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人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

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チャンドラは、それはそうとして、ホームランの時の音はわりと好きだ。
(a138) 2021/10/01(Fri) 12:41:28

【秘】 環境破壊 イクリール → 不覊奔放 ナフ

「知らないのか。これは他の言葉で言い換えるのは難しいのだが……。仕方ない。
お望みならばなんとか手に入れられないか伝手を当たってみよう」

多分食べる日は来ずに済む。
(-388) 2021/10/01(Fri) 12:42:53

【人】 叛逆者 ミズガネ

一方その頃、こちらはセンブリ茶の口直しに56甲の美味しい水とシナモンロールvilを頂いていた叛逆者。
流れてきた中継とBGMを確認して、こいつマジでやってる……と思った。

尚、先輩に勝手に人数カウントされている事は知る由もない。
(245) 2021/10/01(Fri) 12:45:11

【人】 知情意 アマノ

>>242ダビー様
トレーニングルームに入ってスペース野球と洒落込んでいるメサを横目に、男は常と変わらぬ装いと無表情でただ待ち人たるあなたを待っていた。あなたの姿を視界に収めると、男は恭しく頭を垂れる。

「U-681よりダビー様にご挨拶申し上げます。……ご機嫌を伺う前に、これからどうするかを伺いたく存じますが」

元気な56甲おろしが背後に流れている状況だ。若干シュールかもしれない。
(246) 2021/10/01(Fri) 12:54:44

【人】 模範囚 メサ

「とりあえず拙が投げてみましょう。これをあの辺に投げればいいはずです」
あ!認識が緩い!!

「投球練習をしていますので、興味ある人から打席にどうぞ!」
(247) 2021/10/01(Fri) 13:07:54
メサは、投球練習をしてる。大暴投。人いたら死んでた
(a139) 2021/10/01(Fri) 13:16:59

【人】 模範囚 メサ

「あわわ、難しいですね…」
ソニックブームを起こすほどの高速で飛ぶボールが、的外れな方向へ飛んで壁面に穴をあける。
「もう少し狙って投げてみましょう」
(248) 2021/10/01(Fri) 13:19:22
メサは、慎重に投げて人の死なない球になった。ストライクだ。
(a140) 2021/10/01(Fri) 13:20:53

【秘】 知情意 アマノ → 魅月守 チャンドラ

「私などがいくら言葉を尽くそうとも称え切れるものではありません。故に貴方様をご主人様と呼び慕うことで以て称賛に代えさせていただきます」

美辞麗句を並べ立てたところで自分のような者が口にしてしまっては薄っぺらいだけであると認識しているからこそ、ただひとつ呼び方で示し行動を伴わせる選択をしているようだ。続く言葉には僅かな思考を挟んでから口を開く。

「……ミズガネの真意は分かりませんが、私個人の印象としては確かに“ひとっぽい”ように思います。凶悪犯揃いのこの船の中では比較的珍しい部類なのでは、と愚考いたします」
(-389) 2021/10/01(Fri) 13:23:41

【人】 新人看守 ダビー

>>246 アマノ

 大変元気な六甲おろしをBGMに無表情の看守は無表情の囚人へと説明を始めた。

「ああ。それでは予定通り模擬戦闘の説明を始める。
 勝負は一本。どちらかが膝をついたら、或いは相手に「参った」と言わせたら決着とする。手ぬるいが、流石にどちらかが死ぬまでは行えないのでな」

 説明をしながら腰に下げていた刀を鞘に納めたまま外し、サポートAIを呼び出してそのまま預けた。これで男がすぐに使える武器は拳銃のみとなる。

(249) 2021/10/01(Fri) 13:24:42

【人】 新人看守 ダビー

>>246 アマノ

「俺は『何らかの事情により本来の武器を失った状態』での戦闘経験を積みたい為基本普段使う武器は使用せずに戦うが、其方は好きに武器を使ってくれていい。チャンドラ様に申請すればある程度は貸し出してくださるだろう。

