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人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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【人】 8435 黒塚 彰人

 食堂へ集合、その指示に従った黒塚は端の席へ腰掛け、同様に集められた面々をただ眺めていた。
 中でも特に見慣れた顔、部屋を同じくする少年の“遊び”を見咎め、重い口を開きかけ――――

 しかし大層喧しい注意の声によって遮られ、再び口を閉ざした。
(12) 2021/09/15(Wed) 21:51:46

【人】 8435 黒塚 彰人

>>16 南波
 目の前にやってきた少年から合わせられた目線。
 ふいと逸らしながら、歳を思い返して選んだ語調で答える。

「言う前に別が来た。
 お前……靖史。ストレスは溜まらないか?」

 誰彼と愛想を振りまいて。そう平坦に付け加えた。
(40) 2021/09/15(Wed) 22:44:16
黒塚 彰人は、破裂した水風船を一瞥した。
(a18) 2021/09/15(Wed) 22:45:50

【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人

「黒塚さん」

 食堂の集まりの後のどこかの時間、普川があなたに話しかけてきた。

「あのぉ……お相手お願いできませんかをしに、
 こう、…来た次第ですけど……いかが?
 ……その、天の神様の言う通りで適当に決めてん」

 途切れ途切れに問いかけられる。ランダムで決めたというのは、どうしてもあなたでなければ構わないわけではないので断ってくれてもいいよ的なサムシングだ。実際whoダイスで決めた。
(-14) 2021/09/15(Wed) 22:58:36

【独】 8435 黒塚 彰人

/*お前 普川PL このわたしを殺す気か? お前の顔が好みだって言ってんだろ……
(-17) 2021/09/15(Wed) 23:06:23

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久

 どこかの廊下で呼び止められる。振り返り、己より下方にある黒髪を見下ろしながら、その主の名前を声に出す。

「尚久」

 脳内でプロフィールをぱらぱらと捲って、この少年が年上の項に宛がわれていたことを思い出した。
 「尚久さん」とただしく呼びなおして首肯する。二つ返事の答え。丁度、相手を探していたところだった。都合がいい。

「いいですよ。『お相手』しましょう。
 あなたの部屋を借ります。俺の部屋では、リョウが戻ってくる」
(-22) 2021/09/15(Wed) 23:26:16

【人】 8435 黒塚 彰人

>>50 南波
「ああ」

 黒塚は、普段からさほど口数の多い在院者ではない。視線を逸らしたまま一言発し、その後は黙って先を促した。
(56) 2021/09/15(Wed) 23:42:13

【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人

「誰の部屋でもそう、変わらんのと違うかな……?
 誰のでもない所の方が、呼びに来る人は居らんよ。…多分」

 自信なさげに付け足された。人の来なさそうな場所の心当たりは、今は幾らでもあるだろう。ベッドやらが設置済みで解放されている空き部屋があるのとか、ルールブックに書かれていると思うんですよ。

「あっちの端の倉庫、とか…半分体育倉庫みたいなとこあるから、
 えー……マットとか、ありますし……
 ……僕ん所って結構はっきり明るい、し…?」

 見る側からすれば見やすいことはそうだろうが、雰囲気も何もあったものでないことも確かだろう。

「……黒塚さんはどうだっけ、
 今回のこと周りの、あー…経験?とか」

 毅然としているのか単純に無感動なのか、はかりかねている様子だ。
(-27) 2021/09/16(Thu) 0:06:46

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久

 ああ、そうか。と職員の説明、資料の記載を思い返す。
 上書きされた規則によれば、立ち入りの制限が随分と緩和されているのだった。このくだらない試みの間は。

「そうですね。……で、体育倉庫」

 ふ、と口元を歪める。

「お前、ハナから腰を痛めるつもりか?
 ……ベッドのある部屋に――ああ、好みなら悪いですが」

 語調を一つ乱した後は、わずかにつりあげた口端もすぐに下がって仏頂面へと戻る。
 それからは、相変わらず感情の乏しい声で続けた。

「経験、ありますよ。
 尚久さんはどうでしょう。ありますか」
(-40) 2021/09/16(Thu) 1:21:26

【人】 8435 黒塚 彰人

>>49 迷彩
 背後から、少年の被ったキャップ越しに手元を覗き込む。
 配布された資料であると認めれば、リョウ、と彼の名を呼ばわった。

「お前、読めないだろう」

 同室の縁ゆえだろうか、いくらか砕けた雰囲気を纏っている。といっても常が無愛想な男にしてみれば、の話だ。
(72) 2021/09/16(Thu) 1:29:19
黒塚 彰人は、騒ぎの一部始終をただ眺めていた。
(a29) 2021/09/16(Thu) 1:31:10

