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人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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【独】 武藤景虎

/*
元村めちゃくちゃ読み返してるとはいえ、久々にチップで動いてるの見ても女の子にしか見えないから、それはやはりゔぁるきりさんのロル力なのでは……。
オレの脳の不具合ではなく……。
投下見る度、かわいい、しぬと思っているからな……。
(-65) 2023/03/10(Fri) 2:27:36

【人】 天原 珠月

[なんで、という声に眉を下げる。>>33
ガクの素直な感情が隠されずに乗った声だった。]

 そうでしょうね。

[驚くのも無理はないだろう。>>34
敢えてガクの誤解を解かなかったのだから。
短い間でもガクと様々な話をした。
ミツキとの微笑ましい過去、自分と『彼』の話、この世界の文化に突然朝から始まった美容談義に、料理のことをたくさん。
カレーもサンドイッチもバーベキューも、数え切れないくらいの甘い物も美味しくて、一緒に笑いながら食べた。
屋根裏でひとり寝た次の日はコタツでともに寝落ちて。
海の動画を見ては質問責めにして困らせ、湖の中では、ガクが深い青に満ちた新たな世界を教えてくれた。]

 ……ええ。

[本当に、また生きているみたいだった。
消えたはずなのに、この薄い色の瞳はさまざまなものを見て、この手は色んなものに触れてあたたかさを得た。]
(37) 2023/03/10(Fri) 2:34:10

【人】 天原 珠月


 …………。

 ………………それ、は……、

[ミツキの居る場所と入れ替わる。
それはあの世界へと帰るということだ。

今ミツキのそばにいるだろう『彼』の元へ帰るということだ。

ガクがそれがあってこそ自分を信じられたのは当然だった。
互いの、帰りたいと、連れ戻したいと願う気持ち。
いくらこちらが言葉を尽くすよりも、ガクを説得して安心させるための材料になっていたことだろう。
分かっていて、分かっていながら明かさなかった自分は、ガクより少し年上のずるい大人でもあった。

でも、今は、そのガクが。>>35
何より強い眼差しをレンズ越しに向けて、語りかける。]
(38) 2023/03/10(Fri) 2:35:14

【人】 天原 珠月

 

 …………後悔、しない……。

[淡くなった瞳が。
あの頃はもっと濃い紫だった瞳が見開かれる。]

 後悔しないように……そば、に……っ

[いつか消えるならもう別れようと、離れようとした自分を引き留めた声が、『彼』の声が被って頭の中に響く。

水の粒が堪えきれず、ひとつ頬をつたって顎から落ちた。
湖の中でも雨が降っているのでもなかった。

ガクと『彼』は面立ちがとても似ていた。
そして、時に仕草や言葉が、記憶を呼び起こす。
そんな台詞までガクに教えていないのに。
後悔しないと思う、とその声で言う。

願うような響きが、溢れてしまう想いを許してくれる。]
(39) 2023/03/10(Fri) 2:35:48

【人】 天原 珠月

[――――逢いたい。会いたい。
 
あなたが生を全うするまでなんて、本当は待ちきれない。
水の中を潜って、空を鳥のように飛んで、巫女でなくなったただのペルラならば、私があなたの――アスルの元へと。]


 ……願っても、いいのかな。
 世界の理に反してしまったとしても……わたし、は、

[ミツキを戻すためにとガクが言う。
強い意志が同時に自分の背も押す。
ワガママではないかと、どうせ無理ではないかと諦めたがる臆病な心をかき消して追い出していく。
ミツキを想う気持ちが、アスルを想う気持ちに勇気をくれた。

窓枠から足を踏み出す前の、勢いを思い出して。]
(40) 2023/03/10(Fri) 2:38:45

【人】 天原 珠月

 

 私も……大事な人に、会いたい。


[見つめる視線に、光の灯った視線が交わった。*]
(41) 2023/03/10(Fri) 2:38:58

【人】 月島 雅空

[後悔しないように、そういった言葉は自分がいったものを反芻するのではなく。違う何かを思い出すように、ずっと胸の内に秘めていたものを溢れさせるペルラさん>>39
その涙をぬぐう役割は自分ではない。自分の願望を口にするペルラさん>>40>>41へと出来ることはある。]

 願って…叶えよう。

 そして会おう。

[ただ力強く肯いてみせることで、穏やかで悪戯っぽくもどこか浮世離れした臆病な年上の友人の背中を押すことだ。]
(42) 2023/03/10(Fri) 3:22:46

