【独】 “小雪” 篠花ーーif:菴が会合に行こうとしているようですーー 「ねーー! 朔風払葉くん見て見て!!」 [勢い良く執務室の扉を開きながら、中にいるだろう蛍に声をかける。] 「今日会合の日でしょ? 何かすごくいい予感がするから、 奮発して服をオーダーメイドしちゃった☆」 [そう言って取り出したのは、青紫colorの光学迷彩cosm。] 「君の分もあるよ!! これ着て行ってね!! ちなみに拒否権はありません♡」 [などと言い出して取り出したのは赤紫colorのブーメランパンツcosmだった。] (-65) 2022/01/26(Wed) 23:52:48 |
【独】 “小雪” 篠花[ーー数時間後、頭の上にたんこぶを作った菴は、蛍の前で正座していた。] 「すみません、出来心でした……。」 [仮装もかくやの服装に、さすがの蛍もキレた。 自分に用意されたのがブーメランパンツなら、正当ギレかもしれない。 しかも青紫と赤紫という、揃えたかのような色のチョイス。 肌の露出度が真逆なそれは、どう考えても嫌がらせ以外のなんでもなかった。 結局、至って普通の(と言ってもそれなりに良い仕立ての)服を着ていくことで落ち着いたのだった。 服は、蛍の手により処分された。かもしれない。*] (-66) 2022/01/26(Wed) 23:55:49 |