15:57:01

人狼物語 三日月国


45 【R18】雲を泳ぐラッコ

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視点:


【人】 志隈

[無遠慮に女性を眺めたが、
彼女の意識が此方に向く事はなかった。>>1:62
青年があれほど叫んでいるのだから、
通常であれば気付かないと言う話ではないだろう。
怪訝そうに守ってくれる相手を見る姿は、
気に留めないと言う雰囲気でもない。

観察が終われば青年へと視線を戻す。
動揺しないのは本来の性格と、場慣れと、
目的の為なら刃を突き付けてくる相手だと思っているから。
]

…あんたの名前は?
気付いたらここにいた。俺はここを知らない。

[“志隈”ではなく“シグマ”
コードネームの様かもなとは説明を省き、
不審にも構わず名前を聞く。
質問は恐らく返らないだろうが。]
(2) 2020/10/02(Fri) 8:24:00

【人】 志隈

[“帰り方もわからないから別にいい。”>>1:63

口にする事はなかったが、
逃走する気も無く流れに身を任せようとした。
様子を窺うのが基本ではあるし、
此方を見れるのが眼の前の相手一人と仮定すれば、
幾らでも対処の仕様がある。
一度撃たれて怪我をするかどうか試してみるのもありかとまで、
考えてしまえるのは一般的ではなかったか。

夢と考えているから多少呑気で、
世界の質感が現実感を刺激してもあまり変わりはせず。


女性が何かを後ろで仕出して、
青年が飛び上がるのも無愛想に眺めた。>>1:64
どうやら実力行使に出たらしく、
言葉で忠告するより行動で先に制するタイプかと彼女を認識し。
青年に…あんた以外には見えてなさそうだと先に忠告すべきだったかと、今更至り。
何度も視線を往復する姿には、
若干生温い目を向けた。
大変だな、と他人事。

彼にはここでの感触があるらしい。
此方に気付ける理由はわからないが、夢だからで済む話か。
ぞんざいに扱われても変わらぬ従順さは
助けられた恩義があるからかと、
言葉を拾っては想像をしていく。
仔犬の様に吠える青年は見た事無い側面の筈だが、
面影もある様な気がして面白くも思え。]
(3) 2020/10/02(Fri) 8:24:08

【人】 志隈

[ブレない銃口は慣れを感じる。>>1:66
此方も同じ頃には既に銃に慣れていたから、
気にはならなかったが、
彼は何時の年頃から握ったのだろう。]

…一般人だ。
彼女とは初対面だし、やられてもない。

[過去を鑑みて、
更に警戒を持たれる気がして軍人と紹介するのは止めておく、
平和な国なら一般人だろう。多分。
細かく説明する気もなければ、
誤解も解けないだろうなと考えながら、
当てられた銃口に従って外へと足を向けようとして、
一度止まり。]

彼女とあんたの関係は?
何時からこういう事してるんだ?

[聞くだけ聞いておこうという精神。
正直不審者に話しかけられてペラペラ話すものではないし、
夢で、自分が作り出した物でしか無いのなら、
意味はないことだが。

当てられた感触は随分とリアルで、
齎される情報ももしも本当ならと興味深かった。]
(4) 2020/10/02(Fri) 8:24:15

【人】 志隈

[あまり時間を取ってもいられないだろうと、
質問を投げかけた後には大人しく扉の方へ向かう。>>1:67

そうして外に広がる場所はどんな所だったろうか。
一つ瞬き、後ろへと振り返ると、
何時もの姿に戻った男の項垂れかける所。]

…何してるんだ、あんた?