 ただし。必要以上に──例えばこの船の機能停止を目的とするレベルなどだが──周囲を破壊する、場外に飛び出し他の者へ加害行為を行うといった様子が少しでも見られた場合は例外として即座にお前を撃ち抜く。
 俺への攻撃は遠慮しなくていい。お前の得意とする属性を利用した攻撃も許可する。そうでなくては意味がないから」

そこまで淡々と話し終えると、「何か質問はあるか?」と軽いストレッチを行いながら貴方に視線を寄越した。
(250) 2021/10/01(Fri) 13:25:38

【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ

/*
バトルロールにお付き合いくださりありがとうございます感度81000倍ドッコイ太郎です。

ロールに関してですが、定期更新ゲーム界隈などではダイスを振って出目の高いほうが一本先取、それに応じてロールをしていく…みたいなこともあるようですが進め方はどうしましょうか。
ダイスを振らず流れに身を任せてやってみますか?

持ちかけておきながら行き当たりばったりすぎる進行で申し訳ありません……!

(なお、こちらは武器を使用しない状態かつ様子見の戦闘ということもあり何が何でも勝つ予定などはなく、勝敗予定は何も考えておりません。流れに任せる予定です。アマノさん……強そうだし……!!!)
(-390) 2021/10/01(Fri) 13:27:29
ダビーは、六甲おろしではなく56甲おろしだったなと遠い目をした。地の文のミスです。すみません。56甲山に謝ります。
(a141) 2021/10/01(Fri) 13:31:43

【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ

あなたに促されるままに椅子に腰かけ視線を投げかける。元より急な訪問だ、礼を失したのは自分が先である以上特に何か言及することもなく。

「なるほど、酒や煙草を好むのであればそう考えられもするのか。完全に思考の枠外にあったよ……後者については、私個人としても非常に共感できるがね。無礼講という大層なものが掲げられているこの環境ならば、懲役を延ばすことなく思う存分噛みつく事ができる。私は強制参加なのもあり、ならばご主人様の見定めを、程度に思っていたが……せっかくの機会だ、色々楽しんでみるとしようか」

普段から忠実かつ従順な男にしては珍しい言葉を並べ立てる。こんな船に乗っているのだ、この男もあなたに負けず劣らず歪なのかもしれない。

「ご主人様といえば。私が言えたことでもないのだが、何故君はペットに?」
(-391) 2021/10/01(Fri) 13:35:45

【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビー

/*こちらこそバトルロールで遊んでいただきありがとうございます、感度3000倍ドッコイ太郎様!綿棒(特大)です。

そうですね、こちらが想定していたのはダイスロールを振ってみて高いほうが勝者、という方式なのですが……流れに身を任せると私は確実に負けに行ってしまいます……なぜならダビー様がかっこいいので……もっとかっこいいところが見たくなってしまい……。
こほん。どちらかに決めたほうが進めやすいということであればダイスを振ってしまうのが楽ではあるかと思います。なおダイスを振る場合の私のダイスは53です。

全ては行き当たりばったりみたいなところありますしのんびり楽しく進行しましょう〜!改めてよろしくお願いいたします!

(アマノは……ナフと仲良〜〜しという名の喧嘩めいたやりあいを数度やっていた程度には戦闘能力がある人間でございますね……拘束解除後はまだやりあっていませんが……)
(-392) 2021/10/01(Fri) 13:42:39

【秘】 知情意 アマノ → 新人看守 ダビー

/*やりましたわ!!!感度3000倍ですわ!!!!!!!!!!
(-393) 2021/10/01(Fri) 13:43:27

【秘】 魅月守 チャンドラ → 知情意 アマノ

「うんうん、アマノちゃんのそうゆうとこも好きだよ♡」

何処まで本気か等は知りようもないが、貴方からのその呼び名がある内は。この月光は脆い縁の元に庇護するのだろう。

「でしょ?あの子の反抗的な目も、君のしたたかさも。"ひと"を相手にしているのだと感じられて良い。
…僕はひとがすきだからね。君たちがひとでいるうちは可愛がっちゃう」

「だから、バケモノに簡単に堕ちるなんて情けないトコみせないでね♡」
(-394) 2021/10/01(Fri) 14:02:49

【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ

/*
私もアマノさんに負けたさ凄くありますので、ここは公平にダイスロールで決着先に決めておきましょうか。
此方のダイスは47です、対よろです。

綿棒(特大)さんの優しさに救われております、のんびり進行になりますが改めてどうぞよろしくお願いします!