【人】 月島 雅空

 じゃ…さっきのお菓子を作れるように、メモも用意しておこうか。
 なんなら包んで持って帰れるようにしようか。

[今度こそ帰ることを前提にするように、甘いお菓子のお土産を用意しようか。という。
実際に持って帰れるかまではわからないけれども、その時はその時。そういう気分で挑んだほうが上手くいくだろうし、別れまでの時間をしんみりさせないですむだろう**]
(43) 2023/03/10(Fri) 3:23:58

【人】 田中 天美

[外に置かれた冷蔵庫から、釣りに必要なものを手早く用意していく。コテージの中の設備や冷蔵庫の品揃えにも言えたことだが、とかくここは贅沢だ。
 それは家具が上質だとか一級の品が並ぶといった高級さではなく、欲しいと望むものの大抵が過不足なく揃う充実さの方だ。基準は人それぞれ異なるだろうが、少なくとも自分たちにとっては贅沢と言えるだけある。
 惜しむらくは、と笑みを浮かべ]

 どんだけ物が揃っとっても海までは持ってこれんなあ。

[性分としては海釣りがしたかったのだろうが無いものは仕方がない。引越し先の条件に海が近いことも入れてもいいかもしれんな、と話しつつ荷詰めを手伝う。
 うにりと蠢く生餌のみみずが仕舞われていく。あれもかつては餌だったはずだが、流石にとうの昔に実感は無くなっている。化生と成ったのさえ深江と出会うよりも遥か前の話、ただの狐として野山を生きた時代など霞の如くに曖昧だった。あるいは、この“狐生”の半分を優に超える年月を共に過ごしてきた連れとの記憶が上書いてしまったのかもしれないが]
(44) 2023/03/10(Fri) 3:46:33

【人】 田中 天美

[川に着いてから二人分の準備を済ませ、まずはざっと見て回って良さそうな場所を見繕う。狐のなりで魚を捕るなら水の流れがゆっくりな瀬で狙うのが手頃だろうが、一応今回は釣果で競うつもりなので別所を探す。
 飛沫散る流れ込みの近くか、それとも底が抉れて出来たような淵か。暫し悩んで選んだ場所は、岩場の傍の落ち込みだ]

 よっし。

[大小様々ゴロゴロした岩を眺め、その内で平たく物が置けそうなものを見繕うとひょいと乗った。一足先に淵の辺りに陣取って始めている深江を追いかけるように仕掛けるも、やはり先に当たったのはあちらでしっかり逃さず釣り上げる。離れていてもわかるどや顔に少し声を張った]
(45) 2023/03/10(Fri) 3:46:46

【人】 田中 天美


 ふーん、すぐ追いつくからの!

[まだ始めも始め、勝負はまだまだこれからと気合を入れ直した。その後最初の当たりはみみずが食い千切られたが、この大きさを噛むのだから今のはでかいはずだ。先よりも餌を小さくしてかかりを待つ。
 あちらが二匹目を釣った頃にようやっと一匹が掛かる。ペースを指摘されたなら釣り上げたばかりのそれを見せ]

 サイズは勝っとるがあ〜!

[などと言い合いながら、しかし多くはのんびりと川釣りの時間を過ごす。釣果は(15)1d50と言ったところか。結果がどうあれ最後には二人の腹に収まるのだから、なんとも無駄のない勝負だ]
(46) 2023/03/10(Fri) 3:47:05

【人】 田中 天美

[コテージに帰り、釣った魚を捌く手付きに淀みはない。氷締めされたものの鱗を取り、腹を割いてわたを取り出し血合いを洗って、少し大ぶりの魚は頭を落としてぱっぱと卸していく。

 深江はもちろん漁師としての腕前もあるだろうが、自分も気付けば引けを取らない程度に魚を扱えているあたり、単純に数をこなしたが故の技術だろう。生の魚を丸齧りで食ったり、ぶつ切りにして口に放り込む時代はとっくに卒業したのだ。どうしたってこっちの方が旨いのだし。

 ウッドデッキにはバーベキューコンロだけでなく串焼きの台も付いていた。そのまま炙るも良しホイルで包んで焼いてもよし、串を打って塩を振った王道の焼き魚も楽しめる。
 当然、冷蔵庫の中に眠らせていた肉を引っ張り出さない訳もない]

 いやあ、試しに出してみたが絶対こんな食えんわ。

[折角だからと色々取り出して皿に盛ったのだが、所詮二人分の一食。こんなにいらんなと顔を見合わせ、からから笑ってちょっと調整した]
(47) 2023/03/10(Fri) 3:47:43

【人】 田中 天美

[それでも大層なご馳走には変わりない。皮目香ばしく化粧塩のきれいな焼き魚に、パリパリになるまで炙った食欲そそる香りの骨付きソーセージに齧り付き、ホイルで焼いた魚のほろりとした食感に舌鼓を打つ。じゅうじゅうと音鳴らし、鼻腔擽る匂い立ち上らせる肉にタレかけ、塩かけ、一緒に酒でも呷ればもう、申し分ない]

 深江ぇ、次何飲む〜?