[不審なものを見るような目を向けた。
姿は現在のものに思えるが、
作られた存在かどうかまでは判断が出来ない。]*
(5) 2020/10/02(Fri) 8:24:30
志隈は、メモを貼った。
(a2) 2020/10/02(Fri) 8:26:31

【鳴】 志隈

[妙なご飯で変化した時、真っ先に目に入ったのは、
燥ぐ元気なお兄さん。>>=1
あの短い邂逅では、
第一印象がそのまま固まってしまうのは致し方ない事だ。]


…すみません、
こうして人が来る事など有り得ないので対応に迷い、
貴方が不可思議な出来事によって出会ったこの姿の時に
合わせてしまいました。
俺は現在の時間までの出来事を知識として知っているので、
あの時とは別のものとなります。

[悪趣味と言われれば少年は頭を下げて謝罪をする。>>=2
普段より淀みなく淡々と説明をして、
溜息に僅か口元だけを上げたが、
球体に向けて俯けば目立つものではなかったか。]
(=8) 2020/10/02(Fri) 20:59:03

【鳴】 志隈

[何かを言いかけたが、彼は聞きたい事は無いようだった。
代わりに向けられた言葉には、視線を上げて。>>=4]

手入れをしています。
俺はこの手入れの為に、存在しているので。

[アバウトな説明をしていれば、彼は鈍色の球体を選んだようだ。
説明をするには、一番手っ取り早い選択。
球体をクロスで拭きながら、戻ってくるまで様子を窺う。]

簡単に言えばそうですね。
正確に言えば十六夜の力の代償に払った記憶です。
光を失った球体達は二度と浮かび上がる事はなく、
上にいる存在が思い出す事は永劫ありません。

[ここを底と称して、本体を上にいる存在と呼び。
淡色の球体は、浮かべば記憶として思い出しますよ、と補足。]
(=9) 2020/10/02(Fri) 20:59:10

【鳴】 志隈

 
──貴方が呼んだ方が余程喜ぶでしょうね。
 
(=10) 2020/10/02(Fri) 21:00:12

【鳴】 志隈

[ただ知るだけでは、
特別な一口目になどはなりはしない。
レーションのように、機械的に飲み込んで簡単に溶けていく。

意味を持つならそこに別の味が付けられた時だろう。
とは言え、望んでいる訳でもない。
女には呼ばれる事の無かった名前。
男が呼ぶ時は言い聞かせる為ばかりだった。]*
(=11) 2020/10/02(Fri) 21:00:17

【独】 志隈

/*
窓は短編だけにするつもりが??導入でミスってしまったかもしれない、すみませんっ
(-24) 2020/10/02(Fri) 21:15:18

【人】 志隈

[青い青年を脅かしてやろうなんて考え付きもしなかったが、
もう少し話を交わせば、人となりを少しは理解出来たか。
話す気があれば、だが。]

あんたに似た男を知ってるから、気になった。

[理由は告げたものの、予想通り返らない答えには納得し、
否、想像より大分口は悪かったが。
最初に話を聞こうとした時も、
同じようなフレーズを言われたなと僅かな懐かしさ。

そういえば、何故か、国境を越えて言葉がわかるんだなと思ったが、
これも夢の力というものか。

その間に銃口を押し付け直されて、
大人しく従った振りして進む。
銃口を気にしてないのは滲んではいて、
キレやすい人間なら既に発砲しててもおかしくないが、
口に反して大人しい方なのだろうか。

一歩、二歩と緩く踏み歩けば、
少し得意げな声が聞こえる。
トップで、青年と青年の家族の恩人。
生い立ちなど知らないが、馳せて、反芻し。

視線を向けることなく、扉に手をかけて。]

…なら、何故、あの女性の側から離れた?
(10) 2020/10/03(Sat) 0:28:27

【人】 志隈

[その問いかけが届く前に扉を潜っていたか。
後ろの扉がどうなったかを見る事はなく、
聞こえた呟く声は、寝る前に見たアジダルと同じ声色。

不審な目で見下ろして、視線を合わせる。
謝罪も何も無くとも気にしない、以前に
今のアジダルが先程の小屋の何処にいたかがわからず。
扉の中では姿が変わっていたとまでは思っていないのは、
銃を突きつけてお前誰だとデカデカ警戒が、
青年の顔に書いてあったのだし仕方ないだろう。]

