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人狼物語 三日月国


76 【ネタRP】ナニやらシないと出られない!【事前ペアR18G】

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安住 香菜ギブミーお縄 狼

【独】 弁当『もりや』 安住 香菜

/*
えぴおつー!よしやくんはおまたせしててごめんね〜
肺がとても賑やかでにこにこしてる
(-2) 2021/06/11(Fri) 9:56:11

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[脚を広げると、散々焦らされ蒸れた其処を
 ほんの少しヒヤリとした外気が撫でる。
 あたしから見えなくても、それだけで
 その場所が今どれだけはしたなく熱を持って
 じゅくじゅくと濡れているかがわかる。

 強請って貰えるどんな美辞麗句より
 今はひたすら、彼が欲しかった。

 あたしの上で義哉くんは下衣に手をかける。
 ああ、やっともらえる……
 そんな安堵に、また膣がきゅん、とひくついた。
 枕元にあった、変なパッケージを手に取って
 もたもたと毒づきながら準備するのを見て
 きっとあたしは不思議そうな顔してる。

 その正体が避妊具と知れば
 「要らないのに」なんて口を尖らせるだろうけど
 何も知らない馬鹿な女は、ただそれを
 何か神聖な儀式のように思って
 じっと彼の顔を見上げているでしょう。

 これから、あたしの全てを喰らう人を。]
(-5) 2021/06/11(Fri) 13:21:29

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[視線が通う。
 言わなくても、顔中にキスが降ってきて
 それからひとつ、唇に落ちる。

 すっかり大人の男の人の顔した義哉くんに
 あたしは唇だけで微笑んでみせると
 口の形だけで「きて」って言った。

 下の唇にも、彼の先端が触れる。
 指よりほんの少し柔らかい、
 でも熱くて、太くて、びくびくと息衝くみたいな。
 今しがた義哉くんが懸命に拓いてくれた道を
 これが通る……そして、きっと]


  ─────あ、


[くぷ、とあたしの女唇が、彼の先端を食む。
 それは全然、想像してたより痛くなくて
 くちくちと中を広げられる度に
 ぞくぞくと背筋が粟立つのを感じていた。

 少し苦しげな顔が、こつん、と額に寄せられると、
 あたしはその苦悶を和らげようと
 髪の間に指を差し込みながら
 鼻先にキスを送りましょう。]
(-6) 2021/06/11(Fri) 13:21:59

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉



  あたしの中に、義哉くんが、いる……
  すご、……ッあ、ふふ……びくびくしてる……


[気持ちいいところも、入口のところも
 全部義哉くんが満たしてくれている。
 さっきホテルのテレビで観た映像では
 「おっきい…」とか「入んない…」とか
 大袈裟にヨガって乱れる女が映されてたけど
 今こうして思い返すと、随分とオーバーね。

 気持ちいいけれど、それよりももっと
 じんわりあったかくて、幸せ。
 冬に外で雨に降られてたのを
 暖かな家に帰ってお茶でもいれたみたいな。]
(-7) 2021/06/11(Fri) 13:22:25

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[引き抜かれる度、切なくて、寂しくて、
 まるで迷子の子犬みたいな甘えた声が漏れた。
 なのに、義哉くんときたらいたずらっ子みたいに
 浅い所を抜き差しするものだから
 あたしは焦れて義哉くんの背を固く引き寄せるの。]


  ……んんっ、ちょ、っと……抜かな、で……


[口付けの合間に、そう乞うた。
 もっとゆっくり味わっていたい。
 これで終わりなんて、もったいない。

 ─────結合部を見てないあたしは
 これで『全部』だと信じてた。]
(-8) 2021/06/11(Fri) 13:22:54

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[名前を呼ばれて、きつくその逞しい腕に抱かれると
 ああ、やっとゆっくり彼のものになったって
 実感出来る─────そう、思ってた。

 だから、その掠れた声がつむいだ
 「もらうよ」の意味を
 ちゃんの飲み込めないでいたの。]


  …………ひッ!!あ、あ"っ……!!


[入口をくぱくぱと広げているだけだったそれが
 ずるり、と奥へ入ってくる。
 指が押し広げたよりもっと奥、
 身体を弄られる度に疼いていた、腹の底まで
 “それ”はまっすぐ突き進んできた。

 途中、ぐ、と肉が抵抗してみせたものの、
 雄々しいそれには叶わない。]
(-9) 2021/06/11(Fri) 13:23:22

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉



  あ、ああッ…やっ、だ…無理……ッ、
  おっきい……熱い……!!