【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人

「……? 高跳びのでも結構ヤれるよ……? 沈むのさ、あれ。
 キングサイズのベッドみたい、ってはしゃぐのもいたなぁ…
 …実際のキングサイズがどんなくらいかって、わからんけど」

 はあ、ため息ひとつ。スタスタと歩いて行く。途中で水の入ったペットボトルやタオルを拾って。あと何が要るんだろう……移動も一々大変になるかもしれない。

「そぉ……僕は穴を貸した経験くらい。
 挿れるんはできんから、やるなら貸し出し品かなぁ……。
 黒塚くんが僕ん穴使えるなら、それでいいと思う。どうする?」

 後半になるにつれて色気が置いていかれている。話し始めれば案外緊張が解けてくタイプなのだろうか。
(-43) 2021/09/16(Thu) 1:32:14

【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人

昼間の喧噪から離れて廊下で偶然すれ違う。
あなたの愛想のなさとが共鳴すれば、互いの接点はひどくなくなる。
だから、傍観者として問うた。

「黒塚」

破裂した水風船は、見ていたか。

「壇上にあがるつもりはないか?
 都合良く欲しいものがなくとも」

脱がされた馬鹿は、見ていたか。

「奪う側にいくつもりはないか」
(-69) 2021/09/16(Thu) 12:09:53

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久

 脳内のアルバムを開く。ある知識とない記憶を選り分ける。

「そうですか。その経験はないので知りませんでした。
 キングサイズは……マットより一回り大きいはずです。俺も分かりませんが」

 明け透けな言葉を吐く少年の後ろを着いて歩く。鞄の中の最低限と拾われたペットボトル、タオル。それ以上を探している様子もない。
 後頭部を視線で掠めて、「そのつもりでした」と当然のように答える。抱かれる気は元から、露ほども無いらしかった。

「嫌なことはありますか。
 ……使う側は初めてなので、すべてに従えるとは限りませんが」
(-72) 2021/09/16(Thu) 12:15:54

【独】 8435 黒塚 彰人

/*ウワァ!(榊から秘話がきてる〜〜〜)
(-80) 2021/09/16(Thu) 12:37:20

【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人

「そぉ」

 当然のように返された答えに、いやに冷めた、短い音が返った。

「……ひどいことはされたくないな、殴ったりしないで…?
 少しいたいのくらいは、まぁ、事故じゃないかな……。
 …事故じゃないくらいの、いたいのはいやよ?」

 誘っておきながら興味がないのか、それとも緊張しているのか。歩き出してからは、普川はあなたの方を見ようとしなかった。立ち姿や座り姿はそうでもないが、歩く時の姿勢はいいなと思ったかもしれない。
 両手で抱えるように持っていた鞄を片手に移して。それから少し重量感のある金属の引戸を開く。鍵はかかっていなかった。

「……使えってことらしいね?」

 明かりをつければ、話に出した陸上競技用のマットだとか、一部の物が真新しげに見えた。主催側からはこの場所の使用は想定されているようだ。
(-86) 2021/09/16(Thu) 13:25:36

【人】 8435 黒塚 彰人

>>91 迷彩
 抱きつかれ、眉間に皺が寄る。すぐに離されたからか、表立った反応はそれだけだった。
 もっとも、会うたびにこの調子だとすればそろそろ諦めの境地に差し掛かっているのかもしれない。

 資料を受け取る。低く表題を読み上げる。次いで、概要を。
 含まれる語句のすべて――性行為に関するものも、他と変わらず――淡々と音に変えて発する。

「……長いな。――リョウ。気になるなら部屋で読むが」

 好きにしろといった表情で、バサリと資料を返す。少なくともこれ以上、この場で続けるつもりはないらしい。
(128) 2021/09/16(Thu) 13:45:49

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤

 プロフィールを思い返す。己と彼との歳を照らし合わせ、ただしいと思わしき語調を選ぶ。(それに伴う煩わしさが無愛想に拍車をかけているのかもしれなかった。)