(ナフさんとの既知関係仲良し……えっちだな……と思いながら拝見していました。えっちだなと思いました。研究者なアマノさんが戦闘できるの、非常に興奮します好きです)
(-395) 2021/10/01(Fri) 14:04:12

【秘】 新人看守 ダビー → 知情意 アマノ

/*
おめでとうございます感度3000倍ドッコイ対魔忍太郎の爆誕です!!!!!偉業ですね綿棒(感度3000倍)さん!!!!!!!
(-396) 2021/10/01(Fri) 14:05:09

【人】 知情意 アマノ

>>249>>250ダビー様
あなたの告げるルールを聞き漏らさぬよう黙り、相槌の代わりとして頷きを添えていく。説明の途中で預けられていく刀についても一度ちらと視線を投げかけただけですぐに興味を失ったように視線はあなたへと戻される。翠色の瞳をターコイズ色がじっと見つめ。

「委細承知いたしました。そのルールであれば、……杖を一本申請させていただきたく存じます。武器はなくとも戦闘を行える身ではありますが念のため」

言いながら手元にあった借用中の端末を操作しチャンドラ様へ杖の申請を出す。刃等のない至って普通のものを申請している以上、そう間も置かずに承認されることだろう。

「二点ほど確認もとい質問させてください。まず一点、戦闘範囲はこの模擬戦闘スペースのみでよろしいでしょうか。二点目、照明を利用しての立ち回りは許可されるでしょうか」

たまたま照明が消えてしまった
場合等にそれを利用して攻撃を行って良いか、という意味合いだ。
(251) 2021/10/01(Fri) 14:06:12

【独】 知情意 アマノ

/*
ダビー様に勝たせて頂けるとは恐悦至極。……武器がない状況ならば足元を掬われてしまう看守様、やはりお若い。
(-397) 2021/10/01(Fri) 14:12:20

【人】 新人看守 ダビー

>>251 アマノ

 承認された杖が相手の手元に届けられるのを確認しながら、自分は借りた部屋の設定を進めつつ質問への回答を行なっていく。

「質問に関してだが。一点目。戦闘範囲はこの部屋のみだ。ただし今から別の空間を投影するから、実際に戦う地形は現在のものと異なるが」

 なお「宇宙野球がしたいなら外に出ることを止めないが……」と言いかけたがやめた。視線にそんな気持ちを込めるだけに留まった。

「二点目。許可する。
偶然なら仕方がない。
もっとも、利用するのはお前に限った話ではないだろうけどな。
 俺は囚人たちが暴動を起こした際の戦闘経験を積むべく行っている。武器を封じられる可能性もあるし、照明が機能しない時だってあるかもしれない。そういったトラブルを含めた戦闘も歓迎しよう」
(252) 2021/10/01(Fri) 14:20:08

【人】 知情意 アマノ

>>252ダビー様
「一点目、承知いたしました。地形についても問題ありません、……」

男は今は球場と化しているトレーニングルームにふと思いを馳せる。
宇宙野球には興味がないもといあのスタンドに立ったら死を免れないと思っているので、56甲おろしについては聞こえない振り。


「二点目についても確認いたしました。貴方様の戦闘経験の糧となれるよう、誠心誠意応対させていただきます。……当然、手を抜くなどという無礼は働けませんのでご承知おきください」

あなたに頭を下げ、一歩二歩とどんどん距離を置いていく。その道中で受け取った杖の長さは120cm程度だろうか、数度握り軽く振る程度でそれ以上感覚を確かめることもない。男は一定の距離まで離れるとあなたへと向き直り、杖を両手で構える。刀を持っている時のような、それでいて即座に持ち方を変えられるような緩い握り方だ。
(253) 2021/10/01(Fri) 14:52:52