[あまりの事に唇を離して
 必死に体をばたつかせて逃げようとするのに
 義哉くんの腕は決してあたしを離さない。

 喰われる。本当に、全部食べられてしまう。
 エイリアンみたいな捕食機関が
 内側の柔らかな肉を味わうべく
 ぐちぐちと入り込んでるみたい。

 痛みのためでも、恐怖のためでもなく
 あたしはぼろぼろと涙をこぼす。
 とっくにオーバーしたキャパシティの行き場が
 そこくらいしか無かった、みたいな。]
(-10) 2021/06/11(Fri) 13:23:51

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[そうして全ての雄の幹を飲み込むまで
 あたしはうわ言みたいに
 「おっきい」とか「食べられちゃう」とか
 めちゃくちゃなことを呟いてたでしょう。

 やがてその先端が、子を成すための部屋の戸まで
 辿り着いて止まったならば
 ぐすぐすと鼻をすすって、義哉くんに縋り付く。

 中の肉襞が、初めての異物を
 懸命に押し出そうとするのを感じる。
 そのくせ、大きくて太いその幹は
 さっき指で拓かれた気持ちいい場所を
 満遍なく擦り立ててくるものだから
 最初に鈍く覚えた疼痛が宥められていくようで。]


  よ、しやくん……、も、


[もうだめ、なのか、もう食べないで、なのか
 それとも「もう終わり?」なのか
 あたしはあたしの気持ちが、全然わからないでいる。
 ぐずぐずとした語尾を、
 甘えるようなキスに誤魔化し
 あたしは気持ちを落ち着かせようとした。]
(-11) 2021/06/11(Fri) 13:27:02

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[だけど、中に埋めこまれたその太くて硬いものが
 ずるずると肉の間で動き出せば
 またあたしの思考は乱されるんだ。

 喰われる。
 なのに、それが肉を擦る度、
 もうどうしようもなく、『気持ちがいい』。

 鮮血を一筋垂らした結合部から
 また新しい蜜をダラダラ垂らして
 あたしは義哉くんの背にしがみつくでしょう。]


  あ"ッ、ああっ、ん…!ん、ん、やっ…まって、
  おっき……こわいぃ…ッ、なのに、なんで……


[身体の隙間に柔らかな乳房を押し潰しながら、
 義哉くんが暴れるのを止めようとするみたいに。]*
(-12) 2021/06/11(Fri) 13:33:01

【独】 弁当『もりや』 安住 香菜

/*
あーーーーーーーーーーー右にたつと照れてしまうのどうにかしたいーーおふぇらしようとかおっぱいに挟もうとかいろんな話をしつつ同時にのんびりふたりで弁当屋とかやろうぜって気持ちも湧いてきてあたしはもうどうしたらいいの
(-13) 2021/06/11(Fri) 13:36:42

【独】 弁当『もりや』 安住 香菜

/*
左やる時より右の方が照れるやんけ何だこれはバグかな
(-14) 2021/06/11(Fri) 13:37:15

【独】 弁当『もりや』 安住 香菜

/*
義哉くんの赤チップが本当に「いざ!」って顔してて非常に可愛い
(-20) 2021/06/11(Fri) 13:57:21

【独】 弁当『もりや』 安住 香菜

/*
だがザオリクを唱える
(-22) 2021/06/11(Fri) 13:59:35

【独】 弁当『もりや』 安住 香菜

/*
そりゃ叫びたくなるよどこが気持ちいいか教えてって羞恥ぷれいも甚だしいじゃないですか死んでしまいますよ特に右やってる時はただでさえ恥ずかしくて死にそうになってるのにそんな恥ずかしいことされたら私お嫁に行けなくなってしまうよいや義哉くんに嫁ぐ気満々なんだけども
(-25) 2021/06/11(Fri) 16:12:45

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[香菜は、わずかな挿入で目じりを溶かしてくれた。
 ほんの少し先端を押し込んだだけで
 感動してくれる心の清々しさ>>-7に、つられてふふ、と笑う。]


 は、ハ……いい子。
 ちゃんと、気持ちイイって伝えられるようになったね?