[空いたグラスを見かければ少し緩んだ口調で問う。キンと冷えたビールなら冷蔵庫だし、冷やの酒ならここに持ってきている。
 向かいで笑う男より一回りか二回りは酒に弱い狐は、勝負に負けたこともすっかり忘れたように、常よりけらけらと笑い声を上げながら楽しげに酒を注ぎ、自分のグラスにも足す。
 結果として、飯が食い終わる頃には半分以上寝かかる羽目にもなるが、そんな日があったっていいだろうと気にした様子もなく、片付けも程々にして寝床に連れてけと体重の全てを預けただろう]*
(48) 2023/03/10(Fri) 3:48:29
田中 天美は、メモを貼った。
(a11) 2023/03/10(Fri) 4:01:23

【人】 天原 珠月

[儀式を行う夜がやってくる。
三日月は昼間の青い空にも見える月で、夕暮れ時には姿を明るくしていき、藍色の空にはくっきりと浮かんでいた。]

 ガク、服を乾かしておいてくれてありがとう。
 この衣装、ワンピースを頂いていくわね。

[ここに来たときの巫女装束。
考えた結果、完全には着替えなかった。
ガクが用意してくれた小花柄の、あの世界の花畑を思わせたワンピースに、青に銀のきらめくローブを重ねた。
自分には巫女であった過去があるけれど、もう今はただのペルラであるという意志の形だった。
ワンピースのポケットには丁寧に書き連ねられたメモに、ちゃっかり傍らにはお菓子の包みまで。>>43

静かな湖畔の桟橋へとふたりで向かう。
広い湖であるし、近くに人の気配はちょうどなかった。

街灯が湖面を照らしている。
風のない夜だった。
波ひとつ立っておらず、水面は鏡のようだ。
昼間の太陽の下とは違う静けさと底の見えない恐ろしさがあるけれど、潜った経験がそれを和らげるだろう。]
(49) 2023/03/10(Fri) 4:01:43

【人】 天原 珠月


 ガク、あの耳飾りをあなたの手の中に。

[祈ってくれとは言わない。
ガクならば何も頼まずともミツキを願うと知っている。]

 今から儀式を始めるわ。
 ……絶対に、成功させましょう。

[目を見合わせれば、笑い合えただろうか。
決意に満ちた視線が交わっただろうか。]
(50) 2023/03/10(Fri) 4:02:02

【人】 天原 珠月

[桟橋に膝をつき、湖面へと手を差し伸べて。
音もなく水へと浸して温度を通い合わせる。
そうして引き上げた両手を組むと、瞼を伏せ、ここまでの想いをすべて音に乗せるようにして、細くも途切れぬ響きで。

巫女時代とはまったく違う、願いの詩を紡いでいく。

いつしか銀に近づいた長い髪が、三日月と踊る星たちの輝きを吸い込んだかのように淡く光を帯びる。
満ちて外へ溢れ出す力に、瞼を薄く開ければ、風を待ち望む空色の瞳がきらめいていた。]


 どうか、会わせて。


[湖から、パシャン、と音が響いた。
真珠が落ちたような、涙が落ちたような、誰かの意志が働いたかのような、誰かが足を踏み出したかのような音。

そうして次に音もなく波紋が広がり、煌めく光が水面に散った後には、灯籠が浮かぶようにふわふわと灯がともっていく。
優しくあたたかな光だった。
熱く消えない光でもあった。
それらは自分だけでなく、ガクの想いの温度だろうか。]
(51) 2023/03/10(Fri) 4:02:15

【人】 天原 珠月

[意識が潜り、飛び、願いが世界の壁を越える。
頭の中に映る光景が、鏡のような水面にも映り、きっとガクにも遠見のときよりも鮮明に見えるだろうか。]

 ……見つけた。

[大きな湖。簡素な小屋。
見覚えのある風景。
水上に停められた飛行機に――ふたりの姿。]

