてあげる。

 どちらにせよ、この一回の交尾で満ち足りることは無い。
 チェックアウトまで、堕ちるところまで堕ちて
 俺と共に居て欲しい。]*
(D31) 2021/03/22(Mon) 20:54:10