「潤」

 すれ違いきる間際に足を止め、焚きつけるような言葉を寄越した少年の顔を見る。
 破裂した水風船を、脱がし脱がされる馬鹿騒ぎを眺めていたのよりは温度のある視線で。

「それは、誘いと取っていいか」
(-89) 2021/09/16(Thu) 13:50:24

【秘】 0043 榊 潤 → 8435 黒塚 彰人

「ああ、そうだ」

誘う側をすることは、多いわけではない。
愚か者共に薬を運んだときも、彼らが必要としなければ。

こんなもの。


「どこへの誘いかはお前が決めろ」


確かに手を差し伸べる、選ぶのはお前だ。
あくまで傍観者でいようとした暴君は、あえて天秤を傾けている。


「乗らんのならこの会合は忘れることだ。
 漠然と興味がないのであれば理由を作るんだな。
 ここに選ばれた意義を、この誘い以外に見出す理由が聞けたら俺は手出しはしないだろう」
(-95) 2021/09/16(Thu) 15:24:32

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久

 姿勢よく伸びた背を見下ろす。これを折りたくなるかは事の運び次第だろう。
 返事は、分かりました、としておいた。

「そうでしょうね」

 横置きに場所を取る、件のマットを見て同意する。収納よりずっとろくでもない用途と映りのために物品の配置された、名ばかりの倉庫。

 照らされた床を踏んで奥へと立ち入る。
 ぼすり。腰を下ろし――思いのほか深く沈んだマットの上、仰向けに倒れ込む。
 数度の瞬きののち。ああ、と得心のいったように頷いて、身を起こした。

 それから隣を軽く叩き、「尚久さん」と、少年を側へ呼ぶ。

/*PL
 笛吹きです。嬉しかったので能力行使しようと思っています。
 また、凍て星であるか否かだけ教えてください。よろしくお願いします。
(-107) 2021/09/16(Thu) 19:23:16

【人】 8435 黒塚 彰人

>>137 迷彩
 少年を見下ろして、「だろうな」と相槌を打つ。
 それから平常の延長線上、嫌にあっさりと齎された誘いを同じように受け入れた。

「ああ、教えてやる。
 ……お前、場所はどこがいい」

 わざわざ日々を過ごしていた部屋でなくとも、解放された部屋はいくらでもあるのだろう。
 一応は尋ねておくかと、そのくらいの気遣いは見せた。
(149) 2021/09/16(Thu) 20:02:56

【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人

 黒塚の幼子のような行動を気にするよりも、普川にとってはまず鍵を掛けることの方が重要だった。かちゃり、問題なくかかった。
 名前を呼ばれ、そろ、と促された場所に腰掛けた。ぽすん。

「…………」

 隣のあなたを一度みあげてから、明後日の方向に視線をやった。数度の深呼吸の後、口を開く。

「脱ぐ? 脱がせる? 黒塚さんの方もお世話要ります? 自分でする? 刺激だけでどうにかならんなら、もらったお薬飲んだら? 僕ん方挿れるんはできんて言うたのて勃たんからね。だから僕の方気持ちいくさせよとかは気にしんていいよ。施設側が知らんわけがないのにこういうのに入れるんから趣味よろしくないよな。趣味よかったらこんな企画そもそもしとらんから別にいいけど」


 情緒不安定、コミュ障
  
そんな言葉が浮かぶかもしれない。

/*
凍て星です。大爆笑しました。ありがとうございます。僕はなんもしとらん普川です。よろしくお願いします。
(-114) 2021/09/16(Thu) 20:42:58

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤

「俺たちは、人ではないんだろう。
 これを越えれば、真っ当な人間に近づける」

 代わりに下手をすれば、得られるのは人でなしの烙印。
 ――これは真。選ばれた者たちの人権は軽視されている。

「……お前に興味が湧いた。
 他人を唆す、悪い子。お前、なにを考えているんだろうな」

 観客面した少年の耳元へ、片手を添える。親指が眼帯の上を滑り、薬指で紐を引っ掛けるように擽る。
 ――これは偽。黒塚彰人は他人に特別な感情を抱かない。

「それで、どうだ?」

 男は差し伸べられた手を引いて、舞台袖へと誘い込む。
 少年の齎したそれは男にとって、どこまでも都合の良い呼び水に過ぎなかった。
(-118) 2021/09/16(Thu) 21:20:58

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久

 促したままに隣へやってきた少年を見下ろす。一度視線がかち合うも、すぐに逸らされた。
 何ぞ言いたいことでもあるかと沈黙し――

「落ち着け」

 ――手を伸ばして顎に添え、自身の方を向かせる。(深呼吸を挟んでようやく開かれた口から出る言葉が余りに膨大だったため、そうやって遮った。)