 ……っ、

[見えているのに。
力を届かせ、まずはミツキを引き上げなければいけないのに。
ミツキ。気付いて、こちらに。

額に汗が滲み、願う唇が時折噛みしめられる。
急激に身体が重くなり、ふいに意識が途切れそうになった。
慣れない儀式の影響がすでに表れ始めていた。*]
(52) 2023/03/10(Fri) 4:02:35

【独】 天原 珠月

/*

明日というか今日朝遅めで良いからってこの時間である。
でも他のペアさんもなかなか深夜族ですね!?
(-66) 2023/03/10(Fri) 4:09:50

【鳴】 田中 天美

[歩くのを半ば放棄する甘えを無理やり押し付け、乗っかり運ばせた寝床では、距離置かれる前に首へ腕を回し]

 こっちも、なあ。

[同時に唇をぐいと重ね、飯やら酒やらの味混ざる口内を弄るように舌を絡める。じゅ、と水音を立てて柔く熱い粘膜を押し当てると、ぬるい息を肌に掠めながら生気をとろりと奪っていく。
 腕を緩めて口を離せば小さく笑い、重力に従って垂れる艶ある緑髪を指で掬った。口元に寄せて髪の感触を唇で確かるように遊ばせながら]

 くふ、……
 美味い、もーちょい、

[酔いの機嫌のままにおかわりをねだって、そのまま寝台に引き込んだ。腹を満たしてからは煙をたっぷり吸い込んだ体に鼻を押し付け、くさいとくつくつ笑って戯れて、それでも離さずに深い夜を過ごすのだ]*
(=0) 2023/03/10(Fri) 4:10:57

【独】 天原 珠月

/*

ロル書くのに必死すぎて独り言全然呟けてないです。
そもそもペア村だと相方さんへの愛ばかりになりますが……かっこいいよーずるいよーうわーん、しか以下略
(-67) 2023/03/10(Fri) 4:12:18

【独】 田中 天美

/*
落とすのが遅すぎて周回遅れを二週している
ごめん!!!!!!!!!!!!!
深江を浴びる時間が減ってしまう 致命
(-68) 2023/03/10(Fri) 4:12:49

【独】 武藤景虎

/*
にょき。
柚樹おきてる……(簡易メモを見つつ
(-69) 2023/03/10(Fri) 5:24:59

【妖】 黒崎柚樹


[どうやら私は、プールや海に行ったら騎士の護衛よろしく武藤に保護される運命にあるらしい。

護衛されているのは、か弱い兎とか羊とかじゃなく猛獣なんだけどな?などと思ってしまう私は、武藤に言わせるときっと自覚が足りないのだろう。でも、なあ。

もちろん、武藤と一緒ではないところ、部の合宿とかでなければ海やプールに行くつもりはないし、ましてや、混浴のお風呂に入る理由なんて、一つもないし。

そのあたりの心配は無用だとは思うけれど。

いつか行こうね、武藤。
ああ、混浴じゃなく、海とかプールに。

長いこと海に行っていないから、海が良いな。]
 
($68) 2023/03/10(Fri) 7:22:33

【妖】 黒崎柚樹


[うん、割と思っていた。
"お湯に入ってたら見えてない"って。 >>$63

あと、お湯に入っているうちは、"入浴しています"という大義名分っぽいのがあったけれど、そこからわざわざ出るということは、性行為をしますと宣言するようなもので、どうしたって気恥ずかしくはなってしまう。

まして、ここは屋外で、そよぐ柔らかな風が全身を擽るような場所なのだし。]

 ……ぅ"…………、うん、まあ。

["好きだよね"と確認するように言われてしまい、戸惑いながら小さく頷く。

確かに言ったよ。後ろからするの、好き。ベッドの上でも、それ以外でも。

他の誰にも屈服なんてしたくないけれど、その……動物どころか、"武藤だけの雌"になったみたいな感じがして、それに、ぞくぞくするほどの興奮を覚えてしまう。

この先の生涯、武藤以外の誰とも身体を重ねるつもりもないけれど、こんなことを許すのは、本当の本当に武藤だけだよ。]
 
($69) 2023/03/10(Fri) 7:23:30

【妖】 黒崎柚樹

 …………っ、…………ん……、

["いっぱい濡れてて"と"かわいい"の繋がりが全く解らなくて >>$65 、そんなこと言われてもと思いながら、崩れそうに揺れる膝を、そうはならないように必死に耐える。