あんたの記憶に近い場所ではあるんだな。
“夢”であるなら、
互いが本物の様に見えるのが意味がわからないが。

[夢は一人で見るものだ。
それなら、この空間は何かと眉を顰めたが、
アジダルはそこまで気にしていないように見える。
構造を考えても無意味ではありそうだ。
一先ずは、何かを果たせば朝が来るのだろうと仮定し。]
(11) 2020/10/03(Sat) 0:28:34

【人】 志隈

[薄く開いた扉の先に広がっていたものは見えなかった。
静かに閉じる扉は開くべきでは無さそうだと、問わず。

幾つか現れる扉の先には、
アジダルの過去が広がっているのか、と辺りを見回す。]

正義のヒーロー?
家族や大切なものを守れる人間になる事は良いと思うが。

[不意に出た単語には瞬いて。
正義でなくても守れればいいと考えている方だから、
守る事に正義が必要なのかの答えは出ずに、
悪くはないだろうとは示しておく。

特撮に憧れる無邪気な子供でも、
見せて貰えるならそれはそれで興味深いし、
アジダルにとっての正義がどんなものか気にならないではない。]

で、このままここにいても時間経過しなそうだが、
そっちの扉は入っていいのか?

[遠くに見えるものを示して、問いかける。
アジダルには何が待ってるのか予想は付いてるのだろうか。
入るなと言われれば、無理には近付かないし、
乗り気でなくても入っていいと言われれば、
扉に手をかける事にしよう。]*
(12) 2020/10/03(Sat) 0:28:41
志隈は、メモを貼った。
(a3) 2020/10/03(Sat) 1:05:37

【独】 志隈

/*
読み直した時にヒーローへの憧れ話に気付いたので、改めて聞けるのが楽しみ
(-40) 2020/10/03(Sat) 1:07:17

【鳴】 志隈

…俺は俺ですが、
上にいる存在とは違いますので、
言った事が真実かは別としておきます。

俺は全ての記憶を持っていますし、

[色の無い声で紡ぐと、球体をまた手入れし始めた。]*
(=12) 2020/10/03(Sat) 20:41:25

【鳴】 志隈

──淡色の球体3──

[どんな職業にも向き不向きと言うのはあるものだ。
無愛想な少年は命令される事に疑問を持たず、
明確な理由があるなら人を傷付ける事が出来、
兵士には比較的向いてる方だったろうか。

同じ頃に兵士になった少年達の中には、
向かないものもいた。
人の怨みに怯えて、足が竦んで動けなくなるもの。
夢に見ては憔悴し、上官の圧にも精神を削られ。

無愛想な少年は彼に、
最初、軍を辞める事を勧めたが、
逃げ出す事すら彼は無理だと泣いた。

訓練と戦場を繰り返した。
飲み会や少年達だけで話もした。

だが、友情を育んでも、
出兵する度、彼はどんどん追い詰められていった。
このままでは遠くない未来に狂ってしまう。]
(=13) 2020/10/03(Sat) 21:31:19

【鳴】 志隈

『殺す事が怖い』『上官はどうして酷い事をするのか』
『憎しみの目が忘れられない』

[その1つ1つを月の出る夜に撫でて、ぼやかした。
放ってはおけなかった。
苦しみを封じて、少しずつやり直せば、
彼は勇敢な軍人となり、認められて、
前線から離れて暮らす事が出来るようになった。

2度目の自己存在と過去の廃棄。
それで友を救えたのならと言うのは烏滸がましい事だが。
]*
(=14) 2020/10/03(Sat) 21:33:00

【鳴】 志隈

──淡色の球体4──

[
この球体にあるのは、
唯アジダルの背中を見つめ続けている無愛想な男のみ。

初めてそれを知ったのは子供の頃のような気がした。
誰だったかなどは全く覚えていない。
年下で自分が可愛いと自覚している方が、
恐らく好みだと言うのも忘れた。

それから他にあったとしても、
捨て去ったものの中であれば覚えていない。
次に自覚があるのは向こうから言われた時。
少し年上の人。
戦地に向かうのを心配されるまでならまだ良かった。
だが、目元のそれに気付いたらもう駄目だった。
ついぞ、本気を向ける事も出来なかった相手。