【秘】 叛逆者 ミズガネ → 知情意 アマノ

「……へえ、てめえとそんな所で気が合うとはな。普段へこへこ従ってるのは刑期延ばさねえ為に仕方なくって訳か。
 強制参加でそれだけ楽しみがあるってんならラッキーじゃねえの。ああ、もし呑みに行くなら付き合うぜ」

あなたの返答に、心底嬉しそうな笑みを貼り付ける。

「こっちから頼んだ訳じゃねえ。仕事の対価に庇護貰えるっつうから手伝ってたらいつの間にかそう呼ばれる様になってた」
(-398) 2021/10/01(Fri) 15:02:43

【秘】 知情意 アマノ → 魅月守 チャンドラ

「人権がないも同然ではあれど、我々はまだ人としての知性と理性に持ち合わせがあるでしょう。少なくとも私は人間にこそ許されている思考を失う予定はありませんのでご安心いただければと」

ミズガネの反抗をはっきりと見せる姿勢も、己の利を追求するが故に恭順する意図も、どちらも見抜いた上であなたがそれを欲しているのならば喜んで。身体がどれだけ人間のそれと乖離し元々の姿からかけ離れていたとしても、己が人間である事実を否定するつもりはなかった。

「バケモノに堕ちてしまっては貴方様からの庇護を受けられなくなりますし、貴方様以上のご主人様には未だお会いできておりません。この慈悲を失うのはあまりにも惜しい」
(-399) 2021/10/01(Fri) 15:11:26

【人】 気分屋 ルヴァ

「…………。」

申請してもらった知能レベルテストを解いている。
簡単な計算問題からだんだん難しくなり、問われる知識の範囲も広がっていく。法則性問題、論文の読解、更には証明問題まで。


「ん……だめだ。わからないまだわからないや……」
それを、ぬ少年は最後まで解き終わる前にペンを投げるように置いた。

「明日かなあ、次の日かなあ……。あーあ、約束したし行かなきゃな……ちぇ、めんどくさいな。ね、行くよあーちゃん。」

隣の椅子からアンドロイド人形を手を繋いで、球場と化したトレーニングルームへと向かっていった。
(254) 2021/10/01(Fri) 15:11:40

【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ

「……人の手で、完璧を、なァ」

ここで漸く、僅かながらに揶揄の色。

「でも、そンだけ完璧な神様なら、なーんも間違いがなくこの世ッて回ったのかね」

続いての言葉には、静けさが強く滲む。

面白いこと、を考えながらべったりしようとして避けられ、結局また片腕に引っかかる形になっただろう。そうして引っ掛かられてあなたにわかることは、確かにあの手足枷は重かったのだろうなということくらいだ。

歩きづらさを気にも止めずあなたの部屋に辿り着き、椅子もベッドもあるのにわざわざ、あなたが座る足元……つまり床に座った。ベッドに腕と頭を乗せて、だらりとしながらあなたを見上げ。

「俺が罪を犯した理由は、できそうだったから。
それが電脳空間での犯罪だった理由は、そこにしかいけなかったから」

まずは簡潔に、と言わんばかりに口を開いた。
(-400) 2021/10/01(Fri) 15:22:02
ナフは、キャンディvilをおやつに貰っている。
(a142) 2021/10/01(Fri) 15:25:59

【秘】 知情意 アマノ → 叛逆者 ミズガネ

「ここは看守様方も囚人も化け物揃いの伏魔殿。刑期を延ばすことなくかつある程度安全に過ごすためには、権力を持つ看守様の後ろ盾が必要不可欠というだけのこと。……尤も、ご主人様とてきちんと選ばなければ碌なことにはならないのだがね。
 ご主人様も顔見知りも参加している、となると確かに幸運かもしれないな。呑みはぜひ付き合ってもらいたい、酒にはあまり詳しくないんだ」