武藤の眼前、自分でもどんな風なのか見たこともない性器を晒すのは羞恥の極みで、なのに、貫かれるのとは違う快楽があるのも否定できなくて。

もっとしてと言わんばかりに、入口が誘うようにはくはくと開閉している自覚はあれど、全くもって、自らそうしているわけじゃない。

とろりと太腿を伝いかける体液の感覚にぞくりと身を震わせた直後、武藤の舌がそれを舐め取るのも解ってしまって、いたたまれなさに小さく首を振った。

身体を繋げることに慣れたように、いつかこの行為も、自ら足を開いて「いっぱいして?」なんて言うようになったりするんだろうか。

とてもそうは、思えないな。]

 ……ぁ、むと……っ、……も、

[欲しい。貫いて欲しい。
舌じゃなくてもっと固くて、熱いもので、奥まで。

乞おうとする直前、武藤の側が動いてくれていた。]
($70) 2023/03/10(Fri) 7:24:06

【妖】 黒崎柚樹


 ……っふ、ぅ…………っぐ、

[馴染んだ感覚が、容赦なく奥まで突き上げていく。

踵が浮いてつま先立ちのようになり、上体がかくりと下がっていこうとしてしまうのは、逃げようとしているものではなく、むしろ、もっと奥までと乞うような体勢でしかなくて。

武藤の全部が収まったところで動きが止まり、互いに小さく息を吐く。
どくどくと脈打つような感覚は、武藤のものなのか、自分の心音なのか、もうよく解らなくなっていた。]

 !?……っぁ、……ぁ、ぅ……、

[え、口が開いてしまったら、むしろ声、出てしまいそうなんだけど!?と、困惑の前に、武藤の指が顎を捉えてしまうと、自分ではもうどうすることもできなくて。]

 ふ、ぅ……ッ、…………ぅ、

[好き。奥をかき混ぜられるのも、強く貫かれるのも。

容赦なく、武藤以外の誰も触れたことのない最奥をこじ開けるようにされて、ごりごりとかき混ぜられれば、視界に水の膜がかかり始めた。]
 
($71) 2023/03/10(Fri) 7:25:38

【妖】 黒崎柚樹


[きもち、いい、と訴えるように、歯に当たる武藤の指を柔く噛みながら吐息を零す。]

 んぅ……、ぃ……い……ッ、

[ぞく、と、寒気に似た快感が背筋を駆け上っていくのと同時、隧道がずくりと熱を持って動き始めるのを感じていた。

武藤はどうやら、自分早くに達してしまうことを気にしている──平均的長さがどのくらいのものなのか、もちろん私は知る由はない──らしいのだけれど、むしろ、こんな快楽、長く続いてしまう方が地獄な気がするよ?

きゅう、ぎゅう、と己の意思関係なしに武藤を搾り取ろうとするかのような蠕動が始まって、締め付ける感覚に背を震わせる。

もっと、早く、いっぱい……と、身体の底から浮き上がってくるような、急くような思いが胎内を渦巻きつつあることは、なんだか不思議な気持ちで受け止めていた。

  欲しい。
  武藤が、欲しい。

  武藤の、子が欲しい。


沸き上がった思いの源に気がついて、見開いた目から耐えてた涙がぽろりと落ちた。]
 
($72) 2023/03/10(Fri) 7:26:16

【妖】 黒崎柚樹


[  そ、か。
  私、多分、排卵日……。


現実で似た状況になった数ヶ月前、私は相当に酔ってもいて。

自覚がないまま、避妊具なんて要らない、武藤が欲しい、と迫ってしまったことがある。
あの時は、武藤を相当困らせた記憶ばかりで。

好きな男、強い雄との子を成したいというのは生き物としての当然の摂理かもしれないけれど、そこまで私はケダモノなのかと笑うしかない。]

 っら、ぁ……っぱい、……ょ、だい……ッ!

[武藤の指が邪魔をして、言葉もままならないけれど、いっぱい欲しい、いっぱい注いで、と。

この場が夢なのを幸い、互いを隔てる薄膜の不在に満足気に目を細め、自ら腰をゆらめかせてみせた。*]
 
($73) 2023/03/10(Fri) 7:27:06

【独】 武藤景虎

/*
うう、えろい……_(:3 」∠)_
この状態の時の柚樹とナマでできることないからな……
夢でよかったね……
(-70) 2023/03/10(Fri) 7:48:01

【独】 黒崎柚樹

/*
狐さんたちの宴会も楽しそうだな……
いいなあ焼き魚……捕って食べるの美味しそうだなあ……

(もう食べ物にはなんでも食いついていくスタイル)
(-71) 2023/03/10(Fri) 7:57:16