[幹を走る太い脈が、鼓動に合わせてびくびくと震え
 そのたびに香菜の柔らかな躰も共鳴した。
 浅い挿入を繰り返すと、十分に大人の分別を持った香菜が
 子犬のように鼻を鳴らして、己のことを乞うてくる。>>-8
 矜持をくすぐられて、酷く良い気分になった。
 快楽よりも、その強請る貌を求めて
 気持ちの良い胎から何度も抜いてしまうほどに。

 だが、意地悪を続けられるほどの余裕は、男にもなく。]
(-44) 2021/06/12(Sat) 7:46:21

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[嬌声か、それとも苦悶の声か。
 ぷつ、と未踏の証が押し返してきたが
 分かっていても止まれなかった。
 香菜は好きだと言っていたキスを中断して
 じたばたと四肢をこわばらせる
 打ち上げられた人魚のような身もだえがまた艶めかしく
 逃げられた唇を吸うことも忘れ、
 目ばかりを爛々と輝かせていた。]


 ぅわ、 えっろ……


[ふるふると頭を振るたびに、夕陽のような髪は美しく乱れ
 豊満な乳房に、鎖骨に、首筋に
 あらゆる場所に己が散らした痕がある。
 夕月の雫を次々と溢れさせては
 支離滅裂なうわごとを呟く様、
 その肌の震えの、瞳の輝きの、押し寄せる肉の
 快さはなんとも言い表しようのないほどで
 僅かさえ見逃すまいと、恍惚の貌で見守っていた。]
(-45) 2021/06/12(Sat) 7:47:29

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[やがて最奥へとたどり着くと、
 まるで寝ぐずりする子供のように>>-11
 あどけない顔をして、甘ったるい唇を摺り寄せてきた。

 彼女の温かい胎に押し込んで、根元まで吞み込ませれば
 先端がこつん、と戸に当たる。
 脈動を伴いながらせり寄せてくる襞は熱く、
 互いの熱で溶けあって、自分の境界が曖昧になる。
 切望のままに二枚の唇も、蜜の滴る内臓も喰らいながら
 たぷ、とたわんだ乳房の奥が
 ますます力強く鼓動するのを聞いていた。]


 香菜……美味い。  ふ、


[と、キスの合間に、口の端を吊り上げて、]


 「もう」、……なに?


[問いかけた。]
(-46) 2021/06/12(Sat) 7:49:54

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[彼女は感情の渦に飲み込まれているらしく
 言葉として言い表せなかったかもしれないが。
 そうだとしても、万感の想いを込めて瞳を見つめたまま、
 繋がりを解くのはやめなかった。

 やがて、少しずつ呼吸が落ち着いてきたのを見ると、
 ある欲望がむくむくと沸き起こる。]


 かな ── もっと、たべたい。


[腰をさらに強く寄せて、戸をわずかに奥まで押し上げると
 種族の法則に従って、ゆらゆらと揺らし始めた。
 彼女の肉を喰って、彼女を己の一部にしてしまいたい。
 彼女に肉を喰わせて、彼女の一部に成ってしまいたい。
 太古から続く本能が、男と女と結び付けようとしていた。]
(-47) 2021/06/12(Sat) 7:51:40

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜



 ア、ァ……香菜、 かな、


[うわごとのように名前を繰り返しては、
 互いの肉をこすり合わせる。
 招かれた熱は、彼女の中にとろとろと溶けだして
 生まれてから今までの時間は
 全てこの時のために存在していたのだと悟った。 

 彼女の著しい魅惑の一つの特徴として
 柔らかい胎の中はどこもひだひだとしていて
 その一つ一つが男の快楽を呼び覚まし
 子種を搾り取るために効率的な構造をしていた。

 こちらだって、ずっと彼女を切望していたのだから
 そう長くは持たなかっただろう。]
(-48) 2021/06/12(Sat) 7:53:55

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[しかし彼女は、拓かれて間もない欲に戸惑いを隠せないようで
 体は確かに悦の様相を伝えてくるのに
 しがみついては止まるように懇願してくる。
 貞淑な殻に閉じこもる彼女を
 快楽の波に引きずり込みたくて
 また一つ、口付けを落とした。]


 だいじょうぶ。香菜は頭がいいから、
「きもちいい」が何か、もう覚えたでしょ?
 上手におねだりできてたよ。抜かないでって。
 ……ほら、全部見ててあげるから、我慢しないで。


[ハァっと熱い息を吐いて、こみ上げる吐精感をやり過ごす。
 ぱたぱたと汗を垂らしながら、快楽から逃げようとする彼女を
 決して逃すまいと強く抱きしめて、思うままに揺さぶった。

 彼女の全てが欲しかった。だから、
 唇と言わず 舌と言わず 腕と言わず 
 足と言わず 胸と言わず 胎と言わず
 全てを全て、絡み合わせ
 とろとろと お互いを溶かし合った。
 まるで一つの生き物のように。
 まるではじめから一つの生き物だったように。]
(-49) 2021/06/12(Sat) 7:55:31

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[やがて、彼女の声が切実さを増してくると
 ただでさえ狭かった中が、押しつぶさんばかりに迫りくる。]