そうして、朧気に分かる中では3人目。
大切だと思っている。
その背中に触れたくなると同時に
胸が潰れそうになった時もある。
救ってくれた相手、
出会った事で自分に変化を齎した、幸せになって欲しい人。]
(=15) 2020/10/04(Sun) 0:57:30

【独】 志隈

/*
アジダルさんがかわいい
(-107) 2020/10/04(Sun) 8:31:13

【人】 志隈

[此方は比較的に夢を見るのは少ない方だ。>>17
見たとしても忘れている、がより正しいだろうか。
見解を聞いても理解が及ばない顔をした。
自分は同一ではあるが、アジダルには異変があるらしい。]

あの口の悪いのは、やっぱりあんただったのか。
記憶も年齢に合わせて変化した?

[腰を叩く姿に何をしているのかと見て、
ガンホルダーを見て現実ではなさそうだと再確認。
不思議と此方は何かを作り出せる気はしなかったが。

アジダルの頭で作られたかどうかの否定要素は満たない。
自己認識は普段の自分でしかないと言うだけで、
言ってみてよと問われれば眉を顰め。
知らないことは沢山あるだろうが、
昔話をする程の時間もなく。]

さっき、寝た時、
物音がすぐにすれば起きるくらいには警戒して目を閉じた。
だから、あの部屋からは出てないだろうと考える。
…“練習”にならなかったな。

[自己申告の是非を図る手段があるとは思えなかったが、
状況の補足ついでに言う。

理由は寝る前に言った通りだから、
警戒して寝ていたと気付いたなら、
知らない事にはならなかったか。]
(30) 2020/10/04(Sun) 19:47:38

【人】 志隈

[薄暗闇に歩くのも慣れていて足取りは確りとしている。
迷っても逸れても目が覚めれば元通りだろうと、疑ってもなく。
そんな話をしながら、暫くは探索。
近づいた扉は閉まっていた。]

情が深い方に見えるし、大事なものであれば、
あんたは躊躇なく、助けたんじゃないか。

[まるでそうならなかった様な物言いには疑問を持ったが、
誰かが不特定多数であり、続く言葉には数瞬考え込み。]

目の前で倒れていれば手を差し伸べたいと思う人もいるだろうな。
戦争は自分の国を守る為に、他国と戦うし、
俺は正義のヒーローに憧れた事が無いから、
在り方はわからないが、
…あんたに助けられてる人間も多そうだ。

[今、正義の味方になりたいようには見えてなかったが、
そんなに外れた事もしてなさそうだとは言っておく。
全部を救う事は土台無理な話だ。
傷付ける事がいけない事だとは言わない。
幼き頃、異国を受け入れられなかった親戚達に
怒りを覚えた事は一度もない。


声に応ずる様に薄く開く扉に視線を向け。
背中から止める言葉が無いのなら踏み入れた。]
(31) 2020/10/04(Sun) 19:47:46

【人】 志隈

[踏み入れれば明るい路地裏に行き渡る。
少し先に人の姿が見える。
髪の色も同じだし男もアジダルなのだろうかと、
後ろに気配が無いのを確認して、
青い青年より更に若くなったか年を取ったか、
確かめようと男へと近づく。

先程地面を染めたのは乾ききってない鮮血に見えた。
今はこびりついているだけで、まだ平和に見える。


一歩、二歩、近付いていくと、男が振り返る。
1度目と照らし合わせれば面影のある顔だ。
目が合えば、何かを止められて、手を引かれた。>>22
口を開こうとすれば、指を立てる仕草。

大人しく沈黙する事にしたのは、
見たことのない様な顔をしていたから。
高揚を讃えた笑みは、先程の表情より余程普段から遠く。

高そうなスーツを着るのは昔からなのか、と服を見て、
点々と並べられた物を見て。

明るい青年の待つものを、此方も待ち。]
(32) 2020/10/04(Sun) 19:47:54

【人】 志隈

 
……可愛い?

