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人狼物語 三日月国


187 『Ambivalence』

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【秘】 浅見 律 → 入江 修



  
―――そんなわけ、ないのに。

  愛情に飢えた私は、促されるままに。


   「好き、です。
    先生のことが、好き……。」



  きっと、嘘に聞こえるような、言葉。
  痛みを紛らわすように、
  何度も、何度もあなたへ向けて告げる好意。

  
(-27) 2022/12/16(Fri) 0:08:37

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  何度も告げるうちに本当になったんじゃない。
  淡い好意が口にするにつれて
  鮮やかな色へと変わっていっただけ。

  そう、この時は、
  本当にあなたのことが……。


  
(-28) 2022/12/16(Fri) 0:09:09

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  どんな形であったとしても
  気にかけてくれた大人は、あなたが初めてだった。
  上辺だけだったとしても、
  先生という立場から来るものでも

  
……利用価値を見出したから、でも。


  
放っておけない、と。>>1:1

  
  あなたのその言葉のせいで、
  私は―――――……。


 
(-30) 2022/12/16(Fri) 0:10:00

【独】 浅見 律



   あなたの思惑に気づいてしまってからも、
   あなたのことが嫌いになりきれない。


 
(-29) 2022/12/16(Fri) 0:10:24

【秘】 浅見 律 → 入江 修


  
  
奥深くにあなたを受け入れて。

  
好き
、と言いながら見つめて。


  それでも、時折鈍い痛みを誤魔化しきれずに
  苦し気に息を吐いたりもしていたけれど。
  指とは違う質量に少しずつ慣れていく。

  終始優しいあなたに縋るように
  私はあなたの手を握ろうとして。

  与えられるW幸せWに身を浸していると
  異物を拒むような締め付けは
  やがて求めるようなそれへと変わっていき。


  
(-31) 2022/12/16(Fri) 0:11:05

【秘】 浅見 律 → 入江 修

  

  初めての行為が全て終わった時。
  気だるい幸福感で全身を満たした私は、


  
   
「また、来ます。」



  
と言って、
囚われることを選んでしまった。**


  
(-32) 2022/12/16(Fri) 0:12:06

【秘】 浅見 律 → 入江 修


***

  態度を変えることへの嫌悪と
  幻想を捨てきれないことへの憤り。
  両方とも、最低だ、と口にしてしまう理由。


  
両方ともそう、
でもそれだけで終わらない。


  
(-33) 2022/12/16(Fri) 2:27:44

【秘】 浅見 律 → 入江 修

  

  
あなたは最低だと思う、本当に。

  でも、わかってしまう。
  あなたが私の理解者であるように
  私は、あなたの理解者になれてしまう。


  
何度も肌を重ねたから?

  
いや、違う。


  
(-34) 2022/12/16(Fri) 2:28:17

【秘】 浅見 律 → 入江 修




     
W私達Wには居場所がないから。



  
(-35) 2022/12/16(Fri) 2:28:45

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  あなたに居場所があるのなら。
  こんなこと、する必要がない。
  私なんかとここにいる必要がない。

        少なくとも私はそう思ってる。


  
(-36) 2022/12/16(Fri) 2:29:30

【秘】 浅見 律 → 入江 修

  

  最高だと褒めるその言葉も
  いてくれてよかったという言葉も。


  
気持ちを弄ぶための
でも

  
場を盛り上げるための
甘言
でもない。


  あなたの、本心。


  
(-37) 2022/12/16(Fri) 2:31:16

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  
大嫌いだ、そんな本心を見せてくるあなたが。


  
それを分かってしまう私が。


  
(-38) 2022/12/16(Fri) 2:31:40

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  疲れから身体を動かせずにいると
  告げられるのは解放の言葉。

  来なくていい、それは。
  この関係の終わりを意味していて。
  あなたはどんな反応を期待していたんだろう。
  嫌だ、って縋って欲しかったのか。
  それとも、さっき言っていたように
  今は離れたとしても、
  耐えきれなくなった私がまたここに来ることを
  期待しているんだろうか。


  
もう、どっちでもよかった。

  来なくていい、って言葉を聞いた瞬間、
  私の目には諦めの色が映っていたと思う。


  
(-39) 2022/12/16(Fri) 2:33:06

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   捨てられるのはいつもの事。
   求められなくて、当たり前。

   居場所がないのが、当然だから。


   
元に戻るだけだ。


  
(-40) 2022/12/16(Fri) 2:35:03

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  制服を整えてくれるその手が離れてから、
  中から垂れてくる白濁液を乱雑に拭い。
   
  
   「そうですか、なら来ません。」

  
  元々、呼ばれなければ来てなかった。
  私から自発的に来てたことなんて一度もない。
  
……最初のあの日を除けば、一度だって。


  いていいよ、と言われなければ
  私は居場所を得ることが出来ない。


  さっきまでここで甘い声を響かせていた人とは
  別人のように冷めた声で、そう言うと。

  
(-41) 2022/12/16(Fri) 2:36:13

【秘】 浅見 律 → 入江 修




   「入江先生も、元の場所に戻るといいですよ。」


  
(-42) 2022/12/16(Fri) 2:36:36

【秘】 浅見 律 → 入江 修



  曲がっていたセーラー服のリボンを
  軽く直しながら立ち上がり。
  資料室を後にしようとして。
  薬を受け取っていないことに気づくのは
  ここを去った後だった。