 添えた手を滑らせる。
 するり。擽るように輪郭や耳朶をなぞる。

「趣味はよくない。それが今の規則です。
 で、勃たない、気持ちよくならない。不感症でしょうか」

/*PL
 サイコー。爆笑しました。おめでとうございます。
 こちら狂学者さんから行使宣言を受けているため、狼引っかけRTAです。
(-126) 2021/09/16(Thu) 22:37:38

【独】 8435 黒塚 彰人

/*俺、しがない笛吹き!
 このさき狂学者に狼窓へブチ込まれるし、凍て星には服従する定め!
 これからどうなっちゃうの〜〜〜〜〜!!?

 マジでどうなんの どうなってんの どんな確率だよ
(-128) 2021/09/16(Thu) 23:01:15

【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人

 遮る前の横顔は焦ったり慌てたりしているように見えたが、向かされた途端無になった。スン……。

「……はぁ、だいたいそんなんよ。
 嫌がってるだけでヨがらないのとか、
 やる気ないマグロ受けとかがいい層でも居るんでしょ、多分」

 面倒そうに息を吐く。そうして適当な、それっぽい理由を並べた。普川は嘘や誤魔化しに罪悪感を覚えない。

「規則は分かってるさ。つい口からこぼれる愚痴ですから。
 ……これもあんまり気にしなくていいよ」

 添えられた手に自身の手を重ねる。あなたの擽るような動作に目立った反応はなかった。
(-133) 2021/09/16(Thu) 23:43:16

【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人

 

「それで、どうしよか」

 ツゥ、とあなたの手の甲に指を滑らせて。悪戯に笑った。
(-134) 2021/09/16(Thu) 23:43:58

【人】 8435 黒塚 彰人

>>159 迷彩
「――――」

 汚れたシーツの手触りと、鼻をつく匂い。思い浮かべようとする。思いのほか遠くにあるそれを手繰り寄せるのに、少しの時を要した。

「――そうだな。……風呂に近い部屋か」

 ……少年の示す理解は的を射ておらず、何がしか、モラルの基準値があるとすればそこに届いてもいないのだろう。
 しかし、蒸し返して説くほどの重要性もない。

 心当たりはあるか?などと場所について問いながら、少年と共に出入り口をくぐった。
(165) 2021/09/17(Fri) 0:09:23

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

/*
そういえばなんだけど、
同室だしリョウが表で話してたこと(家庭環境や夢があること)は全部知ってても良いと思うわ!
隠してるわけじゃないから、普通に世間話で喋ったことあるはず
(-141) 2021/09/17(Fri) 1:04:27

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

>>165

浴場がある階に上がり、目的の部屋の前に向かう。ドアノブを回す。鍵は開いていた。

「お、誰もいない。
 こういうのは早いもん勝ちだよな〜」

扉を開けて中に入れば、直ぐに鞄をベッドに放り投げた。
ニット帽を脱ぎ、制服のボタンに手をかけて、ふと顔を上げる。

「……風呂先に入るんだっけ」

母親は仕事の前に入る時もあれば、後に入る時もあったし、前にも後にも入ることがあった。
だから世間的にどうなのかと、自分よりも知っていそうな貴方に問いかける。
実際にどうか、などは知らない。
貴方はあまり自分について話さないから。
(-145) 2021/09/17(Fri) 1:24:16

【秘】 3839 南波 靖史 → 8435 黒塚 彰人


「俺さ」
「みんなの事を幸せにしたい」
「それができるなら、してあげないとだろ?」

だから誰かから何か言われるとか関係がない。己が好きでやってるから疲れるっていう発想がない。

それを異常な献身性と取るか、押し付けがましいと取るか、或いは別の何かとあなたがどう捉えるのかも、想像がつかない程度には『当然』と言った言い方だ。
(-154) 2021/09/17(Fri) 5:11:45

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久

「そうですか」

 手持ち無沙汰に少年の肌を指のはらで擦りながら、述べられるそれらしい理由を聞き流す。
 真偽の程はさほど問題ではなかった。いっしょくたに他人という箱に放り込む。

「……どうしましょうか」

 ぼそりと呟く。笑んだ少年の唇を、かさついた親指がむに、と弄る。
 脳は否定を理解しない。どこかで得た知識が過ぎる。積み重なった不必要、不許可、不道徳が男の首を絞めている。
(-161) 2021/09/17(Fri) 13:06:35