無表情な男の、あなたの瞳と近しい色をした双眸が細められることはない。けれどもそこには僅かながら興味や楽しみに近しいものが滲んでいるようだった。

「なるほど成り行きか。……私の経験則にはなるが、チャンドラ様は我々にとって都合のいいご主人様ではあると思う。あの方は私があの方を利用しているのも理解した上で飼っておられるし、私とて前のご主人様よりも遥かに好待遇で飼われている」
(-401) 2021/10/01(Fri) 15:26:37

【人】 不覊奔放 ナフ

貰ったキャンディをカロカロと口の中で転がしながら、野球場と化しているスペースの見学。

カロカロ。
カロ………。

すぐに、遠隔で見ているだけでは物足りなくなって直接野球場まで乗り込んでいった。

「メサァ、それもーちゃんと人死なねーくらいに調節できてんのーォ?」
(255) 2021/10/01(Fri) 15:31:26

【秘】 魅月守 チャンドラ → 知情意 アマノ

「そう?じゃあ安心してようかな。…まぁバケモノになるなら、責任持って僕が首を狩ってあげるけど。そんな日が来ないのを祈ってる。

……それと。僕も、浮気されないように気をつけないといけないね♡」

くすくす。楽しげに笑う様は少女の様であるかもしれない。
(-402) 2021/10/01(Fri) 15:37:56

【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ

「……さてね。少なくとも我々はこの不完全な世を神が不在であるからと結論付けて神を求めた……はずだった」

仮定想定、あるいは妄想でしかない言葉はいくら並べ立てたところでただただ虚しく、男もまたこの場でそれ以上を語るつもりはないようだった。

あなたが足元に座るのであれば一瞬の硬直でもって驚きを示す程度で特に言及はしない。見上げる柘榴色にじっと視線を向け続ける瞳は、簡潔に告げられたそれらの言葉を聞くと眼鏡のレンズ越しに僅かながら揺れた。あなたを見下ろし俯いた際に前方に傾いて来たコードの一本を乱雑に後方へと跳ねのける。

「なるほど、至ってシンプルで分かりやすいな。そこにしか行けなかった……というと? 君への単純なイメージだけでいうのならば何処へでも行けそうなものだと思うのだが」
(-403) 2021/10/01(Fri) 15:47:47

【人】 新人看守 ダビー

>>253 アマノ

「それでいい。手を抜かれたら訓練にならないからな。好きに動け、お前は許されている。何せ今は『無礼講』なのだから」

 端末から指を離す。その動作を合図にトレーニングルームが音もなく作り変えられていく。
56甲おろしもちょっと遠ざかった。

 囚人である貴方も見たことのある景色。貴方もまた景色の一部として馴染んでいた場所。……監獄船BarreNwort、その中でも狂宴の舞台として仕立てあげられた任務エリア。多くの者が集うロビーへと、架空空間は姿を変えた。

「──それでは訓練を始める」

 斯くして戦いの舞台は整えられた。
 開幕を合図する男の声は、あまりにもそっけなく冷え切ったものであったが。

(256) 2021/10/01(Fri) 15:49:21

【人】 新人看守 ダビー

>>253 >>256 アマノ

 瞬きを一つ。翠の世界に"敵"を映す。
 目標は一体。ある程度相手の情報は得ていたが、杖の心得があるという話は聞いていない。
 実力は未知数。相手にとって不足なし。手加減する道理もない。

 目視で得物の間合いをある程度把握し終えると、男は呼吸を整えた。

「──」

 躊躇なく地を蹴り上げる。

 衝撃を受け止めきれず、変換されたばかりのロビーの床はばきりと甲高い悲鳴をあげた。
 走るというより滑走すると言った方が似合うそれは、一度の踏み込みで数歩分も距離を縮める。看守長から賜った強化の後押しが常人の限界を容易く越えさせていく。

 それは放たれた矢のように。愚かと呼べる程に清々しい直進だった。相手の攻撃を受け止める術があるのか、相手の出方を見る為か、或いは……杖を振るう前に懐に潜り込んでしまえばいいと思っているのか。

 速度はあれど、囚人は始まる前からきちんと距離を取っていた。貴方にとって対応は決して難しいことではないだろう。
(257) 2021/10/01(Fri) 15:50:52