[吐き出した声は思うより低い。
地面に落ちてる物を拾わなければ生きていけない事、
施しを有り難く思う小さな子供は理解出来たが、
可愛いと称した男は無性に気味悪く思えた。

警戒して持っていくのは奪われる事や、
盗んだと疑われて叩かれるのを恐れるからだろうか。

子供が笑っている方がいいのも
食物を施す事も間違ってはいない、
悪気もないのだろう。]

あの様子だと家もろくな所じゃないだろうな。
そのお高い時計を売って、養ってやったらどうだ?

[腕を指差して、提案をする。
何度かあの子供に渡してるのなら、
あの子供だけ特別なのだろうか。
他にも与えてるからそんな事出来ないって回答でもいい。

ただ、ほんの少し意地の悪い質問をしたくなった。]*
(33) 2020/10/04(Sun) 19:48:02
志隈は、メモを貼った。
(a10) 2020/10/04(Sun) 19:51:41

【独】 志隈

/*
滅茶苦茶アジダルさん可愛いなぁ、和やかに話したいなぁと思ったのに何故か
(-141) 2020/10/04(Sun) 20:05:17

【鳴】 志隈

──鈍色の球体3──

[“故郷に帰った方がいいだろう。”
憔悴した女に施されたのはチケット1枚。 
厄介者であり、当人の希望もあって、チケットがもう1枚。

元より貧困が進み、
10年以上経てば小競り合いで地域の変動、
そこは女にとって知らない一面を見せていた。

怒鳴られ蔑まれる事が無くなったのは救いだが、
病弱な女が一人生きていくには過酷な環境。

付いてきた子供は、
食べ物を探し求めて一日中歩き回ったり、
少しずつ動作で言葉の代わりが出来れば、
彼女に力を貸して貰えるようにと周りを手伝い。
夜は泣き続ける女を見守り、寝てる時には撫で触れ。

簡単な言葉がわかるようになった頃、
女が『あの国の事を忘れたい』と嘆いてるのを初めて知った。

より細くなっていく身体、
泣き濡れた頬、何時限界を迎えてもおかしくない細い糸。
平和な国よりもっと大きく丸い月を見た時に気付いた自分の能力。]
(=16) 2020/10/04(Sun) 22:23:15

【鳴】 志隈

[辛い事は忘れてしまえばいい。
向こうで暮らした事、嫁いだ事、
出会った事さえ苦しみでしかないのなら、
見なくていい。

あなたの望んだ事、唯一叶えられる事。]


──だから……笑って…ください、お母さん



[彼女をそう呼ぶのは、この夜が最後だと決めて。
十六夜かけて祈り続ける。]
(=17) 2020/10/04(Sun) 22:23:21

【鳴】 志隈

[月の晩が終わり、朝日が昇る。

酷い頭の痛みに少年は固い床に頭を押し付け。
代わりに顔色がよく見えるあの人が目を覚ます。]

『…あら、あなたはだれ?』

[自分を映す目から翳りが消えていた。
成功を知るが、その先を考えておらず、
問いかけに咄嗟に口をついたのは名前。]

シグマ。…シグマだ。

[彼女は向こうの国の言語に不慣れだった。
夫が最初に名乗った苗字を、婚姻しても愛しげに呼んでいた。
──忘れて欲しくなかったのは、家でも自分でもなく、
彼女が男を愛した証。

弱い子供の顔をしたら思い出してしまうかもと、
言葉を変えて素っ気のない色を出す。
一番最初だけはこの名を示す相手の模倣。

貴女は具合の悪い所を助けてくれた恩人だと、
日常生活の協力を申し出ながら、
少年は青年へと変わっていき、離れていった。]*
(=18) 2020/10/04(Sun) 22:23:27

【独】 志隈

/*
鳴窓は削除出来ないのがつらみ。
(-149) 2020/10/04(Sun) 22:25:20

【独】 志隈

/*
齟齬ってそうなのは記憶の混濁にしている…(すみません)
(-168) 2020/10/05(Mon) 0:48:23