 ぅ、く……俺も、もう、イキそ……


[そう、かすれた声でつぶやいて
 ぐぅ、と、胎奥の秘室をこじ開けるように
 腰をことさら強く押し付けた。]
(-50) 2021/06/12(Sat) 7:56:08

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜



俺の大切なもの。
何を持ってもかけがえのない、俺だけの宝物。
決して傷つけても、悲しませてもいけない、
俺の命などよりもはるかに愛おしい人。


 
(-51) 2021/06/12(Sat) 7:57:39

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[名前を呼んだのだと思った。
 しかし爆発するような鼓動の中では、己の声はかき消された。
 きゅうと襞が収縮するのを感じ取ると、男の体も共鳴した。
 どくどくと、鼓動なのか射精なのかさえ
 区別もつかぬほどの、前後不覚の快楽の中
 薄い膜の存在も忘れて、胎奥に未来を注ぎ込んだ。]**
(-52) 2021/06/12(Sat) 7:58:08

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[もう、の先を口にしようにも
 言葉が上手く紡げなかった。
 先を促すように、両脚を義哉くんの腰に絡めて
 ぐすぐすと鼻を鳴らすだけで。

 中に埋め込んだ熱が質量を増していく。
 「たべたい」って、獣みたいな目をして言うから
 ああ、今までのは本当に前戯でしかなくて
 ここから本当に食べられちゃう、って
 あたしは本気で思った。

 茎を引き抜かれては、また埋め込まれ
 ずん、と奥の行き止まりを突かれると
 腹の底に、どうしようもない衝動が
 澱のように溜まっていく。
 膣道を飾る襞の一枚一枚が、擦られる度に
 彼の逞しい幹にキスをする。

 あたしはもう、弁当屋の娘なんかじゃない、
 彼に喰われ、完全な『女』に
 生まれ変わってしまった。]
(-57) 2021/06/12(Sat) 14:23:30

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉



  よ、しや、ァ、ッ…く……
  はァ、ん……よし、やくん……!


[何度も何度も、雨粒みたいに降ってくる
 義哉くんの声に応えるように
 あたしも何度も名前を呼んだ。
 素直になることを褒められたなら
 譫みたいに何度も「きもちい」を繰り返したし
 言葉にならないなら、くねくねと腰をくねらせ
 奥へとさらなる刺激を強請った。

 言葉にしなくても、義哉くんの目に
 ぎらぎらと抜き身の刃みたいな光が灯れば
 「これがあたしの知らない彼の顔」だと
 狭隘な蜜壷はきゅんきゅんと
 彼の雄を締め付けたろう。

 絡まって、高めあって
 何処までも手を取り、登り詰めていく。]
(-58) 2021/06/12(Sat) 14:23:55

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[やがて、義哉くんが枯れた声で小さく呟くや
 猛然と腰を振り始めた時、
 あたしは堪らずベッドヘッドの柵にしがみつく。]


  あ"あ"ッあ!あっ!あ!まっ、ァ、て…ッ!!
  なん、か…くる…くる……っ!


[乳首の先端をねぶられた時より
 肉芽を愛撫されて迎えた時より
 ずっと凶暴で、絶対的な、波。
 初めて咥える雄で迎える、雌の悦び。

 ぱちゅ、ぱちゅ、と結合部から
 粘着質な音を立てる間に
 それはじわじわとあたしを飲み込む。
 全身が固く強ばって、咥えた幹すら
 きつく、固く引き絞って、そして─────]
(-59) 2021/06/12(Sat) 14:24:21

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉



  ─────〜〜ッッ!!


[目の前が白く爆ぜた。

 初めて途轍もない忘我の淵で、
 あたしを抱き締める腕の強さと、
 中で薄皮越しに胤を吐く雄と、
 胸を締める愛おしさだけが
 あたしにとって確かなものだった。]
(-60) 2021/06/12(Sat) 14:24:49

【人】 弁当『もりや』 安住 香菜



[かちゃり、どこかで鍵の空いたような音がした。]

 
(6) 2021/06/12(Sat) 14:25:10

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[絶頂の波が引いて、後にはじんわりと
 熱を持ったままの身体がのこる。
 荒い息のまま、汗だくの義哉くんの額に
 張り付いた髪を梳いてあげた。

 埋め込まれたままの茎は
 前よりやや硬さと体積を失っていても
 これは誰より愛しいヒトの体の一部。
 そして、今はあたしのもの。

 涙の跡の残る頬でゆるゆると微笑むと
 あたしは義哉くんを引き寄せ口付ける。
 このまま日常に戻ることができる、はず。
 シないと出られない部屋で、シちゃったんだから。

 でも─────でも、さ。]
(-61) 2021/06/12(Sat) 14:25:40