  ふ、と立ち止まった。
  振り返らないままに、あなたに問いかけた。
  返事なんてなくてよかったから。
  独り言と同じかもしれない。
  あなたの返事があったとしても
  私はそれを待たずに立ち去った。

  
(-43) 2022/12/16(Fri) 2:37:02

【秘】 浅見 律 → 入江 修



   
「元の場所、ってどこでしょうね。」**


  
(-44) 2022/12/16(Fri) 2:37:21

【赤】 浅見 律


***

  薬を受け取っていない、と気づいた後も
  私はあなたの元へ何かを言いに行くこともなく。

 
  
そうですね、最低だと思いましたよ。

  ただ、迂闊だとも思いますけど。
  万が一、があったらあなたは
  どうするつもりだったんだろう、と。


  関係が変わってしまっても、
  周りになにかを悟らせることは絶対になかった。

  あなたの授業はいつも通り聞いていたし
  事務的に何か話す機会があったとしても
  私は普段通りに振舞って。

 
(*0) 2022/12/16(Fri) 2:38:38

【赤】 浅見 律



  ただ、変わったことがあるとすれば。
  
無断欠席
が増えていったこと。

  親は私がどう過ごしているかなんて
  どうでもいいし、関知もしていないから。
  担任からしつこく連絡でも入れなければ
  私の欠席など知りもしない。

  
(*1) 2022/12/16(Fri) 2:39:36

【赤】 浅見 律



  勿論、親が欠席に関して
  何も言わないのは織り込み済みだったけど。
  私は、あなたが担任だから
  無断欠席を繰り返すようになったんだ。

  時々出席して顔を見せていれば
  あなたは必要以上に踏み込んでこない。

  その確信が、私にはあったから。

  
(*2) 2022/12/16(Fri) 2:40:07

【赤】 浅見 律



  あなたがあの時、私に声をかけたのは>>0:22
  私が都合のいい女だったからで。

  いい先生だから、じゃないでしょう?*


  
(*3) 2022/12/16(Fri) 2:40:34

【赤】 浅見 律



  無断欠席をして、
  居場所のない私が何をしていたのか?

  一夜の遊び相手を探して彷徨い歩いていた。
  避妊も何もしなくていい、
  そんな都合のいい提案をする女は
  男からすれば魅力的、なのだろうか。
  普通は怪しいとか思いそうなものだけど。
  怪しいと思うほどの知能があれば
  そもそもそんな遊び方してないか。


  私がしていたのは、
  本当にただ、性欲を満たすためだけの、
  女の子にとってリスクしかない行為。


 
(*4) 2022/12/16(Fri) 2:41:47

【赤】 浅見 律



  私が誘ったところで、と最初は思ってたけど。
  探せば確かに誘いに乗ってくる男はいた。

  なるほど、上玉って、そういうこと。
  確かに困りませんでしたよ、先生。


  
(*5) 2022/12/16(Fri) 2:42:17

【赤】 浅見 律



  後腐れなく、一夜で終わる相手もいたし
  抱き心地がいいから、と気に入ったのか
  何度も行為を迫る人もいた。 

  薬を飲まされ、身体の自由を奪われて
  輪姦されることもあったけど。
  あれは流石に気持ち良くはなかったかな。

  売春だと思われたのか、
  ご丁寧にお金をくれる人もいた。
  それも、学生に渡すにしては結構な大金。
  受け取ろうと思っていなかったけれど
  押し付けるように置いていかれてしまい
  受け取らざるを得なくなってしまって。
  でも、使い道を思いつかず、使えないでいた。


 
(*6) 2022/12/16(Fri) 2:43:10

【赤】 浅見 律



  そうやって遊び歩いてしてきた数々の性行為。
  良くないものも勿論あったけど
  基本的に、悪くはないものが多かった。

  ただ、あなたの予想通りというべきか。
  行為中にどうしてもあなたの姿がチラつく。
  癪に障ることに忘れられないし、
  あなたとしている時の快感を超えられない。
  あなたの施したWマーキングWが
  しっかり仕事をしているせいで
  他の男に抱かれていても
  いつだってあなたを思い出してしまう。 


  
(*7) 2022/12/16(Fri) 2:44:14

【赤】 浅見 律



    
あなた無しじゃ、深い快感を得られない。


  
(*8) 2022/12/16(Fri) 2:44:46

【赤】 浅見 律



  
この行為じゃ何も満たされない。

  そんな当たり前の事実からようやく
  目を逸らすことをやめた頃。

  私は、数日間、熱を出した。
  当然その間は学校を休んだけど。
  何の連絡もしてないから、
  先生からすれば無断欠席と同じだったはずだ。*

  
(*9) 2022/12/16(Fri) 2:45:28

【独】 浅見 律

/*
まだこれで軸振れてないのもう……と思いつつ流石に眠いので明日……明日こそ……()
(-45) 2022/12/16(Fri) 2:47:32

【赤】 浅見 律



  熱を出した原因がただの風邪だとは思えなかった。
  何せ、ほとんどの相手と避妊具なしの行為をしていて。
  私はいまや、一般的な女の子の倍じゃ
  済まないような人数と関係を持っていたから。


  
これでただの風邪だと思える方が馬鹿だ。


  
(*10) 2022/12/16(Fri) 17:53:27